説明

シェルター型テーブル

【課題】震災時テーブルの下に逃げ込んでも家屋と一緒に倒壊する可能性があり、頑丈なテーブルでも床が抜ければ転倒し危険である、もし助かっても、水、食料、明かりや情報も無かった場合、何日も救助を待つことは命に係わる問題である。
【解決手段】天板となる金属板の端をU型に折り曲げ又は溶接で継ぎ足し天板の高さを増すことにより強度を上げ、その空間に非常用品を収納できる構造にし、4本脚の下に金属の底板を取り付け、筐体にする事により強度と安定性が増すシェルター型テーブル。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、震災時に身を守るためのシェルター型テーブルに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、震災時、テーブル等の下に潜り込んでも家屋と一緒に倒壊する危険があり助かったとしても、救助を何日も待たなければいけない。
【先行技術文献】
【0003】
【特許文献1】特許公開2011−92662
【特許文献2】特許公開2006−122097
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
テーブルも家屋と一緒に倒壊する可能性があり、頑丈なテーブルでも床が抜ければ転倒し危険である、もし助かっても、水、食料、明かりや情報も無かった場合何日も救助を待つことは命に係わる問題である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
天板となる金属板の端をU型に折り曲げ又は溶接で継ぎ足し天板の高さを増すことにより強度を上げ、その空間に非常用品を収納できる構造にした、また天板の四隅に脚4本を設けその下に金属の底板を取り付け筐体にする事で強度と安定性が増すようにしたものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明により身の安全を確保でき、非常用品を使用することにより長期間救助を待つ事ができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明の断面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)天板(1)と溶接された側板(6)の穴で脚(2)4本をボルト・ナットで組込む。
(ロ)底板(3)に穴付の凸部(7)を設け、脚(2)をそれに差込みボルト・ナットで組込む。
(ハ)天板(1)、側板(6)と脚(2)の穴で補強(4)を8箇所組込む。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するときは、全てボルト・ナットを使用した組立て方式のため任意の場所に設置でき、独立式の4本脚のため非常時には、どの方向からでも逃げ込める
【符号の説明】
【0009】
1 天板、2 脚、3 底板、4 補強、5 ボルト・ナット、6 側板、7 凸部、8 取手、9 非常用品

【特許請求の範囲】
【請求項1】
天板をU型に折り曲げ又は溶接で継ぎ足す事により強度を持たせ、その空間に非常用品を収納出きる構造としたシェルター型テーブル。
【請求項2】
天板の四隅に脚4本を設け、その下に底板を取付けることにより強度と安定性を増した請求項1記載のシェルター型テーブル。

【図1】
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【図2】
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