説明

関西マテック株式会社により出願された特許

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【課題】セメントペーストの付着が少なく、したがって吸水率が小さく、絶乾密度の高い再生セメント・コンクリート砂を製造する磨砕装置を提供する。
【解決手段】磨砕装置が、水平に配置されていて、強制的に駆動される駆動軸1と、駆動軸1の左右両端に設けられた1対のドラム内に回転自在に配装されたローラ6及びローラ7を備えている。駆動軸1の高速回転時に、1対のドラム2、3の各々の内周面に遠心力の作用で細粒の原料が付着することにより、細粒の原料が、各ドラム2、3の内周面に環状の層として形成される。1対のドラム2、3の各々の回転中心が各ローラ6、7の回転中心から所定距離aだけ偏心していて、原料の環状の層が薄いとき、ローラ6、7は回転せず、原料の環状の層が厚くなって、ローラ6、7の外周が原料の環状の層に侵入したとき、内周面に形成された原料の環状の層とローラ6、7の外周との磨擦によって、ローラ6、7が回転する。 (もっと読む)


【課題】製造時に発生する副生微粉量を減少させるとともに、再生細骨材M並みでありながら、原細骨材と同等以上の強度性能を発揮する再生細骨材を簡便に製造し、それをセメント系硬化体として有効利用する。
【解決手段】最大寸法が30〜500mm程度の塊のコンクリート廃材を、40mm径以下程度に粗砕し、スクリュー磨砕式処理装置などで8mm程度以下の径に磨砕し、微粉を除去して回転ドラム式磨砕機に投入する。回転ドラム式磨砕機のドラム1を100〜300rpm程度の低速で回転させる操作をトータルで5〜10分程度行う軽度処理を行う。軽度処理では原細骨材自体はほとんど破砕や磨砕されることなく、原細骨材表面の原細骨材の表面に付着したセメント硬化物に強度的欠陥となる凹凸や空隙が残らない程度に磨砕される。得られた再生細骨材を、一般のモルタルあるいはコンクリートなどにおける細骨材と同様に配合し、セメント系硬化体を得る。
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【課題】 セメントペーストの付着が少なく、したがって、吸水率の小さい高品質の細骨材を再生する。
【解決手段】 ケーシングと、ケーシング内で回転する円盤と、円盤に同心円状に設けた複数のセラミックピンを有するケージ型摩砕装置を用いて、粒径5mm以下に破砕されたコンクリート粒状物を摩砕装置内の粉体濃度0.01〜3kg/mで摩砕して、再生細骨材を製造する。 (もっと読む)


【課題】 セメントペーストの付着が少なく、したがって吸水率が小さく、絶乾密度の高い再生セメント・コンクリート砂の製造方法を提供する。
【解決手段】 投入口(15)と排出口(16)を設けた中空のドラム(1)が駆動軸(5)を中心に回転する。ドラム(1)の駆動軸(5)に対して偏心した回転軸(8)を有するフリーローラー(2)がドラム(1)内で回転自在に支承されている。投入口(15)からドラム(1)内に再生セメント・コンクリート細粒を供給する。ドラムの中で、ドラム(1)とフリーローラー(2)の相互作用に基づいて再生セメント・コンクリート細粒を摩砕する。それによりセメント・コンクリート砂からセメントを分離・除去して、再生セメント・コンクリート砂を製造する。 (もっと読む)


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