説明

古河スカイ株式会社により出願された特許

11 - 20 / 572


【課題】被接合部材であるアルミニウム材を加熱する際に生じる液相を利用した接合方法を用い、第2相粒子の大きさと分布を最適化した長寿命の接合体を提供する。
【解決手段】アルミニウム材を一方の被接合部材とし、アルミニウム材又は他の金属材を他方の被接合部材とした接合体であって、前記一方の被接合部材と他方の被接合部材の少なくともいずれか一方のアルミニウム材の全質量に対する当該アルミニウム材内に生成する液相の質量比が5〜35%となる温度において両被接合部材が接合され、前記質量比となる液相を生成したアルミニウム材において、円相当径0.2〜10.0μmの第二相粒子が、1000個/mm以上存在することを特徴とする接合体 (もっと読む)


【課題】高温のアルカリ環境下において、ステンレス鋼との接合部で腐食せず、十分な防食効果が得られるアルミニウム合金を提供し、該アルミニウム合金性熱交換器本体とステンレス鋼配管とからなる熱交換器を提供する。
【解決手段】pH9〜11、温度80〜100℃の腐食雰囲気中でアルミニウム合金とステンレス鋼との接合部を構成するアルミニウム合金であって、前記アルミニウム合金が必須元素として、Fe:0.85〜1.5mass%、或いはNi:0.85〜1.5mass%、或いはSi:0.85〜2.0mass%のうち1種又は2種以上を含み、残部がAl及び不可避的不純物からなるアルミニウム合金である。また熱交換器は、前記アルミニウム合金製熱交換器本体と、該熱交換器本体に設けられたステンレス鋼製配管とからなり、前記熱交換器本体と配管の接合部がpH9〜11、温度80〜100℃の腐食性雰囲気に曝されている熱交換器である。 (もっと読む)


【課題】積層材の端部の層界面で発生する腐食を防止することが可能なアルミニウム合金多層材を提供する。
【解決手段】アルミニウム合金層である第1層1と第2層2とが間に防食層3を介して積層されている。防食層3の厚さは全板厚の2%以内である。防食層3のCu濃度は第1層1及び第2層2の層中央でのCu濃度より高く、防食層3の最大Cu濃度Xと第1層1及び第2層2の層中央でのCu濃度とが所定の関係を満たすようになっている。また、防食層3内での板厚方向のCu濃度分布の傾きが鋭角状、すなわち前記Xとなる位置で不連続となる。 (もっと読む)


【課題】ろう付の際にフラックスの塗布が不要となるアルミニウム合金ブレージングシートを提供する。
【解決手段】心材11にろう材12がクラッドされてブレージングシート10を構成している。心材11とろう材12との界面には、フッ化物系のフラックス13が分布している。点在しているフラックス13の長さL1〜L4の合計、及び断面積a1〜a4の合計は、それぞれブレージングシート10の長さLに対して所定の範囲内にあることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】簡易に製造することができると共に自然空冷による冷却性能の優れたヒートシンクを提供する。
【解決手段】ヒートシンク20は、鉛直に立設されるベースプレート22と、ベースプレート22にVの字に取付けられて、それぞれに複数の切起し25が設けられている2枚の仕切り板24A,24Bと、ベースプレート22とは反対側の仕切り板24A,24Bの端部を架橋するカバー板26と、を備える。これにより、ヒートシンク20の内部で煙突効果が生じ、ヒートシンク20の内部に引き込まれる空気の勢いを大きくすることができる。 (もっと読む)


【課題】自動車部品や電気・電子部品などで高電圧が印加される箇所に用いられ、絶縁性に優れるとともに、曲げ加工性にも優れた高絶縁性プレコートアルミニウム材を提供する。
【解決手段】アルミニウム板の少なくとも一方の面に化成皮膜を形成させ、さらに、樹脂皮膜を形成させたプレコートアルミニウム板であって、樹脂皮膜はビスフェノールA型エポキシ樹脂とメチル化尿素樹脂、又はブチル化尿素樹脂、又はフェノール樹脂とを反応させたものであり、樹脂皮膜の膜厚は18μm〜46μmであり、樹脂皮膜のガラス転移温度は110℃〜150℃であり、絶縁破壊電圧が3kV〜6kVであることを特徴とする高絶縁性プレコートアルミニウム板。 (もっと読む)


【課題】実車走行時の耐食性に優れ、耐チッピング性に非常に優れ、比較的安価に製造し得る、特に貨物自動車外板用として好適な樹脂被覆アルミニウム板の提供。
【解決手段】アルミニウム板と、樹脂層とを具備してなる樹脂被覆アルミニウム板において、該樹脂層1,2が膜厚40μm以上90μm以下であると共に、ポリエステル樹脂と、イソシアネート樹脂と、平均粒径10nm以上30nm以下の無機微粒子3とを含有し、該無機微粒子の表面にケイ素の数が5以上15以下である有機変性ポリシロキサン4を含むことを特徴とする樹脂被覆アルミニウム板を得る。 (もっと読む)


【課題】表面の平滑性に優れ、接合強度が高く、欠陥のない差厚アルミニウム接合板の安価な接合方法を提供する。
【解決手段】厚さ0.5〜3.0mmを有し隣接するアルミニウム板材の厚さが異なる複数のアルミニウム板材を接合する方法であって、複数のアルミニウム板材が、Mg:6.0mass%未満を含有し残部Al及び不可避的不純物からなるアルミニウム合金であり、薄板材厚さt1と厚板材厚さt2が1.0≦t2/t1<1.3を満たし、電極間距離を1.0mm以下とし、純度75〜100%で流量5〜15リットル/分のHeをシールドガスとして用い溶加材を用いず、薄板材と厚板材との平均板厚における単位板厚当たりの入熱量を2500〜12000(J/cm)とし、両板材の端面同士を突合わせて突合せ部を直流正極性ティグ溶接法にて接合するアルミニウム板材の接合方法。 (もっと読む)


【課題】高温での暴露時間の長時間化や温度の急速上昇に伴う耐熱性に優れたアルミニウム合金を提供する。
【解決手段】Zn:5.7〜7.0mass%、Mg:1.5〜3.0mass%、Cu:2.0〜3.0mass%、Zr:0.05〜0.2mass%、Fe:0.5mass%以下、Si:0.4mass%以下を含有し、残部Alおよび不可避的不純物からなる室温での引張強度が600MPa以上のアルミニウム合金であり、強度安定度が1以上であることを特徴とし高温での暴露時間の長時間化や温度の急速上昇に伴う耐熱性に優れた飛翔体の胴体あるいは羽根に用いられるアルミニウム合金。 (もっと読む)


【課題】Al−Cu系合金やAl−Si系合金から、複数の同形状又は異形状の単純なソリッド形状で押出した押出材を組み合わせて、中空部を有する押出材や非対称形材の押出材を提供する。
【解決手段】Si:1.0〜5.0mass%及びCu:3.0〜6.0mass%の少なくともいずれかと、Mg:0.25〜1.8mass%を含有し、残部Al及び不可避的不純物からなるアルミニウム合金の一つ又は複数の鋳塊から複数の押出材を押出成形する工程と、当該複数の押出材を組み合わせる工程と、当該複数の押出材の各々において押出材の全質量に対する内部に生成する液相の質量比が5〜35%となる温度で組み合わせた押出材を接合する工程と、を含むことを特徴とする組み合せ押出材の製造方法、ならびに、当該製造方法に用いる組み合わせ押出材の製造装置。 (もっと読む)


11 - 20 / 572