説明

複式羽根ブラインド

【課題】異なる遮光効果が達成される複式羽根ブラインドを提供する。
【解決手段】複式羽根ブラインドは、天井または壁トップに取り付けられるトップ横梁と、独立操作可能な2つの遮光系とを有する。第一遮光系は、トップ横梁の上から下へ伸び、一つのベース、複数の第一遮光羽根を有する。第一サスペンション系は、トップ横梁とベースとの間で複数の第一遮光羽根を所定の間隔で水平に支持し、複数の遮光羽根の回転角度を自由に変更できる。第一操縦系はベースを引き上げ、第一遮光系を垂直に開閉する。第二遮光系は、横梁の上から下へ伸び、一部の第一遮光羽根を支持する第二サスペンション系と、第二サスペンション系を支持する第二操縦系を有する。第二サスペンション系を引き上げることにより、一部の第一遮光羽根が引き上げられ、各機能の遮光効果が図れられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はブラインドの梯形ロープ構造に関し、特に異なる遮光効果が提供可能な複式羽根ブラインドでの梯形ロープ構造に関する。
【背景技術】
【0002】
時代の進化に伴い、羽根式ブラインドは我々の生活に入ってきた。従来のブラインドと異なるが、羽根式ブラインドは使用者の意図により光線を自由に調整でき、操作に簡単である。よく見られている羽根式ブラインドは、天井上または壁に取り付けられる横梁と、前記横梁から垂れ下がる何本のロープを有し、若干の遮光羽根が水平方向で前記何本のロープに固定して垂直に配列している。前記若干の遮光羽根は滑車によりロープで自由に回転・上下移動することで異なる遮光効果を図れる。
【0003】
しかし、この従来の羽根式ブラインドは、様々な欠陥・欠点がある。まず、すべての遮光羽根がトップに引き上がった場合、外からの光線が強いとともに、プライバシーはよく保護できない。逆に、すべての遮光羽根を一定の角度まで回転し光線が2枚ごとの遮光羽根の間から進入した場合、遮光羽根の間隔が製造メーカーで決められているため、部屋に進入する光線が限られている。一方、お客様は、遮光羽根の間隔の大い羽根式ブラインドを選定した場合、十分な光線を楽しんでいただけるが、外から内部の景色が見えるため、そのプライバシーは十分に保護できない。
【0004】
このように、従来の羽根式ブラインドでは使用に限られ、使用者は光線とプライバシーの間に取捨しなければならない。そのため、局部的に開閉ができ、異なる遮光効果が可能な複式羽根ブラインドの提供として、市場上では、新型の複式羽根ブラインドが必要である。それは、上から下へ伸びている、少なくとも独立の操作が可能な2遮光系を有し、また複数の遮光羽根を水平に支える、2サスペンション系を有する。そして、複数の遮光羽根は回転角度を変更できる。2サスペンション系は縱に交錯し、第一遮光系の各遮光羽根が第二遮光羽根と隣接しているため、使用者は進出する光線が自分の意図により変化できるように、2遮光系を需要に応じてそれぞれ調整することができる。従来の羽根式ブラインドでは、開いた状態で光線が2枚の遮光羽根の間の間隔から進入するが、2遮光系のある羽根式ブラインドでは、光線が2枚の遮光羽根間の間隔の2倍に相当する隙間から進入する。
【0005】
従来の羽根式ブラインドでは、サスペンション系は狭くて長いサスペンション網で、2本の上から下へ伸びている梯形ロープと、2梯形ロープを繋ぐ、複数本の横向等距離間隔の横ロープを有し、複数の等距離間隔の梯帯格子を形成している。このように、複数の標準公差の遮光羽根が間隔的に梯帯格子に置き、サスペンション系に支えられ、2梯形ロープを垂直に対向に操作することにより、サスペンション系にある複数の遮光羽根の角度を調整できる。
【0006】
このような2遮光系のある羽根式ブラインドは、光線が遮光羽根の間隔の2倍に相当する隙間から進入できるように、2サスペンション系を縱に同期に使用する。各サスペンション系での梯帯格子の縱長さ(2本ごとの横ロープ間の距離、即ち、2枚ごとの遮光羽根間の距離)は、従来の羽根ブラインドでの梯帯格子の縱長さ(横ロープ間の距離)の2倍となっている。このように、羽根式ブラインドは閉じた状態で従来の羽根式ブラインドと同じであるが、開いた時、使用者の意図により光線を遮光羽根の幅、または遮光羽根の2倍幅で進入させる。
【0007】
しかし、このような複式羽根ブラインドでは、2遮光系が縱に交互に置き、各サスペンション系での梯帯格子の縱長さが少なくとも従来の羽根式ブラインドでの梯帯格子の縱長さ(横ロープ間の距離)の2倍で、このサスペンション系での梯帯が従来の羽根式ブラインドのサスペンション系での梯帯と一致しなく、真新しい製作プロセスが必要であるため、従来の羽根式ブラインドと共用できない。
【0008】
また、2サスペンション系は縱に交互に置くため、製造にも不便である。サスペンション系は遮光系によって異なり、独立に操作可能で縱に交差して置く遮光羽根が必要であるため、取付に効率が低く、量産に不利である。
そのため、このような複式羽根ブラインドを改良しなければならない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、主な目的として異なる遮光効果が達成される複式羽根ブラインドを提供する。
本発明は、もう一つの目的として一種の複式羽根ブラインドを提供する。それは、少なくとも独立に操作できる2系統を有し、1系統の遮光羽根を共同で制御することにより選択的に室内に進入する光線の強度をコントロールすることができる。
本発明は、もう一つの目的として一種の複式羽根ブラインドを提供する。それは、従来の羽根式ブラインドのすべての効果(例えば、操縱性、低価格、光線強度の低減、プライバシーの保護、美しさ、実用性など)を有する。
本発明は、もう一つの目的として一種の複式羽根ブラインドを提供する。その製造・製作には複雑で高価の部品・構造が不要である。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の目的を実現させるために、本発明は複式羽根ブラインドを提供する。それは天井または壁に取り付けられるトップ横梁、少なくとも独立に操作できる2遮光系を有する。その中、前記第一遮光系は、トップ横梁の上から下へ伸び、少なくとも一つの第一ベース、複数の第一遮光羽根、第一サスペンション系(第一梯帯)を有する。前記第一サスペンション系は、前記トップ横梁と前記ベースの間に間隔的に、水平に前記複数の第一遮光羽根を支え、複数の遮光羽根の回転角度を自由に変更できる。第一操縦系は前記ベースを引き上げ、前記第一遮光系を垂直に開閉する。第二遮光系は、トップ横梁の上から下へ伸び、少なくとも一つの第二ベース、第二サスペンション系(第二梯帯)を有する。前記第二サスペンション系は、前記トップ横梁と前記ベースの間に間隔的に水平に前記複数の第一遮光羽根を支える。第二操縦系は前記第二サスペンション系を引き上げ、前記第二遮光系を垂直に開閉する。
このように、使用者は第一と第二遮光系をそれぞれ調整することにより、異なる遮光効果を図れる。なお、本発明に関する特性及びメリットは、下記の詳細な説明、付図及び権利請求書により明らかになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
図1から図3に示すに、本発明の良好な実施例は複式羽根ブラインドを提供する。天井または壁トップに取り付けられるトップ横梁10と、独立に操作できる2遮光系20、30を有する。その中、第一遮光系20は、トップ横梁10の上から下へ伸び、一つの第一ベース21と複数の第一遮光羽根22を有する。第一サスペンション系23は、トップ横梁10と第一ベース21の間に前記複数の第一遮光羽根22を間隔的に水平に支え、複数の前記第一遮光羽根22の回転角度を自由に変更できる。第一操縦系24は、第一サスペンション系及び前記第一ベース21を引き上げることにより前記第一遮光系20を垂直に開閉する。第二套遮光系30は、横梁10と第二ベース31の間に一部の前記複数の第一遮光羽根22を間隔的に水平に、支える。第二操縦系34は前記第二サスペンション系33を引き上げることにより前記第二遮光系30を垂直に開閉する。
【0012】
第一サスペンション系23は横に伸びているトップアーム231を有する。前記トップアーム231は回転できるようにトップ横梁10に取り付けられている。前記複数の第一遮光羽根22を水平に間隔的に支えている、狭くて長い2本の第一サスペンション網232は、トップアーム231の両端の上から下へ伸び、第一ベース21と繋ぎ、前記第一ベース21を掛ける。その中、狭くて長い第一サスペンション網232は、上から下へ伸びている第一梯形ロープ2321と2322の2本、第一梯形ロープ2321と2322を横に接続する、複数の第一横ロープ2324を有し、複数の等距離間隔の第一梯帯格子2325を形成している。このように、複数の第一遮光羽根22が間隔的に第一梯帯格子2325に置き、第一サスペンション系23に支えられている。第一トップアーム231を回すと、2本の第一梯形ロープ2321と2322が垂直方向で対向的に移動でき、第一サスペンション系23にある複数の第一遮光羽根22の角度を調整することができる。また、第一操縦系24は、第一操縦ロープ241を有する。その一端は第一ベース21と繋ぎ、下から上へ伸び、縱に各第一遮光羽根22にある穴を経て、複数の第一遮光羽根22を通過し、トップ横梁10に接続する。また、第一操縦錠242は回転できるようにトップ横梁10に取り付けられ、第一操縦ロープ241により第一ベース21を上げ下げさせることにより、第一遮光系20を開閉する。
【0013】
第二サスペンション系33は、一部の複数の第一遮光羽根22を副次的に支える、2本の狭くて長い第二サスペンション網332を有し、第二トップアーム231の両端の上から下へ伸び、第二ベース31と繋ぎ、前記第二ベース31を掛ける。その中、狭くて長い第二サスペンション網332は、上から下へ伸びている、2本の第二梯形ロープ3321と3322、及び2本の第二梯形ロープ3321と3322を横に接続する複数の第二横ロープ3324を有し、複数の等距離間隔の第二梯帯格子3325を形成している。このように、一部の第一遮片22を副次的に支えられる。また、第二操縦系34は、第二操縦ロープ341を有し、2本の梯形ロープを引き上げることにより第二サスペンション系33を、さらに第二サスペンション系に支えられている一部の第一遮光羽根22を引き上げられる。前記第二操縦ロープ341はもう一端で第二操縦錠342に接続する。前記操縦錠は前記第二操縦ロープ341を固定し、さらに第二遮光系の開閉をコントロールできる。前記操縦錠は手動または電動の装置とする。
【0014】
なお、第一遮光系20と第二遮光系30は一つの第一ベース21(31)を共有する。第一遮光羽根22は複数の等距離間隔の第一梯帯格子2325に置くため、各第一遮光羽根22は第一梯帯格子2325を構成する第一横ロープ2324に支えられている。本発明の最適な実施例により、2本ごとの第一横ロープ2324の間の距離は、前記羽根式ブラインドを閉じた時、透光がないように、少なくとも第一横ロープ2324の長さ以下とする。つまり、本発明での第一遮光系は従来の羽根式ブラインドの遮光系と同じである。
第一遮光系20と第二遮光系30は、トップ横梁10とベース21(31)の間に、縱に同期に配置されている。つまり、第一サスペンション系23と第二サスペンション系33は、ともに第一遮光羽根22を支えている。その中、第二遮光系は一部だけで第一遮光羽根22を支えている。第二サスペンション系33の梯帯格子3325は、そのサイズが第一サスペンション系23の第一格子2325と異なる。本発明の最適な実施例により、第二サスペンション系33の第二梯帯格子3325はその縱長さ(即ち、2本ごとの第二横ロープ3324の間の距離)が少なくとも第二梯帯網3325の幅(即ち、各第二横ロープ3324の長さ)より大きい。しかし、最適な効果を図れるために、第二サスペンション系33での第二梯帯格子3325は、その長さが第一サスペンション系での第二梯帯格子3325の2倍となっている(図2を参照)。
【0015】
図2と図3のように、第一遮光羽根22は、すべて第一サスペンション系23の梯帯格子2325に支えられている。また、第二サスペンション系33の第二梯帯格子3325はその長度が第一サスペンション系での第二梯帯格子2325の2倍で、そして、第二サスペンション系33の第二梯帯格子3325はそのサイズが第一サスペンション系での第二梯帯格子2325の2倍となっている(つまり、2つの第一サスペンション系23の第二梯帯格子2325を繋いだ場合、そのサイズが第二サスペンション系の第二梯帯格子3325に相当する)。そのため、第一サスペンション系23と第二サスペンション系33は同時に第一遮光羽根22を支える場合、半分の第一遮光羽根のみが第二サスペンション系33に支えられ、即ち、2枚ごとの第一遮光羽根22が第二サスペンション系33に支えられている。第一遮光羽根22を奇数の第一遮光羽根221と偶数の第一遮光羽根222に分ければ、奇数の第一遮光羽根221または偶数の第一遮光羽根222が第二サスペンション系33に支えられている。つまり、使用者は第二操縦ロープ341を引くことにより第二サスペンション系を引き上げる場合、第二サスペンション系33に支えられている奇数または偶数の第一遮光羽根22が引き上げられ、2枚の第一遮光羽根が重なり合い、光線が従来の遮光羽根の2倍間隙から進入する(図3を参照)。
【0016】
さらに、第一遮光系20での第一遮光羽根22は、同時に2サスペンション系23、33に支えられていると言える。また、第二サスペンション系33は、一部の第一遮光羽根22のみを支える。単独で第二サスペンション系33に支えられていない各第一遮光羽根22は、必ず第二サスペンション系33に支えられている第一遮光羽根22と隣接している。例えば、トップ横梁10の上から下へは、まず第二サスペンション系33に支えられている第一遮光羽根22、次に第二サスペンション系33に支えられていない第一遮光羽根22、それから第二サスペンション系に支えられている第一遮光羽根22、……、このように2枚ごとの循環状態となっている。
【0017】
以上のように、第二サスペンション系では、2本の第二横ロープ3324の間の距離は第一サスペンション系での第一梯帯網2325の長さの2倍となっている。このように、通常、本発明での複式羽根式ブラインドでは、外觀から見ると、従来の羽根式ブラインドと同じで、正常な遮光効果があり、光線が梯帯格子2325の1倍長さの間隔から進入する。図4のように、使用者は第二操縦ロープ341で第二サスペンション系を引き上げる時、第一遮光系20と第二遮光系30に垂直方向で共同で支えられている第一遮光羽根22の内、2枚ごとの第一遮光羽根22間の距離が変化し、最終的に2枚の第一遮光羽根22が重なり合い、光線が第二遮光系での2本ごとの横ロープ3324間の距離で、少なくとも第一遮光系での第一梯帯格子2325間の長さの2倍の隙間から進入する。図5をご参照。このように、使用者は自分の意図と実際の光線により進入する光線を調整する。
【0018】
当業者は、以上の説明書・図面を理解し、本発明の発明精神を制限せず模倣する。
本発明は各予期目的を達成している。その構造・機能上の発明原則を示すために、その実施案について図面などにより詳細に説明した。また、いずれの実施案もその発明原則と密接している。そのため、本発明は下記の権利請求範囲でのすべての改良を含んでいる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の良好な実施例である複式羽根ブラインドの立体図を示す。
【図2】本発明の良好な実施例である複式羽根ブラインドの局部立体図であり、第一遮光系での第一サスペンション系と、第二遮光系での第二サスペンション系とが共同で第一遮光羽根を支えていることを示す。
【図3】本発明の良好な実施例である複式羽根ブラインドの局部立体図であり、第二遮光系での第二サスペンション系を引き上げることにより2枚の第一遮光羽根が重なり合い異なる遮光効果を形成していることを示す。
【図4】本発明の良好な実施例である複式羽根ブラインドの実使用の概略図であり、第二遮光系を引き上げていない場合、その遮光効果が従来の羽根ブラインドと同じであることを示す。
【図5】本発明の良好な実施例である複式羽根ブラインドの実使用の概略図であり、第二遮光系を引き上げている場合、光線が従来の羽根ブラインドの2倍間隔に相当する間隙から進入することを示す。
【図6】本発明の良好な実施例となっている複式羽根ブラインドでの第一サスペンション系の第一サスペンション網と、第二サスペンション系の第二サスペンション網との比較図を示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複式羽根ブラインドであって、トップ横梁を備え、
第一遮光系は、前記トップ横梁の上から下へ伸びるように配置され、前記第一遮光系には少なくとも一つの第一ベース、複数の第一遮光羽根を有し、第一サスペンション系は、前記トップ横梁と前記第一ベースとの間に、複数の前記第一遮光羽根を所定の間隔で水平に支持し、複数の前記第一遮光羽根の回転角度が自由に変更可能であり、第一操縦系は前記第一ベースを引き上げ、前記第一遮光系を垂直に開閉可能であり、
前記第一サスペンション系は、少なくとも一つの横向へ伸びている第一トップアームを有し、前記第一トップアームは回転可能に前記トップ横梁に取り付けられ、複数の前記第一遮光羽根を水平に所定の間隔で支持し、少なくとも2本の狭くて長い第一サスペンション網は、前記第一トップアームの両端の上から下へ伸び、前記第一ベースに繋ぎ、前記第一ベースを支持し、
狭くて長い前記第一サスペンション網は、少なくとも2本の上から下へ伸びている第一梯形ロープと、少なくとも2本の前記第一梯形ロープとを横向に接続し、複数の第一横ロープにより、複数の等間隔の第一格子を形成し、複数の前記第一遮光羽根が前記第一格子に所定の間隔で配置され、前記第一サスペンション系で支持し、前記第一トップアームが回されると、少なくとも2本の前記第一梯形ロープは垂直に移動し、前記第一サスペンション系にある複数の前記第一遮光羽根は角度が変更され、
前記第一操縦系には、少なくとも1本の第一操縦ロープがあり、その一端が前記第一ベースに繋がれ、上から下へ伸びているように各前記第一遮光羽根にある穴により、複数の前記第一遮光羽根を経て、前記トップ横梁に接続し、操縦錠は回転可能に前記トップ横梁に取り付けられ、前記第一ベースを上げ下げすることにより、前記第一遮光系を開閉可能であり、
第二遮光系は、横梁の上から下へ伸びており、前記第二遮光系は少なくとも一つの第二ベースを有し、第二サスペンション系は、前記トップ横梁と前記第二ベースとの間に、一部の前記第一遮光羽根を所定の間隔で水平に支持し、第二操縦系は、前記第二サスペンション系を引き上げ、前記第二遮光系を垂直に開閉可能であり、
前記第二サスペンション系は、一部の前記第一遮光羽根を水平に所定の間隔で支持する狭くて長い第二サスペンション網が少なくとも2本有し、前記第一トップアームの両端の上から下へ伸び、前記第二ベースに繋がれ、
狭くて長い前記第二サスペンション網は、少なくとも2本の上から下へ伸びている第二梯形ロープと、少なくとも2本の前記第二梯形ロープとが横に接続され、複数の第二横ロープにより、一部の前記第一遮光羽根を支持する複数の第二格子を形成し、
前記第一遮光系の前記第一ベースと前記第二遮光系の第二ベースとは、同一のベースであり、
前記第一遮光系と前記第二遮光系とは、前記トップ横梁と前記ベースとの間に、縦に対応して配置され、前記第二操縦系を引き上げることにより、前記第二サスペンション系で支持されている一部の前記第一遮光羽根は異なる透光効果を形成して引き上げられる複式羽根ブラインド。
【請求項2】
前記第一横ロープ間の距離は、少なくとも前記第一遮光羽根の幅以下である請求項1記載の複式羽根ブラインド。
【請求項3】
前記第二横ロープ間の距離は、少なくとも前記第二横ロープの長さ以上である請求項1記載の複式羽根ブラインド。
【請求項4】
前記第二横ロープ間の距離は、少なくとも前記第二横ロープの長さ以上である請求項2記載の複式羽根ブラインド。
【請求項5】
前記第二横ロープ間の距離は、前記第一横ロープ間の距離の2倍である請求項1記載の複式羽根ブラインド。
【請求項6】
前記第二横ロープ間の距離は、前記第一横ロープ間の距離の2倍である請求項4記載の複式羽根ブラインド。
【請求項7】
前記第二サスペンション系に支持されている一部の前記第一遮光羽根は、前記第二サスペンション系に支持されていない第一遮光羽根と垂直方向で交互に配列され、前記第二サスペンション系に支持されている一部の前記第一遮光羽根は、前記第二サスペンション系に支持されていない第一遮光羽根と隣接し、
光線は、1倍の遮光羽根幅の間隔から進入し、
前記第二操縦系が引かれて前記第二サスペンション系が引き上げられる場合、前記第二サスペンション系に支持されている前記第一遮光羽根と、前記第二サスペンション系に支持されていない前記第一遮光羽根との距離は変動し、2本ごとの前記第一遮光羽根はそれぞれ重なり合い、光線は2本ごとの前記第二横ロープの間から進入する請求項4記載の複式羽根ブラインド。
【請求項8】
前記第二サスペンション系に支持されている一部の前記第一遮光羽根は、前記第二サスペンション系に支持されていない第一遮光羽根と垂直方向で交互に配列され、前記第二サスペンション系に支持されている一部の前記第一遮光羽根は、前記第二サスペンション系に支持されていない第一遮光羽根と隣接し、
光線は、1倍の遮光羽根幅の間隔から進入し、
前記第二操縦系が引かれて前記第二サスペンション系を引き上げられる場合、前記第二サスペンション系に支持されている前記第一遮光羽根と、前記第二サスペンション系に支えられていない前記第一遮光羽根との距離は変動し、2本ごとの前記第一遮光羽根はそれぞれ重なり合い、光線は2本ごとの前記第二横ロープ間の間隔から進入する請求項5記載の複式羽根ブラインド。
【請求項9】
前記第二サスペンション系に支持されている一部の前記第一遮光羽根は、前記第二サスペンション系に支持されていない第一遮光羽根と垂直方向で交互に配列され、前記第二サスペンション系に支持されている一部の前記第一遮光羽根は、前記第二サスペンション系に支持されていない第一遮光羽根と隣接し、
光線は、1倍の遮光羽根幅の間隔から進入し、
前記第二操縦系が引かれて前記第二サスペンション系を引き上げられる場合、前記第二サスペンション系に支持されている前記第一遮光羽根と、前記第二サスペンション系に支えられていない前記第一遮光羽根との距離は変動し、2本ごとの前記第一遮光羽根はそれぞれ重なり合い、光線は2本ごとの前記第二横ロープ間の間隔から進入する請求項6記載の複式羽根ブラインド。
【請求項10】
前記第二操縦系は1本の第二操縦ロープを有し、前記第二操縦ロープは一端で前記第二サスペンション網の2本の上から下へ伸びている前記第二梯形ロープのトップに接続し、もう一端でロック装置に接続して前記第二サスペンション網の上下移動により光線の進入を調整し、
前記ロック装置は、手動装置または電動装置から選択される請求項1記載の複式羽根ブラインド。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公表番号】特表2008−511771(P2008−511771A)
【公表日】平成20年4月17日(2008.4.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−516463(P2007−516463)
【出願日】平成17年4月1日(2005.4.1)
【国際出願番号】PCT/US2005/011102
【国際公開番号】WO2006/001870
【国際公開日】平成18年1月5日(2006.1.5)
【出願人】(506417175)
【Fターム(参考)】