説明

ディスポーザー用生ゴミ処理量計測システム

【課題】どのような形状・構成のディスポーザーであっても適用可能であり、且つ、既設・新設を問わずに設置することが可能な新たなディスポーザー用生ゴミ処理量計測システムを提供する。
【解決手段】ディスポーザー用生ゴミ処理量計測システムは、ディスポーザー50によって処理される生ゴミの処理量を計測するために用いられるものであって、スイッチ蓋部50bに取り付けられることで、ディスポーザー本体部50aに投入された破砕処理前の生ゴミを所定の指標データにて検知する検知センサ11と、検知センサ11にて検知された所定の指標データを取得するとともに、当該指標データに基づいてディスポーザー50によって処理される生ゴミの処理量を算出する処理量算出部14と、処理量算出部14によって算出された処理量を表示する表示部15とを備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ディスポーザーによって破砕処理される生ゴミの処理量をユーザに対して認識させることのできるディスポーザー用生ゴミ処理量計測システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、家庭等の排水設備に設置することで生ゴミを破砕処理し、破砕された生ゴミを無害化した上で下水道へと流すことのできる装置として、ディスポーザーが知られている。このディスポーザーは、家庭等における生ゴミの処理作業をなくすだけでなく、生ゴミの収集やその焼却処理等のための公的負担を軽減することができるという環境面での利点をも有することから、近年その普及が期待されている装置である。
【0003】
ここで、従来のディスポーザーの構成について説明すると、図2に示すように、従来技術に係るディスポーザー50は、キッチンシンク51の排水口52に設置されており、このディスポーザー50には、生ごみを投入して破砕処理を行うためのディスポーザー本体部50aと、排水口52を塞ぐことで破砕処理される生ゴミがディスポーザー本体部50aから飛散することを防止するための蓋部50bとが備わっている。また、ディスポーザー本体部50aには、生ゴミを破砕処理するための不図示の破砕刃や破砕ハンマ等といった破砕手段が備わっており、これら破砕刃や破砕ハンマ等の破砕手段に対して駆動力を付与するための駆動部として、駆動モータ50cが設置されている。一般的なディスポーザー50では、排水口52を塞ぐ蓋部50bが駆動モータ50cのスイッチとしての役割を兼備するスイッチ蓋部として構成されており、蓋部50bを排水口52の所定の位置にセットすると、駆動モータ50cに対する通電が開始されて破砕手段が動作するので、ディスポーザー本体部50a内に投入された生ゴミの破砕処理が行われて破砕生ゴミが生成され、この破砕生ゴミが水道水とともに排水管へと押し流されるような仕組みとなっている。
【0004】
なお、上述したディスポーザー50によって生成された破砕生ゴミは、屋外の地中に埋設された処理槽54において微生物等の働きによって分解され、その後、液化・浄化処理を受けることで無害化された状態で下水道55へと放流されることになる。したがって、例えば、下水処理施設の処理負担を増大させたり、周辺河川の富栄養化を招いたりするなどといった問題が起きないような措置が取られている。
【0005】
【特許文献1】特開2008−80201号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、出願人は、従来よりディスポーザーの営業販売を行っている関係から、ディスポーザーに関する研究開発を行っており、例えば、上記特許文献1に示すように、ディスポーザーによって処理された生ごみの量から、削減された生ごみの量や削減された二酸化炭素の発生量、さらには削減された処理費用等を自動的に算出し、表示する技術を提供することで、ディスポーザーの処理が周知の焼却処理と比べていかに環境に寄与するものであるかを客観的に明示することを提案してきた。
【0007】
このような出願人の提案は、環境問題への関心の高まりに伴って非常に有意義なものである。ただし、上記特許文献1に記載の装置については、ディスポーザー本体部の内部に測量器を設置する構成から、測量精度は高いものの、コスト的に既設のディスポーザーに後付けすることが難しいという難点が存在していた。
【0008】
また、ディスポーザーの製造会社は複数存在することから、製造会社ごとでのディスポーザーの形状や構成は微妙に異なっている。したがって、どのような形状・構成のディスポーザーであっても適用可能な処理量測定システムを実現することが求められていた。
【0009】
本発明は、上述した課題の存在に鑑みて成されたものであって、その目的は、どのような形状・構成のディスポーザーであっても適用可能であり、且つ、既設・新設を問わずに設置することが可能な新たなディスポーザー用生ゴミ処理量計測システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係るディスポーザー用生ゴミ処理量計測システムは、キッチンシンクの排水口に設置されるとともに、投入される生ゴミを破砕処理することで破砕生ゴミを生成するための破砕手段を有するディスポーザー本体部と、前記ディスポーザー本体部が有する前記破砕手段に駆動力を与える駆動部と、前記排水口を塞ぐとともに前記駆動部の動作スイッチとしての機能を兼備するスイッチ蓋部と、を備えるディスポーザーによって処理される生ゴミの処理量を計測するために用いられるディスポーザー用生ゴミ処理量計測システムであって、前記スイッチ蓋部に取り付けられることで、前記ディスポーザー本体部に投入された破砕処理前の生ゴミを所定の指標データにて検知する検知センサと、前記検知センサにて検知された所定の指標データを取得するとともに、当該指標データに基づいて前記ディスポーザーによって処理される生ゴミの処理量を算出する処理量算出部と、前記処理量算出部によって算出された処理量を表示する表示部と、を備えることを特徴とする。
【0011】
本発明に係るディスポーザー用生ゴミ処理量計測システムにおいて、前記検知センサは画像センサであり、前記処理量算出部が、前記画像センサによって得られる画像データに基づいて、前記ディスポーザーによって処理される生ゴミの処理量を算出するように構成することができる。
【0012】
また、本発明に係る別のディスポーザー用生ゴミ処理量計測システムにおいて、前記検知センサは距離測定センサであり、前記処理量算出部が、前記距離測定センサによって得られる距離データに基づいて、前記ディスポーザーによって処理される生ゴミの処理量を算出するように構成することもできる。
【0013】
さらに、本発明に係るディスポーザー用生ゴミ処理量計測システムは、ユーザによって押下可能なスイッチボタンを備えることができ、前記スイッチボタンが、押下されたときに前記検知センサが検知を開始するためのトリガー信号を発信するように構成することができる。
【0014】
またさらに、本発明に係るディスポーザー用生ゴミ処理量計測システムにおいて、前記スイッチ蓋部には、前記検知センサが検知を開始するためのトリガー信号を発信可能なトリガー信号発信手段が設置され、前記トリガー信号発信手段が、前記スイッチ蓋部が前記排水口を塞ぐ位置に置かれたときに前記トリガー信号を発信するように構成することができる。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、どのような形状・構成のディスポーザーであっても適用可能であり、且つ、既設・新設を問わずに設置することが可能な新たなディスポーザー用生ゴミ処理量計測システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本実施形態に係るディスポーザー用生ゴミ処理量計測システムの基本構成を示す図である。
【図2】従来技術に係るディスポーザーを説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。ただし、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。なお、上記背景技術の欄で説明した部材と同一又は類似する部材については、同一符号を付して説明を省略する場合がある。
【0018】
[基本構成について]
図1は、本実施形態に係るディスポーザー用生ゴミ処理量計測システムの基本構成を示す図である。本実施形態に係るディスポーザー用生ゴミ処理量計測システムは、スイッチ蓋部50bの裏面に取り付けられた検知センサ11と、例えばキッチンの壁面などに設置することができる制御盤12とによって構成されている。
【0019】
検知センサ11は、スイッチ蓋部50bの裏面に取り付けられることで、ディスポーザー本体部50aに投入された破砕処理前の生ゴミを所定の指標データにて検知することができる装置である。この検知センサ11は、水道水が流される排水口52特有の悪環境下であっても、所定の指標データを検知することができるように防水等の機能が付加されており、どのような検知環境にあっても破砕処理前の生ゴミの状態を検知することができるように構成されている。また、検知センサ11は、所定の指標データを取得すると、直ちに制御盤12に向けて指標データを無線送信できるようになっており、送信機能をも兼ね備えた構成となっている。
【0020】
一方、制御盤12は、検知センサ11から無線送信されてくる所定の指標データを受信するための受信部13と、この受信部13によって取得した所定の指標データに基づいて、ディスポーザー50によって処理される生ゴミの処理量を算出する計算機用コンピュータから成る処理量算出部14と、処理量算出部14によって算出された処理量を表示する表示部15とを備えている。
【0021】
また、制御盤12には、ユーザによって押下可能なスイッチボタン16が設置されている。このスイッチボタン16は、押下されたときに検知センサ11が検知を開始するためのトリガー信号を発信するように構成されており、検知センサ11に対する動作指令を無線信号にて行うことが可能となっている。
【0022】
したがって、ユーザは、ディスポーザー本体部50aに生ゴミを投入し、スイッチ蓋部50bを排水口52にセットした後にこのスイッチボタン16を押下することで、これから破砕処理されることとなる生ゴミの処理量を表示部15にて確認することが可能となるのである。
【0023】
なお、ディスポーザー50自体の動作開始については、スイッチボタン16の押下に連動させて生ゴミの処理量が表示部15に表示された後、直ちに破砕処理を開始するようにしてもよいし、ユーザがスイッチボタン16を押下した後にスイッチ蓋部50bを操作することで駆動モータ50cの動作を開始させるようにしてもよい。
【0024】
さらに、検知センサ11による検知動作開始のトリガー信号については、ユーザによるスイッチボタン16の押下動作を必要とするものとは別に、スイッチ蓋部50bを排水口52にセットすると同時に自動的にトリガー信号を発信できる機構を採用することも可能である。
【0025】
例えば、スイッチ蓋部50bの側面に近接スイッチを設置しておき、排水口52にスイッチ蓋部50bがセットされるとこの状態を近接スイッチが検出し、この状態検出と同時に、あるいは所定時間をおいて検知センサ11に対するトリガー信号を発信するように構成してもよい。
【0026】
また、例えば、スイッチ蓋部50bの側面に物理スイッチを設置しておき、排水口52にスイッチ蓋部50bがセットされるとこの物理スイッチが閉成(もしくは開成)された状態となって、この状態検出と同時に、あるいは所定時間をおいて検知センサ11に対するトリガー信号を発信するように構成してもよい。
【0027】
以上のように、検知センサ11が検知を開始するためのトリガー信号を発信可能なトリガー信号発信手段については、上述したような近接スイッチや物理スイッチを採用することが好適である。このようなトリガー信号発信手段をスイッチ蓋部50bに設けることによって、自動的に生ゴミの処理量を測定することが可能となり、測定忘れ等の不具合発生を防止することが可能となる。
【0028】
以上、本実施形態に係るディスポーザー用生ゴミ処理量計測システムの基本構成を説明した。上述したように、本実施形態に係るディスポーザー用生ゴミ処理量計測システムは、検知センサ11と制御盤12という簡易な構成を採用しているので、どのような形式のディスポーザーであっても取り付けが可能であり、さらに、スイッチ蓋部50bの裏面に検知センサ11を設置すればよい構成なので、たとえ既設のディスポーザーであったとしても、容易に後付けすることが可能となっている。
【0029】
次に、本実施形態に係るディスポーザー用生ゴミ処理量計測システムが有する検知センサ11等の構成部材の具体的な実施例について、説明することとする。
【0030】
[第一実施例]
本実施形態に係るディスポーザー用生ゴミ処理量計測システムが有する検知センサ11には、画像センサを採用することが可能である。この第一実施例に係る画像センサによれば、所定の指標データとしての画像データに基づいて生ゴミの処理量を算出することが可能となる。
【0031】
第一実施例の具体的な構成としては、スイッチ蓋部50bの裏面に取り付けられる画像センサには、携帯電話等に用いられているような小型カメラを採用することができ、この小型カメラの近傍には、暗所であってもクリアな画像データが撮影取得できるように、フラッシュ装置を配置することが好適である。
【0032】
そして、上述したスイッチボタン16もしくは近接スイッチや物理スイッチ等のトリガー信号発信手段からのトリガー信号を画像センサである小型カメラに受信させることで、ディスポーザー本体部50a内の様子を撮影して画像データを取得するとともに、この画像データを処理量算出部14に対して無線送信する。
【0033】
画像データを受信取得した処理量算出部14では、画像データに基づいて生ゴミの処理量を算出することとなるが、画像データに基づく生ゴミ処理量の具体的な算出手法としては、例えば、画像データに基づいてディスポーザー本体部50a内に存在する生ゴミの堆積高さ、すなわち画像センサである小型カメラと生ゴミとの距離を算出し、その距離データに基づいて生ゴミの堆積容量を導き出し、この生ゴミの堆積容量に対して予め設定しておいた係数を掛け合わせることによって生ゴミの質量を推定することが可能である。なお、算出された生ゴミの質量は表示部15に表示されることで、ユーザが認識可能な状態となる。
【0034】
また、画像データを用いた生ゴミ処理量の別の算出手法としては、処理量算出部14に対して予め推定計算用のデータテーブルを設定しておき、取得した画像データの解析結果に応じてこのデータテーブルを利用することで、生ゴミの質量を推定することも可能である。データテーブルの具体例としては、輝度や色彩、形状等に応じて生ごみの種類を複数設定し(例えば、色が赤色で一定の面積があれば人参であると判定するとか、形状によって魚の骨の識別を行うなど)、これら複数の設定条件ごとに所定の係数を設けておくことができる。この画像データによる生ゴミ質量の推定計算は、ディスポーザー本体部50a内に存在する生ゴミの表面部分の情報しか得られないので、誤差の存在は否めないが、生ゴミの形状や色彩などといったより多くの情報に基づいて生ゴミの質量を推定算出することになるので、家庭での生ゴミの発生状況等を反映させたデータテーブルを設定することによって、ある程度の算出精度向上を図ることが可能となる。
【0035】
[第二実施例]
以上、本実施形態に係るディスポーザー用生ゴミ処理量計測システムが有する検知センサ11に画像センサを採用した場合の第一実施例について説明したが、この本実施形態に係る検知センサ11については、例えば、距離測定センサを採用することも可能である。この第二実施例に係る距離測定センサには、超音波センサや赤外線センサ、電波センサなどといった公知の距離測定センサを採用することが可能であり、このような距離測定センサを用いることで、所定の指標データとしての距離データに基づく生ゴミの処理量算出を行うことが可能となる。
【0036】
すなわち、距離測定センサによって得られた距離測定センサと生ゴミとの間の距離データは、検知センサ11としての距離測定センサから処理量算出部14に対して無線送信されることとなるが、この距離データを受信した処理量算出部14では、あらかじめディスポーザー本体部50aの容積が分かっているので、この距離データに基づいて生ゴミの堆積容量を導き出すことができる。さらに、処理量算出部14では、導き出された生ゴミの堆積容量に対して予め設定しておいた係数を掛け合わせることで、生ゴミの質量を推定算出することが可能となる。算出された生ゴミの質量については、表示部15に表示されることでユーザが認識できることとなる。
【0037】
なお、距離測定センサの測定開始のトリガーについても、上述したスイッチボタン16もしくは近接スイッチや物理スイッチ等のトリガー信号発信手段を利用することができる。すなわち、これらのトリガー信号発信手段から無線送信されるトリガー信号を距離測定センサ側で受信させることによって、破砕処理が行われる前の生ゴミの状態を距離データとして取得することが可能である。
【0038】
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態には、多様な変更又は改良を加えることが可能である。すなわち、図1にて示した本実施形態に係るディスポーザー用生ゴミ処理量計測システムの構成については一つの例示形態を示したものであり、例えば、制御盤12の形状や設置場所等については任意に変更可能であり、また、上述した本実施形態では、処理量算出部14や表示部15などが一つの制御盤12にまとめられた構成とされていたが、これらの構成部材については、本発明が利用される環境等に応じて任意に分割して構成されていてもよい。
【0039】
また、上述した本実施形態では、表示部15にて生ゴミの処理質量のみを表示するようにしていたが、処理量算出部14を利用することで、この生ゴミの処理質量から削減された二酸化炭素の発生量や、削減された処理費用等を自動的に算出し、表示部15に表示するようにしてもよい。
【0040】
さらに、制御盤12に対して処理量算出部14の他にデータ類を保存可能な記憶部を設けておき、これら処理量算出部14と記憶部とを利用することで、過去に破砕処理された生ゴミの量やその時系列推移グラフ、削減された処理費用等の累積値など、さまざまに加工され、好適に可視化されたデータ表類を表示部15に対して表示させるようにしてもよい。
【0041】
その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【符号の説明】
【0042】
11 検知センサ、12 制御盤、13 受信部、14 処理量算出部、15 表示部、16 スイッチボタン、50 ディスポーザー、50a ディスポーザー本体部、50b (スイッチ)蓋部、50c 駆動モータ、51 キッチンシンク、52 排水口、54 処理槽、55 下水道。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
キッチンシンクの排水口に設置されるとともに、投入される生ゴミを破砕処理することで破砕生ゴミを生成するための破砕手段を有するディスポーザー本体部と、
前記ディスポーザー本体部が有する前記破砕手段に駆動力を与える駆動部と、
前記排水口を塞ぐとともに前記駆動部の動作スイッチとしての機能を兼備するスイッチ蓋部と、
を備えるディスポーザーによって処理される生ゴミの処理量を計測するために用いられるディスポーザー用生ゴミ処理量計測システムであって、
前記スイッチ蓋部に取り付けられることで、前記ディスポーザー本体部に投入された破砕処理前の生ゴミを所定の指標データにて検知する検知センサと、
前記検知センサにて検知された所定の指標データを取得するとともに、当該指標データに基づいて前記ディスポーザーによって処理される生ゴミの処理量を算出する処理量算出部と、
前記処理量算出部によって算出された処理量を表示する表示部と、
を備えることを特徴とするディスポーザー用生ゴミ処理量計測システム。
【請求項2】
請求項1に記載のディスポーザー用生ゴミ処理量計測システムにおいて、
前記検知センサは画像センサであり、
前記処理量算出部が、前記画像センサによって得られる画像データに基づいて、前記ディスポーザーによって処理される生ゴミの処理量を算出することを特徴とするディスポーザー用生ゴミ処理量計測システム。
【請求項3】
請求項1に記載のディスポーザー用生ゴミ処理量計測システムにおいて、
前記検知センサは距離測定センサであり、
前記処理量算出部が、前記距離測定センサによって得られる距離データに基づいて、前記ディスポーザーによって処理される生ゴミの処理量を算出することを特徴とするディスポーザー用生ゴミ処理量計測システム。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1項に記載のディスポーザー用生ゴミ処理量計測システムにおいて、
ユーザによって押下可能なスイッチボタンを備え、
前記スイッチボタンは、押下されたときに前記検知センサが検知を開始するためのトリガー信号を発信するように構成されていることを特徴とするディスポーザー用生ゴミ処理量計測システム。
【請求項5】
請求項1〜3のいずれか1項に記載のディスポーザー用生ゴミ処理量計測システムにおいて、
前記スイッチ蓋部には、前記検知センサが検知を開始するためのトリガー信号を発信可能なトリガー信号発信手段が設置され、
前記トリガー信号発信手段は、前記スイッチ蓋部が前記排水口を塞ぐ位置に置かれたときに前記トリガー信号を発信するように構成されていることを特徴とするディスポーザー用生ゴミ処理量計測システム。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2010−207747(P2010−207747A)
【公開日】平成22年9月24日(2010.9.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−57880(P2009−57880)
【出願日】平成21年3月11日(2009.3.11)
【出願人】(595074509)クリーンテック株式会社 (10)
【出願人】(509335867)安永エアポンプ株式会社 (1)
【Fターム(参考)】