説明

帝人ファイバー株式会社により出願された特許

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【課題】補強効果および耐屈曲疲労性の向上効果に優れるゴム補強用短繊維、およびそれを用いた成形体を提供すること。
【解決手段】エチレンテレフタレートを主たる繰り返し単位とするポリエステルからなる短繊維であって、短繊維のX線小角回折による長周期が9〜12nmであり、短繊維中の末端カルボキシル基量が20当量/ton以上であり、短繊維表面にエポキシ基を有する表面処理剤が付着しているゴム補強用ポリエステル短繊維。さらには、短繊維表面の末端カルボキシル基量が10当量/ton以下であること、短繊維横軸方向の結晶サイズが35〜80nmであること、短繊維中の末端メチル基量が2当量/ton以下であること、短繊維中の酸化チタン含有量が0.05〜3重量%であること、短繊維表面のエポキシ指数が1.0×10−3当量/kg以下であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】低収縮かつ寸法安定性に優れながら、被覆体との接着性に優れ、十分な耐久性を有する抗張力体を提供すること。
【解決手段】エチレンテレフタレートを主たる繰り返し単位とするポリエステル繊維からなる抗張力体であって、繊維中の末端カルボキシル基量が20当量/ton以上であり、繊維表面にエポキシ基を有する表面処理剤が付着している抗張力体。さらには、繊維表面の末端カルボキシル基量が10当量/ton以下であることや、繊維中のX線小角回折による長周期が9〜12nmであること、繊維横軸方向の結晶サイズが35〜80nmであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】低収縮かつ寸法安定性に優れながら、ゴムとの接着性に優れ、耐疲労性が向上したホース補強用繊維コード及びそれを用いてなるホースを提供すること。
【解決手段】ポリエステル繊維を含有するホース補強用繊維コードであって、該ポリエステル繊維がエチレンテレフタレートを主たる繰り返し単位とし、X線小角回折による長周期が9〜12nmであり、繊維中の末端カルボキシル基量が20当量/ton以上であり、繊維表面にエポキシ基を有する表面処理剤が付着しているホース補強用繊維コード。さらには、該ポリエステル繊維の表面における末端カルボキシル基量が10当量/ton以下であることや、繊維横軸方向の結晶サイズが35〜80nmであること、繊維中の末端メチル基量が2当量/ton以下であることが好ましい。また該ポリエステル繊維が撚糸された繊維コードであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】ゴムとの接着において、高温動的疲労後の接着性に極めて優れたゴム補強用ポリエステル繊維を提供すること。
【解決手段】エチレンテレフタレートを主たる繰り返し単位とする、固有粘度が0.85以上のポリエステルからなる繊維であって、繊維中の末端カルボキシル基量が20当量/ton以上、X線小角回折による長周期が9〜12nmかつ繊維表面にエポキシ基を有する表面処理剤が付着しているゴム補強用ポリエステル繊維。さらには、繊維表面の末端カルボキシル基量が10当量/ton以下であることや、繊維横軸方向の結晶サイズが35〜80nmであること、繊維中の末端メチル基量が2当量/ton以下であること、繊維中の酸化チタン含有量が0.05〜3重量%であること、繊維表面のエポキシ指数が1.0×10−3当量/kg以下であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】寸法安定性及び耐疲労性に優れ、かつ特に動的疲労後の耐久性に極めて優れたベルト補強用繊維材料およびそれを用いるベルトを提供すること。
【解決手段】ポリエステル繊維を含有するベルト補強用繊維材料であって、該ポリエステル繊維がエチレンテレフタレートを主たる繰り返し単位とし、X線小角回折による長周期が9〜12nmであり、繊維中の末端カルボキシル基量が20当量/ton以上であり、繊維表面にエポキシ基を有する表面処理剤が付着しているベルト補強用繊維材料。さらには、該ポリエステル繊維の表面における末端カルボキシル基量が10当量/ton以下であることや、該ポリエステル繊維の繊維横軸方向の結晶サイズが35〜80nmであることが好ましい。また、該ポリエステル繊維が撚糸された繊維コードであることや、該ポリエステル繊維が織物の経糸を構成するものであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】10〜5000nmの有機系極細繊維を強化繊維として均一に分散させ、かつ理論上からの強度特定劣化の少ない繊維強化エラストマー成型品を提供すること。
【解決手段】海島型複合短繊維をマトリックスに添加し、海成分を溶融させて該島成分を補強繊維とする、下記要件a)〜d)を同時に満足することを特徴とする繊維強化エラストマー成型品。
a)海島型複合繊維の海成分の溶解度パラメーター値(SP(s))、島成分の溶解度パラメーター値(SP(i))、マトリックス樹脂の溶解度パラメーター(SP(m))が下記式(1)、(2)で表される関係にあること。(SP値の単位は(cal/cm1/2
0≦|SP(s)−SP(m)|<|SP(i)−SP(m)|<5 (1)
0≦|SP(s)−SP(m)|<|SP(i)−SP(s)|<5 (2)
b)島成分の融点Tm(i)とマトリックスの成型温度(℃)との関係が、Tm(i)成形温度≧20℃であること。
c)海成分と島成分の溶融粘度比(海/島)が0.2〜5であること。
d)島成分径が10〜5000nmであること。 (もっと読む)


【課題】ワイピングクロスの構成成分として使用された際に、拭き取り性、高吸収性等の極細繊維特有の高性能を維持しつつ、摩擦による単糸切れを防ぐことで自己発塵性の抑制に優れた極細繊維を提供する。
【解決手段】海島型複合繊維の海成分を溶出処理することによって得られる、平均単糸繊径が1000nmを越え、2500nm以下、平均単糸繊径のばらつきCV%が0〜25%、単糸強力が0.04cN以上である極細繊維。極細繊維を構成する主成分がポリエステルであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】使用したときの圧縮の風合いが柔らかく、使用中も通気性がよく蒸れにくく、折り曲げ収納性や曲げやすさなどの取扱い性に優れ、さらにはそれらの耐久性に優れたクッション構造体および該クッション構造体を用いてなる寝具を提供すること。
【解決手段】非弾性捲縮短繊維と、該非弾性捲縮短繊維を構成するポリマーよりも40℃以上低い融点を有するポリマーが熱融着成分としてその表面に配された熱接着性複合短繊維とが重量比率で90/10〜10/90となるように混綿され、該熱接着性複合短繊維同士が交差した状態で熱融着された固着点および/または該熱接着性複合短繊維と前記非弾性捲縮短繊維とが交差した状態で熱融着された固着点とが散在し、かつ前記熱接着性複合短繊維と前記非弾性捲縮短繊維が繊維構造体の厚さ方向に配列してなる繊維構造体にプロファイル加工などを施すことにより、前記繊維構造体表面に凸部を形成しクッション構造体を得る。 (もっと読む)


【課題】目付けが小さいにもかかわらず、優れた引張強度および防透性を有する不織布、および該不織布を用いてなる吸収性物品用シート材を提供する。
【解決手段】前記主体繊維の単繊維横断面形状が、下記式により定義する横断面の扁平度2.0以下であり、かつ120度未満の開口角を有する開口部を2個以上有する主体繊維と、バインダー成分とを用いて目付けが48g/m以下の不織布を得る。
扁平度=A/B
A:繊維横断面における最長となる長さ
B:繊維横断面において、Aの長さ方向と直交する方向の長さ (もっと読む)


【課題】フィラメントミシン糸より劣っていたスパンミシン糸の強力を改良し、従来のフィラメントミシン糸やスパンミシン糸より総合的に優れた高性能ミシン糸を提供する。
【解決手段】平均繊維長が300〜600mmで、実質的に捲縮を有さない合成繊維の牽切短繊維からなり、かつ該短繊維束Yが高圧の空気噴射流によって交絡捲回され、更にS方向に下撚りされると共に2〜3本引き揃えてZ方向に上撚りされ、かつ油剤が付着された合撚糸からなる高強力スパンミシン糸Y。 (もっと読む)


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