説明

ゴルフクラブヘッドおよびシャフトのための取り外し可能で交換可能な接続

クラブヘッドおよびシャフトが容易に交換可能でありうるように、および/またはクラブヘッドに対するシャフトの位置を容易に変化させることができるように、ゴルフクラブヘッドをシャフトに取り外し可能に係合させる。クラブヘッドおよびシャフトを接続するためのアセンブリには:(a)ゴルフクラブシャフトを受容するための円柱形の内部小室、回転阻止構造、および固定構造を有する円柱形構造;ならびに(b)固定構造を取り外し可能に係合するための固定システム、が含まれてもよい。クラブヘッドおよびシャフトは、固定システムを取り外す段階、および当初のパーツを異なるパーツに交換する段階によって変化させてもよい。さらに、クラブヘッドに対するシャフト位置の調節を許容するために、シャフトは曲がってもよく、またはそうでなければシャフト接続アセンブリから角度をなして伸びてもよい。


【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
発明の分野
本発明は、一般的にゴルフクラブおよびゴルフクラブヘッドに関する。より詳しくは、本発明の局面は、ゴルフクラブヘッドとシャフトのあいだの取り外し可能な接続、ならびにシャフトとヘッドの容易な交換を可能にするための、およびヘッド/シャフトのポジショニング特性の容易な改変を可能にするためのヘッド/シャフトの位置調節の特色を有するゴルフクラブに関する。
【背景技術】
【0002】
背景
ゴルフは、広く多様なプレーヤー、すなわち男女にかかわらず、かつ年齢および/または熟練レベルが驚くほど異なるプレーヤーに楽しまれている。ゴルフは、そのような多様なプレーヤー集団が、互いに直接競いながらゴルフイベントにおいて共にプレーすることができ(たとえば、ハンディキャップをつけたスコア、異なるティーボックスで、チーム形式等を用いて)、それでもなおゴルフのための外出または競技を楽しむことができるという点において、スポーツの世界においていくぶん独特である。これらの要因は、テレビにおけるゴルフ番組(たとえば、ゴルフトーナメント、ゴルフのニュース、ゴルフの歴史、および/または他のゴルフ番組)の利用度の増加、および少なくとも部分的に周知のゴルフ界のスーパースターの出現と共に、アメリカおよび世界中での近年のゴルフ人気を増加させている。
【0003】
全ての熟練レベルのゴルファーは、その成績を改善し、ゴルフスコアを低くし、および次の成績「レベル」に到達しようと努めている。全てのタイプのゴルフ器具の製造元はこれらの要求に応えて、近年、ゴルフ産業は、ゴルフ器具の劇的な変化および改善を遂げた。たとえば、現在では広範囲の異なるゴルフボールモデルを入手でき、ボールは特異的スイング速度および/またはプレーヤーの他の特徴または好みを補うように設計され、たとえばより遠くおよび/またはまっすぐに飛ぶように設計されたボールもあれば、より高く、またはより平坦な弾道を提供するように設計されたボールもあり、より多くのスピン、コントロール、および/または感触(特にグリーン周囲で)を提供するように設計されたボールもあり、より速いまたはより遅いスイング速度のために設計されたボール等もある。ゴルフスコアを低くするために役立つことを約束する多数のスイングおよび/または補助教具もまた販売されている。
【0004】
プレー中の動作においてゴルフボールを打つ唯一の道具であるゴルフクラブもまた、近年、多くの技術研究および進歩の対象である。たとえば、ゴルフ市場では近年、パターのデザイン、ゴルフクラブヘッドのデザイン、シャフト、およびグリップに劇的な変化および改善が見られている。加えて、ゴルフクラブの様々な要素および/または特徴、およびゴルフボールの特徴を、特定のユーザーのスイング特色または特徴によりよくマッチさせる努力において、他の技術的進歩がなされている(たとえば、クラブのフィッティング技術、ボールの発射角度の測定技術、ボールのスピン速度等)。
【0005】
最近の進歩を考慮して、ゴルファーに利用可能な、夥しい数のゴルフクラブ部品パーツがある。たとえば、クラブヘッドは、広く多様な製造元によって多様な異なるモデルで生産されている。その上、個々のクラブヘッドモデルには、ロフト角度、ライ角度、オフセット特色、加重特徴(たとえば、ドローバイアスクラブヘッド、フェードバイアスクラブヘッド、ニュートラル加重クラブヘッド等)のバリエーションなどの多数のバリエーションが含まれうる。加えて、クラブヘッドを、たとえば異なる製造元からの、異なる硬度、フレックスポイント、キックポイント、または他の屈曲特徴等を有する、異なる材料で作出された等の、多様な異なるシャフトと組み合わせてもよい。シャフトとクラブヘッドの利用可能なバリエーションにおいて、事実上、何百もの異なるクラブヘッド/シャフトの組み合わせがゴルファーに利用可能である。
【0006】
クラブフィッターおよびゴルフの専門家は、そのスイング特徴および必要性に合うゴルフクラブヘッド/シャフトの組み合わせをゴルファーに合わせるための手助けをすることができる。しかし、従来、ゴルフクラブヘッドは、セメントまたは接着剤を用いてシャフトに永続的に取り付けられている。ゆえに、ゴルファーが多様なヘッド/シャフトの組み合わせを試すことができるためには、クラブフィッターまたは専門家は、永続的に取り付けられたゴルフクラブヘッド/シャフトの組み合わせの幅広い選択範囲(これはかなりの量の貯蔵スペースおよび在庫費用を要する)を持たなければならないか、またはクラブフィッターもしくは専門家は、フィッティングプロセスが持続すると、顧客のために新しいクラブを作製しなければならない(これは実質的な時間の量および在庫費用を要する)。これらの従来の選択肢に関連する短所は、フィッティング期間中ゴルファーにとって利用可能な選択を制限して、および/または費用および期間の長さを有意に増加させるように作用する。
【発明の概要】
【0007】
概要
以下は、本発明とその様々な特色に関する基本的な理解を提供するために、本発明の局面の一般的な要約を提示する。この要約は、本発明の範囲をいかなるようにも制限すると意図されず、以下のより詳細な説明のための一般的概要および文脈を単に提供する。
【0008】
本発明の局面は、クラブヘッドおよびシャフトを容易に交換できるように、および/またはクラブヘッド本体(およびそのボール打撃面)に対するシャフトの角度および/または位置を容易に変化させることができるように、取り外し可能な様式でゴルフクラブヘッドをシャフトに接続するためのシステムおよび方法に関する。本発明の例に従うゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリには:(a)第一の端部が、ゴルフクラブシャフトを受容するための円柱形の内部小室を定める第一の開口部を含み、円柱形構造の外部表面が回転阻止構造を含み、および第二の端部が固定構造を含む、第一の端部および第一の端部とは反対側の第二の端部を有する円柱形構造;ならびに(b)固定構造に取り外し可能に係合するための固定システム、が含まれてもよい。
【0009】
本発明のさらなる局面は、先に記述したタイプのシャフト/クラブヘッド接続部材を用いてシャフトがゴルフクラブヘッドに係合する、ゴルフクラブに関する。そのようなゴルフクラブには:(a)シャフトを受容する小室の第一の端部が第一の回転阻止構造を含み、およびシャフトを受容する小室の第二の端部が固定部材を受容するための第一の開口部を含む、シャフトを受容する小室を有するゴルフクラブヘッド;(b)一般的に先に記述した構造を含み、ゴルフクラブヘッドの、シャフトを受容する小室の中に伸びるシャフト接続部材;(c)シャフト接続部材の円柱形の内部小室に係合したシャフト;(d)ゴルフクラブヘッドの、シャフトを受容する小室の第二の端部を通して受容され、シャフト接続部材の固定構造に取り外し可能に係合し、それによってシャフト接続部材をゴルフクラブヘッドに取り外し可能に係合する固定部材;および/または(e)シャフトの自由端に係合したグリップ部材、が含まれてもよい。
【0010】
クラブヘッドおよびシャフトは、固定システムを取り外す段階、および当初存在するパーツ(たとえば、シャフト、クラブヘッド等)を、たとえば異なる特徴を有する異なるパーツに交換する段階によって、互いに対して交換されてもよい。さらに、クラブヘッドに対する(たとえば、そのボール打撃面に対する)シャフトの角度または位置を調節することが許容されるように、シャフトは角度をなしてもよく、および/またはシャフト接続部材においてシャフトを受容するための小室は角度をなしてもよく、またはそうでなければシャフト接続部材の軸方向に対してオフセットであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0011】
本発明およびその一定の長所のより完全な理解は、以下の添付の図面を検討しながら以下の詳細な説明を参照することによって得られるであろう。添付の図面が必ずしも一定の縮尺では描かれていないことを理解されたい。
【図1】本発明に従う例としてのゴルフクラブの前面図を図示する。
【図2】図2A〜2Cは、本発明の例に従って用いられてもよい一例としてのゴルフクラブヘッド/シャフト接続部材の様々な図を示す。
【図3】図3A〜3Eは、本発明の例に従うゴルフクラブヘッド/シャフト接続部材を利用する、ゴルフクラブヘッドとシャフトのあいだの接続の特色の例を示す。
【図4】図4A〜4Bは、本発明の例に従うゴルフクラブヘッド/シャフト接続部材を利用して、たとえばロフト角度、ライ角度等のゴルフクラブの様々な特徴の調節を許容する様々な特色および構造の例を示す。
【図5】図5A〜5Bは、本発明の例に従うゴルフクラブヘッド/シャフト接続部材を利用して、たとえばロフト角度、ライ角度等のゴルフクラブの様々な特徴の調節を許容する様々な特色および構造の例を示す。
【図6】図6A〜6Bは、本発明の例に従うゴルフクラブヘッド/シャフト接続部材を利用して、たとえばロフト角度、ライ角度等のゴルフクラブの様々な特徴の調節を許容する様々な特色および構造の例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0012】
詳細な説明
本発明に従う様々な例としての構造の以下の説明において、添付の図面が参照され、これらは本発明の一部を形成し、本発明に従う様々な例としての接続アセンブリ、ゴルフクラブヘッド、およびゴルフクラブ構造を例として示す。加えて、パーツおよび構造の他の特異的な整列を利用してもよく、構造および機能の改変を行ってもよく、それらも本発明の範囲に含まれると理解されるべきである。同様に、用語「上」、「底」、「前」、「後」、「リア」、「側面」、「下面」、「上面」等の用語は、本発明の様々な例としての特色および要素を記述するために本明細書において用いられる可能性があるが、これらの用語は、たとえば、図面において示される例としての方向性および/または典型的な使用時の方向性に基づいて、簡便にするために本明細書において用いられる。本明細書におけるいかなるものも、本発明の範囲に入るためには構造の特異的三次元的または空間的方向性が必要であると解釈されてはならない。
【0013】
A.本発明の実施例に従うゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリおよびそのようなアセンブリを含むゴルフクラブに関する一般的説明
一般的に、先に記述したように、本発明の局面は、クラブヘッドおよびシャフトが互いに対して容易に交換および/または再配置されうるように、取り外し可能な様式でゴルフクラブヘッドをシャフトに接続するためのシステムおよび方法に関する。本発明の局面のより詳細な説明を以下に示す。
【0014】
1.本発明に従う例としてのゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリおよびゴルフクラブ構造
本発明の1つの局面は、ゴルフクラブヘッドおよびシャフトをしっかりと、しかし取り外し可能に接続するためのゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリに関する。そのようなアセンブリには、たとえば(a)第一の端部が、ゴルフクラブシャフトを受容するための円柱形の内部小室へのアクセスを提供する第一の開口部を含み、円柱形構造の外部表面(たとえば、第二の端部より第一の端部に近い)が回転阻止構造を含み、および第二の端部が固定構造を含む、第一の端部および反対側の第二の端部を有する円柱形構造;ならびに(b)固定構造に取り外し可能に係合するための固定システム、が含まれてもよい。多様な異なる固定構造および固定システムが用いられてもよいが、それらも本発明に含まれ、本発明に従ういくつかの例としての構造において、固定構造には、円柱形構造の第二の端部において定められるねじ穴が含まれ、および固定システムには、ねじ穴に係合するねじ込みボルト要素が含まれるであろう。円柱形の内部小室およびねじ穴は、同軸であってもよく、または同軸でなくてもよく、任意でそれらは、互いに完全に独立して円柱形構造において提供されてもよい。
【0015】
多様な回転阻止構造およびシステムを用いてもよく、それらも本発明に含まれる。本発明に従ういくつかの例としての構造において、回転阻止構造には、円柱形構造の軸方向に伸びる複数の平坦な側面が含まれてもよい(任意で3〜25個の側面を有する多角形断面を形成する)。いくつかのより特異的な例において、回転阻止構造を形成する円柱形構造の多角形断面は、少なくとも4個の平坦な側面(または少なくとも6個または8個の平坦な側面でさえ)を有するであろう。他の非円形断面の形態が回転阻止構造の一部として提供されてもよく、それらも本発明に含まれる(たとえば、星またはアスタリスクの形状の外部表面、卵形または楕円形状の外部表面、不規則または非対称形状の外部表面等)。
【0016】
回転阻止構造は、円柱形構造の縦方向(または軸方向)の全長の任意の望ましい部分に沿って伸びてもよく、それらも本発明に含まれる。いくつかのより特異的な例において、回転阻止構造は、円柱形構造の軸方向の全長の50%未満、または軸方向の全長の35%未満にさえ伸びるであろう。一方、円柱形構造の外部表面に存在する場合、回転阻止構造は、頑丈な回転しない係合および感触を提供するために、円柱形構造の縦方向または軸方向の全長の十分な部分(たとえば、軸方向の全長の少なくとも2%)に伸長するであろう。いくつかのより特異的な例において、回転阻止構造は、円柱形構造の軸方向の全長の2〜65%、または軸方向の全長の5〜50%にさえ、もしくは10〜35%にさえも伸長するであろう。
【0017】
円柱形構造の外部表面とその円柱形の内部小室とは同軸であってもよい。一方、これらの円柱形構造は必ずしも同軸ではない(たとえば、それらは異なる方向に伸びてもよく、それらは平行であるが非同軸方向に伸びてもよい等)。非同軸の円柱形の内部および外部表面(またはクラブヘッド、シャフトの他の特色を通して等)を提供することによって、以下により詳細に説明されるように、クラブヘッドのボール打撃面に対するシャフトの様々な特性、位置、角度等を変化させてもよい。望ましければ、円柱形構造(たとえば、その第一の端部で)の外部表面には、使用時にクラブヘッドに対するシャフト/クラブヘッド接続部材の位置をユーザーが容易に見ることが許容されるように、回転位置のインジケータが含まれてもよい。
【0018】
本発明の局面は、先に記述したタイプのシャフト/クラブヘッド接続部材を用いてシャフトがゴルフクラブヘッドに係合するゴルフクラブにさらに関する。そのようなゴルフクラブには、(a)シャフトを受容する小室の第一の端部が第一の回転阻止構造を含み、およびシャフトを受容する小室の第二の端部が固定部材を受容するための第一の開口部を含む、シャフトを受容する小室を有するゴルフクラブヘッド;(b)シャフト接続部材の第一の端部がゴルフクラブシャフトを受容するための円柱形の内部小室を定める第二の開口部を含み、円柱形構造の外部表面が第一の回転阻止構造に係合する第二の回転阻止構造を含み、および第二の端部が固定構造を含む、第一の端部および反対側の第二の端部を有する円柱形構造を含む、ゴルフクラブヘッドのシャフトを受容する小室の中に伸びるシャフト接続部材;(c)シャフト接続部材の円柱形の内部小室に係合するシャフト;(d)ゴルフクラブヘッドのシャフトを受容する小室の第二の端部の中に伸びて、かつシャフト接続部材の固定構造に取り外し可能に係合し、それによってシャフト接続部材をゴルフクラブヘッドに取り外し可能に係合させる固定部材、および/または(e)シャフトの自由端に係合したグリップ部材、が含まれてもよい。固定部材は、クラブヘッドのソールに提供された開口部を通してクラブヘッドのシャフトを受容する小室の中に挿入されてもよい。
【0019】
クラブヘッドの回転阻止構造は、先に記述したシャフト/クラブヘッド接続部材の回転阻止構造と同じ非円形の構築様式(たとえば、多角形、平坦な側面、不規則等)の側壁または縁部を有する開口部を構成してもよい。または、望ましければクラブヘッドの開口部または側壁は、接続部材の回転阻止構造とは異なる形状を有してもよいが、接続部材を回転しないようにしっかりと保有するために、適切に配置された保持壁、縁部、または他の構造が含まれてもよい。
【0020】
2.ゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリおよび本発明に従うそのようなアセンブリを含むゴルフクラブを製造する例としての方法
本発明の別の局面は、本発明の例に従うクラブヘッド/シャフト接続アセンブリ(たとえば、先に記述したタイプの)を製造する方法に関する。そのような方法には、たとえば:(a)第一の端部および反対側の第二の端部を有する円柱形構造としてシャフト接続部材を製造する段階(たとえば、鋳造または成形プロセスによって、押し出しによって等)(b)シャフト接続部材の第一の端部にゴルフクラブシャフトを受容するための開いた円柱形の内部小室を製造する段階(たとえば、穴を開けるまたは機械加工プロセス等によって);(c)円柱形構造の外部表面の一部として、たとえば第二の端部より第一の端部のより近くで回転阻止構造を形成する段階(たとえば、研削、機械加工等によって);(d)シャフト接続部材の第二の端部に固定構造を形成する段階(たとえば、穴を開ける、タップ立て、または機械加工プロセス等によって);および(e)固定構造を係合するための固定部材を提供する段階(たとえば、それを製造することによって、第三者の供給元から等)、が含まれてもよい。望ましければ、固定構造は、円柱形構造の第二の端部において定められるねじ穴として形成されてもよく、固定部材は、ねじ穴に係合可能なねじ込みボルト要素として提供されてもよい。アセンブリは、先に記述したように(および以下により詳細に記述されるように)様々な構造および/または形態のいずれかが含まれるように形成されてもよい。
【0021】
本発明の別の局面は、本発明の例に従うクラブヘッド/シャフト接続アセンブリを用いてゴルフクラブを組み立てる方法に関する。そのような方法には:(a)シャフトを受容する小室を有するゴルフクラブヘッドを提供する段階であって、シャフトを受容する小室の第一の端部が第一の回転阻止構造を含み、およびシャフトを受容する小室の第二の端部が固定部材を受容するための第一の開口部を含む、段階(たとえば、それを製造することによって、第三者の供給元から等);(b)たとえば上記のタイプの円柱形構造を含むシャフト接続部材にシャフトを係合させる段階;(c)第一の回転阻止構造が、シャフト接続部材と共に提供される回転阻止構造に係合し、それによってゴルフクラブヘッドに対するシャフト接続部材の回転を阻止するように、ゴルフクラブヘッドのシャフトを受容する小室の中にシャフト接続部材の少なくとも一部を置く段階;(d)シャフトを受容する小室の第二の端部の中に固定部材を置く段階;および(e)シャフト接続部材と共に提供される固定構造に固定部材を取り外し可能に係合させ、それによって、シャフト接続部材をゴルフクラブヘッドに取り外し可能に係合させる段階、が含まれてもよい。
【0022】
望ましければ、クラブヘッドの様々な特徴または特色を、たとえばクラブヘッドに対するシャフトの位置を変化させることによって(たとえば、シャフトが曲がっている場合、または接続部材の円柱形の内部、シャフトを受容する小室がその外部円柱形表面に対して非同軸である場合に、クラブヘッドに対してシャフトおよびその接続部材を回転させることによって)変化させ、それによってクラブヘッドのロフト、ライ、オフセット、インセット、または他の特色を変化させてもよい。そのような方法には:(a)ゴルフクラブヘッドに対してシャフト接続部材を取り外すまたは脱係合する段階;(b)ゴルフクラブヘッドに対するシャフト接続部材の位置を変化させ(たとえばそれらを互いに対して回転させることによって)、それによってクラブヘッドのボール打撃面に対するシャフトの自由端の位置を変更する段階;および(c)固定部材をシャフト接続部材の固定構造に取り外し可能に係合させ、それによって変化した位置でゴルフクラブヘッドに対してシャフト接続部材を取り外し可能に係合させる段階、が含まれてもよい。
【0023】
加えて、もしくはまたは、本発明の局面は、クラブヘッド上で1つのシャフトの別のシャフトへの(またはシャフト上で1つのクラブヘッドの別のクラブヘッドへの)容易な交換を許容する。そのような方法には:(a)ゴルフクラブヘッドに対してシャフト接続部材を取り外すまたは脱係合させる段階;(b)先に記述した様々な構造を含んでもよい第二のシャフト接続部材に第二のシャフトを係合させる段階;(c)シャフトを受容する小室の第一の回転阻止構造が第二のシャフト接続部材上で提供される回転阻止構造に係合し、それによってゴルフクラブヘッドに対する第二のシャフト接続部材の回転を阻止するように、ゴルフクラブヘッドのシャフトを受容する小室の中に第二のシャフト接続部材の少なくとも一部を置く段階;(d)シャフトを受容する小室の第二の端部に固定部材を置く段階;および(e)第二のシャフト接続部材と共に提供された固定構造に固定部材を取り外し可能に係合させ、それによってゴルフクラブヘッドに第二のシャフト接続部材を取り外し可能に係合させる段階、が含まれてもよい。上記と類似の様式で、所定のシャフト(およびシャフト接続部材)を、クラブヘッドから容易に脱係合させて、本発明のさらに追加の局面に従って異なるクラブヘッドに係合させてもよい。
【0024】
本発明の特異的な実施例を以下により詳細に記述する。これらの特異的な例が本発明の実施例を単に図示するために述べられるのであって、本発明を制限すると解釈されるべきではないと理解すべきである。
【0025】
C.本発明の特異的な例
図1は、一般的に本発明の少なくともいくつかの例に従う、例としてのゴルフクラブ100を図示する。このクラブ100には、クラブヘッド102、クラブヘッドをシャフト106(以下により詳細に記述されるであろう)に接続する取り外し可能なクラブヘッド/シャフト接続領域104、およびシャフト106に係合するグリップ部材108が含まれる。ドライバー/ウッドタイプのゴルフクラブヘッド102を図1に図示するが、本発明の局面は、たとえばフェアウェーウッドクラブヘッド:アイアンタイプゴルフクラブヘッド(任意の望ましいロフトの、たとえば0番アイアンまたは1番アイアンからウェッジ);ウッドまたはアイアンタイプのハイブリッドゴルフクラブヘッド;パターヘッド等が含まれる、任意のタイプのクラブヘッドに応用されてもよい。クラブヘッドは、取り外し可能なクラブヘッド/シャフト接続パーツを適応させるために、当技術分野において公知で用いられるように、従来の材料で、従来の構成で、従来の様式で、任意で改変を加えて(必要であれば、たとえばサイズ、形状、構造の含有物等に)任意の望ましい材料、任意の望ましい構築、および/または任意の望ましい様式から作出されてもよい。
【0026】
スチール、グラファイト、ポリマー、複合材料、これらの材料の組み合わせ等の、当技術分野において公知であり用いられる従来の材料が含まれる、任意の望ましい材料をシャフト部材106のために用いてもよい。任意で、必要であればまたは望ましければ、取り外し可能なクラブヘッド/シャフト接続パーツに適応するように、シャフトを改変してもよい(たとえば、サイズ、形状等)。グリップ部材108は、当技術分野において公知で用いられる従来の様式(たとえば、セメントまたは接着剤によって、機械的接続によって等)が含まれる任意の望ましい様式でシャフト106に係合してもよい。ゴム、ポリマー材料、コルク、コードまたは他の織物要素がその中に埋め込まれたゴムまたはポリマー材料、布または織物、テープ等の、当技術分野において公知であり用いられる従来の材料が含まれる、任意の望ましい材料をグリップ部材108のために用いてもよい。任意で、望ましければ、グリップ部材108は、取り外し可能な接続部104のような取り外し可能な接続を用いてシャフト106に取り外し可能に接続されてもよい(その例は以下により詳細に記述される)。
【0027】
さて、本発明の例に従うゴルフクラブヘッドとシャフトのあいだの取り外し可能な接続104を、図2A〜3Eに関連してより詳細に記述する。図2A〜2Cは、本発明に従う例としてのクラブヘッド/シャフト接続部材200を示す。示されるように、クラブヘッド/シャフト接続部材200には、第一の端部204および反対側の第二の端部206を有する一般的に円柱形の本体202が含まれる。第一の端部204は、ゴルフクラブシャフト106の端部を受容するための円柱形の内部小室208に対する開口部を定める。第二の端部206には、以下により詳細に説明されるように、接続部材200をクラブヘッド本体にしっかり係合させるために補助する固定構造(たとえば、本例の構造においてねじ穴210)が含まれる。図2Bにおいて示されるように、本例の構造において、内部小室208は、ねじ穴210に対して開いていないが、望ましければねじ穴210は、本発明に従ういくつかの構造において内部小室208まで伸びて開いてもよい。
【0028】
示されるように、接続アセンブリ200の第一の端部204の少なくとも一部には、回転阻止構造212が含まれる。多様な回転阻止構造が提供されてもよく、それらも本発明に含まれるが、本例の構造において、回転阻止構造212は、近接して嵌合する類似の形状の開口部または小室に嵌合する場合に、回転阻止構造212の非円形の側面または縁部が、その中に嵌合している部材(たとえば、以下により詳細に説明されるように、ゴルフクラブヘッド)に対する接続アセンブリ200の回転を防止するように、非円形の断面を有する円柱形の領域を構成する。多様な非円形の断面構造を用いてもよく、それらも本発明に含まれるが、示される例において、円柱形の本体202の第一の端部204の一部は、複数(8個)の平坦な側面212aを有する多角形形状の断面を有する。
【0029】
回転阻止構造212は、接続アセンブリ200の縦方向の全長Lの任意の望ましい部分に沿って伸びてもよい。たとえば、回転阻止構造212の長さは、接続アセンブリ200の全長Lの65%未満であってもよく、いくつかの例において、これは軸方向の全長Lの50%未満、35%未満、または25%未満でさえあってもよい。一方、回転阻止構造212は、接続アセンブリ200の縦方向の全長Lの任意の望ましい部分に沿って伸びてもよい。たとえば、回転阻止構造212は、クラブヘッドとの、強くしっかりした回転しない係合を可能にするために十分な長さlでなければならない。いくつかのより特異的な例として、長さlは、接続アセンブリ200の全長Lの少なくとも2%であってもよく、いくつかの例において、軸方向の全長Lの少なくとも5%、少なくとも10%、または少なくとも20%でさえあってもよい。望ましければ、回転阻止構造212は、接続アセンブリ200の軸方向の全長Lの2〜65%に伸びてもよく、または全長Lの5〜50%もしくは10〜35%にさえ伸びてもよい。
【0030】
図2A〜2Cは、クラブヘッド/シャフト接続部材200の第一の端部204に拡張部分214が含まれることをさらに示す。図3A〜3Eからより明らかであるように、この拡張部分214は、接続部材200がクラブヘッド本体の中に伸びることを防止して、クラブヘッド本体に接続部材200を固定するための強い基部を提供する止め具を提供する。同様に、第一の端部204の外部形状は、シャフト106とクラブヘッド102のあいだのなめらかな移行および通常の美的外観を提供するために先細りになってもよい。
【0031】
本例の接続部材構造200の他の特色は図2A〜2Cにおいて認められるであろう。たとえば本例の構造200において、固定構造のねじ穴210(接続部材200の第二の端部206における)は、円柱形の内部小室208と同軸であり(共通の同軸線216を参照されたい)、外部表面218に対して同軸である。これらの特色は必要条件ではない。むしろ、望ましければ、これらの円柱形の穴208および210の1つは、互いに対しておよび/または外部表面218に対してオフセット(それでもなお平行)であってもよい。別の例として、望ましければ(ならびに図6Aおよび6Bにおいて示されるように)、1つの穴は、他の穴に対しておよび/または外部表面218に対して角度をなしてもよい。さらに別の例として、望ましければ、複数のボルト(または他の固定システム)との係合を可能にするために、複数のねじ穴(または他の固定構造)が第二の端部206に含まれてもよい。
【0032】
接続部材200は、任意の望ましい材料からおよび任意の望ましい数の独立したパーツから作出されてもよく、それらも本発明に含まれる。この示される例において、接続部材200全体は、たとえば金属または金属合金、プラスチック等の従来の材料から単一の一体型構築として作出される。本発明に従う少なくともいくつかの例としての構造において、接続部材は、チタン、アルミニウム、マグネシウム、スチール、または他の金属もしくは金属合金材料から作出されるであろう。様々な穴(たとえば、小室208およびねじ込み開口部210)および/または表面構造(たとえば、フラットパネル212a、拡張部分)は、たとえば穴あけ、タップ立て、機械加工、木摺打ち、押し出し、研削等による当技術分野において一般的に公知で用いられる製造法によることが含まれる、任意の所望の様式で材料において製造されてもよく、それらも本発明に含まれる。
【0033】
接続アセンブリ200を利用するゴルフクラブシャフト106とクラブヘッド102の係合の一例を、図3A〜3Eに関連してより詳細に記述する。ヘッド/シャフト接続プロセスの際の何らかの時点で、シャフト106を、接続アセンブリ200の円柱形の内部小室208内で係合する。この示される例の構造200において、シャフト106は、たとえば接着剤またはセメントボンドによって小室208内で永続的に係合されるであろう。たとえば機械的接続(たとえばねじ込み構造等の取り外し可能な機械的接続が含まれる)、溶接、ろう着、はんだ付け、または他の融合技術等が含まれる、シャフト106を接続アセンブリ200に係合させる他の方策が可能であり、それらも本発明に含まれる。接続アセンブリ200に接続された後、シャフト106は、ゴルフクラブヘッド102に取り付けるための準備ができている。または、望ましければ、シャフト106を、接続プロセスの遅いプロセスにおいて、最終段階においてさえ、接続部材200に接続してもよい。
【0034】
例としてのクラブヘッド構造102を、特に図3Aおよび3Bに関連して以下により詳細に記述する(図3Bは、それに係合したシャフト106が見えず、ホーゼルの開口部を見下ろす、クラブヘッド102の頭上からの図を提供する)。本例の構造において、クラブヘッド102には、クラブヘッド102において定められるシャフトを受容する小室304へのアクセスを提供するホーゼル領域302が含まれる。本例の構造においてシャフトを受容する小室304は、クラブヘッド本体102の中に完全に伸びて、クラブヘッド102のソールで開口部306を生じる。この開口部306によって、以下により詳細に記述されるように、接続システム200をクラブヘッド本体102に固定するために役立つ固定システム308(たとえば、ねじ込みボルト部材)の挿入のためのアクセスが許容される。本例の構造において、シャフトを受容する小室304には、その中に定められた穴310aを有する取り付けプレート310が含まれ、これは以下により詳細に説明されるようにクラブヘッド本体102内部で接続システム200を固定するための支持表面を提供する。望ましければ、取り付けプレート310は、クラブヘッド構造の一部として一体形成されてもよく、それは開口部306の位置または近傍が含まれる、シャフトを受容する小室304に沿った任意の望ましい位置に配置されてもよい。加えて、もしくはまたは、望ましければ、栓部材が開口部306の近くに提供されてもよく(任意で取り外し可能な栓部材)、またはソール部材には、ボルト部材308がクラブヘッドソールと平坦にまたは実質的に平坦に存在するように、皿穴状の領域が含まれてもよい。
【0035】
本例の構造におけるシャフトを受容する小室304の上の開口部は、回転阻止構造312を有する。多様な回転阻止構造312を用いてもよく、それらも本発明に含まれるが、本例の構造において、回転阻止構造312は、一般的に、接続部材200の回転阻止構造212(およびフラットパネル212a)(たとえば、非円形の開口部を有する、およびこの示される例において、平坦な側面または縁部312aを有する多角形の開口部を有する)の大きさ、形状、および位置に対応する複数の平坦な側面または縁部312aを有する開口部を構成する。先に注目したように、多様な回転阻止構造312および/または212を用いてもよく、それらも本発明に含まれる。
【0036】
接続アセンブリ200(任意で、既にそれと係合したシャフト106と共に)のクラブヘッド102への接続を、図3A、3C、3D、および3Eに関連してより詳細に記述する。示されるように、接続部材200の円柱形の本体202を、接続部材200の回転阻止構造212aがホーゼル302の回転阻止構造312aに係合するように適当な様式で、クラブヘッド本体102のシャフトを受容する小室304の中に挿入する。この位置およびこの整列で、接続部材200の第二の端部206は、取り付けプレート310に接して存在し、および/または接続部材200の第一の端部204の拡張部分214はホーゼル302開口部の上端表面に接して存在する。
【0037】
挿入された後、クラブヘッドのソールにおける開口部306の中に固定システム308を挿入する段階、および接続部材200と共に提供される固定構造210に固定システム308を係合させる段階によって、接続アセンブリ200をクラブヘッド本体に係合させてもよい。望ましければ、接続部材200がクラブヘッド102に接する位置(たとえば、取り付けプレート310および/またはホーゼル開口部で)および/または固定システム308がクラブヘッド102に接する位置(たとえば、取り付けプレート310で)には、ノイズおよび/または振動の減衰等を提供するために、柔軟な材料(たとえばワッシャー、ガスケット、o-リング、弾性ワッシャー、またはコーティング等の)が含まれてもよい。この示される接続システムは、たとえば、ボルト部材308をねじることによって容易に取り外し可能であり、ユーザーが所定のゴルフクラブヘッド102において異なるシャフト106を交換することを許容する、および/またはユーザーが所定のシャフト/接続部材アセンブリにおいて異なるゴルフクラブヘッド102を交換することを許容する。望ましければ、ボルト308および取り付けプレート開口部310aは、ボルト308が接続システム200から取り外された場合に開口部306からボルト308が完全に落下するのを防止するような構造であってもよい(たとえば、ボルト308の自由端に拡張リングを提供することによって)。ボルトには、ねじまわし、アレンレンチ、または別のツールに係合するための構造を有する頭部が含まれてもよい。
【0038】
図4A〜6Bに関連して以下により詳細に説明されるように、ゴルフクラブヘッド102に対する接続システム200(およびその付属するシャフト106)の回転位置の調節は、本発明の少なくともいくつかの例において、たとえばロフト角度、ライ角度、インセット距離、オフセット距離などのゴルフクラブ全体の様々な特色を調節するために、フェードバイアスする、ドローバイアスする等のために用いられてもよい。ユーザーが、クラブヘッドの「セッティング」を容易に確認することができるように(たとえば、シャフト106に対するクラブヘッド本体102の位置および/または方位)、シャフト106、接続部材200、および/またはクラブヘッド102のいずれかまたは全てに、印またはインジケータが含まれてもよい。図2Aおよび3Aは、接続システム200(たとえば、拡張部分214上)上のインジケータ220を示し、図3Aはクラブヘッド102のホーゼル領域302上の複数のインジケータ320を示す。様々なインジケータの相対的位置に注目することによって、クラブフィッターまたは他のユーザーは、クラブヘッド本体102およびそのボール打撃面に対するシャフトの位置を容易に決定して知ることができる。望ましければ、インジケータ(たとえば、インジケータ320)は、具体的に同定された、たとえばロフト角度、ライ角度、インセット距離、オフセット距離等の特異的で定量的な情報に関連してもよく、および/または含まれてもよい。
【0039】
本発明の追加の局面は、クラブフィッター(または他の人)が、シャフトの自由(グリップ)端に対するクラブヘッド(およびそのボール打撃面)の様々な位置および/または角度(たとえば、ライ角度、ロフト角度等)を調節することができるように、取り外し可能なゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリを利用することに関する。図4Aおよび4Bは、これらの角度を制御および調節することができる一例のゴルフクラブヘッド/シャフト接続システム400を示す。より具体的に、図4Aおよび4Bは、図1〜3Eに関連して先に記述した内容と類似の取り外し可能なゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリ200を示す(同じまたは類似のパーツを指すために、図1〜3Eにおいて用いられた番号と同じまたは類似の参照番号を図4Aおよび4Bにおいて用いる)。しかし、本例の構造400におけるシャフト402は、接続部材200の内部小室208と同軸方向に伸びる第一の軸方向404およびシャフト402の主要な部分に沿って伸びる第二の軸方向406が含まれるように曲がっている。軸方向の変化領域408(任意で急な曲がりまたは連続的および/またはなめらかな変化)は、第一の方向404から第二の方向406までシャフトの軸方向に移行する。
【0040】
図4Aおよび4Bの比較から明らかであるように、シャフト402の自由端(接続アセンブリ200から離れたグリップの位置で)の角度および/または位置は、クラブヘッドに対して接続部材200を回転させることによって、クラブヘッド102に対して(およびボール打撃面に対して)変更されてもよい(図4Aおよび4Bにおける接続部材200の位置インジケータ220の変化した位置に注目されたい)。示すために容易であるように、クラブヘッド構造は図4Aおよび4Bにおいて示されないが、接続部材200に対するその位置は、先に記述した図から容易に明らかである。取り外し可能な接続システム200と共に(たとえば、取り外し可能な固定システムの特色210および308によって)、この曲がったシャフト特色により、クラブフィッター(または他の人)は、同じシャフト402およびヘッド102をなおも使用しながら、クラブヘッド102に対するシャフト402の様々な角度および/または位置(たとえば、多様なライ、ロフト、およびフェース角度の組み合わせ)を自由におよび容易に調節することが許容され、これはユーザーがその需要に合うように最適なクラブヘッド/シャフトの組み合わせおよび整列をより容易に決定するために役立ちうる。
【0041】
軸方向の変化領域408は、シャフト402に沿って任意の所望の位置で配置されてもよく、それらも本発明に含まれる。本発明のこの局面に従う少なくともいくつかの例としての構造400において、軸方向の変化領域408は、グリップ端よりクラブヘッド102に近いシャフト402の下半分に配置されるであろう。いくつかのより特異的な例において、軸方向の変化領域408は、クラブヘッド102に最も近いシャフト402の下4分の1に配置され、クラブヘッド102に最も近いシャフト402の下10%にさえ、または5%にさえ配置されてもよい。本発明に従ういくつかの例としての構造400において、曲がりまたは他の軸方向の変化領域408は、接続部材200またはクラブヘッドの他の部分に可能な限り近く配置されてもよい。
【0042】
同様に、たとえば少なくとも0.25°、少なくとも0.5°、少なくとも1°、少なくとも2°、少なくとも4°、または少なくとも8°でさえもの、任意の望ましい軸方向の変化(θ)(または曲がり)角度を用いてもよく、それらも本発明に含まれる。いくつかの例としての構造において、この曲がりまたは他の軸方向の変化は、0.25〜25°、0.5〜15°、1〜10°、または1〜5°でさえものあいだであろう。
【0043】
本発明の局面は、単一の軸方向の変化領域を有するゴルフクラブシャフトに限定されない。むしろ、図5Aにおいて示される構造500によって示されるように、シャフト502は、複数の軸方向の変化領域を有してもよい(たとえば、図5Aにおける領域504および506(図5Aにおいて、同じまたは類似のパーツを指すために図1〜図4Bにおいて用いられる番号と同じまたは類似の参照番号を用いる))。この二重に曲がった特色によって、クラブヘッド102およびそのボール打撃面に対するシャフト502の自由端(グリップで)の位置および/または角度をさらに微調整および/または制御することが許容される(たとえば、インセット、アウトセット、オンセット、およびオフセット位置の範囲を提供するための位置を調節するために、および/または任意でライ、ロフト、および/またはフェース角度の特色を調節するために)。示すにあたって単純にするために、図5Aにはクラブヘッド102は示されない。
【0044】
図5Bは、取り外し可能なゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリ(たとえば、類似のアセンブリ200)、および図5Aにおいて示されたものと同様の2つ(またはそれより多い)軸方向の変化領域504および506を有するシャフト522が含まれる別の例としての構造520を示す。しかし、本例の構造520において、シャフト522は、図5Aの構造500およびシャフト502と比較してより急な方向の変化を有する。このシャフト構造522によりまた、クラブヘッド102およびそのボール打撃面に対するシャフト522の自由端(グリップで)の位置および/または角度の制御が許容される(たとえば、インセット、アウトセット、オンセット、およびオフセット位置の範囲を提供するための位置を調節するために、および/または任意でライ、ロフト、および/またはフェース角度の特色を調節するために)。
【0045】
様々な構造(たとえば、構造500および520)における軸方向の変化領域504および506は、シャフト502および/または522に沿って任意の所望の位置、および/または互いに対して任意の所望の相対的間隔で配置されてもよく、それらも本発明に含まれる。本発明に従う少なくともいくつかの例としての構造500および/または520において、軸方向の変化領域504および506の少なくとも1つ(および任意で双方)は、グリップ端よりクラブヘッド102に近いシャフト502および/または522の下半分に配置されるであろう。いくつかのより特異的な例において、軸方向の変化領域504および506の1つまたは双方は、クラブヘッド102に最も近いシャフト502および/または522の下4分の1に、およびクラブヘッド102に最も近いシャフト502および/または522の下10%または5%にさえ配置されるであろう。軸方向の変化領域504および506は、少なくとも1/2インチ、少なくとも1インチ、少なくとも2インチ、または少なくとも4インチまたはそれより多くでさえ、互いに離れてもよく、それらも本発明に含まれる。
【0046】
同様に、任意の望ましい軸方向の変化(または曲がり)角度、たとえば少なくとも0.25°、少なくとも0.5°、少なくとも1°、少なくとも2°、少なくとも4°、または少なくとも8°でさえもの角度を、2つ(またはそれより多い)方向の変化のそれぞれに関して用いてもよく、それらも本発明に含まれる。図5Aにおいて示されるように、いくつかの例としての構造において、これらの曲がりまたは他の軸方向の変化は、0.25〜25°、0.5〜15°、1〜10°、または1〜5°でさえものあいだであろう。図5Bにおいて示されるような他の例としての構造において、これらの曲がりまたは他の軸方向の変化は、25〜145°、30〜120°、45〜100°、または60〜90°でさえものあいだであろう。望ましければ、1つの曲がりは比較的わずかであってもよいが(たとえば、図5Aにおいて示されるように)、別の曲がりはより急である(たとえば、図5Bにおいて示されるように)。曲がりまたは軸方向の変化502および504は、シャフトの自由端(および自由端が含まれるシャフトの区域524および526)が同じ平面または異なる平面に存在するように整列してもよい。同様に、望ましければ、2つ以上の曲がりまたは軸方向の変化領域をクラブヘッドシャフト構造に提供してもよく、それらも本発明に含まれる。
【0047】
1つまたは複数の軸方向の変化領域が含まれるシャフトを利用することは、シャフトの自由(グリップ)端の位置および/または角度がゴルフクラブヘッドおよび/またはそのボール打撃面に対して変更されてもよい唯一の様式ではない。図6Aおよび6Bは、別の例としての整列を示す。この例としての整列において、クラブヘッド/シャフト接続部材600には、シャフト106(任意で直線のシャフト)が受容される「軸のずれた」または角度のあるボアホールまたは内部小室608が含まれる。より具体的に、この示される例において、接続部材600の外部円柱形表面618は、第一の軸方向626の中に伸びて、およびボアホール608の内部円柱形表面628は第一の軸方向626とは異なる第二の軸方向630に伸びる。このようにして、シャフト接続部材600の外部は、クラブヘッドホーゼルの内部およびその開口部の方向に対応する一定の軸方向を維持するが、シャフト106は、クラブヘッド102およびそのボール打撃面に対して異なるおよび調節可能な角度でクラブヘッド102から離れる方向に伸びる(シャフトの位置および/または角度は、たとえばシャフト接続部材600をクラブヘッドホーゼルに対して回転させることによって調節してもよい)。これは、たとえば、図6Aおよび6Bの角度を比較することによって認められるであろう。
【0048】
本発明のいくつかの例に従って、第一の軸方向626と第二の軸方向630のあいだに任意の望ましい角度が維持されてもよいが、この角度は、0.25°〜10°のあいだ、いくつかの例において0.5°〜8°、0.75°〜6°、または1°〜4°でさえであろう。
【0049】
別の例として、望ましければ、軸方向626および630は、互いに対して平行であるが、これらの方向が同軸ではないようにオフセットであってもよい。このようにして、クラブヘッドに対して接続システム200を回転させることによってクラブの様々な特徴(たとえばインセットまたはアウトセット寸法等の)を変化させてもよい。
【0050】
シャフト、クラブヘッド、およびクラブヘッド/シャフト接続アセンブリの全構造の多くのバリエーションが可能であり、それらも本発明に含まれる。たとえば、望ましければ、接続システムを用いて、たとえばゴルフクラブシャフトをグリップ要素に接続するなどして、シャフトをゴルフクラブ(または他の)構造の他の要素に接続してもよい。類似の構造もまた用いて、望ましければ運動器具または他の器具の他のピースにシャフトを接続してもよい(ゴルフクラブに限定されない)。記述の組み立てプロセスの様々な段階もまた、変更してもよく、順序を変化させてもよく、組み合わせてもよく、および/または省略してもよく、それらも本発明に含まれる。
【0051】
さらに、取り外し可能な接続アセンブリは任意の所望の様式で用いられてもよく、それらも本発明に含まれる。そのような接続アセンブリを有するクラブは、プレー中のゴルファーによって用いられるために設計されてもよい(および任意で、望ましければ、ゴルファーは、互いに関してシャフト、ヘッド、および/またはそのポジショニングを自由に変化させてもよい)。もう1つの例として、望ましければ、本発明に従う取り外し可能な接続が含まれるクラブは、クラブフィッティングツールとして用いられてもよく、ヘッド、シャフト、およびポジショニングの望ましい組み合わせが特異的ゴルファーについて決定されている場合、クラブビルダーは、決定された情報を用いて、従来の(および永続的な)取り付け技術(たとえば、セメントまたは接着剤)を用いて最終的な望ましいゴルフクラブ製品を製造してもよい。クラブ/シャフト接続アセンブリパーツおよびプロセスにおける他のバリエーションが可能であり、それらも本発明に含まれる。
【0052】
結論
本発明は、本発明を実行するための現在好ましい様式が含まれる特異的実施例に関して詳細に記述してきたが、当業者は、上記のシステムおよび方法の多数のバリエーションおよび入れ替えが存在することを認識するであろう。このように、本発明の趣旨および範囲は、添付の特許請求の範囲に記載されるように広く解釈されるべきである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第一の端部が、ゴルフクラブシャフトを受容するための円柱形の内部小室を定める第一の開口部を含み、第二の端部より第一の端部に近い円柱形構造の外部表面が回転阻止構造を含み、および第二の端部が固定構造を含む、第一の端部および第一の端部と反対側の第二の端部を有する円柱形構造;ならびに
固定構造を取り外し可能に係合するための固定システム、
を含む、ゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリ。
【請求項2】
固定構造が、円柱形構造の第二の端部において定められるねじ穴を含み、および固定システムがねじ穴に係合するねじ込みボルト要素を含む、請求項1記載のゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリ。
【請求項3】
回転阻止構造が、円柱形構造の軸方向に伸びる複数の平坦な側面を含む、請求項1記載のゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリ。
【請求項4】
円柱形構造の縦方向の外部表面の一部が、非円形の断面を有し、それによって回転阻止構造を提供する、請求項1記載のゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリ。
【請求項5】
円柱形構造の縦方向の外部表面の一部が、多角形形状の断面を有し、それによって回転阻止構造を提供する、請求項1記載のゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリ。
【請求項6】
回転阻止構造が円柱形構造の軸方向の全長の35%未満に伸長する、請求項1記載のゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリ。
【請求項7】
円柱形構造の外部表面および円柱形の内部小室が同軸である、請求項1記載のゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリ。
【請求項8】
円柱形構造の外部表面および円柱形の内部小室が同軸ではない、請求項1記載のゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリ。
【請求項9】
第一の端部における円柱形構造の外部表面が、第一の端部におけるより狭い幅から、外部表面の回転阻止構造が始まる位置の近位におけるより広い幅まで先細りになる先細り部分を含み、および円柱形構造の外部表面が、該より広い幅から回転阻止構造に対応するより狭い幅まで、外部表面の幅が急に変化するように、その軸方向の中で幅を急に変化させる、請求項1記載のゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリ。
【請求項10】
第一の端部における円柱形構造の外部表面が、第一の端部と回転阻止構造が始まる位置とのあいだに配置された回転位置インジケータを含む、請求項1記載のゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリ。
【請求項11】
シャフトを受容する小室の第一の端部が第一の回転阻止構造を含む、およびシャフトを受容する小室の第二の端部が固定部材を受容するための第一の開口部を含む、シャフトを受容する小室を有するゴルフクラブヘッド;
第一の端部および第一の端部と反対側の第二の端部を有する円柱形構造を含み、ゴルフクラブヘッドの、シャフトを受容する小室の中に伸びるシャフト接続部材であって、シャフト接続部材の第一の端部がゴルフクラブシャフトを受容するための円柱形の内部小室を定める第二の開口部を含み、シャフト接続部材の第二の端部よりシャフト接続部材の第一の端部に近い円柱形構造の外部表面が、第一の回転阻止構造に係合する第二の回転阻止構造を含み、ならびに第二の端部が固定構造を含む、シャフト接続部材;
シャフト接続部材の円柱形の内部小室に係合したシャフト;ならびに
ゴルフクラブヘッドのシャフトを受容する小室の第二の端部の中に伸びて、かつシャフト接続部材の固定構造に取り外し可能に係合し、それによってシャフト接続部材をゴルフクラブヘッドに取り外し可能に係合させる固定部材、
を含む、ゴルフクラブ。
【請求項12】
シャフト接続部材の固定構造が、円柱形構造の第二の端部において定められるねじ穴を含み、および固定部材が、ねじ穴に係合するねじ込みボルト要素を含み、ならびにねじ込みボルト要素が、ゴルフクラブヘッドに対してシャフト接続部材をその場で保有するようにゴルフクラブヘッドに開放可能に係合する、請求項11記載のゴルフクラブ。
【請求項13】
シャフトを受容する小室の第一の端部の少なくとも一部が非円形の断面を有する開口部を含み、それによって第一の回転阻止構造を提供し、およびシャフト接続部材の円柱形構造の縦方向の外部表面の一部が、適合して対応する形状の非円形の断面を有し、それによって第二の回転阻止構造を提供する、請求項11記載のゴルフクラブ。
【請求項14】
シャフトを受容する小室の第一の端部の少なくとも一部が多角形形状の断面を有する開口部を含み、それによって第一の回転阻止構造を提供し、およびシャフト接続部材の円柱形構造の縦方向の外部表面の一部が、適合して対応する形状の多角形形状の断面を有し、それによって第二の回転阻止構造を提供する、請求項11記載のゴルフクラブ。
【請求項15】
シャフト接続部材の第一の端部の一部が、ゴルフクラブヘッドのシャフトを受容する小室の外部にとどまり、および第二の回転阻止構造がシャフトを受容する小室の中に伸びて、第一の回転阻止構造に係合する、請求項11記載のゴルフクラブ。
【請求項16】
シャフト接続部材の第一の端部に近位の円柱形構造の外部表面が、第一の回転位置インジケータを含み、第一の回転位置インジケータが、シャフト接続部材の第一の端部と第二の回転阻止構造が始まる位置とのあいだの外部表面上に配置され、およびゴルフクラブヘッドが、シャフトを受容する小室に対して近位に配置される第二の回転位置インジケータを含む、請求項11記載のゴルフクラブ。
【請求項17】
シャフトを受容する小室の第一の開口部が、ゴルフクラブヘッドのソール表面に配置される、請求項11記載のゴルフクラブ。
【請求項18】
シャフトを受容する小室が、それによってシャフトを受容する小室の第一の開口部が定められる内部表面を含む、請求項11記載のゴルフクラブ。
【請求項19】
シャフトがシャフト軸方向の変化領域を含む、請求項11記載のゴルフクラブ。
【請求項20】
シャフトが少なくとも2つのシャフト軸方向の変化領域を含む、請求項11記載のゴルフクラブ。
【請求項21】
第一の端部および第一の端部とは反対側の第二の端部を有する円柱形構造としてシャフト接続部材を製造する段階;
シャフト接続部材の第一の端部にゴルフクラブシャフトを受容するための開いた円柱形の内部小室を製造する段階;
第二の端部より第一の端部に近い円柱形構造の外部表面の一部として回転阻止構造を形成する段階;
シャフト接続部材の第二の端部に固定構造を形成する段階;および
固定構造を係合するための固定部材を提供する段階、
を含む、ゴルフクラブヘッド/シャフト接続アセンブリを製造する方法。
【請求項22】
シャフトを受容する小室を有するゴルフクラブヘッドを提供する段階であって、シャフトを受容する小室の第一の端部が第一の回転阻止構造を含み、およびシャフトを受容する小室の第二の端部が固定部材を受容するための第一の開口部を含む、段階;
シャフトをシャフト接続部材に係合させる段階であって、シャフト接続部材が第一の端部および第一の端部とは反対側の第二の端部を有する円柱形構造を含み、シャフト接続部材の第一の端部がゴルフクラブシャフトを受容するための円柱形の内部小室を定める第二の開口部を含み、シャフト接続部材の第二の端部よりシャフト接続部材の第一の端部に近い円柱形構造の外部表面が、第一の回転阻止構造に係合する第二の回転阻止構造を含み、およびシャフト接続部材の第二の端部が固定構造を含む、段階;
第一の回転阻止構造が、ゴルフクラブヘッドに対するシャフト接続部材の回転を阻止するために第二の回転阻止構造に係合するように、ゴルフクラブヘッドのシャフトを受容する小室の中にシャフト接続部材の少なくとも一部を置く段階;
シャフトを受容する小室の第二の端部の中に固定部材を置く段階;ならびに
シャフト接続部材の固定構造に固定部材を取り外し可能に係合し、それによってゴルフクラブヘッドにシャフト接続部材を取り外し可能に係合する段階、
を含む、ゴルフクラブを組み立てる方法。
【請求項23】
ゴルフクラブヘッドに対してシャフト接続部材を取り外す段階;
第二のシャフトを第二のシャフト接続部材に係合させる段階であって、第二のシャフト接続部材が、第一の端部および第一の端部とは反対側の第二の端部を有する円柱形構造を含み、第二のシャフト接続部材の第一の端部がゴルフクラブシャフトを受容するための円柱形の内部小室を定める第二の開口部を含み、第二のシャフト接続部材の第二の端部より第二のシャフト接続部材の第一の端部に近い第二のシャフト接続部材の円柱形構造の外部表面が、第三の回転阻止構造を含み、および第二のシャフト接続部材の第二の端部が第二の固定構造を含む、段階;
第一の回転阻止構造が第三の回転阻止構造に係合して、ゴルフクラブヘッドに対する第二のシャフト接続部材の回転を阻止するように、ゴルフクラブヘッドのシャフトを受容する小室の中に第二のシャフト接続部材の少なくとも一部を置く段階;
シャフトを受容する小室の第二の端部の中に固定部材を置く段階;ならびに
第二のシャフト接続部材の第二の固定構造に固定部材を取り外し可能に係合させ、それによってゴルフクラブヘッドに第二のシャフト接続部材を取り外し可能に係合させる段階、
をさらに含む、請求項22記載の方法。
【請求項24】
ゴルフクラブヘッドに対してシャフト接続部材を取り外す段階、および
第二のシャフトを含むアセンブリをゴルフクラブヘッドのシャフトを受容する小室に取り外し可能に係合させる段階、
をさらに含む、請求項22記載の方法。
【請求項25】
ゴルフクラブヘッドからシャフト接続部材を脱係合させる段階;
ゴルフクラブヘッドに対するシャフト接続部材の位置を変化させ、それによってクラブヘッドのボール打撃面に対するシャフトの自由端の位置を変更する段階;および
シャフト接続部材の固定構造に固定部材を取り外し可能に係合させ、それによって変化した位置でゴルフクラブヘッドに対してシャフト接続部材を取り外し可能に係合させる段階、
をさらに含む、請求項22記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3A】
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【図3B】
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【図3C】
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【図3D】
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【図3E】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公表番号】特表2010−537730(P2010−537730A)
【公表日】平成22年12月9日(2010.12.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−523038(P2010−523038)
【出願日】平成20年8月20日(2008.8.20)
【国際出願番号】PCT/US2008/073703
【国際公開番号】WO2009/032533
【国際公開日】平成21年3月12日(2009.3.12)
【出願人】(505087849)ナイキ インコーポレーティッド (123)
【Fターム(参考)】