説明

コンバインの脱穀装置

【課題】胴体部を連結桟により隙間を空けて構成した扱胴について、十分な脱粒によって脱穀ロスを小さく抑えることができるコンバインの脱穀装置を提供する。
【解決手段】コンバインの脱穀装置は、投入された刈取穀稈を受ける受網部材(11)に臨み、機体の前後方向線に沿って延びる回転支軸(12d)を中心に回転動作して穀稈から穀粒を分離する扱胴(12)を揺動選別棚(13)の上方に備えて構成され、上記扱胴(12)は、回転支軸(12d)に取付けられて互いに対向する前後のエンドプレート(12e)と、これら両エンドプレート(12e)の周縁部間に分周架設した板状部材による複数の連結桟(16)と、この連結桟(16)の板厚方向を径方向に配置してその外周面から突設した複数の扱歯(17)とからなり、上記連結桟(16)には、その周回方向の後端部から延出して外周側に屈曲する後部第1板体(22)を一体に設けたものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、刈取部から受けた刈取排稈を脱穀選別するコンバインの脱穀装置に関する。
【背景技術】
【0002】
コンバインの脱穀装置は、刈取部から受けた刈取排稈を脱穀して穀粒を選別するために、刈取穀稈を受ける受網部材に臨んで回転動作する扱胴を揺動選別棚の上方に備えて構成され、刈取穀稈全体を脱穀処理する全稈投入用の脱穀装置として特許文献1(図1の脱穀装置の縦断側面図等)に示す例が知られている。
【0003】
この脱穀装置は、扱胴を形成する円筒状の胴体部を連結桟により隙間を空けて構成し、各連結桟に扱歯を設けて扱胴を籠状に構成し、扱胴内に待避と攪拌の作用を有する空間を形成することにより、刈取排稈が大量に投入されて受網部材との間が詰め込まれた脱穀処理物で満たされた状況にあっても、扱胴中心の空間による待避作用と攪拌作用により、脱穀処理の滞留を招くことなく、集合藁屑が分散されてその中に閉じ込められていた脱穀穀粒が揺動選別棚に効率よく移行されることから、藁屑内に保持されたまま排出される穀粒を最小限に抑えることができる。また、連結桟の両端を外して簡易に反転装着することができることから、扱歯の片摩耗に対処するための煩雑な扱歯の組み替え作業を簡易化することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2010−166824号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記脱穀装置にあっては、円周方向に所定間隔をおいて設けた連結桟で構成された扱胴の胴体部に隙間を有して構成されていることから、穀稈が集中して大量に投入された場合等に、詰まりや滞留を回避できても、十分な脱粒作用が得られず、脱粒不十分なまま揺動選別棚を経て藁屑と共に排出されることがあり、その解決が望まれていた。
【0006】
本発明の目的は、胴体部に隙間を空けて連結桟により構成した扱胴について、十分な脱粒によって脱穀ロスを小さく抑えることができるコンバインの脱穀装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1記載の発明は、受網部材(11)を下部に備えた扱室(44)の内部に、機体の前後方向に沿う回転支軸(12d)を中心に回転して穀粒を脱粒させる扱胴(12)を設け、前記扱室(44)の下方に、前後方向に往復移動して穀粒を篩い選別する揺動選別棚(13)を備えたコンバインの脱穀装置において、上記扱胴(12)は、回転支軸(12d)に取付けられた前後のエンドプレート(12e)と、該前後のエンドプレート(12e)の外周部間に架設した複数の板状の連結桟(16)と、該連結桟(16)の外側面に突設した複数の扱歯(17)とから形成し、前記連結桟(16)には、該連結桟(16)における扱胴(12)の回転方向上手側端部から外周側に向けて突出する第1板体(22)を設けたことを特徴とする。
【0008】
上記脱穀装置は、前後のエンドプレート(12e)とその間を連結桟(16)で連結して籠状に構成された扱胴(12)の回転により、連結桟(16)に備えた扱歯(17)が、連結桟(16)と受網部材(11)との間で刈取穀稈に作用して穀物を脱粒し、このとき、扱歯(17)の後方位置で外周側に立ち上がる第1板体(22)により、扱歯(17)の作用を受けた直後の穀稈に作用して扱胴(12)の外周側に拡散する。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記第1板体(22)の外周端(22a)を櫛歯型に形成したことを特徴とする。
上記第1板体(22)によって穀稈を扱胴(12)の外周側に拡散するとともに、その櫛歯型の外周端(22a)が穀稈に作用して強制脱粒する。
【0010】
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明において、前記連結桟(16)には、該連結桟(16)における扱胴(12)の回転方向下手側端部から内周側に向けて突出する第2板体(21)を一体で設けたことを特徴とする。
上記第2板体(21)は扱歯(17)ことから、連結桟の間から扱胴内に進入した穀稈に作用して扱歯の方向に案内する。
【0011】
請求項4記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明において、前記連結桟(16)には、該連結桟(16)における扱胴(12)の回転方向上手側端部及び下手側端部から外周側に向けて突出する第1板体(22)を夫々設けると共に、該連結桟(16)における扱胴(12)の回転方向中央部を内周側に窪ませたことを特徴とする。
上記連結桟(16)における扱胴(12)の回転方向中央部を内周側に窪ませ、この窪み部分で被処理物が撹拌される。
【0012】
請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の発明において、前記連結桟(16)を、前後のエンドプレート(12e)の間に螺旋状に配置したことを特徴とする。
螺旋状の連結桟(16)に沿って扱歯(17)が螺旋状に配列されることから、扱歯(17)が一定の時間差で穀稈に連続的に作用するとともに一方向への移送力を作用する。
【発明の効果】
【0013】
請求項1記載の発明により、上記脱穀装置は、前後のエンドプレート(12e)とその間を連結桟(16)で連結して籠状に構成された扱胴(12)の回転により、連結桟(16)に備えた扱歯(17)が、連結桟(16)と受網部材(11)との間で刈取穀稈に作用して穀物を脱粒するとともに、扱歯(17)の後方位置で外周側に立ち上がる第1板体(22)が、扱歯の作用を受けた直後の穀稈に作用してさらに脱粒作用を与え、穀稈の扱ぎ残りを防止することができる。また、扱歯(17)の作用位置よりも穀稈の株元側で、第1板体(22)が穀稈を受網部材(11)に押圧するので、扱歯(17)を確実に穀稈に作用させ、扱胴(12)の脱粒性能を高めることができる。
更にこの第1板体(22)が穀粒を脱粒した穀粒を扱胴(12)の回転方向に跳ね飛ばすことで、受網部材(11)のうち、穀稈が存在しない部位からの穀粒の漏下を促進することができる。
加えて、第1板体(22)は、扱室(44)内を周回して穀稈の束の表面に付着した穀粒を掃き出す効果も奏する。
【0014】
請求項2記載の発明により、請求項1記載の発明による効果に加え、第1板体(22)の外周側に櫛歯型の外周端(22a)を形成したことで、この外周端(22a)による脱粒作用を高めることができ、この櫛歯状の外周端(22a)が穀稈束の内部に介入して刺さりこんだ穀粒を穀稈から分離させるので、穀粒の収量ロスを低減させることができる。
【0015】
請求項3記載の発明により、請求項1又は請求項2記載の発明による効果に加え、連結桟(16)における扱胴(12)の回転方向下手側端部から内周側に向けて突出する第2板体(21)を一体で設けたことで、連結桟(16)の間から扱胴(12)内に進入した穀粒等の被処理物を第2板体(21)により撹拌して、この被処理物が塊状になることを防止することができ、穀粒と枝梗の分離を促進して扱胴の処理能力を高めることができる。
【0016】
請求項4記載の発明により、請求項1又は請求項2記載の発明による効果に加え、連結桟(16)における扱胴(12)の回転方向上手側端部及び下手側端部から外周側に向けて突出する第1板体(22)を夫々設けたことから、この両端部の第1板体(22)によって更に脱粒能力が高まり、脱穀装置の処理効率を高めることができる。
また、連結桟(16)における扱胴(12)の回転方向中央部を内周側に窪ませたことで、窪み部分で被処理物を撹拌することができ、連結桟(16)の内周側と外周側との被処理物の流通が促進され、多量の被処理物が発生しても効率良く脱穀処理を行うことができる。
【0017】
請求項5記載の発明により、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の発明による効果に加え、螺旋状の連結桟(16)に沿って扱歯(17)が螺旋状に配列されることから、扱室(44)内の穀稈が一定の時間差で連続的に扱歯(17)の作用を受けつつ一方向に移送されるので、穀稈から穀粒を効率的に脱粒させることができ、扱胴(12)の瞬間的な回転負荷を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】脱穀装置の縦断面における要部側面図
【図2】図1内A−A線断面図
【図3】連結桟の長手方向視図(a)および周回方向正面図(b)
【図4】連結桟の前傾取付例(a)および後傾取付例(b)
【図5】扱胴の別の構成例の側面図
【図6】谷型連結桟の長手方向視図(a)、周回正面図(b)および前傾取付例(c)
【図7】山型連結桟の長手方向視図(a)および位置調節式取付部の長手方向視図(b)
【図8】各種の構成例(a〜f)
【図9】円弧型連結桟の長手方向視図(a)および、その前傾取付例(b)
【発明を実施するための形態】
【0019】
上記技術思想に基づいて具体的に構成された実施の形態について以下に図面を参照しつつ説明する。
本発明の適用対象となるコンバインは、圃場走行可能に機体を支持するクローラ等の走行装置と、機体の前部に昇降可能に支持されて圃場の植立穀稈を刈取る刈取装置と、その後方で刈取装置から受けた刈取穀稈を脱穀する脱穀装置と、その側方で脱穀装置により脱穀された穀物を収容する貯留装置と、この貯留装置の前側で各種機器を操作するための操縦部等を備えて構成される。
【0020】
脱穀装置1は、図1の縦断面における要部側面図および、図2の図1内A−A線断面図に示すように、刈取穀稈を受ける受網部材11に臨んで回転動作する円筒状の扱胴12を揺動選別棚13の上方に備え、また、扱胴12の両脇に沿うように、その外側の穀稈搬送用のフィードチェーン14と、内側の二番処理胴15とを備えて構成される。
【0021】
フィードチェーン14は刈取穀稈の株元側を挟持してその穂先側を扱胴12に供給しつつ脱穀装置1の後部まで排藁を搬送する。扱胴12は、以下に述べる構成により、その回転動作Rによって受網部材11との間で穂先から穀粒を効率よく脱穀する。その下方で藁屑混じりの穀粒を受ける揺動選別棚13は揺動風選によって穀粒を選別する。この揺動選別棚13によって二番選別された穀粒は二番処理胴15を経て揺動選別棚13により再選別を行う。
【0022】
詳細には、扱胴12は、機体の前後方向線に沿って延びる回転支軸12dに取付けられて互いに対向する前後のエンドプレート12e,12eと、これら両エンドプレート12e,12eの周縁部を分周(図例は八分周)して回転支軸12dの軸線方向に連結する複数の板状部材による連結桟16…と、各連結桟16…の外周面に起設されて刈取穀稈に作用する複数の扱歯17…とによって構成する。
【0023】
各連結桟16…は、図3(a)の長手方向視図に示すように、板状部材の片面を外に向けてその外周面に扱歯17をループ状に設けるとともに、扱胴12の回転による周回方向Rの前端部から内周側に一体に屈曲延出する前部起立板(第2板体)21と、周回方向Rの後端部から外周側に一体に屈曲延出する後部起立板(第1板体)22とを設けて断面形状を略Z字状に形成する。
【0024】
また、連結桟16は、図3(b)の周回方向Rに対する要部正面図に示すように、後部起立板22の外周端22aを脱粒に適する所定の櫛歯型に形成し、両端部16e,16eをそれぞれのエンドプレート12e,12eにボルト固定する。ボルト位置B,Bは、摩耗防止と着脱操作のために、連結桟16より内周側でかつ同連結桟16の周回方向Rの前端位置より後方に配置する。
【0025】
上記構成の脱穀装置は、前後のエンドプレート12e,12eとその間を連結桟16…で連結して籠状に構成された扱胴12の回転により、連結桟16…に備えた扱歯17…が受網部材11との間で刈取穀稈に作用して脱粒するとともに下方の揺動選別棚13が穀物を選別し、このとき、前部起立板21が扱歯17の直前位置で内周側に一体に屈曲延出することから、互いに隣接する連結桟16,16の間から扱胴12の内部に進入した穀稈に前部起立板21が作用してその外周側の扱歯17の方向に穀稈を案内して扱歯17により効果的に脱粒することができる。
【0026】
また、後部起立板22が扱歯17の後方位置で立ち上がるように外周側に一体に屈曲延出することから、扱歯17の作用を受けた直後の穀稈に後部起立板22が作用してその外周側に穀稈を拡散して藁屑内に拘束されていた穀粒が解放され、さらに、この後部起立板22の外周端22aを所定の櫛歯型に形成したことから、その強制的な脱粒作用により、穀稈から効果的に脱粒することができる。
【0027】
次に、連結桟16の取付け姿勢については、図4の前傾取付例(a)および後傾取付例(b)に示すように、前者の回転方向Rの前端部を小径側に移動した前傾姿勢とすることにより大量の穀稈投入に対応でき、後者の回転方向Rの前端部を大径側に移動した後傾姿勢とすることにより効率的な脱穀処理が可能となる。
【0028】
次に、扱胴31の別の構成例として、図5の側面図に示すように、前後のエンドプレート12e,12eの間に、螺旋状に複数の連結桟32…を分周配置し、扱歯17…の列を螺旋状に形成することにより、扱胴31の前側の入力端から後側の出力端の方向への穀稈の送り作用を確保することができる。また、各連結桟を前後に2分して前後の強度を大小に構成することにより、扱胴の前後方向の負荷の変化に対応することができる。
【0029】
(谷型)
次に、断面形状が谷型の連結桟41について説明する。
この連結桟41は、図6(a)の長手方向視図に示すように、谷型の板状部材によって構成し、その谷底を内周側に向けた姿勢で取付け、この谷底を跨いでその外周面に扱歯17をループ状に設けることにより、連結桟41の周回動作によって穀稈が扱歯17の根元に案内されるので、扱歯17が穀稈に効果的に作用し、穀稈から穀粒を効果的に脱粒することができる。
【0030】
また、図6(b)の周回方向の要部正面図に示すように、連結桟41の前後端41a,41aを脱粒に適する所定の櫛歯型に形成することによって効果的な脱粒作用を確保することができる。ボルト位置B,Bは、摩耗防止と着脱操作のために、連結桟41より内周側でかつ同連結桟41の周回方向Rの前端位置より後方に配置する。
さらに、図6(c)の前傾取付例に示すように、周回方向Rの前端部を接線方向として前傾姿勢に取付けることにより、扱胴の内部に進入した穀稈を含む効果的な脱粒が可能となる。
【0031】
(山型)
次に、断面形状が山型の連結桟42について説明する。
この連結桟42は、図7(a)の長手方向視図に示すように、山型の板状部材によって構成し、その頂部を外周側に向けた姿勢で取付け、この頂部を跨いでその外周面に各扱歯17…をループ状に設ける。ボルト位置B,Bは、着脱操作のために連結桟42の周回方向Rの前端位置より後方に配置する。また、図7(b)の位置調節式取付部の長手方向視図に示すように、周回半径位置を調整可能に長孔の取付孔H,Hを形成して扱歯17と受網部材11の距離調整を可能に構成する。さらに、図8(a〜f)の各種の構成例に示すように、扱歯17の位置と連結桟42〜42eの取付け姿勢の組合せにより、多様な状況に対応することができる。
【0032】
(円弧型)
次に、断面形状が円弧型の連結桟43について説明する。
この連結桟43は、図8(a)の長手方向視図に示すように、円弧型の板状部材によって構成し、その頂部を外周側に向けた姿勢で取付け、この頂部を跨いでその外周面に各扱歯17…をループ状に設けた例であり、また、、図8(b)の前傾取付例に示すように構成することができる。また、ボルト位置B,Bは、摩耗防止と着脱操作のために、連結桟43より内周側でかつ同連結桟43の周回方向Rの前端位置より後方に配置する。
【符号の説明】
【0033】
1 脱穀装置
11 受網部材
12 扱胴
12d 回転支軸
12e エンドプレート
13 揺動選別棚
14 フィードチェーン
16 連結桟
16e 端部
17 扱歯
21 前部起立板(第2板体)
22 後部起立板(第1板体)
31 扱胴
32 連結桟
41 連結桟
41a 端部
42 連結桟
43 連結桟
B ボルト
R 回転動作(回転方向)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
受網部材(11)を下部に備えた扱室(44)の内部に、機体の前後方向に沿う回転支軸(12d)を中心に回転して穀粒を脱粒させる扱胴(12)を設け、前記扱室(44)の下方に、前後方向に往復移動して穀粒を篩い選別する揺動選別棚(13)を備えたコンバインの脱穀装置において、
上記扱胴(12)は、回転支軸(12d)に取付けられた前後のエンドプレート(12e)と、該前後のエンドプレート(12e)の外周部間に架設した複数の板状の連結桟(16)と、該連結桟(16)の外側面に突設した複数の扱歯(17)とから形成し、前記連結桟(16)には、該連結桟(16)における扱胴(12)の回転方向上手側端部から外周側に向けて突出する第1板体(22)を設けたことを特徴とするコンバインの脱穀装置。
【請求項2】
前記第1板体(22)の外周端(22a)を櫛歯型に形成したことを特徴とする請求項1記載のコンバインの脱穀装置。
【請求項3】
前記連結桟(16)には、該連結桟(16)における扱胴(12)の回転方向下手側端部から内周側に向けて突出する第2板体(21)を一体で設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコンバインの脱穀装置。
【請求項4】
前記連結桟(16)には、該連結桟(16)における扱胴(12)の回転方向上手側端部及び下手側端部から外周側に向けて突出する第1第1板体(22)を夫々設けると共に、該連結桟(16)における扱胴(12)の回転方向中央部を内周側に窪ませたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコンバインの脱穀装置。
【請求項5】
前記連結桟(16)を、前後のエンドプレート(12e)の間に螺旋状に配置したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のコンバインの脱穀装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate