説明

東邦テナックス株式会社により出願された特許

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【課題】 紡績工程においては紡績性に優れ、製織工程においては織物加工性に優れ、高強度である熱可塑性繊維混合酸化繊維紡績糸を提供する。
【解決手段】 酸化繊維と熱可塑性繊維とが混合紡績されてなる紡績糸であって、熱可塑性繊維の炭素化収率が0.5質量%、熱可塑性繊維の繊度が0.5〜10.0dtex、酸化繊維の繊度が0.5〜3.4dtex、紡績糸中の熱可塑性繊維の混合率が7〜45質量%、紡績糸の乾強度が16mN/dtex以上、紡績糸のより数150〜900回/mである熱可塑性繊維混合酸化繊維紡績糸とする。
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【課題】 目付、嵩密度が低減化され、電解質水溶液の透過性が良好で且つ厚さ方向の導電性が良好なポリアクリロニトリル(PAN)系炭素繊維フェルト及びその中間原料酸化繊維フェルトの製造方法を提供する。
【解決手段】 繊維直径が9〜20μmのPAN系酸化繊維ステープル(a)55〜80質量%と、繊維直径が前記酸化繊維ステープル(a)の1.10〜1.40倍のPAN系酸化繊維ステープル(b)45〜20質量%との混合物をニードルパンチ処理することにより、中間原料のPAN系酸化繊維フェルトを製造する。この酸化繊維フェルトを不活性雰囲気下、1300〜2300℃で焼成することにより、所期物性のPAN系炭素繊維フェルトを製造する。
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【課題】 限界酸素指数(LOI)の低下を抑えつつ紡績糸の強力を高めることができ、しかも、有毒ガス発生、環境汚染などの問題も生じない難燃性紡績糸を提供する。
【解決手段】 繊度1〜15dtexのアクリル繊維にヒドラジンを用いて架橋構造を導入して窒素含有率の増加を0.1〜10質量%とし、次いで前記架橋構造導入アクリル繊維を炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属含有化合物を用いて加水分解して得られる改質アクリル繊維と、セルロース繊維にカルボキシル基を導入し、アルカリ金属塩としてなる改質セルロース繊維とが混紡されてなる難燃性混紡糸とする。
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【課題】 高性能の炭素繊維を安定して製造できる熱処理炉を提供する。
【解決手段】 炉内外に有する複数のローラー12a、12b、12c、12d、12e、12fのうち少なくとも一がその軸受にテンション検出手段が接続され、繊維4に掛かるテンションを検出するテンションセンサーであり、前記ローラー12a、12b、12c、12d、12e、12fのうち少なくとも一がテンションを調節する駆動ローラーであり、検出されたテンションの信号を前記テンション検出手段14から受信し、テンション検出信号の値を基準にして前記駆動ローラーの回転速度の出力制御信号に転換し、前記出力制御信号で駆動ローラーの回転速度の出力を制御するテンションコントローラー20を有することで熱処理炉2を構成する。
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【課題】ストランドの耐炎化熱処理を均一に行うことができる装置を提供する。
【解決手段】折返されて水平走行するポリアクリロニトリル系繊維ストランドが出入りする複数のスリットを備えると共に前記繊維ストランドの上方から垂直に熱風を送り繊維ストランドを耐炎化する熱処理室と前記熱処理室に熱風を供給する手段とを備えてなる耐炎化炉と、前記耐炎化炉の両外側に備えられた複数の折返しローラーであって前記複数のスリットから出入する繊維ストランドを折返して耐炎化炉に戻す折返しローラーとを具備する耐炎化熱処理装置において、 前記熱処理室内を走行する繊維ストランドの走行方向と平行な熱処理室側壁と繊維ストランドとの間隙、又は繊維ストランドの走行方向に平行に前記繊維ストランドと側壁との間に挿入した偏流防止板と繊維ストランドとの間隙を150mm以下に形成する。 (もっと読む)


【課題】 建設物構築において電磁波の影響を受けにくい建物配置を検討する方法では、限られた建設予定地(敷地)内で建物配置を変更する場合には設計をやり直さなくてはならず、建設物の電磁環境対策を安価でかつ効果的に行えない。
【解決手段】 本発明は、建設物の建設予定地における電磁環境を調査し、その電磁環境を改善するための対策技術を組み込んで建設物を構築する。このための建設物構築支援装置1は、建設しようとする建設予定物の室内における電磁環境目標値を記憶する目標値記憶手段5と、建設しようとする建設予定物の室内における電磁環境予測値を演算するための演算式を記憶する予測値演算式記憶手段7と、予測値演算手段8と、対策選定のための判断値を演算する判断値演算手段9と、判断値−対策対応テーブル10と、判断値を判断値−対策対応テーブルに照合して対策を選定する対策選定手段11とを備える。 (もっと読む)


【課題】ハニカム構造体と繊維強化複合材とからなる軽量で且つ機械的物性が優れたハニカムコンポジットと、その成形方法を提供すること。
【解決手段】ハニカム構造体と繊維強化複合材とからなるハニカムコンポジットであって、その表面に塗布・硬化した熱硬化性樹脂層を有するハニカム構造体と、その塗布・硬化面に積層された繊維強化複合材を、加熱硬化せしめて得られるハニカムコンポジット。そして、かかるハニカムコンポジットは、ハニカム構造体の表面に熱硬化性樹脂を塗布し硬化させ、その後、このハニカム構造体の塗布・硬化面に繊維強化複合材を積層し積層体とし、次いでこの積層体を加熱硬化せしめることによって得られる。 (もっと読む)


【課題】 緻密、高配向度、高強度且つ高弾性率のポリアクリロニトリル(PAN)系炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】 PAN系耐炎化繊維を炭素化する炭素化工程を、第一炭素化工程と第二炭素化工程と第三炭素化工程とで構成する。第三炭素化工程では、一次処理と二次処理とに分け、それぞれの処理における繊維の比抵抗値、比重、N/C、単繊維伸度、並びに、広角X線測定(回折角26°)での結晶子サイズと、温度と、延伸倍率とを制御する。繊維張力は、繊維直径、即ち繊維断面積(S mm2)により変わるため、張力ファクターとして前記繊維断面積で換算した繊維応力(D又はE mN)を用いた数式を満たす範囲としている。
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【課題】 製造装置の運転において、単糸切れ、毛羽等が無く、運転状態を安定化させ、高配向、高強力、高品位の炭素繊維用耐炎化繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】 繊維直径9.5〜13.5μmの炭素繊維用プリカーサーを耐炎化処理する際、次式
勾配係数A=耐炎化処理時間(分)/比重増加
(ここで、比重増加=耐炎化繊維比重−プリカーサー比重)
で求められる勾配係数Aを200以上にすることにより、走査型プローブ顕微鏡観察より得られる繊維断面の白黒画像において、繊維断面の白黒分布で形成する二重円の厚み比(b/a)が0より大きく且つ0.6以下であり、比重が1.32〜1.41であり、繊維直径が9〜13μmである耐炎化繊維2を製造する。
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【課題】 マトリックス材料と複合化してコンポジットにした場合、マトリックス材料との良好な分散性、引っ掛かり性、接着性を有する補強材として機能する炭素繊維及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 繊維軸方向に沿って脈状の凹凸があるプリカーサーを酸化性雰囲気中、処理温度240〜250℃、延伸率1.00〜1.10で処理し、引き続き不活性雰囲気中、処理温度300〜600℃、延伸率1.02〜1.09で処理し、次いで、不活性雰囲気中、処理温度600〜1500℃、延伸率0.95〜0.98で処理することにより、繊維軸を通る任意の切断面で切断した繊維断面の幅方向両端形状がそれぞれ曲折を繰返す波状形状に形成されてなり、波状形状の山4と山4との間隔dが1.5〜2.3μmであり、波状形状の山4と谷6との高低差eが0.3〜0.5μmである炭素繊維2を製造する。
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