説明

足指トレーニング器具

【課題】外反母趾等の足のトラブルを防止するための足指強化トレーニング器具を提供する。
【解決手段】本発明の足指トレーニング器具1は、足置部2とその先端に接合された帯部3と持ち手部4とからなる。足置部2は柔軟な素材からなる上層部4、柔軟性を有しない素材からなる基底部5、ゴム弾性を有する足指固定部6を有する。装着時足指部分に相当する足置部2には基底部5がないため、使用者が持ち手部4を引っ張ることにより生じる外力で足置部2の足指部分は曲がる。使用者は足指固定部6により固定された足指にて外力に抗するようにすることで、強化を所望する姿勢保持筋群が効率的に鍛えられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、足指、特に姿勢を保持するのに必要な筋肉群のトレーニングに用いる器具に関する。
【背景技術】
【0002】
日常的に歩いたり走ったり跳んだりすることにより、人間の足の筋肉は無意識のうちに鍛えられている。身体の発育とともに自身の体重も増加していくが、特別な足のトレーニングを行わずとも、自重を支えうる足の筋力は自然に養われていくのが通常である。個人差もあるが、一般に静止起立時における体重の負担配分としては、踵で自重の7割、中足部(足の指の付け根部分)で2割、趾尖部で1割の配分が理想的といわれる。
【0003】
しかし、バレエやダンスといった、特殊な足の使い方をする競技を行うことにより、日常生活とは異なる配分で足に負担がかかることになる。例えばポアント(Pointe:トゥで立つこと)やドゥミ・ポアント(Demi-Pointe:トゥの先ではなく、足指を曲げて指の腹で床に立つこと)といったバレエにおける基本姿勢は、爪先部に著しい負担を強いる。その結果、足を痛めたり、外反母趾を患うこととなる場合もある。
【0004】
通常とは異なる負担を足にかけるのは、なにもバレエやダンスといった競技に限らない。ハイヒールのように踵の高い履物を恒常的に履くことにより、中足部や趾尖部への負担は大きくなる。負担の大きくなった荷重を支えることが出来るだけの筋肉が備わっていれば問題ないが、そうでないとやはり足のトラブルを招くことになる。
【0005】
こうした足のトラブル、すなわち外反母趾や内反小趾(足の小指が親指側に向かって変形し「く」の字になる状態)は、人間の足の骨格が本来有している縦横のアーチ形状が損なわれることにより生じる。縦横のアーチとは、親指の付け根と小指の付け根とを結ぶ線において描かれている、足の甲側に向かって緩やかな凸形状を形成している横のアーチ、及び親指の付け根と踵、小指の付け根と踵を各々結ぶ線において描かれている、やはり足の甲側に向かって緩やかな凸形状を形成している縦のアーチを指す。これらのアーチは、横中足靭帯や長足底靭帯、短足底靭帯、底側踵舟靭帯といった各靭帯によってその形状が支えられており、これらの靭帯を適正な位置に保持する筋肉を強化することにより足のトラブルを未然に防ぐことができる。
【0006】
そこで従来から、バレリーナやダンサー、或いは外反母趾の患者の間では、中足部や趾尖部を強化する方法として、趾先でタオルをつかんだり、足の指を握ったり開いたり(グーパー運動)することにより強化する、という手法がとられていた。しかし、この手法では、趾を動かす動作筋群である長母趾屈筋や長母趾伸筋(足指の第一関節と第二関節の伸縮を行う筋肉)が強化されるだけであり、有効な対処とはいえなかった。むしろ、姿勢保持筋群、つまり骨と骨とを結合する上述の靭帯や骨を正常な位置に留めておく筋肉群を強化するための手法が求められていた。
【0007】
また、足指をトレーニングするための器具としては、例えば以下に述べるようなものが以前から提唱されていた。
【0008】
【特許文献1】特開平10−323405
【特許文献2】特開2000−210393
【特許文献3】特開平8−24368
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしそのいずれも、上記観点に基づいたものではない上、例えば特許文献1では装置そのものが大きく、一人で手軽にトレーニングを行うことが出来ないものであった。特許文献2も姿勢保持筋群を強化する、という目的に沿った構成ではない。
【0010】
また特許文献3は、足指強化、外反母趾矯正といった思想において共通するところはあるが、止まり木当接部に足の裏指付け根部分を受けて踵を浮かすなど、その使用がかならずしも容易とはいえず、また両足を乗せるだけの床面が必要なためスペースを必要とする点に難がある。
【0011】
このように、足指における姿勢保持筋群の強化し、バレリーナやダンサーはもちろんのこと、ハイヒール等で中足部、趾尖部を酷使する人々を外反母趾等の足のトラブルから未然に救うためのトレーニングを効果的に行うことができるトレーニング器具が希求されていた。
【課題を解決するための手段】
【0012】
そこで本発明は、上記各課題を解決すべく、以下のような構成を有する。
【0013】
すなわち、本発明にかかる足指トレーニング器具は、足を置くための足置部と、一方端が前記足置部の先端部分と接合された帯部と、前記帯部の他方端に設けられた持ち手部とからなり、前記足置部は、足裏に接し、外力に応じて曲がる程度の柔軟性を有するよう構成された上面層と、前記上面層の足裏が接する面とは反対面に、足を置いた際略指の付け根に相当する位置より踵方向にのみ設けられた、外力を受けても変形しにくいよう構成された基底層とからなり、前記上面層の足裏が接する側には、足指を固定するための足指固定部が設けられていることを特徴とする(請求項1)。
【0014】
この発明によれば、自らの足に簡単に装着が可能であり、持ち手部を持って上方向に引き上げることにより、帯部を通じて足置部の先端部分即ち爪先側に上向きの負荷をかけることができる。概ね指の付け根より踵方向には基底層が裏打ちされており、この基底層は外力を受けても変形しにくい素材により構成されているから、上面層のうち指の付け根より爪先方向の部分のみが受けた負荷に応じて上向きに曲がる。足指固定部に固定された足指で下向きに力を加えることにより、筋力強化を所望する姿勢保持筋群を効率的に鍛えることができる。なお「外力に応じて曲がる程度の柔軟性を有する」とは、外部からの引っ張る力、或いは押す力に基づいて形状が変形することを意味し、例えば素材としてフェルト素材、獣皮革などの天然素材の他、ポリウレタン、ポリプロピレンなど柔軟性を有する合成樹脂を適用することができる。また、「外力を受けても変形しにくい」とは、外部からの引っ張る力、或いは押す力を受けても容易に形状を変えないことをいい、例えば素材としてコルク、木材、ガラス、アクリル樹脂、その他の合成樹脂などを適用することが可能である。もちろん、上面層と基底層とで別異の素材を用いる必要はなく、同一の素材、例えばポリエチレンを共通に用い、その厚薄に差異を設けることにより柔軟性の高低が生じるようにすることもできる。
【0015】
また、本発明にかかる足指トレーニング器具においては、前記足指固定部が、各々両端が前記上面層の足裏が接する面に接合された複数の環状部材として構成され、親指又は小指に対応した二つの小環状部材と、前記二つの小環状部材に挟まれ、人差し指、中指、薬指に対応した大環状部材とからなることを特徴とすることもできる(請求項2)。
【0016】
これによれば、足の左右を選ぶことなく、一つの器具にて両足のトレーニングに使用することができる。また、薬指と小指とを別々の環状部材に挿入するよう構成していることにより、トレーニングの際にも指の屈曲防止が促されるため、より効果的なトレーニングを行うことが出来る。
【0017】
さらに本発明にかかる足指トレーニング器具は、前記足指固定部を、少なくとも各指の付け根から先端までを覆う程度の幅を有するゴム弾性を有する帯状部材からなることを特徴とすることもできる(請求項3)。
【0018】
これによれば、足指固定部に挿入された各足指は、ゴム弾性を有する帯状部材によってそのほぼ全長が覆われることとなるため、仮にトレーニングに際して無用に力みを加えてしまったとしても足指を曲げてしまうことを防止することができ、トレーニングの効果を損なわないことができる。
【0019】
また本発明にかかる足指トレーニング器具においては、前記帯部を、ゴム弾性を有する素材からなることを特徴とすることもできる(請求項4)。
【0020】
これによれば、持ち手部を引っ張り挙げることによって生じる張力の足置部への伝達に際して帯部が緩衝の役割を果たすこととなるため、いきなり強く引っ張りすぎて足指を損傷するおそれを減じることができる。
【0021】
さらに本発明にかかる足指トレーニング器具においては、前記足置部に、足固定部材を供えたことを特徴とすることができる(請求項5)。
【0022】
これによれば、トレーニングの際に足の踵部分が上がることが防止することができ、トレーニングの効果向上を図ることができる。
【0023】
また本発明にかかる足指トレーニング器具においては、上面層の足裏に接触する面をナイロン基布にポリウレタンコーティングした素材で覆うように構成することを特徴とすることもできる(請求項6)。
【0024】
これによれば、ポリウレタンコーティングが足裏の滑り止めの効果を奏することとなり、トレーニングの効果の向上が見込まれる。
【発明の効果】
【0025】
以上述べたとおり、本発明によれば、強化を所望する足指の姿勢保持筋群を効果的に鍛えることができる。なおかつ、一体の器具にて両足のトレーニングを行うことができるため、無用にスペースをとることがない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて以下具体的に説明する。
【0027】
図1は、本実施例にかかる足指トレーニング器具1の全体図である。足指トレーニング器具1は、足置部2、帯部3、持ち手部4から構成されている。足置部2の先端部、即ち爪先側には、帯部3の一方端が接合されている。接合の方法としては縫製、接着等所望の方法を用いることができるが、後述するとおり使用者が持ち手部4を引き上げることにより生じる力が加わるため、相応の強度をもって接合されている必要がある。持ち手部4は合成樹脂からなる環状の部材であり、帯部3の足置部2と接合された端と反対側の端を、持ち手部4の環状部材の一部をくるむような状態で縫製することにより一体となっている。もちろん、持ち手部4の素材・形状はこれに限られないし、帯部3との接合方法もこの限りではない。要は持ち手部4を引っ張ることによって生じる張力に耐えられる程度の強度をもって各々の構成が繋ぎ合わされていれば良い。
【0028】
足置部2は、上面層5と、その裏面の一部に裏打ちするように設けられた基底層6とを有している。上面層5は薄いポリエチレン素材の表面に、ナイロン基布にポリウレタンコーティングした素材を被覆させているため、外力によって容易に曲がる。一方基底層6は前述の上面層5よりも厚手のポリエチレン素材により構成されているため、外力によっては容易に曲がらない。上面層5の先端付近には足指固定部7(左足指固定部7L、中足指固定部7C、右足指固定部7R)が設けられている。また上面層5の中央付近を横断するような形で、足固定部材8が設けられている。
【0029】
図2は、足置部2を拡大した図であり、図2(a)は正面図、図2(b)は側面図である。図2(a)に示すように、上面層5は足の爪先から踵までの全てが戴置可能なように構成されており、図面左側に足の爪先が、右側に踵がくるように装着する。足指固定部7は、天然ゴムからなる帯ゴムの両端をそれぞれ上面層5と接合させることにより構成されている。本実施例では左足指固定部7L、中足指固定部7C、右足指固定部7Rの3つの環状部材により構成されている。もちろん、足指固定部の構成としてはこの実施例の形態に限られず、5本の指各々に対応する環状部材を設けても良いし、ひとつの環状部材によりまかなうこともできる。本実施例における左足指固定部7L及び右足指固定部7Rは小環状部材に、中足指固定部7Cは大環状部材に相当する。
【0030】
図2(a)及び図2(b)にも示しているように、基底部6は上面層5の一部分、つまり実際に足を装着した場合においておおむね足指の付け根にあたる位置から踵方向のみを裏打ちするように接合されている。前述の通り上面層5は外力によって曲がる程度の柔軟性を有しているのに対して、基底層6は外力によって容易には曲がらないため、足置部2の爪先部分に接合された帯部3を介して伝達される外力によって、足置部2のうち基底層6の裏打ちがされていない部分、つまり足指の付け根から先に相当する部分については曲がるが、基底層6の裏打ちがされている部分、つまり足指の付け根付近から踵方向に相当する部分については曲がらず平らな状態を保持する。
【0031】
図3は、実際に足に装着する場面を示したものである。ここでは右足を装着する場合について説明する。図3(a)に示すように、足固定部材8を予め外しておき、足指を足指固定部7に挿入する。その際親指は左足指固定部7Lに挿入し、人差し指・中指・薬指は中足指固定部7Cに挿入し、小指は右足指固定部7Rに挿入する。なお各足指固定部7はゴム弾性を有する帯状部材により構成されており、個人差のある指の太細、長短にも適宜対応することができる。またゴム弾性を有し、指長全体を覆う程度の帯幅を有していることにより、ある程度締め付けを生じるようにすることで、足指固定部7内で“遊び”が生じて指を曲げてしまうことによりトレーニングの効果を減じることを防止することができる。
【0032】
足指を根元まで挿入したら、図3(b)に示すように、足固定部材を面ファスナー8sで相互に止め合わせることにより足を固定する。なお本実施例では固定方法として面ファスナーを用いているが、これに限られず、紐、スナップボタン等、トレーニングに際して足に“遊び”が生じない程度の固定ができるものであれば任意の方法を採用することができる。また、上記では右足のトレーニングの場合について説明したが、左足の場合も同様に行うことができる。この場合、親指を右足指固定部7Rに、小指を左足指固定部7Lに挿入すれば良い。このように、両端の小環状部材とこれに挟まれた大環状部材により足指固定部を構成することで、左右両足いずれにも用いることのできるトレーニング器具として使用可能である。その上、左右いずれの足のトレーニングにおいても、親指・人差し指から薬指・小指を3つの別々の環状部材に挿入することとなるため、自然と各指の伸展が促されることとなり、トレーニングの効果が向上する。
【0033】
図4は本実施例にかかる足指トレーニング器具を使用している場面の全体図である。左の図は起立して使用する際の、右の図は座って使用する際の使用例の図である。いずれにおいても使用者は、持ち手部4を握り、上方向に引き上げることにより、帯部3を介して足置部2の爪先部分を上方向に引き上げる力を足置部2に伝える。帯部3を天然ゴムにより構成することによって、使用者が不用意に強い力で引き上げたとしても、帯部3が緩衝材の役割を果たすことにより力は緩やかに伝わり、足指を損傷するおそれが少ない。
【0034】
図5は、使用における足置部2の変形の様子を示したものである。図4に示したように、使用者は持ち手部4(図示しない)を上向きに引き上げることにより、帯部3を通じて図面上向きの力が足置部2の先端部、即ち爪先部分に伝えられる。足置部の足指に相当する部分には、基底部6の裏打ちがなされていない上層部5が位置していることから、伝えられた上向きの力によって柔軟性を有する上層ぶ5は上方向に曲がる。使用者は、足指に図面下向きの力を加えることにより足置部2を元の形状に戻す。また使用者は、伝えられた上向きの力に逆らって足置部2の爪先部分を下向きに曲げるように力を加える。この際足指固定部7により足指は一定程度締め付けられていることから、足指を曲げる屈筋を作用させることなく足の指の付け根の筋肉を作用させることになる。これらの運動を繰り返すことにより、強化の対象である姿勢保持筋群を効率的に鍛えることができる。
【0035】
このように、本実施例においては、単一のトレーニング器具によって両足の足指の姿勢保持筋群を効率的に鍛えることができるため、バレリーナ、ダンサーの足のトラブル防止に有効なトレーニングを簡便に行うことが可能である。あるいは外反母趾の患者にとっても症状の悪化を防止するのに必要な筋力の強化を、足指の損傷のおそれを避けつつ行うことが可能となる。殊に足指固定部7がゴム弾性を有する素材でできており、親指、中指から薬指の3本、小指に対応した3つの環状部材によって構成されていることから、足指の屈筋が不必要に収縮することを防止し、一層効率的に姿勢保持筋群を鍛えることができる。
【0036】
なお、上記において述べた実施例は本発明を実現するにあたっての一つの形態に過ぎず、特に本発明を限定するものではない。また本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の一実施例にかかる足指トレーニング器具の全体図である。
【図2】足指トレーニング器具の足置部の拡大図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図3】本発明の一実施例にかかる足指トレーニング器具を装着する様子を示した図であり、(a)は装着前、(b)は装着後の図である。
【図4】本発明の一実施例にかかる足指トレーニング器具の使用例を示した図である。
【図5】本発明の一実施例にかかる足指トレーニング器具を使用している場面における足置部の変形具合を示す図である。
【符号の説明】
【0038】
1 足指トレーニング器具
2 足置部
3 帯部
4 持ち手部
5 上面層
6 基底層
7 足指固定部
7L 左足指固定部(小環状部材)
7C 中足指固定部(大環状部材)
7R 右足指固定部(小環状部材)
8 足固定部材
8s 面ファスナー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
足を置くための足置部と、
一方端が前記足置部の先端部分と接合された帯部と、
前記帯部の他方端において前記帯部と接合された持ち手部とからなり、
前記足置部は、
足裏に接し、外力に応じて曲がる程度の柔軟性を有するよう構成された上面層と、
前記上面層の足裏が接する面とは反対面に、足を置いた際略指の付け根に相当する位置より踵方向にのみ設けられた、外力を受けても変形しにくいよう構成された基底層とからなり、
前記上面層の足裏が接する側には、足指を固定するための足指固定部が設けられている
ことを特徴とする足指トレーニング器具。
【請求項2】
前記足指固定部は、各々両端が前記上面層の足裏が接する面に接合された複数の環状部材として構成され、親指又は小指に対応した二つの小環状部材と、前記二つの小環状部材に挟まれ、人差し指、中指、薬指に対応した大環状部材とからなる
ことを特徴とする、請求項1に記載の足指トレーニング器具。
【請求項3】
前記足指固定部は、少なくとも各指の付け根から先端までを覆う程度の幅を有するゴム弾性を有する帯状部材によって構成された環状部材である
ことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の足指トレーニング器具。
【請求項4】
前記帯部は、ゴム弾性を有する素材からなることを特徴とする、
請求項1から請求項3のいずれかに記載の足指トレーニング器具。
【請求項5】
前記足置部に、足固定部材を供えたことを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれかに記載の足指トレーニング器具。
【請求項6】
前記上面層の足裏に接触する表面が、ナイロン基布をポリウレタンコーティングした素材で覆われている
ことを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれかに記載の足指トレーニング器具。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2008−93008(P2008−93008A)
【公開日】平成20年4月24日(2008.4.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−275138(P2006−275138)
【出願日】平成18年10月6日(2006.10.6)
【出願人】(000109288)チャコット株式会社 (7)