説明

株式会社橋詰研究所により出願された特許

1 - 4 / 4


【課題】本発明は、布帛に形成される中空部に当該中空部を形成するタイミングで物品を挿入して封止することで物品担持布帛を製造する製造装置及び製造方法を提供することを目的とするものである。
【解決手段】物品担持布帛の製造装置は、布帛を織成するとともに当該布帛の一部に袋状の中空部を織成する織機1と、中空部の形成位置に物品を配置する物品配置機構100とを備えている。物品配置機構100は、織機1が中空部を形成するタイミングで経方向に配列された複数の経糸の緯方向の間隔を拡張し、物品収容部から物品を1つずつ取出して物品保持部で保持し、保持した物品を移動させて経糸の拡張された間隔の間を通過して中空部内に物品を挿入する。物品を中空部内に挿入後織機1により中空部を封止するように織成して物品担持布帛を製造する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、複数の物品を糸長方向に所定間隔で担持した複合糸を正確に位置合せして緯入れすることで多数の物品を担持した織物を効率よく製織することを可能とする。
【解決手段】物品担持用織機は、複数の経糸Aをビーム10から配列して送り出し経糸Aを開口機構14により開口させ、緯糸Bをボビン20より給糸して開口された経糸Aの間にレピアヘッド22により緯入れし緯糸Bを経糸Aの間に筬25により筬打ちして織成する。所定本数の緯糸Bを織成した後、複数の物品を糸長方向に所定間隔で担持した複合糸Cをリール30から給糸して開口された経糸Aの間にレピアヘッド40により緯入れし複合糸Cを打ち込みグリッパ37により打ち込む。その際に給糸される複合糸Cの物品を検知センサ38により検知し、複合糸Cの物品が給糸経路の所定位置に設定されるように給糸制御する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、レピアヘッドの把持部分を構成する可動部材の把持部をタイミングの遅れやばらつきを生じることなく移動させることができるレピア織機の緯入れ装置を提供することを目的とするものである。
【解決手段】レピアヘッド6の可動部材22に圧電素子24の一端部が固定されており、圧電素子24が伸長すると、可動部材22をフック部20側に向かって押圧するようになるため、変形部22cが折れ曲るように弾性変形し、可動部材22の把持部22aがフック部20の把持部20aに向かって移動するようになり、両者の間の間隔が狭められる。変形部22cが弾性変形して可動部材が回動するので、圧電素子24の伸縮作用が直接回動部材の揺動動作に反映されるようになり、可動部材22の動作タイミングに遅れが生じることなく正確かつ安定して動作させることができる。 (もっと読む)


【課題】 把持レバーが正確に動作して緯糸の把持ミスを起さず、低速から超高速までの織機運転に適合し、緯糸を精確に緯入して高品質織物の製織を行えるレピア織機を提供。【解決手段】 レピアヘッドの糸銜え部に臨向して先端の糸抑え部を差し伸べ、同糸抑え部は糸銜え部に合接揺動したとき糸銜え部との間に緯糸を挟着可能で、逆に同糸抑え部は後部アクション・ポイントに力を受けたとき糸銜え部から離分する方向へ揺動して挟着中の緯糸を開放可能である揺動把持レバーと;この揺動把持レバーのアクション・ポイントに作用可能で、当該レピアルームの主軸の設定クランク角度に応じて印加される電圧にて瞬間的に伸縮変位して揺動把持レバーのアクション・ポイントに作用し糸抑え部をフック部の糸銜え部から離分せしめる積層圧電素子から成る直動アクチュエータを採用した。 (もっと読む)


1 - 4 / 4