説明

ステージ装置

【課題】本発明はワークが載置される吸着板を支持する石定盤を不要にしてワークの大型化に対応すると共に、ステージの位置精度を確保することを課題とする。
【解決手段】ステージ装置10は、床面に固定された架台12と、架台12上に支持された一対のガイド部14A,14Bと、一対のガイド部14A,14B間に横架されて両端を架台12上に支持された複数の梁16と、一対のガイド部14A,14Bに沿ってY方向に移動するYステージ18と、Yステージ18の両端部をY方向に駆動する一対のリニアモータ20A,20Bとを有する。また、梁16には、平板状のワークが載置される吸着板24が載置される。ワークの面積が大型化されてYステージ18の移動距離を延長する場合には、ガイド部14A,14Bを延長することにより対応することが可能である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はステージ装置に係り、特にワークの大型化に伴うスライダの間隔及び移動距離の増大に対応するように構成されたステージ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、ステージ装置においては、ステージの移動をガイドするステージガイド機構は、上記定盤上に固定された石材からなる一対のガイド部を有すると共に、ガイド部に沿って移動するステージのスライダには、ガイド部のガイド面に対して数μ〜十数μの隙間を介して対向する静圧軸受けパッドが設けられており、静圧軸受けパッドからガイド面に吹き付けられる空気圧によってスライダが浮上した状態で移動するように構成されている。
【0003】
このような、ステージ装置では、ワークとして供給される基板の大型化に伴って装置全体が大型化しており、その分ステージの移動距離も延長されつつある。
【0004】
既存の機械加工技術では、例えば、全長が従前通り1m程度のガイド部であれば、数μの加工精度で加工することが可能である。しかしながら、ステージの移動距離が延長されるのに伴って、ガイド部の全長が2m以上に長くなると、精密に計測することが難しくなり、ガイド部を全長に亘り真直度を計測する際の計測誤差も大きくなるので、要求される精度をクリアするように真直度を有するガイド部の製造が難しくなっており、さらに熱膨張による寸法変化がガイド部の歪みや捩れに影響している。
【0005】
一対のガイド部は、ステージの移動位置を検出するためのリニアスケールが設けられており、ステージ側に取り付けられたセンサ(例えば、フォトインタラプタ)がリニアスケールに沿って移動しなら検出信号(パルス信号)を出力する。そして、リニアスケールのセンサからの信号をカウントすることで移動した距離を演算して位置を求めている。
【0006】
また、ステージの直進精度及びリニアスケールによる位置検出精度を保つには、ガイド部の全長が長くなるほど一対のガイド部の平行度をより高精度に管理する必要がある。
【0007】
このような、一対のガイド部の真直度や平行度のばらつきによる影響を小さくするため、例えば、一対のガイド部に沿って移動する一対のスライダと、一対のスライダ間を連結するビームとの間を板バネを介在させて連結することにより、ガイド部にかかる負担を低減する構造のものがある(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2000−214280号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、上記特許文献1により開示されたステージ装置では、ガイド部にかかる負担を低減することができるものの限界があり、例えば、ステージの移動距離が2m〜3mに延長される構成ものでは、上記板バネの弾性変形量だけではステージの静的及び動的安定性を確保することが難しい。
【0009】
さらに、ステージ装置の大型化により定盤の上面精度を確保できないときや、ガイド部が定盤上ではなく架台上に支持される構成になってしまうときには、一対のガイド部の平行度を得ることが難しい。
【0010】
そのため、一対のガイド部の平高度が高精度に管理できないと、ステージの左右両端に配された一対のスライダの相対位置にもずれが生じて一対のスライダの並進精度が低下したり、あるいはスライダに設けられている静圧軸受けパッドがガイド部に接触してしまうおそれがある。
【0011】
そこで、本発明は上記事情に鑑み、上記課題を解決したステージ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記課題を解決するため、本発明は以下のような手段を有する。
【0013】
本発明は、床面に固定された架台と、該架台に支持されて平行に配された一対のガイド部と、該一対のガイド部間に横架され、両端が前記架台に支持された梁と、前記梁に支持されたワーク載置板と、前記一対のガイド部の延在方向に沿って移動する一対のスライダと、前記一対のスライダ間を横架された横架部とを有し、前記ワーク載置板の上方を移動するステージと、前記一対のスライダを駆動する一対のリニアモータと、前記ステージの移動位置を計測する一対のリニアスケールと、該一対のリニアスケールにより計測された移動位置が等しくなるように前記一対のリニアモータを制御する制御部と、を備えており、上記課題を解決するものである。
【0014】
また、本発明は、前記横架部の高さ位置を調整する昇降機構と、前記梁に載置されたワーク載置板の上面に対する前記横架部の高さ位置を計測する高さ方向検出センサと、該高さ方向検出センサにより検出された計測データと前記ステージの移動位置との関係を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された前記ステージの移動位置に対応する計測データと前記リニアスケールにより計測された移動位置データに基づいて前記昇降機構をならい制御する昇降制御手段とを有することが望ましい。
【0015】
また、前記横架部は、前記スライダと回動可能に連結されていることが望ましい。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、架台に支持されて平行に配された一対のガイド部間に横架され、両端が前記架台に支持された梁にワーク載置板が支持され、ワーク載置板の上方にステージを移動させるため、石定盤をワークサイズに応じて大型化するのには限界があるので、石定盤を使用せずに一対のガイド部の平行度の精度を高められると共に、ワークの大型化にも対応することができる。
【0017】
また、本発明によれば、記憶手段に記憶されたステージの移動位置に対応する計測データとリニアスケールにより計測された移動位置データに基づいて昇降機構をならい制御するため、一対のガイド部の平行度にずれが生じた場合でもワーク載置板の上方を移動するスライダの高さ位置を予め設定された所定高さ位置を維持するようにスライダを移動させることが可能になる。
【0018】
また、本発明によれば、横架部がスライダと回動可能に連結されているため、ステージのスライダを並進させる際に相対的な位置ずれが生じた場合でも横架部が撓むことを防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
【実施例1】
【0020】
図1は本発明によるステージ装置の一実施例を示す斜視図である。図2は図1に示すステージ装置の正面図である。図3は図1に示すステージ装置の側面図である。図4は図1に示すステージ装置の平面図である。
【0021】
図1乃至図4に示されるように、ステージ装置10は、ガントリ部を移動させるガントリ移動型ステージであり、コンクリート製の床面に固定された架台12と、架台12上に支持された一対のガイド部14A,14Bと、一対のガイド部14A,14B間に横架されて両端を架台12上に支持された複数の梁16と、一対のガイド部14A,14Bに沿ってY方向に移動するYステージ18と、Yステージ18の両端部をY方向に駆動する一対のリニアモータ20A,20Bとを有する。また、左側のガイド部14Aの上部左右側面には、Yステージ18の位置を検出する一対のリニアスケール22A,22Bが設けられている。
【0022】
また、梁16には、液晶基板などからなる平板状のワーク(被加工物)が載置される吸着板24(ワーク載置板)が載置される。ガイド部14A,14Bは、架台12に支持され、且つ梁16によってX方向の離間距離を一定になるように位置合わせされて平行に配されている。
【0023】
また、一対のガイド部14A,14Bは、石材を加工したもの、あるいは鉄等の金属材を加工したものである。そのため、ワークの面積が大型化されてYステージ18の移動距離が延長された場合でも、ガイド部14A,14Bの全長を延長することにより対応することが可能であり、例えば、従来のようにワーク面積に応じた大きい面積を有する石定盤を移動距離に応じて延長する場合よりも容易であり、且つ従来のようにワーク面積に応じた石定盤を製作する必要がないので、ステージ装置10を安価に製作することが可能になる。
【0024】
一対のリニアモータ20A,20Bは、Yステージ18の移動位置を検出する一対のリニアスケール22A,22Bからの位置検出信号に基づいて並進駆動させるように制御される。
【0025】
図2に示されるように、Yステージ18は、ガイド部14A,14Bの上方をX方向に横架された横架部(ビーム)30と、横架部30の両端に結合されガイド部14A,14Bに沿って移動する一対のスライダ32A,32Bとを有する。スライダ32A,32Bには、横架部30を昇降させて高さ位置を調整する昇降機構33A,33Bが設けられている。また、横架部30には、吸着板24に吸着されたワーク(図示せず)に対する所定の作業、あるいは加工後の検査などを行うための治具60が装着される。
【0026】
さらに、横架部30には、吸着板24の上面との距離(Z方向位置データ)を検出する高さ方向検出センサ70A,70Bが設けられている。この高さ方向検出センサ70A,70Bは、例えば、超音波センサなどからなり、超音波を送信してから反射波を受信するまでの時間差から距離を計測することができる。吸着板24の上面の平面度は、高精度に加工されており、ならい制御の基準面として用いることができる。
【0027】
ガイド部14A,14Bは、水平となるように架台12により高さ調整され、且つ梁16により平行となるように設定されているが、ガイド部14A,14Bの何れか一方が微小な誤差により水平でない状態になっていると、Z軸方向にずれが生じる場合がある。その場合、Yステージ18は、吸着板24の上方で水平状態のままY方向に移動する過程でZ軸方向に変動(振動)するおそれがあり、治具60と吸着板24の上面との距離が一定ではなくなる。このようなガイド部14A,14BによるYステージ18のZ軸方向に変動を抑制するため、ステージ装置10では、Y方向の各移動位置に対する吸着板24の上面と横架部30とのZ軸方向相対距離を予め計測し、このZ軸方向計測データに基づいて昇降機構33A,33Bを動作させて治具60と吸着板24の上面との距離が一定となるようにならい制御を行う。
【0028】
ガイド部14A,14Bのうち左側のガイド部14Aは、スライダ32Aの移動をガイドしており、また、右側のガイド部14Bは、スライダ32Bの移動をガイドする。スライダ32A,32Bは、ガイド部14の左右側面及び上面に対向するように逆U字状に形成されており、ガイド部14A,14Bの左右側面に対向するヨーパッド(Y方向静圧空気軸受)34,35と、Z方向で対向するリフトパッド(Z方向静圧空気軸受)36とを有する。従って、スライダ32A,32Bは、X方向及びZ方向を規制されながらY方向にガイドされる。
【0029】
また、スライダ32Aの移動をガイドするガイド部14の上部左右側面には、片側のスライダ32Aの位置を検出する一対のリニアスケール22A,22Bが設けられている。第1のリニアスケール22Aは、ガイド部14Aの左側面に対するスライダ32Aの移動位置を測定する。また、第2のリニアスケール22Bは、第1のリニアスケール22Aが配されたガイド部14Aの左側面と平行な反対側の右側面に対するスライダ32Aの移動位置を測定する。
【0030】
第1、第2のヨーパッド34,35は、夫々第1、第2のリニアスケール22A,22Bの近傍に配されており、第1、第2のリニアスケール22A,22Bの検出精度のばらつきを抑制している。
【0031】
一対のリニアスケール22A,22Bは、例えば、光電方式ものが用いられており、発光素子と受光素子とを有するセンサと、一定のピッチのスリットを有するスケールと有する。本実施例では、センサがスライダ32Aの左右内壁に設けられ、スケールがガイド部14の左右側面に取り付けられている。
【0032】
また、横架部30及びスライダ32A,32Bは、リフトパッド36からの空気圧によりガイド部14A,14Bに対して浮上して非接触で移動する。そのため、Yステージ18は、殆ど摩擦のない状態でY方向に移動することができる。
【0033】
リニアモータ20A,20Bは、コ字状に形成された固定子(永久磁石を有する)40と、固定子40に側方から挿入された可動子(コイルを有する)42とから構成されており、微小な隙間を介して非接触状態で可動子42をY方向に移動させるようにコイル印加電圧を制御される。可動子42は、スライダ32A,32Bの側面に結合されており、コイルに電圧が印加されることにより固定子40との間で発生した推力をスライダ32A,32Bに伝達し、スライダ32A,32BをY方向に駆動する。
【0034】
さらに、リニアモータ20A,20Bの固定子40は、リニアモータ支持部46により支持されている。従って、リニアモータ20A,20Bの駆動力によりYステージ18をY方向に移動させる際に発生する反力は、リニアモータ支持部46を介してコンクリート床面に伝達される。
【0035】
これにより、リニアモータ20A,20Bが受ける反力は、コンクリート床面で減衰される。よって、架台12に伝播されるリニアモータ20A,20Bの反力は、極めて小さくなっている。
【0036】
図5はステージ装置10の制御系を説明するためのブロック図である。図5に示されるように、ステージ装置10の制御装置100には、上記リニアモータ20A,20B、リニアスケール22A,22B、高さ方向検出センサ70A,70B、昇降機構33A,33Bを駆動するZ軸モータ80A,80B、記憶装置90が接続されている。制御装置100は、Yステージ18をY方向に移動する過程でリニアスケール22A,22Bにより計測されたY方向位置データと、Y方向位置データに対応させて高さ方向検出センサ70A,70Bにより計測されたZ方向位置データとを関連付けたZ軸データテーブル92を作成して記憶装置90に記憶させる。このZ軸データテーブル92の作成は、例えば、ワーク交換毎に行っても良いし、あるいは予め決められた所定時間毎に行って更新するようにしても良い。
【0037】
そして、制御装置100は、リニアスケール22A,22Bにより計測されたY方向位置データに対応するZ方向位置データを記憶装置90に記憶されたZ軸データテーブル92から読み込んでZ軸モータ80A,80Bをならい制御するように予めプログラム(昇降制御手段)されている。
【0038】
一対のガイド部14A,14Bは、梁16によってX方向の離間距離を一定になるように位置合わせされて平行に配されているが、平行度に誤差が生じる場合がある。例えば、一対のガイド部14A,14BのX方向の離間距離がY方向位置によって狭くなったり、あるいは広くなったりする場合や、一対のガイド部14A,14BのZ方向の位置がY方向位置によって上方に位置したり、あるいは下方に位置する場合がある。
【0039】
このような、一対のガイド部14A,14Bの平行度に誤差が生じると、Yステージ18に装着された治具60と吸着板24との距離が変動してしまい、吸着板24に吸着されたワーク(図示せず)に対する加工精度や検査精度が低下することになる。しかしながら、本発明では、Yステージ18をY方向に移動させる際に制御装置100がY方向位置データに対応するZ方向位置データを記憶装置90に記憶されたZ軸データテーブル92から読み込んで昇降機構33A,33BのZ軸モータ80A,80Bを制御するため、ガイド部14A,14Bの平行度に誤差によるZ方向の変動を殆どゼロに抑制することが可能になる。すなわち、制御装置100は、Yステージ18をY方向に移動させる過程でガイド部14A,14Bに沿って移動するスライダ32A,32Bが上下方向に変動するZ方向位置データが計測されていた場合は、そのY方向位置を通過する際にZ軸モータ80A,80Bを駆動して横架部30の高さ位置をZ方向位置データと逆方向に調整してみかけ上、横架部30と吸着板24との距離を一定となるように制御することが可能になる。
【0040】
図6は変形例を示す正面図である。図6に示されるように、ガイド部14A,14Bのうち左側のガイド部14Aは、右ガイド部14BよりもX方向の幅寸法が上記実施例よりも大きく幅広になっている。そのため、リニアスケール22Aの検出位置とリニアスケール22Bの検出位置との差が拡大してYステージ18のヨー角θを検出しやすくなる。
【0041】
さらに、横架部30の右端に設けられた貫通孔30aには、スライダ32Bより起立した連結軸50が挿通されている。そのため、横架部30の右端とスライダ32Bとの間は、ヨー方向への旋回動作が可能となるように垂直な連結軸50を介して連結されている。
【0042】
さらに、右側のスライダ32Bには、ヨーパッド34,35が設けられておらず、Z方向で対向するリフトパッド36のみが設けられている。そのため、スライダ32Bは、ガイド部14BのZ方向の浮上位置のみが規制された状態でY方向にガイドされる。
【0043】
例えば、ガイド部14A,14Bの平行度のずれや、ガイド部14A,14Bの一方がX方向の反りを有する場合に、あるいは一対のスライダ32A,32Bの並進動作にずれが生じた場合に、スライダ32Bが連結軸50を中心としてZ軸周りに回動して移動方向を修正して横架部30が撓むことを防止することができる。
【産業上の利用可能性】
【0044】
上記実施例では、液晶基板などからなるワークを加工するステージ装置を例に挙げて説明したが、ステージ装置の用途としては、これに限らず、他のワークの加工または検査を行なう場合にも適用できるのは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】本発明によるステージ装置の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1に示すステージ装置の正面図である。
【図3】図1に示すステージ装置の側面図である。
【図4】図1に示すステージ装置の平面図である。
【図5】ステージ装置10の制御系を説明するためのブロック図である。
【図6】変形例を示す正面図である。
【符号の説明】
【0046】
10 ステージ装置
12 架台
14A,14B ガイド部
18 Yステージ
20A,20B リニアモータ
22A,22B リニアスケール
30 横架部
32A,32B スライダ
33A,33B 昇降機構
46 リニアモータ支持部
60 治具
70A,70B 高さ方向検出センサ
80A,80B Z軸モータ
90 記憶装置
92 Z軸データテーブル
100 制御装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
床面に固定された架台と、
該架台に支持されて平行に配された一対のガイド部と、
該一対のガイド部間に横架され、両端が前記架台に支持された梁と、
前記梁に支持されたワーク載置板と、
前記一対のガイド部の延在方向に沿って移動する一対のスライダと、前記一対のスライダ間を横架された横架部とを有し、前記ワーク載置板の上方を移動するステージと、
前記一対のスライダを駆動する一対のリニアモータと、
前記ステージの移動位置を計測する一対のリニアスケールと、
該一対のリニアスケールにより計測された移動位置が等しくなるように前記一対のリニアモータを制御する制御部と、
を備えたことを特徴とするステージ装置。
【請求項2】
前記横架部の高さ位置を調整する昇降機構と、
前記梁に載置されたワーク載置板の上面に対する前記横架部の高さ位置を計測する高さ方向検出センサと、
該高さ方向検出センサにより検出された計測データと前記ステージの移動位置との関係を記憶する記憶手段と、
該記憶手段に記憶された前記ステージの移動位置に対応する計測データと前記リニアスケールにより計測された移動位置データに基づいて前記昇降機構をならい制御する昇降制御手段と、
を有することを特徴とする請求項1に記載のステージ装置。
【請求項3】
前記横架部は、前記スライダと回動可能に連結されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のステージ装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2007−331087(P2007−331087A)
【公開日】平成19年12月27日(2007.12.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−169422(P2006−169422)
【出願日】平成18年6月19日(2006.6.19)
【出願人】(000002107)住友重機械工業株式会社 (2,241)
【Fターム(参考)】