説明

ナカシマプロペラ株式会社により出願された特許

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【課題】
特に上腕骨の内転動作のときに円滑な関節機能を発揮するとともに、置換に際して肩関節の軟部組織をできるだけ温存させることができる人工形関節を提供する。
【解決手段】
上腕骨に挿入されるステムの先端に生体の骨頭に該当する略半球状のヘッドを設けた人工肩関節において、ヘッドの球面形状の下端側が骨頭よりも延長されて設けられており、かつ、球体の中心からヘッドの上端と下端とを結ぶ球面の拡がり角度が180°以内に抑えられていることを特徴とする人工肩関節。 (もっと読む)


【課題】
橈骨遠位端には回旋力が強く働くが、このような場合でも、プレートが骨表面上を滑って位置がずれるのを防ぐ橈骨遠位端骨折治療用の内固定器具を提供する。
【解決手段】
橈骨遠位端の骨折個所を固定する橈骨遠位端骨折用内固定器具であり、この内固定器具が、遠位端の解剖学的形状に沿うように湾曲させられて骨折個所をまたいで橈骨の表面にあてがわれ、ビスで橈骨に固定されるるプレートと、プレートから橈骨内に刺入されるペグとからなるものであり、プレートには、ビス挿入孔が敵数と、貫通孔を有するインローが少なくとも二個形成されており、ビス挿入孔からビスを橈骨内に螺入するとともに、インローを橈骨に形成されたポケットに嵌入し、かつ貫通孔からペグを橈骨内に刺入してプレートを橈骨に固定したことを特徴とする橈骨遠位端骨折用内固定器具。 (もっと読む)


【課題】 人工指関節において、顆部と関節面とによる回動によって回転半径を確保して小さな力で動かせるようにするとともに、これに基づく屈曲位における脱臼を防止する手段を講じて生体指関節と同様な動きをさせる。
【解決手段】 中手骨に装着される中手骨部材の先端に顆部を形成し、この顆部を基節骨に装着される基節骨部材に形成した関節面で回動可能に支持した人工指関節であり、関節面の中央から先端に径大の球状体を形成したポストを顆部内に形成した溝穴に突入させ、ポストと溝穴の関係を、基節骨部材が中手骨部材に対して伸展したときには、基節骨部材が中手骨部材に対して左右に傾動でき、屈曲するに従って傾動が窮屈になるとともに、完全に屈曲したときには、傾動が規制され、かつ、球状体が溝穴から抜出不能になるようにしたことを特徴とする人工指関節。 (もっと読む)


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