説明

東邦テナックス株式会社により出願された特許

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【課題】 目付、嵩密度が低減化され、電解質水溶液の透過性が良好で且つ厚さ方向の導電性が良好な炭素繊維フェルト及びその中間原料の炭素繊維混合酸化繊維フェルトの製造方法を提供する。
【解決手段】 主原料として繊維直径が9〜20μmのポリアクリロニトリル(PAN)系酸化繊維ステープル65〜95質量%と、副原料として炭素繊維ステープル5〜35質量%との混合物をニードルパンチ処理することにより、中間原料の炭素繊維混合酸化繊維フェルトを製造する。この炭素繊維混合酸化繊維フェルトを不活性雰囲気下、1300〜2300℃で焼成することにより、所期物性の炭素繊維フェルトを製造する。
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【課題】 熱収縮による皺やうねり等を除くと共に、タール付着の問題を生ずることなく炭素繊維シートを連続生産できる熱処理炉を提供する。
【解決手段】 炉2内を走行する原料薄層シート30を熱処理して炭素繊維シート30にする熱処理炉2であって、原料薄層シート入口部4を形成した上流側炉壁6と、炭素繊維シート出口部8を形成した下流側炉壁10と、炉2内を上流炉部14と下流炉部16とを仕切ると共にシート搬送窓18を形成した隔壁12と、上流炉部14に備えた1以上の排ガス処理室34と、炉2内の下流炉部16に備えた1以上の加熱手段28a、28b、28cと、炉2内の下流炉部16のみに設けられた1以上の面圧付与手段26a、26b、26cとを有する熱処理炉とする。
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【課題】断面が角形のFRP製の中空部材である角パイプを、プリプレグを用いて容易に、且つ正確な角を有する成形体として得る方法を提供すること。
【解決手段】上下2分割型の金型又は成形型とバギングフィルムを用いてFRP製角パイプを成形するに際し、断面が角形のマンドレルに複数回巻回したプリプレグの最外層の内側で、下型又は成形型の角部に対応する部分に、一方向配列繊維強化材からなるプリプレグをその繊維軸方向がマンドレルの軸方向に一致するように配置し、次いで金型を型締めし又は成形型とバギングフィルムを密封し、圧縮成形することからなるFRP製角パイプの成形方法。 (もっと読む)


【課題】 固体高分子電解質型燃料電池のガス拡散層用として適している炭素繊維シート及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 厚さが100〜350μm、目付が50〜100g/m2、比抵抗値が0.2〜10mΩ・cm、炭素含有率が94質量%以上、平均細孔径が7〜15μm、ガス透過性が3000〜28500ml/cm2・minである炭素繊維シートとする。この炭素繊維シートにおいて、炭素のX線結晶サイズは2.1〜4.8nmであることが好ましい。この炭素繊維シートは、ポリアクリロニトリル系酸化繊維と、残炭率0.5〜25質量%のバインダー繊維と、残炭率0.5〜25質量%の樹脂とを含み、前記バインダー繊維と樹脂との合計含有量が5〜25質量%である酸化繊維シートを、不活性雰囲気下1400〜2300℃で炭素化することにより製造できる。
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【課題】 熱可塑性樹脂テープ製造時、毛羽蓄積に伴う樹脂含浸装置内部での炭素繊維の切断、テープの変形等のトラブルを防止する炭素繊維強化熱可塑性樹脂テープの製造装置を提供する。
【解決手段】 内部を走行する炭素繊維4が溶融熱可塑性樹脂で含浸される溶融樹脂含浸装置6と、溶融熱可塑性樹脂中を通過して溶融樹脂が含浸された炭素繊維4を引き抜く下流側スリットノズル12とを備え、前記樹脂含浸装置6の下流側端部にはノズル上部部材20及びノズル下部部材26が所定間隔離間して取り付けられると共に、前記ノズル上部部材20とノズル下部部材26との間隙を互いに縮める方向にノズル上部部材20とノズル下部部材26の少なくとも一方を付勢する手段36を設けた構成の製造装置にする。
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【課題】上型と下型のキャビティー内に樹脂を注入する際、樹脂が繊維強化材に均一に拡散・含浸するような工夫をすることによって、硬化後にボイド等のない厚さの均一な成形品が得られる樹脂トランスファー成形法を提供すること。
【解決手段】下型に敷設した繊維強化材上に上型を重ねて型締めした後、上型と下型が形成するキャビティ内を排気すると共に、樹脂をキャビティ内に注入して繊維強化材に含浸させ、次いで硬化させる樹脂トランスファー成形法において、樹脂を注入し含浸させる手段として、キャビティ内に互いに平行に樹脂注入路と樹脂排出路とを交互に設け、樹脂注入路に注入した樹脂を樹脂排出路に移動させて繊維強化材に含浸させるようにすると共に、樹脂排出路の排出口側に、樹脂の流量調節手段を設けた樹脂トランスファー成形法。 (もっと読む)


【課題】複雑・高度なロボットアーム等に使用される、大径管の内壁に小径管を有する管状部材(複合管状体)を、一体成形する方法を提供すること。
【解決手段】筒状の金型のキャビティ内表面に沿ってシート状の繊維強化プリプレグを敷設し、このシート状プリプレグ内表面に、外周がプリプレグで被覆された1又は2以上の芯材を配置し、次いで、前記シート状プリプレグを敷設したキャビティ内部に膨張バッグを挿入し、その後、キャビティ内で膨張バッグを膨張させると共に型内を加熱することによりプリプレグを型に密着させて硬化させ、プリプレグ硬化後に芯材を抜き取ることからなる管状部材の製造法において、前記芯材として、2つに分割されており、且つその分割部分が周囲を樹脂フィルムで被覆することによって接続されたものを用いる管状部材の製造法。 (もっと読む)


【課題】 運転開始時における炉内への原料薄層シートの導入や、シート切断時における炉内への原料薄層シートの再度導入を容易に行うことができる熱処理装置を提供する。
【解決手段】 炉本体2と、原料薄層シート入口部4と、炭素繊維シート出口部8と、炉本体2内に設けられた1以上の接圧ローラー12a、12b、12c、12d、12eと、前記接圧ローラーの軸方向片端若しくは両端に設けられたベルトローラー16a、16b、16c、16d、16eと、前記ベルトローラーの表面に形成した溝18a、18b、18c、18d、18eに架けられ、炉本体2外の上流側から前記炉内のベルトローラーを経て炉本体2外の下流側まで通されたベルト20とを有する熱処理装置2とする。
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【課題】複雑・高度なロボットアーム等に使用される、大径管の内壁に小径管を有する管状部材(複合管状体)を、一体成形する方法を提供すること。
【解決手段】筒状の金型のキャビティ内表面に沿ってシート状の繊維強化プリプレグを敷設し、このシート状プリプレグ内表面に、外周がプリプレグで被覆された芯材を配置すると共に、この芯材を覆う様に硬質発泡材を付着させシート状プリプレグ内表面との間隙を充填し、次いで、前記筒状の金型のキャビティ内に膨張バッグを挿入し、その後、キャビティ内で膨張バッグを膨張させると共に型内を加熱することによりプリプレグを型に密着させて硬化させ、プリプレグ硬化後に芯材を抜き取ることを特徴とする管状部材の成形方法。 (もっと読む)


【課題】耐炎化処理時に糸切れなどが発生しない、且つ、フィラメント数の多い繊維束にも適用できる、プレカーサーの繊維束末端の接続方法、ひいては連続的な耐炎化繊維の製造方法を提供すること。
【解決手段】炭素繊維の原料繊維(プレカーサー)の糸条末端同士を、芳香族ポリアミド繊維の紡績糸を用いて接続し、次いでこのプレカーサーを耐炎化処理することを特徴とする耐炎化繊維の製造方法である。接続の仕方としては、プレカーサーの糸条の末端部分を紡績糸の一方の末端部分で縛り、この紡績糸の他方の末端部分で他のプレカーサーの糸条の末端部分を縛る方法、及び、プレカーサーの糸条の末端部分に紡績糸の一方の末端部分を編み込み、この紡績糸の他方の末端部分を他のプレカーサーの糸条の末端部分に編み込む方法がある。 (もっと読む)


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