【課題】吸収式冷温水機に備えられたフランジ継ぎ手のシール部材接触面に仕上げ加工を施す際の段取りを簡素化し、短い加工時間で所要の仕上げ加工が完了するようにすると共に、加工に用いる機材を最小限とする。
【解決手段】分割された各シェルの分割箇所に、一対のフランジ部を形成する。一方のフランジ部１６Ｂ（１７Ｂ、１５Ｂ、１８Ｂ）のフランジ面には、断面形状が矩形で、底面に仕上げ加工が施され、内部にシール部材２１を填め込み可能な第１シール溝２０（２６，２９、３２）を形成する。他方のフランジ部１６Ａ（１７Ａ、１５Ａ、１８Ａ）のこれと対応する位置には、浅い第２シール溝２２を仕上げ加工により形成する。 （もっと読む）

【課題】一重効用の吸収式冷凍機を温水で駆動する場合、その温水の還り温度を可及的に低くすると共に、当該吸収式冷凍機の冷凍能力を向上させる。
【解決手段】蒸発器１２と、吸収器１４と、再生器１６と、凝縮器１８とを有し、駆動温水が再生器を通り、再生器から吸収器に向かって流れる濃吸収液と、吸収器から再生器に向かって流れる希吸収液との間で吸収液間熱交換器Ｎ０を介して熱交換する一重効用の吸収式冷凍機において、吸収液間熱交換器Ｎ０に入る手前の希吸収液と、再生器１６を出た駆動温水との間で熱交換をする第１熱交換器Ｎ１を具備するよう構成する。 （もっと読む）

【課題】 バーナなどの燃焼加熱手段を備えた再生器をハウジング内に設置する際に、ハウジングに燃焼用空気の取り入れ口として開設していたガラリの設置を不要、若しくはガラリ数の大幅な削減を可能にする。
【解決手段】 煙突５０は上下両側が開口した外筒５１と、上下両側が開口して外筒５１に貫装された内筒５２とを主要な部材として構成された二重壁煙突であり、内筒５２の空洞部として形成された燃焼ガス排出路Ｓ１と、外筒５１と内筒５２との間に形成された外気吸入路Ｓ２とを備え、ハウジング１００の屋根部を上下方向に貫通して、外気吸入路Ｓ２の下端部分がハウジング１００内で開口した状態でハウジング１００に収納された吸収式冷凍機の高温再生器１に装着されている。煙突５０は燃焼ガス排出路Ｓ１と外気吸入路Ｓ２への雨水浸入防止のための排気トップ５３と第１のカバー部材５６とを備えている。 （もっと読む）

【課題】 蒸発器に寝込んだ界面活性剤を効率よく吸収器へ移動させ得るようにする。
【解決手段】 吸収液中に吸収を促進させる吸収促進剤として作用する界面活性剤を添加してなる吸収式冷凍装置において、蒸発器Ｅに、冷媒液を溜め込む冷媒液溜まり部５０と、該冷媒液溜まり部５０における冷媒液表面の界面活性剤を吸収器Ａへ移動させる移動手段Ｘとを付設して、吸収器Ａから希溶液（即ち、吸収液）とともに再生器Ｇに送られた界面活性剤が、該再生器Ｇにおいて蒸発し、凝縮器Ｃを経て蒸発器Ｅに滞留した場合に、蒸発器Ｅに付設された冷媒液溜まり部５０に溜め込まれた冷媒液表面に浮上している界面活性剤が移動手段Ｘにより吸収器Ａへ移動せしめられるようにしている。 （もっと読む）

発生器１と、ＧＡＸタイプの熱交換器２と、吸収器９Ｂ，１０Ｂ、１０Ｃと、凝縮器９Ａ、１０Ａと、蒸発器１０Ａ〜１０Ｃ、９Ｂと、前記吸収器および発生器に接続されたポンプ３と、少なくとも前記発生器、ＧＡＸ熱交換器、吸収器、凝縮器、蒸発器、およびポンプをともに接続する、デバイスを通って循環する冷却液のための第１の回路１５Ａ〜Ｚと、蒸発器、吸収器、凝縮器、および蒸発器が、ともに接続される方式を変化させるように、前記第１の回路１５Ａ〜１５Ｚを修正するためのバルブ手段８とを備える、ＧＡＸタイプの吸収ヒートポンプ内の冷却または加熱デバイス。第１および第２の熱交換手段９、１０が提供され、該第１および第２の熱交換手段９、１０は、前記手段を通って循環する冷却液の少なくとも１つの相が変更されることを可能にし、かつ熱エネルギーが外部流体と交換されることを可能にし、前記第１および第２の熱交換手段９、１０がそれぞれ、デバイスの動作モードに応じて、蒸発器、または吸収器および凝縮器のいずれかとして機能するように構成された、少なくとも２つの相互に分離されたサブ熱交換器９Ａ〜９Ｂ、１０Ａ〜１０Ｃを備える。
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【課題】冷温水製造と共に発電が可能で、発電単独の運転もでき、膨張機の軸受けの潤滑問題を解消した膨張機を組込んだ吸収冷温水装置を提供する。
【解決手段】冷媒と吸収剤と界面活性剤とを含んだ媒体を用いて吸収冷凍サイクルを構成する吸収冷温水機に、該吸収冷凍サイクルで発生する冷媒蒸気で稼動する膨張機１又は発電機２と膨張機１を組込んだ吸収冷温水装置であって、前記１が、軸受けの潤滑に、吸収冷凍サイクルに用いる媒体と同じ界面活性剤を用いることとしたものであり、また、１が、スクリュー型であり、スクリューロータを回転させるタイミングギアの潤滑、スクリュー歯形間の液シール及びスクリュー歯形間の潤滑に、前記吸収冷凍サイクルに用いる媒体と同じ界面活性剤を用いることができ、前記吸収冷温水機には、用いる蒸発器Ｅ及び／又は凝縮器Ｃ出口に界面活性剤分離器７を設けてもよい。 （もっと読む）