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Fターム[2G002AA05]の内容

原子炉の緊急防護のための構成 (640) | 炉型 (132) | 高速増殖炉(FBR) (4)

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タンク型FBR
ループ型FBR

Fターム[2G002AA05]に分類される特許

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【課題】二重容器漏れ事故のような仮想事象の発生を仮定しても、原子炉冷却材の保持機能を維持し、原子炉冷却材の過度の温度上昇を安定に抑制する。
【解決手段】液体金属冷却原子炉1は、原子炉容器4と、原子炉容器4を密閉格納する格納容器6および格納ドーム7と、格納容器6を囲む収納空間を介して格納容器6を包囲する外周コンクリート構築物17と、外周コンクリート構築物17のコンクリート部の収納空間側に設けられたライナー16と、ライナー16と外周コンクリート構築物17の間に設けられた温度上昇緩和機構を備える。温度上昇緩和機構は、液体金属冷却原子炉1の出力運転時の原子炉冷却材の温度より低い融点をもつ蓄熱材を有する蓄熱部18と、原子炉容器4から格納容器6を通って漏えいした原子炉冷却材から熱を除去するための冷却部19と、を有する。 (もっと読む)


【課題】原子炉格納容器の表面の製作精度に左右されることなく、原子炉格納容器の表面を均一に冷却することが可能となる原子炉格納容器の冷却設備を提供する。
【解決手段】原子炉格納容器2の上方に設けた散水ノズル12により冷却水を散水して冷却する原子炉格納容器の冷却設備であって、前記散水ノズル12は、前記原子炉格納容器2の中心軸に平行に回転可能な回転軸13と、該回転軸13から径方向外方に延出されると共に所定の方向に屈曲された複数のノズル部14とを備え、前記ノズル部14には冷却水の噴射力で前記回転軸13を回転させると共に冷却水を前記原子炉格納容器2の上面全体に噴射するための噴射方向を設定した複数の噴射孔15〜18が設けられている。 (もっと読む)


【課題】二重容器漏れのような仮想事象が発生したとしても、漏洩液体金属と冷却空気との接触を防止し、液体金属冷却原子炉から確実に熱を除去する。
【解決手段】内部に液体金属3が満たされた原子炉容器4と、前記原子炉容器4を格納する格納容器6と、前記格納容器6を環状空間35を介して収納するサイロ7と、前記環状空間35を区画し、サイロ7側に空気下降流路12及び格納容器6側に空気上昇流路13を形成する筒状のコレクタ10と、を有する液体金属冷却原子炉において、前記サイロの底部14に前記液体金属3よりも比重が小さい多数の閉止部材15を配置するとともに、前記コレクタ10は締結部材19で接続された上部コレクタ10aと下部コレクタ10bからなり、前記締結部材19の融点は漏洩液体金属3aの温度よりも低いことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】受動的安全性を備えた液体金属冷却原子炉を提供する。
【解決手段】核燃料炉心2を液体金属3中に沈めた原子炉容器4を格納する格納容器6と、格納容器6を収納するサイロ8と、格納容器6を間隔を置き下方側から覆うサイロ8内に設けた保護容器11と、保護容器11と格納容器6との間に形成され、大気を導入流下させ、保護容器6底部近傍で流れ方向を変えて排出する間に格納容器6を外側から冷却する第1空気冷却流路13とを備えるもので、第1空気冷却流路13は、液体金属3の原子炉容器4、格納容器6から保護容器11内への漏出時、漏出液体金属3液面に多数個の中空容器19を浮かべて第1空気冷却流路13を閉塞する。 (もっと読む)


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