説明

大和化成工業株式会社により出願された特許

1 - 10 / 66


【課題】取付け孔の内径が公差内の最小寸法の場合でもアンカーを規定どおりに挿入可能とするのはもちろんのこと、取付け孔の内径が公差内の最大寸法であっても該取付け孔に対するアンカーのガタツキや回転を防止する。
【解決手段】パネルの取付け孔にアンカーを挿入することにより、このパネルに取付けられるクリップであって、アンカー20が、支柱22と、この支柱に結合され、パネルの取付け孔の縁に係合することができる係合爪26とを備えている。そして、支柱22の両外側面25間の寸法が、この寸法に対応した取付け孔の内径における公差内の最大寸法以上に設定されている。また、支柱22の両外側面25を含む部分が弾性によって内外方向へ撓むように構成されている。 (もっと読む)


【課題】アンカーが取付け孔に対して斜めに挿入されたままで取付けられることを防止し、クリップの取付け状態および保持荷重を安定させる。
【解決手段】パネルの取付け孔にアンカー20を挿入することでパネルに取付けられるクリップであって、アンカー20が、自体の支持剛性を保持するための支柱22と、取付け孔にアンカーが挿入されることで、取付け孔の内周面との干渉により支柱22に対して撓みながら取付け孔を通過し、該取付け孔の縁周辺に係合することができる係止爪26と、支柱22の先端に成形され、取付け孔の平面形状に合わせた形状で、かつ、パネルの面に対してアンカー20の軸線がほぼ直角の状態でのみ取付け孔を通過することができる規制ブロック24とを備えている。 (もっと読む)


【課題】リテーナ部に対してその結合孔を利用して結合されるクリップの保持部と、結合孔との間に光や空気が洩れる隙間をなくする。
【解決手段】相手パネルの開口部に対し、所定の装着部材のリテーナ部をはめ込んだ状態で取付けるためのクリップによる取付け構造であって、装着部材はリテーナ部16に開けられた結合孔18を有し、クリップ20はリテーナ部に対し、結合孔18を利用して結合される保持部26を有する。保持部26がリテーナ部16に結合された状態において、保持部26と結合孔18の縁との合せ面が相互に重なり合うように構成されている。 (もっと読む)


【課題】係合腕あるいは保持部材の肉厚を薄くすることなく、係合腕が押し撓められたときのクリップ本体のコンパクト化を可能にするとともに、クリップ本体の挿入荷重が増大するのを防止し、さらには装着部材のクリップ座に対する保持部材の係合力を高める。
【解決手段】装着部材を相手パネルに取付けるためのクリップであって、樹脂製のクリップ本体10は、その正面視において係合腕12とその内側に位置する保持部材14とを備えている。係合腕12は、押し撓められる方向へ弾性変形するとともに、取付け孔孔の縁に係合する。保持部材14は、クリップ本体をクリップ座に組付けた状態に保持する。クリップ本体の正面視においては係合腕12と保持部材14とが略菱形のループ状を呈してつながっており、クリップ本体の側面視においては係合腕12と保持部材14との位置をずらせ、係合腕が弾性変形したときに互いに重なり合うように構成されている。 (もっと読む)


【課題】 ワイヤハーネス材クランプ具において、剛性を確保したまま、その取付面積が小さくなるようにすることである。
【解決手段】 角形ブロック形状の本体部1と蓋部3によりクランプ具101を構成し、本体部1と蓋部3との接合部に、それらをまたがるように貫通孔4を形成する。貫通孔4にワイヤハーネス50を配置し、本体部1と蓋部3を閉じた状態(クランプ位置)とし、本体部1の突起部挿入穴18にスタッドボルト24を挿入させてボディパネルに取り付ける。デッキボードの荷重は、脚部51を介して蓋部3の荷重受け面26に作用する。 (もっと読む)


【課題】保持部材及びその周縁の基体の反りが抑えられる車両用内装材の製造方法を提供する。
【解決手段】可撓性を有する基体1と、基体1の表面Sに設けられ、基体1を車両パネルに取り付けるための保持部材2(サイドクリップ、リテーナブラケット等)と、を備える車両用内装材の製造方法であって、凹部3を有する成形型200を、凹部3が基体1の表面Sに当てられた状態として、凹部3内に溶融樹脂(ポリプロピレン系樹脂等)を流し込む射出成形により、保持部材2が形成され、基体1のうち保持部材2の縁部に対応する部位を、成形型200により厚さ方向に圧縮変形させて凹ませた状態で射出成形をする。基体1を圧縮変形させて凹ませる量は、溶融樹脂が冷却されて保持部材2が形成されるときに、溶融樹脂が収縮して保持部材2が反り返る量が略相殺されるように設定される。 (もっと読む)


【課題】ベルトクランプの大きさや厚みを変えることなく、作業者がベルトを引っ張るときに滑りにくいベルトクランプを提供することである。
【解決手段】ベルトクランプ1のベルト3におけるベルト本体部11の幅方向13の両端部の表面(歯部14が設けられている側の面)に一対の滑り止め部17を設ける。一対の滑り止め部17は、ベルト本体部11の先端部11aで、歯部14が設けられていない部分に設けるとともに、幅方向13において歯部14と重ならないように設ける。 (もっと読む)


【課題】簡便な組み付けであっても、組付誤差が生じている配管が差し込まれているパネルの差込孔でもシールできるグロメットを提供すること。
【解決手段】グロメット1は、パネル40の差込孔42に取付体12を介して組み付けられるベース10と、このベース10に対して一体的に形成された薄肉状のブーツ20とを備えている。このブーツ20は、配管50を差し込み可能な差込孔22aを有する円錐体22と、この円錐体22の外周から折り返されてベース10に繋がれる中間体24とを備えている。そして、このグロメット1は、配管50を差し込んだパネル40の差込孔42をシールできる。これら円錐体22と中間体24には、その折り返し部位Rを跨ぐように、ベース10に対する円錐体22の軸方向の変位を抑制するリブ30が形成されている。 (もっと読む)


【課題】クリップを大型にすることなく、装着部材の仮置きや取付け孔に対するクリップの案内を可能とし、かつ、クリップの種類を増やすことなく、仮置きや案内の機能を調整可能とする。
【解決手段】クリップ用支持構造であって、装着部材20のクリップ座22は、リブ24とその側部に位置する補強プレート26とによって構成されている。クリップ座22のリブ24に結合した状態のクリップ10が相手パネル30の取付け孔32に対して弾性腕16が弾性変形し始めない程度に挿入されたときに、補強プレート26の先端部28が相手パネル30の裏面から所定寸法Sだけ突出するように構成されている。この寸法Sが、取付け孔32においてクリップの弾性腕16と係合する部分の孔幅以上に設定されている。 (もっと読む)


【課題】緩衝クリップの取付け部材との当たりによる干渉音を防ぐ。
【解決手段】緩衝クリップ1は、バックドアパネル(取付け部材)D1に対して衝突音を発生させる硬質部10と、ボディーパネル(対向部材)F1からの衝撃力を緩和するクッション部20とを2色成形により備える。硬質部10は、係止部位12と頭部位11とを備える。頭部位11には、2色成形の際にクッション部20の成形材料の漏れ止めとなるシール面11Aが、硬質部10の差し込み方向側に面を向けて径方向外方側に張り出して形成される。クッション部20は、環状部分11Bを外周側からくるむ包囲部位21を備える。包囲部位21は、環状部分11Bに近い内周部分でシール面11Aよりも差し込み方向側に突出した突出部分21Aを備える。突出部分21Aは、緩衝クリップ1にボディーパネルF1から衝撃力が入力された際に、硬質部10のがたつきを環状部分11Bに近い箇所で抑える。 (もっと読む)


1 - 10 / 66