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国際特許分類[G21B3/00]の内容

物理学 (1,541,580) | 核物理;核工学 (13,075) | 核融合炉 (227) | 低温核融合炉,例.冷却型核融合炉と称されるもの (39)

国際特許分類[G21B3/00]に分類される特許

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【課題】 従来の核融合炉には、磁力でプラズマを閉じ込めるトカマク方式、燃料ペレットをレーザーで照射する慣性(爆縮)方式等がある。しかしこれらはまだ実験炉の段階であり、実用化のレベルには程遠いようである。以前、線形加速器を使用したイオンビームの正面衝突型核融合炉が提案されているが、パルス運転・クーロン斥力についての検討が不充分である。
【解決の手段】 パルス電界型加速器を同一センターライン上で向かい合わせて、中性粒子群ビームを正面衝突させるシステムを使用する。このビームを加速器数千台分、必要な数だけ球形圧力容器の中心点において交差させる。パルス運転・シンクロ化した中性粒子群の正面衝突により、核融合反応(1cmの人工太陽)を発生させることができる。 (もっと読む)


【課題】金属部材に含まれるまたは金属部材に付着した放射性のコバルト量を低減させることのできるコバルト低減装置及びコバルト低減方法を提供することを目的とする。
【解決手段】コバルト低減装置100は、パラジウムまたはパラジウム合金、あるいは、パラジウム以外の水素吸蔵金属またはパラジウム合金以外の水素吸蔵金属と、これらに対して相対的に仕事関数が低い物質とを有する構造体1と、構造体1の一方の面側に設けられた重水素高圧部2と、該重水素高圧部2を、構造体1の他方の面側よりも重水素の圧力が高い状態とする高圧化手段3とを備え、構造体1の表面上に、コバルトを含むまたは表面にコバルトが存在する、あるいはコバルトを含み且つ表面にコバルトが存在する少なくともいずれかの金属部材10を接触配置させて、該金属部材10に重水素を透過させる。 (もっと読む)


【課題】 重水の電気分解による発熱方法、いわゆる常温核融合反応において、重水素吸蔵金属に多くの重水素を吸蔵させることと、吸蔵させた重水素の運動を促進させることとの両立をはかる。
【解決手段】 本発明の発熱方法は、重水素吸蔵金属を負極に用いて、重水を電気分解し、重水素吸蔵金属に重水素を吸蔵させるステップと、通電を継続した状態で、重水素を吸蔵した重水素吸蔵金属の表面に、重水素の透過率が低く、アノード溶出が可能な金属からなるバリア層を形成するステップと、重水の温度を上昇させるとともに、重水素吸蔵金属を正極に用いて、重水に通電するステップとを順に備えるようにした。 (もっと読む)


【課題】液体金属リチウム表面に投射された低速イオンによる化学核融合反応は、連動した原子融合過程の熱力学的効果で、天文学的な量で増進するが、該金属表面の状態に過敏でエネルギー取出しに必要な反応の持続性が保証されない。液体金属内の化学核融合反応を実現して、この困難を解決する。
【解決手段】ベリリウム等の軽元素を混入した液体リチウム合金内で、中性子および荷電粒子を発生する核反応を起動して、融合連鎖反応を誘発する。本発明では、液体リチウムは、核融合燃料、混入軽元素の溶媒、中性子減速材および冷却材の4機能を果たすので、核融合反応装置を破格に簡素化、小型化することが可能である。更に放射性廃棄物の心配もない。 (もっと読む)


宇宙にペレットを発火する線形加速器をペレットの目的物から長い距離に置くことができる。加速器は段階的に配列したペレットを秒単位もしくはそれより長い期間発火することができ、それらは目的地に同時に到達しエネルギーの大きな振動を与える。よってあまり大きくない電力の加速器は核融解を開始するのに十分なメガジュール規模の振動を提供できる。非常に高度な精密さで目的地に近づくために、粒子の進路修正を提供する必要がある。理想的な場所は、加速器を地球―月L1もしくはL2ラグランジュポイント(1)に設置し、そして核融合の目的地(2)を月の表面(3)としペレットは月極を交差する月の円周上擦れ擦れに衝突する。粒子の弾道(4)の長さは6000km以上である。月の山頂に設置された最初の到達コース修正所は目的地の150km前ほどでよい。地球の表面に設置することもまた可能であり、加速器と目的地を真空管でつなげる。しかしながら、必要な加速器の電力は加速器と目的地の距離と反比例して増加する。 (もっと読む)


【課題】効率、制御性及び再現性よく中性子を発生させることができる中性子発生用電極並びに中性子発生装置を提供すること、更に、これら中性子発生用電極及び中性子発生装置を用いることにより、中性子発生の効率が高いことから装置規模を抑制することができ、中性子発生の制御性及び再現性に優れる荷物検査装置を提供すること。
【解決手段】導電体及び前記導電体に螺旋状に捲回された水素吸蔵合金線を含む第一の電極と、前記第一の電極の周囲に配置された円筒状でかつ網状の第二の電極と、を含む中性子発生用電極対を用いる。 (もっと読む)


【課題】構造体を透過する重水素ガス量を増大させる方法を提供する。
【解決手段】表面に核種変換を施される物質が添加させられた構造体の一方の側に設けられた重水素高圧部に重水素ガスを導入する工程と、前記重水素ガスを導入したときの前記構造体の温度を取得する工程と、前記構造体の温度変化と前記構造体を透過する重水素ガス量との関係を示すヒステリシスグラフに基づき、前記構造体を透過する重水素ガス量が増大するように、前記構造体の温度を、前記重水素ガスを導入したときの構造体の温度から変化させる工程と、前記変化後の構造体の温度で、前記重水素高圧部から前記構造体の他方の側に設けられた重水素低圧部に向かって、前記構造体に対して前記重水素ガスを透過させることを特徴とする重水素ガス透過量増大方法。 (もっと読む)


水素と金属との間の核反応からエネルギーを生産するための方法及び発生器であって、a)遷移金属の定められた大きさのマイクロ/ナノメートルのクラスタを生産するステップと、b)好ましくはクラスタを脱ガス処理するために350から500℃までの間で少なくとも10−9バールの真空を適用するサイクルの後で、前記クラスタに水素を接触させ、且つその圧力と速度を制御するステップと、c)クラスタの中に水素をHイオンとして吸着させるために、クラスタを金属のデバイ温度Tよりも高い温度、好ましくは網状面のスライディングが起こる温度に近い温度まで加熱することによって反応のための活性コアを生み出すステップと、d)活性コア上の機械的、熱、超音波、電気、又は磁気インパルスによって反応をトリガして、好ましくは活性コア上に温度の勾配が存在する状態で放熱と共に金属原子に水素イオンを捕獲させるステップと、e)好ましくは所定の強度の磁界及び/又は電界が存在する状態で、熱を取り出し、且つTを上回る温度に維持するステップと、を含む、エネルギーを生産するための方法及び発生器である。活性コアは、マイクロ/ナノメートルのクラスタの焼結材料、若しくは容器の中に集められたクラスタ粉末、又は表面の1平方センチメートル当たり少なくとも10個のクラスタを有する、所定の体積及び形状の基体上へのクラスタの堆積物を含むことができ、該堆積物は、金属を融点に近づくまで加熱し、次いで徐冷することによって、スパッタリングすること、スプレーすること、蒸発及び凝縮させること、エピタキシャル堆積することのような方法によって得ることができ、こうした方法の後に、クラスタ構造を凍結させるための急冷が行われる。 (もっと読む)


【課題】大量のヘリウムガスを容易に発生させることが可能な実用的なヘリウムガス発生装置を提供すること。
【解決手段】ヘリウムガス発生装置1は、ヘリウム成分を含む重水素ガスを重水素透過性を有する壁を透過させることにより、高純度の重水素ガスを発生させる第1の装置10と、重水素超吸収性を有するPd含有合金の粉末に前記高純度の重水素ガスを供給することにより、前記粉末の内部でヘリウムを発生させる第2の装置20と、前記粉末を加熱することにより、前記粉末の中のヘリウムを前記第2の装置の外部に排出する加熱装置40と、前記第2の装置から排出されたヘリウムから高純度のヘリウムガスを発生させる第3の装置30とを備えている。 (もっと読む)


【課題】
本発明の課題は、慣性閉じ込め型核融合装置において、比較的条件達成の容易な密度100g/cm、温度100万度程度の爆縮された高密度プラズマに、高速点火方式とは異なった方法でイオン温度を効率的に核融合点火温度まで上昇させた領域を形成する方法を提供することにある。
【解決手段】 水素同位体を燃料として含んだターゲットをレーザー光、または電子ビーム、またはイオンビーム、またはX線、またはプラズマで爆縮し高密度プラズマを形成する段階と、この爆縮された高密度プラズマの外周部にレーザー光を照射し、高密度プラズマの外周部の電子を加熱し、加熱された電子の平均温度を10keV程度までとし、高密度プラズマ中での高速な電子−イオンエネルギー緩和を用いてイオンの平均温度を5keV以上の核融合点火温度とする段階とを備えることを特徴とした核融合点火方法を構成する。 (もっと読む)


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