説明

ヤマキ電器株式会社により出願された特許

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【課題】
耐熱性・加工精度が極めて高く、しかも緻密で透光性の高い石英ガラス成形品を製造できるようにすることを技術的課題としている。
【解決手段】
シリカ顆粒(1)を成形用金型に充填して乾式プレス成形することにより得られた焼結用成形体を加熱焼結する石英ガラス製品の製造方法であって、体積平均粒径0.1〜2.0μmのシリカマイクロビーズ(2M)に対し、これを加圧充填したときにその隙間に入る粒径及び量に選定された比表面積(BET値)30〜500m/gのシリカナノビーズ(2N)を混合したものを有機系バインダ(3)の水溶液に均一分散させて混合スラリとし、該混合スラリを噴霧乾燥することにより前記有機系バインダ(3)を介してシリカマイクロビーズ(2M)及びシリカナノビーズ(2N)を凝集させてなる顆粒を前記シリカ顆粒(1)として用いた。 (もっと読む)


【課題】
プレス成形法により、無気泡で、且つ、クリストバライト化されていない非晶質の不透明石英ガラス成形品を比較的低温で焼結できるようにする。
【解決手段】
シリカ顆粒(1)を成形用金型(11)に充填してプレス成形することにより得られた焼結用成形体(F)を加熱焼結する不透明石英ガラス製品の製造方法であって、室温以上400℃以下で液化あるいは熱分解する有機系バインダ(3)の水溶液中に、アルミ元素を失透核としてドープした球形のシリカマイクロビーズ(2…)を均一分散させてスラリとし、該スラリを噴霧乾燥することにより前記有機系バインダ(3)を介してシリカマイクロビーズ(2…)を凝集させた顆粒を前記シリカ顆粒(1)として用いた。 (もっと読む)


【課題】焼結用ガラス材料を乾式プレス成形して得られた焼結用成形体を加熱焼結して反射鏡を製造する際に、不均一な変形を起こすことなく、光学特性の優れた高品質の反射鏡を低コストで量産できるようにする。
【解決手段】パラフィン系バインダ及びステアリン酸系バインダの一方又は双方を含むバインダがシリカを主成分とするコアの表面に隙間なくコーティングされて成るガラス原料粉末を集合させて顆粒状に形成した焼結用ガラス材料を用い、これを乾式プレス成形する際に、反射鏡型成形体Fを、そのランプ挿通口36側から反射光照射開口部31側に向って反射面33となる部分の肉厚分布を漸増させた形状又は均一にした形状に成形した。 (もっと読む)


【課題】
焼結用ガラス材料を乾式プレス成形して得られた焼結用成形体を加熱焼結して石英ガラス製品を製造する際に、製品表面にガラス組織の粗い梨地状の微細な凹凸が形成されることがなく、高品質の石英ガラス製品を低コストで製造できるようにする。
【解決手段】
パラフィン系バインダ及びステアリン酸系バインダの一方又は双方を含むバインダ(2)がシリカを主成分とするコア(3)の表面に隙間なくコーティングされて成るガラス原料粉末(4)を集合させて顆粒状に形成した焼結用ガラス材料(1)を用いた。 (もっと読む)


【課題】
ガラス質中に脈理が生ずることなく、寸法制度に優れた石英ガラス製品を低コストで量産できるようにする。
【解決手段】
球状シリカにバインダを添加して造粒した原料粒子2を、
(1)Ra≦d/4
(2)Sm≧d
Ra:算術平均粗さで表わされた表面粗さ
Sm:粗さ曲線と平均線の交点に基づいて測定された凹凸1周期の平均間隔
d :原料粒子の平均粒径
の双方の条件を満たす表面粗さに仕上げられた成形面4a〜6aを有する成形用金型3に充填し、これをプレス成形することにより得られた焼結用成形体Fを加熱焼結するようにした。 (もっと読む)


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