説明

日立金属株式会社により出願された特許

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【課題】窒化アルミニウム粒子に酸化層を形成するにあたって、0.5μm以上の比較的厚い酸化層を均一に形成できる製造方法を提供する。
【解決手段】窒化アルミニウム粉末の表面に酸化アルミニウム層を被覆する方法であって、炉内に置いた窒化アルミニウム粉末を撹拌しながら窒素ガスを導入し1100℃以上に加熱する昇温過程と、保持温度に到達した後に前記窒素ガスの導入を停止する過程と、前記窒化アルミニウム粉末を撹拌しながら酸化性ガスを導入し、1100℃〜1300℃で1時間〜10時間保持し、前記窒化アルミニウム粉末の表面に酸化アルミニウム層を被覆する皮膜形成過程と、少なくとも800℃以下までは、前記酸化アルミニウム層を被覆した窒化アルミニウム粉末を撹拌しながら窒素ガスを導入し冷却する降温過程とを有するものである。 (もっと読む)


【課題】樹脂量を0.5〜1.0質量%と低減させた原料粉末を高圧力の下で成形してもクラックの発生し難い健全な圧粉体を得ることにより、密度の高いボンド磁石を提供する。
【解決手段】磁石粉末を樹脂で結着したボンド磁石であって、中空部を有する筒形状を有し、中空部の軸方向の両端部もしくは一方の端部に樹脂量が1.5〜2.0質量%の第1層P11が設けられているとともに、残部に樹脂量が0.5〜1.0質量%の第2層P12が設けられ、密度が6.4Mg/m以上である。 (もっと読む)


【課題】R−T−B系焼結磁石と支持体との溶着の発生を減少させる蒸着拡散処理用ケース及びその蒸着拡散処置用ケースを用いたR−T−B系焼結磁石の製造方法を提供すること。
【解決手段】棒状部材を用いた支持体を介して、RH供給源とR−T−B系焼結磁石を上下方向へ交互に多段配置する。これにより、従来用いられている格子状の網などの支持体とくらべて、R−T−B系焼結磁石と支持体との溶着の発生を大幅に低減した蒸着拡散処理用ケース及びそのケースを用いたR−T−B系焼結磁石の製造方法を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高温環境下における割損、振動などの問題を防ぐとともに、耐久性を有する回転体を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の回転体は、セラミックスからなる中空状の胴部と前記胴部の両端部内面に嵌合されたセラミックスからなる中実状の軸部とを有する回転体であって、前記胴部および軸部は密着状態で嵌合されるべき嵌合面を各々有し、前記胴部および軸部の嵌合界面には、回転体の回転軸方向に沿い伸びる空気孔が形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】Nd−Fe−B系永久磁石薄膜などの永久磁石薄膜の磁気特性を向上させることができる、永久磁石薄膜用スパッタリングターゲット及びその製造方法の提供。
【解決手段】原子比率による組成式が、R100−x−y(Rは希土類元素のうち少なくとも一種であってNd及び/又はPrを必ず含み、Tは遷移元素のうち少なくとも一種であってFeを必ず含み、MはB又はBとCであって50原子%≦B/Mを満足する)で表され、x、yが、17≦x≦20、7≦y≦10を満足する組成からなり、酸素含有量が1500ppm以下の焼結体である。 (もっと読む)


【課題】低鉄損・低コストとすることができる磁性薄帯から構成した巻鉄心、電磁部品とその製造方法および電磁機器を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の巻鉄心は、磁性を有する薄帯を軸方向に巻回して構成した巻鉄心であって、軸方向端部面の前記薄帯各所に切欠部が形成されると共に、切欠部は巻鉄心径方向のランダムな方向に配置されている。 (もっと読む)


【課題】SnTiOより格段に圧電特性のすぐれたSnZrO―SnTiO固溶体からなる非鉛圧電材料を提供する。
【解決手段】SnZrO―SnTiO固溶体(Sn(ZrTi1−x)O)である非鉛圧電材料の組成(xの値)を調整して組成相境界の状態を作り出すことにより、温度依存性のほとんどないきわめてすぐれた圧電特性を実現する。組成相境界となるxの値は、第一原理計算による正方晶、単斜晶、菱面体晶の全エネルギー解析から決定できる。これを実施した結果、下記の一般式:Sn(ZrxTi1−x)O{xは0<x<1を満たす数を示す}で表されるペロブスカイト型酸化物からなる非鉛圧電材料が得られた。ここで一般式中、xが0.2≦x≦0.4あるいは0.5<x≦0.7を満たす数であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】希土類元素の組成比率がR2Fe14Bの化学量論組成より少ない磁石粉末を用いて比較的低い熱間成形圧力で残留磁束密度Brの高い等方性磁石を製造する。
【解決手段】本発明のバルク磁石の製造方法では、まず、希土類元素R(RはLaおよびCeを実質的に含まない少なくとも1種の希土類元素)の含有量が2原子%以上12原子%以下の組成であるR−Fe−B系急冷合金磁石粉末の粒子と、希土類元素R’(R’は、Nd、Pr、DyおよびTbからなる群から選択された少なくとも1種の元素)を含有する希土類含有粉末の粒子とが混合した混合粉末であって、前記希土類含有粉末の割合が全体の1質量%以上30質量%以下の範囲にある混合粉末を用意する。この混合粉末を加圧しながら500℃以上850℃以下の温度に加熱して成形し、バルク磁石を形成する。 (もっと読む)


【課題】 耐酸化性に優れた軟磁性金属粉末、高透磁率で高密度を有する圧粉磁心、およびそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】 酸化鉄粉末を固相還元する還元剤として炭素粉末と共にAl粉末を添加することによって得られ、平均粒径が1μm超であり、表面が炭素および酸化アルミで被覆された金属Fe粒子粉末であり、大気中で加熱する熱重量分析における重量上昇が1.0%以上となる温度が450℃以上である軟磁性金属粉末を用いる。この軟磁性金属粉末と、有機樹脂または無機酸化物の少なくとも一方とで、密度が6.0Mg/m以上である圧粉磁心を形成する。 (もっと読む)


【課題】不活性ガスを充分に細かくした気泡を溶融金属中に長期間供給可能な、ガス分散性を長期間維持できるガス吹込み用回転体を得る。
【解決手段】本発明のガス吹込み用回転体は、回転軸心と、前記回転軸心を中心として形成された貫通孔部と前記回転軸心から眺め外周に向け放射状に延びた複数のガス分散溝とを有し、窒化珪素またはサイアロン結晶を主体とした主相とガラス質または結晶質を主体とした粒界相とを含む窒化珪素質セラミックスからなる、溶融金属の中にガスを吹き込むガス吹込み用回転体であって、前記ガス分散溝の表面は焼成肌または焼成肌に類似した肌であり、かつ当該ガス分散溝は、その幅が10〜20mmの範囲、その深さ/幅の比が0.5〜1.5の範囲である。 (もっと読む)


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