説明

コンバインの刈取り部駆動構造

【課題】 脱穀装置の前部に接続されたフィーダの前端に、バリカン型の刈取り装置、横送り用のオーガ、および、掻き込みリールを備えた刈取り部を連結し、フィーダの基端部に横架されたフィーダ駆動軸と刈取り部の背部に横架されたカウンタ軸とを連動連結し、カウンタ軸に伝達された動力を刈取り装置、オーガ、および、掻き込みリールに分岐伝達するよう構成したコンバインの刈取り部駆動構造において、刈取り装置の駆動系を簡素化できるとともに、特別なメンテナンスを要することなくし、刈取り装置を的確に駆動することができるようにする。
【解決手段】 カウンタ軸65の横向き軸心の回転を前後向き軸心周りの往復回動に変換する回転変換機構70をカウンタ軸65に装備するとともに、変換された往復回動動力を伝達する伝動軸74を前方に向けて延出し、この伝動軸74の前端部と刈取り装置12とを連動連結してある。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、脱穀装置の前部に接続されたフィーダの前端に、バリカン型の刈取り装置、横送り用のオーガ、および、掻き込みリールを備えた刈取り部を連結し、前記フィーダの基端部に横架されたフィーダ駆動軸とフィーダの前部に横架されたカウンタ軸とを連動連結し、カウンタ軸に伝達された動力を前記刈取り装置、オーガ、および、掻き込みリールに分岐伝達するよう構成した普通型のコンバインにおける刈取り部駆動構造に関する。
【背景技術】
【0002】
普通型のコンバインにおける刈取り部駆動構造としては、例えば、特許文献1に開示されているように、刈取り部の背部に横架されたカウンタ軸から取り出した動力を、刈取り装置の横側近傍に配備した刈刃駆動ケースにベルトを介して伝達し、刈刃駆動ケースと刈取り装置とを連動連結するとともに、カウンタ軸から取り出した動力でオーガおよび掻き込みリールを駆動するよう構成したものが知られている。
【特許文献1】特開2005−211010号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記従来構造では、カウンタ軸と刈刃駆動ケースとを連動連結するベルト伝動機構を刈取り部の横外側に配備するので、刈取り装置駆動系に多くの部品が必要でコスト高になるものであった。また、伝動ベルトを介した摩擦伝動であるために、伝動ベルトの摩損や伸びに起因する伝動スリップが発生して刈取り装置の切断性能が低下するおそれがあり、伝動ベルトのメンテナンスを十分に行う必要があった。
【0004】
本発明は、このような点に着目してなされたものであって、刈取り装置の駆動系を簡素化できるとともに、特別なメンテナンスを要することなく、刈取り装置を的確に駆動することができるようにすることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1の発明は、脱穀装置の前部に接続されたフィーダの前端に、バリカン型の刈取り装置、横送り用のオーガ、および、掻き込みリールを備えた刈取り部を連結し、前記フィーダの基端部に横架されたフィーダ駆動軸とフィーダの前部に横架されたカウンタ軸とを連動連結し、カウンタ軸に伝達された動力を前記刈取り装置、オーガ、および、掻き込みリールに分岐伝達するよう構成したコンバインの刈取り部駆動構造において、
前記カウンタ軸の横向き軸心の回転を前後向き軸心周りの往復回動に変換する回転変換機構を前記カウンタ軸に装備するとともに、変換された往復回動動力を伝達する伝動軸を前方に向けて延出し、この伝動軸の前端部と前記刈取り装置とを連動連結してあることを特徴とする。
【0006】
上記構成によると、前後向き軸心周りの往復回動する伝動軸の前端部に揺動アームを取付け、往復揺動される揺動アームを刈取り装置における刈刃に連動連結することで、カウンタ軸の回転に連動して刈刃を所定ストロークで往復駆動することができる。この場合、カウンタ軸から刈取り装置への伝動系には摩擦伝動部がないので、スリップのない刈取り装置駆動を行うことができる。
【0007】
従って、第1の発明によると、カウンタ軸から刈取り装置への伝動系を、ベルト伝動する場合に比べて簡素化することができ、伝動構造のコスト低減を図ることができるとともに、特別なメンテナンスを要することなく確実な刈取り装置駆動を行うことができる。
【0008】
第2の発明は、上記第1の発明において、
前記カウンタ軸とオーガ駆動軸とを巻き掛け連動連結するとともに、前記オーガ駆動軸から分岐した動力を前記掻き込みリールに伝達するよう構成してあるものである。
【0009】
例えば、カウンタ軸から分岐した動力を掻き込みリールに伝達する構造とすると、刈取り装置駆動用、オーガ駆動用、および、掻き込みリール駆動用の3つの動力分岐部をカウンタ軸に刈取り部の横外側から突出させて備えることになり、カウンタ軸の片持ち突出長さが長くなって大きい曲げ負荷がかかりやすくなり、カウンタ軸の軸径を大きくする必要があるが、上記構成によると、カウンタ軸には刈取り装置駆動用とオーガ駆動用の2つの動力分岐点を設けるだけですみ、カウンタ軸の片持ち突出長さを特に長くする必要がなくなる。従って、カウンタ軸への曲げ負荷が小さくなり、カウンタ軸を必要トルク伝達が可能な小径のものですますことができる。
【0010】
第3の発明は、上記第1または2の発明において、
前記掻き込みリールへの伝動系にベルト伝動手段を介在するとともに、このベルト伝動手段に、異なった伝動比の巻き掛け伝動を行う伝動プーリを備え、伝動プーリへの伝動ベルトの掛け替えによって変速を行うよう構成してあるものである。
【0011】
上記構成によると、掻き込みリールの変速構造を安価に構成することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
図1に、本発明に係る普通型のコンバインの全体側面が、また、図2に、その全体平面がそれぞれ示されている。このコンバインは、左右一対のクローラ走行装置1を備えた走行機体2に、軸流型の脱穀装置3と袋詰め式の穀粒回収部4が左右に並列して配備されるとともに、穀粒回収部4の前方に運転部5が配備されている。脱穀装置3の前部には、支点P周りに上下揺動自在に刈取り穀稈搬送用のフィーダ6が連結され、このフィーダ6の前端に略機体横幅に相当する刈幅を有する刈取り部7が連結され、かつ、運転部5における下方にエンジン8が横向きに配備された構造となっている。
【0013】
走行機体2の前部とフィーダ6の下部との間に油圧シリンダ9が架設され、この油圧シリンダ9の伸縮作動によって刈取り部7がフィーダ6と一体に前記支点P周りに揺動昇降されるようになっている。刈取り部7の前部上方には、植立した穀稈を後方に掻き込んで引き上げる掻込みリール10が装備されている。
【0014】
刈取り部7には、縦壁状に構成された左右一対の分草フレーム11、バリカン型の刈取り装置12、刈り取った作物を刈り幅中間に横送りするオーガ13、および、左右の分草フレーム11の下部同士をつなぐ搬送デッキ14が備えられている。フィーダ6は、前後に貫通した筒形の搬送ケース15の内部に掻き上げコンベア16を収容して構成されている。この掻き上げコンベア16は、縦回し巻回された左右のチェーン16aに亘って搬送バー16bを横架連結して構成されており、オーガ13で横送りされた穀稈が搬送ケース15の底面に沿って掻き上げ搬送されて脱穀装置3の前端に投入されるようになっている。
【0015】
前記オーガ13は、前方から下方に向かう一定方向に回転駆動されるオーガドラム17の外周に、刈取り穀稈をフィーダ6の前端入口に向けて横送りする左右のスクリュー18が設けられるとともに、前記前端入口に対向するドラム外周部分に、ドラム回転に伴って出退作動する左右一対づつの掻込みフィンガー19が周方向4箇所に装備された構造となっており、幅広く刈り取られた穀稈を搬送デッキ14に沿って刈幅中間に横送り合流して、掻込みフィンガー19でフィーダ6の前端入口に強制的に掻き込み供給するよう構成されている。
【0016】
オーガドラム17の外周右寄り箇所には、右側のスクリュー18による横送り作用域で作動する補助掻込みフィンガー20が別途装備されており、フィーダ6の前端入口から横方向に離れた箇所においてオーガ13の前方で搬送デッキ14に倒れ込んだ穀稈が補助掻込みフィンガー20によってスクリュー18の横送り作用域にまで掻き込まれ、スクリュー18の横送り作用を受けて掻込みフィンガー19の作用域に送られるようになっている。
【0017】
図4に示すように、前記掻込みリール10は、基端支点a周りに上下揺動自在な左右一対の支持アーム21の前部に支持ブラケット22を介して軸支されており、油圧シリンダ23によって支持アーム21を上下揺動することで掻込みリール10の掻込み作用高さを変更することができるとともに、支持ブラケット22を支持アーム21に沿ってスライド調節することで掻込み作用位置を前後に調節することが可能となっている。なお、図8,9に示すように、支持ブラケット22は手動でスライド調節され、支持ブラケット22に備えた連結孔24と支持アーム21の前後複数個所に備えた連結孔25に連結ピン26を挿通することで固定される。
【0018】
掻込みリール10は、左右の支持アーム21に支持ブラケット22を介して水平に支架されたリール駆動軸31、このリール駆動軸31の左右に連結固定された正5角形状のリールフレーム32、左右のリールフレーム32の5箇所の頂部に亘って回動可能に水平支架されたタイン取付け軸33、タイン取付け軸33に並列装着された多数本の掻き込み用タイン34、リールフレーム32の駆動軸心bに対して後方にずれた偏心軸心cを中心にして回動自在に支持された正5角形状の補助リールフレーム35、等を備えており、各タイン取付け軸33の端部から後方に向けて固定延出された回動規制アーム33aの先端部が前記補助リールフレーム35の各頂部に枢支連結された構造となっており、リールフレーム32が駆動軸心bを中心にし回動(公転)すると、これに連動して補助リールフレーム35が偏芯軸心cを中心に同期して追従回動し、これによって各タイン取付け軸33がリールフレーム32に対してリール回転方向と逆方向に同期して自転回動し、もって、各タイン取付け軸33のタイン34が常に下向き姿勢に維持されて公転移動し、掻き込み作用を発揮するように構成されている。
【0019】
次に、各部への伝動構造について説明する。
【0020】
図3に示すように、エンジン8からの動力は走行系と作業系に分けられ、走行系の動力は、ベルトテンション式の主クラッチ40を介して主変速機構41にベルト伝達される。主変速機構41は油圧式無段変速装置(HST)で構成されており、この主変速機構41から取り出された正転(前進)あるいは逆転(後進)の変速動力がミッションケース42に入力される。ミッションケース42に入力された動力はギヤ式の副変速機構43で高低2段に変速された後、左右一対のサイドクラッチ44を介して左右のクローラ走行装置1に伝達される。
【0021】
サイドクラッチ44は、運転部5の前部に設けられた操縦レバー45に連係されており、操縦レバー45が左右中立位置にあると左右のサイドクラッチ44が共に「入り」となって、直進走行が行われ、操縦レバー45を左方または右方へ操作することで、操作された側のサイドクラッチ44が「切り」となって片側のクローラ走行装置1のみの駆動によって走行機体2が操縦レバー45の操作方向に旋回する。サイドクラッチ44にはサイドブレーキ46が連係されており、サイドクラッチ44が切り操作された後に引続き操縦レバー45を更に倒し操作すると、サイドクラッチ44が切られた側のサイドブレーキ46が作動して、駆動が断たれたクローラ走行装置1に制動がかけられて、信地旋回(ピボットターン)による機体操向が行われる。なお、前記操縦レバー45は前後左右に十字操作可能に構成されており、その前方操作で前記油圧シリンダ9が短縮作動して刈取り部7が下降し、後方操作で油圧シリンダ9が伸長作動して刈取り部7が上昇するように、操縦レバー45と油圧シリンダ9の図示されない制御バルブとが連係されている。
【0022】
エンジン動力から分岐された作業系の動力は、ベルトテンション式の脱穀クラッチ50が作用する伝動ベルト51を介して、脱穀装置3の入力軸である唐箕軸52に伝達される。唐箕軸52に伝達された動力は、機体左側において更に2系統に分岐され、一方の分岐動力が脱穀装置3に備えられた1番物横送り用の1番スクリュー軸53、2番物横送り用の2番スクリュー軸54、および、揺動選別ケース駆動軸55、等に伝動ベルト56を介して伝達されるとともに、他方の分岐動力が脱穀装置3の前部に配備されたベベルギヤケース57の入力軸59に伝動ベルト58を介して伝達され、ベベルギヤケース57で方向転換された動力で扱胴60が駆動されるようになっている。
【0023】
ベベルギヤケース57の入力軸59と前記フィーダ6の基端に横架されたフィーダ駆動軸61とがベルトテンション式の刈取りクラッチ62が作用する伝動ベルト63を介して連動連結され、フィーダ駆動軸61に伝達された動力で掻き上げコンベア16、オーガ13、刈取り装置12、および、掻込みリール10が以下のように駆動される。
【0024】
刈取り部7の背部右側にはカウンタ軸65が横架支承され、このカウンタ軸65の左端部とフィーダ駆動軸61の右端部とがチェーン66を介して連動連結されるとともに、カウンタ軸65の右端部と刈取り部7の右側に突出されたオーガ駆動軸67とがチェーン68を介して連動連結されている。
【0025】
カウンタ軸65の右端近傍には、カウンタ軸65の横向き軸心周りの回転を前後向き軸心周りの往復回動に変換する回転変換機構70が装備されている。図6に示すように、回転変換機構70は、カウンタ軸65に連結した傾斜ヘッド71に傾斜軸心d周りに回動可能に傾斜ボス72を遊転自在に外嵌装着し、この傾斜ボス72の外周対角位置に備えられた一対の支点ピン72aにヨーク73を介して伝動軸74を連結して構成されている。カウンタ軸65が横向き軸心周りに回転することで前記傾斜ボス72の傾斜軸心dが正逆に首振り作動され、もって、傾斜ボス72に支点ピン72aおよびヨーク73を介して連動連結された伝動軸74を所定角度で往復回動するようになっている。
【0026】
図4に示すように、前記伝動軸74は右側の分草フレーム11の外側面に沿って前方下方に延出されており、伝動軸74の前端に連結した揺動アーム75と前記刈取り装置12とが中継リンク75aを介して連動連結され、伝動軸74の往復回動によって刈取り装置12の刈刃12aが一定ストロークで左右に往復駆動されるようになっている。
【0027】
掻込みリール10を装備した支持アーム21の基部右側には、支持アーム21の基端支点aと同心に中継軸81が設けられ、この中継軸81とオーガ駆動軸67とがチェーン82を介して連動連結されるとともに、中継軸81とリール駆動軸31とが伝動ベルト83を介して連動連結されている。図8,9に示すように、中継軸81には大径の伝動プーリ84aと小径の伝動プーリ84bとが並列装備されているのに対して、リール駆動軸31には単一の受動プーリ85が備えられており、伝動ベルト83を伝動プーリ84a,84bのいずれかに掛け替えることで、掻込みリール10の回転速度を高低2段に変速することが可能となっている。
【0028】
受動プーリ85の軸心方向での設置位置が、並列配備された伝動プーリ84a,84bの左右中間位置に相当するよう設定されており、いずれの伝動プーリ84a,84bが選択されても伝動ベルト83がわずかにねじり掛け状態で巻回されるようになっている。
【0029】
伝動ベルト83の緩み側経路には、揺動付勢されて支点e周りに天秤揺動可能なテンションアーム86に装着された一対のテンションローラ87が作用しており、これらテンションローラ87の伝動ベルト83を屈曲巻回することで、掻き込みリール10の前後位置変更にかかわらず適正なベルト緊張が行われるようになっている。
【0030】
〔他の実施例〕
(1)掻込みリール駆動構造において、受動プーリ85を伝動プーリ84a,84bの軸心方向位置に対応してリール駆動軸31に対して位置変更可能にピン連結して、伝動ベルト83をねじりのない状態で巻き掛けるように構成することもできる。
【0031】
(2)伝動プーリ84a,84bに対向する一対の受動プーリ85をリール駆動軸31に並列装着して、伝動ベルト83をねじりのない状態で巻き掛けるように構成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】コンバインの全体側面図
【図2】コンバインの全体平面図
【図3】伝動系統図
【図4】刈取り部の側面図
【図5】掻き込みリールの一部を示す正面図
【図6】回転変換機構の縦断背面図
【図7】刈刃駆動構造の正面図
【図8】掻き込みリール変速構造の平面図
【図9】掻き込みリール変速構造の側面図
【符号の説明】
【0033】
3 脱穀装置
6 フィーダ
7 刈取り部
10 掻き込みリール
13 オーガ
61 フィーダ駆動軸
65 カウンタ軸
67 オーガ駆動軸
70 回転変換機構
74 伝動軸
83 伝動ベルト
84a 伝動プーリ
84b 伝動プーリ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
脱穀装置の前部に接続されたフィーダの前端に、バリカン型の刈取り装置、横送り用のオーガ、および、掻き込みリールを備えた刈取り部を連結し、前記フィーダの基端部に横架されたフィーダ駆動軸とフィーダの前部に横架されたカウンタ軸とを連動連結し、カウンタ軸に伝達された動力を前記刈取り装置、オーガ、および、掻き込みリールに分岐伝達するよう構成したコンバインの刈取り部駆動構造において、
前記カウンタ軸の横向き軸心の回転を前後向き軸心周りの往復回動に変換する回転変換機構を前記カウンタ軸に装備するとともに、変換された往復回動動力を伝達する伝動軸を前方に向けて延出し、この伝動軸の前端部と前記刈取り装置とを連動連結してあることを特徴とするコンバインの刈取り部駆動構造。
【請求項2】
前記カウンタ軸とオーガ駆動軸とを巻き掛け連動連結するとともに、前記オーガ駆動軸から分岐した動力を前記掻き込みリールに伝達するよう構成してある請求項1記載のコンバインの刈取り部駆動構造。
【請求項3】
前記掻き込みリールへの伝動系にベルト伝動手段を介在するとともに、このベルト伝動手段に、異なった伝動比の巻き掛け伝動を行う伝動プーリを備え、伝動プーリへ伝動ベルトの掛け替えによって変速を行うよう構成してある請求項1または2記載のコンバインの刈取り部駆動構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2007−159466(P2007−159466A)
【公開日】平成19年6月28日(2007.6.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−359221(P2005−359221)
【出願日】平成17年12月13日(2005.12.13)
【出願人】(000001052)株式会社クボタ (4,415)
【Fターム(参考)】