説明

和歌山県農業協同組合連合会により出願された特許

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【課題】植物の挿し木において、挿し穂からの発根を迅速に促進する方法を提供すること。
【解決手段】挿し穂を水耕液中の支持材に挿して発根を促進する方法において、光量100〜500μmol m-2-1でかつ1日の明暗周期の繰り返しを2〜8回に設定した人工光と二酸化炭素濃度を500〜3,000ppm、空気中湿度を80〜100%RH、空気中温度を20〜30℃、水耕液中および支持材の温度を20〜30℃に維持することを特徴とする挿し穂からの発根促進方法。 (もっと読む)


【課題】 リモニウム・シヌアータの組織培養を用いた増殖において、「叢生症」といわれる奇形株が発生し問題となっている。また、培養期間の長期化および煩雑な移植作業・回数の増加により、生産コストが増大している。このリモニウム・シヌアータの組織培養を用いた増殖において奇形の発生が無く、増殖率が高く、簡便かつ低コストに増殖する手法を提供する。
【解決手段】リモニウム・シヌアータの花穂を培養し、新たな花穂を形成させ、形成された花穂頭部より多芽体を誘導し、誘導された多芽体を分割・移植して伸長させ、ついで伸長したシュートを発根させることにより、リモニウム・シヌアータの植物体を大量かつ低コストに再生することができる。 (もっと読む)


【課題】従来の培養法の利点を生かしつつ、欠点である育成容器内の二酸化炭素不足を簡易な手法で解決する植物育成用容器、それを用いた植物育成方法及び植物育成用培地を提供する。
【解決手段】植物育成用容器において、内部に光触媒を坦持させ、この光触媒を有機化合物と接触させながら光を照射することにより、植物の生長に必要な二酸化炭素を発生させることができる。これにより、従来の栽培、育苗、培養方法をほとんど変更することなく、容器中の植物体あるいは植物組織を二酸化炭素不足に遭遇させることなく培養・栽培を行うことができる。また、優良な形質を持った植物を低コスト・高品質で量産することができる。 (もっと読む)


【課題】母樹をあまり傷つけることなく、緑枝挿しによる木本性植物の繁殖に必要な発根率の高い挿し穂を少ない労力で量産することができるため、実用化し易い木本性植物の繁殖方法を提供する。
【解決手段】この発明の木本性植物の繁殖方法は、落葉した母樹を低照度環境下で栽培して葉を生じさせ、この葉を含む緑枝を挿し穂として使用する。ここで、低照度とは、栽培期間の最大照度で表せば1〜20000ルクス、好ましくは1000〜5000ルクスの範囲内であり、明期の平均照度で表せば50〜3000ルクス程度の照度である。また、低照度環境下での栽培とは、具体的には、暗所に置いた植木鉢で母樹を栽培したり、母樹を栽培しているガラスハウス等を寒冷紗等の遮光材で覆って栽培したり、母樹そのものを遮光材で覆って栽培することをいう。 (もっと読む)


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