【課題】
硬化対象が酸素阻害などの影響を受けやすい紫外線硬化型樹脂などであったとしても、酸素阻害の影響を比較的小さくすることができる光照射モジュール、光照射装置および印刷装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明に係る光照射モジュールは、相対的に一方向に移動する対象物に光を照射するための光照射モジュールであって、前記対象物の移動方向の上流側に位置する第１の発光素子群および下流側に位置する第２の発光素子群を有し、前記第１の発光素子群に含まれるそれぞれの発光素子へ供給される第１電流と、前記第２の発光素子群に含まれるそれぞれの発光素子へ供給される第２電流とを異ならせることにより、前記第１の発光素子群の発光量と前記第２の発光素子群の発光量とを異ならせる。 （もっと読む）

【課題】 光を均一に照射すると共にコンパクトにすることができるＬＥＤ光照射装置およびこれを備える印刷装置を提供する。
【解決手段】一方方向に沿って並ぶように基板２の一方面に実装された複数のＬＥＤ３と、複数のＬＥＤ３と並行するように並べて配置された複数のファン５と、複数のファン５からの空気を基板２に向けて案内する案内流路１０と、隣接するファン同士５の間にそれぞれ介在するように配置された複数の隔壁７と、を備え、各ファン５は、基板２の他方面と対向するように配置され、基板２の他方面に向かって空気を送風可能であり、前記各隔壁７は、少なくとも一部が前記案内流路１０内に配置されているＬＥＤ光照射装置１。 （もっと読む）

【課題】 装置内部を効率的に冷却することができるＬＥＤ光照射装置およびこれを備える印刷装置を提供する。
【解決手段】一端部に開口２８を有するケーシング２０と、ケーシング２０内において、開口２８に向かう方向に沿って並べて配置された複数の基板２と、各基板２の一方面にそれぞれ実装された複数のＬＥＤ３と、複数の基板２の他方面と対向するように配置され、当該他方面に向かって空気を送風する少なくとも１つの第１のファン５と、開口２８に向かって空気が流れるように送風する少なくとも１つの第２のファン１１と、を備えるＬＥＤ光照射装置１。 （もっと読む）

【課題】
紫外線発光素子の冷却を効率よく行なうことにより、紫外線発光素子の発光効率を比較的高く、紫外線発光素子の寿命が比較的長く、小型化された光照射装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明の光照射モジュールによれば、光照射デバイスと、前記光照射デバイスに冷却に用いる冷媒を流すための冷却配管と、前記光照射デバイス、前記冷却配管を収容する筐体とを備えており、前記筐体は、前記光照射デバイスと前記第１の冷却配管を収容した第１の空間と、前記第２の冷却配管を収容した第２の空間とを有し、前記第１の空間と前記第２の空間とが隔壁によって仕切られているため、光照射デバイスを比較的効率的に冷却することができる。その結果、光照射デバイスの照度が比較的高く、照度ばらつきが比較的少ない光照射モジュールが実現される。 （もっと読む）

【課題】紫外線硬化タイプのインキを使用する印刷機用で使用されている冷却水を使用したＬＥＤ光源の冷却装置は、専用の冷熱源を必要としていた。そのため、装置のコストが高いという課題があった。また、冷却水の維持管理のコストが高いという課題があった。
【解決手段】
冷熱源として、前記印刷機の湿し水４を使用するＬＥＤ光源の冷却装置１４とした。すなわち、印刷機に取り付けられたＬＥＤ光源１１を冷却するための冷却水の循環経路に、冷却水及び冷熱源との間で熱交換を行う熱交換ユニット８、前記冷却水を送り出すポンプユニット１２、前記冷却水の流路を備えたＬＥＤ光源ユニット１１、前記冷却水の体積変化を吸収する膨張吸収ユニット１５を備えたＬＥＤ光源の冷却装置において、前記冷熱源として、前記印刷機の湿し水４を使用するＬＥＤ光源の冷却装置１４とした。 （もっと読む）

【課題】環境温度に応じた適切な温度制御を簡易な構成により可能にしたＵＶ定着装置を提供すること。
【解決手段】ＵＶランプ１３と、吸引ファン２２のエア吸引による気流でＵＶランプを冷却する用紙搬送ユニット７と、ＵＶランプの温度を制御する温度制御手段とを具備し、前記温度制御手段として、ＵＶランプの温度を測定する温度測定手段１４と、温度測定手段による温度測定結果に基づき吸引ファンの回転速度を段階的に切り換える制御装置３０とを有することとした。 （もっと読む）

【課題】工場のスペースを有効に利用でき、しかも印刷機のチェーンデリバリのようなスムーズな排紙が可能になるコンベヤ式ＵＶ乾燥装置を提供する。
【解決手段】コンベヤ式ＵＶ乾燥装置は、印刷を終えた枚葉紙ＰをＵＶ乾燥用コンベヤ７で移動させながらＵＶ（紫外線光）を照射する。そして、コンベヤ式ＵＶ乾燥装置は、ＵＶ乾燥用コンベヤ７から排出される枚葉紙Ｐを、枚葉紙Ｐの進行方向と直交する方向（直交方向）に移動させる直交コンベヤ１５と、直交コンベヤ１５から排出される枚葉紙Ｐが積み重ねられる排紙台１６と、を備える。オペレータは排紙台１６の直交方向である印刷機の操作側から枚葉紙Ｐを取り出せる。 （もっと読む）

【課題】 ＵＶランプでインキを乾燥させる枚葉両面印刷機の後刷り側の圧胴に、硬化膜が堆積しないようにすること。
【解決手段】 枚葉両面印刷機１には、シートの一方の面を印刷する先刷り印刷ユニット２，３とシートの他方の面を印刷する後刷り印刷ユニット４，５とを備えている。先刷り印刷ユニット３と後刷り印刷ユニット４に設けられた各々の圧胴１２，１９の間には、シートを搬送する中間胴１４を備え、中間胴１４のシート移送面に対向してＵＶランプ２４を配設している。また、ＵＶランプ２４と後刷り印刷ユニット４の圧胴１９のシート搬送面の間に、搬送面に向けて冷却風を吹付ける吹付けノズル２５を設け、シートを冷すようにした。 （もっと読む）