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国際特許分類[D02G3/04]の内容

国際特許分類[D02G3/04]に分類される特許

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【課題】融点が20℃以上の油脂であってもビスコースを変質させることなく安定的に直接混合でき、レーヨン繊維を構成するセルロース内に微分散が可能であり、肌に優しい油脂含有レーヨン繊維、その製造方法及び繊維構造物を提供する。
【解決手段】油脂含有レーヨン繊維は、レーヨン繊維内に油脂が混合されており、油脂は、脂肪酸及びそのグリセリンエステルから選ばれる少なくとも一つの脂肪酸成分を含み、且つ20℃において固体であり、レーヨン繊維内のセルロースと油脂とは非相溶状態で、且つ油脂は前記セルロース中に微分散されており、油脂含有レーヨン繊維は、脂肪酸成分を含み、且つ20℃において固体である油脂にHLBの異なる乳化剤を添加して調製したエマルジョン液をビスコース原液に添加した紡糸用ビスコース液を用いて製造することができ、油脂含有レーヨン繊維を含む繊維構造物である。 (もっと読む)


【課題】麻織物、綿麻織物、セルロース系フィラメント糸織物の特長である清涼感や快適性と、梳毛織物の特長である太細差が少なく、スラブ等の目立たない外観や光沢、膨らみ感のある風合いを有し、着用感や可縫性に優れた梳毛調伸縮性織物を提供する。
【解決手段】R率が8%以下で熱セット性を有するセルロース系フィラメント糸と、熱収縮性の異なる2種のポリマーからなるポリエステル複合繊維フィラメント糸とからなり、各長さが30〜230cmの未解撚部と過解撚部を有し、ポリエステル複合繊維フィラメント糸の混率が15質量%以上50質量%未満である複合仮撚加工糸にて構成された梳毛調伸縮性織物。R(%)=[(m−m’)/m’]×100。m:試料の標準状態の質量(g)。m’:試料の絶乾質量(g)。 (もっと読む)


【課題】湿潤時に布帛の寸法を大きく変化させることなく、湿潤時における布帛の通気性を乾燥時よりも可逆的に向上させることが可能な布帛を得ることができる紡績糸、および該紡績糸を用いてなる、布帛および繊維製品を提供する。
【解決手段】ポリエステル成分とポリアミド成分とがサイドバイサイド型に接合された複合短繊維と、該複合短繊維以外の繊維とを10:90〜90:10の範囲内で用いた紡績糸。また、必要に応じて該紡績糸を用いて布帛を得た後、染色加工などの熱処理を施すことにより、前記複合短繊維の潜在捲縮を発現させ、必要に応じて繊維製品を得る。 (もっと読む)


【課題】交絡外れが防止され、織編物に繊細かつナチュラルなトップ杢感を発現し得る融着混繊糸を提供する。
【解決手段】本発明の融着混繊糸は、繊維形成成分が芯部に配されるとともに前記繊維形成成分よりも低融点の融着成分が鞘部に配された複合繊維からなる糸条Aと、前記繊維形成成分とは染料染着性が異なる糸条Bとを用いて得られた融着混繊糸であって、該融着混繊糸はランダムな間隔で混繊部を含んでおり、さらに前記融着成分の熱融着作用によって前記繊維形成成分よりなる糸条と糸条Bとが少なくとも一部分融着されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】異色の原着繊維が単繊維の水準で均一に混繊され、紡績糸の風合いを呈し、従来に無い優れた色合いを有する審美性に富んだ混繊糸の製造方法を提供する。
【解決手段】色の異なる複数本の原着長繊維束A,Bをそれぞれ扁平に開繊して扁平糸条とし、それらを扁平の厚み方向に重ね合わせて、これを周速度の異なる2組のニップローラーを、低速のニップローラーR1、高速のニップローラーR2の順で通過させ、その際、いずれのニップローラーにおいても該扁平の状態を維持するように、該扁平糸条を厚み方向に挟んで把持し、かつ該2組のニップローラー間で該扁平糸条を牽切し、その後、空気噴射ノズルN1,N2に通して抱合することにより、審美性に富んだ混繊糸を製造する。 (もっと読む)


【課題】製織編工程を通じて良好な混繊状態を維持することで、コストを増加させることなく、ナチュラル感に富む杢外観、所望の質感や風合いを織編物に与えうるトップ杢調の織編物を得るための製造方法を提供する。
【解決手段】繊維形成成分が芯部に配されるとともに前記繊維形成成分よりも低融点である融着成分が鞘部に配された繊維からなる芯鞘型繊維糸条Aと、セルロース系繊維糸条Bとを混繊することで混繊部を導入した後に、該混繊部の少なくとも一部分を前記融着成分の熱融着作用により一体化させることで融着混繊糸を得、しかる後に、この融着混繊糸を用いて予備的な織編物を製造し、この予備的な織編物にアルカリ剤とアルカリ減量促進剤とを併用したアルカリ減量処理を施して融着成分の少なくとも一部を除去する織編物の製造方法。 (もっと読む)


【課題】麻織物の形態安定性に劣る、皺が生じやすい、発色性や染色堅牢度が低い等の欠点を改善し、麻織物の特長を表現した従来の麻調織物では表現出来なかった意匠性の高い異色スラブ表現を付与した麻調織物を提供する。
【解決手段】以下の条件(1)〜(3)を満足する仮撚スラブ加工糸を有する異色スラブ麻調清涼織物。(1)濃色に染色された部分と淡色に染色された部分、或いは異色に染色された部分のそれぞれの部分に太部と細部が存在し、それぞれがランダムに出現するスラブ形態を有する。(2)R率が8%以下のセルロースフィラメント糸と、該セルロース系フィラメント糸に対して異色に染色可能な繊維のフィラメント糸とで構成される。(3)R率が8%以下のセルロース系フィラメント糸の混率が50重量%以上で構成される。R率は、試料の標準状態の質量及び絶乾質量より式R(%)=[(m−m')/m']×100によって算出する。 (もっと読む)


【課題】織編時に繊維の破損による毛羽立ちや繊維の脱落、いわゆる風綿の飛散などを防止し、無機繊維で補強された合成樹脂成形品を容易に形成できるようにする。
【解決手段】無機繊維の周囲に、高融点の熱可塑性合成繊維とこれよりも低融点の熱可塑性合成繊維とを配置して加熱する。溶融した低融点熱可塑性合成繊維で無機繊維と高融点熱可塑性合成繊維とを互いに接合する。この織編用糸と、熱可塑性合成繊維からなる第2織編用糸とを用いて織編物(5)にする。織編物(5)を金型(6)内に収容し、加熱して熱可塑性合成繊維を溶融したのち、冷却して固化する。 (もっと読む)


【課題】メタ型全芳香族ポリアミド繊維の変退色に起因して発生する、メタ型全芳香族ポリアミド繊維とポリエステル繊維との間の色相差が抑制された、メタ型全芳香族ポリアミド繊維とポリエステル繊維からなる複合紡績糸を提供する。
【解決手段】疎水性の高い紫外線吸収剤を用い、かつ、特定の物性を有するメタ型全芳香族ポリアミド繊維を形成せしめ、当該メタ型全芳香族ポリアミド繊維を用いて複合紡績糸を形成する。すなわち、水への溶解度が0.04mg/L未満である紫外線吸収剤を含み、染色繊維の染着率が90%以上であり、キャリヤー染色前後における耐光性保持率が80%以上であるメタ型全芳香族ポリアミド繊維を用いて、ポリエステル繊維と当該メタから全芳香族ポリアミド繊維からなる複合紡績糸。 (もっと読む)


【課題】望ましい視覚効果、手触り、ならびに伸縮性のある編物あるいは織物とすることができる複合効果糸を対象とする。
【解決手段】一体化されて単糸を形成する複合糸および第2の糸を含む合成ポリマー糸が開示される。複合糸は第1成分および第2成分からできており、それぞれは繊維形成性ポリマーからなり、またそれぞれは嵩高効果をもたらすためにもう一方と異なる収縮性をもつ。例えば異なるポリマーあるいは相対粘度が異なる類似ポリマーを用いることで、この収縮性の違いを得ることができる。本発明の合成ポリマー糸は、有利にも、この糸を用いて製造された製品の視覚的性質を向上させるストラティフィケーション効果を含む改良された視覚効果を示した。さらに、この糸から製造されたファブリックの手触りおよび伸縮性が向上した。 (もっと読む)


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