説明

警備システム及び警備システムの接続方法

【課題】
グローバルIPアドレスが変更されたことを容易に又は早期に把握でき、警備用機器、端末装置等が相互に短時間で接続可能で、また相互に接続できない状態を回避できる警備システムを提供することにある。
【解決手段】
警備対象施設側に、グローバルIPアドレスにより情報の中継を行うゲートウェイ装置と、ウェブサーバを有する警備用機器とを備え、ゲートウェイ装置が、グローバルIPアドレスが変更されたことを警備用機器に伝えるアドレス変更通知手段を有し、警備用機器が、アドレス変更通知手段からの通知を受けて、変更されたグローバルIPアドレスを、警備用機器から警備に係る情報伝達を受ける端末装置に通知するアドレス通知手段を有し、端末装置が、警備用機器から受け取った警備用機器のグローバルIPアドレスを基に、警備用機器に接続することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、インターネット等の電気通信回線を用いて情報伝達を行う警備システム及び警備システムの接続方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、一般の家庭や店舗、工場等の警備対象施設側に、異常を検知するセンサを設け、異常の情報を送信機を介して警備センタのセンタ装置や各種端末装置に通報する警備システムが用いられている。そして、昨今のインターネット等の普及により、送信機とセンタ装置、端末装置とを接続する回線としてインターネット等の電気通信回線が用いられるに至っている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
【0003】
この従来の警備システムでは、インターネット等を用いて情報伝達を行う具体的手段として、ウェブサーバ及びウェブクライアントが用いられている。そして、ウェブクライアントからウェブサーバにアクセスする際には、ウェブサーバのグローバルIPアドレスを知っている必要がある。このグローバルIPアドレスを、固定IPアドレスとしてインターネット回線契約すれば、定まったIPアドレスでアクセスが可能だが、固定IPアドレスの取得運用やそのランニングコストは費用が高くなってしまう。このため、通常は動的グローバルIPアドレスのインターネット回線契約を行い、ISP(Internet Service Provider)へ接続の都度、任意に割り当てられるグローバルIPアドレスを取得して運用している。
【0004】
また、既存サービスとして無料のDNS(Domain Name System)サーバの利用がある。DNSサービスで、ユーザ独自のドメイン名を取得し、ウェブクライアントがDNSサーバに対して、定期的にグローバルIPアドレスを通知する。DNSサーバは、ウェブクライアントのドメイン名に関連付けられたグローバルIPアドレスの値を通知されたものに更新する。ウェブクライアントは常に同じドメイン名でアクセスを行うが、DNSサーバによりドメイン名からグローバルIPアドレスの解決が為されて、接続が可能となる。
【特許文献1】特開2002−334387号公報
【特許文献2】特開2003−242575号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、動的グローバルIPアドレスを用いた場合、ウェブクライアントが、アクセスの都度その時点で割り当てられているグローバルIPアドレスを調べる必要があり、その調査は煩雑でウェブサーバへの接続に時間を要してしまう。
【0006】
また、DNSサーバを用いた場合、DNSサーバは定期的にしかグローバルIPアドレスの変更を知り得ないことから、変更されたグローバルIPアドレスがDNSサーバに反映されるには時間を要し、変更されるまではウェブクライアントはウェブサーバに接続できないというタイムラグが生じてしまう。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、グローバルIPアドレスが変更されたことを容易に又は早期に把握でき、警備用機器、端末装置、センタ装置、DNSサーバ等が相互に短時間で接続可能で、また相互に接続できない状態を回避できる警備システム及び警備システムの接続方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1記載の警備システムは、警備対象施設側に、インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより、電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置と、ウェブサーバを有する警備用機器とを備え、ゲートウェイ装置が、グローバルIPアドレスが変更されたことを警備用機器に伝えるアドレス変更通知手段を有し、警備用機器が、アドレス変更通知手段からの通知を受けて、変更されたグローバルIPアドレスを、警備用機器から警備に係る情報伝達を受ける端末装置に通知するアドレス通知手段を有し、端末装置が、警備用機器から受け取った警備用機器のグローバルIPアドレスを基に、警備用機器に接続することを特徴とする。
【0009】
請求項2記載の警備システムは、ゲートウェイ装置が、警備用機器の問い合わせを受けて、グローバルIPが変更されたことを警備用機器に伝えることを特徴とする。
【0010】
請求項3記載の警備システムは、警備対象施設側に、インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより、電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置と、ウェブサーバを有する警備用機器とを備え、警備用機器が、ゲートウェイ装置にグローバルIPアドレスの問い合わせを行うと共に、グローバルIPアドレスを警備に係る情報伝達を受ける端末装置に通知するアドレス通知手段を有し、ゲートウェイ装置が、警備用機器からの問い合わせを受けて、グローバルIPアドレスを警備用機器に伝えるアドレス通知手段を有し、警備用機器が、ゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、新たにゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスを端末装置に通知し、端末装置が、警備用機器から受け取った警備用機器のグローバルIPアドレスを基に、警備用機器に接続することを特徴とする。
【0011】
請求項4記載の警備システムは、警備対象施設側に、インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより、電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置と、ウェブサーバを有する警備用機器とを備え、ゲートウェイ装置が、グローバルIPアドレスが変更されたことを警備用機器に伝えるアドレス変更通知手段を有し、警備用機器が、アドレス変更通知手段からの通知を受けて、変更されたグローバルIPアドレスを、電気通信回線上のDNSサーバに通知するアドレス通知手段を有し、警備用機器から警備に係る情報伝達を受ける端末装置が、DNSサーバを介して、警備用機器に接続することを特徴とする。
【0012】
請求項5記載の警備システムは、ゲートウェイ装置が、警備用機器の問い合わせを受けて、グローバルIPが変更されたことを警備用機器に伝えることを特徴とする。
【0013】
請求項6記載の警備システムは、警備対象施設側に、インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより、電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置と、ウェブサーバを有する警備用機器とを備え、警備用機器が、ゲートウェイ装置にグローバルIPアドレスの問い合わせを行うと共に、グローバルIPアドレスを電気通信回線上のDNSサーバに通知するアドレス通知手段を有し、ゲートウェイ装置が、警備用機器からの問い合わせを受けて、グローバルIPアドレスを警備用機器に伝えるアドレス通知手段を有し、警備用機器が、ゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、新たにゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスをDNSサーバに通知し、警備用機器から警備に係る情報伝達を受ける端末装置が、DNSサーバを介して、警備用機器に接続することを特徴とする。
【0014】
請求項7記載の警備システムは、警備用機器から警備に係る情報伝達を受けるセンタ装置側に、インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより、電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置と、センタ装置本体とを備え、ゲートウェイ装置が、グローバルIPアドレスが変更されたことをセンタ装置本体に伝えるアドレス変更通知手段を有し、センタ装置本体が、アドレス変更通知手段からの通知を受けて、変更された該グローバルIPアドレスを、警備用機器に通知するアドレス通知手段を有し、警備用機器が、センタ装置本体から受け取ったセンタ装置本体のグローバルIPアドレスを基に、センタ装置本体に接続することを特徴とする。
【0015】
請求項8記載の警備システムは、ゲートウェイ装置が、センタ装置本体の問い合わせを受けて、グローバルIPが変更されたことをセンタ装置本体に伝えることを特徴とする。
【0016】
請求項9記載の警備システムは、警備用機器から警備に係る情報伝達を受けるセンタ装置側に、インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより、電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置と、センタ装置本体とを備え、センタ装置本体が、ゲートウェイ装置にグローバルIPアドレスの問い合わせを行うと共に、グローバルIPアドレスを警備用機器に通知するアドレス通知手段を有し、ゲートウェイ装置が、センタ装置本体からの問い合わせを受けて、グローバルIPアドレスをセンタ装置本体に伝えるアドレス通知手段を有し、センタ装置本体が、ゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、新たにゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスを警備用機器に通知し、警備用機器が、センタ装置本体から受け取ったセンタ装置本体のグローバルIPアドレスを基に、センタ装置本体に接続することを特徴とする。
【0017】
請求項10記載の警備システムは、警備用機器から警備に係る情報伝達を受けるセンタ装置側に、インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより、電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置と、センタ装置本体とを備え、ゲートウェイ装置が、グローバルIPアドレスが変更されたことをセンタ装置本体に伝えるアドレス変更通知手段を有し、センタ装置本体が、アドレス変更通知手段からの通知を受けて、変更されたグローバルIPアドレスを、電気通信回線上のDNSサーバに通知するアドレス通知手段を有し、警備用機器が、DNSサーバを介して、センタ装置本体に接続することを特徴とする。
【0018】
請求項11記載の警備システムは、ゲートウェイ装置が、センタ装置本体の問い合わせを受けて、グローバルIPが変更されたことをセンタ装置本体に伝えることを特徴とする。
【0019】
請求項12記載の警備システムは、警備用機器から警備に係る情報伝達を受けるセンタ装置側に、インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより、電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置と、センタ装置本体とを備え、センタ装置本体が、ゲートウェイ装置にグローバルIPアドレスの問い合わせを行うと共に、グローバルIPアドレスを電気通信回線上のDNSサーバに通知するアドレス通知手段を有し、ゲートウェイ装置が、センタ装置本体からの問い合わせを受けて、グローバルIPアドレスをセンタ装置本体に伝えるアドレス通知手段を有し、センタ装置本体が、ゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、新たにゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスをDNSサーバに通知し、警備用機器が、DNSサーバを介して、センタ装置本体に接続することを特徴とする。
【0020】
請求項13記載の警備システムは、警備用機器から警備に係る情報伝達を受けるセンタ装置側に、インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより、電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置と、センタ装置本体とを備え、ゲートウェイ装置が、グローバルIPアドレスが変更されたことをセンタ装置本体に伝えるアドレス変更通知手段を有し、センタ装置本体が、アドレス変更通知手段からの通知を受けて、変更された該グローバルIPアドレスを、センタ装置から警備に係る情報伝達を受ける端末装置に通知するアドレス通知手段を有し、端末装置が、センタ装置本体から受け取ったセンタ装置本体のグローバルIPアドレスを基に、センタ装置本体に接続することを特徴とする。
【0021】
請求項14記載の警備システムは、ゲートウェイ装置が、センタ装置本体の問い合わせを受けて、グローバルIPが変更されたことをセンタ装置本体に伝えることを特徴とする。
【0022】
請求項15記載の警備システムは、警備用機器から警備に係る情報伝達を受けるセンタ装置側に、インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより、電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置と、センタ装置本体とを備え、センタ装置本体が、ゲートウェイ装置にグローバルIPアドレスの問い合わせを行うと共に、グローバルIPアドレスを警備に係る情報伝達を受ける端末装置に通知するアドレス通知手段を有し、ゲートウェイ装置が、センタ装置本体からの問い合わせを受けて、グローバルIPアドレスをセンタ装置本体に伝えるアドレス通知手段を有し、センタ装置本体が、ゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、新たにゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスを端末装置に通知し、端末装置が、センタ装置本体から受け取ったセンタ装置本体のグローバルIPアドレスを基に、センタ装置本体に接続することを特徴とする。
【0023】
請求項16記載の警備システムは、警備用機器から警備に係る情報伝達を受けるセンタ装置側に、インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより、電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置と、センタ装置本体とを備え、ゲートウェイ装置が、グローバルIPアドレスが変更されたことをセンタ装置本体に伝えるアドレス変更通知手段を有し、センタ装置本体が、アドレス変更通知手段からの通知を受けて、変更されたグローバルIPアドレスを、電気通信回線上のDNSサーバに通知するアドレス通知手段を有し、センタ装置から警備に係る情報伝達を受ける端末装置が、DNSサーバを介して、センタ装置本体に接続することを特徴とする。
【0024】
請求項17記載の警備システムは、ゲートウェイ装置が、センタ装置本体の問い合わせを受けて、グローバルIPが変更されたことをセンタ装置本体に伝えることを特徴とする。
【0025】
請求項18記載の警備システムは、警備用機器から警備に係る情報伝達を受けるセンタ装置側に、インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより、電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置と、センタ装置本体とを備え、センタ装置本体が、ゲートウェイ装置にグローバルIPアドレスの問い合わせを行うと共に、グローバルIPアドレスを電気通信回線上のDNSサーバに通知するアドレス通知手段を有し、ゲートウェイ装置が、センタ装置本体からの問い合わせを受けて、グローバルIPアドレスをセンタ装置本体に伝えるアドレス通知手段を有し、センタ装置本体が、ゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、新たにゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスをDNSサーバに通知し、センタ装置から警備に係る情報伝達を受ける端末装置が、DNSサーバを介して、センタ装置本体に接続することを特徴とする。
【0026】
請求項19記載の警備システムの接続方法は、警備対象施設側に設けられ、インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置が、警備対象施設側に設けられたウェブサーバを有する警備用機器に対し、グローバルIPアドレスが変更されたことを通知し、警備用機器が、グローバルIPアドレスが変更された通知受けて、変更されたグローバルIPアドレスを、警備用機器から警備に係る情報伝達を受ける端末装置に通知した後、端末装置が、警備用機器から受け取った警備用機器のグローバルIPアドレスを基に、警備用機器に接続することを特徴とする。
【0027】
請求項20記載の警備システムの接続方法は、ゲートウェイ装置が、警備用機器の問い合わせを受けて、グローバルIPが変更されたことを警備用機器に伝えることを特徴とする。
【0028】
請求項21記載の警備システムの接続方法は、警備対象施設側に設けられたウェブサーバを有する警備用機器が、警備対象施設側に設けられ、インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置に対してグローバルIPアドレスの問い合わせを行い、ゲートウェイ装置が、警備用機器の問い合わせを受けて、グローバルIPアドレスを警備用機器に伝え、警備用機器が、ゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、新たにゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスを警備用機器から警備に係る情報伝達を受ける端末装置に通知し、端末装置が、警備用機器から受け取った警備用機器のグローバルIPアドレスを基に、警備用機器に接続することを特徴とする。
【0029】
請求項22記載の警備システムの接続方法は、警備対象施設側に設けられ、インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置が、警備対象施設側に設けられたウェブサーバを有する警備用機器に対し、グローバルIPアドレスが変更されたことを通知し、警備用機器が、グローバルIPアドレスが変更された通知受けて、変更されたグローバルIPアドレスを、電気通信回線上のDNSサーバに通知した後、警備用機器から警備に係る情報伝達を受ける端末装置が、DNSサーバを介して、警備用機器に接続することを特徴とする。
【0030】
請求項23記載の警備システムの接続方法は、ゲートウェイ装置が、警備用機器の問い合わせを受けて、グローバルIPが変更されたことを警備用機器に伝えることを特徴とする。
【0031】
請求項24記載の警備システムの接続方法は、警備対象施設側に設けられたウェブサーバを有する警備用機器が、警備対象施設側に設けられ、インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置に対してグローバルIPアドレスの問い合わせを行い、ゲートウェイ装置が、警備用機器の問い合わせを受けて、グローバルIPアドレスを警備用機器に伝え、警備用機器が、ゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、新たにゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスを電気通信回線上のDNSサーバに通知し、警備用機器から警備に係る情報伝達を受ける端末装置が、DNSサーバを介して、警備用機器に接続することを特徴とする。
【0032】
請求項25記載の警備システムの接続方法は、警備用機器から警備に係る情報伝達を受けるセンタ装置側に設けられ、インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置が、グローバルIPアドレスが変更されたことをセンタ装置本体に通知し、センタ装置本体が、グローバルIPアドレスが変更された通知受けて、変更されたグローバルIPアドレスを、警備用機器に通知した後、警備用機器が、センタ装置本体から受け取ったセンタ装置本体のグローバルIPアドレスを基に、センタ装置本体に接続することを特徴とする。
【0033】
請求項26記載の警備システムの接続方法は、ゲートウェイ装置が、センタ装置本体の問い合わせを受けて、グローバルIPが変更されたことをセンタ装置本体に伝えることを特徴とする。
【0034】
請求項27記載の警備システムの接続方法は、警備用機器から警備に係る情報伝達を受けるセンタ装置側のセンタ装置本体が、警備対象施設側に設けられ、インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置に対して該グローバルIPアドレスの問い合わせを行い、ゲートウェイ装置が、センタ装置本体の問い合わせを受けて、グローバルIPアドレスをセンタ装置本体に伝え、センタ装置本体が、ゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、新たにゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスを警備用機器に通知し、警備用機器が、センタ装置本体から受け取ったセンタ装置本体のグローバルIPアドレスを基に、センタ装置本体に接続することを特徴とする。
【0035】
請求項28記載の警備システムの接続方法は、警備用機器から警備に係る情報伝達を受けるセンタ装置側に設けられ、インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置が、グローバルIPアドレスが変更されたことをセンタ装置本体に通知し、センタ装置本体が、グローバルIPアドレスが変更された通知受けて、変更されたグローバルIPアドレスを、電気通信回線上のDNSサーバに通知した後、警備用機器が、DNSサーバを介して、センタ装置本体に接続することを特徴とする。
【0036】
請求項29記載の警備システムの接続方法は、ゲートウェイ装置が、センタ装置本体の問い合わせを受けて、グローバルIPが変更されたことをセンタ装置本体に伝えることを特徴とする。
【0037】
請求項30記載の警備システムの接続方法は、警備用機器から警備に係る情報伝達を受けるセンタ装置側のセンタ装置本体が、警備対象施設側に設けられ、インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置に対してグローバルIPアドレスの問い合わせを行い、ゲートウェイ装置が、センタ装置本体の問い合わせを受けて、グローバルIPアドレスをセンタ装置本体に伝え、センタ装置本体が、ゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、新たにゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスを電気通信回線上のDNSサーバに通知し、警備用機器が、DNSサーバを介して、センタ装置本体に接続することを特徴とする。
【0038】
請求項31記載の警備システムの接続方法は、警備用機器から警備に係る情報伝達を受けるセンタ装置側に設けられ、インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置が、グローバルIPアドレスが変更されたことを該センタ装置本体に通知し、センタ装置本体が、グローバルIPアドレスが変更された通知受けて、変更されたグローバルIPアドレスを、センタ装置から警備に係る情報伝達を受ける端末装置に通知した後、端末装置が、センタ装置本体から受け取ったセンタ装置本体のグローバルIPアドレスを基に、センタ装置本体に接続することを特徴とする。
【0039】
請求項32記載の警備システムの接続方法は、ゲートウェイ装置が、センタ装置本体の問い合わせを受けて、グローバルIPが変更されたことをセンタ装置本体に伝えることを特徴とする。
【0040】
請求項33記載の警備システムの接続方法は、警備用機器から警備に係る情報伝達を受けるセンタ装置側のセンタ装置本体が、警備対象施設側に設けられ、インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置に対して該グローバルIPアドレスの問い合わせを行い、ゲートウェイ装置が、センタ装置本体の問い合わせを受けて、グローバルIPアドレスをセンタ装置本体に伝え、センタ装置本体が、ゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、新たにゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスをセンタ装置から警備に係る情報伝達を受ける端末装置に通知し、端末装置が、センタ装置本体から受け取ったセンタ装置本体のグローバルIPアドレスを基に、センタ装置本体に接続することを特徴とする。
【0041】
請求項34記載の警備システムの接続方法は、警備用機器から警備に係る情報伝達を受けるセンタ装置側に設けられ、インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置が、グローバルIPアドレスが変更されたことをセンタ装置本体に通知し、センタ装置本体が、グローバルIPアドレスが変更された通知受けて、変更されたグローバルIPアドレスを、電気通信回線上のDNSサーバに通知した後、センタ装置から警備に係る情報伝達を受ける端末装置が、DNSサーバを介して、センタ装置本体に接続することを特徴とする。
【0042】
請求項35記載の警備システムの接続方法は、ゲートウェイ装置が、センタ装置本体の問い合わせを受けて、グローバルIPが変更されたことをセンタ装置本体に伝えることを特徴とする。
【0043】
請求項36記載の警備システムの接続方法は、警備用機器から警備に係る情報伝達を受けるセンタ装置側のセンタ装置本体が、警備対象施設側に設けられ、インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置に対してグローバルIPアドレスの問い合わせを行い、ゲートウェイ装置が、センタ装置本体の問い合わせを受けて、グローバルIPアドレスをセンタ装置本体に伝え、センタ装置本体が、ゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、新たにゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスを電気通信回線上のDNSサーバに通知し、センタ装置から警備に係る情報伝達を受ける端末装置が、DNSサーバを介して、センタ装置本体に接続することを特徴とする。
【発明の効果】
【0044】
請求項1及び請求項2の発明によれば、警備対象施設側のゲートウェイ装置が、警備用機器に対し、グローバルIPアドレスが変更されたことを通知し、警備用機器が、グローバルIPアドレスが変更された通知受けて、変更されたグローバルIPアドレスを、警備用機器から端末装置に通知することから、端末装置はグローバルIPアドレスが変更されたことを容易に把握でき、短時間で警備用機器に接続可能である。
【0045】
請求項3の発明によれば、警備用機器が、ゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、新たにゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスを端末装置に通知することから、端末装置はグローバルIPアドレスが変更されたことを容易に把握でき、短時間で警備用機器に接続可能である。
【0046】
請求項4及び請求項5の発明によれば、警備対象施設側のゲートウェイ装置が、警備用機器に対し、グローバルIPアドレスが変更されたことを通知し、警備用機器が、グローバルIPアドレスが変更された通知受けて、変更されたグローバルIPアドレスを、DNSサーバに通知することから、DNSサーバはグローバルIPアドレスが変更されたことを早期に把握でき、変更までのタイムラグを減らし、端末装置が警備用機器に接続できない状態を回避できる。
【0047】
請求項6の発明によれば、警備用機器が、ゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、新たにゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスをDNSサーバに通知することから、DNSサーバはグローバルIPアドレスが変更されたことを早期に把握でき、変更までのタイムラグを減らし、端末装置が警備用機器に接続できない状態を回避できる。
【0048】
請求項7及び請求項8の発明によれば、センタ装置側のゲートウェイ装置が、センタ装置本体に対し、グローバルIPアドレスが変更されたことを通知し、センタ装置本体が、グローバルIPアドレスが変更された通知受けて、変更されたグローバルIPアドレスを、センタ装置本体から警備用機器に通知することから、警備用機器はグローバルIPアドレスが変更されたことを容易に把握でき、短時間でセンタ装置本体に接続可能である。
【0049】
請求項9の発明によれば、センタ装置本体が、ゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、新たにゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスを警備用機器に通知することから、警備用機器はグローバルIPアドレスが変更されたことを容易に把握でき、短時間でセンタ装置本体に接続可能である。
【0050】
請求項10及び請求項11の発明によれば、センタ装置側のゲートウェイ装置が、センタ装置本体に対し、グローバルIPアドレスが変更されたことを通知し、センタ装置本体が、グローバルIPアドレスが変更された通知受けて、変更されたグローバルIPアドレスを、DNSサーバに通知することから、DNSサーバはグローバルIPアドレスが変更されたことを早期に把握でき、変更までのタイムラグを減らし、警備用機器がセンタ装置本体に接続できない状態を回避できる。
【0051】
請求項12の発明によれば、センタ装置本体が、ゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、新たにゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスをDNSサーバに通知することから、DNSサーバはグローバルIPアドレスが変更されたことを早期に把握でき、変更までのタイムラグを減らし、警備用機器がセンタ装置本体に接続できない状態を回避できる。
【0052】
請求項13及び請求項14の発明によれば、センタ装置側のゲートウェイ装置が、センタ装置本体に対し、グローバルIPアドレスが変更されたことを通知し、センタ装置本体が、グローバルIPアドレスが変更された通知受けて、変更されたグローバルIPアドレスを、センタ装置本体から端末装置に通知することから、端末装置はグローバルIPアドレスが変更されたことを容易に把握でき、短時間でセンタ装置本体に接続可能である。
【0053】
請求項15の発明によれば、センタ装置本体が、ゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、新たにゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスを端末装置に通知することから、端末装置はグローバルIPアドレスが変更されたことを容易に把握でき、短時間でセンタ装置本体に接続可能である。
【0054】
請求項16及び請求項17の発明によれば、センタ装置側のゲートウェイ装置が、センタ装置本体に対し、グローバルIPアドレスが変更されたことを通知し、センタ装置本体が、グローバルIPアドレスが変更された通知受けて、変更されたグローバルIPアドレスを、DNSサーバに通知することから、DNSサーバはグローバルIPアドレスが変更されたことを早期に把握でき、変更までのタイムラグを減らし、端末装置がセンタ装置本体に接続できない状態を回避できる。
【0055】
請求項18の発明によれば、センタ装置本体が、ゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、新たにゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスをDNSサーバに通知することから、DNSサーバはグローバルIPアドレスが変更されたことを早期に把握でき、変更までのタイムラグを減らし、端末装置がセンタ装置本体に接続できない状態を回避できる。
【0056】
請求項19及び請求項20の発明によれば、警備対象施設側のゲートウェイ装置が、警備用機器に対し、グローバルIPアドレスが変更されたことを通知し、警備用機器が、グローバルIPアドレスが変更された通知受けて、変更されたグローバルIPアドレスを、警備用機器から端末装置に通知することから、端末装置はグローバルIPアドレスが変更されたことを容易に把握でき、短時間で警備用機器に接続可能である。
【0057】
請求項21の発明によれば、警備用機器が、ゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、新たにゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスを警備用機器から警備に係る情報伝達を受ける端末装置に通知することから、端末装置はグローバルIPアドレスが変更されたことを容易に把握でき、短時間で警備用機器に接続可能である。
【0058】
請求項22及び請求項23の発明によれば、警備対象施設側のゲートウェイ装置が、警備用機器に対し、グローバルIPアドレスが変更されたことを通知し、警備用機器が、グローバルIPアドレスが変更された通知受けて、変更されたグローバルIPアドレスを、DNSサーバに通知することから、DNSサーバはグローバルIPアドレスが変更されたことを早期に把握でき、変更までのタイムラグを減らし、端末装置が警備用機器に接続できない状態を回避できる。
【0059】
請求項24の発明によれば、警備用機器が、ゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、新たにゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスを電気通信回線上のDNSサーバに通知することから、DNSサーバはグローバルIPアドレスが変更されたことを早期に把握でき、変更までのタイムラグを減らし、端末装置が警備用機器に接続できない状態を回避できる。
【0060】
請求項25及び請求項26の発明によれば、センタ装置側のゲートウェイ装置が、センタ装置本体に対し、グローバルIPアドレスが変更されたことを通知し、センタ装置本体が、グローバルIPアドレスが変更された通知受けて、変更されたグローバルIPアドレスを、センタ装置本体から警備用機器に通知することから、警備用機器はグローバルIPアドレスが変更されたことを容易に把握でき、短時間で警備用機器に接続可能である。
【0061】
請求項27の発明によれば、センタ装置本体が、ゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、新たにゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスを警備用機器に通知することから、警備用機器はグローバルIPアドレスが変更されたことを容易に把握でき、短時間で警備用機器に接続可能である。
【0062】
請求項28及び請求項29の発明によれば、センタ装置側のゲートウェイ装置が、センタ装置本体に対し、グローバルIPアドレスが変更されたことを通知し、センタ装置本体が、グローバルIPアドレスが変更された通知受けて、変更されたグローバルIPアドレスを、DNSサーバに通知することから、DNSサーバはグローバルIPアドレスが変更されたことを早期に把握でき、変更までのタイムラグを減らし、警備用機器がセンタ装置本体に接続できない状態を回避できる。
【0063】
請求項30の発明によれば、センタ装置本体が、ゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、新たにゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスを電気通信回線上のDNSサーバに通知することから、DNSサーバはグローバルIPアドレスが変更されたことを早期に把握でき、変更までのタイムラグを減らし、警備用機器がセンタ装置本体に接続できない状態を回避できる。
【0064】
請求項31及び請求項32の発明によれば、センタ装置側のゲートウェイ装置が、センタ装置本体に対し、グローバルIPアドレスが変更されたことを通知し、センタ装置本体が、グローバルIPアドレスが変更された通知受けて、変更されたグローバルIPアドレスを、センタ装置本体から端末装置に通知することから、端末装置はグローバルIPアドレスが変更されたことを容易に把握でき、短時間でセンタ装置本体に接続可能である。
【0065】
請求項33の発明によれば、センタ装置本体が、ゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、新たにゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスをセンタ装置から警備に係る情報伝達を受ける端末装置に通知することから、端末装置はグローバルIPアドレスが変更されたことを容易に把握でき、短時間でセンタ装置本体に接続可能である。
【0066】
請求項34及び請求項35の発明によれば、センタ装置側のゲートウェイ装置が、センタ装置本体に対し、グローバルIPアドレスが変更されたことを通知し、センタ装置本体が、グローバルIPアドレスが変更された通知受けて、変更されたグローバルIPアドレスを、DNSサーバに通知することから、DNSサーバはグローバルIPアドレスが変更されたことを早期に把握でき、変更までのタイムラグを減らし、端末装置がセンタ装置本体に接続できない状態を回避できる。
【0067】
請求項36の発明によれば、センタ装置本体が、ゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、新たにゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスを電気通信回線上のDNSサーバに通知することから、DNSサーバはグローバルIPアドレスが変更されたことを早期に把握でき、変更までのタイムラグを減らし、端末装置がセンタ装置本体に接続できない状態を回避できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0068】
以下、本発明の形態について図面を参照しながら具体的に説明する。本発明の形態における警備システムは、不審者等が侵入することが好ましくない一般の家庭や店舗、工場等の警備対象施設の異常の情報を検知し通報するものであって、インターネット等の電気通信回線を用いて警備に係る情報伝達を行うものである。
【実施例1】
【0069】
図1は、本発明に係る警備システムの第1の実施例の構成を示す構成図である。図2は、同警備システムの動作を示すタイミングチャートである。図において、本実施例の警備システム1は、警備すべき警備対象施設10に設けられた各種のセンサ23と、センサ23で検知した異常等をIP通信網6を用いて外部に情報伝達可能な警備用機器である送信機25と、ゲートウェイ装置であるIGD(Internet Gateway Device)20と、異常等の情報を表示等する端末装置11とからなる。また、IP通信網6にはISP(Internet Service Provider)5が接続されている。
【0070】
送信機25は、センサ23のインタフェースである制御部26と、異常等の情報を外部に情報伝達可能なウェブサーバ28と、グローバルIPアドレスを通知するアドレス通知部27とから構成されている。また、IP通信網6は、電気通信回線であり、インターネットに常時又は断続的に接続可能な回線であり、WAN(Wide Area Network)、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線、専用線等の他、LAN(Local Area Network)を経由した接続も含まれる。また、公衆回線網を介してISP(Internet Service Provider)5のアクセスポイントに接続し、インターネットが使用できるような環境であってもよい。公衆回線網としては、例えば、アナログ加入回線、ISDN回線、DoPa回線、携帯電話網、PHS網等である。
【0071】
IGD(Internet Gateway Device)20は、ISP5から割り当てられたグローバルIPアドレスによりIP通信網6を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置である。IGD20は、内部に、警備対象施設10側のグローバルIPアドレスが変更されたことを通知するアドレス変更通知部21を有する。
【0072】
端末装置11は、図1では図示しない(図9参照)装置の制御を行う制御部(51)と、IP通信網6を介して外部の送信機25等と情報伝達可能なウェブクライアント(52)とから構成されている。端末装置11は、例えばパーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistance)、携帯電話等のハードウェア又はソフトウェアで構成された情報通信端末である。
【0073】
尚、送信機25、IGD20、端末装置11等は、ハードウェアのみで構成してもよく、ソフトウェア単体又はハードウェアとソフトウェアとの複合体として構成してもよい。また、図1で、ウェブサーバ28が、必ずしも警備対象施設10の内部にある必要もなく、ISP5等のエリアに構築されるものであってもよく、端末装置11からみて警備対象施設10側に属する構成であればよい。
【0074】
次に、図1及び図2をもとに、本実施例の警備システム1の動作を説明する。まず、送信機25は予めISP5から割り当てられた動的グローバルIPアドレスを用い、IGD20及びIP通信網6を介して端末装置11との間で情報伝達が可能な状態にあったとする。ここで、ISP5でグローバルIPアドレスの動的な再割り当てが生じ、グローバルIPアドレスの変更が、ISP5からIGD20に通知されたとする。
【0075】
グローバルIPアドレスの変更と変更されたグローバルIPアドレスを受け取ったIGD20は、アドレス変更通知手段としてのアドレス変更通知部21の機能として、グローバルIPアドレスが変更された旨と変更されたグローバルIPアドレスを送信機25のアドレス通知部27に通知する。また、IGD20は、変更された新たなグローバルIPアドレスを用いて、端末装置11と通信可能な状態に内部設定を変更する。
【0076】
次に、IGD20からグローバルIPアドレスの変更と変更されたグローバルIPアドレスを受け取った送信機25は、アドレス通知手段としてのアドレス通知部27の機能として、グローバルIPアドレスが変更された旨と変更されたグローバルIPアドレスを端末装置11に通知する。通知する方法としては、メールやFTP等の通知可能な手段であればよい。尚、送信機25は必要に応じて、グローバルIPアドレスの変更の通知を受け取った旨の確認応答をIGD20にするようにする。
【0077】
送信機25からグローバルIPアドレスの変更と変更されたグローバルIPアドレスを受け取った端末装置11は、送信機25から受け取った変更された新たなグローバルIPアドレスを基に、以後の送信機25との通信を行い、警備に係る情報の伝達を受けることになる(アクセス)。
【0078】
以上のように、本実施例の警備システム1では、警備対象施設10側のゲートウェイ装置であるIGD20が、送信機25に対し、グローバルIPアドレスが変更されたことを通知し、送信機25が、グローバルIPアドレスが変更された通知受けて、変更されたグローバルIPアドレスを、端末装置11に通知することから、端末装置11はグローバルIPアドレスが変更されたことを容易に把握でき、短時間で送信機25に接続可能である。
【0079】
また、送信機25が、変更されたグローバルIPアドレスを端末装置11に直接通知することから、DNSサーバを用いずに端末装置11が送信機25に直接接続することが可能である。
【0080】
尚、本実施例の警備システム1の他の動作として、図3のタイミングチャートに示すものもある。具体的に説明すると、まず、送信機25が定期的にIGD20に対してグローバルIPアドレスが変更されたか否かの問い合わせを行う。グローバルIPアドレスが変更された場合には、送信機25からの問い合わせに答える形で、IGD20は送信機27に対してグローバルIPアドレスの変更と変更されたグローバルIPアドレスを通知するようにする。以降は、上述の動作と同様である。このような方法によっても、端末装置11はグローバルIPアドレスが変更されたことを容易に把握でき、短時間で送信機25に接続可能である。
【0081】
さらに、本実施例の警備システム1の他の動作として、図4のタイミングチャートに示すものもある。具体的に説明すると、まず、送信機25が定期的にIGD20に対してグローバルIPアドレスの問い合わせを行う。送信機25からの問い合わせに答えて、IGD20は送信機27に対してグローバルIPアドレスを通知する。送信機27では、予め記憶しているグローバルIPアドレスと新たに受け取ったグローバルIPアドレスとを比較し、グローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、グローバルIPアドレスの変更と変更されたグローバルIPアドレスを通知するようにする。以降は、上述の動作と同様である。このような方法によっても、端末装置11はグローバルIPアドレスが変更されたことを容易に把握でき、短時間で送信機25に接続可能である。
【実施例2】
【0082】
図5は、本発明に係る警備システムの第2の実施例の構成を示す構成図である。図6は、同警備システムの動作を示すタイミングチャートである。図において、本実施例の警備システム2は、警備すべき警備対象施設10に設けられた各種のセンサ23と、センサ23で検知した異常等をIP通信網6を用いて外部に情報伝達可能な警備用機器である送信機25と、ゲートウェイ装置であるIGD20と、異常等の情報を表示等する端末装置11とからなる。また、IP通信網6にはISP5が接続されている。これらの構成は、実施例1の構成と同一である。本実施例では、実施例1の構成に加え、IP通信網6にDNS(Domain Name System)サーバ7が接続された構成である。尚、実施例1で既に説明している部分については説明を省略する。DNSサーバ7は、ドメイン名からグローバルIPアドレスの解決を行い、ドメイン名により接続を可能とするもので、ユーザのドメイン名に関連付けられたグローバルIPアドレスの値を通知されたものに更新する。
【0083】
次に、図5及び図6をもとに、本実施例の警備システム2の動作を説明する。まず、送信機25は予めISP5から割り当てられた動的グローバルIPアドレスを用い、DNSサーバ7においても、ドメイン名がこの動的グローバルIPアドレスに関連付けられている。そして、端末装置11は、DNSサーバ7を経由して、IGD20を介して送信機25との間で情報伝達が可能な状態にあったとする。ここで、ISP5でグローバルIPアドレスの動的な再割り当てが生じ、グローバルIPアドレスの変更が、ISP5からIGD20に通知されたとする。
【0084】
グローバルIPアドレスの変更と変更されたグローバルIPアドレスを受け取ったIGD20は、アドレス変更通知手段としてのアドレス変更通知部21の機能として、グローバルIPアドレスが変更された旨と変更されたグローバルIPアドレスを送信機25のアドレス通知部27に通知する。また、IGD20は、変更された新たなグローバルIPアドレスを用いて、端末装置11と通信可能な状態に内部設定を変更する。
【0085】
次に、IGD20からグローバルIPアドレスの変更と変更されたグローバルIPアドレスを受け取った送信機25は、アドレス通知手段としてのアドレス通知部27の機能として、グローバルIPアドレスが変更された旨と変更されたグローバルIPアドレスをDNSサーバ7に通知する。尚、送信機25は必要に応じて、グローバルIPアドレスの変更の通知を受け取った旨の確認応答をIGD20にするようにする。
【0086】
送信機25からグローバルIPアドレスの変更と変更されたグローバルIPアドレスを受け取ったDNSサーバ7は、送信機25から受け取った変更された新たなグローバルIPアドレスとドメイン名とを関連付けるようにする。そして、端末装置11は、DNSサーバ7を経由することで、グローバルIPアドレスが変更されたか否かにかかわらずIGD20を介して送信機25との間で情報伝達が可能となり、以後の送信機25との通信を行い、警備に係る情報の伝達を受けることになる(アクセス)。
【0087】
以上のように、本実施例の警備システム2では、ゲートウェイ装置であるIGD20が、送信機25に対し、グローバルIPアドレスが変更されたことを通知し、送信機25が、グローバルIPアドレスが変更された通知受けて、変更されたグローバルIPアドレスを、DNSサーバ7に通知することから、DNSサーバ7はグローバルIPアドレスが変更されたことを早期に把握でき、変更までのタイムラグを減らし、端末装置11が送信機25に接続できない状態を回避できる。
【0088】
尚、本実施例の警備システム2の他の動作として、図7のタイミングチャートに示すものもある。具体的に説明すると、まず、送信機25が定期的にIGD20に対してグローバルIPアドレスが変更されたか否かの問い合わせを行う。グローバルIPアドレスが変更された場合には、送信機25からの問い合わせに答える形で、IGD20は送信機27に対してグローバルIPアドレスの変更と変更されたグローバルIPアドレスを通知するようにする。以降は、上述の動作と同様である。このような方法によっても、DNSサーバ7はグローバルIPアドレスが変更されたことを早期に把握でき、変更までのタイムラグを減らし、端末装置11が送信機25に接続できない状態を回避できる。
【0089】
さらに、本実施例の警備システム2の他の動作として、図8のタイミングチャートに示すものもある。具体的に説明すると、まず、送信機25が定期的にIGD20に対してグローバルIPアドレスが変更されたか否かの問い合わせを行う。送信機25からの問い合わせに答えて、IGD20は送信機27に対してグローバルIPアドレスを通知する。送信機27では、予め記憶しているグローバルIPアドレスと新たに受け取ったグローバルIPアドレスとを比較し、グローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、グローバルIPアドレスの変更と変更されたグローバルIPアドレスを通知するようにする。以降は、上述の動作と同様である。このような方法によっても、DNSサーバ7はグローバルIPアドレスが変更されたことを早期に把握でき、変更までのタイムラグを減らし、端末装置11が送信機25に接続できない状態を回避できる。
【実施例3】
【0090】
図9は、本発明に係る警備システムの第3の実施例の構成を示す構成図である。図10は、同警備システムの動作を示すタイミングチャートである。図において、本実施例の警備システム3は、警備すべき警備対象施設17に設けられた各種のセンサ45と、センサ45で検知した異常等をIP通信網6を用いて外部に情報伝達可能な警備用機器である送信機40と、異常等の情報を管理するセンタ装置14と、センタ装置14に接続し異常等の情報を取得し表示等する端末装置18とからなる。
【0091】
送信機40は、センサ45のインタフェースである制御部41と、異常等の情報を外部に情報伝達可能なウェブクライアント42とから構成されている。また、IP通信網6は、実施例1と同様である。センタ装置14は、センタ装置本体15と、ゲートウェイ装置であるIGD(Internet Gateway Device)16とからなる。また、センタ装置本体15は、装置の制御を行う制御部35と、IP通信網6を介して外部の送信機40や端末装置18と情報伝達可能なウェブサーバ37と、グローバルIPアドレスを通知するアドレス通知部36とから構成されている。
【0092】
IGD(Internet Gateway Device)16は、ISP5から割り当てられたグローバルIPアドレスによりIP通信網6を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置である。IGD16は、内部に、センタ装置14側のグローバルIPアドレスが変更されたことを通知するアドレス変更通知部31を有する。
【0093】
送信機40は、センサ45のインタフェースである制御部41と、異常等の情報を外部に情報伝達可能なウェブクライアント42とから構成されている。
【0094】
端末装置18は、装置の制御を行う制御部51と、IP通信網6を介して外部のセンタ装置14等と情報伝達可能なウェブクライアント52とから構成されている。端末装置18は、例えばパーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistance)、携帯電話等のハードウェア又はソフトウェアで構成された情報通信端末である。
【0095】
尚、センタ装置本体15、IGD16、送信機40、端末装置18等は、ハードウェアのみで構成してもよく、ソフトウェア単体又はハードウェアとソフトウェアとの複合体として構成してもよい。また、図5で、ウェブサーバ37が、必ずしもセンタ装置14の内部にある必要もなく、ISP5等のエリアに構築されるものであってもよく、送信機40や端末装置18からみてセンタ装置14側に属する構成であればよい。
【0096】
次に、図9及び図10をもとに、本実施例の警備システム3の動作を説明する。まず、センタ装置本体15は予めISP5から割り当てられた動的グローバルIPアドレスを用い、IGD16及びIP通信網6を介して送信機40や端末装置18との間で情報伝達が可能な状態にあったとする。ここで、ISP5でグローバルIPアドレスの動的な再割り当てが生じ、グローバルIPアドレスの変更が、ISP5からIGD16に通知されたとする。
【0097】
グローバルIPアドレスの変更と変更されたグローバルIPアドレスを受け取ったIGD16は、アドレス変更通知手段としてのアドレス変更通知部31の機能として、グローバルIPアドレスが変更された旨と変更されたグローバルIPアドレスをセンタ装置本体15のアドレス通知部36に通知する。また、IGD16は、変更された新たなグローバルIPアドレスを用いて、送信機40や端末装置18と通信可能な状態に内部設定を変更する。
【0098】
次に、IGD16からグローバルIPアドレスの変更と変更されたグローバルIPアドレスを受け取ったセンタ装置本体15は、アドレス通知手段としてのアドレス通知部36の機能として、グローバルIPアドレスが変更された旨と変更されたグローバルIPアドレスを送信機40や端末装置18に通知する。通知する方法としては、メールやFTP等の通知可能な手段であればよい。尚、センタ装置本体15は必要に応じて、グローバルIPアドレスの変更の通知を受け取った旨の確認応答をIGD16にするようにする。
【0099】
送信機40からグローバルIPアドレスの変更と変更されたグローバルIPアドレスを受け取った送信機40や端末装置18は、センタ装置本体15から受け取った変更された新たなグローバルIPアドレスを基に、以後の送信機40との通信を行い、警備に係る情報のやりとりを行うことになる(アクセス)。
【0100】
以上のように、本実施例の警備システム3では、センタ装置14側のゲートウェイ装置であるIGD16が、センタ装置本体15に対し、グローバルIPアドレスが変更されたことを通知し、センタ装置本体15が、グローバルIPアドレスが変更された通知受けて、変更されたグローバルIPアドレスを、センタ装置本体15から送信機40に通知することから、送信機40はグローバルIPアドレスが変更されたことを容易に把握でき、短時間でセンタ装置本体15に接続可能である。
【0101】
また、センタ装置14側のゲートウェイ装置であるIGD16が、センタ装置本体15に対し、グローバルIPアドレスが変更されたことを通知し、センタ装置本体15が、グローバルIPアドレスが変更された通知受けて、変更されたグローバルIPアドレスを、センタ装置本体15から端末装置18に通知することから、端末装置18はグローバルIPアドレスが変更されたことを容易に把握でき、短時間でセンタ装置本体15に接続可能である。
【0102】
さらに、センタ装置本体15が、変更されたグローバルIPアドレスを送信機40又は端末装置18に直接通知することから、DNSサーバを用いずに送信機40又は端末装置18がセンタ装置本体15に直接接続することが可能である。
【0103】
尚、本実施例の警備システム3の他の動作として、図11のタイミングチャートに示すものもある。具体的に説明すると、まず、センタ装置本体15が定期的にIGD16に対してグローバルIPアドレスが変更されたか否かの問い合わせを行う。グローバルIPアドレスが変更された場合には、センタ装置本体15からの問い合わせに答える形で、IGD16はセンタ装置本体15に対してグローバルIPアドレスの変更と変更されたグローバルIPアドレスを通知するようにする。以降は、上述の動作と同様である。このような方法によっても、送信機40や端末装置18は、グローバルIPアドレスが変更されたことを容易に把握でき、短時間でセンタ装置本体15に接続可能である。
【0104】
さらに、本実施例の警備システム3の他の動作として、図12のタイミングチャートに示すものもある。具体的に説明すると、まず、センタ装置本体15が定期的にIGD16に対してグローバルIPアドレスの問い合わせを行う。センタ装置本体15からの問い合わせに答えて、IGD16はセンタ装置本体15に対してグローバルIPアドレスを通知する。以降は、上述の動作と同様である。このような方法によっても、送信機40や端末装置18は、グローバルIPアドレスが変更されたことを容易に把握でき、短時間でセンタ装置本体15に接続可能である。
【実施例4】
【0105】
図13は、本発明に係る警備システムの第4の実施例の構成を示す構成図である。図14は、同警備システムの動作を示すタイミングチャートである。図において、本実施例の警備システム4は、警備すべき警備対象施設17に設けられた各種のセンサ45と、センサ45で検知した異常等をIP通信網6を用いて外部に情報伝達可能な警備用機器である送信機40と、異常等の情報を管理するセンタ装置14と、センタ装置14に接続し異常等の情報を取得し表示等する端末装置18とからなる。また、IP通信網6にはISP5が接続されている。これらの構成は、実施例3の構成と同一である。本実施例では、実施例3の構成に加え、IP通信網6にDNS(Domain Name System)サーバ7が接続された構成である。尚、実施例1で既に説明している部分については説明を省略する。DNSサーバ7は、ドメイン名からグローバルIPアドレスの解決を行い、ドメイン名により接続を可能とするもので、ユーザのドメイン名に関連付けられたグローバルIPアドレスの値を通知されたものに更新する。
【0106】
次に、図13及び図14をもとに、本実施例の警備システム4の動作を説明する。まず、センタ装置本体15は予めISP5から割り当てられた動的グローバルIPアドレスを用い、DNSサーバ7においても、ドメイン名がこの動的グローバルIPアドレスに関連付けられている。そして、送信機40や端末装置18は、DNSサーバ7を経由して、IGD16を介してセンタ装置本体15との間で情報伝達が可能な状態にあったとする。ここで、ISP5でグローバルIPアドレスの動的な再割り当てが生じ、グローバルIPアドレスの変更が、ISP5からIGD16に通知されたとする。
【0107】
グローバルIPアドレスの変更と変更されたグローバルIPアドレスを受け取ったIGD16は、アドレス変更通知手段としてのアドレス変更通知部31の機能として、グローバルIPアドレスが変更された旨と変更されたグローバルIPアドレスをセンタ装置本体15のアドレス通知部36に通知する。また、IGD16は、変更された新たなグローバルIPアドレスを用いて、送信機40や端末装置18と通信可能な状態に内部設定を変更する。
【0108】
次に、IGD16からグローバルIPアドレスの変更と変更されたグローバルIPアドレスを受け取ったセンタ装置本体15は、アドレス通知手段としてのアドレス通知部36の機能として、グローバルIPアドレスが変更された旨と変更されたグローバルIPアドレスをDNSサーバ7に通知する。尚、センタ装置本体15は必要に応じて、グローバルIPアドレスの変更の通知を受け取った旨の確認応答をIGD16にするようにする。
【0109】
センタ装置本体15からグローバルIPアドレスの変更と変更されたグローバルIPアドレスを受け取ったDNSサーバ7は、センタ装置本体15から受け取った変更された新たなグローバルIPアドレスとドメイン名とを関連付けるようにする。そして、送信機40や端末装置18は、DNSサーバ7を経由することで、グローバルIPアドレスが変更されたか否かにかかわらずIGD16を介してセンタ装置本体15との間で情報伝達が可能となり、以後のセンタ装置本体15との通信を行い、警備に係る情報の交換を行うことになる(アクセス)。
【0110】
以上のように、本実施例の警備システム4では、センタ装置14側のゲートウェイ装置であるIGD16が、センタ装置本体15に対し、グローバルIPアドレスが変更されたことを通知し、センタ装置本体15が、グローバルIPアドレスが変更された通知受けて、変更されたグローバルIPアドレスを、DNSサーバ7に通知することから、DNSサーバ7はグローバルIPアドレスが変更されたことを早期に把握でき、変更までのタイムラグを減らし、送信機40及び端末装置18がセンタ装置本体15に接続できない状態を回避できる。
【0111】
尚、本実施例の警備システム4の他の動作として、図15のタイミングチャートに示すものもある。具体的に説明すると、まず、センタ装置本体15が定期的にIGD16に対してグローバルIPアドレスが変更されたか否かの問い合わせを行う。グローバルIPアドレスが変更された場合には、センタ装置本体15からの問い合わせに答える形で、IGD16はセンタ装置本体15に対してグローバルIPアドレスの変更と変更されたグローバルIPアドレスを通知するようにする。以降は、上述の動作と同様である。このような方法によっても、DNSサーバ7はグローバルIPアドレスが変更されたことを早期に把握でき、変更までのタイムラグを減らし、送信機40及び端末装置18がセンタ装置本体15に接続できない状態を回避できる。
【0112】
さらに、本実施例の警備システム4の他の動作として、図16のタイミングチャートに示すものもある。具体的に説明すると、まず、センタ装置本体15が定期的にIGD16に対してグローバルIPアドレスの問い合わせを行う。センタ装置本体15からの問い合わせに答えて、IGD16はセンタ装置本体15に対してグローバルIPアドレスを通知する。以降は、上述の動作と同様である。このような方法によっても、DNSサーバ7はグローバルIPアドレスが変更されたことを早期に把握でき、変更までのタイムラグを減らし、送信機40及び端末装置18がセンタ装置本体15に接続できない状態を回避できる。
【産業上の利用可能性】
【0113】
以上のように、本発明の警備システムは、警備用機器、端末装置、センタ装置、DNSサーバ等が、グローバルIPアドレスが変更されたことを早期に把握でき、変更までのタイムラグが少ないことから、インターネット等の電気通信回線を用いた警備システムに適している。
【図面の簡単な説明】
【0114】
【図1】本発明に係る警備システムの第1の実施例の構成を示す構成図である。
【図2】同警備システムの動作を示すタイミングチャートである。
【図3】同警備システムの他の動作を示すタイミングチャートである。
【図4】同警備システムのさらに他の動作を示すタイミングチャートである。
【図5】本発明に係る警備システムの第2の実施例の構成を示す構成図である。
【図6】同警備システムの動作を示すタイミングチャートである。
【図7】同警備システムの他の動作を示すタイミングチャートである。
【図8】同警備システムのさらに他の動作を示すタイミングチャートである。
【図9】本発明に係る警備システムの第3の実施例の構成を示す構成図である。
【図10】同警備システムの動作を示すタイミングチャートである。
【図11】同警備システムの他の動作を示すタイミングチャートである。
【図12】同警備システムのさらに他の動作を示すタイミングチャートである。
【図13】本発明に係る警備システムの第4の実施例の構成を示す構成図である。
【図14】同警備システムの動作を示すタイミングチャートである。
【図15】同警備システムの他の動作を示すタイミングチャートである。
【図16】同警備システムのさらに他の動作を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
【0115】
1〜4・・・・・・・・・・・警備システム
5・・・・・・・・・・・・・ISP(Internet Service Provider)
6・・・・・・・・・・・・・IP通信網
7・・・・・・・・・・・・・DNS(Domain Name System)サーバ
10,17・・・・・・・・・警備対象施設
11,18・・・・・・・・・端末装置
14・・・・・・・・・・・・センタ装置
15・・・・・・・・・・・・センタ装置本体
16,20・・・・・・・・・IGD(Internet Gateway Device)
21,31・・・・・・・・・アドレス変更通知部
23,45・・・・・・・・・センサ
25,40・・・・・・・・・送信機
26,35,41,51・・・制御部
27,36・・・・・・・・・アドレス通知部
28,37・・・・・・・・・ウェブサーバ
42,52・・・・・・・・・ウェブクライアント

【特許請求の範囲】
【請求項1】
インターネット等の電気通信回線を用いて情報伝達を行う警備システムにおいて、
警備対象施設側に、
インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより、該電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置と、
ウェブサーバを有する警備用機器とを備え、
該ゲートウェイ装置が、該グローバルIPアドレスが変更されたことを該警備用機器に伝えるアドレス変更通知手段を有し、
該警備用機器が、該アドレス変更通知手段からの通知を受けて、変更された該グローバルIPアドレスを、該警備用機器から警備に係る情報伝達を受ける端末装置に通知するアドレス通知手段を有し、
該端末装置が、該警備用機器から受け取った該警備用機器のグローバルIPアドレスを基に、該警備用機器に接続することを特徴とする警備システム。
【請求項2】
前記ゲートウェイ装置が、前記警備用機器の問い合わせを受けて、前記グローバルIPが変更されたことを該警備用機器に伝えることを特徴とする請求項1記載の警備システム。
【請求項3】
インターネット等の電気通信回線を用いて情報伝達を行う警備システムにおいて、
警備対象施設側に、
インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより、該電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置と、
ウェブサーバを有する警備用機器とを備え、
該警備用機器が、該ゲートウェイ装置に該グローバルIPアドレスの問い合わせを行うと共に、該グローバルIPアドレスを警備に係る情報伝達を受ける端末装置に通知するアドレス通知手段を有し、
該ゲートウェイ装置が、該警備用機器からの問い合わせを受けて、該グローバルIPアドレスを該警備用機器に伝えるアドレス通知手段を有し、
該警備用機器が、該ゲートウェイ装置から受け取った該グローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、該新たにゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスを該端末装置に通知し、
該端末装置が、該警備用機器から受け取った該警備用機器のグローバルIPアドレスを基に、該警備用機器に接続することを特徴とする警備システム。
【請求項4】
インターネット等の電気通信回線を用いて情報伝達を行う警備システムにおいて、
警備対象施設側に、
インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより、該電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置と、
ウェブサーバを有する警備用機器とを備え、
該ゲートウェイ装置が、該グローバルIPアドレスが変更されたことを該警備用機器に伝えるアドレス変更通知手段を有し、
該警備用機器が、該アドレス変更通知手段からの通知を受けて、変更された該グローバルIPアドレスを、該電気通信回線上のDNSサーバに通知するアドレス通知手段を有し、
該警備用機器から警備に係る情報伝達を受ける端末装置が、該DNSサーバを介して、該警備用機器に接続することを特徴とする警備システム。
【請求項5】
前記ゲートウェイ装置が、前記警備用機器の問い合わせを受けて、前記グローバルIPが変更されたことを該警備用機器に伝えることを特徴とする請求項4記載の警備システム。
【請求項6】
インターネット等の電気通信回線を用いて情報伝達を行う警備システムにおいて、
警備対象施設側に、
インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより、該電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置と、
ウェブサーバを有する警備用機器とを備え、
該警備用機器が、該ゲートウェイ装置に該グローバルIPアドレスの問い合わせを行うと共に、該グローバルIPアドレスを該電気通信回線上のDNSサーバに通知するアドレス通知手段を有し、
該ゲートウェイ装置が、該警備用機器からの問い合わせを受けて、該グローバルIPアドレスを該警備用機器に伝えるアドレス通知手段を有し、
該警備用機器が、該ゲートウェイ装置から受け取った該グローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、該新たにゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスを該DNSサーバに通知し、
該警備用機器から警備に係る情報伝達を受ける端末装置が、該DNSサーバを介して、該警備用機器に接続することを特徴とする警備システム。
【請求項7】
インターネット等の電気通信回線を用いて情報伝達を行う警備システムにおいて、
警備用機器から警備に係る情報伝達を受けるセンタ装置側に、
インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより、該電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置と、
センタ装置本体とを備え、
該ゲートウェイ装置が、該グローバルIPアドレスが変更されたことを該センタ装置本体に伝えるアドレス変更通知手段を有し、
該センタ装置本体が、該アドレス変更通知手段からの通知を受けて、変更された該グローバルIPアドレスを、該警備用機器に通知するアドレス通知手段を有し、
該警備用機器が、該センタ装置本体から受け取った該センタ装置本体のグローバルIPアドレスを基に、該センタ装置本体に接続することを特徴とする警備システム。
【請求項8】
前記ゲートウェイ装置が、前記センタ装置本体の問い合わせを受けて、前記グローバルIPが変更されたことを該センタ装置本体に伝えることを特徴とする請求項7記載の警備システム。
【請求項9】
インターネット等の電気通信回線を用いて情報伝達を行う警備システムにおいて、
警備用機器から警備に係る情報伝達を受けるセンタ装置側に、
インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより、該電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置と、
センタ装置本体とを備え、
該センタ装置本体が、該ゲートウェイ装置に該グローバルIPアドレスの問い合わせを行うと共に、該グローバルIPアドレスを該警備用機器に通知するアドレス通知手段を有し、
該ゲートウェイ装置が、該センタ装置本体からの問い合わせを受けて、該グローバルIPアドレスを該センタ装置本体に伝えるアドレス通知手段を有し、
該センタ装置本体が、該ゲートウェイ装置から受け取った該グローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、該新たにゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスを該警備用機器に通知し、
該警備用機器が、該センタ装置本体から受け取った該センタ装置本体のグローバルIPアドレスを基に、該センタ装置本体に接続することを特徴とする警備システム。
【請求項10】
インターネット等の電気通信回線を用いて情報伝達を行う警備システムにおいて、
警備用機器から警備に係る情報伝達を受けるセンタ装置側に、
インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより、該電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置と、
センタ装置本体とを備え、
該ゲートウェイ装置が、該グローバルIPアドレスが変更されたことを該センタ装置本体に伝えるアドレス変更通知手段を有し、
該センタ装置本体が、該アドレス変更通知手段からの通知を受けて、変更された該グローバルIPアドレスを、該電気通信回線上のDNSサーバに通知するアドレス通知手段を有し、
該警備用機器が、該DNSサーバを介して、該センタ装置本体に接続することを特徴とする警備システム。
【請求項11】
前記ゲートウェイ装置が、前記センタ装置本体の問い合わせを受けて、前記グローバルIPが変更されたことを該センタ装置本体に伝えることを特徴とする請求項10記載の警備システム。
【請求項12】
インターネット等の電気通信回線を用いて情報伝達を行う警備システムにおいて、
警備用機器から警備に係る情報伝達を受けるセンタ装置側に、
インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより、該電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置と、
センタ装置本体とを備え、
該センタ装置本体が、該ゲートウェイ装置に該グローバルIPアドレスの問い合わせを行うと共に、該グローバルIPアドレスを該電気通信回線上のDNSサーバに通知するアドレス通知手段を有し、
該ゲートウェイ装置が、該センタ装置本体からの問い合わせを受けて、該グローバルIPアドレスを該センタ装置本体に伝えるアドレス通知手段を有し、
該センタ装置本体が、該ゲートウェイ装置から受け取った該グローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、該新たにゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスを該DNSサーバに通知し、
該警備用機器が、該DNSサーバを介して、該センタ装置本体に接続することを特徴とする警備システム。
【請求項13】
インターネット等の電気通信回線を用いて情報伝達を行う警備システムにおいて、
警備用機器から警備に係る情報伝達を受けるセンタ装置側に、
インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより、該電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置と、
センタ装置本体とを備え、
該ゲートウェイ装置が、該グローバルIPアドレスが変更されたことを該センタ装置本体に伝えるアドレス変更通知手段を有し、
該センタ装置本体が、該アドレス変更通知手段からの通知を受けて、変更された該グローバルIPアドレスを、該センタ装置から警備に係る情報伝達を受ける端末装置に通知するアドレス通知手段を有し、
該端末装置が、該センタ装置本体から受け取った該センタ装置本体のグローバルIPアドレスを基に、該センタ装置本体に接続することを特徴とする警備システム。
【請求項14】
前記ゲートウェイ装置が、前記センタ装置本体の問い合わせを受けて、前記グローバルIPが変更されたことを該センタ装置本体に伝えることを特徴とする請求項13記載の警備システム。
【請求項15】
インターネット等の電気通信回線を用いて情報伝達を行う警備システムにおいて、
警備用機器から警備に係る情報伝達を受けるセンタ装置側に、
インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより、該電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置と、
センタ装置本体とを備え、
該センタ装置本体が、該ゲートウェイ装置に該グローバルIPアドレスの問い合わせを行うと共に、該グローバルIPアドレスを警備に係る情報伝達を受ける端末装置に通知するアドレス通知手段を有し、
該ゲートウェイ装置が、該センタ装置本体からの問い合わせを受けて、該グローバルIPアドレスを該センタ装置本体に伝えるアドレス通知手段を有し、
該センタ装置本体が、該ゲートウェイ装置から受け取った該グローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、該新たにゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスを該端末装置に通知し、
該端末装置が、該センタ装置本体から受け取った該センタ装置本体のグローバルIPアドレスを基に、該センタ装置本体に接続することを特徴とする警備システム。
【請求項16】
インターネット等の電気通信回線を用いて情報伝達を行う警備システムにおいて、
警備用機器から警備に係る情報伝達を受けるセンタ装置側に、
インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより、該電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置と、
センタ装置本体とを備え、
該ゲートウェイ装置が、該グローバルIPアドレスが変更されたことを該センタ装置本体に伝えるアドレス変更通知手段を有し、
該センタ装置本体が、該アドレス変更通知手段からの通知を受けて、変更された該グローバルIPアドレスを、該電気通信回線上のDNSサーバに通知するアドレス通知手段を有し、
該センタ装置から警備に係る情報伝達を受ける端末装置が、該DNSサーバを介して、該センタ装置本体に接続することを特徴とする警備システム。
【請求項17】
前記ゲートウェイ装置が、前記センタ装置本体の問い合わせを受けて、前記グローバルIPが変更されたことを該センタ装置本体に伝えることを特徴とする請求項16記載の警備システム。
【請求項18】
インターネット等の電気通信回線を用いて情報伝達を行う警備システムにおいて、
警備用機器から警備に係る情報伝達を受けるセンタ装置側に、
インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより、該電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置と、
センタ装置本体とを備え、
該センタ装置本体が、該ゲートウェイ装置に該グローバルIPアドレスの問い合わせを行うと共に、該グローバルIPアドレスを該電気通信回線上のDNSサーバに通知するアドレス通知手段を有し、
該ゲートウェイ装置が、該センタ装置本体からの問い合わせを受けて、該グローバルIPアドレスを該センタ装置本体に伝えるアドレス通知手段を有し、
該センタ装置本体が、該ゲートウェイ装置から受け取った該グローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、該新たにゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスを該DNSサーバに通知し、
該センタ装置から警備に係る情報伝達を受ける端末装置が、該DNSサーバを介して、該センタ装置本体に接続することを特徴とする警備システム。
【請求項19】
インターネット等の電気通信回線を用いて情報伝達を行う警備システムの接続方法において、
警備対象施設側に設けられ、インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより該電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置が、該警備対象施設側に設けられたウェブサーバを有する警備用機器に対し、該グローバルIPアドレスが変更されたことを通知し、
該警備用機器が、該グローバルIPアドレスが変更された通知受けて、変更された該グローバルIPアドレスを、該警備用機器から警備に係る情報伝達を受ける端末装置に通知した後、
該端末装置が、該警備用機器から受け取った該警備用機器のグローバルIPアドレスを基に、該警備用機器に接続することを特徴とする警備システムの接続方法。
【請求項20】
前記ゲートウェイ装置が、前記警備用機器の問い合わせを受けて、前記グローバルIPが変更されたことを該警備用機器に伝えることを特徴とする請求項19記載の警備システムの接続方法。
【請求項21】
インターネット等の電気通信回線を用いて情報伝達を行う警備システムの接続方法において、
警備対象施設側に設けられたウェブサーバを有する警備用機器が、警備対象施設側に設けられ、インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより該電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置に対して該グローバルIPアドレスの問い合わせを行い、
該ゲートウェイ装置が、該警備用機器の問い合わせを受けて、該グローバルIPアドレスを該警備用機器に伝え、
該警備用機器が、該ゲートウェイ装置から受け取った該グローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、該新たにゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスを該警備用機器から警備に係る情報伝達を受ける端末装置に通知し、
該端末装置が、該警備用機器から受け取った該警備用機器のグローバルIPアドレスを基に、該警備用機器に接続することを特徴とする警備システムの接続方法。
【請求項22】
インターネット等の電気通信回線を用いて情報伝達を行う警備システムの接続方法において、
警備対象施設側に設けられ、インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより該電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置が、該警備対象施設側に設けられたウェブサーバを有する警備用機器に対し、該グローバルIPアドレスが変更されたことを通知し、
該警備用機器が、該グローバルIPアドレスが変更された通知受けて、変更された該グローバルIPアドレスを、該電気通信回線上のDNSサーバに通知した後、
該警備用機器から警備に係る情報伝達を受ける端末装置が、該DNSサーバを介して、該警備用機器に接続することを特徴とする警備システムの接続方法。
【請求項23】
前記ゲートウェイ装置が、前記警備用機器の問い合わせを受けて、前記グローバルIPが変更されたことを該警備用機器に伝えることを特徴とする請求項22記載の警備システムの接続方法。
【請求項24】
インターネット等の電気通信回線を用いて情報伝達を行う警備システムの接続方法において、
警備対象施設側に設けられたウェブサーバを有する警備用機器が、警備対象施設側に設けられ、インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより該電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置に対して該グローバルIPアドレスの問い合わせを行い、
該ゲートウェイ装置が、該警備用機器の問い合わせを受けて、該グローバルIPアドレスを該警備用機器に伝え、
該警備用機器が、該ゲートウェイ装置から受け取った該グローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、該新たにゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスを該電気通信回線上のDNSサーバに通知し、
該警備用機器から警備に係る情報伝達を受ける端末装置が、該DNSサーバを介して、該警備用機器に接続することを特徴とする警備システムの接続方法。
【請求項25】
インターネット等の電気通信回線を用いて情報伝達を行う警備システムの接続方法において、
警備用機器から警備に係る情報伝達を受けるセンタ装置側に設けられ、インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより該電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置が、該グローバルIPアドレスが変更されたことをセンタ装置本体に通知し、
該センタ装置本体が、該グローバルIPアドレスが変更された通知受けて、変更された該グローバルIPアドレスを、該警備用機器に通知した後、
該警備用機器が、該センタ装置本体から受け取った該センタ装置本体のグローバルIPアドレスを基に、該センタ装置本体に接続することを特徴とする警備システムの接続方法。
【請求項26】
前記ゲートウェイ装置が、前記センタ装置本体の問い合わせを受けて、前記グローバルIPが変更されたことを該センタ装置本体に伝えることを特徴とする請求項25記載の警備システムの接続方法。
【請求項27】
インターネット等の電気通信回線を用いて情報伝達を行う警備システムの接続方法において、
警備用機器から警備に係る情報伝達を受けるセンタ装置側のセンタ装置本体が、警備対象施設側に設けられ、インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより該電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置に対して該グローバルIPアドレスの問い合わせを行い、
該ゲートウェイ装置が、該センタ装置本体の問い合わせを受けて、該グローバルIPアドレスをセンタ装置本体に伝え、
該センタ装置本体が、該ゲートウェイ装置から受け取った該グローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、該新たにゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスを該警備用機器に通知し、
該警備用機器が、該センタ装置本体から受け取った該センタ装置本体のグローバルIPアドレスを基に、該センタ装置本体に接続することを特徴とする警備システムの接続方法。
【請求項28】
インターネット等の電気通信回線を用いて情報伝達を行う警備システムの接続方法において、
警備用機器から警備に係る情報伝達を受けるセンタ装置側に設けられ、インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより該電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置が、該グローバルIPアドレスが変更されたことを該センタ装置本体に通知し、
該センタ装置本体が、該グローバルIPアドレスが変更された通知受けて、変更された該グローバルIPアドレスを、該電気通信回線上のDNSサーバに通知した後、
該警備用機器が、該DNSサーバを介して、該センタ装置本体に接続することを特徴とする警備システムの接続方法。
【請求項29】
前記ゲートウェイ装置が、前記センタ装置本体の問い合わせを受けて、前記グローバルIPが変更されたことを該センタ装置本体に伝えることを特徴とする請求項28記載の警備システムの接続方法。
【請求項30】
インターネット等の電気通信回線を用いて情報伝達を行う警備システムの接続方法において、
警備用機器から警備に係る情報伝達を受けるセンタ装置側のセンタ装置本体が、警備対象施設側に設けられ、インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより該電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置に対して該グローバルIPアドレスの問い合わせを行い、
該ゲートウェイ装置が、該センタ装置本体の問い合わせを受けて、該グローバルIPアドレスをセンタ装置本体に伝え、
該センタ装置本体が、該ゲートウェイ装置から受け取った該グローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、該新たにゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスを該電気通信回線上のDNSサーバに通知し、
該警備用機器が、該DNSサーバを介して、該センタ装置本体に接続することを特徴とする警備システムの接続方法。
【請求項31】
インターネット等の電気通信回線を用いて情報伝達を行う警備システムの接続方法において、
警備用機器から警備に係る情報伝達を受けるセンタ装置側に設けられ、インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより該電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置が、該グローバルIPアドレスが変更されたことを該センタ装置本体に通知し、
該センタ装置本体が、該グローバルIPアドレスが変更された通知受けて、変更された該グローバルIPアドレスを、該センタ装置から警備に係る情報伝達を受ける端末装置に通知した後、
該端末装置が、該センタ装置本体から受け取った該センタ装置本体のグローバルIPアドレスを基に、該センタ装置本体に接続することを特徴とする警備システムの接続方法。
【請求項32】
前記ゲートウェイ装置が、前記センタ装置本体の問い合わせを受けて、前記グローバルIPが変更されたことを該センタ装置本体に伝えることを特徴とする請求項31記載の警備システムの接続方法。
【請求項33】
インターネット等の電気通信回線を用いて情報伝達を行う警備システムの接続方法において、
警備用機器から警備に係る情報伝達を受けるセンタ装置側のセンタ装置本体が、警備対象施設側に設けられ、インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより該電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置に対して該グローバルIPアドレスの問い合わせを行い、
該ゲートウェイ装置が、該センタ装置本体の問い合わせを受けて、該グローバルIPアドレスをセンタ装置本体に伝え、
該センタ装置本体が、該ゲートウェイ装置から受け取った該グローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、該新たにゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスを該センタ装置から警備に係る情報伝達を受ける端末装置に通知し、
該端末装置が、該センタ装置本体から受け取った該センタ装置本体のグローバルIPアドレスを基に、該センタ装置本体に接続することを特徴とする警備システムの接続方法。
【請求項34】
インターネット等の電気通信回線を用いて情報伝達を行う警備システムの接続方法において、
警備用機器から警備に係る情報伝達を受けるセンタ装置側に設けられ、インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより該電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置が、該グローバルIPアドレスが変更されたことを該センタ装置本体に通知し、
該センタ装置本体が、該グローバルIPアドレスが変更された通知受けて、変更された該グローバルIPアドレスを、該電気通信回線上のDNSサーバに通知した後、
該センタ装置から警備に係る情報伝達を受ける端末装置が、該DNSサーバを介して、該センタ装置本体に接続することを特徴とする警備システムの接続方法。
【請求項35】
前記ゲートウェイ装置が、前記センタ装置本体の問い合わせを受けて、前記グローバルIPが変更されたことを該センタ装置本体に伝えることを特徴とする請求項34記載の警備システムの接続方法。
【請求項36】
インターネット等の電気通信回線を用いて情報伝達を行う警備システムの接続方法において、
警備用機器から警備に係る情報伝達を受けるセンタ装置側のセンタ装置本体が、警備対象施設側に設けられ、インターネットサービスプロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスにより該電気通信回線を介して情報の中継を行うゲートウェイ装置に対して該グローバルIPアドレスの問い合わせを行い、
該ゲートウェイ装置が、該センタ装置本体の問い合わせを受けて、該グローバルIPアドレスをセンタ装置本体に伝え、
該センタ装置本体が、該ゲートウェイ装置から受け取った該グローバルIPアドレスの変更を検知した場合に、該新たにゲートウェイ装置から受け取ったグローバルIPアドレスを該電気通信回線上のDNSサーバに通知し、
該センタ装置から警備に係る情報伝達を受ける端末装置が、該DNSサーバを介して、該センタ装置本体に接続することを特徴とする警備システムの接続方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【公開番号】特開2006−221521(P2006−221521A)
【公開日】平成18年8月24日(2006.8.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−36018(P2005−36018)
【出願日】平成17年2月14日(2005.2.14)
【出願人】(000101400)アツミ電氣株式会社 (69)
【Fターム(参考)】