説明

記録再生装置

【課題】機器の内蔵記憶装置が故障した場合にも、ユーザ側で簡易に故障診断できる装置を提供する。
【解決手段】正常動作状態において、マイコン16は信号経路切替機構12を制御して信号処理デバイスとハードディスクドライブ(HDD)14とを接続する。異常動作状態において、マイコン16はUSBインタフェースデバイス18を有効とし、かつ、信号経路切替機構12を制御してUSBインタフェースデバイス18とハードディスクドライブ(HDD)14とを接続し、外部のパソコンからUSBマスストレージとして認識させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハードディスクや光ディスク、半導体メモリ等の記録媒体を備えた記録再生装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ハードディスクドライブ等を内蔵した記録再生装置が故障した場合、あるいは故障した可能性がある場合、記録再生装置を分解した上でハードディスクドライブ等を取り出し、別の検査環境等に接続した上でハードディスクドライブ等の動作状況や故障原因の特定につながる情報の収集、記録されているデータの確認等を行う必要がある。
【0003】
また、下記の特許文献1には、着脱不可能なハードディスクドライブが内蔵されている記録再生装置において、ハードディスクドライブに記録された信号の記録状態情報が正常か異常かを判定し、異常判定された場合に、通信回線を介して工場に記録状態情報を送信することにより、工場側で記録状態情報を解析し、修復情報を工場側から記録再生装置に送信することが開示されている。
【0004】
【特許文献1】特開2006−293812号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、ハードディスクドライブのような精密部品を取り外す際の機器の分解は、ある程度熟練を要する人により実施する必要があり、これに伴う手間はコストとして保守費用の増大につながる。また、ハードディスクドライブのような精密部品を検査環境に接続し検査する手間も、故障の種類にかかわらずある程度必要であり、検査等に要する費用や期間も大きな負担となる。また、機器を分解し、ハードディスクドライブを取り外す際には、一般的に機器の電源をOFFにする必要があるが、一時的な原因により異常現象が発生している場合には、電源をOFFにすることで異常現象が再現されず、原因の特定が困難になる問題もある。
【0006】
また、上記の特許文献1に開示の技術では、ハードディスクドライブに障害が発生すると、通信回線(インターネット)を介して工場(メーカのサポートセンタ)にエラー情報を送信し、工場側から修復情報を取得してエラー回復を図るものであるが、常に外部の通信回線と接続しておかなければならない煩わしさがある。また、工場側が修復情報(修復プログラム)を供給するシステムであり、ユーザ側でハードディスクドライブの状態を直接確認することができないため、修復時に大事なデータを失ってしまうおそれがある。
【0007】
本発明の目的は、機器の内蔵記憶装置に異常が発生した場合にユーザ側で簡易に異常診断を行うことができる装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、内蔵の記憶手段と、データを処理する信号処理手段と、外部機器と接続するための入出力インタフェースと、前記信号処理手段と前記記憶手段、あるいは前記入出力インタフェースと前記記憶手段を選択的に接続する切替手段と、正常動作状態では前記切替手段を制御して前記信号処理手段と前記記憶手段を接続し、異常動作状態では前記切替手段を制御して前記入出力インタフェースと前記記憶手段とを接続して前記記憶手段を外部機器から外部記憶装置として認識させる制御手段とを有する。
【0009】
本発明の1つの実施形態では、前記制御手段は、正常動作状態では前記入出力インタフェースを無効状態とし、異常動作状態では前記入出力インタフェースを有効状態とする。
【0010】
また、本発明は、内蔵の記憶手段と、外部機器と接続するための入出力インタフェースと、外部機器に接続した場合に正常動作状態では前記記憶手段を特定プロトコルによるデータ記憶手段として機能させるとともに、異常動作状態では前記記憶手段を前記入出力インタフェースを介して接続されるマスストレージとして機能させる制御手段とを有する。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、機器の内蔵記憶装置に異常が発生した場合でも、ユーザ側で簡易に異常診断、あるいは修復を行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
【0013】
図1に、本実施形態における記録再生装置の構成ブロック図を示す。記録再生装置は、例えば音楽データを所定フォーマット(MP3等)で記録するデータレコーダである。記録再生装置は、信号処理デバイス10、信号経路切替機構12、内蔵記憶装置としてのハードディスクドライブ(HDD)14、マイコン16、USBインタフェースデバイス18及びUSB端子20を有して構成される。
【0014】
信号処理デバイス10は、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)で構成され、図示しない外部入力端子から入力された音楽データのエンコード/デコード処理、圧縮/伸長処理、ミキシング処理、エフェクト処理等の各種処理を実行する。
【0015】
ハードディスクドライブ(HDD)14は、信号経路切替機構12を介して信号処理デバイス10に接続され、信号処理デバイス10で信号処理された音楽データを記憶する。また、再生時には、ハードディスクドライブ(HDD)14に記憶された音楽データが読み出されて信号経路切替機構12を介して信号処理デバイス10に供給される。
【0016】
USBインタフェースデバイス18は、USB端子20を介して接続された外部機器とのデータ送受を行う。USBインタフェース18は、信号経路切替機構12を介してハードディスクドライブ(HDD)14に接続される。
【0017】
信号経路切替機構12は、MOSFET等の半導体スイッチ回路から構成され、マイコン16からの制御信号に応じて信号経路を切り替える。信号経路切替機構12は、機器の正常動作時には信号処理デバイス10とハードディスクドライブ(HDD)14とをデータ線100で接続し、機器の異常動作時にはUSBインタフェースデバイス18とハードディスクドライブ(HDD)14とをデータ線100で接続するように信号経路を切り替える。また、信号経路切替機構12は、機器の正常動作時であってもユーザからの操作に応じてUSBインタフェースデバイス18とハードディスクドライブ(HDD)14とを接続するように信号経路を切り替える。
【0018】
マイコン16は、機器が正常動作状態にあるか異常動作状態にあるかを判定し、判定結果に応じて制御線200を介して信号経路切替機構12に制御信号を出力し、信号経路切替機構12の切替動作を制御する。また、判定結果に応じて制御線200を介してUSBインタフェースデバイス18のON/OFF動作を制御する。マイコン16は、例えば、起動時あるいは随時のタイミングでハードディスクドライブ(HDD)14に対してコマンドを送信し、ハードディスクドライブ(HDD)14からの応答信号を受信するが、ハードディスクドライブ(HDD)からの応答(無応答も含めて)によりハードディスクドライブ(HDD)が正常に動作しているか異常状態にあるかを判定する。
【0019】
信号処理デバイス10、信号経路切替機構12、マイコン16、USBインタフェースデバイス18が一体としてIC化されていてもよい。
【0020】
図2に、信号経路切替機構12の切替動作を模式的に示す。機器が正常動作状態にある場合、マイコン16は信号経路切替機構12のスイッチSWをa接点側に切り替える。これにより、信号処理デバイス10とハードディスクドライブ(HDD)14とが接続される。図3に、このときの回路構成を示す。信号処理デバイス10とハードディスクドライブ(HDD)14が接続され、図示しない入力端子から入力された音楽データは信号処理デバイス10で各種処理が施され、ハードディスクドライブ(HDD)14に記録される。あるいは、ハードディスクドライブ(HDD)に記録された音楽データが読み出されて信号処理デバイス10に供給され、各種処理が施されて図示しない出力端子から出力される。一方、USBインタフェースデバイス18及びUSB端子20は回路から切り離されており、音楽データの送受に関与しない。なお、マイコン16はデフォルト状態ではスイッチSWの接点をa側に切り替えており、かつ、USBインタフェースデバイス18の機能を無効化している。したがって、正常動作状態において、何らかの外部機器、例えばパソコン等を接続しても、パソコンはハードディスクドライブ(HDD)14を認識することはない。機器正常状態において、ユーザが機器の操作スイッチや操作ボタンを操作してUSB端子を有効に設定した場合、マイコン16は信号経路切替機構12のスイッチSWをb接点側に切り替えるとともに、USBインタフェースデバイス18の機能を有効にする。これにより、USBインタフェースデバイス18及びUSB端子20の経路で外部機器とハードディスクドライブ(HDD)14が接続され、音楽データの送受が可能になる。
【0021】
次に、機器が異常動作状態となった場合、マイコン16はUSBインタフェースデバイス18を起動して有効とし、信号経路切替機構12のスイッチSWをb接点側に切り替える。これにより、USB端子20、USBインタフェースデバイス18とハードディスクドライブ(HDD)14とが接続される。図4に、このときの回路構成を示す。信号処理デバイス10は回路から切り離される。マイコン16は回路としては接続されているが、機能停止状態にある。USB端子20に外部機器、例えばパソコン22を接続することで、パソコン22はUSBインタフェースデバイス18を介してハードディスクドライブ(HDD)14に接続されることとなり、パソコン22はハードディスクドライブ(HDD)14をUSBマスストレージクラスに準拠したUSBマスストレージとして認識することができる。USBマスストレージとして認識されたハードディスクドライブ(HDD)14は、パソコン22から直接アクセスすることができ、ハードディスクドライブ(HDD)14の状況管理やデータの読み出し、イニシャライズ等の処理が可能である。なお、USBマスストレージクラスとは、コンピュータのUSBポートにフロッピー(登録商標)ディスクやハードディスク、メモリーカードなどの大容量記憶装置(マスストレージ)を接続するために定められた規格である。規格に準拠したUSB機器は、ポートに接続すると外部記憶装置として認識され、機器に付属する専用のアプリケーションプログラムだけでなく、汎用のOSを使い、通常のドラッグ&ドロップ操作でデータをやり取りすることができる。
【0022】
図4の状態は、機器が正常動作状態においてユーザの操作によりUSB端子を有効に設定した場合と同様である。すなわち、本実施形態では、マイコン16が機器の異常を検出した場合に、USB端子を有効に設定するための機構を援用して自動的にUSB端子を有効に設定して外部のパソコン22からのハードディスクドライブ(HDD)14へのアクセスを可能にするものということができる。
【0023】
図5に、本実施形態の処理フローチャートを示す。機器の電源をONすると、所定の起動処理を実行した後、正常動作状態に移行する(S101)。正常動作状態では、ユーザからの操作に応じて音楽データの録音や再生が実行される。ユーザの操作は録音ボタンの押下や再生ボタンの押下、楽曲データの選択等であり、音楽データは信号処理デバイス10でエンコード処理され、MP3等のフォーマットに変換されてハードディスクドライブ(HDD)14に記憶される。MP3以外の他のフォーマットでもよい。正常動作を実行している間に、マイコン16はユーザがUSBを有効にする設定を行ったか否かを判定する(S102)。USBを有効にする操作は、例えば階層メニューを用いた操作である。図6に、階層メニューの一例を示す。階層メニューは、ユーザの操作に応じて順次、表示装置に表示される。ユーザが、メニューを選択すると最初の階層のサブメニューが表示され、DISKを選択すると、次にFORMATやUSB OPEN/CLOSE等のサブメニューを含む下の階層が表示される。ユーザがUSB OPEN/CLOSEメニューを選択するとUSBを有効にする設定に移行する。
【0024】
ユーザがUSBを有効にする設定を行わない場合、マイコン16はUSBインタフェースデバイス18をデフォルト状態(スイッチSWはa接点側に接続)、つまり動作停止状態のまま維持する(S103)。ユーザがUSBを有効にする設定を階層メニューを用いて行った場合、マイコン16はUSBインタフェースデバイス18を起動させて有効にするとともに信号経路切替機構12を制御して信号経路をUSB側(スイッチSWのb接点側)に切り替える(S104)。
【0025】
以上の処理は、正常動作状態において繰り返し実行される。
【0026】
一方、マイコン16は割り込み処理等により、機器、より具体的には内蔵のハードディスクドライブ(HDD)14に異常があるか否かをハードディスクドライブ(HDD)14からのコマンド応答により判定する(S105)。異常がない場合には正常動作状態を維持する。ハードディスクドライブ(HDD)14からの応答がない、あるいはデータを読み出せない等の異常が発生した場合、マイコン16はユーザの操作によらず、自動的に信号経路切替機構12に制御信号を出力してスイッチSWをb接点側に切り替えるとともに(S106)、USBインタフェースデバイス18を起動して有効とする(S107)。これにより、図4に示される回路状態となり、ユーザがUSB端子20にパソコン22を接続することで、USBマスストレージとしてのハードディスクドライブ(HDD)14にアクセスすることができる。また、機器の表示装置(LCD等)にエラーメッセージ及びUSBが有効化されている旨を表示する(S108)。
【0027】
パソコン22を用いてハードディスクドライブ(HDD)14の異常診断を行い、あるいは修復作業を行った後、ユーザは機器の電源を一旦OFFとし、再度電源をONする。すると、マイコン16はUSBインタフェースデバイス18をデフォルト状態である無効状態とし、信号経路切替機構12のスイッチSWをa接点側(内部側)に切り替えて図3に示す回路状態に復帰する。
【0028】
このように、本実施形態では、機器に異常が生じた場合、マイコン16が自動的に信号経路を切り替えてハードディスクドライブ(HDD)14をUSBマスストレージとして認識可能な状態に移行させるので、ユーザは機器に異常が生じた場合に単に機器のUSB端子20にパソコン22を接続するだけで自己のパソコン22からハードディスクドライブ(HDD)14にアクセスできる。したがって、本実施形態では、機器に異常が生じても、特定の検査環境に接続することなく、汎用性のあるパソコンに搭載されている汎用性のあるアプリケーションプログラムを用いてハードディスクドライブ(HDD)14からデータを読み出す、あるいはデータを書き込むことができ、動作不良の原因、あるいは原因を特定するための手かがりを容易に取得することが可能となる。また、ハードディスクドライブ(HDD)14に記録されているデータを書き換えることで、比較的容易に不具合を解消できる可能性も生じる。ユーザにとって極めて使い勝手のよい機器であるといえる。さらに、本実施形態では、通常動作時にはUSBは無効化されており、所定の操作(階層メニューをたどって所定のメニューを選択するという操作)を行わないかぎりUSBは無効のまま維持されるため、外部から不用意にハードディスクドライブ(HDD)14を操作される事態を防ぐことができ、データの機密性を維持することができる。
【0029】
本実施形態では、ハードディスクドライブ(HDD)14を例にとり説明したが、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、あるいは光ディスクを記録媒体に用いた光ディスクドライブでもよい。
【0030】
また、本実施形態では、USBを例にとり説明したが、他のインタフェース、例えばブルートゥース、IEEE1394、PLC(電力線通信)等にも適用することができる。
【0031】
また、ユーザによる通常の使用範囲において、外部機器との通信にUSBマスストレージクラスを使用せず特殊なプロトコルを採用している場合、例えば機器を特定のwebサイトに接続して特定のプロトコルを用いて楽曲データをダウンロードするような場合において、故障を検知したときに限り、特殊なプロトコルによるデータ送受を中断して、汎用のUSBマスストレージに切り替えることも好適である。本実施形態に適用する場合は、例えば階層メニューにMusic Downloadのサブメニューを用意し、これを選択した場合に、USBインタフェースデバイス18がダウンロードモード(特殊なプロトコルで動作する状態)で開放されることで、USB端子20及びパソコン22を介して特定のwebサイトに接続される。
【0032】
また、本実施形態では、機器の異常あるいは故障を検出した場合に、マイコン16が自動的にUSBを有効にしてハードディスクドライブ(HDD)14をUSBマスストレージとして認識可能な状態にしているが、異常あるいは故障を検出した場合に、ユーザからの操作をトリガとしてマイコン16がUSBを有効にしてもよい。例えば、特定のwebサイトに接続して特定のプロトコルを用いて楽曲データをダウンロードするような場合において故障を検知したときに、ユーザが機器の特定のボタンを操作することによりマイコン16が特定のプロトコルによるデータ送受を中断して内蔵メモリをUSBマスストレージとして認識可能な状態に移行してもよい。ユーザは、特殊なプロトコルを用いた楽曲データのダウンロードは不可能となっても、当該機器に既に記録されたデータをパソコンから読み出す等の操作を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】実施形態の構成ブロック図である。
【図2】信号経路切替機構の機能ブロック図である。
【図3】正常動作時の回路状態説明図である。
【図4】異常動作時の回路状態説明図である。
【図5】実施形態の処理フローチャートである。
【図6】階層メニューの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
【0034】
10 信号処理デバイス、12 信号経路切替機構、14 ハードディスクドライブ(HDD)、16 マイコン、18 USBインタフェースデバイス、20 USB端子。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
内蔵の記憶手段と、
データを処理する信号処理手段と、
外部機器と接続するための入出力インタフェースと、
前記信号処理手段と前記記憶手段、あるいは前記入出力インタフェースと前記記憶手段を選択的に接続する切替手段と、
正常動作状態では前記切替手段を制御して前記信号処理手段と前記記憶手段を接続し、異常動作状態では前記切替手段を制御して前記入出力インタフェースと前記記憶手段とを接続して前記記憶手段を外部機器から外部記憶装置として認識させる制御手段と、
を有することを特徴とする記録再生装置。
【請求項2】
請求項1記載の装置において、
前記制御手段は、正常動作状態では前記入出力インタフェースを無効状態とし、異常動作状態では前記入出力インタフェースを有効状態とすることを特徴とする記録再生装置。
【請求項3】
請求項1,2のいずれかに記載の装置において、
前記記憶手段は、ハードディスクあるいは半導体メモリあるいは光ディスクであることを特徴とする記録再生装置。
【請求項4】
請求項1,2のいずれかに記載の装置において、
前記入出力インタフェースは、USBであることを特徴とする記録再生装置。
【請求項5】
請求項1、2のいずれかに記載の装置において、
前記制御手段は、前記異常動作状態では前記切替手段を制御して前記入出力インタフェースと前記記憶手段とを自動接続することを特徴とする記録再生装置。
【請求項6】
内蔵の記憶手段と、
外部機器と接続するための入出力インタフェースと、
外部機器に接続した場合に正常動作状態では前記記憶手段を特定プロトコルによるデータ記憶手段として機能させるとともに、異常動作状態では前記記憶手段を前記入出力インタフェースを介して接続されるマスストレージとして機能させる制御手段と、
を有することを特徴とする記録再生装置。
【請求項7】
請求項6記載の装置において、
前記制御手段は、異常動作状態のときに前記記憶手段をUSBマスストレージとして機能させることを特徴とする記録再生装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−49779(P2010−49779A)
【公開日】平成22年3月4日(2010.3.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−215886(P2008−215886)
【出願日】平成20年8月25日(2008.8.25)
【出願人】(000003676)ティアック株式会社 (339)
【Fターム(参考)】