説明

株式会社ソディックプラステックにより出願された特許

21 - 30 / 35


【課題】
直動軸受によってガイドレール上で案内される支持部材が可動プラテンを機台上に浮かせて支持した射出成形機の横型型締装置において、そのプラテンの幅方向の熱伸びが直動軸受に負担させる負荷を軽減することが望まれる。
【解決手段】
固定プラテンをその中心高さの位置でその中心に関して対称に機台上に支持する固定側支持部材と、その機台上面に敷設されたガイドレール上を移動する直動軸受と、その直動軸受上に案内して可動プラテンをその中心高さの位置でその中心に関して対称に支持する可動支持部材とを含む本発明の型締装置は、そのプラテンのプラテン幅方向の熱伸びが可動側支持部材を押し曲げることによってその直動軸受に負担される横荷重や曲げモーメントを低減するために、その支持部材断面のそのプラテン幅方向に沿った長さを短く形成して、該プラテン幅方向の該支持部材の断面二次モーメントを小さく形成した。 (もっと読む)


【課題】
プラテンを支持部材によって機台上に支持した射出成形機の横型型締装置において、熱膨張に因るプラテンの中心高さの位置ずれを防止することが望まれる。
【解決手段】
本発明の射出成形機の型締装置は、固定プラテンをその中心高さの位置でその中心に関して対称に機台上に支持する固定支持部材と、その機台上面に敷設されたガイドレール上を移動する直動軸受と、その直動軸受上に案内して可動プラテンをその中心高さの位置でその中心に関して対称に支持する可動支持部材と、そして、それらの支持部材に設けた、プラテン温度に因る熱膨張を抑える熱膨張抑制手段とを含むように構成される。その熱膨張抑制手段には、断熱材、遮熱材、透孔、ファン、あるいは低熱膨張率の材料などを含む構成が採用される。また、その熱膨張抑制手段には、温度センサと温度制御手段とを支持部材に設けて、支持部材間の温度差を抑える構成が採用されても良い。 (もっと読む)


【課題】平板状の成形品を成形するキャビティが、固定金型と、可動金型の本体部と、本体部の外周を囲んで型開閉方向に移動する外壁部材とで形成される射出圧縮成形用の金型装置において、成形品を取り出すため外壁部材を後退させた際に、成形品を落下させないことが望まれる。
【解決手段】外壁部材31に当接する固定金型10の部位にスプルが形成されるスプル穴15が設けられ、外壁部材の固定金型に面する当接面にスプル穴15に対するスプルロック34穴とランナ溝とが設けられ、スプルロック穴の底面が外壁部材を貫通して本体部21に固定される支持ピン27の先端面によって形成されて、外壁部材が後退して成形品106の側面が離型される際に、スプルロックとランナが外壁部材から離型する一方、スプルロックが支持ピンの先端面に接したままスプルロック穴に嵌合した状態で残留して、成形品の落下を防止する。 (もっと読む)


【課題】
フィルタ面積が大きくかつ溶融樹脂の洩れが発生しないフィルタ手段を着脱可能にかつコンパクトに備えたスクリュプリプラ射出装置が望まれる。
【解決手段】
可塑化ユニット、射出ユニット、及びそれらの装置を連通する連通孔を有する連通部材を備えるスクリュプリプラ射出装置は、その可塑化ユニットの可塑化シリンダの出口側に、可塑化された溶融樹脂から異物を除去するフィルタ手段を含む。そのフィルタ手段は、その可塑化シリンダの出口側に向かって着脱自在に装着されるプラグ部分と底付き筒部分を一体に含み、その底付き筒部分の可塑化シリンダ側の端部に円柱状の凹空所を有するとともにその凹空所の壁面にその連通部材の連通孔に連通する複数個の溝を有する。また、そのフィルタ手段は、その凹空所の溝に筒状のフィルタを着脱自在に密着させる。しかして、溶融樹脂は、その可塑化シリンダからそのフィルタを通過してその射出ユニットに送られる。 (もっと読む)


【課題】微細な成形品を射出成形するときに可塑化計量や逆止工程が省略される多数回射出成形方法において、充填量をより正確にすることが求められる。
【解決手段】スクリュウプリプラ射出装置の多数回射出成形方法は、多数回の射出に必要な全充填量を1回で可塑化計量する計量ステップと、その全充填量を1回の射出に必要な充填量に分けて1回ずつ射出を行う射出ステップとを含んだうえに、その1回の充填量に圧縮による収縮容積を考慮して、初回の充填量が最終回の充填量より大きく設定されると共にそれらの充填量が初回から最終回の充填量までの間で順次減少するように設定される。そして、望ましくは、任意のn回目の射出ストロークSnが、金型中のホットランナやスプールブッシュの中に存在する溶融樹脂容積とクッション量の合計容積と、各回の充填量と、多数回射出の射出回数と、樹脂材料の体積圧縮率とから導き出される1次関数によって算出される。 (もっと読む)


【課題】電動で型開閉、油圧で型締めが行われる型締装置において、型開閉から型締めへの移行を迅速にすると共に、型締力をボールねじではなく角ねじに負担させる型締装置を提供する。
【解決手段】型締装置は、角ねじとボールねじとを形成された型締軸と、支持プラテンの内にあって、油圧制御される型締ラムと、スライド可能に収容されて電動制御によって回転制御されると共にそのボールねじに螺合するボールねじナットと、そのボールねじナットに対して回転角度位相を一致した状態で所定距離スライドのみ可能に収容され、かつ、その支持プラテンの中でそのボールねじナットと共に回転制御される型締ナットとを含む。そして、その型締装置は、型締め時に、その型締ラムを前進させてその型締ナットのみをその型締軸の角ねじに当接させる一方、型開閉時に、その型締ラムを後退させて当接を解除した状態でその型締ナットをそのボールねじナットと共に回転させる。 (もっと読む)


【課題】油圧シリンダ装置によって駆動されるプランジャが、射出シリンダ中の軽金属合金材料の溶湯を金型内に射出する射出装置において、射出工程中に発生することがある作動油のサージ圧力を、できるだけ簡便な装置によって瞬時に解消できることが望まれる。
【解決手段】射出装置は、油圧シリンダとプランジャに結合されるピストンとを含む油圧シリンダ装置を備え、そのピストンの中に、前記油圧シリンダの射出側油室から後退側油室に油圧作動油をリリーフするリリーフ機構を内蔵する。そのリリーフ機構は、そのピストンの中心軸上に沿って形成された、前記射出側油室から後退側油室に連通する連絡油室を含むリリーフ油路と、その連絡油室の中で同芯に進退してそのリリーフ油路を開閉するポペット弁と、前記ピストンに同芯に内蔵されて上記ポペット弁を上記射出側油室側に向けて所定の押圧力で押圧する圧縮コイルばねと、から成る。 (もっと読む)


【課題】成形品をエジェクタピンで突き出す金型装置で、成形品を突き出す直前にのみ成形品とキャビティの境界を真空解除する金型装置が望まれる。
【解決手段】成形品31をエジェクタピン42で突き出す金型装置において、エジェクタプレート41の背後に形成された、エジェクタピンを成形位置から所定距離後退可能にする隙間Gと、エジェクタピンが移動可能に密接するキャビティ30側とエジェクタ室45側の貫通孔の間にあってエジェクタピンの外周に通気可能な空間を有する通気路61と、通気路を金型装置の外面に開口して外部の加圧気体発生源71に接続する供給口62とを備え、エジェクタピンのキャビティ側の貫通孔22aの長さ寸法が、隙間Gより小さく形成され、成形品を突き出す直前にエジェクタピンを所定距離後退させて貫通孔22aを開口して、加圧気体をキャビティに供給して真空解除する。 (もっと読む)


【課題】
射出直前に、エジェクタピンを移動させることなくキャビティ中の気体を真空吸引する金型装置が望まれる。
【解決手段】
金型装置1は、エジェクタピン42をエジェクタプレート41に固定する一方でセンタピン46をエジェクタプレートに対して所定の距離後退可能に取り付けて、エジェクタロッド50が後退するときにそのセンタピンのみが後退するように構成する。また、金型装置1は、センタピンに沿った一部に真空吸引装置70に連通する通気路61を設けて、その通気路を、センタピンが後退したときにのみキャビティ30に連通するように構成する。それで、射出直前にエジェクタロッドが後退するときキャビティが真空吸引される。 (もっと読む)


【課題】
ランナ溝の真空吸引動作を制御するバルブであってコンパクトにユニット化された真空吸引バルブを装着した金型装置が望まれる。
【解決手段】
金型装置40は、真空吸引バルブ20をそのパーティング面PLに沿った姿勢で装着している。そのバルブ20は、中空円筒部21の基端に固定されたエアシリンダ22によってその中空円筒部の中で移動するニードルピン23を含み、そのピン23の先端部23aが、真空発生装置に接続された、円筒部21の通気路25を開閉口21bを介して開閉して、ランナ溝47からキャビティの真空吸引を行う。 (もっと読む)


21 - 30 / 35