説明

カメラ取付装置

【課題】押さえ金具及び固定用ネジを受け金具から外すことなく、また、任意の大きさの支柱に容易に取り付け取り外しができるカメラ取付装置を提供すること。
【解決手段】カメラ取付装置30は、受け金具31と、押さえ金具32と、受け金具31と押さえ金具32とを連結するための固定用ネジ34a,固定用ネジ34bと、カメラ1のパン方向の位置調整を行うためのパンベース35と、カメラ1のパン方向の位置調整を行うためのチルトベース36とで構成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カメラ取付装置に関し、特に不審者等の監視を行うために、街灯等の支柱に監視カメラを容易に設置することが可能なカメラ取付装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、電柱や街灯の支柱等に監視カメラを設置して、監視区域の状況を監視するといったことが行われている。このような目的に使用される監視カメラを設置する場合には、設置する支柱に合わせて専用の取付金具を準備する必要がある。
【0003】
そこで、従来技術の一例として、特許文献1には、専用ポールを必要とせずに設置が可能で景観性の阻害を最小限に抑えることのできるカメラ装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平11−308487号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
また、監視カメラを支柱に設置する場合の別の従来技術として、図5が挙げられる。
図5は、従来のカメラ取付装置を用いてカメラを支柱に取り付けた場合の後方斜視図である。図5において、1はカメラであり、2はカメラを設置するための支柱であり、300はカメラ1を支柱2に取り付ける際に使用するカメラ取付装置である。
また、カメラ取付装置300は、受け金具301と押さえ金具302とチルト金具303とで構成される。
【0006】
カメラ取付装置300を用いてカメラ1を支柱2に取り付ける場合、事前に、受け金具301をチルト金具303とともにカメラ1に取り付けておく。そして、カメラ1に取り付けた受け金具301を支柱2に押し当て、反対方向から押さえ金具302で支柱2を挟み込むようにし、固定用ネジ304で締め付を行うことによって、カメラ1を支柱2に取り付けていた。その後、チルト調整ネジ305でチルト金具303と受け金具301との傾きの調整を行うようにしていた。
しかし、従来のカメラ取付装置300では、受け金具301と押さえ金具302が別部品となっており、カメラ1を持ちながらこれら2部品の穴位置を合わせるようにして取り付けを行う必要があり、取り付け作業がとてもやり難いという問題があった。
【0007】
また、従来のカメラ取付装置300は、カメラ1を支柱2に取り付けた後に設置場所を変更することはないことを前提にしていたため、万が一設置場所の変更作業が発生すると、押さえ金具302や固定用ネジ304を誤って下方に落下させてしまうという問題があった。
【0008】
本発明は、このような従来の事情に鑑みなされたものであり、押さえ金具及び固定用ネジを受け金具から外すことなく、また、任意の大きさの支柱に容易に取り付け取り外しができるカメラ取付装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明の請求項1に係る発明は、カメラを固定するカメラ搭載部を備えた第1の固定部材と、支柱を間に入れて前記第1の固定部材と対面配置される第2の固定部材とから成り、前記第1の固定部材と前記第2の固定部材で前記支柱を挟み込み、前記第1の固定部材と前記第2の固定部材の両端部をそれぞれ固定用ネジで締結することによって前記支柱への固定がなされるカメラ取付装置において、第1の固定部材が、前記第1の固定部材の片方の端部に回転自在に取り付けられた第1の軸部を備え、前記第2の固定部材が、前記第1の軸部に先端が螺子締結されるとともに、前記第1の軸部と対面する前記第2の固定部材の端部に取り付けられた連結部材を備え、前記連結部材を介して回転自在に連結された前記第1の固定部材と前記第2の固定部材で前記支柱を挟み込んだ後、前記第1の固定部材と前記第2の固定部材の他方の端部同士を前記固定用ネジで締結することで取り付けを行うことを特徴とする。
【0010】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明の請求項2に係る発明は、前記カメラ搭載部が、前記支柱の水平、垂直の設置状況に応じて、前記カメラを水平状態に保てるように90°角度の異なる2つの座面を有するカメラ搭載部であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、受け金具に回転軸部を設け、固定用ネジを緩めた際に回転軸を中心に押さえ金具が開くので、固定用ネジを抜くことなくカメラ取付装置を支柱から取り付け取り外しが行えるという効果がある。また、押さえ金具に連結部を設け、連結部を介して受け金具と連結することで、固定用ネジを緩めた際に本体と分離せず、作業性の向上が図れるという効果がある。
また、カメラの設置場所は垂直に立った支柱だけでなく、水平な支柱にも取り付けられるように受け金具に90°角度の異なる2つの座面を設けたので、使い勝手が良いという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るカメラ取付装置を用いてカメラを支柱に取り付けた場合の前方斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るカメラ取付装置の受け金具の軸を中心に押さえ金具、固定用ネジを開いた状態の図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るカメラ取付装置を用いてカメラを支柱に取り付ける際の手順図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係るカメラ取付装置を用いてカメラを水平な支柱に取り付けた際の斜め後方からの斜視図である。
【図5】従来のカメラ取付装置を用いてカメラを支柱に取り付けた場合の後方斜視図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係るカメラ取付装置の受け金具の軸を中心に押さえ金具、固定用ネジを開いた状態の図である。
【図7】本発明の第3の実施形態に係るカメラ取付装置に第2のカメラを取り付けた場合の前方斜視図である。
【図8】本発明の第3の実施形態に係るカメラ取付装置を用いて第2のカメラを太目の支柱に取り付けた場合の前方斜視図である。
【図9】図8におけるカメラ取付装置の固定用ネジ34a、34bの中心を通る水平面に沿ったF−F断面を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下に、本発明の第1の実施形態に係るカメラ取付装置について、図1から図3を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るカメラ取付装置を用いてカメラを支柱に取り付けた場合の前方斜視図である。また、図2は、本発明の第1の実施形態に係るカメラ取付装置の受け金具の軸を中心に押さえ金具、固定用ネジを開いた状態の図である。
図1及び図2において、1はカメラ、2はカメラを設置するための支柱、また、30はカメラ1を支柱2に取り付ける際に使用するカメラ取付装置である。
カメラ取付装置30は、受け金具31と、押さえ金具32と、受け金具31と押さえ金具32とを連結するための固定用ネジ34a,固定用ネジ34bと、カメラ1のパン方向の位置調整を行うためのパンベース35と、カメラ1のチルト方向の位置調整を行うためのチルトベース36とで構成される。
【0014】
また、受け金具31は、押さえ金具32が水平方向に回動できるように連結するための第1の軸33a,第2の軸33bを備える。更に、パンベース35を水平方向の角度調整が行えるように固定するための取付穴31aと、取付穴31aを中心とした円弧状長穴31bを水平面A上に有し(取付穴31a、円弧状長穴31bは図4を参照)、また、この水平面と90°を成す鉛直面B上にも同様に、取付穴31cと、取付穴31cを中心とした円弧状長穴31dを有する。
また、押さえ金具32は、支柱2の外径に合わせて、受け金具31との間隔を調整できるようにするための長穴付きガイド32a,32bを備える。
また、チルトベース36をパンベース35にチルト方向の角度調整が行えるように固定するため、パンベース35は、回転中心となる雌ネジ穴(図示せず)と、角度調整用の固定用ネジ41が嵌合するための雌ネジ穴(図示せず)を有する。
また、チルトベース36は、カメラ1の固定に使用する取付穴(図示せず)と、パンベース35との固定に使用する2箇所の取付穴(図示せず)と、角度調整用の円弧状長穴36aを有する。
【0015】
次に、本発明の第1の実施形態に係るカメラ取付装置30を用いてカメラ1を支柱2に取り付ける際の手順について、図3を参照しながら説明する。
ただし、図1及び図2に示すように、事前に、固定用ネジ41でパンベース35にチルトベース36を取り付けた後に、固定用ネジ42でパンベース35を受け金具31に取り付ける。また、押さえ金具32の長穴付きガイド32a,32bを受け金具31の第1の軸33aの位置に合わせた後、固定用ネジ43を用いて受け金具31の第1の軸33aに押さえ金具32の長穴付きガイド32a,32bを取り付ける。更に、先端部に雄ネジ加工を施した固定用ネジ34aを長穴付きガイド32a,32bの中央に設けた貫通穴から差し込み、受け金具31の第1の軸33aの中央部に設けた雌ネジ加工部に捻じ込むことで締結を行う。ただし、固定用ネジ34aの捻じ込み量は、取り付けを行う支柱2の外径に応じて適宜調整を行う。
また、第2の軸33bの中央部に設けた雌ネジ加工部には、先端部に雄ネジ加工を施した固定用ネジ34bを捻じ込んでおく。
【0016】
図3は、本発明の第1の実施形態に係るカメラ取付装置を用いてカメラを支柱に取り付ける際の手順図である。
初めに、カメラ1を受け金具31の先端部にパンベース35を介して固定したチルトベース36に取り付ける。
次に、図3の(a)に示すように、取り付ける支柱2の外径に合わせ固定用ネジ34aの捻じ込み量を調整する。
次に、図3の(b)に示すように、受け金具31の第1の軸33aを中心に押さえ金具32を広げ、支柱2を挟み込むようにして受け金具31と押さえ金具32を合わせるようにする。
次に、図3の(c)に示すように、押さえ金具32の切欠き部32cに固定用ネジ34bの首部を引っ掛けた後、固定用ネジ34bの締め付けを行う。
なお、カメラ取付装置30を支柱2に取り付けた後に、カメラ1をカメラ取付装置30のチルトベース36に取り付けるようにしても構わない。
【0017】
また、本発明の第1の実施形態に係るカメラ取付装置30を使用してカメラ1を水平な支柱2’に取り付ける際の手順について、図4を参照しながら説明する。
図4は、本発明の第1の実施形態に係るカメラ取付装置を用いてカメラを水平な支柱に取り付けた際の斜め後方からの斜視図である。
カメラ取付装置30を水平な支柱2’に取り付ける際の手順は、図3と同様であるが、事前に行うパンベース35の受け金具31へ取り付け方が異なる。固定用ネジ42でパンベース35を受け金具31に取り付ける際に、受け金具31の面B上に設けた取付穴31cと円弧状長穴31dを使うことによって、カメラ1を水平な状態で設置することができる。(取付穴31c、円弧状長穴31dは図1を参照)
【0018】
以上説明したように、本発明により、受け金具に回転軸部を設け、固定用ネジを緩めた際に回転軸を中心に押さえ金具が開くので、固定用ネジを抜くことなくカメラ取付装置を支柱から取り付け取り外しが行えるという効果がある。また、押さえ金具に連結部を設け、連結部を介して受け金具と連結することで、固定用ネジを緩めた際に本体と分離せず、作業性の向上が図れるという効果がある。
また、カメラの設置場所は垂直に立った支柱だけでなく、水平な支柱にも取り付けられるように受け金具に90°角度の異なる2つの座面を設けたので、使い勝手が良いという効果がある。
【0019】
次に、本発明の第2の実施形態に係るカメラ取付装置について、図6を参照しながら説明する。
図6は、本発明の第2の実施形態に係るカメラ取付装置の受け金具の軸を中心に押さえ金具、固定用ネジを開いた状態の図である。なお、図1〜図4と同じものには、同じ符号が付されている。
図6において、101は第2のカメラ、また、50は第2のカメラ101を支柱2に取り付ける際に使用するカメラ取付装置である。
カメラ取付装置50は、受け金具31と、押さえ金具32と、受け金具31と押さえ金具32とを連結するための固定用ネジ34a,固定用ネジ34bと、第2のカメラ101のパン方向の位置調整を行うためのパンベース35と、第2のカメラ101のチルト方向の位置調整を行うためのチルトベース36と、更に、第2のカメラ101をチルトベース36に取付けるためのアタッチメント37とで構成される。
つまり、カメラ取付装置50は、カメラ取付装置30に対し、アタッチメント37を追加した構成となっている。
【0020】
次に、本発明の第3の実施形態に係るカメラ取付装置について、図7を参照しながら説明する。
図7は、本発明の第3の実施形態に係るカメラ取付装置に第2のカメラを取り付けた場合の前方斜視図である。なお、図1〜図4と同じものには、同じ符号が付されている。
カメラ取付装置60は、受け金具31と、押さえ金具38と、受け金具31と押さえ金具38とを連結するための固定用ネジ34a,固定用ネジ34bと、第2のカメラ101のパン方向の位置調整を行うためのパンベース35と、第2のカメラ101のチルト方向の位置調整を行うためのチルトベース36と、更に、第2のカメラ101をチルトベース36に取付けるためのアタッチメント37とで構成される。
【0021】
ここで、受け金具31は、本発明の第1及び第2の実施形態に係るカメラ取付装置の受け金具と同様のものである。
また、押さえ金具38は、受け金具31との間隔を調整するための長穴付きガイド38a,38bと、先端に折り返しの付いた第1のバンド38cと、第1のバンド38cの先端折り返し部が引っ掛かるための複数の角穴を設けた第2のバンド38dを備える。
【0022】
次に、本発明の第3の実施形態に係るカメラ取付装置60を用いて第2のカメラ101を太目の支柱201に取り付ける際の手順について、図8及び図9を参照しながら説明する。
ただし、図7に示すように、事前に、押さえ金具38の長穴付きガイド38a,38bを第1のバンド38cの端部にネジ止め固定し、受け金具31の第1の軸33aの任意の位置に合わせ、固定用ネジ43を用いて受け金具31の第1の軸33aに水平方向にスライド可能な状態で取り付ける。更に、先端に雄ネジ加工を施した固定用ネジ34aを第1のバンド38cの端部の中央に設けた貫通穴から差し込み、受け金具31の第1の軸33aの中央部に設けた雌ネジ加工部に捻じ込むことで締結を行う。また、固定用ネジ34aの捻じ込み量は、取り付けを行う太目の支柱201の外径に応じて適宜調整を行う。
【0023】
図8は、本発明の第3の実施形態に係るカメラ取付装置を用いて第2のカメラを太目の支柱に取り付けた場合の前方斜視図であり、また、図9は、図8におけるカメラ取付装置の固定用ネジ34a、34bの中心を通る水平面に沿ったF−F断面を示す図である。 なお、図1〜図4と同じものには、同じ符号が付されている。
最初に、太目の支柱201の外周の長さに合わせ、第2のバンド38dの適当な角穴に第1のバンド38cの先端折り返し部を引っ掛けて、第1のバンド38cと第2のバンド38dを太目の支柱201の周りに巻くように当てる。
次に、第2のバンド38dの端部中央に設けた貫通穴に固定用ネジ34bを差し込み、受け金具31の第2の軸33bの中央部に設けた雌ネジ加工部に捻じ込むことで仮固定する。
次に、図9に示すように、固定用ネジ34a、34bをJまたはKの白抜きの矢印方向に締め付けることで、太目の支柱201へのカメラ取付装置60の取り付けが完了する。その後、アタッチメント37を使って第2のカメラ101をカメラ取付装置60のチルトベース36に固定する。
【0024】
以上説明したように、上記発明により、本発明の第1の実施形態に係るカメラ取付装置に対し、押さえ金具をバンド形式の押さえ金具に変更することによって、電柱等の太目な外径の支柱にも容易にカメラを設置することができ、使い勝手が良いという効果がある。
【符号の説明】
【0025】
1:カメラ、2:支柱、2’:支柱、30:カメラ取付装置、31:受け金具、31a:取付穴、31b:円弧状長穴、31c:取付穴、31d:円弧状長穴、32:押さえ金具、32a:長穴付きガイド、32b:長穴付きガイド、32c:切欠き部、33a:第1の軸、33b:第2の軸、34a:固定用ネジ、34b:固定用ネジ、35:パンベース、36:チルトベース、36a:円弧状長穴、37:アタッチメント、38:押さえ金具、38a:長穴付きガイド、38b:長穴付きガイド、38c:第1のバンド、38d:第2のバンド、41:固定用ネジ、42:固定用ネジ、43:固定用ネジ、50:カメラ取付装置、60:カメラ取付装置、101:第2のカメラ、201:太目の支柱、300:カメラ取付装置、301:受け金具、302:押さえ金具、303:チルト金具、304:固定用ネジ、305:チルト調整ネジ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
カメラを固定するカメラ搭載部を備えた第1の固定部材と、支柱を間に入れて前記第1の固定部材と対面配置される第2の固定部材とから成り、前記第1の固定部材と前記第2の固定部材で前記支柱を挟み込み、前記第1の固定部材と前記第2の固定部材の両端部をそれぞれ固定用ネジで締結することによって前記支柱への固定がなされるカメラ取付装置において、
第1の固定部材が、前記第1の固定部材の片方の端部に回転自在に取り付けられた第1の軸部を備え、前記第2の固定部材が、前記第1の軸部に先端が螺子締結されるとともに、前記第1の軸部と対面する前記第2の固定部材の端部に取り付けられた連結部材を備え、
前記連結部材を介して回転自在に連結された前記第1の固定部材と前記第2の固定部材で前記支柱を挟み込んだ後、前記第1の固定部材と前記第2の固定部材の他方の端部同士を前記固定用ネジで締結することで取り付けを行うことを特徴とするカメラ取付装置。
【請求項2】
請求項1記載のカメラ取付装置において、前記カメラ搭載部が、前記支柱の水平、垂直の設置状況に応じて、前記カメラを水平状態に保てるように90°角度の異なる2つの座面を有するカメラ搭載部であることを特徴とするカメラ取付装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−105251(P2012−105251A)
【公開日】平成24年5月31日(2012.5.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−192169(P2011−192169)
【出願日】平成23年9月3日(2011.9.3)
【出願人】(000001122)株式会社日立国際電気 (5,007)
【Fターム(参考)】