説明

小栗木工株式会社により出願された特許

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【課題】導管開口部が意匠面に存在する突板が樹脂製の基材に固着されてなる木質化粧板を、導管開口部を潰すことなく、迅速且つ効率的に製造し得る技術を提供する。
【解決手段】突板12の意匠面22に、塗膜層36を、導管開口部を埋めない厚さで形成する一方、突板12の裏面24に、裏打ちシート20を貼着して、インサート品15を形成した後、かかるインサート品15を、突板12の意匠面22がキャビティ面48に接触位置するように、成形キャビティ52内に収容し、その後、成形キャビティ52内に、溶融樹脂材料62を射出、充填して、固化せしめることにより、基材を成形すると共に、それら基材と突板12とを、裏打ちシート20を介して固着するようにした。 (もっと読む)


【課題】 インサート部材の金型からの脱落を防止する保持手段を備える、インサート成型用金型を提供する。
【解決手段】 インサート部材が配置される凹み部を有する第一の金型本体と、第一の金型本体と組み合わされて、凹み部内でインサート部材の周りに合成樹脂を成形する空間を形成する凸部を有する第二の金型本体と、凹み部にインサート部材を保持する保持手段とを有し、保持手段は、第一の金型本体と第二の金型本体とが組み合わされる前の型開放時において、インサート部材が凹み部から脱落することを防止すべく、凹み部の開口部の一部を閉じる覆い部分を形成し、第一の金型本体と第二の金型本体とが組み合わされる際に、凹み部の開口部の覆い部分の領域を変化させ、第一の金型本体と第二の金型本体との組み合わせが完了された時の型閉鎖時において、凹み部の開口部の覆い部分が無い状態で凹み部の開口部を開放する、インサート成形用成形金型。 (もっと読む)


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