説明

キャップ締付トルク測定装置

【課題】 特殊形状や大形の容器の場合にも、キャップ締付トルクを、容易に且つ精度良く測定できる、手動用のキャップ締付トルク測定装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 キャップPに係合しキャップPの軸方向に延出する回転軸2と、一端が回転軸2に固定され、回転軸2の軸方向に直交する向きに延出するキャップ回転レバー3とを備え、オペレータが、荷重計4をキャップ回転レバー3に押し当てて荷重を加え、キャップの締付トルクを算出するキャップ締付トルク測定装置であって、回転軸2に回動自在に係合し、回転軸2と直交する向きに延出しその先端に荷重計4を保持する保持部6aを有する荷重計載置回動レバー6を備え、荷重計4が、荷重計載置回動レバー6を介して回転軸2周りに回動自在に保持され、回転軸2周りに回動しキャップPに回転トルクを加えるように構成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、容器の口部とキャップとの締付トルクを、手動によって精度良く測定できるキャップ締付トルク測定装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、容器の口部とこの口部に羅合するキャップとの締付トルクを測定するための、キャップ締付トルク測定装置が知られている。また、キャップ締付装置には、電動力によってキャップを回転させ、トルクゲージによってその回転トルク(キャップ締付トルク)を検出する電動式タイプがある(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平7-134076号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、電動式タイプのキャップ締付装置は、一般に汎用型の容器に適合するように構成されているので、キャップ締付トルクを測定する際に、特殊形状や大形の容器を所定の位置に設置することが困難になる場合がある。
【0004】
そこで、本発明は、特殊形状や大形の容器の場合でも、容易に且つ精度良く、キャップ締付トルクを測定できるキャップ締付トルク測定装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、容器の口部に羅合するキャップに係合しキャップの軸方向に延出する回転軸と、一端が前記回転軸に固定され、該回転軸の軸方向と直交する向きに延出するキャップ回転レバーと、を備え、前記荷重計を前記キャップ回転レバーに押し当てて前記回転軸の軸方向と直交する向きに荷重を加え、該キャップ回転レバーの回動中心から荷重が加えられる作用点に至る距離と荷重とに基づいて、前記容器の口部に対するキャップの締付トルクを検出する手動式のキャップ締付トルク測定装置であって、一端が前記回転軸に回動自在に係合し、該回転軸と直交する向きに延出し他端に前記荷重計を保持する保持部を有する荷重計載置回動レバーを備え、前記荷重計が、前記荷重計載置回動レバーを介して、前記回転軸周りに回動自在に保持され、該回転軸周りに回動し前記キャップに回転トルクを加えるように構成されている、ことを特徴とする。
【0006】
請求項1に記載のキャップ締付トルク測定装置によれば、一端が回転軸に回動自在に係合し、回転軸と直交する向きに延出し他端に荷重計を保持する保持部を有する荷重計載置回動レバーを備え、前記荷重計が、前記荷重計載置回動レバーを介して、回転軸周りに回動自在に保持され、回転軸周りに回動しキャップに回転トルクを加えるように構成されているので、オペレータが手動によって操作しても、回転軸の回動中心から荷重が加えられる作用点までの距離及び荷重の向きが精度良く構成され、大形の容器や特殊形状の容器であっても、キャップ締付トルクを、容易に且つ精度良く測定できる。
【0007】
次に、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のキャップ締付トルク測定装置において、前記キャップ回転レバーの他端側に、該キャップ回転レバーを、回動中心から所定の距離で回動方向に挟着する保持具を備え、前記保持具に前記荷重計の測定端子部を押し当てて、該保持具を介して、前記キャップ回転レバーに回動方向の荷重を加えるように構成されている、ことを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載のキャップ締付トルク測定装置によれば、キャップ回転レバーを回動中心から所定の距離で回動方向に挟着する保持具を備え、保持具に荷重計の測定端子部を押し当てて、保持具を介して、キャップ回転レバーに回動方向の荷重を加えるように構成されているので、回転軸の回動中心から荷重計の測定端子部が押し当てられる作用点までの距離を精度良く調整できる。
【0009】
次に、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のキャップ締付トルク測定装置において、前記保持具は、コの字状に形成されて、その相対向する両壁に、内側に突出する凸部を備え、前記キャップ回転レバーは、前記凸部を介して前記保持具に挟着されている、ことを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載のキャップ締付トルク測定装置によれば、キャップ回転レバーが、凸部を介して保持具に挟着されているので、保持具を介して、キャップ回転レバーに対する荷重の作用点を精度良く構成できる。
【0011】
次に、請求項4に記載の発明は、請求項2又は請求項3の何れか記載のキャップ締付トルク測定装置において、前記保持具の前記荷重計側に配設される外面には、前記荷重計の測定端子に向かって凸となる第二の凸部が備えられ、前記荷重計の測定端子が、前記第二の凸部に当接して前記キャップ回転レバーに荷重を加えるように構成されている、ことを特徴とする。
【0012】
請求項4に記載のキャップ締付トルク測定装置によれば、保持具の荷重計側に配設される外面には、荷重計の測定端子に向かって凸となる第二の凸部が備えられ、荷重計の測定端子が、第二の凸部に当接してキャップ回転レバーに荷重を加えるように構成されているので、第二の凸部を介して、保持具に精度良く荷重を加えることがでる。
【0013】
また、請求項1乃至請求項4の何れか記載のキャップ締付トルク測定装置は、請求項5に記載の発明のように、前記ベアリングは、転動体を介して外輪と内輪とが互いに回動するように構成され、前記外輪には荷重計載置回動レバーの一端が固定され、前記内輪には、その中心孔に前記回転軸が挿通されて軸方向に係止されている、ことにより、荷重計載置回動レバーを回転軸周りに回動自在に保持することができ、荷重計が荷重計載置回動レバーを介して回転軸周りに回動しながらキャップに回転トルクを加えることができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明のキャップ締付トルク測定装置によれば、一端が回転軸に回動自在に係合し、回転軸と直交する向きに延出し他端に荷重計を保持する保持部を有する荷重計載置回動レバーを備え、荷重計が、荷重計載置回動レバーを介して、回転軸周りに回動自在に保持され、回転軸周りに回動しながら前記キャップに回転トルクを加えるように構成されているので、オペレータが手動によって操作しても、回転軸の回動中心から荷重が加えられる作用点までの距離及び荷重の向きが精度良く構成され、大形の容器や特殊形状の容器の場合であっても、キャップ締付トルクを、容易に且つ精度良く測定できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
次に、本発明のキャップ締付装置の一実施例を図面にもとづいて説明する。図1は、本発明の一実施例のキャップ締付トルク測定装置の外観図であって、(a)が平面図、(b)が側面図である。図2は、図1中における荷重計を省いて表した同実施例のキャップ締付トルク測定装置の外観図であって、(a)が平面図、(b)が側面図である。図3は、図2におけるZ−Z断面図である。
【0016】
図1、図2に表したように、キャップ締付トルク測定装置1は、容器Cの口部に羅合するキャップPにキャップ保持具12を介して係合しキャップPの軸方向に延出する回転軸2と、一端が回転軸2に固定され、回転軸2の軸(図中の符号Y―Y軸)方向と直交する向きに延出するキャップ回転レバー3と、を備え、荷重計4をキャップ回転レバー3に押し当てて回転軸2の軸方向と直交する向きに荷重を加え、キャップ回転レバー3の回動中心から荷重が加えられる作用点に至る距離(図中の符号Lの距離)と荷重とに基づいて、容器Cの口部に対するキャップPの締付トルクを検出するように構成されている。
【0017】
キャップPには、その外周に沿って複数の溝Qが並設され、キャップ保持具12には、開口穴12aが形成され、その内周に沿って複数の溝Qに係合する複数の突起12bが並設されている。そして、キャップ保持具12は、キャップPを開口穴12a内に収納して回転方向に係合するように構成されている。
【0018】
回転軸2は、下方がキャップ保持具に12に係合し、上方の外周部がキャップ回転レバー3の一端側に溶接等によって固定されている。
【0019】
次に、キャップ締付トルク測定装置1は、一端側がベアリング5を介して回転軸2に回動自在に係合し、回転軸2と直交する向きに延出する荷重計載置回動レバー6を備えている。荷重計載置回動レバー6は、他端側に荷重計4を保持する保持部6aを備えている。そして、キャップ締付トルク測定装置1は、荷重計4が、荷重計載置回動レバー6を介して回転軸2周りに回動自在に保持されて回転軸2周りに回動し、キャップPに回転トルクを加えるように構成されている。
【0020】
図2に表したように、荷重計載置回動レバー6には、保持部6aに荷重計4を固定するための取り付け孔6cが複数形成され、荷重計4には、複数の取り付け孔6cの夫々に重なる複数のネジ穴(図示せず)が形成され、保持部6aと荷重計4とが取り付け孔6c及びのネジ穴(図示せず)を介してネジ止めされるように構成されている。
【0021】
また、荷重計載置回動レバー6は、回転軸2側に配設される一端側に、環状部6bを備えて環状部材7がネジ止めされ、ベアリング5の外輪5cを、環状部6bと環状部材7とによって挟着して固定できるように構成されている。
【0022】
次に、図1に表したように、キャップ締付トルク測定装置1は、キャップ回転レバー3の他端側に、キャップ回転レバー3を、回動中心から所定の距離(図中の符号L)で回動方向に挟着する保持具8を備え、保持具8に荷重計4の測定端子部4fを押し当てて、保持具8を介して、キャップ回転レバー3に回動方向の荷重を加えるように構成されている。
【0023】
保持具8には、図3に表したように、コの字状に形成されて、その相対向する両壁に、内側に突出する一対の半球状の凸部8a、8bが備えられ、キャップ回転レバー3が、一対の凸部8a、8bによって保持具8に挟着されている。また、凸部8aは、保持具8に羅合するネジ8cの先端に形成され、ネジ8cの回転によりキャップ回転レバー3に当接したり離間したりできるように構成されている。また、キャップ回転レバー3には、回転レバー3の回動中心から所定の距離において、凸部8aが嵌合する半球状の凹部3fが形成され、保持具8が回転軸2の回動中心から所定の距離(図中の符号L)で精度良くキャップ回転レバー3に当接できるように構成されている。
【0024】
また、保持具8の荷重計4側に配設される外面には、荷重計4の測定端子部4fに向かって凸となる第二の凸部8dが備えられ、荷重計4の測定端子部4fが、第二の凸部8dに当接して、キャップ回転レバー3に荷重を加えるように構成されている。また、凸部8a、凸部8b、第二の凸部8d等は、一直線上に構成されている。
【0025】
次に、図2に表したように、ベアリング5は、転動体5aを介して外輪5bと内輪5cとが互いに回動するように構成されている。そして、外輪5bには荷重計載置回動レバー6の一端が固定されている。詳しくは、外輪5bが、荷重計載置回動レバー6一端側の環状部6bと環状部材7とによって挟着されてネジ11止めされている。また、外輪5bは、環状部6bの開口穴に圧入されて固定されている。
【0026】
また、内輪5cは、軸方向に回転軸2の大径部の端面とナット9とに挟まれて、回転軸2に対して軸方向に係止されている。ナット9及び回転軸2には、その外周に沿って互いに螺合する螺旋状のネジが形成されている。
【0027】
荷重計4には、測定端子部4fを介して伝達された荷重をロードセンサを介して検出する検出回路が内蔵されていると共に、その荷重に基づいてキャップ締付トルクを算出する演算回路が内蔵されている。また、荷重計4には、電源キー4a、計測結果を表示する液晶ディスプレイ4b、液晶ディスプレイ4bに検出した荷重の表示を指令する荷重表示キー4c、演算回路にキャップの締付トルクを算出させると共に液晶ディスプレイ4bにその結果を表示させる締付トルク算出キー4d、ゼロ点校正キー4e等が備えらている。また、荷重計4には、電源ケーブル接続コネクタ4h、例えばパーソナルコンピュータ等の外部機器に荷重や締付トルク等のデータを通信するためのインターフェース接続コネクタ4g、等が備えられている。
【0028】
以下に、前記の構成を有するキャップ締付トルク測定装置1の作用効果を記載する。
【0029】
本実施例に記載のキャップ締付トルク測定装置1によれば、回転軸2に回動自在に係合し、回転軸2と直交する向きに延出しその先端に荷重計4を保持する保持部6aを有する荷重計載置回動レバー6を備え、荷重計4が、荷重計載置回動レバー6を介して回転軸2周りに回動自在に保持され、回転軸2周りに回動しながらキャップPに回転トルクを加えるように構成されているので、オペレータが手動によって操作しても、回転軸2の回動中心から荷重が加えられる作用点までの距離(L)及び荷重の向きが精度良く構成され、大形の容器や特殊形状の容器の場合であっても、キャップ締付トルクを、容易に且つ精度良く測定できる。
【0030】
また、本実施例に記載のキャップ締付トルク測定装置1によれば、キャップ回転レバー3を回動中心から所定の距離で回動方向に挟着する保持具8を備え、保持具8に荷重計の測定端子4fを押し当てて、保持具8を介して、キャップ回転レバー3に回動方向の荷重を加えるように構成されているので、保持具8を介して、回転軸2の回動中心から荷重計4が押し当てられる作用点までの距離(L)を精度良く調整できる。
【0031】
また、保持具8が、コの字状に形成されて、その両内面に相対向する一対の凸部8a、8bを備え、キャップ回転レバー3が、一対の凸部8a、8bを介して保持具8に挟着されているので、キャップ回転レバー3に対する荷重の作用点を精度良く構成できる。
【0032】
また、保持具8の荷重計4側に配設される外面には、荷重計4の測定端子4fに向かって凸となる第二の凸部8dが備えられ、測定端子部4fが、第二の凸部8dに当接してキャップ回転レバー3に荷重を加えるように構成されているので、第二の凸部8dを介して、保持具8に精度良く荷重を加えることがでる。
【0033】
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものでなく、種各の態様を取ることができる。
【0034】
例えば、本実施例のキャップ締付トルク測定装置1において、荷重計載置回動レバー6に、荷重計4を保持するための保持部6aを1箇所備えたが、保持部6aを、荷重計載置回動レバー6の軸方向に所定の間隔で複数備えてもよい。
【0035】
また、本実施例のキャップ締付トルク測定装置1においては、荷重計4を保持具8に押し当てて反時計回りに、回転軸2を軸に回動するように構成したが、必要に応じて、その反対向きに回動するように構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明の一実施例のキャップ締付トルク測定装置の外観図であって、(a)が平面図、(b)が側面図である。
【図2】図1中における荷重計を省いて表した同実施例のキャップ締付トルク測定装置の外観図であって、(a)が平面図、(b)が側面図である。図1中の矢印A方向から表した外観図である。
【図3】図2におけるZ−Z断面図である。
【符号の説明】
【0037】
1…キャップ締付トルク測定装置、2…回転軸、3…キャップ回転レバー、3f…凹部、4…荷重計、4a…電源キー、4b…液晶ディスプレイ、4c…荷重表示キー、4d…締付トルク算出キー、4f…測定端子部、4g…インターフェース接続コネクタ、4h…電源ケーブル接続コネクタ、5…ベアリング、5a…転動体、5b…外輪、5c…内輪、6…荷重計載置回動レバー、6a…保持部、6b…環状部、6c…取り付け孔、7…環状部材、8…保持具、8a,8b…凸部、8c…ネジ、8d…第二の凸部、9…ナット、10…キャップ締付部、11…ネジ、12…キャップ保持具、12a…開口穴。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
容器の口部に羅合するキャップに係合しキャップの軸方向に延出する回転軸と、
一端が前記回転軸に固定され、該回転軸の軸方向と直交する向きに延出するキャップ回転レバーと、
を備え、
前記荷重計を前記キャップ回転レバーに押し当てて前記回転軸の軸方向と直交する向きに荷重を加え、該キャップ回転レバーの回動中心から荷重が加えられる作用点に至る距離と荷重とに基づいて、前記容器の口部に対するキャップの締付トルクを検出する手動式のキャップ締付トルク測定装置であって、
一端が前記回転軸に回動自在に係合し、該回転軸と直交する向きに延出し他端に前記荷重計を保持する保持部を有する荷重計載置回動レバーを備え、
前記荷重計が、前記荷重計載置回動レバーを介して、前記回転軸周りに回動自在に保持され、該回転軸周りに回動し前記キャップに回転トルクを加えるように構成されている、
ことを特徴とするキャップ締付トルク測定装置。
【請求項2】
前記キャップ回転レバーの他端側に、該キャップ回転レバーを、回動中心から所定の距離で回動方向に挟着する保持具を備え、前記保持具に前記荷重計の測定端子部を押し当てて、該保持具を介して、前記キャップ回転レバーに回動方向の荷重を加えるように構成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載のキャップ締付トルク測定装置。
【請求項3】
前記保持具は、コの字状に形成されて、その相対向する両壁に、内側に突出する凸部を備え、
前記キャップ回転レバーは、前記凸部を介して前記保持具に挟着されている、
ことを特徴とする請求項2に記載のキャップ締付トルク測定装置。
【請求項4】
前記保持具の前記荷重計側に配設される外面には、前記荷重計の測定端子に向かって凸となる第二の凸部が備えられ、
前記荷重計の測定端子部が、前記第二の凸部に当接して前記キャップ回転レバーに荷重を加えるように構成されている、
ことを特徴とする請求項2又は請求項3の何れか記載のキャップ締付トルク測定装置。
【請求項5】
前記ベアリングは、転動体を介して外輪と内輪とが互いに回動するように構成され、
前記外輪には荷重計載置回動レバーの一端が固定され、
前記内輪には、その中心孔に前記回転軸が挿通されて軸方向に係止されている、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか記載のキャップ締付トルク測定装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2006−177851(P2006−177851A)
【公開日】平成18年7月6日(2006.7.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−372854(P2004−372854)
【出願日】平成16年12月24日(2004.12.24)
【出願人】(000107147)日本電産シンポ株式会社 (104)
【Fターム(参考)】