説明

ダイワボウホールディングス株式会社により出願された特許

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【課題】糸切れがなく安定して紡糸でき、染色性も良好な芯鞘型複合繊維を提供する。
【解決手段】芯成分2がポリプロピレン、鞘成分3がポリエステルである芯鞘型複合繊維1であって、芯成分2のポリプロピレンは、メルトフローレート(MFR)が28g/10minを超えて60g/10min未満である。前記芯鞘型複合繊維からなる繊維構造物又は前記芯鞘型複合繊維(A)とその他の繊維(B)を含む繊維構造物とすることが可能であって、前記芯鞘型複合繊維(A)とその他の繊維(B)の混合割合が質量%で10≦A≦100、0≦B≦90の範囲とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】製造効率を低下させることなく、優れた高率放電特性が得られるアルカリ蓄電池を製造できるようにする。
【解決手段】正極芯体7の製造には、有機繊維からなる繊維ウェブを用いる。不織布は、繊維ウェブに対し、まず長手方向の引張強度より幅方向の引張強度の方が高くなるように、繊維の配向性を制御する処理及び熱処理を行う。処理後の不織布は、多数の繊維が幅方向へ向いた状態となる。つづいて処理後の不織布に金属材料をめっきし、めっき後の不織布を加熱して有機繊維を融解する。これにより、金属めっきの骨格のみが残る。 (もっと読む)


【課題】ポリ乳酸とエチレン−ビニルアルコール共重合体からなる分割型複合繊維を提供する。
【解決手段】本発明の分割型複合繊維は、ポリ乳酸を50質量%以上含む第1成分(1)と、エチレン−ビニルアルコール共重合体を50質量%以上含む第2成分(2)とからなる複合繊維であって、繊維断面から見て前記第1成分(1)又は前記第2成分(2)が2以上のセグメントに区分され、前記第1成分(1)および第2成分(2)の少なくとも一部が前記複合繊維の表面に露出しており、前記繊維断面から見て、第1成分又は第2成分が1つの連続したセグメントである。これにより、優れた分割性を有しており、この繊維及びこの繊維を含む繊維構造物および不織布は、極細繊維に起因する柔軟な風合いを有する。 (もっと読む)


【課題】表面層の均一性を保持しつつ耐摩耗性の高い製紙用織物を提供する。
【解決手段】パルプ液を抄くための製紙用織物であって、織物のタテ及びヨコ方向断面から見て紙層形成層である表面層(1)が平織り組織であり、マシンと接触する裏面層(2)が斜文織り組織である多重織物であり、表面層(1)の紙層形成部分とこれに対応する裏面層のタテ糸はポリエステル糸であり、ヨコ糸は表裏面層ともポリエステル糸とポリアミド糸を含み、製紙用織物のタテ方向断面から見て、表面層糸と裏面層糸の間に接結糸が配置され、接結糸は裏面層糸2本の間に1本配置されており、裏面層(2)を構成するタテ糸(2f)は表面層(1)を構成するタテ糸(1b)よりも相対的に糸径が太く、かつ裏面層(2)を構成するヨコ糸(2a-2e)は表面層(1)を構成するヨコ糸(1a)より糸径が2倍以上太い。 (もっと読む)


【課題】弾力性と嵩回復性が高く、その耐久性も高い潜在捲縮性複合繊維及びこれを用いた繊維集合物を提供する。
【解決手段】第一成分(1)は、ポリブテン−1とプロピレン共重合体を含み、第二成分(2)はポリブテン−1の融解ピーク温度よりも20℃以上高い融解ピーク温度を有するポリマー又は融解開始温度(示差走査熱量(DSC)測定法より測定される補外融解開始温度)が120℃以上であるポリマーであり、潜在捲縮性複合繊維(10)を断面から見たとき、第一成分(1)は複合繊維表面の少なくとも20%を占めており、第二成分(2)の重心位置(3)は複合繊維の重心位置からずれている偏心芯鞘型の繊維断面であり、潜在捲縮性複合繊維(10)は120℃におけるJIS-L-1015で測定した乾熱収縮率が、(A)初荷重0.018mN/dtex(2mg/de)での測定において50%以上、かつ(B)初荷重0.45mN/dtex(50mg/de)での測定において5%以上である。 (もっと読む)


【課題】カンバス等の工業用織物端部で折り返された経糸糸端を周辺の経糸を圧迫することなくカンバス等の工業用織物本体に編込むとともに、経糸糸端が切断部付近より緩み、経糸が接紙面側へ突出することを抑えた抄紙用ドライヤーカンバス等の工業用織物を提供する。
【解決手段】本発明の工業用織物は、経糸と緯糸を織成した工業用織物本体の両端を連結する継手部を含む工業用織物であり、上記継手部は上記工業用織物本体の端部から緯糸を除去することにより露出した経糸の一部が折り返されて形成したループを備え、上記折り返された経糸11の先端部と、折り返されていない経糸12の先端部は、隣り合う緯糸13、14の間に同一方向から挿入され、上記工業用織物本体の機械面側で糸上げ切断されている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、前記従来の問題を解決するため、断面形状が扁平のレーヨン繊維を含む混紡紡績糸を用いることにより、ハリ、コシに優れた編物を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の編物は、断面形状が扁平のレーヨン繊維を20質量%以上含み、撚係数が3.5〜5.0の混紡紡績糸からなる編物であって、当該編物のJIS L 1096 A法による剛軟度が17〜38mmであり、JIS L 1018 F法によるドレープ係数が0.12〜0.25であることを特徴とする。また、当該編物を用いた繊維製品を提供する。 (もっと読む)


【課題】溶融紡糸法により得られる、熱膨張樹脂粒子を含む繊維であって、熱を加えたときに溶融して、熱膨張樹脂粒子を十分に膨張させ得る繊維を提供する。
【解決手段】1)熱可塑性樹脂からなる外殻と、それに内包され且つ加熱することによって気化する発泡剤とから構成されている熱膨張性樹脂粒子と、2)熱膨張性樹脂粒子の膨張開始温度より低い融点Tmを有し、且つ190℃におけるメルトフローレート(MFR)が6g/10分以上(荷重21.18N(2.16kgf)、JIS K 7210に準ずる)であるポリエチレン系のベース樹脂とを混合して、ベース混合物を得、前記熱膨張性樹脂粒子膨張開始温度未満であり、かつTm+30℃以上の温度で、少なくとも一つの成分が前記ベース混合物を含む成分となるように溶融紡糸して、熱膨張性繊維を得る。 (もっと読む)


【課題】繊度の小さい繊維を含む、突刺強度の高い不織布からなる、電池セパレータを提供する。
【解決手段】ポリプロピレン系樹脂を含有するセグメントAと、ポリオレフィン系樹脂を含有するセグメントBとが相互に配列されてなる分割型複合繊維の割繊により形成された、前記セグメントAに由来する極細繊維Aと、前記セグメントBに由来する極細繊維Bとを含む不織布からなる電池セパレータであって、前記極細繊維Aは、z平均分子量Mzが1,000,000以上であり、かつ重量平均分子量Mwが800,000以下であるポリプロピレン樹脂を主成分として含み、前記極細繊維Aは、繊度0.6dtex未満であり、前記極細繊維Aを5mass%以上の割合で含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】延伸性及び分割性に優れた分割型複合繊維とそれを含む繊維集合物、並びにその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明の分割型複合繊維は、ポリプロピレン系樹脂を含有するセグメントAと、ポリオレフィン系樹脂を含有するセグメントBとが隣接して配列されてなる分割型複合繊維であって、前記セグメントAは、z平均分子量Mzが1,000,000以上であり、かつ重量平均分子量Mwが800,000以下であるポリプロピレン樹脂を主成分として含むことを特徴とする。 (もっと読む)


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