説明

神鋼ボルト株式会社により出願された特許

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【課題】ナットの締め付け作業時におけるボルトの共回り現象を抑制することが可能な鋼板接合用のボルトを提供すること。
【解決手段】両ネジボルト1(ボルト)は、接合鋼板12のボルト孔12aの内径よりも大径の直径Dを有する節部2と、節部2の両側に設けられたネジ部5、6とを備えている。両ネジボルト1は高力ボルトであり、接合鋼板12と接触する節部2の接触面3には、接合鋼板12と節部2との間の摩擦係数を高めるための加工部4が形成されている。加工部4は、接合鋼板12と接触する接触面3に複数の突起4aを設けることにより、節部2の全周にわたって凹凸が繰り返し連続する波形状に形成されている。 (もっと読む)


【課題】 簡単な構造でボルトやナットとの共回りを防止できる座金を提供する。
【解決手段】 片面にボルトあるいはナットの座面と接触する座面接触面12を有し、反対側に締結物と接触する締結物接触面13を有する座金10であって、締結物接触面13に凹部14が相互に離間するように設けられ、凹部の周囲に凸部15が形成され、凸部15の締結物接触面13からの高さが20〜50μmであることを特徴とする座金。座金10は、締結物とは凸部15で接触し滑らないようになる。ナットとは本来有している鋼板の自然な面で接触し、締結物と凹凸部の接触に比べて滑りやすく、ナットを回して締めていく場合の共回りは起こらない。 (もっと読む)


【課題】橋梁等の鋼構造物に用いられる鋼板・コンクリート合成床版の底面鋼板などの板材を、架設現場で添接板を介して摩擦接合する際に、接合強度を損なわずに施工性を向上させる接合方法と、この接合方法による接合構造を提供することである。
【解決手段】接合すべき複数の鋼板5の接合部5aに設けたボルト孔6に、両側のねじ部2、2a間にボルト孔6を通過しない大きさの節部4aを設けた接合用ボルト1aをそれぞれ挿通し、鋼板5に下面側から固定した後、接合部5a、5aが近接して対向した状態で、接合用ボルト1aの上方から接合部5aを覆うように添接板10を配置し、ナット8aで締め付けて摩擦接合する際に、接合用ボルト1aの節部4aが通過できる大きさのボルト孔9aを設けた、節部4aの高さHaよりも大きな厚みtfのフィラープレート9を接合部5aにそれぞれ載置した後に添接板10を配置して鋼板5を摩擦接合するようにしたのである。 (もっと読む)


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