説明

日本電極株式会社により出願された特許

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【課題】アルミ電解炉におけるエネルギー効率を改善するために、電気比抵抗が低く、熱伝導性の高いアルミニウム精錬用カソードカーボンブロックおよびその製造方法を提供する。アルミニウム溶湯との濡れ性も改善され、且つ電解浴による電気化学的侵食の速度を低下させて長寿命を達成できるアルミニウム精錬用カソードカーボンブロックおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】
混合工程では、炭化原料64〜97%と炭化チタン3〜36%の混合比率で混合する。このとき、粒子径1mm以下の原料組成において炭化チタン比率を5〜100%とする。捏合・成形工程では、混合工程を経た混合物に有機バインダーを加え捏合し、成形する。焼成工程では、成形体を焼成する。黒鉛化処理工程では、焼成工程を経て焼成された焼成体を2400〜3000℃で黒鉛化処理する。 (もっと読む)


【課題】黒鉛電極への酸化防止材の浸透の促進、高温時の防止材付着性の向上および導電性阻害の抑制等を可能にした低コストな塗材を提供すること。
【解決手段】酸化防止材を、五酸化燐1〜20重量%、無水ホウ酸0.1〜10重量%、酸化マグネシウム0.1〜5重量%、コロイダルシリカ4〜40重量%を含む水溶液となるようにすると共にその酸性度がpH4以下となるように、燐酸,ホウ酸,水酸化マグネシウム,コロイダルシリカ原液を溶解させておく。これを黒鉛電極に含浸させれば、電極の操業中の表面酸化による消耗を抑制したり防止することができる。その際、電極表面から予め含浸させた酸化防止材は製鋼操業時電極が受ける熱によってガラス化され、その高温下生成物に酸化防止作用の発揮、すなわち酸素との接触を遮断することができるようになる。 (もっと読む)


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