説明

靴用中敷

【課題】靴内に抗菌機能及び消臭機能等を付与でき、かつこれらの機能が長期にわたって保持できるとともに簡便に製造でき、かつ意匠性をも付与する。
【解決手段】中敷(生地30,ウレタン層31)の表面に、第1の金属粉末を含む樹脂被膜層32と、前記金属とはイオン化傾向の異なる第2の金属粉末を含む樹脂被膜層33が形成されている。第1の金属粉末を含む樹脂被膜層32と、第2の金属粉末を含む樹脂被膜層33が中敷表面にそれぞれパターン状に印刷されていることが望ましい。靴用中敷を靴内に敷いて靴を履いた場合、足34から汗35が出ると、この汗35を電解質として32中の金属Aと33中の金属Bとの間に電位差が生じ、体内あるいは体表に微弱な電流が流れる。この微弱な電流によって電解質の間で酸化還元反応が起きる。この酸化反応のよって、臭いの元となる脂肪酸等を分解し、細菌も酸化作用によって殺菌される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は靴用中敷に関し、特に靴内に抗菌機能及び消臭機能等を付与でき、かつこれらの機能が長期にわたって保持できるとともに極めて簡便に製造することが可能な靴用中敷に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、靴用中敷として種々のものが市販されており、靴用中敷の機能として抗菌機能及び消臭機能等を付与したものが知られている。例えば、消臭機能に関しては、靴用中敷に消臭剤を付着させたものがあり、消臭剤として吸着タイプと反応タイプがある。
しかし、吸着タイプの消臭剤を靴用中敷に付着させたものは臭成分を吸着するにつれて吸着性能が低下してくるため、徐々に臭成分が吸着されることなく放出される結果、消臭機能が次第に低下し、最終的には消臭機能が全くなくなる。また、反応タイプの消臭剤の場合も薬剤が臭成分等と反応して薬剤が消費されると、消臭機能が次第に低下してくるため、臭成分が薬剤と反応することなく放出される結果、消臭機能が次第に低下し、最終的には消臭機能が全くなくなる。
【0003】
抗菌機能を有する靴用中敷としては、靴用中敷に抗菌剤を付着させたものが知られている。しかし、抗菌機能は、抗菌剤と消臭剤とを靴用中敷にそれぞれ付着させると抗菌機能が発揮されない。したがって、抗菌機能とともに消臭機能等を有する靴用中敷を提供することが困難であった。
【0004】
そこで、足先部の球面大突起の裏面に相当する面積の金属板又は箔を接着するとともに。さらにその爪先部に少なくとも1枚の小径の異種金属板又は箔を貼着した上で、素材裏全面を両面テープで被覆した健康中敷が提案されている(実用新案登録第306495号参照)。
この健康中敷は、異種の金属板及び箔の間に流れる微弱電流の作用により抗菌機能及び消臭機能等を付与しうることが記載されている。しかし、異種の金属の板及び箔を中敷に貼着させるために両面テープを用いているが、貼着作業が煩雑であるとともに中敷に貼着された異種の金属の板及び箔が使用中にずれたり、外れる等に不都合が生じやすい。
【0005】
また、金属箔を接着してなる長尺フィルムを複数回巻き付け、或いは複数回交互に折り返すことにより形成される薄型簡易コンデンサを備えた靴用中敷が提案されている(特開2002−165610号)。
この靴用中敷は、金属箔の間に生じる静電誘導作用で生体電流が平滑化し、血行が良くなり、結果的に老廃物の発生を抑制して消臭効果を発揮すること記載されている。そして、上記の薄型簡易コンデンサは、実質的に中敷の層構成を有するシート間に挟み込まれている。
しかし、このような中敷の場合、薄型簡易コンデンサが設置された領域及びその付近でのみ血行作用や消臭効果が発揮されても、これらの作用は中敷全域では発揮されることは期待できない。
【0006】
【特許文献1】実用新案登録第306495号
【特許文献2】特開2002−165610号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本願発明の目的は、靴内に抗菌機能及び消臭機能等を付与でき、かつこれらの機能が長期にわたって保持できるとともに簡便に製造でき、かつ意匠性をも付与することが可能な靴用中敷を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記した目的は、以下に記載の靴用中敷によって達成される。
すなわち、本発明の靴用中敷は、
<1> 中敷表面に、第1の金属粉末を含む樹脂被膜層と、前記金属とはイオン化傾向の異なる第2の金属粉末を含む樹脂被膜層が形成されていることを特徴とする靴用中敷である。
<2> 第1の金属粉末を含む樹脂被膜層、及び前記金属とはイオン化傾向の異なる第2の金属粉末を含む樹脂被膜層が中敷表面にそれぞれパターン状に印刷されていることを特徴とする前記<1>に記載の靴用中敷である。
<3> 第1の金属粉末及び第2の金属粉末がそれぞれ鱗片状であることを特徴とする前記<1>又は<2>に記載の靴用中敷である。
<4> 第1の金属粉末及び第2の金属粉末がそれぞれプラチナ、金、銀、チタン、亜鉛、銅、アルミニウム、錫、及び鉄からなる群から選ばれることを特徴とする前記<1>〜<3>のいずれかに記載の靴用中敷である。
<5> 第1の金属粉末が鱗片状亜鉛、第2の金属粉末が鱗片状銀であることを特徴とする前記<4>に記載の靴用中敷である。
【発明の効果】
【0009】
本発明の靴用中敷によれば、靴内に抗菌機能及び消臭機能等を付与でき、かつこれらの機能が長期にわたって保持できるとともに簡便に製造でき、かつ意匠性をも付与することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明の靴用中敷は、中敷表面に、第1の金属粉末を含む樹脂被膜層と、前記金属とはイオン化傾向の異なる第2の金属粉末を含む樹脂被膜層が形成されていることを特徴とする。以下、便宜上、第1の金属粉末を含む樹脂被膜層と、前記金属とはイオン化傾向の異なる第2の金属粉末を含む樹脂被膜層が形成される前の中敷を単に中敷と記載し、この中敷に第1の金属粉末を含む樹脂被膜層と、前記金属とはイオン化傾向の異なる第2の金属粉末を含む樹脂被膜層が形成されたものを靴用中敷と記載する。
【0011】
本発明において、第1の金属粉末または第2の金属粉末は、互いのイオン化傾向が異なる金属粉末である。金属としては、例えば、プラチナ、金、銀、チタン、亜鉛、銅、アルミニウム、錫、及び鉄からなる群から選ばれ、これらの金属の中から互いのイオン化傾向が異なる金属を第1の金属粉末及び第2に金属粉末として選定することができる。これらの金属の中で性能面及びコスト面から銀と亜鉛の組み合わせが好適である。
【0012】
上記の金属は、粉末の形態で使用されるため、酸化されにくい金属は、あるいは、酸化されにくい形状であることが好ましい。金属の酸化が進行すると、電気が流れにくくなり、前記した電解反応が効率的に起こらない。金属粉末の形状としては、特に制約はないが、鱗片状が好ましく、針状の場合、中敷に足が触れた場合、チクチクした感触を与え、中敷製品としては、避けることが好ましい。
【0013】
金属粉末の形状が鱗片状であると、樹脂被膜層中に含有される鱗片状の金属の量が比較的少ない場合にも樹脂被膜層中で鱗片状の金属同士が接触し、電極として機能し安定した通電が得られるとともに鱗片状の形状は、他の形状の粉末の場合に比較して表面積が小さいため、酸化しにくい利点がある。
【0014】
金属粉末の粒径は、これら金属粉末を含有する樹脂溶液を中敷表面に印刷等で塗布して中敷表面に樹脂被膜層を形成する点から、1〜100μm、好ましくは5〜20μmである。金属粉末の粒径が1μm未満では、金属粉末が小さすぎるため、金属粉末同士が接触して繋がる距離が短く、樹脂被膜層内で断線する部分が生じやすくなり、一方、金属粉末の粒径が100μmを超えると、樹脂被膜層表面に金属粉末が露出しやすく、樹脂被膜層表面がザラザラした感触となりやすい。
【0015】
樹脂被膜層中に含有される金属粉末の量は、金属粉末を含有する樹脂塗布液が塗布特性上支障がなく、かつ、金属粉末を含有する樹脂被覆層が電極として機能が発揮できる等の観点から選定すべきであり、金属粉末の形状にもよるが、樹脂被膜層中に25〜150重量%、好ましくは5〜100重量%である。樹脂被膜層中に含有される金属粉末の量が25重量%未満では樹脂被膜層が電極としての十分な機能を発揮することが困難なりやすく、150重量%を超えると、樹脂被膜層の中敷表面との密着性が低下し、樹脂被膜層の耐摩耗性が低下する恐れがある、
【0016】
樹脂被膜層を構成する樹脂は、中敷表面の成分・組成等との密着性や樹脂被膜層自体の耐摩耗性等の機械的特性、足に与える感触等の官能的特性等を考慮して任意に選定することができる。中敷には、例えば、図1に示すものが知られている。図1において、10は生地、11は湿式発泡層、12は接着層、13は表皮層をそれぞれ示しており、この中敷の表面に金属Aを含有する樹脂被膜層14が形成され、金属Aとイオン化傾向が異なる金属Bを含有する樹脂被膜層15が形成されている。
【0017】
樹脂被膜層を構成する樹脂は、中敷の表面(表皮層13)との密着性等の関係からは、実質的に同じ乃至同質成分が好ましい。例えば、表皮層13がウレタン系の成分の場合、樹脂被膜層を構成する樹脂は、ウレタン系が好ましい。ウレタン系の成分としては、クリスボンNY329(シリコン共重合のポリカーボネート系ウレタン 大日本インキ化学工業(株)製)、レザロイドLu4003(ポリカーボネート系ウレタン 大日精化工業(株)製)、レザロイドLu4164(ポリカーボネート系ウレタン 大日精化工業(株))、レザロイドLu305SP(ポリカーボネート系ウレタン 大日精化工業(株))等が挙げられる。
【0018】
これらのウレタン系成分においては、これらの成分に金属粉末を含有させ、溶剤(MEK,DMF,トルエン、IPA,シクロヘキサン等を適宜用いて樹脂被膜層用塗布液を調製し、この樹脂被膜層用塗布液を中敷に塗布し、100〜130℃、1〜5分間で樹脂被膜層による電極を形成することができる。したがって、中敷が合成皮革の場合にも中敷を傷めることなく、樹脂被膜層による電極を形成することができる。また、クリスボンNY329のようなシリコン共重合のポリカーボネート系ウレタンを用いると、耐加水分解性、耐摩耗性に優れているので、長期の通電効果を発揮することができる。
【0019】
第1の金属粉末を含む樹脂被膜層と、前記金属とはイオン化傾向の異なる第2の金属粉末を含む樹脂被膜層とは、所定に間隔を置いて形成される。このような樹脂被膜層の形成方法としては、第1の金属粉末を含む樹脂被膜層を第1のパターンで印刷し、第2の金属粉末を含む樹脂被膜層を第1のパターンの空白領域に形成されるように第2のパターンで印刷することが好ましい。
【0020】
図2は、上記印刷の方法で第1の金属粉末を含む樹脂被膜層と第2の金属粉末を含む樹脂被膜層を形成した靴用中敷の外観を示している。図2において、201,202,203・・は第1の金属粉末を含む樹脂被膜層のパターン、221,222、223・・は第2の金属粉末を含む樹脂被膜層のパターンである。このようなパターンを形成することによって、中敷表面に意匠性を付与することができる。また、第1の金属粉末を含む樹脂被膜層と第2の金属粉末を含む樹脂被膜層に互いに異なる色の金属粉末を含有させる、あるいは互いに異なる色の顔料を含有させることによって、色彩的にも意匠性を高めることができる。
【0021】
図3は、本発明の靴用中敷の作用を示すための模式図である。図3において、多数形成される樹脂被膜層のうち、図解しやすくするため2つの樹脂被膜層のみを拡大して示している。図3中は、30は中敷を構成する基布、31は中敷を構成するウレタン層、32はウレタン層表面に印刷等で形成された金属Aを含む樹脂被覆層、33はウレタン層表面に印刷等で形成された金属Bを含む樹脂被覆層であり、金属Aと金属Bは互いにイオン化傾向が異なる関係にある。
【0022】
上記のような靴用中敷を靴内に敷いて靴を履いた場合、足34から汗35が出ると、この汗35を電解質として金属Aと金属Bとの間に電位差が生じ、体内あるいは体表に微弱な電流が流れる。この微弱な電流により電解質の間で酸化還元反応が起きる。この酸化反応によって、臭いの元となる脂肪酸等を分解し、細菌も酸化作用によって殺菌される。これらの作用は電極が存在すれば永続的に持続し、長期的に抗菌、消臭効果が発揮される。
【0023】
以上にように、樹脂被膜層用組成物中に金属粉末を含有させ、かつこの組成物を印刷等で中敷表面に塗布するという極めて簡便な方法で長期的に抗菌、消臭効果が発揮される靴用中敷を製造することができる。
以下、実施例について説明するが、本発明はこの実施例に限定されるものでない。
【実施例】
【0024】
以下、「部」は特にこだわらない限り『重量部』を意味する。
<樹脂被覆層用塗布液配合A>
・クリスボンNY329(樹脂分20%、溶剤分80%) 100部
・金属粉末(銀:鱗片状金属) 16部
・MEK 10部
【0025】
<樹脂被覆層用塗布液配合B>
・クリスボンNY329 100部
・金属粉末(亜鉛:鱗片状金属) 16部
・MEK 10部
【0026】
実施例1
上記塗布液配合Aを図1に示す中敷の表面にスクリーン(80線)を用いて印刷した。その後120℃×3分間乾燥して電極パターンAを得た。
また、塗布液配合Bについても図1に示す中敷の表面にスクリーン(80線)を用いて印刷した。その後120℃×3分間乾燥して電極パターンBを得た。
これらの電極パターンを有する靴用中敷を得た。
【0027】
比較例1
消臭剤として活性炭やゼオライト系の無機物を添加したSBR系ラバーを基材とし、抗菌剤として脂肪族アミン系薬剤を含浸した合繊不織布を接着剤で基材に貼り合わせた市販品を用いた。
比較例2
実施例1において用いた中敷(金属粉末を含む樹脂被覆層を形成していない)
【0028】
上記の実施例1、比較例1及び比較例2について、1)消臭性試験を行い、上記の実施例1及び比較例2について、2)大腸菌で抗菌性試験、3)カビ抵抗性試験を実施した。
【0029】
《消臭性試験》
1)アンモニア濃度が500ppmになるようにアンモニア水を靴の中に滴下し、靴を履く。
2)その後、一定時間毎に検知管を使って靴の中のアンモニア濃度を測定。
【0030】
《大腸菌で抗菌性試験》
JIS L 1902に準拠
《カビ抵抗性試験》
JIS Z 2911に準拠
【0031】
消臭性試験の結果を表1に示す。
【表1】


* 新品(未使用品)
* 2ケ月後(使用開始後2ケ月経過したもの)
【0032】
表1から本発明の実施例1の靴用中敷は2ケ月後の機能低下が少ないが、比較例1(市販品)の靴用中敷は、2ケ月後の機能が比較例2と同等レベルまで低下している。
【0033】
大腸菌で抗菌性試験の結果を図4及び図5に示す。図4から、本発明の実施例1の靴用中敷は、電極が形成された領域には、ハロー(菌が寄り付かない部分)が発生しているが、図5の比較例2の中敷では、ハロー(菌が寄り付かない部分)の発生が見られない。
【0034】
カビ抵抗性試験の結果を図6及び7に示す。図6から、本発明の実施例1の靴用中敷は、電極が形成された領域には、白癬菌の繁殖は見られないが、図7の比較例2の中敷では、白癬菌の繁殖が少し見られる。
【0035】
次に本発明の実施例1の靴用中敷と、比較例2の中敷について、機械的特性等の試験を行った。試験結果を表2に示す。
【表2】


*1:学振型堅牢度試験機 6号頒布使用
500gf×1000回
磨耗しない:○
摩滅する :×
【0036】
表2から、本発明の実施例1の靴用中敷では、中敷表面を金属を含む樹脂被膜層による処理をしていない比較例2と同等乃至それ以上の物性を示している。したがって、樹脂被膜層の形成によっても靴用中敷の機械的特性等を損なうことなく、抗菌機能及び消臭機能等を付与できることが分かる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の靴用中敷の一実施の形態を示す要部斜視図である。
【図2】本発明の靴用中敷の一実施の形態を示す概観図である。
【図3】本発明の靴用中敷の作用を示すための模式図である。
【図4】実施例1における大腸菌で抗菌性試験の結果を示す写真である。
【図5】比較例2における大腸菌で抗菌性試験の結果を示す写真である。
【図6】実施例1におけるカビ抵抗性試験の結果を示す写真である。
【図7】実施例2におけるカビ抵抗性試験の結果を示す写真である。
【符号の説明】
【0038】
10 生地
11 湿式発泡層
12 接着層
13 表皮層
14 樹脂被膜層(金属A)
15 樹脂被膜層(金属B)
30 基布
31 ウレタン層
32 樹脂被膜層(金属A)
33 樹脂被膜層(金属B)
34 足
35 汗
201,202,203・・樹脂被膜層パターン
221,222,223・・樹脂被膜層パターン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
中敷表面に、第1の金属粉末を含む樹脂被膜層と、前記金属とはイオン化傾向の異なる第2の金属粉末を含む樹脂被膜層が形成されていることを特徴とする靴用中敷。
【請求項2】
第1の金属粉末を含む樹脂被膜層、及び前記金属とはイオン化傾向の異なる第2の金属粉末を含む樹脂被膜層が中敷表面にそれぞれパターン状に印刷されていることを特徴とする請求項1に記載の靴用中敷。
【請求項3】
第1の金属粉末及び第2の金属粉末がそれぞれ鱗片状であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の靴用中敷。
【請求項4】
第1の金属粉末及び第2の金属粉末がそれぞれプラチナ、金、銀、チタン、亜鉛、銅、アルミニウム、錫、及び鉄からなる群から選ばれることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の靴用中敷。
【請求項5】
第1の金属粉末が鱗片状亜鉛、第2の金属粉末が鱗片状銀であることを特徴とする請求項4に記載の靴用中敷。

【図1】
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【図3】
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【図2】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−160058(P2009−160058A)
【公開日】平成21年7月23日(2009.7.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−339960(P2007−339960)
【出願日】平成19年12月28日(2007.12.28)
【出願人】(390023009)共和レザー株式会社 (17)
【Fターム(参考)】