説明

過積載防止用重量計算システム

【課題】 従来のバックホゥは土砂等積み込み時、残土・砂・コンクリートガラ等比重や形状の異なる積荷、雨後の濡れた重量の増加した積荷に対して現在の累積積み込み重量が把握できず過積載を引き起こす要因であった。これは主に積み込み時重機運転手の判断にゆだね積み込みを行うからである。
【解決手段】 過積載防止用重量計算システムを使用することにより現在の積み込み荷重を把握し過積載を防止することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、建設工事等により排出した残土、又は建材等の積み込み、運搬等の過積載に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のバックホゥでは土砂等運搬車等に積み込み時、現在の積み込み重量が把握できず重機運転手によるおおよその判断による積み込みが行われていた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
以上に述べた従来の積み込み方法では残土・砂・コンクリートガラ等比重や形状の異なる積荷に対して重機運転手の判断にゆだね結果過積載等を引き起こす要因であった。
【0004】
本発明は、このような従来の積み込み方法の問題点を解決しようとするものであり土砂等運搬時における過積載等を撲滅させることを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
そして、本発明は上記目的を達成する為にバックホゥに過積載防止用重量計算システムを装備する。
【0006】
上記の課題解決手段による作用は次の通りである。土砂等積み込み時備え付けの重量を表示するメーターを確認の上積み込みを行うことにより現在までの積み込み重量を把握することができる。
【発明の効果】
【0007】
上記したように、本発明の過積載防止用重量計算システムは土砂等の積み込み時重量を把握することにより、過積載等の減少を図った発明である。
【発明の実施をするための最良の形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を図1並びに図2に基づいて説明する。
【0009】
図1においては、1は運転席、2はエンジンルーム、3は積み込みようバケット、4はロードセル、5は同じくロードセル、図2に移り6は前後走行レバー、7は荷重計、8は荷重設定ボタン、9は左レバー、10は右レバー、11は運転席である。
上記に述べたように8の荷重設定ボタンにより積み込み荷重の設定を行い、3のバケットによりすくった土砂等の軽量を4,5のロードセルにて7の荷重計に表示し9又は10のレバー上部にプラスボタンを配置、それを押すことにより7の荷重計の値が上昇、設定値に到達するとブザー等が鳴り運転手に知らせるものである。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】 本発明の外見形態を示す図
【図2】 運転席内部を示す図
【符号の説明】
【0011】
1 運転席
2 エンジンルーム
3 積み込みようバケット
4 ロードセル
5 ロードセル
6 前後走行レバー
7 荷重計
8 荷重設定ボタン
9 左レバー
10 右レバー
11 運転手用椅子

【特許請求の範囲】
【請求項1】
建設機械バックホゥにおける積荷重量計算機を搭載した過積載防止装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate


【公開番号】特開2010−261281(P2010−261281A)
【公開日】平成22年11月18日(2010.11.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−125816(P2009−125816)
【出願日】平成21年4月28日(2009.4.28)
【出願人】(504472640)
【Fターム(参考)】