説明

不二製油株式会社により出願された特許

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【課題】サル脂は品質の振れが大きく安定して高品質のカカオ代用脂を得るのが困難である。特に、低品質サル脂はカカオ代用脂の品質、特に結晶化特性に悪影響を及ぼすジヒドロキシステアリン酸を構成脂肪酸として含有するトリグリセリドやジグリセリドなどを多く含有しており、かかる悪影響成分を許容できる範囲まで低減して、低品質サル脂から高品質のカカオ代用脂を得る方法を課題とする。
【解決手段】
サル脂を精製し、極性溶剤を用いて分別するに際し、晶析工程と晶析・ロ過後の結晶部の洗浄工程で用いる極性溶剤の総量を、サル脂精製油に対し1000重量%以上とすることにより、カカオ代用脂の品質に悪影響を与えるジヒドロキシステアリン酸を構成脂肪酸として含有するトリグリセリド、ジグリセリドおよび非対称トリグリセリド(SSU)画分を特定含有量以下に低減するとともに対称トリグリセリド(SUS)に富むサル脂分別油を得る。 (もっと読む)


【課題】本発明は古代米を用いた餅であっても従来のように餅生地が赤や緑色などの古代米の色素で染まることなく餅生地の白いなかに古代米が散在している餅を目的とした。
【解決手段】餅生地に古代米を混合し加熱して餅を製造する方法において、古代米が潰されないように混合する餅の製造法。古代米が散在し、生地が古代米の色に染まっていない餅及びこの餅を内包した食品。 (もっと読む)


【課題】
本発明は具材を高度に含有する練り製品を提供すること、及び、このような練り製品の製造に適したつなぎ生地を提供することを目的とするを目的とする。
【解決手段】
本発明の具材を高度に含有する練り製品を得るには、具材を結着させるつなぎ生地の組成が重要であり、該つなぎ生地はすり身を20〜50重量%含み、さらに粉末状大豆蛋白素材をすり身に対して5〜40重量%含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】被覆用油脂組成物におけるコーティング後の乾き時間が長いという問題点を改善した油脂組成物を、平易な方法で、さらに乾き時間が長いとされるホワイトチョコレート類やカラーチョコレート類においては従来の方法では顕実化しやすい口溶けや風味に影響を最低限に抑えた状態で提供すること目的とする。
【解決手段】被覆用油脂組成物に特定粒子径の食物繊維を含ませるという平易な方法で、被覆用油脂組成物のコーティング時における乾き時間が長いという問題点を改善できることを見出し、特に、乾き時間が長いと言われる無脂カカオ固形分を含まないホワイトチョコレート類やカラーチョコレート類において、効果的で且つ、従来の方法では口溶けや風味に影響が出やすいのに対して、そういった影響を最低限に抑えた状態で乾き時間を短縮することができる。 (もっと読む)


【課題】シュー生地の配合を調整するだけの簡単な方法で成型容器を使用せずとも自身が意図する外観、形状を実現し空洞形成に優れたシュー皮を得ることができるシュー生地の製造法を提供する事にある。
【解決手段】酸性の水溶液及び/又は酸性の水中油型乳化物を加配しシュー生地のpHを40℃において5.6〜7.3に調整することを特徴とするシュー生地の製造法であり、焼成前のシュー生地を真上から見た形状と焼成後のシュー皮を真上から見た形状が略相似形状であり、酸性の水中油型乳化物が油脂分3〜50重量%及び蛋白質分1〜15重量%である、シュー生地の製造法であり、当該シュー生地を焼成するシュー皮の製造法である。 (もっと読む)


【課題】フライ油などの加熱調理用途に用いられる油脂の、加熱による経時的な色調の悪化を抑制することにより、耐久性を向上させ、廃棄油脂の削減を可能とし、環境への負荷を軽減することを目的とする。
【解決手段】油脂と安定化処理されていないニッケル触媒を混合し、水素を添加せずに、接触攪拌を行うことにより、加熱による色調の悪化が抑制された油脂を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】フィリングを載せるためのくぼみを有する、きれいな舟形形状のデニッシュを、比較的容易な方法で入手すること、特に、焼成前の段階でフィリングを乗せる必要のない、きれいな舟形形状を有するデニッシュの製造方法を提供することになる。
【解決手段】デニッシュ生地の折層面を、焼き型の底面および壁面に対し、垂直に近くなるように配置したり、ツイスト生地を使用することで、膨らみの方向を分散したり、また膨らみを相殺することにより、きれいな形状の舟形状デニッシュを得ることができるようになる。 (もっと読む)


【課題】
パンや焼き菓子のトッピング材やフィリング材として絞って使用することができるような使い勝手の良さを持ち、適度な焼成耐性とナチュラルチーズ様の熟成チーズ風味を持つ、比較的安価なプロセスチーズ様食品を提供する。
【解決手段】
ナチュラルチーズ、大豆蛋白質、乳酸菌資化性糖類及び塩類を必須成分として含有する乳化物を乳酸発酵し、該乳酸発酵前の乳化物及び/または乳酸発酵後の発酵液に融点20〜40℃の油脂及び/またはカゼインナトリウムを特定量配合することにより、絞って使用することが出来る適度な硬さ、焼成後の適度な保形性、及びナチュラルチーズ近似の熟成チーズ風味を持つ、本発明のプロセスチーズ様食品が得られる。 (もっと読む)


【課題】卵白の起泡性を高める起泡性向上剤。特に、加熱殺菌、凍結、乾燥など、起泡性が低下する処置を行った後にも、起泡性を有する卵白組成物を提供する。
【解決手段】大豆または大豆の処理物をpH2.4から4.0の酸性pHで100℃を超える温度で加熱抽出することにより得られる水溶性多糖類を卵白に添加することにより、その起泡後の比容積が増大し、起泡性を高めることができる。また、殺菌凍結卵白,乾燥卵白,卵黄が混入した卵白など、気泡性が低下した状態の卵白に添加した場合、通常の生の卵白液に添加した場合より、高い改善幅で起泡性が向上する。 (もっと読む)


【課題】油脂分10〜40重量%の低油分であるにもかかわらず、高い乳化安定性、ホイップ性、ホイップ後の保形性、口溶け性、風味に優れた低油分起泡性水中油型乳化物を提供する事にある。
【解決手段】油脂、蛋白質、乳化剤及び水を含み、油脂分が10〜40重量%であって、水不溶性食物繊維を0.03〜1重量%含み、水不溶性食物繊維が果実ファイバー、小麦ファイバー、パルプファイバー、コーンファイバー及び大豆ファイバーから選ばれる1種又は2種以上であり、配合前の水不溶性食物繊維の単一粒子の大きさが3〜700μmの範囲である低油分水中油型乳化物である。 (もっと読む)


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