説明

きのこ栽培用容器及びきのこ栽培用の子実体ガイド

【課題】きのこの培地を詰め替える作業の効率化ができ、きのこ栽培室のスペースのより効率的な活用が可能なきのこ栽培用容器を提供すること。
【解決手段】きのこの菌床栽培に用いられる培地が収容されるきのこ栽培用容器であって、上下に分割可能に上部容器10と下部容器20とによって構成され、きのこの子実体が複数個所から生長できるように、上部容器10の上面に子実体生長用口15が複数設けられている。上部容器10と下部容器20とはプラスチック材によって形成されており、両者の合体は、一方に設けられた係合部16が他方に設けられた被係合部26に取り外し可能に嵌るように、プラスチック材の弾性を利用した嵌め合いによる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、きのこの菌床栽培に用いられる培地が収容されるきのこ栽培用容器に関する。菌床栽培の対象となるキノコの種類としては、エノキ茸、シメジ類、ナメコ、マイタケ、エリンギ、バイリング等がある。
【背景技術】
【0002】
従来から、エノキ茸等の人工菌床栽培では、栽培瓶が用いられている。その栽培瓶を用いる瓶栽培法では、先ず、とうもろこしの芯の破砕物(コーンコブミール)、おが屑又は籾殻等の基材と、米糠やふすま等の栄養分などを配合した培地を栽培瓶に充填する。そして、その培地を加熱殺菌した後に種菌を接種して培養し、菌床とする。
【0003】
このように栽培瓶に充填されて使用されるきのこの培地は、一回の栽培・収穫ごとに詰め替える必要がある。その培地の充填や使用済みの菌床(廃菌床)の掻き出し作業は、栽培瓶一本一本の作業となり、生産性の向上には限界があった。
【0004】
また、栽培瓶の一本ごとの容量は所要の大きさに統一されており、複数の栽培瓶を収納する籠状のコンテナの大きさも統一されている。このため、従来の瓶栽培法では、所定の容積のきのこ栽培室内に収容できる栽培瓶の数量は自ずと定まるものであって、スペースのより効率的な活用には限界があった。
【0005】
また、きのこの栽培瓶は、瓶本体の外径寸法に比べて、瓶口の開口径が狭く絞られた広口瓶の形態が一般的である。これに対して、より大きな菌床によってきのこを栽培するためのきのこ栽培用容器として、上下に分割可能に上部容器と下部容器とによって構成されたものが開示されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】意匠登録第1181913号(図面)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
きのこ栽培用容器に関して解決しようとする問題点は、従来のきのこの瓶栽培法では、きのこの培地を詰め替える作業の効率化には限界があり、きのこ栽培室のスペースのより効率的な活用にも限界に来ている点にある。
そこで本発明の目的は、きのこの培地を詰め替える作業の効率化ができ、きのこ栽培室のスペースのより効率的な活用が可能なきのこ栽培用容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上記目的を達成するために次の構成を備える。
本発明に係るきのこ栽培用容器の一形態によれば、きのこの菌床栽培に用いられる培地が収容されるきのこ栽培用容器であって、上下に分割可能に上部容器と下部容器とによって構成され、きのこの子実体が複数個所から生長できるように、上部容器の上面部に子実体生長用口が複数設けられている。
【0009】
また、本発明に係るきのこ栽培用容器の一形態によれば、前記上部容器と前記下部容器とはプラスチック材によって形成されており、両者の合体は、一方に設けられた係合部が他方に設けられた被係合部に取り外し可能に嵌るように、プラスチック材の弾性を利用した嵌め合いによることを特徴とすることができる。
【0010】
また、本発明に係るきのこ栽培用容器の一形態によれば、前記下部容器の周縁部が鍔状に形成されていることを特徴とすることができる。
【0011】
また、本発明に係るきのこ栽培用容器の一形態によれば、前記下部容器には、前記上部容器の上面部を支持できるように、内底面から起立した状態に複数の柱状部が設けられていることを特徴とすることができる。
【0012】
また、本発明に係るきのこ栽培用容器の一形態によれば、前記下部容器の底面部には、前記子実体生長用口に嵌るきのこ栽培用キャップ上に置かれて段積みされる際に位置決めがなされるように、該きのこ栽培用キャップに外嵌めされる複数の縁枠状部が設けられていることを特徴とすることができる。
【0013】
また、本発明に係るきのこ栽培用の子実体ガイド一形態によれば、前記きのこ栽培容器の前記複数の子実体生長用口を有する上面部に被せられて使用され、きのこの子実体が起立状態に上方へ生長するようにガイドするきのこ栽培用の子実体ガイドであって、前記子実体生長用口に対応して設けられ、各々がきのこの子実体の生長を案内する逆円錐台状の筒状に形成された複数の筒状ガイド部と、該複数の筒状ガイド部が一体的になるように連結する連結部と、前記複数の筒状ガイド部が所要の高さ位置に保持されるように、前記連結部から下方へ突起して設けられている位置決め用の柱状部とを具備する。
また、本発明に係るきのこ栽培用の子実体ガイド一形態によれば、前記連結部が最上端部に形成され、前記位置決め用の柱状部が逆円錐台状に形成されていることを特徴とすることができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明に係るきのこ栽培用容器によれば、きのこの培地を詰め替える作業の効率化ができ、きのこ栽培室のスペースのより効率的な活用が可能であるという特別有利な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明に係るきのこ栽培用容器の形態例を示す正面図である。
【図2】図1の形態例の平面図である。
【図3】図1の形態例の底面図である。
【図4】図1の形態例のX−X断面図である。
【図5】図1の形態例のY−Y断面図である。
【図6】図1の形態例の上部容器を示す正面図である。
【図7】図1の形態例の下部容器を示す正面図である。
【図8】きのこ栽培用容器にキャップをして段積みした状態を示す説明図である。
【図9】複数の上部容器を重ね置きした状態を示す説明図である。
【図10】複数の下部容器を重ね置きした状態を示す説明図である。
【図11】本発明に係るきのこ栽培用の子実体ガイドの形態例を示す正面図である。
【図12】図11の形態例の平面図である。
【図13】図11の形態例の底面図である。
【図14】図11の形態例のX−X断面図である。
【図15】図11の形態例のY−Y断面図である。
【図16】図11の形態例のZ−Z断面図である。
【図17】図11の形態例の使用状態を示す正面図である。
【図18】図11の形態例の使用状態を示す中央断面図である。
【図19】図11の形態例の使用状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下に、本発明に係るきのこ栽培用容器の形態例を添付図面(図1〜10)に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係るきのこ栽培用容器の形態例を示す正面図である。以下、図1の形態例の図2は平面図、図3は底面図、図4はX−X断面図、図5はY−Y断面図である。また、図6は図1の形態例の上部容器の正面図であり、図7は図1の形態例の下部容器の正面図である。さらに、図8は図1のきのこ栽培用容器にキャップをして段積みした状態を示す説明図である。また、図9は複数の上部容器を重ね置きした状態を示す説明図であり、図10は複数の下部容器を重ね置きした状態を示す説明図である。
【0017】
本発明に係るきのこ栽培用容器は、きのこの菌床栽培に用いられる培地が収容されるものであって、上下に分割可能に上部容器10と下部容器20とによって構成され、きのこの子実体が複数個所から生長できるように、上部容器10の上面部11に子実体生長用口15が複数設けられている。
【0018】
なお、本形態例の上部容器10は、矩形の上面部11とその下側周囲の側周面壁部12が一体的に設けられた形態であり、蓋として機能すると共に、容器本体の底部を除く部分として機能している。そして、上部容器10の上面部11には、複数の子実体生長用口15が、従来の栽培瓶の瓶口に相当する部分として設けられている。また、本形態例の下部容器20は、容器本体の底部として機能すると共に、外周側壁部21が従来のコンテナの外形と同等の形状となっており、移送等のため取り扱い易い形態となっている。
【0019】
これによれば、きのこの子実体が、各子実体生長用口15から伸びて好適に生育できる。例えば、エノキ茸の栽培にあっては、従来の方法と同様に、瓶口に相当する各子実体生長用口15に巻紙を行うことで、エノキ茸の子実体が真っ直ぐに上方へ伸びるように案内できる。また、各子実体生長用口15によって、きのこが小分けされた状態に生長するため、それぞれの子実体生長用口15ごとに収穫でき、包装し易い形態になる。従って、従来の瓶栽培法と同様に、適切に袋詰め等の包装ができ、適切に出荷ができる。
【0020】
そして、上部容器10と下部容器20とが上下に分割できるため、きのこの培地を詰め替える作業の効率化ができる。つまり、きのこの培地の充填や使用済みの菌床(廃菌床)の掻き出し作業を、一体的に一気に行うことが可能であり、その作業効率を飛躍的に向上できる。
さらに、本発明に係るきのこ栽培用容器によれば、設備の機械化が行い易く、生産性を向上できる。
【0021】
また、本発明に係るきのこ栽培用容器によれば、従来の複数の栽培瓶を並べてコンテナに収納する際のような瓶同士の間の空隙がなく、その容積分についてスペースを有効に活用できる。つまり、本発明に係るきのこ栽培用容器によれば、平面的な大きさを同一とした場合、従来の栽培瓶の高さよりも、その高さを低く設定できる。従って、高さ方向について、より密にきのこ栽培用容器を収納でき、棚の間隔を狭めてより多段に収納するなど、きのこ栽培室のスペースをより効率的に活用することができる。
【0022】
上部容器10と下部容器20とはプラスチック材によって形成されている。両者10、20の合体は、一方に設けられた係合部16が他方に設けられた被係合部26に取り外し可能に嵌るように、プラスチック材の弾性を利用した嵌め合いによっている。なお、係合部16と被係合部26との関係は相対的なものであり、どちらかに一方が設けられ、それに対応する反対側に他方が設けられればよい。
【0023】
本形態例では、上部容器10の下端周縁部近傍における外面に係合部16が筋状に突起した形態に設けられている。また、下部容器20の内底面22の内周縁部近傍における内面に被係合部26が筋状に突起した形態に設けられている。このため、上部容器10が下部容器20の内側に嵌る形態となっている。
これによれば、確実に係合・合体させることのできる形態であり、簡単な形態的構成であるため、容易に製造でき、製造コストを低減できる。
【0024】
なお、上部容器10と下部容器20の合体方法は、これに限定されるものではなく、プラスチック材の弾性を利用して圧入状態で一体化させる方法や、クランプ等の固定具を使用する方法であってもよい。
【0025】
また、本形態例の上部容器10では、その上部に5×5(25)個の子実体生長用口15が設けられている。これに限定されず、従来の一つのコンテナに収納される一般的な栽培瓶の数と同じ4×4(16)個の子実体生長用口15を設けてもよい。さらに、他の配列形態であってもよいのは勿論である。
【0026】
また、本形態例の下部容器20の周縁部23が、鍔状に形成されている。従来の複数の栽培瓶を収納する籠状のコンテナの周縁部と同様の形状になっている。
これによれば、従来の作業装置を利用して、このきのこ栽培用容器にかかる段積みや移送等のハンドリングができる。このため、作業装置の更新を要せず、設備費にかかる負担を抑制できる。
【0027】
下部容器20には、上部容器10の上面部11を支持できるように、内底面22から上方へ起立した状態に複数の柱状部25が設けられている(図4、5、7等参照)。
これによれば、上部容器10の上面部11が下方へ撓むことを防止できる。従って、図8のようにきのこ栽培用容器を積み重ねても変形がなく、好適に段積みすることができる。これにより、きのこ菌の培養工程等、各作業工程がスムースになされ、生産性を向上できる。
【0028】
ところで、柱状部25を樹脂成形によって成形することで、下部容器20の底面側に設けられる空隙27(図3、5参照)は、きのこ菌の呼吸を良好に行うための空間として好適に機能する。
【0029】
また、下部容器20の底面部24には、子実体生長用口15に嵌るきのこ栽培用キャップ30(図8参照)上に置かれて段積みされる際に位置決めがなされるように、そのきのこ栽培用キャップ30に外嵌めされる複数の縁枠状部28が設けられている(図3、4等参照)。なお、本形態例の縁枠状部28は円形に設けられている。
これによれば、きのこ栽培用キャップ30と縁枠状部28との嵌め合い関係(図8参照)によって、段積みされたきのこ栽培用容器が水平方向へ滑って倒れることを適切に防止できる。従って、きのこの栽培工程が適切になされ、きのこ栽培の生産性を向上できる。
【0030】
さらに、本形態例の上部容器10や下部容器20は、積み重ねることができる形態になっている(図9、10参照)。つまり、一方向に型割ができる樹脂成形型によって設けられたものであり、型の抜きのためにテーパ状に形成されており、上下方向に重なり合った状態で積み上げることが可能な形態になっている。
これによれば、狭いスペースに片付けることができ、栽培瓶に比べて、それらの保管スペースを大幅に狭くすることができる。
【0031】
次に、本発明に係るきのこ栽培用の子実体ガイドの形態例を添付図面(図11〜19)に基づいて詳細に説明する。
図11は本発明に係るきのこ栽培用の子実体ガイドの形態例を示す正面図である。以下、図11の形態例の図12は平面図、図13は底面図、図14はX−X断面図、図15はY−Y断面図、図16はZ−Z断面図である。また、図11の形態例の使用状態を示す図17は正面図であり、図18は中央断面図、図19は他の断面図である。
【0032】
このきのこ栽培用の子実体ガイド50は、前記きのこ栽培容器の複数の子実体生長用口15を有する上面部11に被せられて使用され(図17〜19参照)、きのこの子実体が起立状態に上方へ生長するようにガイドするように設けられている。複数の子実体生長用口15に被せるだけで、従来の巻紙の代用となる。このため、従来の巻紙を個々の子実体生長用口15に巻く作業に比べて、作業効率を格段に向上できる。
【0033】
51は筒状ガイド部であり、複数が設けられている。各々の筒状ガイド部51は、子実体生長用口15に対応して設けられ、きのこの子実体の生長を案内する逆円錐台状の筒状に形成されている。
このように逆円錐台状の筒状に形成されていることで、きのこの子実体の上方への生長を、周壁の内面52に沿わせて適切に案内できる。また、きのこの子実体の生長によって筒状ガイド部51を満たすことで、その筒状ガイド部51が前記上面部11から外れることを防止できる。
【0034】
筒状ガイド部51の下端部の開口53は、子実体生長用口15に外嵌できる直径に設けられている。また、その下端部の内周面には、子実体生長用口15の鍔部15aに掛かるように、内側へ突起した段差部54が形成されている。本形態例では、その段差部54が内周全周に渡って形成されているが、断続的に形成されていてもよい。また、筒状ガイド部51の下端部には、嵌め合いの自由度を高めるため、上下方向のスリットが形成されてもよい。
【0035】
55は連結部であり、複数の筒状ガイド部51が一体的になるように連結している。56は通気孔であり、筒状ガイド部51同士の間で、後述する位置決め用の柱状部57が設けられていない部分に設けられている。
本形態例では、複数の筒状ガイド部51が、前後左右に5×5個のマトリックス状に配置されており、連結部55によって一体化されている。連結部55は、隣り合う筒状ガイド部51同士を接続できる形態であればよく、本形態例のような平面板状に限定されず、棒状や起立した板状などであってもよい。
【0036】
57は位置決め用の柱状部であり、複数の筒状ガイド部51が所要の高さ位置に保持されるように、連結部55から下方へ突起して設けられている。その下端は塞がれている。
本形態例では、この位置決め用の柱状部57が、左右前後の対象位置の4箇所で下方へ突起して設けられている。なお、これに限定されることはなく、高さ位置を適切に保持できる範囲で、その数や突起形態を適宜選択的に設定すればよい。
【0037】
また、本形態例では、連結部55が最上端部に形成され、位置決め用の柱状部57が逆円錐台状に形成されている。
これによれば、樹脂成形を容易に行うことができる形態になっている。また、重ね合わせて保管することができ、コンパクトに収容できる形態になっている。
【0038】
以上、本発明につき好適な形態例を挙げて種々説明してきたが、本発明はこの形態例に限定されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは勿論のことである。
【符号の説明】
【0039】
10 上部容器
11 上面部
15 子実体生長用口
16 係合部
20 下部容器
22 内底面
23 周縁部
24 底面部
25 柱状部
26 被係合部
28 縁枠状部
30 キャップ
50 きのこ栽培用の子実体ガイド
51 筒状ガイド部
55 連結部
57 位置決め用の柱状部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
きのこの菌床栽培に用いられる培地が収容されるきのこ栽培用容器であって、上下に分割可能に上部容器と下部容器とによって構成され、きのこの子実体が複数個所から生長できるように、上部容器の上面部に子実体生長用口が複数設けられていることを特徴とするきのこ栽培用容器。
【請求項2】
前記上部容器と前記下部容器とはプラスチック材によって形成されており、両者の合体は、一方に設けられた係合部が他方に設けられた被係合部に取り外し可能に嵌るように、プラスチック材の弾性を利用した嵌め合いによることを特徴とする請求項1記載のきのこ栽培用容器。
【請求項3】
前記下部容器の周縁部が鍔状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のきのこ栽培用容器。
【請求項4】
前記下部容器には、前記上部容器の上面部を支持できるように、内底面から起立した状態に複数の柱状部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のきのこ栽培用容器。
【請求項5】
前記下部容器の底面部には、前記子実体生長用口に嵌るきのこ栽培用キャップ上に置かれて段積みされる際に位置決めがなされるように、該きのこ栽培用キャップに外嵌めされる複数の縁枠状部が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のきのこ栽培用容器。
【請求項6】
請求項1〜5のいずれかに記載のきのこ栽培容器の前記複数の子実体生長用口を有する上面部に被せられて使用され、きのこの子実体が起立状態に上方へ生長するようにガイドするきのこ栽培用の子実体ガイドであって、
前記子実体生長用口に対応して設けられ、各々がきのこの子実体の生長を案内する逆円錐台状の筒状に形成された複数の筒状ガイド部と、
該複数の筒状ガイド部が一体的になるように連結する連結部と、
前記複数の筒状ガイド部が所要の高さ位置に保持されるように、前記連結部から下方へ突起して設けられている位置決め用の柱状部とを具備することを特徴とするきのこ栽培用の子実体ガイド。
【請求項7】
前記連結部が最上端部に形成され、前記位置決め用の柱状部が逆円錐台状に形成されていることを特徴とする請求項6記載のきのこ栽培用の子実体ガイド。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate

【図14】
image rotate

【図15】
image rotate

【図16】
image rotate

【図17】
image rotate

【図18】
image rotate

【図19】
image rotate


【公開番号】特開2010−35549(P2010−35549A)
【公開日】平成22年2月18日(2010.2.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−107795(P2009−107795)
【出願日】平成21年4月27日(2009.4.27)
【出願人】(506293454)株式会社 きのこ屋 (5)
【出願人】(508205279)株式会社 LGサポート (2)
【Fターム(参考)】