説明

日本基礎技術株式会社により出願された特許

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【課題】薬液注入後の注入用細管を土中に残さないこと。
【解決手段】削孔機を用いて、ケーシングで、送水しながら所定の深度まで削孔する行程と、所定の深度まで削孔後、ケーシング内にシール材を充填する行程と、シール材が充填されたケーシング内に、引揚用芯材を設置したシール材切削破壊具を、複数の注入用細管を束ねた注入用結束細管の中央部でかつ複数の注入用細管の先端側に固定した除去式薬液注入管を挿入し、ケーシングを引き抜く行程と、除去式薬液注入管の注入用細管から地盤改良用薬液を注入する行程と、地盤改良用薬液注入完了後、引揚用芯材を引き抜きながら固化したシール材をシール材切削破壊具によって切削する行程と、引揚用芯材の引き抜き後、注入用細管の最先端ノズルよりシール材を吐出しながら注入用細管を引き抜く行程とを備える。 (もっと読む)


【課題】アンカーの軸力を完全に開放することなく分離型プレッシャーディスクを設置する際に、高応力状態のプレートとプレートとの間に指を差し込まずに、位置の調整や固定をすること。
【解決手段】アンカーの軸力を計測するために下アンカープレートと上アンカープレートとの間に分離型プレッシャーディスクを設置するに際し、上下アンカープレートの外径より大きく、分離型プレッシャーディスクより薄肉でヒンジを介して連結する二つ割りのセンタリング治具を外周に取り付けた分離型プレッシャーディスクを上下アンカープレートの間に差し込む行程と、センタリング治具の両方の端部を引き寄せて重ね合わせて分離型プレッシャーディスクを上下アンカープレートの中心部に配置させる行程と、分離型プレッシャーディスクを上下アンカープレート間に挟持する行程と、センタリング治具を除去する行程とを有する。 (もっと読む)


【課題】帯水層内に残留しやすい汚染物質を流動化させ、かつ拡散を抑制しながら揚水する。
【解決手段】帯水層下部に広がっている汚染物質の滞留部に地盤の透水性に適合する多数の注水点を設け、面的な浸透注入を行うことにより、汚染物質を持ち上げ、揚水井へ流動させる。汚染物質の性質に応じて、注入する物質を真水から比重・粘性のある溶液に代えて注入することで、汚染物質の動きを容易にする。真水以外の溶液を注入した場合は、浄化後、真水を注入して、希釈・入れ替えを行うことにより、帯水層を健全な状態に復元する。注入により持ち上げられた汚染物質が不用意に帯水層や不飽和層に拡散することがないように、帯水層上部に真水の面的な浸透注入によるバリヤゾーンを設け、汚染物資を揚水井へ流動させる。 (もっと読む)


【課題】既存の斜面に対する地すべり抑止対策の強化を行う。
【解決手段】マイクロパイル11を、既設鋼管抑止杭120の内部に打設することにより、既設鋼管抑止杭120とマイクロパイル11とが一体化した、強化鋼管抑止杭200を構成する。地盤の風化・劣化等により、すべり面が深くなった場合でも、そのすべり面よりも更に深層に到達するように、既設鋼管抑止杭120よりも長くマイクロパイル11を打設することで、必要な抑止効果を発揮する。又、既設鋼管抑止杭120の鋼管の内部にマイクロパイル11を構成する鋼管21が配置された多重管構造となり、耐力が大幅に向上する。又、既設鋼管抑止杭120の支持層への根入れ不足対策としても、既設鋼管抑止杭120よりも長く深層へと突出するマイクロパイル11が、比較的大きな周面摩擦力を確保し、必要な支持力を確保するものとなる。 (もっと読む)


【課題】より簡素な構成によって、軟弱な地盤に対しても土留板の支持力の不足が生じることなく、的確な土留作用を確保し得る使い勝手のよい客土用の土留技術を提供する。
【解決手段】略U字状又は略V字状に折曲げ形成した棒材からなる複数の支持部材5の各頂部を連結部材6にて連結し、その連結部材6を境に支持部材5の山側に多数の開孔部を備えた土留板7を支持するとともに、前記支持部材5の谷側の下端部に可撓性を有する接地板8を固着し、その接地板8を傾斜した地盤表面に接地させるとともに、前記土留板7の下部をアンカーピンにより地盤に対して固定した上、前記地盤上に植生用の客土を供給する。 (もっと読む)


【課題】浄化材を無駄なく使用し、浄化材による連続壁面を確実に構築する。
【解決手段】削孔管を不透水層まで建て込み、削孔管内に透過性浄化材を充填し、削孔管を引き抜いて不透水層を底盤とする浄化体壁を連続して構築する工程と、各浄化壁の連接部に隣接する浄化体内に填り込むように矢板を不透水槽までそれぞれ建て込む工程とを備え、浄化壁を連続して構築する工程は、削孔管を不透水層まで建て込み、削孔管内に透過性浄化材を充填し、削孔管を引き抜き浄化壁を構築する浄化壁構築手順と、浄化壁構築手順によって構築された浄化壁の隣に削孔管の直径分の距離を隔てた位置を確保する飛ばし手順とを有し、地下水浄化ゾーンを構築する領域に、浄化壁構築手順と飛ばし手順とを交互に行い、浄化壁を一つ飛ばしに構築した後、飛ばし手順で確保した位置に浄化壁構築手順を行い、各浄化壁と連続して形成する。 (もっと読む)


【課題】 部品点数が少なく組立コストを少なくする一体構造で、高周波誘導加熱コイルを防護して格納可能なスペースを備え、高周波誘導加熱効率が高く且つ電力供給線の切断事故を防止できる構成の高周波誘導加熱式除去アンカー用耐荷体を提供する
【解決手段】 略円柱状の支圧体部11とその後方に延びる角柱状の摩擦棒部12とその後端部に外周が支圧体部11と同形の板状支圧体部13が鋳造で一体に形成された耐荷体本体10と、支圧体部11の先端に蓋ボルト15で連結される圧着グリップ蓋14と、支圧体部に格納された高周波誘導加熱コイル30とから構成し、支圧体部11には、一方の円周面から、中心軸の反対面の円周面に貫通する軸方向を長手とする長方形状のコイル格納角穴11bが形成されていることを特徴とする。
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【課題】 アンカー緊張に伴い、緊張用の油圧ジャッキをセットする場合に、油圧ジャッキ内部で、PC鋼より線が交差することなく、速やかかつ安全にプーリングヘッドをセットする。
【解決手段】 アンカー孔内から引き出された複数のPC鋼より線の余長部にアンカーヘッドを装着後、アンカーヘッドのヘッド孔から突出するPC鋼より線を緊張ジャッキによって緊張・定着するに際し、PC鋼より線の余長部の先端側に、アンカーヘッドのヘッド孔の配列と合致する保持部を設けた筒形状の第一の治具を取り付け、第一の治具から突出するPC鋼より線の余長部に、第一の治具の保持部の配列と合致する穴部を設けた弾丸形状の第二の治具を被せ、第一の治具と第二の治具とを取り付けたPC鋼より線の余長部に、緊張ジャッキを設置し、緊張ジャッキから突出するPC鋼より線の余長部の先端から第二の治具を取り外す。 (もっと読む)


【課題】 止水の所要時間を短くする。
【解決手段】 被圧地下水が存在する地盤上に構築された耐圧板の所定の位置に止水装置を設置し、ケーシングで耐圧板を貫通して地盤を削孔し、ケーシング内にグラウトを充填するとともに引張材を挿入し、グラウトを加圧注入しながらケーシングを引き抜き、引張材を緊張定着させるアースアンカー工法において、止水時に止水装置の流路をシャッターバルブで閉塞し、引張材の引き抜き時に止水装置内に挿通される引張材をワイヤーバルブで拘束する。止水装置は、耐圧板の所定の位置に設置される下部止水装置と、下部止水装置上に設けられ、止水時に止水装置の流路を閉塞するシャッターバルブと、シャッターバルブ上に設けられ、引張材の引き抜き時に止水装置内に挿通される引張材を拘束するワイヤーバルブと、ワイヤーバルブ上に設けられるプリベンダー組立体とを有する。 (もっと読む)


【課題】 注入用の穿孔と地山安定の補強材の挿入孔とを兼用することによって工程の省略が図ることができる既設覆工物の補修方法を提供する。
【解決手段】 地山を覆う既設覆工物の補修方法において、既設モルタル面を削孔して穴を穿つ工程と、側面に切り欠き部を備え、頭部側にワッシャーを介してパッカーを取り付けた中空鋼材を、穴に挿入し、既設モルタル面表面に突出する中空鋼材の頭部に、支圧板、ワッシャおよびナットを取り付け、ナットを締め付け、パッカーを穴の径方向に膨出させて穴を閉塞する工程と、中空鋼材の頭部に注入ホースを取り付け、グラウト材を中空鋼材の先端から穴内に充填する工程と、グラウト材の充填を完了後に、ナットの上面側の中空鋼材の側面とパッカーとの隙間を止水処理する工程と、注入ホースを取り外す工程とを備えた。 (もっと読む)


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