説明

テトラヒドロピリジニルおよびジヒドロピロリル化合物およびそれらの使用

本発明は、式I:




(式中、X、Y、Z、R、R、mおよびnは明細書に定義されたとおり)
のテトラヒドロピリジニルおよびジヒドロピロリル化合物、製薬上許容される塩、プロドラッグまたはそれらの溶媒和物に関する。本発明はカルシウムチャネル、特にN型カルシウムチャネルの遮断に応答性の疾患の治療のための、式Iの化合物の使用をも対象とする。本発明の化合物は特に疼痛治療に有用である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I:
【化1】



(式中、
Hyは6員芳香族複素環、5員芳香族複素環または5員複素環であり、
該Hyは少なくとも1つの窒素原子を有し、該Hyは炭素原子によってテトラヒドロピリジニルまたはジヒドロピロリル環に結合し;
は該Hy環の炭素原子に結合し、かつ
a)−C(=W)NR
b)−C(=O)OR
c)−NR−C(=O)R
d)シアノ;
e)ヒドロキシアルキル;および
f)5員含窒素芳香族複素環式基または5員部分不飽和含窒素複素環式基であり、各々は、アルキル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、シアノ、アミノ、アミノアルキル、アルキルアミノ、およびジアルキルアミノからなる群から各々独立して選択される1または2の置換基で置換されていてもよい;
からなる群から選択され、
ここでWはOまたはNR14であり、
14は水素またはアルキルであり、
、R、およびRは水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルケニル、シクロアルケニルアルキル、複素環式基、複素環アルキル、アリール、アリールアルキル、芳香族複素環式基、および芳香族複素環アルキルからなる群から各々独立して選択され、シクロアルキル、シクロアルケニル、複素環、アリール、および芳香族複素環式基部分はアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、シアノ、アミノ、アミノアルキル、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、およびヒドロキシアルキルアミノからなる群から各々独立して選択される1以上の置換基で置換されていてもよく、
およびRは水素またはアルキルであり、
はアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロゲン、ヒドロキシアルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、アルコキシアルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルコキシアルキル、ニトロ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、およびジアルキルアミノからなる群から選択され、
mは0、1、2または3であり、
nは0または1であり、
Xは−CHR−または−C(=O)−であり、
およびRはともに水素であるか、一緒になって−(CH−架橋を形成し、
pは2、3または4であり、
ZはZまたはZであり、
は−SO−R10であり、
10はC3〜C12アルキル、ハロ(C3〜C12)アルキル、C5〜C12シクロアルキル、C3〜C12シクロアルキルアルキル、C5〜C12シクロアルケニル、C3〜C12シクロアルケニルアルキル、複素環式基、複素環アルキル、アリール、アリールアルキル、芳香族複素環式基、芳香族複素環アルキル、アリールアミノ、およびアリールアルキルアミノからなる群から選択され、シクロアルキル、シクロアルケニル、複素環、アリール、および芳香族複素環式基部分はアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、シアノ、アミノ、アミノアルキル、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、およびヒドロキシアルキルアミノからなる群から各々独立して選択される1以上の置換基で置換されていてもよく、
は−C(R1112)R13であり、
11およびR12は水素、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、アルコキシアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルコキシアルキル、シアノ、アミノ、アミノアルキル、アルキルアミノアルキル、およびジアルキルアミノアルキルからなる群から各々独立して選択され、
13はアリール、アリールアルキル、芳香族複素環式基、および芳香族複素環アルキルからなる群から選択され、アリール、および芳香族複素環式基部分はアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、シアノ、アミノ、アミノアルキル、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、およびヒドロキシアルキルアミノからなる群から各々独立して選択される1以上の置換基で置換されていてもよい。
ただし、Xが−CHR−であり、Rが水素である場合、以下の条件を満たす:
1)R11およびR12がともに水素であり、R13がアリールまたはアリールアルキルである場合、R13のアリール部分は少なくとも1つのハロアルキルまたはハロアルコキシで置換されている、または
2)Hyがピリジン−2−イル環であるとき、Rは置換されていてもよい2−アミノフェニルアミノカルボニルまたは2−ヒドロキシフェニルアミノカルボニル以外である。)
で示される化合物、または製薬上許容される塩、プロドラッグもしくはそれらの溶媒和物。
【請求項2】
nが1である、請求項1記載の化合物。
【請求項3】
Xが−CHR−であり、RおよびRがともに水素であり、式II:
【化2】


で示される、請求項2記載の化合物、または製薬上許容される塩、プロドラッグもしくはそれらの溶媒和物(ただし、Hyがピリジン−2−イル環であるとき、Rは置換されていてもよい2−アミノフェニルアミノカルボニルまたは2−ヒドロキシフェニルアミノカルボニル以外である)。
【請求項4】
Xが−CHR−であり、RおよびRが一緒になって−(CH−架橋を形成し、pが2、3または4であり、式III:
【化3】


で示される、請求項2記載の化合物、または製薬上許容される塩、プロドラッグもしくはそれらの溶媒和物。
【請求項5】
pが2である、式IV:
【化4】


で示される、請求項4記載の化合物、または製薬上許容される塩、プロドラッグもしくはそれらの溶媒和物。
【請求項6】
Xが−C(=O)−であり、Rが水素である、式V:
【化5】


で示される、請求項2記載の化合物、または製薬上許容される塩、プロドラッグもしくはそれらの溶媒和物。
【請求項7】
nが0である、請求項1記載の化合物。
【請求項8】
Xが−CHR−であり、RおよびRがともに水素である、式VI:
【化6】


で示される、請求項7記載の化合物、または製薬上許容される塩、プロドラッグもしくはそれらの溶媒和物(ただし、Hyがピリジン−2−イル環であるとき、Rは置換されていてよい2−アミノフェニルアミノカルボニルまたは2−ヒドロキシフェニルアミノカルボニル以外である)。
【請求項9】
Xが−CHR−であり、RおよびRが一緒になって−(CH−架橋を形成し、pが2、3または4である、式VII:
【化7】


で示される、請求項7記載の化合物、または製薬上許容される塩、プロドラッグもしくはそれらの溶媒和物。
【請求項10】
pが2であり、式VIII:
【化8】



で示される、請求項9記載の化合物、または製薬上許容される塩、プロドラッグもしくはそれらの溶媒和物。
【請求項11】
Xが−C(=O)−であり、Rが水素であり、式IX:
【化9】


で示される、請求項7記載の化合物、または製薬上許容される塩、プロドラッグもしくはそれらの溶媒和物。
【請求項12】
Hyがピリジル、ピリミジニル、ピラジニル、ピロリル、イミダゾリル、トリアゾリル、チアゾリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、および1,2,4−オキサジアゾリルからなる群から選択される、請求項1〜11のいずれかに記載の化合物。
【請求項13】
Hyがピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル、ピリミジン−2−イル、ピリミジン−4−イル、ピラジン−2−イル、イミダゾール−2−イル、イミダゾール−4−イル、およびオキサゾール−2−イルからなる群から選択される、請求項12記載の化合物。
【請求項14】
Hyがピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル、ピリミジン−2−イルまたはオキサゾール−2−イルである、請求項13記載の化合物。
【請求項15】
がHy環の窒素原子に隣接する炭素原子に結合している、請求項1〜14のいずれかに記載の化合物。
【請求項16】
式X:
【化10】


(式中、Q、QまたはQの1つはNであり、残りの2つはともにCHであるか、Q、Q、およびQはそれぞれCHであり、X、Z、R、R、Rおよびmは請求項1と同義)
で示される、請求項1および4〜6のいずれかに記載の化合物、または製薬上許容される塩、プロドラッグもしくはそれらの溶媒和物。
【請求項17】
式XI:
【化11】


で示される、請求項16記載の化合物、または製薬上許容される塩、プロドラッグもしくはそれらの溶媒和物。
【請求項18】
式XII:
【化12】


(式中、X、R、R、Rおよびmは請求項1と同義)
で示される、請求項1記載の化合物、または製薬上許容される塩、プロドラッグもしくはそれらの溶媒和物。
【請求項19】
Xが−CHR−であり、RおよびRがともに水素である、請求項16〜18のいずれかに記載の化合物。
【請求項20】
Xが−CHR−であり、RおよびRが一緒になって−(CH−を形成し、pが2、3、または4である、請求項16〜18のいずれかに記載の化合物。
【請求項21】
pが2である、請求項20記載の化合物。
【請求項22】
Xが−C(=O)−であり、Rが水素である、請求項16〜18のいずれかに記載の化合物。
【請求項23】
が−C(=W)NRであり、WがOまたはNR14であり、R14が水素またはアルキルであり、RおよびRが水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルケニル、シクロアルケニルアルキル、複素環式基、複素環式アルキル、アリール、アリールアルキル、芳香族複素環式基、および芳香族複素環アルキルからなる群から各々独立して選択され、シクロアルキル、シクロアルケニル、複素環、アリール、および芳香族複素環式基部分はアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、シアノ、アミノ、アミノアルキル、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、およびヒドロキシアルキルアミノからなる群から各々独立して選択される1以上の置換基で置換されていてもよい、請求項1〜22のいずれかに記載の化合物。
【請求項24】
14が水素であり、Rが水素またはアルキルであり、Rが請求項23に定義のとおりである、請求項1〜23のいずれかに記載の化合物。
【請求項25】
が水素であり、
がC1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、ハロ(C1〜C6)アルキル、ヒドロキシ(C1〜C6)アルキル、C3〜C7シクロアルキル、C3〜C7シクロアルキル(C1〜C4)アルキル、C3〜C7シクロアルケニル、C3〜C7シクロアルケニル(C1〜C4)アルキル、、5または6員複素環式基、5または6員複素環(C1〜C4)アルキル、C6〜C10アリール、C6〜C10アリール(C1〜C4)アルキル、5または6員芳香族複素環式基、および5または6員芳香族複素環(C1〜C4)アルキルからなる群から選択され、シクロアルキル、シクロアルケニル、複素環、アリール、および芳香族複素環部分はアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、シアノ、アミノ、アミノアルキル、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、およびヒドロキシアルキルアミノからなる群から各々独立して選択される1以上の置換基で置換されていてもよい、請求項1〜24のいずれかに記載の化合物。
【請求項26】
がC1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、ハロ(C1〜C6)アルキル、モノヒドロキシ(C1〜C6)アルキル、ジヒドロキシ(C1〜C6)アルキル、C3〜C7シクロアルキル、C3〜C7シクロアルキル(C1〜C4)アルキル、C3〜C7シクロアルケニル、C3〜C7シクロアルケニル(C1〜C4)アルキル、フェニル、およびベンジルからなる群から選択され、フェニルまたはベンジルのフェニル部分がC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ(C1〜C6)アルキル、シアノ、アミノ、アミノ(C1〜C6)アルキル、C1〜C6アルキルアミノ、ジ(C1〜C6)アルキルアミノ、およびヒドロキシ(C1〜C6)アルキルアミノからなる群から各々独立して選択される1、2または3の置換基で置換されていてもよい、請求項1〜25のいずれかに記載の化合物。
【請求項27】
WがOである、請求項23〜26のいずれかに記載の化合物。
【請求項28】
が−C(=O)−NH−シクロプロピル、−C(=O)−NHまたは−C(=O)−NH−CH−シクロプロピルである、請求項1〜23のいずれかに記載の化合物。
【請求項29】
WがNHである、請求項23〜26のいずれかに記載の化合物。
【請求項30】
が−C(=NH)−NH−CH−シクロプロピルである、請求項1〜23のいずれかに記載の化合物。
【請求項31】
が−C(=O)ORであり、Rが水素またはアルキルである、請求項1〜22のいずれかに記載の化合物。
【請求項32】
が−NR−C(=O)Rであり、Rが水素またはアルキルであり、Rが水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルケニル、シクロアルケニルアルキル、複素環式基、複素環式アルキル、アリール、アリールアルキル、芳香族複素環式基、および芳香族複素環アルキルからなる群から選択され、シクロアルキル、シクロアルケニル、複素環、アリール、および芳香族複素環部分はアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、シアノ、アミノ、アミノアルキル、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、およびヒドロキシアルキルアミノからなる群から各々独立して選択される1以上の置換基で置換されていてもよい、請求項1〜22のいずれかに記載の化合物。
【請求項33】
がC1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、ハロ(C1〜C6)アルキル、ヒドロキシ(C1〜C6)アルキル、C3〜C7シクロアルキル、C3〜C7シクロアルキル(C1〜C4)アルキル、C3〜C7シクロアルケニル、C3〜C7シクロアルケニル(C1〜C4)アルキル、5または6員複素環式基、5または6員複素環(C1〜C4アルキル)、C6〜C10アリール、C6〜C10アリール(C1〜C4)アルキル、5または6員芳香族複素環式基、または5または6員芳香族複素環(C1〜C4)アルキルからなる群から選択され、シクロアルキル、シクロアルケニル、複素環、アリール、および芳香族複素環式基部分はアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、シアノ、アミノ、アミノアルキル、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、およびヒドロキシアルキルアミノからなる群から各々独立して選択される1以上の置換基で置換されていてもよい、請求項32記載の化合物。
【請求項34】
がC1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、ハロ(C1〜C6)アルキル、モノヒドロキシ(C1〜C6)アルキル、ジヒドロキシ(C1〜C6)アルキル、C3〜C7シクロアルキル、C3〜C7シクロアルキル(C1〜C4)アルキル、C3〜C7シクロアルケニル、C3〜C7シクロアルケニル(C1〜C4)アルキル、フェニル、およびベンジルからなる群から選択され、フェニル、およびベンジルのフェニル部分はC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ハロ(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ(C1〜C6)アルキル、シアノ、アミノ、アミノ(C1〜C6)アルキル、C1〜C6アルキルアミノ、ジ(C1〜C6)アルキルアミノ、およびヒドロキシ(C1〜C6)アルキルアミノからなる群から各々独立して選択される1、2または3の置換基で置換されていてもよい、請求項33記載の化合物。
【請求項35】
が−NH−C(=O)−シクロプロピルである、請求項1〜22および32〜34のいずれかに記載の化合物。
【請求項36】
がシアノである、請求項1〜22のいずれかに記載の化合物。
【請求項37】
がヒドロキシアルキルである、請求項1〜22のいずれかに記載の化合物。
【請求項38】
が5員含窒素芳香族複素環式基または5員部分不飽和含窒素複素環式基であり、各々は、アルキル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、シアノ、アミノ、アミノアルキル、アルキルアミノ、およびジアルキルアミノからなる群から各々独立して選択される1または2の置換基で置換されていてもよい、請求項1〜22のいずれかに記載の化合物。
【請求項39】
がオキサゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、1,3,4−オキサジアゾリル、およびチアゾリルからなる群から選択され、各々はアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、シアノ、アミノ、アミノアルキル、アルキルアミノ、およびジアルキルアミノからなる群から各々独立して選択される1または2の置換基で置換されていてもよい、請求項1〜22および38のいずれかに記載の化合物。
【請求項40】

【化13】


(式中、R101はアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、シアノ、アミノ、アミノアルキル、アルキルアミノ、およびジアルキルアミノからなる群から選択され、AはOまたはSであり、---- は二重結合を形成する任意の結合である)
からなる群から選択される、請求項1〜22および38〜39のいずれかに記載の化合物。
【請求項41】
がC1〜C4アルキル、ハロ(C1〜C4)アルキル、ハロゲン、ヒドロキシ(C1〜C4)アルキル、ヒドロキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルコキシ(C1〜C4アルキル)、ハロ(C1〜C4)アルコキシ、ハロ(C1〜C4)アルコキシ(C1〜C4)アルキル、ニトロ、シアノ、アミノ、C1〜C4アルキルアミノ、およびジ(C1〜C4)アルキルアミノからなる群から選択される、請求項1〜40のいずれかに記載の化合物。
【請求項42】
mが0または1である、請求項1〜41のいずれかに記載の化合物。
【請求項43】
ZがZである、請求項1〜42のいずれかに記載の化合物。
【請求項44】
10がC4〜C8アルキル、ハロ(C3〜C6)アルキル、C5〜C12シクロアルキル、C3〜C12シクロアルキルアルキル、C5〜C12シクロアルケニル、C3〜C12シクロアルケニルアルキル、複素環式基、複素環アルキル、アリール、アリールアルキル、芳香族複素環式基、芳香族複素環アルキル、アリールアミノ、およびアリールアルキルアミノからなる群から選択され、シクロアルキル、シクロアルケニル、複素環、アリール、および芳香族複素環式基部分はアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、シアノ、アミノ、アミノアルキル、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、およびヒドロキシアルキルアミノからなる群から各々独立して選択される1以上の置換基で置換されていてもよい、請求項1〜43のいずれかに記載の化合物。
【請求項45】
10がC4〜C6アルキル、モノハロ(C3〜C6)アルキル、ジハロ(C3〜C6)アルキル、トリハロ(C3〜C6)アルキル、C5〜C8シクロアルキル、C3〜C8シクロアルキル(C1〜C2)アルキル、C5〜C8シクロアルケニル、C3〜C8シクロアルケニル(C1〜C2)アルキル、5または6員複素環式基、5または6員複素環(C1〜C2)アルキル、C6〜C14アリール、C6〜C14アリール(C1〜C2)アルキル、5または6員芳香族複素環式基、および5または6員芳香族複素環式基(C1〜C2)アルキルからなる群から選択され、シクロアルキル、シクロアルケニル、複素環、アリール、および芳香族複素環式基部分はC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、ハロ(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ(C1〜C4)アルキル、シアノ、アミノ、アミノ(C1〜C4)アルキル、C1〜C4アルキルアミノ、ジ(C1〜C4)アルキルアミノ、およびヒドロキシ(C1〜C4)アルキルアミノからなる群から各々独立して選択される1、2または3の置換基で置換されていてもよい、請求項1〜44のいずれかに記載の化合物。
【請求項46】
10
a)シクロヘキシル、
b)シクロヘプチル、
c)シクロヘキシルメチル、
d)シクロヘプチルメチル、
e)非置換またはC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、ハロ(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ(C1〜C4)アルキル、シアノ、アミノ、アミノ(C1〜C4)アルキル、C1〜C4アルキルアミノ、ジ(C1〜C4)アルキルアミノ、およびヒドロキシ(C1〜C4)アルキルアミノからなる群から各々独立して選択される1、2または3の置換基、好ましくはハロゲン、ハロ(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルコキシ、およびシアノからなる群から各々独立して選択される1、2または3の置換基で置換されたフェニル、
f)非置換またはC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、ハロ(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ(C1〜C4)アルキル、シアノ、アミノ、アミノ(C1〜C4)アルキル、C1〜C4アルキルアミノ、ジ(C1〜C4)アルキルアミノ、およびヒドロキシ(C1〜C4)アルキルアミノからなる群から各々独立して選択される1、2または3の置換基、好ましくはハロゲン、ハロ(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルコキシ、およびシアノからなる群から各々独立して選択される1、2または3の置換基で置換されたベンジル、
g)非置換またはC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、ハロ(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ(C1〜C4)アルキル、シアノ、アミノ、アミノ(C1〜C4)アルキル、C1〜C4アルキルアミノ、ジ(C1〜C4)アルキルアミノ、およびヒドロキシ(C1〜C4)アルキルアミノからなる群から各々独立して選択される1、2または3の置換基、好ましくはハロゲン、ハロ(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルコキシ、およびシアノからなる群から各々独立して選択される1、2または3の置換基で置換されたフェニルエチル、
h)非置換またはハロゲン、ハロ(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルコキシ、およびシアノからなる群から各々独立して選択される1または2の置換基で置換されたピリジン−1−イル、ピリジン−2−イルまたはピリジン−3−イル、
i)非置換またはハロゲン、ハロ(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルコキシ、およびシアノからなる群から各々独立して選択される1または2の置換基で置換されたチオフェン−2−イルまたはチオフェン−3−イル、
j)非置換またはハロゲン、ハロ(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルコキシ、およびシアノからなる群から各々独立して選択される1または2の置換基で置換されたイソキサゾール−3−イル、イソキサゾール−4−イル、またはイソキサゾール−5−イル、
k)非置換またはハロゲン、ハロ(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルコキシ、およびシアノからなる群から各々独立して選択される1または2の置換基で置換されたオキサゾール−2−イル、オキサゾール−4−イル、オキサゾール−5−イル、および
l)非置換またはハロゲン、ハロ(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルコキシ、およびシアノからなる群から各々独立して選択される1または2の置換基で置換されたイソキサゾール−3−イルメチル、イソキサゾール−4−イルメチル、またはイソキサゾール−5−イルメチル
からなる群から選択される、請求項1〜45のいずれかに記載の化合物。
【請求項47】
10
e)非置換またはC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、ハロ(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ(C1〜C4)アルキル、シアノ、アミノ、アミノ(C1〜C4)アルキル、C1〜C4アルキルアミノ、ジ(C1〜C4)アルキルアミノ、およびヒドロキシ(C1〜C4)アルキルアミノからなる群から各々独立して選択される1、2または3の置換基、好ましくはハロゲン、ハロ(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルコキシ、およびシアノからなる群から各々独立して選択される1、2または3の置換基で置換されたフェニルである、請求項46記載の化合物。
【請求項48】
ZがZである、請求項1〜42のいずれかに記載の化合物。
【請求項49】
11およびR12がともに水素であり、R13がアリール、アリールアルキル、芳香族複素環式基、および芳香族複素環アルキルからなる群から選択され、アリールおよび芳香族複素環式基部分はアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、シアノ、アミノ、アミノアルキル、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、およびヒドロキシアルキルアミノからなる群から各々独立して選択される1以上の置換基で置換されていてもよく、ただし、Xが−CHR−であり、Rが水素であり、R13がアリールまたはアリールアルキルであるとき、アリール部分は少なくとも1つのトリフルオロメチルまたはトリフルオロメトキシで置換されている、請求項1〜42および48のいずれかに記載の化合物。
【請求項50】
13が、フェニル、ベンジル、フェニルエチル、ピロリル、ピリジル、ピリミジル、イソキサゾリル、オキサゾリル、チエニル、ピロリル(C1〜C2)アルキル、ピリジル(C1〜C2)アルキル、ピリミジル(C1〜C2)アルキル、イソキサゾリル(C1〜C2)アルキル、オキサゾリル(C1〜C2)アルキルまたはチエニル(C1〜C2)アルキルであり、好ましくはフェニルであり、アリールおよび芳香族複素環式基部分はC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、ハロ(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ(C1〜C4)アルキル、シアノ、アミノ、アミノ(C1〜C4)アルキル、C1〜C4アルキルアミノ、ジ(C1〜C4)アルキルアミノ、およびヒドロキシ(C1〜C4)アルキルアミノからなる群から各々独立して選択される1、2または3の置換基で置換されていてもよい、請求項1〜42および48〜49のいずれかに記載の化合物。
【請求項51】
11が水素であり、R12がアルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、アルコキシアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルコキシアルキル、シアノ、アミノ、アミノアルキル、アルキルアミノアルキル、およびジアルキルアミノアルキルからなる群から選択され、R13がアリール、アリールアルキル、芳香族複素環式基、および芳香族複素環アルキルからなる群から選択され、アリールおよび芳香族複素環部分はアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、シアノ、アミノ、アミノアルキル、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、およびヒドロキシアルキルアミノからなる群から各々独立して選択される1以上の基で置換されていてもよい、請求項48記載の化合物。
【請求項52】
12がC1〜C4アルキル、ハロ(C1〜C4)アルキル、ヒドロキシ(C1〜C4)アルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ハロ(C1〜C4)アルコキシ、およびハロ(C1〜C4)アルコキシ(C1〜C4)アルキルからなる群から選択され、R13がフェニル、ベンジル、フェニルエチル、ピロリル、ピリジル、ピリミジル、イソキサゾリル、オキサゾリル、チエニル、ピロリル(C1〜C2)アルキル、ピリジル(C1〜C2)アルキル、ピリミジル(C1〜C2)アルキル、イソキサゾリル(C1〜C2)アルキル、オキサゾリル(C1〜C2)アルキルまたはチエニル(C1〜C2)アルキルであり、アリールおよび芳香族複素環式基部分はC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、ハロ(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ(C1〜C4)アルキル、シアノ、アミノ、アミノ(C1〜C4)アルキル、C1〜C4アルキルアミノ、ジ(C1〜C4)アルキルアミノ、およびヒドロキシ(C1〜C4)アルキルアミノからなる群から各々独立して選択される1、2または3の置換基で置換されていてもよい、請求項51記載の化合物。
【請求項53】
11およびR12が、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、アルコキシアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルコキシアルキル、シアノ、アミノ、アミノアルキル、アルキルアミノアルキル、およびジアルキルアミノアルキルからなる群から各々独立して選択され、R13がアリール、アリールアルキル、芳香族複素環式基、および芳香族複素環アルキルからなる群から選択され、アリールおよび芳香族複素環式基部分はアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、シアノ、アミノ、アミノアルキル、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、およびヒドロキシアルキルアミノからなる群から各々独立して選択される1以上の置換基で置換されていてもよい、請求項48記載の化合物。
【請求項54】
11およびR12が、C1〜C4アルキル、ハロ(C1〜C4)アルキル、ヒドロキシ(C1〜C4)アルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、ハロ(C1〜C4)アルコキシ、およびハロ(C1〜C4)アルコキシ(C1〜C4)アルキルであり、R13がフェニル、ベンジル、フェニルエチル、ピロリル、ピリジル、ピリミジル、イソキサゾリル、オキサゾリル、チエニル、ピロリル(C1〜C2)アルキル、ピリジル(C1〜C2)アルキル、ピリミジル(C1〜C2)アルキル、イソキサゾリル(C1〜C2)アルキル、オキサゾリル(C1〜C2)アルキルまたはチエニル(C1〜C2)アルキルであり、アリールおよび芳香族複素環式基部分はC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、ハロ(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ(C1〜C4)アルキル、シアノ、アミノ、アミノ(C1〜C4)アルキル、C1〜C4アルキルアミノ、ジ(C1〜C4)アルキルアミノ、およびヒドロキシ(C1〜C4)アルキルアミノからなる群から各々独立して選択される1、2または3の置換基で置換されていてもよい、請求項53記載の化合物。
【請求項55】
が−C(=W)NRであり、
WがOであり、
が水素であり、
がC1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、ハロ(C1〜C6)アルキル、モノヒドロキシ(C1〜C6)アルキル、ジヒドロキシ(C1〜C6)アルキル、C3〜C7シクロアルキル、C3〜C7シクロアルキル(C1〜C4)アルキル、C3〜C7シクロアルケニル、C3〜C7シクロアルケニル(C1〜C4)アルキル、フェニルまたはベンジルであり、シクロアルキル、シクロアルケニル、およびフェニル部分はアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、シアノ、アミノ、アミノアルキル、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、およびヒドロキシアルキルアミノからなる群から各々独立して選択される1、2または3の置換基で置換されていてもよく、
がフルオロ、クロロまたはブロモであり、
mが0または1であり、
Xが−CHR−であり、
およびRがともに水素であるか、一緒になって−(CH−架橋を形成し、
pが2、3または4であり、
10がC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、ハロ(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ(C1〜C4)アルキル、シアノ、アミノ、アミノ(C1〜C4)アルキル、C1〜C4アルキルアミノ、ジ(C1〜C4)アルキルアミノ、およびヒドロキシ(C1〜C4)アルキルアミノからなる群から各々独立して選択される1、2または3の置換基で置換されたフェニルである、請求項17または18記載の化合物。
【請求項56】
およびRがともに水素である、請求項55記載の化合物。
【請求項57】
およびRが一緒になって−(CH−架橋を形成する、請求項55記載の化合物。
【請求項58】
が−C(=W)NRであり、
WがOであり、
が水素であり、
がC1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、ハロ(C1〜C6)アルキル、モノヒドロキシ(C1〜C6)アルキル、ジヒドロキシ(C1〜C6)アルキル、C3〜C7シクロアルキル、C3〜C7シクロアルキル(C1〜C4)アルキル、C3〜C7シクロアルケニル、C3〜C7シクロアルケニル(C1〜C4)アルキル、フェニルまたはベンジルであり、シクロアルキル、シクロアルケニル、およびフェニル部分はアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、シアノ、アミノ、アミノアルキル、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、およびヒドロキシアルキルアミノからなる群から各々独立して選択される1、2または3の置換基で置換されていてもよく、
はフルオロ、クロロまたはブロモであり、
mは0または1であり、
Xは−C(=O)−であり、
は水素であり、
10はC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、ハロ(C1〜C4)アルキル、ハロ(C1〜C4)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ(C1〜C4)アルキル、シアノ、アミノ、アミノ(C1〜C4)アルキル、C1〜C4アルキルアミノ、ジ(C1〜C4)アルキルアミノ、およびヒドロキシ(C1〜C4)アルキルアミノからなる群から各々独立して選択される1、2または3の置換基で置換されたフェニルである、請求項17または18記載の化合物。
【請求項59】
化合物が
1’−(3−トリフルオロメチルベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−カルボン酸 シクロプロピルアミド;
1’−(4−トリフルオロメトキシベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−カルボン酸 シクロプロピルアミド;
1’−(3−クロロベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−カルボン酸 シクロプロピルアミド;
1’−(2−トリフルオロメチルベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−カルボン酸 シクロプロピルアミド;
1’−(4−トリフルオロメチルベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−カルボン酸 シクロプロピルアミド;
1’−(4−フルオロベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−カルボン酸 シクロプロピルアミド;
1’−(3−シアノベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−カルボン酸 シクロプロピルアミド;
1’−ジメチルスルファモイル−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−カルボン酸 シクロプロピルアミド;
1’−(3,3,3−トリフルオロプロピルスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−カルボン酸 シクロプロピルアミド;
1’−シクロヘキシルスルホニル−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−カルボン酸 シクロプロピルアミド;
1’−(2,4−ジクロロベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−カルボン酸 シクロプロピルアミド;
1’−(3−トリフルオロメトキシベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−カルボン酸 シクロプロピルアミド;
1’−(3−シアノ−4−フルオロベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−カルボン酸 シクロプロピルアミド;
1’−(ピリジン−2−イルスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−カルボン酸 シクロプロピルアミド;
1’−(ピリジン−3−イルスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−カルボン酸 シクロプロピルアミド;
1’−(3−トリフルオロメチルベンジルスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−カルボン酸 シクロプロピルアミド;
1’−(3,5−ジクロロベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−カルボン酸 シクロプロピルアミド;
1’−(2,4,6−トリフルオロベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−カルボン酸 シクロプロピルアミド;
1’−(2−メチルプロピル−1−イルスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−カルボン酸 シクロプロピルアミド;
1’−シクロペンチルスルホニル−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−カルボン酸 シクロプロピルアミド;
1’−(チオフェン−3−イルスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−カルボン酸 シクロプロピルアミド;
1’−(4−トリフルオロメトキシベンジル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−カルボン酸 シクロプロピルアミド;
2−[1−(4−トリフルオロメトキシベンゼンスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−ピリミジン−4−カルボン酸 アミド;
2−[1−(3−トリフルオロメチルベンゼンスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−ピリミジン−4−カルボン酸 アミド;
1’−(3−トリフルオロメチルベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[3,4’]ビピリジニル−2−カルボン酸 メチル エステル;
1’−(3−トリフルオロメチルベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[3,4’]ビピリジニル−2−カルボン酸 シクロプロピルメチルアミド;
1’−(3−トリフルオロメチルベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[3,4’]ビピリジニル−2−カルボン酸 2,2,2−トリフルオロエチルアミド;
1’−(3−トリフルオロメチルベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[3,4’]ビピリジニル−2−カルボン酸 3,3,3−トリフルオロプロピルアミド;
1’−(4−トリフルオロメトキシベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[3,4’]ビピリジニル−2−カルボン酸 2,2,2−トリフルオロエチルアミド;
1’−(4−トリフルオロメトキシベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[3,4’]ビピリジニル−2−カルボン酸 3,3,3−トリフルオロプロピルアミド;
1’−(4−トリフルオロメトキシベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[3,4’]ビピリジニル−2−カルボン酸 シクロプロピルメチルアミド;
1’−(3−トリフルオロメチルベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−カルボン酸 シクロプロピルメチルアミド;
1’−(3−トリフルオロメチルベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]−ビピリジニル−6−カルボン酸 2,2,2−トリフルオロエチルアミド;
1’−(3−トリフルオロメチルベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]−ビピリジニル−6−カルボン酸 3,3,3−トリフルオロプロピルアミド;
1’−(4−トリフルオロメトキシベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]−ビピリジニル−6−カルボン酸 2,2,2−トリフルオロエチルアミド;
1’−(4−トリフルオロメトキシベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]−ビピリジニル−6−カルボン酸 3,3,3−トリフルオロプロピルアミド;
1’−(4−トリフルオロメトキシベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]−ビピリジニル−6−カルボン酸 4−フルオロフェニルアミド;
1’−(3−トリフルオロメチルベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−カルボン酸 アミド;
1’−(3−トリフルオロメチルベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−カルボン酸 2−ヒドロキシエチルアミド;
1’−(3−トリフルオロメチルベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−カルボン酸 1,3−ジヒドロキシプロピル−2−イルアミド;
1’−(3−トリフルオロメチルベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−カルボニトリル;
N−シクロプロピルメチル−1’−(4−トリフルオロメトキシベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−カルボキサミジン;
2−[1−(3−トリフルオロメチルベンゼンスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]ピリミジン−4−カルボン酸 シクロプロピルアミド;
2−[1−(3−トリフルオロメチルベンゼンスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]ピリミジン−4−カルボン酸 シクロプロピルメチルアミド;
2−[1−(4−トリフルオロメトキシベンゼンスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]ピリミジン−4−カルボン酸 シクロプロピルアミド;
5−クロロ−1’−(3−トリフルオロメチルベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−カルボン酸 シクロプロピルアミド;
5−クロロ−1’−(4−トリフルオロメトキシベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−カルボン酸 シクロプロピルアミド;
6’−オキソ−1’−(3−トリフルオロメチルベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−カルボン酸 シクロプロピルアミド;
6−[8−(3−トリフルオロメチルベンゼンスルホニル)−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクト−2−エン−3−イル]ピリジン−2−カルボン酸 シクロプロピルアミド;
2−[1−(4−トリフルオロメトキシベンゼンスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]オキサゾール−4−カルボン酸 シクロプロピルアミド;
1’−[2,2,2−トリフルオロ−1−(4−トリフルオロメトキシフェニル)−エチル]−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−カルボン酸 シクロプロピルアミド;
1’−[2,2,2−トリフルオロ−1−(4−ヒドロキシメチルフェニル)−エチル]−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−カルボン酸 シクロプロピルアミド;
N−シクロプロピル−6−{1−[(3−トリフルオロメチルイソキサゾール−5−イル)メチル]−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル}ピコリンアミド;
1’−(3−トリフルオロメチルベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−カルボン酸 メチル エステル;
1’−(3−トリフルオロメチルベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−カルボン酸;
1’−(3−トリフルオロメチルベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−イル]メタノール;
1’−(3−トリフルオロメチルベンゼンスルホニル)−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ[2,4’]ビピリジニル−6−シクロプロパノイルアミン;
1’−[(3−トリフルオロメチルベンゼン)アミノスルホニル]−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−[2,4’]ビピリジニル−6−カルボン酸 シクロプロピルアミド;
またはその製薬上許容される塩、プロドラッグもしくはそれらの溶媒和物である、請求項1記載の化合物。
【請求項60】
請求項1〜59のいずれかに記載の化合物および製薬上許容される担体を含有する医薬組成物。
【請求項61】
カルシウムチャネルの遮断に対して応答性の疾患に罹患している哺乳動物に、有効量の請求項1〜59のいずれかに記載の化合物、またはその製薬上許容される塩、プロドラッグもしくは溶媒和物を投与することを含む、前記疾患の治療方法。
【請求項62】
N型カルシウムチャネルの遮断に応答性の疾患が治療される、請求項61記載の方法。
【請求項63】
卒中、頭部外傷に由来する神経損傷、癲癇、疼痛、片頭痛、気分障害、統合失調症、神経変性障害、鬱病、不安、精神病、高血圧、または心不整脈の治療が必要な哺乳動物に、有効量の請求項1〜59のいずれかに記載の化合物、またはその製薬上許容される塩、プロドラッグもしくは溶媒和物を投与することを含む、前記疾患の治療方法。
【請求項64】
疼痛を治療する方法である、請求項63記載の方法。
【請求項65】
疼痛を先制的または緩和的に治療する方法である、請求項64記載の方法。
【請求項66】
疼痛が慢性疼痛、神経因性疼痛、急性疼痛および外科的疼痛からなる群から選択される、請求項64記載の方法。
【請求項67】
請求項1〜59のいずれかに記載の少なくとも1つの化合物、またはその製薬上許容される塩、プロドラッグもしくは溶媒和物を哺乳動物に投与することを含む、哺乳動物においてカルシウムチャネルを調節する方法。
【請求項68】
N型カルシウムチャネルが調節される、請求項67記載の方法。
【請求項69】
H、11Cまたは14C放射性標識された化合物、またはその製薬上許容される塩、プロドラッグもしくは溶媒和物である、請求項1〜59のいずれかに記載の式Iの化合物。
【請求項70】
a)固定濃度の放射性標識化合物を可溶性もしくは膜結合タンパク質またはそのフラグメントに導入して混合物を形成すること;
b)該混合物を候補化合物で滴定すること;および、
c)該候補化合物の該受容体への結合を決定すること
を特徴とする、請求項69記載の放射性標識された化合物を用い、タンパク質に結合する能力について、候補化合物をスクリーニングする方法
【請求項71】
卒中、頭部外傷に由来する神経損傷、癲癇、疼痛、片頭痛、気分障害、統合失調症、神経変性障害、鬱病、不安、精神病、高血圧、または心不整脈を治療するための医薬の製造のための、請求項1〜59のいずれかに記載の化合物、またはその製薬上許容される塩、プロドラッグもしくは溶媒和物の使用。
【請求項72】
慢性疼痛、神経因性疼痛、急性疼痛および外科的疼痛から選択される疼痛を治療するための医薬の製造のための、請求項1〜59のいずれかに記載の化合物、またはその製薬上許容される塩、プロドラッグもしくは溶媒和物の使用。
【請求項73】
治療的に有効な量の請求項1〜59のいずれかに記載の化合物、またはその製薬上許容される塩、プロドラッグもしくは溶媒和物を製薬上許容される担体と混合することを含む、医薬組成物を調製する方法。

【公表番号】特表2011−529884(P2011−529884A)
【公表日】平成23年12月15日(2011.12.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−521130(P2011−521130)
【出願日】平成21年8月3日(2009.8.3)
【国際出願番号】PCT/US2009/004437
【国際公開番号】WO2010/014257
【国際公開日】平成22年2月4日(2010.2.4)
【出願人】(508150854)パーデュー、ファーマ、リミテッド、パートナーシップ (18)
【出願人】(000001926)塩野義製薬株式会社 (229)
【Fターム(参考)】