説明

株式会社タナカにより出願された特許

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【課題】大引き(第二横架材)端面と足固め材(第一横架材)の側面との接合に使用する金物で、溶接を使用せず、強固な接合部とする。
【解決手段】重ねて挿入板12となる挿入板片12A、12Aの一辺に、当接板12となる当接板片18A、18Aを連設し、他辺に、支持板13となる支持板片13A、13Aを連設する。支持板片13Aに連設した補強板片14Aを当接板片18Aの下部に重ねる。当接板片18Aの透孔4aと補強板18の透孔40aとを連通させ、金物15とする(b)。挿入片12A、当接板片18A、支持板片13A、補強板片14Aを展開させた板体2をプレスで抜いて(a)、屈曲線9、11、続いて屈曲線10、続いて屈曲線8でそれぞれ板体2を屈曲加工して、溶接せずに、金物2を組み上げる。 (もっと読む)


【課題】本発明は制振装置の取付作業の作業性を改善することを課題とする。
【解決手段】制振装置10は、上部伝達部材24と、下部伝達部材26と、一対の油圧ダンパ28、29と、一対の上部取付部材30、31と、一対の下部取付部材32、33とから構成されている。油圧ダンパ28、29は、夫々四角形状に形成された上部伝達部材24と下部伝達部材26との間に介在するように取り付けられている。上部取付部材30、31及び下部取付部材32、33は、それぞれ第1のL字鋼34、第2のL字鋼35、平板鋼36を溶接により一体化したものであり、第1のL字鋼34と第2のL字鋼35とを組み合わせることで、製作が容易になり、作業性が高められる。 (もっと読む)


【課題】既存梁の直下に添梁を配置し、特に添梁をその上面が既存梁の下面に接着できるように配置する。
【解決手段】本発明に係る接合具1は、柱、胴差し等の軸組構造部材の側面に当接される取付け板2、該取付け板に立設された支持板3及び材軸が取付け板2及び支持板3と平行になるように該支持板の先端に配置された雌ネジ部4からなる接合具本体11と、雌ネジ部4に螺着される雄ネジ部材5とを備える。取付け板2にはビス7を挿通する挿通孔6を形成してあり、背面を軸組構造部材の側面に当接した状態で挿通孔6にビス7を挿通し、次いで該ビスをねじ込むことで、接合具本体11を軸組構造部材に取り付けることができるようになっている。雌ネジ部4、支持板3及び取付け板2は、雄ネジ部材5から雌ネジ部4に作用する鉛直荷重が支持板3を介して取付け板2に確実に伝達するように構成する。雌ネジ部4は、いわゆる長ナットで構成することができる。 (もっと読む)


【課題】建物本体部の外壁部に耐力面材により高い耐力を付与しつつ、建物本体部の外壁部に対する下屋の棟木又は母屋の固定作業を簡易化できる、下屋の棟木又は母屋の接合構造、及び水平材受け金具を提供すること。
【解決手段】本発明の下屋の棟木又は母屋の接合構造は、下屋の棟木3A又は母屋3Bの端部を、該下屋よりも高い屋根を有する建物本体部の外壁部に固定してなり、建物本体部の外壁部に存する鉛直材5の下屋側の面に耐力面材6が固定され、該耐力面材6の下屋側の面に水平材受け金具7が固定され、該水平材受け金具7に、下屋の棟木3A又は母屋3Bの端部が乗せ掛けられて固定されている。 (もっと読む)


【課題】バランス良く接合し、金物の強度を高め、1枚の加工用板材を屈曲して製造できる。
【解決手段】接合金物30は、柱41に固定する固定板1と基礎に埋設されたアンカーボルト46を係止する支持部材21とからなる(a、c)。固定板1の固定板片2、6の遠い側の辺4、8に、補強リブ13、補強リブ15を直角に立ち上げ、その間隔をD1とする(a、b)。支持部材21は巾Dの半割筒状部22と、これに連続して、補強リブ13、15に至る接続部24、26とからなる。「D<D」としてあり、接続部24と接続部26の間隔は、半割筒状部22側でDとなり、徐々に離れるように「ハ字形」に配置され、補強リブ13、15側でDに形成される(a)。 (もっと読む)


【課題】柱の接合部の断面欠損を充填して、圧縮強度をはじめ接合部の強度を高める。
【解決手段】柱(第2の棒状部材)15の下面(接合端面)16から、接合金物1を収容できる収容部20、21を形成する。土台(第1の棒状部材)11の上面12に、接合金物1をビス28で固定する(a)。土台11の上面12に、柱15を載置して、収容部20、21に接合金物1(ビス28の頭部を含める)を納め、収容部20内に間隙26が形成される(b)。続いて、柱15のピン孔23を貫通したドリフトピン29を、接合金物1を貫通させる。続いて、収容部20内の間隙26に液状固化剤31を注入して、固化後に土台11と柱15の接合構造40を構成する(c)。 (もっと読む)


【課題】接合金物や引寄せ金物を用いて、これらの金物との干渉を避けながら扁平柱と受け梁と掛け梁とを効果的に接合できる扁平柱と梁との接合部構造を提供する。
【解決手段】扁平柱11は、受け梁12よりも屋内側に突出した状態で設けられており、掛け梁13は、一端部を扁平柱11の受け梁12よりも屋内側に突出する部分の上端面11bに載置した状態で設けられている。接合金物14は、一対の受け梁接合プート部17と、下面密着プレート部18と、一対の側面接合プレート部19とからなり、下面密着プレート部18は、受け梁接合プレート部17に沿った面と間隔sをおいて配置されていることにより、扁平柱11と干渉することなく掛け梁13の下面部13aに密着するようになっている。また扁平柱11に取り付けられた縦方向引寄せ金物15は、下面密着プレート部18と干渉することなく掛け梁13の上方に延設して上部扁平柱21に締着される。 (もっと読む)


【課題】ボルト部材による締着力が短辺部や長辺部の全体にバランスよく伝わるようにして、安定した状態で骨組み部材を引き寄せることのできる引き寄せ金物を提供する。
【解決手段】木造建物の骨組み部材11,12の接合部分において、これらを引き寄せるために使用する引き寄せ金物10であって、金属製プレートをプレス加工することにより、短辺部15と長辺部16とからなるL字断面形状に形成される。L字断面形状の折曲り部17を挟んだ短辺部15と長辺部16に連続して、内側に突出する一対の帯状膨出リブ18が中心線Cを挟んだ両側に延設して形成されることにより、帯状膨出リブが形成18された部分の横断面形状が、2箇所の膨出凸部19を有する形状となる。短辺部15と長辺部16には、一対の帯状膨出リブ18の間の部分にボルト挿通孔20a,20bが開口形成されており、ボルト部材13が帯状膨出リブ18の天面部に締着される。 (もっと読む)


【課題】溶接を使わずに棒材をつぶして羽子板を形成する強度を確保した金物で、均一な羽子板を形成すると共に、材料の無駄を無くして、製造の効率化を図る。
【解決手段】両端部2、2aにねじ部12を形成した棒状基材1の中央部3を(a)、プレス加工によりつぶして平板部5を形成すると同時に、屈曲部9を形成して平板部5の底面5aと棒状基材1の軸4とをLだけ平行移動する(b)(c)。プレス加工により、平板部5に透孔6、6を形成すると共に、平板部5を切断線5cで切断して、平板部5を2つの羽子板10、10Aに分離する(d)。次ぎに、各羽子板10、10Aで、透孔6を下孔として、筒状部7を立ち上げて内壁にねじ部8を形成して、羽子板ボルト15、15Aとする(e)。 (もっと読む)


【課題】木構造で剛接合にも適用できる強固な接合構造を簡易な接合金物で実現する。別途ナットを使用せずに、ボルトの締め付け作業のみで接合作業を完了できる。
【解決手段】木製の梁20の接合端面21に、テーパー凹部4付きのねじ孔6を臨ませた接合金物15を固定する。木製の柱30の接合透孔31にボルト37を挿入する。柱30の一側面30aに梁20の接合端面21を合わせ、ボルト37の先端37aを接合金物15のねじ孔6に螺合緊結して、柱30と梁20とを接合する。この際、ボルト37の先端37aをねじ孔6の芯に一致しなくとも、ボルト37の先端37bがテーパー凹部4に案内され、容易に螺合できる。更にボルト37を締めるだけで、柱30の一側面30aに梁20の接合端面21が強固に当設して、柱30と梁20の接合構造40を強固に形成できる。 (もっと読む)


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