説明

ドアスコープ、および監視カメラ

【課題】レンズの正面方向から撮影方向あるいは観察位置を特定し難くすることで、防犯性を向上させることが可能なドアスコープ、および監視カメラを提供する。
【解決手段】ドアスコープ10は、観察位置に面する対物レンズ11、対物レンズ11を通過した観察位置の光を偏向させてから結像させる接眼レンズ12、を有するレンズ機構9を備えている。接眼レンズ12によって結像される像は、対物レンズ11の正面方向に対して傾斜した位置の像である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、ドア外側の様子を内側から観察するドアスコープ、および所定の位置を監視する監視カメラに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、監視カメラやドアスコープといった防犯機器では、広い範囲を監視あるいは観察するために広角レンズが備えられている。
【0003】
しかし、このような監視カメラでは、カメラの取り付け方向や外観から監視位置が容易に把握される。このため、監視位置付近を通過する人が監視カメラの外観等から監視位置を推定して撮影されないように迂回するおそれがある。
【0004】
通常、ドアスコープは、玄関ドア等の中央部の上部に配置されている。これに対し、訪問者はドアが開かれたときに邪魔にならないように、ドアの正面を避けドアの開放端周辺や反対側の側端周辺のドアが開放されるときに、ドアの開閉動作を妨げない位置に立つことが多い。
【0005】
監視カメラの中には、ドーム状のカバーでカメラを覆うことで撮影方向を特定され難くしたものもある(例えば、特許文献1。)。
【特許文献1】特開2005−300659号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、上記特許文献1のように、監視カメラにカバーを設けても、カバーそのものはやや透明であるため、監視カメラのレンズの向き(レンズの正面方向)から大まかな監視位置を把握することができ、監視位置を特定されるおそれがある。監視位置が特定されると防犯性が低下するという問題があった。
【0007】
また、ドアスコープでは、訪問者がドアの正面側ではなく、ドアの両側端のいずれか一方の周辺に立っている場合には、訪問者を観察することができない、または、観察できるときでも訪問者の像が歪み訪問者を観察しづらいという問題があった。
【0008】
そこで、本発明に係る監視カメラでは、レンズの正面方向から監視位置を特定し難くすることで防犯性を向上させることが可能な監視カメラを提供することを目的とする。
【0009】
また、本発明に係るドアスコープでは、ドアの周辺部に立つ訪問者の像の歪みを少なくして、訪問者を観察し易くすることが可能なドアスコープを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この発明のドアスコープは、観察位置に面する対物レンズ部と、対物レンズ部を通過した観察位置の光を偏向させてから結像させる接眼レンズ部と、を有するレンズ機構を備えている。結像される像は、対物レンズ部の正面方向に対して傾斜した観察位置の像である。
【0011】
この構成では、対物レンズ部を通過した光を偏向させてから結像させる。このため、対物レンズ部の正面方向に対して傾斜した観察位置の像を歪みが少なくなるように結像させることができる。これにより、ドア側端周辺の観察位置を、歪みを少なくしつつ観察することができる。
【0012】
この構成において、レンズ機構は、少なくとも接眼レンズ部を回転可能に支持する支持部をさらに備えても良い。これにより、接眼レンズ部を回転させて観察位置を変更することができる。
【0013】
また、接眼レンズ部は、対物レンズ部を通過した光を正面方向に対して傾斜した観察位置の像が結像されるように屈折させるプリズムをさらに有していても良い。これにより、対物レンズ部の正面方向に対して傾斜した観察位置の光を、プリズムを介して結像させることができる。
【0014】
さらに、結像を受光する受光部と、支持部を回転駆動する駆動部と、駆動部を制御する制御部と、をさらに備えても良い。これにより、接眼レンズ部を回転駆動して観察位置の方向を変更しながら結像を受光部に受光させることができる。
【0015】
この発明の監視カメラは、上記発明のいずれかに係るレンズ機構と、結像を受光する受光部と、支持部を回転駆動する駆動部と、駆動部を制御する制御部と、を備えている。これにより、対物レンズの正面方向と監視位置が一致しないので、対物レンズの正面方向から監視位置を特定し難くすることができる。
【発明の効果】
【0016】
このドアスコープの発明によれば、ドア側端の周辺に立つ訪問者を観察し易くすることができる。
【0017】
この監視カメラの発明によれば、レンズの正面方向から監視位置を特定し難くすることで、防犯性を向上させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
この発明の一実施形態に係るドアスコープ10を備えた玄関ドア1について図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0019】
図1は、玄関ドア1の外側から見た状態を示す外観図である。また。図2は、玄関ドア1の内側から見た状態を示す内観図である。
【0020】
玄関ドア1は、躯体2に複数の蝶番によって回転支持された片開きのドアである。
【0021】
玄関ドア1の中央部の上方にドアスコープ10を備えている。ドアスコープ10は、玄関ドア1の中央部上方に設けられた貫通孔1Aを貫通して配設されている。
【0022】
図3は、ドアスコープ10の具体的な構成を示す断面図である。
【0023】
ドアスコープ10は、レンズ機構9を備えている。レンズ機構9は、対物レンズ11、接眼レンズ12、第1鏡筒部13、第2鏡筒部(支持部)14、固定部材15、ばね17を有している。
【0024】
固定部材15は、玄関ドア1の背面側から貫通孔1Aに挿嵌されており、正面側の先端部にねじ部15Aが設けられている。
【0025】
第1鏡筒部13は、玄関ドア1の正面側から貫通孔1Aに挿入され、第1鏡筒部13の先端部にねじ部15Aと噛合するねじ部13Aが設けられている筒状部材である。
【0026】
第2鏡筒部14は、玄関ドア1の背面側から貫通孔1Aに挿嵌されている。第2鏡筒部14は、背面側の直径が正面側よりも長く、玄関ドア1の正面側と背面側を結ぶ方向の断面が略L字状に形成された筒状部材である。
【0027】
第1鏡筒部13および第2鏡筒部14は、貫通孔1Aの正面側と背面側からそれぞれ挿嵌され貫通孔Hを形成する。
【0028】
第2鏡筒部14は、背面側の外周面に沿ってダイヤル部14Aが波状に形成されている。これにより、第2鏡筒部14の外周面を摘み易くし、周方向に回転させ易くすることができる。
【0029】
第2鏡筒部14は、正面側の外周面の周方向に沿って、正面側と背面側を結ぶ方向の断面が弧状に形成された溝14Bが形成されている。
【0030】
なお、第2鏡筒部14の背面に貫通孔Hを塞ぐ回転自在なカバー部材をさらに設けても良い。これにより、ドアスコープ10を使用しないときに貫通孔Hを塞ぎ、玄関ドア1の正面側から室内の様子を覗かれるのを防止することができる。また、貫通孔Hの接眼レンズ12よりも背面側の位置に透明なカバーフィルタを設けても良い。これにより、レンズへ埃が付着するのを防止することができる。
【0031】
さらに、対物レンズ11と接眼レンズ12の間の貫通孔Hに乾燥材を封入しておいても良い。これにより、湿気によって対物レンズ11および接眼レンズ12が曇るのを防止することができる。
【0032】
第1鏡筒部13の背面側の溝14Bに対向する位置には、貫通孔13Bが周方向に沿って等間隔に複数設けられている。各貫通孔13Bは、第1鏡筒部13の径方向外側に向かって拡開するようにそれぞれ形成されており、金属球16が径方向外側からそれぞれ嵌め込まれている。さらに、各金属球16の径方向外側には、円筒状に形成されたばね17が嵌装され、ばね17の内周面は金属球16を径方向内側へ付勢している。
【0033】
ここで、金属球16の直径は、貫通孔13Bの第1鏡筒部13の内周側の直径よりも長く、金属球16はその球面の一部を貫通孔13Bから第1鏡筒部13の内周側へ突き出すように貫通孔13Bと嵌合している。
【0034】
このため、第1鏡筒部13に第2鏡筒部14を挿嵌するときに、金属球が第2鏡筒部14の正面側の外周面に付勢され第1鏡筒部13の内周面と径方向の位置が同一となる位置まで径方向外側へ一旦押し出される。そして、各金属球16が溝14Bと対向する位置まで第2鏡筒部14が挿嵌されると、溝14Bに金属球16の径方向内側の球面が嵌まり込み、第2鏡筒部14が第1鏡筒部13に回転可能に支持される。そのため、第1鏡筒部13は、第2鏡筒部14を回転させて360°の範囲で観察位置を変更することができる。
【0035】
対物レンズ11は、第1鏡筒部13の正面側の端部に固定支持されており、玄関ドア1と直交する第1光軸Aを有する凸レンズである。
【0036】
接眼レンズ12は、第2鏡筒部14の正面側に固定支持されており、第2光軸Bを有する凸レンズである。第2光軸Bは、対物レンズ11を通過した光が偏向して結像されるように第1光軸Aと互いの成す角がαだけ傾斜している。そして、上記結像される像は、第1光軸Aの軸方向、すなわち対物レンズ11の正面方向に対して傾斜した観察位置の像である。
【0037】
これにより、上記正面方向に対して傾斜した位置を観察することができる。また、ドアの側端の周辺に立つ訪問者をその像の歪みを少なくして観察することができるので、訪問者を容易に特定することができる。
【0038】
第2鏡筒部14の背面には、三角形状の方向マークMが設けられている。方向マークMの径方向の頂角は、上記観察位置と対応する方向を示している。これにより観察位置の方向を確認することができる。
【0039】
また、外側に面する対物レンズ11の第1光軸Aの軸方向(すなわち、正面方向)と上記観察位置の方向が一致しないので、観察方向を外側から特定され難く防犯性を向上させることができるといった効果を得ることもできる。
【0040】
上記実施形態に係るドアスコープ10では、対物レンズ11および接眼レンズ12が凸レンズでそれぞれ構成されている例を挙げて説明した。しかし。本発明はこれに限定されるものではない。例えば、対物レンズ11および接眼レンズ12をそれぞれ複数のレンズ群により構成しても良い。また、例えば、通過する光の偏向を微調整する凹レンズをさらに備えるレンズ群を対物レンズ11あるいは接眼レンズ12として備えても良い。この場合には、接眼レンズ12を通過する光の結像位置や像の歪を微調整することができる。
【0041】
さらに、接眼レンズ12を通過した上記正面方向に対して傾斜した観察位置の光を結像させることができる場合には、例えば、対物レンズ11あるいは接眼レンズ12のいずれか一方を凹レンズによって構成し、もう一方を凸レンズによって構成しても良い。
【0042】
また、例えば、図4に示すように、対物レンズ11および接眼レンズ12の間に、第2鏡筒部14に支持されたプリズムPを設けるようにしても良い。これにより、対物レンズ11を通過した光を所定の屈折率で屈折させてから接眼レンズ12へ入射させることができる。ここで、所定の屈折率とは、対物レンズ11の正面方向に対して傾斜した観察位置の像が接眼レンズ12を通過して結像される屈折率である。
【0043】
この場合には、接眼レンズ12を対物レンズ11に対して傾斜させなくても、対物レンズ11の正面方向と傾斜した観察位置の像を結像させることができる。
【0044】
上記実施形態に係るドアスコープ10では、接眼レンズ12を第2鏡筒部14に支持させて、第2鏡筒部14を回転可能に支持する構成について説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、第1鏡筒部13を、第2鏡筒部14に固定支持させて、固定部材15と第1鏡筒部13の間にベアリングを設け第1鏡筒部13を固定部材15に回転可能に支持させるようにしても良い。
【0045】
また、例えば、対物レンズ11および接眼レンズ12をいずれも第2鏡筒部14に支持させるようにしても良いし、さらに、第2鏡筒部14を回転可能に支持させるのではなく、固定支持するようにしても良い。
【0046】
なお、上記実施形態では、第1鏡筒部13と第2鏡筒部14によって形成される貫通孔Hが円筒状に形成されている例を挙げて説明した。しかし、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、玄関ドア1の正面側と背面側を結ぶ方向の断面が略Z字状となるように貫通孔を途中で折り曲げて形成しても良い。この場合には、貫通孔が折り曲がる位置にそれぞれミラー等の反射手段を設けることで、対物レンズ11を通過した上記観察位置の光を接眼レンズ12によって偏向させて結像させる。さらに、第1鏡筒部13および第2鏡筒部14を支持する支持部をそれぞれ設け、第2鏡筒部14は回転可能に支持部に支持させる。これにより、上記実施形態に係るドアスコープ10と同様の効果を得ることができる。
【0047】
上記実施形態に係るドアスコープ10では、第2鏡筒部14に設けられたダイヤル部14Aを回転させる構成について説明した。しかし、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、ドアスコープ10を遠隔操作するようにしても良い。この場合のドアスコープ10の具体的な構成について、上記実施形態と異なる点について説明すると以下の通りである。
【0048】
図5(A)に示すように、ドアスコープ10は、CCDセンサユニット(受光部)20と駆動機構(駆動部)24と制御部60とをさらに備えている。図5(B)は、図5(A)に示す各ギアの噛合状態を模式的に示す図である。
【0049】
また、第2鏡筒部14の外周面にはダイヤル部14Aの代わりに歯状部14Cが形成されている。
【0050】
CCDセンサユニット20は、接眼レンズ12の背面側の結像位置に配置されており、
観察位置の映像を撮影する。
【0051】
駆動機構24は、減速ギア21、駆動歯車22、駆動モータ23を有しており、第2鏡筒部14を回転駆動する。
【0052】
駆動歯車22は、外周面に歯状部22Aが形成されており、駆動モータ23によって回転駆動される。
【0053】
減速ギア21は、外周面に径の異なる歯状部21Aと歯状部21Bとを有している。歯状部21Aは、その径が歯状部21Bよりも長くなるように形成されている。
【0054】
歯状部21Aは駆動歯車22の歯状部22Aと噛み合い、歯状部21Bは第2鏡筒部14の外周面に形成された歯状部14Cと噛み合うように配置されている。これにより、駆動モータ23の回転数よりも第2鏡筒部14の回転数を少なくして、第2鏡筒部14の回転位置を精度良く制御することができる。
【0055】
なお、駆動モータ23の回転数、すなわち回転速度を遅くすることができる場合には、減速ギア21を介さずに第2鏡筒部14を駆動するようにしても良い。また、減速ギア21の代わりに駆動ベルトを用いても良い。
【0056】
制御部60は、CCDセンサユニット20、駆動モータ23、をそれぞれ制御する。制御部60は、CCDセンサユニット20によって撮影された映像を図示しないモニタに表示させるとともに、図示しない操作パネルを介した入力に基づき駆動モータ23の駆動を制御する。これにより、第2鏡筒部14を回転駆動して観察位置を変更しながらCCDセンサユニット20に観察位置の結像を受光させることができる。
【0057】
上記実施形態では、本発明の一実施形態に係るドアスコープ10の構成について説明した。しかし、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、図6に示す監視カメラ40に本発明を適用しても良い。
【0058】
図6は、監視カメラ40の外観を示す図である。
【0059】
図7(A)は、監視カメラ40全体の構成を模式的に示す図である。図7(B)は、図7(A)に示す各ギアの噛合状態を模式的に示す図である。
【0060】
監視カメラ40は、CCDセンサユニット(受光部)46、駆動機構(駆動部)51、筐体50、レンズ機構109、制御部160を備えている。駆動機構51は、減速ギア47、駆動歯車48、駆動モータ49を有している。レンズ機構109は、対物レンズ41、接眼レンズ42、第1鏡筒部43、第2鏡筒部44、ベアリング部45を有している。
【0061】
監視カメラ40は、上記遠隔操作する場合のドアスコープ10とほぼ同様の構成を有し、ドアスコープ10と異なる構成についてのみ以下において説明する。
【0062】
筐体50は、円筒状に形成されており、対物レンズ41、接眼レンズ42、第1鏡筒部43、第2鏡筒部44、ベアリング部45、CCDセンサユニット46、減速ギア47、駆動歯車48、駆動モータ49、を格納する。筐体50は、第1鏡筒部43を固定支持している。
【0063】
第1鏡筒部43は、内周面に沿って設けられた複数のベアリング部45を介して第2鏡筒部44を回転可能に支持している。
【0064】
これにより、監視カメラ40において、ドアスコープ10と同様の効果を得ることができる。すなわち、外側に面する対物レンズ41の正面方向と観察位置の方向が一致しないので、観察方向を外側から特定され難くして防犯性を向上させることができる。
【0065】
なお、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図されている。
【図面の簡単な説明】
【0066】
【図1】玄関ドアの外観図である。
【図2】玄関ドアの内観図である。
【図3】ドアスコープの具体的な構成を示す模式図である。
【図4】ドアスコープにおいて、光学系にプリズムを用いた場合における具体的な構成を示す模式図である。
【図5】ドアスコープの他の実施形態に係る構成を模式的に示す図である。
【図6】監視カメラの外観図である。
【図7】監視カメラの全体構成を模式的に示す図である。
【符号の説明】
【0067】
9 レンズ機構
10 ドアスコープ
11 対物レンズ
12 接眼レンズ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
観察位置に面する対物レンズ部と、
前記対物レンズ部を通過した観察位置の光を偏向させてから結像させる接眼レンズ部と、
を有するレンズ機構を備え、
前記結像される像は、前記対物レンズ部の正面方向に対して傾斜した観察位置の像である、
ドアスコープ。
【請求項2】
前記レンズ機構は、少なくとも前記接眼レンズ部を回転可能に支持する支持部をさらに備えている、
請求項1に記載のドアスコープ。
【請求項3】
前記接眼レンズ部は、前記対物レンズ部を通過した光を前記正面方向に対して傾斜した観察位置の像が結像されるように屈折させるプリズムをさらに有している、
請求項1または2に記載のドアスコープ。
【請求項4】
前記結像を受光する受光部と、
前記支持部を回転駆動する駆動部と、
前記駆動部を制御する制御部と、
をさらに備えている、
請求項2に記載のドアスコープ。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか1項に係るレンズ機構と、
前記結像を受光する受光部と、
前記支持部を回転駆動する駆動部と、
前記駆動部を制御する制御部と、
を備えている監視カメラ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−121113(P2009−121113A)
【公開日】平成21年6月4日(2009.6.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−295589(P2007−295589)
【出願日】平成19年11月14日(2007.11.14)
【出願人】(000005049)シャープ株式会社 (33,933)
【Fターム(参考)】