説明

ホームネットワーク装置情報構造

【課題】ネットワークに現在接続された装置を発見して制御するためにユーザのためのユーザインタフェースを提供するための方法及びシステムを提供する。
【解決手段】ネットワークに現在接続された装置の少なくとも一つは、(a)ネットワークに現在接続された一つ以上の装置から装置情報を含む情報を獲得する段階、と(b)少なくとも前記獲得された情報に基づき、ユーザインタフェース叙述を生成する段階を行い、ユーザインタフェース情報はネットワークに現在接続された前記装置各々の装置情報と関わった参照を含んで、参照が前記ネットワークに現在接続された前記装置に含まれた情報への少なくとも一つのリンクを含むようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はネットワーク分野に係り、より詳細には、複数のマルチ-メディア装置が接続されたホームネットワークに関する。
【0002】
<著作権資料の包含通知>
本発明文書の開示部分は、著作権の保護による資料を含む。著作権の所有者は誰でも特許庁のファイル或いは記録に示されたように、本発明の開示のコピーを生成することに対して反対はしないが、それ以外のものはなんでも全ての著作権を保有する。
【0003】
<関連した出願書に対する交差参照>
出願者は本明細書に参照として統合された、1999年7月27日付けで出願された"ネットワーク構造"と名づけられた米国仮出願番号60/146,101及び1999年8月17日付けで出願された"ホームネットワークに含まれた外部ウェブサーバ最上位-レベルユーザインタフェース叙述"と名づけられた米国仮出願60/149,515の給付を請求する。
【背景技術】
【0004】
ネットワークは、通信リンク及び前記通信リンクに接続された通信能力をもった各種の装置を全般的に含む。これらの装置は、コンピュータ、周辺装置、ラウター、貯蔵装置、及びプロセッサーと通信インタフェースをもった電気製品を含む。ネットワークの例は、各種の装置が相互接続された家庭用ホームネットワークである。通常の家庭は、個人向けコンピュータ及び家庭で典型的に見られる家庭用装置を含む各種の装置を含みうる。"装置"という用語は、典型的に、論理装置或いは機能性及びデータを交換できる能力をもつ他の装置を含み、全ての家庭用装置だけでなく、一般目的のコンピュータを含むこともできる。家庭用装置は保安システム、劇場映設備、TVS、VCR、ステレオ設備、及びデジタル衛星サービス(DDS:Digital Satellite Services)として知られた直接放送衛星サービス(DBSS:Direct Broadcast Satellite Services)、スプリンクーラシステム、照明システム、マイクロウェーブ、食器洗い機、オーブン/ストーブ、洗濯機/乾燥機、及び自動車内でのプロセッシングシステムなどの電子装置を含む。
【0005】
一般的に、家庭用装置は、住宅所有者のライフスタイル及び生活水準を高める任務を行う。例えば、食器洗い機は、汚れた食器を洗う任務を行い、住宅所有者が自ら食器を洗わなければならないという苦労を軽減させる。VCRは、TVプログラムを録画して住宅の所有者が後ほど特定のプログラムを視聴できるようにする。保安システムは住宅所有者の貴重品を保護し、願わない侵入に対する住宅所有者の恐れを軽減できる。
【0006】
家庭用劇場設備など、家庭用装置は遠隔制御装置と呼ばれる単一の共通制御ユニットを使ってしばしば制御される。このような単一の共通制御ユニットは、住宅の所有者をして単一のインタフェースを使って各種の相異なる家庭用装置を制御し、かつ命令するようにする。すなわち、多くの生産者は単一インタフェースから家庭用装置を制御し、かつ命令するための制御ユニットを開発してきた。
【0007】
家庭用装置を命令し、かつ制御する遠隔制御ユニットを使用することと関わった一つの弱点は、それが各家庭用装置を制御し、かつ命令するために静的な命令ロジックを提供するということである。従って、特定の遠隔制御ユニットは必要な制御及び命令ロジックを含む家庭用装置を制御し、かつ命令できるだけである。例えば、遠隔制御ユニットがテレビ(TV)、ビデオカセットレコーダ(VCR)、及びデジタルビデオ装置(DVD)を制御するためのロジックを含むものの、コンパックディスク(CD)ユニットのためのロジックを含まない場合、遠隔制御装置はCDユニットに命令し、かつ制御するのに使えない。しかも、新しい家庭用装置が開発されるに伴い、遠隔制御ユニットは前記遠隔制御ユニットが開発される当時には知られていなかった制御及び命令ロジックを必要とする新しい家庭用装置を制御し、かつ命令することができなくなる。
【0008】
さらに、遠隔制御ユニットは、前記遠隔制御ユニットの単一の領域内にある家庭用装置に命令し、かつ制御するのに使えるだけである。従って、ユーザは相互接続されているが、家庭の分離された地域に位置した家庭用装置を制御し、かつ命令するために、家庭内の単一地域から前記遠隔制御ユニットを使うことはできない。例えば、上の階に位置したVCRは下の階の居間にあるTVに接続できる。ユーザが下の階の居間に位置したTVに対し、上の階の寝室に位置したVCRに入っているテープを再生しようとする場合、ユーザは単一の位置から前記TV及びVCRの両方を制御し、かつ命令することはできない。
【0009】
遠隔制御ユニットを使用することと関わる他の弱点は、知られた遠隔制御ユニットは多数の他の種類の装置を制御できないということであって、より詳細には、任務を果たしたり、サービスを提供するために互いに通信する他の能力をもった多数の装置を制御できないということである。さらに、伝統的なネットワークシステムは、ユーザの直接的な命令無しに任務を果たすために、互いに自動的に通信する他のネットワーク装置内でのソフトウェアアプリケーション用メカニズムを提供しない。
【0010】
前記問題を緩和するために、あるネットワークモデルは、ネットワーク装置のユーザ制御のためにネットワーキングされた装置に対する静的な装置情報を含む一つの装置での中央/単一のユーザインタフェース(UI:User Interface)を提供する。しかし、このようなネットワークにおいて、装置内での装置情報に対する変更(例えば、アイコン)は最上位-レベルページに対する変更及びリビルディングを必要とする。さらに、中央のユーザインタフェースをディスプレーする装置が使用できなくなる場合、前記ネットワークのユーザ制御は縮少される。中央/単一のページがもつ他の問題点は、全てのUI装置が同一のページをディスプレーしなければならず、各生産者が自体のUIのルックアンドフィールを生成せしめる領域が提供されず、UI装置に使用された技法を変更することもできないということである。装置を示すアイコン/情報の内容は変更できず、UI装置はUI装置の自体に対するアイコンのように、装置アイコンに対するさらに優れた外観が表示できない。UIビルダーツールは、外部のウェブポータルから、イー−ビジネスアイコンを得ることもできない。中央/単一のUI装置がUIを制御するため、このようなモデルは産業的な使用のために標準化できない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
従って、家庭用ネットワークにおいて、装置に対して動的な制御及び命令を提供する方法及びシステムが必要である。また、相異なる能力をもつ多数の各種の装置を相異なる動的なユーザインタフェースを介して制御する能力を提供する方法及びシステムが必要である。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明は、このような必要を充足させる。一実施形態において、本発明は現在ネットワークに接続された装置を制御するためのユーザインタフェースを提供するための方法及びシステムにおいて、前記装置の少なくとも一つは(a)前記ネットワークに現在接続された一つ以上の装置から装置情報を含む情報を獲得する段階と、(b)少なくとも前記獲得された情報に基づき、ユーザインタフェース叙述を生成する段階とを含み、前記ユーザインタフェース叙述は前記ネットワークに現在接続された前記装置の各々の装置情報と関わる参照を含んで、前記参照が前記ネットワークに現在接続された前記装置に含まれた情報への少なくとも一つのリンクを含むようにする。このように、ユーザインタフェースは前記ネットワークに現在接続された前記装置を制御するために、ユーザインタフェース叙述内の参照を使用してディスプレーできる。
【0013】
一バージョンにおいて、最上位-レベルホームネットワーク(HN:Home Network)ディレクトリページは、参照として呼び出される(直接呼び出しではない)装置アイコン情報を自由に制御するようにする'抽象化'で完全に叙述できる。これは、変更をなすために、中央装置に命令及び制御という経費を招かず、前記装置がアイコン内容及び内容技術を変更するように許容する。さらに、最上位-レベルHNディレクトリは、同一の抽象的な参照を使用し、任意の装置は前記参照を使用して全ての装置にユーザアクセスを提供できるので、中央装置が必要ない。
本発明の諸特性、態様及び長所は次の説明、添付された請求項及び添付された図面を参考として一層よく理解できる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明によるネットワークの実施形態に対する構造の例示的なブロック図である。
【図2】本発明によるネットワークの他の実施形態に対する構造の例示的なブロック図である。
【図3】本発明による家庭用装置間の通信に使用できる層をなすインタフェースモデルの例を説明する図である。
【図4a】本発明によるネットワークにおいて、ユーザインタフェースをディスプレーできるDTVクライアント装置にビデオを再生するDVCRサーバ装置の例示的な構造図である。
【図4b】本発明によるネットワークにおいて、ユーザインタフェースをディスプレーできるクライアント装置と通信する他のサーバ装置の例示的な構造図である。
【図5】ネットワーキングされた装置の機能をユーザに示す最上位-レベルGUIなどの例を説明する図である。
【図6】ネットワーキングされた装置の機能をユーザに示す最上位-レベルGUIなどの例を説明する図である。
【図7】本発明の他の実施形態に従い構成されたホームネットワークの例示的なブロック構造を示す図である。
【図8】IPアドレスの構成のための1394ネットワーク及び非-1394ネットワーク間の通信のための本発明による例示的なプロセスを示す図である。
【図9a−9b】本発明の他の態様に従いネットワークでディスカバリーシステム構造の実施形態のデータ及び制御ビットに対する接続の例示的な機能ブロック図である。
【図9c】本発明の他の態様に従いネットワークでディスカバリーシステム構造の実施形態のデータ及び制御ビットに対する接続の例示的な機能ブロック図である。
【図10】図9(a)ないし図9(c)での機能ブロック図と関わって、ホームネットワークでの発見及び構成エージェントに対する例示的なフローチャートである。
【図11】図9(a)ないし図9(c)での機能ブロック図と関わって、ホームネットワークでのユーザインタフェースエージェントに対する例示的なフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0015】
図1は、本発明によるネットワークの実施形態に対する構造の例示的なブロック図であり、図2は、本発明によるネットワークの他の実施形態に対する構造の例示的なブロック図であり、図3は、本発明による家庭用装置間の通信に使用できる層をなすインタフェースモデルの例を説明する図であり、図4(a)は、本発明によるネットワークにおいて、ユーザインタフェースをディスプレーできるDTVクライアント装置にビデオを再生するDVCRサーバ装置の例示的な構造図であり、図4(b)は、本発明によるネットワークにおいて、ユーザインタフェースをディスプレーできるクライアント装置と通信する他のサーバ装置の例示的な構造図であり、図5及び図6は、ネットワーキングされた装置の機能をユーザに示す最上位-レベルGUIなどの例を説明する図であり、図7は、本発明の他の実施形態に従い構成されたホームネットワークの例示的なブロック構造を示す図であり、図8は、IPアドレスの構成のための1394ネットワーク及び非-1394ネットワーク間の通信のための本発明による例示的なプロセスを示す図であり、図9(a)ないし図9(c)は、本発明の他の態様に従いネットワークでディスカバリーシステム構造の実施形態のデータ及び制御ビットに対する接続の例示的な機能ブロック図であり、図10は、図9(a)ないし図9(c)での機能ブロック図と関わって、ホームネットワークでの発見及び構成エージェントに対する例示的なフローチャートであり、図11は、図9(a)ないし図9(c)での機能ブロック図と関わって、ホームネットワークでのユーザインタフェースエージェントに対する例示的なフローチャートであり、添付1ないし添付4(表11ないし表14)は、(1)最上位-レベルページ叙述250(添付1);(2)Background.htm(添付2);(3)Icon.htm(添付3);及び(4)Name.htm(添付4)についての実例である。
理解を容易にするために、同一の参照符号は、できる限り、図面に亘って共通した同一の要素を示すように使用された。
【0016】
<ネットワーク概観>
図1を参照すれば、本発明の実施形態において、ネットワーク10は少なくとも一つのクライアント装置12及び通信リンク16を介して相互接続された少なくとも一つのサーバ装置14を含む多重装置11を含む。前記通信リンク16は、様々に接続された家庭用装置間にデータを送信し、かつ受信するための物理層(媒体)を提供する1394シリアルバスを含みうる。前記1394シリアルバスは、時間-多重送信オーディオ/ビデオ(A/V)ストリーム及び標準IP(IP:Internet Protocol)通信(例えば、IETF RFC 2734)の両方を支援する。特定の実施形態において、ホームネットワークはホームネットワークのための通信層であって、IPネットワーク層を使用する。しかし、他の通信プロトコルも前記ホームネットワークに対して通信を提供するのに使用できる。例えば、本発明は、IEC 61883により定義されたような機能制御プロトコル(FCP:Function Control Protocol)、或いは任意の他の適当なプロトコルを使用して具現されることもできる。すなわち、ネットワークは一般的に先定義された通信プロトコルによる物理層交換或いはデータの伝達により相互接続された2以上の装置を含みうる。
【0017】
各クライアント装置12は、ネットワーク10において、一つ以上のサーバ装置14と通信できる。さらに、各サーバ装置14は、ネットワーク10において、一つ以上のサーバ装置14、及び一つ以上のクライアント装置12と通信できる。各クライアント装置12は、ユーザ入力を受信するためのマウス及びキーボードなどの入力装置及びユーザがネットワーキングされた装置と相互作用するために制御ユーザインタフェースを提供するためのディスプレーを含むユーザ通信インタフェースを含みうる。前記ユーザインタフェースは、ユーザに情報を提供するためにグラフィックユーザインタフェース(GUI:Graphic User Interface)18を含みうる。各サーバ装置14は、ユーザにサービスを提供するためにネットワークで資源としてのハードウェアを含み、前記サーバハードウェアを制御するためにサーバ或いはサーバ制御プログラム20をさらに含みうる。
【0018】
各サーバ装置14は、制御ユーザインタフェースを除いた、ユーザのためのサービスを提供し、各クライアント装置12は前記ネットワーク10とユーザ相互作用のための制御ユーザインタフェースを含むサービスを提供する。このように、クライアント装置12だけがユーザと直接的に相互作用でき、サーバ装置14は単にクライアント装置12及び他のサーバ装置14と相互作用する。例示的なサービスは、MPEGソーシング/シンキング及びディスプレーサービスを含みうる。
【0019】
本発明の例示的な実施形態において、ブラウザー基盤のネットワーク(例えば、ホームネットワーク)はインターネット技法を使用してネットワークに接続されたクライアント装置及びサーバ装置を含む装置を制御し、かつ命令する。各装置はネットワークを通じて前記装置の命令及び制御のためのインタフェースを提供するインタフェースデータ(例えば、HTML、XML、Java(登録商標)、Javaスクリプト、GIF、JPEG、グラフィックファイル、或いは意図した目的に使用できる任意の他のフォーマット)などの装置情報を含む。特定の実施形態において、各装置はその装置の命令及び制御を提供する一つ以上のハイパーテキストマークアップランゲージ(HTML:HyperText Markup Language)などの装置情報を含む。ブラウザー技法を使用して、ネットワークはユーザに各装置を命令し、かつ制御するための多数のグラフィックユーザインタフェース(GUI)を提供するために、HTMLページを表わすインタネット標準を採用する。一例において、前記ネットワークはインターネットとして構成される。
【0020】
一実施形態において、クライアント装置は制御インタフェースサービスを操作者に提供し、下向き(Down)通信のためのディスプレーハードウェア及び上向き(Up)(或いはリターン)通信のためのマウス或いは他のポイント-及び-クリック装置を含む装置を含む。サーバ装置はサービスを提供するモジュールを含み、このとき、前記サービスはクライアント装置により提供される制御インタフェースではない任意のサービスでありうる。このように、前記サーバ/クライアント装置の関係は制御関係であって、前記サーバ装置はサービスを提供するが、クライアント装置は、DTVがビデオデータをディスプレーするが、前記データを操作したり変更する必要がないことのように、データを使用できる。従って、サーバは情報のソースであり、クライアント(例えば、ブラウザー)は情報の消費者であると、しばしば言われる定義と矛盾がない。
【0021】
サーバ装置により具現できる詳細機能の例は、情報(データ)のリターン;機能の性能(例えば、機械的な機能)及び状態のリターン;データストリーム及び状態のリターン;データストリームの収容及び状態のリターン;或いは次の行為に対する状態の貯蔵を含む。サーバ装置の例は、MPEGソース、シンク及びディスプレーサーバを含む。サーバ装置は、典型的に、それ自身のハードウェアの制御を具現するために注文型、内蔵型、制御プログラムを含むのに対し、クライアントはサーバ装置とのインタフェースのために作用する。しかし、ここで使用されたようなサーバ装置はウェブサーバ及びプロトコルスタックが使用されなければならないということを内包しない。
【0022】
図2は、本発明の一態様によるネットワーク100の一実施形態のブロック図である。前述した1394シリアルバス114は、ネットワーク100上において、サーバ装置14(例えば、DVD 108、DVCR 110、クライアント装置12、例えば、DTV 102、103、ブリッジ116、DVCR 120、PC 105、ケーブル/モデムアクセス107、及びDBSアクセス109を含む多数の装置を電子的に接続する。図3は、本発明による装置11間の通信に使用できる層をなしたインタフェースモデルの例を説明する。本例において、装置150(サーバ)は一つ以上のネットワーク通信層152ないし164を使用してクライアント装置166と通信する。一例において、前記装置150でのアプリケーションはネットワーク層160を介して前記装置166でのアプリケーションと通信する。下位層162及び164の詳細はアプリケーションにより見えず、例えば、1394或いはイーサネット(登録商標)の使用は前記装置150、166での前記アプリケーションに対して何らの差も作り出しない。さらに、7レイヤの全ての上位層がいつも使用されるわけではない(例えば、ウェブモデル(TCP/IPモデル)でセッション層156及びプレゼンテーション層154は使用されない)。このように、一つのバージョンにおいて、ネットワーク層160に対してインタネットプロトコル標準を採用することにより、前記装置は他の通信層(すなわち、アプリケーション152、プレゼンテーション154、セッション156、トランスポート158、データリンク162及び物理層164に対する詳細を知っておく必要無しに互いに通信できる。すなわち、ネットワーク層160に対してインタネットプロトコル標準を採用することにより、前記ネットワークは相異なる装置間の通信で相異なる通信層の組合わせを使用できる。
【0023】
単一物理パッケージは、例えば、図3に示されたように、物理層を必ずしも経る必要はなく、ネットワーク層を介して論理的にネットワーキングされた各種の装置を含みうる(例えば、これらの装置は単一ハウジング内に一つのVCR及び一つのTVを含みうる)。ユーザが装置を制御できるようにするため、論理装置がGUIにアクセスするに当たって、前記装置及び前記論理装置は同一の物理的なパッケージ内に含まれうる。このような実施形態において、前記物理的な装置はGUIをそれ自体からもってくる。しかし、他の実施形態において、前記ネットワークは分離された物理的な装置と相互接続するに当たって、例えば、第1装置は第2装置からGUIをもってきて、GUIとのユーザ相互作用が前記第2装置を制御するように許す。
【0024】
好ましい実施形態において、1394シリアルバスはネットワーク100上でデータの通信のために物理層164として使用される。その拡張された帯域幅能力(例えば、拡張されかつ保証された帯域幅及び等詩的のストリーム能力)のために、前記1394シリアルバスはネットワーク100上に全てのデータ通信に対して単一媒体を提供できる(すなわち、オーディオ/ビデオストリーム及び命令/制御)。
【0025】
さらに、前記1394シリアルバスは、装置があらゆる1394インタフェースリセットにプラグイン/除去された場合、前記1394バスは再構成しあらゆる装置があらゆる他の装置(新規に追加されたものを含むか、或いは今除去されたもの無しに)の存在を知るように自動構成リセットを提供する。また、前記1394インタフェースは他の装置が情報を記録/読み出し修正をするように許容する、例えば、ネットワーク層プロトコルの演算を許容する任意の装置からアドレスできる構成情報のためのデータ空間を支援する。しかし、このような結果を成し遂げるのは、相異なるソフトウェア及び標準で可能である。このように、ネットワーク100は、1394シリアルバスを使用することに限定されず、本発明の代案的な実施形態において、イーサネット、ATM、無線などの他のバスのタイプが個別ネットワーク(例えば、ホームネットワーク)の特定の作業処理量の要求条件を満足するのであれば、物理層として使用できる。さらに、例えば、無線-イーサネットの修正されたバージョンは1394の本質的な特性を含みうる。
【0026】
図2に示されたように、ネットワーク100は、1394シリアルバス114に接続された各種の装置を含む。本例において、前記装置は次のディスプレーのために衛星122から送信信号を受信するためのDBSS 104を含む。DBSS衛星送信及び1394シリアルバス114間のインタフェースを、何よりも、提供するネットワークインタフェースユニット(NIU:Network Interface Unit)ユニットはDBSSと結合される。
【0027】
デジタルビデオ装置(DVD:Digital Video Device)108は、前記例示的なネットワーク100にまた接続される。前記DVD 108は、テレビ上にデジタル的にエンコードされたビデオをディスプレーするのに使用できる。また、デジタルビデオカセットレコーダ(DVCR:Digital Video Cassette Recorder)110、すなわち、デジタルTV 102が前記例示的なネットワーク100に接続される。本例において、前記DTV 102はユーザがホームネットワーク100を経て装置を制御及び命令するように許容するブラウザー技術を採用することによりネットワーク100に対するヒューマンインタフェースを提供する。第2 DTV 103は、ユーザがホームネットワーク100を介して装置を制御及び命令するように許容するブラウザー技術を採用することにより、ネットワーク100に対する他のヒューマンインタフェースを提供する。前記DTV 102及び103は、各DTVがHTMLページをディスプレーするためのスクリーンを含んで、ネットワーク100に対するヒューマンインタフェースを提供できる。しかし、ディスプレー能力をもつ他の装置もヒューマンインタフェースを提供するのに使用できる。すなわち、本発明の特定の実施形態において、個人向けコンピュータ(PC)105などの装置は、PC 105は典型的にスクリーンディスプレーユニットを含むので、各ホームネットワークに対するヒューマンインタフェースを提供するのに使用される。
【0028】
前記1394シリアルバス114は、HTTP/IPインタフェースプロトコル、好ましくは、HTTP/IPを使用して表現されるに当たって、IPはパケットフォーマット(一方向に記録可能なモデル)(One−way write only model)を提供し、TCPはIPの無エラーバージョン(例えば、パケットが到着し正確な順序であるかどうかを保証する)を提供し、HTTPは2-方向接続(サーバへのパケットは応答を期待する-‘読み出し’モデルを提供する。特定の装置は他のプロトコルインタフェースタイプ(例えば、UDP/IP、FTP/IP、TELNET/IP、SNMP/IP、DNS/IP、SMTP/IP)を要求できる。本発明の特定の実施形態において、プロキシ116は、接続されれば、ネットワーク100を含む各媒体上で非類似のインタフェースプロトコルを使用して両ネットワークをインタフェースするのに使用できる。前記プロキシ116(例えば、ウェブプロキシ)はX10、ロンワーク、CEバス用のHTML/HTTP/TCP/IPプロキシ(それら各々の物理的な技術上で)などの家庭用自動化タイプのプロトコル、或いは非−IPプロトコル(例えば、AVC/FCP/1394)を含みうる。
【0029】
特定の実施形態において、前記両ネットワーク媒体は同一のタイプである。例えば、図2に示されたように、HTTP/IPインタフェースプロトコルを使用する前記1394シリアルバス114はプロキシ116により家庭用自動化中間子(例えば、X10)に接続される。HTML/HTTP/TCP/IPとX10プロトコルとの間のインタフェースのために、VCR-命令/AVC/FCP/1394用のHTML/HTTP/TCP/IP/1394プロキシとして前記プロキシ16を使用することにより、DVCR 120は前記ネットワーク100にまたアクセスできる。他の特定の実施形態において、ネットワークは二つの類似でないタイプのネットワーク媒体、例えば、1394シリアルバス及びイーサネットを含みうる。従って、本発明の特定の実施形態において、プロキシは二つの非類似の媒体のタイプをインタフェースして単一のネットワークを形成するのに使用される。後述する、発見プロセスは電源が印加され、ネットワーク100に接続された装置の発見のために使用できる。また、同一の1394バスはブリッジボックスを必要とせずに使用できる。
【0030】
図2に示されたように、DTV 102、DTV 103、PC 105、DVCR 110、DVD 108、DSS-NIU 104及びDVCR 120を含む装置11は1394ネットワークを含むネットワーク100に現在接続された装置を表わす。クライアントサーバ関係が前記付着された装置間に存在するが、DTV 102、DTV 103及びPC 105は典型的にクライアントとして行動し、DVCR 110、DVD 108、DSSON 104及びDVCR 120装置はサーバとして行動する。
【0031】
典型的な1394ネットワークは、制御される一つ以上のサービスを提供するサーバ装置(例えば、MPEGビデオ録画及び再生サービスとしてのDVCR 100、及び前記サーバ装置を制御するためのユーザインタフェース(UI)サービス(例えば、DTV 102)を提供するクライアント装置を含む一旦の電気製品などの相互接続された装置を含む。ある電気製品(例えば、DTV 103は制御されるサービス(例えば、MPEGデコード及びディスプレー能力)及びUI制御機能力の両方を合わせ持つことができる。本発明の一態様に従い、ワールドワイドウェブ(WWW:World Wide Web)標準(ウェブモデル)で用いられる技法からプロトコル、文書の説明、イメージ圧縮及びスクリプティング言語標準を含む方法及びシステムが使用されてネットワーク100で1394ウェブユーザ-対-装置制御モデルを具現する。前記ウェブモデルはクライアント/サーバモデルである。制御されるサーバ装置(サービス)はウェブサーバを含み、制御機クライアント装置(すなわち、UIをディスプレーできる装置)は、後述する、ウェブブラウザー(例えば、エクスプローラTM、ネットスケープTM、など)のGUIプレゼンテーションエンジンを含むウェブクライアントを含む。
【0032】
<ユーザ装置制御>
図4(a)は、本発明によりネットワーク100でDTV 102などのクライアント装置にMPEGビデオを再生するDVCR 110などのサーバ装置を示すが、このとき、前記DTV 102はユーザインタフェースをディスプレーできる。前記DVCR 110はウェブサーバハードウェア及びソフトウェブサーバを含み、前記DTV 102はウェブブラウザーソフトウェアを含む。ユーザはDTV 102を利用して前記DVCR 110に含まれた装置情報202に基づくか、或いは前記DTV 102に含まれた装置情報204に基づくユーザインタフェースを前記DTV 102が表示するように要請できる。例えば、ユーザはDTV 102内のブラウザー200を利用してDVCR 110に含まれたHTML制御ページGUI202或いはDTV 102に含まれたHTML制御ページGUI 204をディスプレーできる。各ページ202、204はHTMLにグラフィックユーザインタフェース叙述情報を含むに当たって、前記ブラウザー200は前記情報を読み出してグラフィックユーザインタフェースを生成する。各ページ202、204は各々アプリケーション206、212の制御インタフェースを表わす。各ページ202、204はページの体系を含んで相応するアプリケーション制御インタフェースを表わすことができる。
【0033】
各GUI 202及び/或いは204はネットワーク100に現在接続された制御装置をユーザが選択し、かつ制御するための能動制御アイコン及び/或いはボタンを含む。例えば、前記ユーザがDTV 102上のブラウザー200によりディスプレーされるDVCR 110のGUI 202でプレイボタンを選択した場合、ハイパリンクメッセージはDVCR 110ウェブサーバにリターンされてDVCRハードウェア208を動作するためにDVCR 110内のアプリケーションソフトウェア206(例えば、MPEG録画/再生サービスアプリケーションソフトウェア)に向かう。一例において、DVCR 110内のMPEGビデオストリームソース208はDTV 102でアプリケーション制御ソフトウェア212の制御下でのディスプレーのためにMPEGビデオストリームをMPEGビデオデコーダ及びDTV 102内のディスプレーシステム210に送信する。DVCR 102内の前記アプリケーションソフトウェア206はまた、例えば、動作が成功したかどうかに対する通知、或いはユーザに状態を表わすDTV 102に対する変更されたり相異なる制御GUI 202を含んで、DTV 102内のアプリケーションソフトウェア212に情報を戻す。アプリケーションソフトウェア206及び212間には、例えば、ビデオストリームサービスに対する1394等時的なビデオストリーム接続をセットするための通信がさらにありうる。
【0034】
図4(b)は、ネットワーク100において、ユーザインタフェースをディスプレーできるクライアント装置と通信するサーバ装置の他の例示的な構造図である。DVCR 110などの前記サーバ装置はネットワーク100でDTV 102などのクライアント装置にMPEGビデオを再生し、ここで、前記DTV 102はユーザインタフェースをディスプレーできる。
【0035】
<通信プロトコル>
本発明の実施形態において、ネットワーク100で装置間の通信プロトコルはハイパテキスト伝送プロトコル(HTTP 1.1)及び分散、協力、ハイパメディア情報システムのためのアプリケーション-レベルプロトコルに基づく。HTTPは多くの任務用として使用できる包括的、無国籍、客体指向的なプロトコルである。HTTPの特徴は装置が接続されるネットワーク100を通じて伝達されるデータに独立的に装置が作られるように許容する、データの表現のタイピング及び交渉である。
【0036】
<GUI叙述言語>
各種のGUI 202、204を定義するための叙述文書言語(Description Document Language)は、例えば、ワールドワイドウェブの公表言語である、HTML、バージョン4.0でありうる。HTMLはテキスト、マルチメディア、及びハイパリンク特性、スクリプティング言語及びスタイルシートを支援する。HTML 4.0は国際標準ISO 8879によるSGML(Standard Generalized Markup Language)アプリケーションである。
【0037】
<イメージ圧縮フォーマット>
イメージをディスプレーするために、HTML明細により明記された3つのスチールイメージグラフィック圧縮フォーマットが1394ウェブネットワーク100においてアイコン、ロゴ及び他のグラフィック用として用いられる。前記スチールイメージグラフィック圧縮フォーマットは、グラフィックインタチェンジフォーマット(GIF89s:Graphic Interchange Format)、進歩的な連合フォトグラフィック専門家グループ(JPEG:Progressive Joint Photographic Experts Group)及びポータブルネットワークグラフィック(PNG:Portable Network Graphic)である。表1は、3つの相異なるスチールイメージグラフィック圧縮フォーマット間の能力上の違いを示している。
【0038】
【表1】

【0039】
<スクリプティング言語>
さらに、前記ウェブスクリプティング言語、ECMA-スクリプト-262は活用されてウェブ基盤のクライアント-サーバーアーキテクチャーの一部としてGUIウェブページ202を視覚的に拡張するための手段を提供する。スクリプティング言語は装置の設備/サービスを扱い、注文生産しかつ自動化するためのプログラミング言語である。前記ユーザインタフェース200は基本的なユーザ相互作用機能を提供し、前記スクリプティング言語は活用されてプログラム制御に対する前記機能性を示す。前記現在のシステムはスクリプティング言語の能力を完成する客体及び設備のホスト環境を提供する。前記ウェブブラウザー200は、例えば、ウィンドウ、メニュー、ポップアップ、ダイアロッグボックス、テキスト領域、アンカー、フレーム、ヒストリー、クッキー、及び入力/出力を示す客体を含むクライアント側の演算のためのECMA-スクリプトホスト環境を提供する。
【0040】
前記ウェブブラウザー200は、EXMA-スクリプト-262に対するホスト環境を提供し、前記ホスト環境はフォーカスの変更、ページ及びイメージローディング、アンローディング、エラー及び中断(Abort)、選択、フォームの提案、及びマウスアクションなどのイベントにスクリプティングコードを付け加えることを支援する。スクリプティングコードはHTMLページ202及び204内に含まれ、ブラウザー200内の前記ディスプレーされたページはユーザインタフェース要素、及び決定及び計算されたテキスト及びイメージの組合わせを含む。前記スクリプティングコードはメーンプログラムに対する必要なしにユーザ相互作用に応答する。
【0041】
<クライアント装置明細>
一例において、1394ウェブクライアントブラウザー200についての明細はHTTP1.1明細を含むが、ここで、GUI 202及び/或いは204がクライアント装置(DTV(102))のブラウザー200で見られるままでいる間に、1394ウェブユーザ制御での前記維持接続はサーバ装置(DVCR 110)からの全体状態報告を許容するため、接続維持(Persistence)と関連したHTTP 1.1明細の'8.1.2.1交渉'セクションは例えば、DTV 102などのHTTP1.1クライアント装置が前記1394を介して例えば、DVCR 110などのサーバ装置への接続が開いた状態で残ることを期待するように修正される。前記HTTP接続は開かれたままでいることになり(HTTP明細RFC 2068)、ここで、維持接続を支援するクライアントはその要請を"パイプライン"できる(すなわち、各々の応答を待たずに多重の要請を送る)。サーバは前記要請が受信された順序と同様に前記要請に対して応答を送らなければならない。これは、ウェブブラウザー200が、例えば、即座再生、即座記録、巻き戻し完了、テープの破損、などの状態応答に後ほど満足できる前記DVCR 110に対する要請をパイプラインするように許容する。例えば、前記DVCR 110からの制御ページを含む他の例示的な具現はGUI叙述202のDVCR 100の要請に対するループ要請を含みうる。
【0042】
前記GUIプレゼンテーションエンジン200はDTV 102などのクライアント装置で活用されてHTML4.0文書叙述言語及び関連した明細(下記)として書かれたGUI叙述202、204を解釈し、ユーザにディスプレーするためのグラフィック形態を生成する。前記GUIプレゼンテーションエンジン200は、例えば、次の属性を含む:(1)例えば480x640ピクセル(480x640は垂直に480、水平に640)のウィンドウ(GUI)最小デフォルトの大きさ。本デフォルトの大きさはGUI 202、204で意図された外観がユーザにブラウザー200内で伝達されることを保証するためのものである。前記伝達されたGUI 202、204はウィンドウの480x640ピクセル内でディスプレーされるか、ユーザにより指示される他の事項がない場合、同一の映像比で拡大される;(2)スチールイメージ圧縮フォーマット:例えば、GIF89a、JEPG、及びPNG;(3)スタイルシートフォーマット及びフォント:例えば、CSS1及びCSS2;(4)単純サーバ電子製品がフォントを支援しなければならないことから自由になるようにするために次の、例えば、内蔵型フォントなどのフォントがクライアント装置に要求される。
【0043】
各々の包括的なラテン語族から最小一つのフォントが選択されうる:例えば、'セリフ'語族からタイムズニューロマン(times new roman);'サン-セリフ(sans-serif)'語族からヘルベチカ(helvetica);'カールシブ(cursive)'語族からジャフ-チャンセリ(zapf-chancery);'ファンタジ(fantasy)'語族からウェスタン(western);及び'モノスペース(monospace)'語族からクーリエ(courier)がそれである。他のフォントもまた活用できる;及び(5)例えばECMA-262などのスクリプティング言語。GUIプレゼンテーションエンジン200の例は、所望のままに構成/注文製作されたエクスプローラTM及びネットスケープTMなどのウェブブラウザーを含む。
【0044】
<サーバ装置明細>
一つ以上のサーバ装置(例えば、1394ウェブネットワーク、DVCR 110のように制御される電気製品ウェブサーバ)は次の6種の構成要素を含む:
【0045】
(1)HTTP1.1クライアント装置(例えば、DTV 102がサーバ装置と維持接続を維持しようとすることをHTTP1.1サーバ装置(例えば、DVCR 110)が仮定するように修正された接続と関連したHTTP1.1明細の'8.1.2.1交渉'セクションをもつHTTP1.1ウェブサーバプロトコル。1394ウェブネットワーク100での前記維持接続は、例えばサーバ装置DVCR 110から前記クライアント装置DTV 102への全状態報告(Full Status Reporting)を許容するのに対し、前記DVCR 110のGUI 202は前記DTV 102のブラウザー200に見られる状態で残っていることになる。さらに、サーバ装置の最新状態を獲得するためのHTTPの条件的なゲット(Conditional GET)を使用する方法が使用できる。ユーザがホームネットワークディレクトリにリターンしたり、ホームネットワークディレクトリをリフレッシュする時ごとに、ブラウザー200はページを全体的に再表示する。これは、ホームネットワークディレクトリの基礎となるHTMLが、装置が前記ネットワーク100に付加されるか、或いは除去された場合に前記装置から更新されたHTMLファイル202、204コピー版を検索する。再生成できたために必要である。装置アイコンが更新されて前記装置の動作状態での変化を反映することも可能である。このように、EIA-775.1装置により具現されたブラウザーはHTTP"条件的なゲット"要請を活用してウェブページの新規のコピー版或いはグラフィックがサーバから検索される必要があるかどうかを決定する。
【0046】
(2)例えば、HTML4.0で書かれた装置ホームページGUI叙述202、204は、例えばicon.htm、name.htm、logo.htm、index.htm、gifファイルなどのファイルを含む。前記index.htmファイルは装置のicon.htm及びname.htm HTMLファイルに含まれたHTMLリンクにより参照され、ここで、index.htmは、例えば、"INDEX.HTML"として選択的に名づけられる。INDEX.HTMとして名づけられたファイルは前記ICON.HTM及びNAME.HTMが'INDEX.THM'でハイパリンクを作るために標準の名前になる必要が無く、これに伴い、前記名前は任意的である。ICON.HTM及びLOGO.HTMは同一の装置内の実際のグラフィックファイル、例えばLOGO.GIF及びICON.GIFを参照する。前記叙述202、204はネットワーク100で前記装置によりアクセスできる。所望の外観を保証するために、前記制御GUIデザインは、例えば480x640ピクセルのデフォルトGUI大きさでありうる。例えば、伝送されたGUI 202はブラウザー200内で480x640ピクセルのウィンドウにディスプレーされるか、或いはユーザにより指示された他の事項がない場合、同一の映像比で拡大されうる。
【0047】
(3)前記ネットワークに接続された装置に対する情報を示すブラウザー200内の最上位-レベルネットワークページ220(図5ないし図6)で、前記装置を表現するために少なくとも二つの装置アイコンファイルが提供される。一つのアイコンはグラフィックファイルファイルタイプ(例えば、GIF、JPG或いはPNG)及び名づけられたICPN.HTMを含みうる。一例において、ICON.HTM(DVCR)はHTMLページ202でINDEX.HTMを参照しICON.HTM(DTV)はHTMLページ204でINDEX.HTMを参照する。前記装置の制御ページ(例えば、INDEX.HTM)のための前記最上位リンクはICON.HTMでありうる。ブラウザー200はネットワーク100内の多数装置のアイコン及びリンクをユーザによるサービスの発見のために最上位-レベルホームネットワークディレクトリページ220に位置させる。次に、ユーザは前記ページ220にディスプレーされた前記アイコンをクリックし装置ページ(例えば、ページ202内のINDEX.HTM)が引き出される。デフォルトディスプレーホームネットワークディレクトリは最上位-レベル発見ページである。
【0048】
多くの追加的でかつ相異なるグラフィックアイコンがまた活用されて、例えば、装置の状態、ユーザ構成のお気に入り事項或いはアイコングラフィックに取り替えできる生産者フォーマットを表わすことができる。後述する発見プロセスにおいて、ネットワーク100に接続された装置からのアイコンは共に集まってユーザによる選択のために前記最上位-レベルネットワーク装置ページ220にディスプレーされる。例示的な装置アイコン明細は次のことを含む:HTTPサーバによりアクセスできるファイル名ICON.HTM(ファイル名はウェブサーバによりアクセスできるディレクトリ、ファイル空間内にあって、それらは検索されてネットワークを介してブラウザーにフォワードできる);GIF、JPG或いはPNGなどのグラフィックファイルタイプ;及び70(V)x130(H)ピクセルの最大の大きさをもつアイコングラフィック。
【0049】
(4)少なくとも二つの装置ロゴファイルが提供されて最上位-レベルネットワーク装置ページで装置を表わす。ロゴはグラフィックファイルタイプ(例えば、GIF、JPG或いはPNG)及び名づけられたLOGO.HTMを含みうる。一例において、LOGO.HTM(DVCR)はHTMLページ202内のINDEX.HTMを参照し、LOGO.HTM(DTV)はHTMLページ204内のINDEX.HTMを参照する。一バージョンにおいて、装置の制御ページ(例えば、INDEX.HTMのための最上位リンクはLOGO.HTM)でありうる。あらゆる装置ロゴはユーザによるサービスの発見のために最上位-レベルホームネットワークディレクトリページ220に位置する。次に、ユーザは前記ページ220内にディスプレーされたロゴをクリックし前記装置ページ(例えば、部材番号202)が検索される。生産者サービスのための多くの追加的でかつ相異なるグラフィックがロゴグラフィックフォーマットに取り替えできる。発見プロセスに従い、ネットワーク100に接続された装置からのロゴは共に集まってユーザによる選択のために最上位-レベルネットワーク装置ページ220にディスプレーされる。例示的な装置ロゴ明細は、次のことを含む:HTTPサーバによりアクセスできるファイル名LOGO.HTM;GIF、JPG或いはPNGなどのグラフィックファイルタイプ;及び約70(V)x130(H)ピクセルであるロゴグラフィックの最大大きさ。
【0050】
(5)少なくとも一つの装置名(NAME)が提供されて最上位-レベルネットワーク装置ページ内の装置を表わす。名前はHTMLファイルNAME.HTMでテキストを含む。このテキストは制御ページ(例えば、部材番号202)をまた参照できる。これは、前記装置の制御インタフェースに対する発見ページ内の最上位-レベルリンクである。前記テキストは同一の装置を区別する方法を提供するが、例えば、二つの同一のDTVが名前テキスト'寝室用TV'及び'居間用TV'を追加することにより区別できる。前記テキストは装置タイプ、例えば、DVCR或いはDTVを明らかに示すために幾つかの単語を含みうる。発見プロセスに従い、ネットワークに接続された装置からの名前は相応するアイコン/ロゴによりアクセスされ、アイコン/ロゴ下で最上位-レベルネットワーク装置ページ220にディスプレーされる。例示的な名前明細は次のことを含む:HTTPサーバによりアクセスできるファイル名NAME.HTM;フォント大きさ10をもった、2行のテキストのように明示されてないテキストが相応するアイコン/ロゴ下でディスプレーできる。従って、例えば、前記NAME.HTMテキストに対するスペース大きさはアイコン/ロゴ(垂直に70x水平に130)と合わせるために垂直に20、水平に130でありうる。図5ないし図6内の例で示されたように、最上位-レベルUI 220のフォーマットはネットワーキングされる装置の機能をユーザに表わすアイコンの行列を含みうる。前記装置を表わす名前は(name.htmから)同一の装置からのアイコン(icon.htmから)下方に位置する。ロゴ(logo.htmからの)は例えば、任意の空いているアイコンの位置に位置できる。最上位-レベル叙述250は(図9(a)ないし図9(c)と関連して後述する)ユーザインタフェーシングできる装置により独立的に生成されるので、正確なデザインが事前調整される必要はない。アイコン、ロゴ及び名前の最大サイズはGUI行列のデザインを容易にするために事前調整できる。
【0051】
(6)HTML4.0で書かれた装置情報要約ホームページ叙述文書が例えば、"info.html"或いは"info.htm"の名前で提供され、発見プロセスのためにHTTPサーバによりアクセスできるように製作できる。リンクは制御ページ、例えば、部材番号202を介してINFO.HTML情報に提供できる。装置情報要約ホームページはユーザに装置ホームページに見られるように詳細な制御インタフェースの代わりに装置情報を提供する。表2は含まれる装置特性テキスト及び含まれうる他の装置特性テキストを示す。前記表は他の特性を含むように拡張できる。
【0052】
【表2】

【0053】
表2は生産者名、生産者ロゴイメージ名などの装置要約情報を含み、生産者のウェブサイトへの利用可能なインタネット接続がある場合、一助のために生産者URLをさらに含みうる。表2はユーザ構成可能装置名及び家庭での装置位置をさらに含みうる。前記装置の相異なる状態を表示する装置アイコンには各種の変形がありうる。前記装置アイコン特性フィールドは現在アイコン名を含む。従って、前記装置要約情報ページは現在の状態を表わすアイコンを表示することにより、ユーザに即刻的な装置状態情報を提供できる。
【0054】
各々の装置は一つ以上のサービス、例えば、ビデオストリームソース或いはビデオストリーム目的地を含みうる。各々のソース能力は補完的なデフォルト目的地能力をもち、各々の目的地能力は補完的なデフォルトソース能力をもつ。本ストリームデフォルト名記載事項(Entry)は例えば、毎回DTVを選択しなければならないことを除去するために、DVCRがソースとして制御される場合、前記最も近いDTVを目的地に自動的にデフォルト化するのに使用できる。1394アドレスに対するストリームデフォルト名の背景交差-参照が提供される。ビデオストリームサービスは1394インタフェースそれ自体により(ウェブモデルによらずに)提供される。そのようなものとして、1394アドレスメカニズムに対するデフォルトソース或いはシンクの欠陥がある。ユーザは装置にアクセスしてデフォルト値に対する名前を選択でき、前記名前は次に装置に貯蔵される。前記装置のソフトウェアエージェントは、必要な場合、前記デフォルトストリームを許容するために1394アドレス及び1394ソフトウェアのためのパラメータを探さなければならない。
【0055】
ソース及び目的地サービス属性を使用して、現存するホスト或いは装置(ノード)及びサービスと互換性を維持しつつ、新規サーバ/サービスが具現できる。例えば、新規サービスを提供する、現存するサーバ装置と互換される新規サーバ装置が開発された場合、新規及び現存のサーバの両方ともネットワーク100で現存サーバを使用して現存ノードと互換性を維持しつつ、新規ノードの属性リストに付加できる。ユーザは目的のために互換される装置を選択できる。これは、ユーザに現存の装備の能力をチェックするための"アバウト"情報を、例えば、互換性が要求される新規な装備を購買する前に提供する。
【0056】
<ネットワーク動作>
1394ウェブ標準を支援するあらゆる装置(例えば、ユーザインタフェースをディスプレーできる装置)に対する発見プロセスはホームネットワークに対する最上位-レベルユーザ制御ページ叙述を生成するためにネットワーク100に接続された装置から装置情報を集めるが、ここで、各装置はグラフィックアイコン参照及び前述したテキスト名前参照により表示される。前記最上位-レベル叙述はブラウザー200などのプレゼンテーションエンジンに対するデフォルトページを含みうるが、ここで、前記ブラウザー200は、図5ないし図6に例として示されたように、ブラウザー200にディスプレーされるネットワーク最上位-レベルグラフィックユーザインタフェース220(GUI)を表現したように、前記装置から前記グラフィックイメージ及び名前を収集する。動的に生成される最上位-レベルホームネットワークページ220はブラウザーに対するデフォルトページ(ブラウザーがラウンチされるときにディスプレーされる最初のページ)として作られる。
【0057】
図4(b)を参照して、例示的な動作段階は次のことを含む:(1)装置102内にブラウザー200がラウンチされる。(2)ブラウザー200はページ204からHN-ディレクトリHTM(最上位-レベルUI)を検索し、かつ表示する。(3)ブラウザー200はページ202、204からHTMファイルicon.htm及びnames.htmを検索し、最上位-レベルUIに表示する。(4)ブラウザー200はページ202、204から任意のグラフィックファイル(例えば、GIF)を検索し、最上位-レベルUIに表示する。(5)すると、ブラウザー200は全てのHN_ディレクトリページ220を表示できる(ページ220はネットワーク100に接続された相異なる装置のために'INDEX.HTM'ファイルへのハイパリンクで作られる。(6)ユーザが、例えばDVCR 110を制御するためにGUI 220内のDVCRアイコンをクリックした場合、DVCR 110の'INDEX.HTM'に対する最上位-レベルページ220に相応するハイパリンクは使用されてDVCR 110内のページ202から'INDEX.HTM'DVCRの最上位-レベル制御ページを検索し、DVCR制御ページをユーザに表示する(例えば、クリックされたフレームが(例えばicon.htmフレーム)が十分に大きくない場合、グラフィックは全体のフレームの大きさをもったブラウザーの他のコピー版として表示される)。すると、ユーザはDTV 102内のブラウザー200により表示されるDVCR装置110の'INDEX.HTM'により提供される制御インタフェースを使用してDVCR 110を命令し、かつ制御できる。
【0058】
'INDEX.HTM'という名称はICON.HTM及びNAME.HTMが'INDEX.HTM'にハイパリンクされて生成されたものであるため、任意的である。しかし、ICON.HTM及びLOGO.HTMは同一の装置で実際的なグラフィックファイル(例えば、LOGO.GIF及びICON.GIF)を参照する。一実施形態において、LOGO.HTMは装置に対するロゴが選択的である場合に選択的でありうる。前記HN_ディレクトリHTMLファイルは他の装置からアクセスできるように標準名称(NAME)をもちうる。
【0059】
図5ないし図6は、クライアント装置(例えば、DTV 102、HDTV 1あるいは最上位-レベルGUIページ220を生成し、かつ表示するサーバ装置(例えば、DVCR 110などのホスト装置は優先順位を仮定しホスト装置のアイコン、名称、ロゴなどに対するより大きいアイコンを使用できることを示す)。一バージョンにおいて、サーバをもった装置(提供中のサービス)だけがGUI 220にディスプレーされる("クライアント装置"はクライアント能力をもった装置を含み、もし、クライアントだけであれば、提供するサービスがないため、最上位-レベルGUIにディスプレーされない。発見プロセスはISO/IEC 13213の8節に定義されたように、1394アドレス空間データ貯蔵部(構成ROM構造)から情報を読み出す。たとえ'ROM'と呼ばれても、前記アドレス空間はユーザ構成及びユーザと関連して貯蔵された値の修正を許容するために書込み可能であると仮定する。構成ROMの内容及び発見プロセスについては後述する。
【0060】
インターネット、ウェブ及び1394技術を使用した消費者装置のホーム或いはローカルネットワーク制御のための装置命名、アドレッシング及び発見プロセスは、一般的なインターネット空間での要求条件及び慣行と相異なる場合がある。このように、消費者装置のホーム或いはローカルネットワークでの本発明の一態様によれば、装置発見、アドレッシング及び命名要求の条件を含む特別のプロセスが活用される。例えば、ホームネットワークは外部の通信及びサービスの存在無しに完全に機能しなければならず、ネットワーク管理者無しに構成が完全に自動的でなければならない。ユーザ制御は多くの場合に全くキーボードが必要ない。さらに、IEEE 1394プロトコルは活用されて単純でかつ効率良く、優れた発見及び構成機能を提供できる特性を含む細かいインタフェースを提供する。
【0061】
<1394ホームネットワーク>
図7は、本発明の他の実施形態に従い構成されたネットワーク300のブロック図である。理解を助けるために、できる限り本明細書で全体の図面を通じて同一の参照符号が共通的な同一要素を指すように使用された。図7に示されたように、前述した1394シリアルバス114は、図2を参照して前述した、ネットワーク100上でのサーバ装置14(例えば、DVD 108、DVCR 110)及びクライアント装置12(例えば、DTV 102)を含む多重装置を電子的に接続し、ここで、前記装置は前述した図3の例示的な層をなしたインタフェースモデルを使用して通信する。
【0062】
ネットワーク300は1394シリアルバスを使用することに限定されず、本発明の代案的な実施形態において、イーサネット、ATM無線などの他のバスタイプが、個別ネットワーク(例えば、ホームネットワーク)の特定の作業処理量の要求条件を満足すれば、物理層として使用できる。図7に示されたように、ネットワーク300は1394シリアルバス114に接続された各種の装置を含む。本例において、前記装置は次のディスプレーのために衛星122から送信信号を受信するためのDBSS 104を含む。中でも、DBSS衛星送信及び1394シリアルバス114間のインタフェースを提供するネットワークインタフェースユニット"NIU"はDBSSと関連する。デジタルビデオ装置DVD 108はまた例示的なネットワーク300に接続される。前記DVD 108は、例えばデジタルテレビ上のディスプレーのためにデジタル的にエンコーディングされたビデオのソースとして使用できる。またデジタルビデオカセットレコーダDVCR 110、デジタルTV(DTV)102は例示的なネットワーク100に接続できる。本例において、前記DTV 102はユーザがホームネットワーク300を通じて装置を制御し、かつ命令するように許容するブラウザー技法を採用することによりネットワーク300に対するヒューマンインタフェースを提供する。第2のDTV 103はユーザがホームネットワーク300を通じて装置を制御しかつ命令するように許容するブラウザー技法を採用することにより、ネットワーク300に対する他のヒューマンインタフェースを提供する。前記DTV 102及び103はHTMLページをディスプレーするためのスクリーンを含むが、ネットワーク300に対するヒューマンインタフェースを提供できる。しかし、ディスプレー能力をもつ他の装置もヒューマンインタフェースを提供するのに使用できる。すなわち、本発明の特定の実施形態において、個人向けコンピュータ(PC)105などの装置は典型的にスクリーンディスプレーユニットを統合するが、各ホームネットワークに対するヒューマンインタフェースを提供するのに使用できる。
【0063】
1394シリアルバス114は、HTTP/IPインタフェースプロトコル、好ましくは、HTTP/TCP/IPを使用すると説明され、ここで、IPはパケットフォーマット(一方向の書込み専用モデル)を提供し、TCPはIPの無エラーバージョンを提供し(例えば、パケットの到着及び正確な順序を保証)、HTTPは2-方向接続を提供する(サーバへのパケットは応答を期待する-'読出し'モデル。特定の装置は他のプロトコルインタフェースタイプ(例えば、TCP/IP 、UDP/IP、FTP/IP、TELNET/IP、SNMP/IP、DNS/IP、SMTP/IPを要求できる。本発明の特定の実施形態において、プロキシ116は接続された場合前記ネットワーク300を含む、各媒体に対する相異なるインタフェースプロトコルを使用して両ネットワークをインタフェースするのに使用できる。
【0064】
例えば、図7に示されたように、HTTP/IPインタフェースプロトコルを使用する前記1394シリアルバス114はプロキシ116によりホーム自動化ネットワーク118(例えば、X10)に接続される。HTML/HTTP/TCP/IP及びX10プロトコル間のインタフェースのためにVCR-コマンド/ACV/FCP/1394用HTML/HTTP/TCP/IP/1394プロキシとして前記プロキシを使用することにより、DVCR 120もネットワーク300にアクセスできる。
【0065】
本実施形態において、前記ネットワーク300はバス121を介して前記1394シリアルバスに対する相異なるタイプの外部のネットワーク119(例えば、イーサネット)に接続できる。プロキシ117は前記2種類の相異なる媒体タイプをインタフェースするのに使用できる。外部ネットワーク119のアドレッシング体系及びネットワーク300のアドレッシング体系間の通信のために、ブリッジ117はネットワークアドレストランスレーション(NAT:Network Address Translation)境界を含む。この技法は会社のLANに活用でき、多数のネットワークの他のIPアドレスの要求条件を満足する複雑な問題に対する'分割後の征服'接近法により、'IPV4アドレスの消尽’を防止する。前記外部ネットワークは電話へのイーサネット(例えば、ADSL)を介してインターネット及びWWWに広域接続を提供する、例えばケーブル-TVを含みうる。前記イーサネット119は外部ネットワークに対するブリッジ機能を提供する。前記ブリッジ117或いはイーサネット119は、NATアドレス変換機能を提供できる。もし、イーサネットがローカルプライビット(家庭への)アドレッシング(例えば、IETF標準RFC 1917により規定された)を提供すれば、NAT機能がイーサネット119内にあることになる。現存するケーブルモデムはグロ−バルアドレス及びイーサネット上のPCのためのインターネットグロ−バルアドレスにセットアップされる(この場合、前記NATはブリッジ117内にあることになる)。
【0066】
<IP名前/アドレス構成>
ネットワーク300に対する前述した装置命名し、アドレッシング及び発見プロセスがこれから説明される。装置命名に対し、ポイント及びクリックウェブ動作(例えば、GUI/ウェブ使用)はネームサービス(DNS、ドメインネームサービス(Domain Name Service)を必要としない。ウェブGUIは抽象的な階層を提供し、アドレスは能動GUI領域(例えば、ボタン)でのユーザ'クリック'により引き起こされたハイパ-テキストリンクとして隠匿される。ローカルネットワーク300内での装置に対する任意の変更はその視覚にネットワーク300で装置の状態を表示し、即刻的な使用のためにユーザにデフォルトとして提供されるブラウザー200(図4(a)ないし図4(b))により、最上位-レベル発見GUIページ200(図5ないし図6)が再生成されるようにする。
【0067】
装置対装置の制御のために相異なるルックアップサービスが名前以上のもののために活用される(例えば、サービスルックアップ及びアプリケーションルックアップ)。このように、DNSは装置対装置の制御のために必要な特性を提供しないこともある。しかし、装置(例えば、1394に接続されたPC)は日ごろのようにDNSサービスにアクセスできる。DNSは家庭内で発見或いは装置/サービスの動作を必要としないが、DNS(アドレスへの名前)ルックアップサービスは例えばPCからの外部アクセスのために必要である。例えば'www.yahoo.co.kr"という名前がブラウザーでタイピングされたなら、インターネット(甚だしくはホームインターネットも)はアドレスとして動作するので、ヤフーコンピュータのIPアドレス、すなわち、216.32.74.52に対してルックアップが生成される。
【0068】
HN最上位-レベルディレクトリGUI叙述を生成するためのエージェントを含み、また特別の会社のウェブサーバ、例えば、homewideweb.com(ipアドレス)をも含む775ウェブUI装置はDNSアドレス知識(Knowledge)をも持ちうる。前記DNSサーバコンピュータIPアドレスは生産者の制御を受ける任意のIPアドレスでありうる。効果的には、前記DNSアドレスは前記装置に内蔵される(或いはもしエージェントが更新可能に作られ、後ほど更新されのであれば、DNSアドレスは更新できる)。
【0069】
装置アドレッシングのために、本発明の一実施形態において、大きいアドレス空間から固定IPアドレスを活用することは最も単純で、かつ最も信頼性あるネットワーク構成を提供でき、1394インタフェースで手軽にアクセスできるROMデータ空間はその内の固定IPアドレスの活用を許容する。本発明の他の実施形態において、非固定(流動)IPアドレスが活用できるが、ここで、抽象的な階層(例えば、名前或いはルックアップメカニズム)が線-組織化された通信を維持するために採用される。
【0070】
IPアドレス構成のために、次のプロトコルが活用できる:(1)DHCPサーバ及びDHCPクライアントをもった動的なホスト構成プロトコル(DHCP:Dynamic Host Configuration Protocol)、(2)自動-構成によるDHCPクライアント(DHCPサーバは存在しない)、及び(3)好ましくは、後述するFWHCP(防火壁ホスト構成プロトコル:Fire−wall host configuration protocol)サーバエージェント及びFWHCPクライアント。前記(2)での自動-構成はIETFドラフト(DRAFT)"draft-ietf-dhc-ipv4−autoconfig04.txt"として提案されたものである。
【0071】
DHCPはBOOTP/UDPプロトコルの支援を必要とし、1394明細内でなされたものをコピーし、賃貸時間及び動的なアドレッシングなどの特性を提供する。典型的なDHCPは管理者による管理を必要とし、構成されて、例えば、DHCPサーバが内蔵された多重の同一の消費者電子製品が考慮される必要のある大量生産された消費者電子(CE:Consumer Electronics)製品のネットワークの要求条件に適合化しなければならない。
【0072】
1394技法はネットワーク構成に合わせられた'プラグ-イン'或いは'パワー-アップ'リセット及び次の'セルフ-ID'シーケンスを提供する。さらに、前記1394明細は構成データ(例えば、IPアドレス)の貯蔵及びアクセスのために合わせられた内蔵型'ROM'アドレス空間を提供する。このように、本発明の好ましい実施形態において、IPアドレス構成にエージェント(FWHCP)及び1394装置のユーザ制御のための発見ページが活用される。FWHCPは1394ウェブ及び1394装置に対するIPアドレス構成を提供する。FWHCPの目的及び結果はDHCPと類似であるが( すなわち、ローカルIPアドレスを識別し、かつ割当てるためのサーバ)、動作上FWHCPは1394アドレス空間内のデータ及び1394命令を使用する。FWHCPは1394ネットワーク上の1394ウェブ装置のIPアドレス構成を、隣接して付着された1394ではない10.x.x.x範囲から始まる内蔵されたIPアドレスをもって生産される。発生確率の低い衝突が起こった場合、FWHCPは新規なIPアドレスを設定し、それを前記装置に貯蔵する。
【0073】
DHCP/自動-構成は1394ではないネットワーク上の装置に対して活用できる。DHCPプロトコルはクライアントに"要請されたIPアドレス"を提供する。好ましくは、前記要請されたIPアドレス空間は24ビットRFC 1918範囲(10.128.1.1で10.254.254.254)の上段部から選択される。1394 IPアドレスに対する許容されたプライビットアドレス範囲の一部及び他の構成方法に対する他の部分を選択することにより互換され非干渉的なアドレスが異種のネットワークに対して生成され、FWHCP及びDHCPが共存するように許容する。
【0074】
1394及び隣接したネットワークに対する重複しないIPアドレスの選択が好ましい一方で、FWHCPを使用する異種のネットワークはIPアドレスが重複しても構成をなすのに性向するであろう。また、DHCPクライアントは使用する前にテストARPメッセージをもって割当てられたIPアドレスをチェックする。このように、相異なる構成方法がうまく共存できる。
【0075】
<ネットワークシナリオ及びアドレス管理>
図8を参照すれば、IPアドレス構成のための1394ネットワーク(例えば、ネットワーク300)及び非-1394ネットワーク(例えば、イーサネット119)間の通信のための本発明による例示的なプロセスが叙述される。この場合に、前記1394ネットワーク300はFWHCP構成を活用して前記非-1394ネットワーク119はDHCP構成或いは他の方法を活用する。一般的に、1394装置(図7でのDTV及びDVCRなど)はDHCPを支援しない。1394ネットワークで非-1394への通信のための前記1394 DEVICE-3は1394ROMにIPアドレスを含み、1394装置用FWHCPのための支援を提供する。前記DEVICE-3は前記非-1394ネットワークに対する構成メカニズムを支援するための手段をさらに含み、前記非-1394ネットワーク上の装置のIPアドレスのために前記1394ROM空間に拡張データリーフを維持する。このように、1394ネットワーク300上の構成プロセスは(例えば、最上位-レベルUI叙述の生成のためのFWHCP)前記拡張データリーフからIPアドレスを選択することにより、前記非-1394ネットワーク上でIPアドレスの使用を含みうる。前記非-1394ネットワーク構成は前記1394拡張データリーフのためのIPアドレスを提供するために動作する。
【0076】
発見プロセス(エージェント)により、1394明細の'プラグ-イン'リセット及びセルフ-IDは構成のために活用されてIPアドレス構成のために使用できる。好ましくは、固定IPアドレッシングがホームネットワーク用として活用されるが、流動IPアドレッシングもまた活用できる。最上位-レベルGUI叙述が名前よりはIPアドレスを使用するハイパテキスト-リンクとして生成されるので、DNSは1394ウェブ内で必要ない。好ましくは、前記1394ネットワークのための前記IP構成エージェント(FWHCP)は1394ROMデータ及び1394命令を使用してIP構成用として活用されるが、DHCPもまた活用できる。FWHCPはRFC1918 10.LH.X.Xアドレスの下半部を活用するが、他のホームネットワーク(1394ではない)は10.UH.X.Xの上半部を使用する。好ましくは、前記FWHCPサーバエージェントはクライアント(制御初期子)でありうる任意の装置に内蔵される。1394ネットワークに接続された各種のクライアント装置があれば、単に最高の全域唯一識別子(GUID:Global Unique Idendtification)をもったクライアント装置だけが動作する。GUIDはインタフェースに内蔵された番号を含む。1394ウェブネットワーク上で活用可能な多重のFWHCPエージェントがある場合、動作する一つを決定するための初期自己-選定(Self-Election)プロセスがあり、全ての他のものは動作しない。最高のGUIDが動作するのである。他のバージョンでは、最高のビット-反転-GUIDが使用できる。
【0077】
非-1394ネットワークへの装置インタフェーシングは前記非-1394ネットワーク上でIPアドレスのROM拡張リーフを支援する。これは、1394最上位-レベルGUI(例えば、図4(a)ないし図4(b)、GUI 202、204)で非-1394ネットワーク上のIPアドレスの含むことを許容する。1394ROM空間内の制御データビットは3種類の構成エージェントの動作を制御するために使用される:(1)1394自己_IDカウント、(2)IP構成FWHCP、及び(3)後述するGUI叙述生成。
【0078】
初期には1394自己-IDカウントは装置の存在を発見する。バスリセット(パワーアップ/ダウン或いは装置の取付け/取外しにより招かれた)後に前記装置内の1394ソフトウェアは前記番号装置をカウントするための目的で前記自動構成プロセス(1394自己-IDサイクル)を観察する。これは、任意の1394装置に対する1394ソフトウェアの正規部分である。次に、IP構成FWHCP(自己-選任されたFWHCPの一つ)は前記発見された装置を探知し、内蔵IPアドレスをチェックする。発見された重複した(衝突する)IPアドレスは機能しなくなり、新規アドレスが前記装置に対して割当てられる。次に、UP叙述生成エージェント(UI或いは他の装置)はあらゆる1394ウェブ装置IPアドレスを読み出し、制御用装置のユーザ発見のためのウェブブラウザーにより後で表現された各装置から最上位-レベルアイコンページのHTMLで最上位-レベル装置ディレクトリグラフィックユーザインタフェースを生成する。
【0079】
本発明によれば、1394ネットワーク400内の各装置はそれらの固有の最上位-レベルネットワークUI叙述250(図9(c))を生成できる。前記UI叙述250は図5ないし図6でのページ220のような最上位-レベルディレクトリページを生成しかつディスプレーするためにクライアント装置内でブラウザー200などのプレゼンテーションエンジンにより使用される。前記1394自己−IDエージェントが前記1394ネットワーク300に接続されたあらゆる装置を列挙した後、前記最上位-レベルUI叙述250はあらゆるUI装置(及び所望のところの非-UI装置)により個別的に生成される。装置(例えば、DTV)は前記装置を表わすためのより顕著な(例えば、より大きい)アイコンを選択でき、相異なる形状に全体GUI 220を作ることもできる。このような技法は、各々の装置がそれ自体だけのUI叙述250を生成し他の装置に依存せずに前記装置上に基づくGUI(例えば、最上位-レベルページ220)をディスプレーできるので、あらゆる装置の動作のために中央集中式で生成されたGUIよりも実質的により信頼できる動作を提供する。各々のUI叙述250において、現在ネットワーク300に接続された前記装置の装置アイコン及びロゴイメージファイルはアイコン及びロゴHTML'ページ'及びHTMLページに囲まれた名前テキストにより参照される(ICON.HTMを参照したアイコン。'グラフィック'は装置用制御ページをも含むページ202及び204内にある;下の図5は最上位-レベルディレクトリページでのICON.HTM,LOGO.HTM及びNAME.HTMをも示している。HTMLフレームは所望のところの各ネットワーク装置においてネットワーク装置のための最上位-レベルディレクトリUI叙述を生成するために使用される。
【0080】
このように、好ましくは、有用な抽象層が提供されて各装置で生成された最上位-レベル叙述250での変更が必要無しに代案的なファイル名及び例えば、ネットワーク装置での識別グラフィックに対するタイプの使用を許容する。名前テキストもまたHTML叙述202、204(NAME.HTMはページ202、204内にある)内に位置して、ユーザが前記装置GUIページ220のうち一つを通じて装置、例えばDTVでの名前テキストを例えばDTV-BED2に変更するために構成することを許容する。このように、前記ページ220はブラウザーがリセット後にラウンンチされつつディスプレーされる。ユーザはDVCRアイコングラフィックを見てクリックするに当たって、DVCR最上位-レベル制御GUI 202が検索される('プレー'ボタン等で)。ユーザはボタンのうち一つ、例えば、相異なる名前の大きい選択をもった他のGUI(DVCR用制御ページの階層構造での)である"構成装置の名前"をクリックする。ユーザは提供された名前リストから一つの名前を、例えば、"主寝室DVCR"をクリックする。前記装置上のソフトウェアはNAME.HTMとして名づけられたファイルがテキスト"主寝室DVCR"を含むように前記ファイル名を変更する(DVCRを含んでいた旧デフォルトNAME.HTMは他のある名前に変更される)。
【0081】
GUI 220の外観はあまりにも多かったり、或いはあまりにも大きいテキスト或いはあまりにも大きいロゴをもつ'悪い市民'装置である場合にはより安定的である。この場合、前記フレームは前記問題を隔離させ、悪いアイテムが全体の最上位-レベルGUI 220の外観に不利に影響を与えることを防止する。
【0082】
<装置発見構造>
図9(a)ないし9(c)、図10、及び図11を参照すれば、例示的な機能ブロックとデータ及び制御ビットへの接続及び前述した発見プロセスのためのシステム構造400の実施形態のフローチャートが示される。前記システム400は五つの主要素を含む:(1)構成データ及び制御データビットの貯蔵のための1394不揮発性メモリ空間(IEEE1212R ROM);(2)1394装置発見エージェント(1394DDA)404;(3)IPアドレス構成エージェント(FWHCP)406;(4)UI叙述生成エージェント408;及び(5)GUI生成及びランタイム(RUN-TIME)環境410(例えば、図2R>2のウェブブラウザー200)。さらに、図10は図9(a)ないし図9(c)での機能的なブロックと関連して動作するシステム400内のDDA及びFWHCPエージェントに対する例示的なフローチャートを示す。そして、図10は図9(a)ないし図9(c)での機能的なブロックと関連して動作するシステム400内のUIDGAエージェントに対する例示的なフローチャートを示す。
【0083】
図9(a)及び図10を参照すれば、あらゆる装置は、リセット後に、1394バス上の装置を列挙し、他の機能的なエージェントに対する値を通信するためにローカル1394ROM空間402に値を書き込むための(ステップ500及び502)装置発見エージェント(1394DDA)を含む。他の構成エージェントとの同期化された(抑える)開始のために、前記1394DDAエージェント404はまた前記'構成動作'制御ビットをセットする。前記発見エージェント/メカニズムは、ROM空間ではない、一つの装置に対してローカルである構成エージェントの間に、他の装置には見えない情報を通信するための手段を使用できる。
【0084】
<あらゆる装置での1394ROMデータ>
ネットワーク300でのあらゆる装置は1394構成ROM 402での1394ウェブのために、各々発見及びIPアドレスエージェント404及び406と関連した次の情報を含む:(1)内蔵型64ビットGUID(1394明細での全域唯一ID);(2)'10.1.1.1'から'10.127.254.254‘範囲内のRFC 1918プライビットアドレス空間からの内蔵型IPアドレス。生産者は衝突機会が最小化するように前記GUIから値を選択できる。前記プライビットアドレス空間の上段部(すなわち、10.128.1.1から10.254.254.254)はブリッジネットワーク上の装置のために予約される;(3)'10.1.1.1’から'10.127.254.254'範囲内に割当てられたIPアドレス(動作するFWHCPエージェント406により割当てられた);(4)ブリッジネットワーク上でIP装置のためのIPアドレス拡張リーフ;(5)1394装置の割当てられたカウント(1394DDAエージェント404により割当てられた);(6)1394装置発見エージェント404に対するプログレス同期化制御-内-構成を示し、IPアドレス構成を示すための制御/状態ビット(前記構成を示す前記制御ビットは進行中であるため、1394DDA及びIPアドレスのための、制御ビットではないROMデータ内の値はチェックされないか、或いは書き込まれないため、使用されてはいけない)。前記ビットはどんなIPアドレスが有効であるか(割当てられたり或いは内蔵された)、及びFWHCPサーバエージェント406が前記装置で表示されるかどうかをさらに表わす;(7)装置のファイル空間内のファイルが遠隔でアクセスされるように許容するHTTPウェブサーバ;及び(8)実際的な'アイコン'、'名前'、及び'ロゴ'HTMLファイルを含む装置情報202、204及びウェブサーバを通じてアクセスできる参照グラフィックファイル。前記要約された情報は後述する1394ROM空間の説明で詳細に扱われる。
【0085】
<IEEE 1212構成ROM>
一般的な1394ROM構造402の内容がIEEE1212r、IEEE1212 IEC61883に明記されている。前記ROM構造402は情報ブロックの階層構造であって、前記階層構造でより高いブロックはそれらの下のブロックを示す。初期ブロックの位置は固定されているのに対し、他のエントリーはベンダーに依存的であるが、より高いブロック内のエントリーにより明記できる。
【0086】
表3はバス_情報_ブロック及び構成ROM 402のルート_ディレクトリを示す。各エントリーの最初バイトはキーとして知られており、エントリーのタイプを識別する。次のことはDTVのようなディスプレー装置及びDVCR、STB、などのソース装置を含んで、EIA-775明細を使用するあらゆる装置の構成ROMで具現できる。各々の装置が従う異なるプロトコルに基づく各種の他の必要な構造がありうる。表3は、IEC 61883プロトコルでまたコンパイルした装置の情報を含む。ルート_ディレクトリは前記装置が1394ウェブプロトコルだけでなく、EIA-775を支援するということを表わすために、モデル_ディレクトリ及び3つのユニット_ディレクトリエントリー(IEC 61883、EIA-775及び1394ウェブ)に対するポインターを含む。前記ルート_ディレクトリエントリーはこの1394装置により支援されるプロトコル及びソフトウェア(サービスとも呼ばれる)を発見するための他の1394装置に有用である。
【0087】
【表3】

【0088】
前記IEC_61883ユニットディレクトリは表4に示される。このディレクトリはルートディレクトリにおいて、ユニット_ディレクトリオフセットにより参照される(すなわち、表3)。ユニット_SW_バージョンフィールドにおいて、最下位ビットはIEC61883に明示されたように、AV/C(0)を明示する。
【0089】
【表4】

【0090】
前記EIA-775ユニットディレクトリは表5に示されている。次のEIA-775明細情報がEIA-775ユニットディレクトリに示される。
【0091】
【表5】

【0092】
前記ユニット_明細_IDは前記装置の構造的なインタフェース及び前記明細に責任がある組織の身元を明示する。本例の場合、前記ディレクトリ及び身元値=00506816は責任の主体としてEIA及びEIA-775制御構造明細を言及する。
ユニット_ソフトウェア_バージョンは前記装置により支援されるEIA-775改正レベルを表わす。そのフォーマットが表6に示される。
【0093】
【表6】

【0094】
前記1394ウェブユニットディレクトリが表7に示される。次の1394ウェブ明細情報は1394ウェブユニットディレクトリに示される。
【0095】
【表7】

【0096】
前記ユニット_明細_IDは、前記ユニットの構造的なインタフェース及び前記明細に責任のある組織の身元を明示する。本例の場合に、前記ディレクトリ及び身元値=00XXXX16は責任の主体及び1394WEB制御構造の明細を言及する。
ユニット_ソフトウェア_バージョンは、前記装置により支援される1394WEB改正レベルを示す。そのフォーマットが表8に示される。
【0097】
【表8】

【0098】
<ディスカバリー_制御_ビット(3816)>
ディレクトリ及び構造の所有者による個人的な使用のためのIEEE 1212R明細のセクション8.8により許容されたキー値(3816)はディスカバリー_制御_ビットの即刻的な値である。
【0099】
【表9】

【0100】
これらはローカル及び遠隔装置によりアクセスできる1394ROM空間402内の制御ビットである。前記制御ビットは後述するように、IPアドレス構成エージェント406及びユーザインタフェース叙述生成エージェント408により使用される。
【0101】
本発明の一実施形態において、前記制御ビットは次の情報を提供する: 0ビット-あるIPアドレス-あるIPアドレスが使用されるか或いは使用されてないか、すなわち、内蔵型アドレス(=偽)であるか或いは割り当てられたアドレス(=真)であるかを示す。これは、動作するIP構成エージェントFWHCP 406によりセットされる。
【0102】
1、2ビット-構成動作未使用-セットされれば、前記1394装置及びまた、個別的に、前記IP構成エージェント404及び406が、各々動作し、これにより参照された値はそれらが変更できるか、或いはまだ書き込まれていないものであって、無効であることを示す。これらのビットはローカル(装置)1394DDAエージェント404によりセットされる。前記1394DDAエージェント404は1394装置カウントビットをクリアし動作するFWHCPエージェント406はIP-アドレスビットをクリアする。
【0103】
3ビット-FWHCPサーバエージェント406の存在-前記装置が動作できるFWHCPエージェント406をもった場合にセットされる。このビット及びGUIDはどんなFWHCP 406が動作するかを判断するために、FWHCPエージェント406により使用される。
【0104】
1394_装置の_割り当てられた_カウント(3916)-ネットワーク300において、1394装置カウントの割り当てられた即刻的な(IMMEDIATE)値である。前記カウントは前記1394インタフェースが自己-IDサイクルを通じて進行しつつ作られる。1394装置発見エージェント404は前記値を生成し、このとき、前記値はIP及びUI構成エージェント406及び408の各々による次の使用のためにROM空間403に貯蔵される。
【0105】
内蔵_IP_アドレス(3A16)-割り当てられた即刻的な値である。このアドレスは生成時に割り当てられて前記装置に内蔵される。この内蔵されたアドレスが使用できない場合、代案的なアドレスが前記割り当てられたアドレス空間に貯蔵でき、前記制御ビットはこのような事項を示すためにセットされる。
【0106】
割り当てられた_IP_アドレス(3B16)-割り当てられた即刻的な値である。同じIPアドレスが感知される場合、前記IPアドレス構成エージェントFWHCP 406は衝突を防止するために本アドレスを割り当てる。さらに、制御ビットはこのような事項を示すためにセットされる。
【0107】
付着された_ネットワーク用_IP_アドレス_拡張リーフ(BC16)-本ディレクトリエントリーは表10に示されたようなIPアドレス拡張表用データリーフに対するアドレスオフセットのためのものである。前記データリーフは非-1394ネットワーク(しかし、1394ネットワークにブリッジできる)に接続された装置のためのIPアドレスを含む。前記表は外来(非-1394)ネットワークを通じて接続するタイプ(例えば、ブリッジ)の通信装置に含まれる。前記表は必要な分だけの多くのIPアドレスを含むように拡張できる。通信装置自体のアドレスは前記表に含まれてはいけない。
【0108】
【表10】

【0109】
発見制御ビットのための制御ワードと関連して、本明細書で定義されたように、実際的な発見制御ビットワード用ROMエントリーの使用は動作はするが、例示的な具現である。ROMが効率良く記録されるようにデザインされないからである(すなわち、ROM領域は消去されなければならず、それを使用することは他のハードウェア、例えばレジスターに比べて遅い)。レジスターは頻繁に使用される必要のあるデータのために1394ハードウェアに提供される。他のバージョンにおいて、1394レジスターは'発見_制御_ビット'制御ワードとして使用できる。レジスターはまた他の装置によりアドレッシングできる空間にあり、ここで、他の装置は、ROMで前記レジスターのアドレスをルックアップした後そのレジスターに記録できる。
【0110】
図9(b)を参照すれば、一つ以上の装置がIPアドレス構成エージェントFWHCP 406(例えば、制御初期子になりうる全てのUI装置及びゲートウェイウェービング装置及び任意の他の装置)を含む。前記FWHCP構成エージェント406は、1394ネットワーク300を介して1394ROM 402内のデータ内にある全ての装置のIPアドレス値をアクセスする。同期化された開示及び他のアプリケーションの開示完了のために(例えば、UI叙述生成)、前記FWHCPエージェント406はまた'構成動作'制御ビットをアクセスする。
【0111】
図9(c)を参照すれば、ユーザインタフェースをディスプレーできる装置及びまたある他の装置は(例えば、ゲートウェイ装置)、例えば、HTMLで最上位-レベルUI叙述250を生成するためのUP叙述生成エージェント408を含みうる。前述のように、たった一つのIP構成エージェント406だけがネットワーク300に対して動作するため、たとえ全ての装置がIP構成エージェント406を含むことはできても、全ての装置がIP構成エージェント406を含む必要があるのではない。もし、一つの装置が、動作するIP構成エージェント406をもち、ユーザインタフェース装置であれば、前記構成エージェントはUI叙述生成エージェントの前に動作しなければならない。前記UI叙述生成エージェント(UIDGA:UI Description Generation Agent)は、どんなIP構成エージェント406が(ネットワークに多数あれば)同期化の開示を動作しているか判断し使用中のIPアドレスへのアクセスのために、1394 ROM空間402に定義された制御ビットを含む情報及び他の情報(例えば、動作するあるFWHCPが表3のバス_情報_ブロックの全域唯一のID(GUID)であるかを決定するための)を活用する。いかなる装置であっても、HN_ディレクトリページ(最上位-レベル発見ページ)を作るためのUIDGAをもって動作できる。IPアドレスが構成された後に、UIDGAは前記アドレスを読み出してHN_ディレクトリページを作る。各々のクライアント装置において、UI叙述生成が完了すれば、前記GUI生成及びラン-タイム環境410は、(例えば、図2のウェブブラウザー200)前記UI叙述HTMLファイル250を使用してアイコン、名前及びロゴ(Icon.HTm、Name.HTM及びLogo.HTMはページ204及び204に含まれている)のための全ての装置のHTTPファイル空間をアクセスし、そのクライアント装置でディスプレーのための全最上位-レベルGUI 220を生成する。ウェブブラウザーはHTMLファイル250を使用して前記装置からファイルを、例えば、Icon.HTM、Name.HTM及びLogo.HTMをアクセスし、順番にこのファイルが参照する任意の追加的なファイルを、例えばICON.GIF及びLOGO.GIFをアクセスする過程で、実際的なGUIグラフィックを表現する。
【0112】
<1394装置発見エージェント(1394DDA)>
図9(a)ないし図9(c)を参照して、議論されたように、ネットワーク300内の各1394WEB装置は装置発見エージェント404を含みうる。前記装置発見エージェント404は、1394バスに接続された1394アドレス空間内で134装置を列挙するに当たって、未加工の発見(Raw discovery)が1394ハードウェアで行われる。自己_ID及び物理的なノード番号の割当て及びそれで導く段階はインタフェースハードウェア/ファームウェアにより行われる基本的な発見プロセスである。全ての装置は自己_IDサイクルをモニターし、1394装置の存在に対して記録する。これは、任意の1394装置のための1394ソフトウェアの一部である:(1)リセット-バスリセットは装置の電源印加、装置の付着及び装置の脱着時に全てのインタフェースに伝播される。(2)トリーの確認-特定の機能に対するマスタである(例えば、バスタイムのための仲裁で最高の優先権をもつバスサイクルマスタ)ルートを設定するために単純なネットトポロジーをツリーに変形する。(3)自体確認-物理的なノード番号(アドレス)を割当て、また隣りと速度の能力を交換する。コンテンダビット及びリンク-オンビットの両方を合わせ持つ最も高い番号のノードが等時的なリソースマネージャである。
【0113】
発見エージェント404は、前記装置の最終カウント値を他のエージェントと通信するために1394 ROM空間に記録する。前記装置発見エージェント404は1394リセットサイクル後に実行される最初のソフトウェアエージェントであり、制御ビット(発見制御ビット2及び1、構成動作:1394 DDA、及びIPアドレス)は構成エージェント406及び408を含んで、他のエージェントが前記発見エージェント404が実行を終わるまで実行を遅延させるのに使用される。
【0114】
一実施形態において、各装置内の1394 DDAエージェント404は次のことを含む段階(500ないし502)を行う:(1)装置自体の1394 ROM空間402内で前記1394 DDAが進行中であり、IP構成が進行中であり(1394 DDAが実行中の場合にはIP構成は進行中でない)1394装置カウント及びIPアドレスの値が有効でないということを示すために同期化制御ビット(すなわち、'進行中の1394 DDA'及び'進行中のIP構成'ビット)を設定する段階であって、前記制御ビットは他のエージェント、例えば、部材番号408があまりにも早く動作することを禁止し;それをもって前記1394 DDAが実行すれば、次に選出されたFWHCPが実行し、その次に(普通、UI装置のための)UIDGAが実行する段階;(2)1394リセット後に装置の番号及び他のエージェント406、408により使用されるためのローカルノードアドレスを効率良く発見するための1394自己確認シーケンスの番号をカウントする段階;(3)前記装置の自体1394 ROM空間402に対する装置カウント値を書き込む段階;及び(4)前記装置の自体1394 ROM 402内で'進行中の1394 DDA'のための同期化制御ビットをクリアする(例えば、偽に)段階であって、前記'進行中のIP構成'ビットはセットされたまま残っており、後ほどに動作するFWHCPエージェント406によりクリアされる。
【0115】
ネットワーク通信(ブリッジ)装置において、IPアドレスリストをもった構成のための代案的な構造が可能である。例えば、ブリッジされた上で(例えば、非-1394ネットワーク)、装置のIPアドレスのIPアドレスリストは代案的にUIDGAエージェント408による単なるUIDGAステージでよりは、FWHCP 406によるIP構成ステージで検査できる。これは、前記FWHCPエージェント406がアドレス衝突を感知し、かつ訂正するようにし、これにより、一つは1394ネットワーク300に関するものであり、もう一つは非-1394ネットワーク119に関するものである、二つの個別的に定義されたアドレス領域をもたずに作動を許容する。アドレス衝突の訂正は前述した1394ネットワーク300用エージェント406、408により修正できないブリッジされたネットワークIPアドレスリストであって、前記衝突する1394装置のアドレスを修正することによりなされうる。FWHCPエージェント406が1394ネットワーク300上で使用されるアドレスを許容する前にブリッジされたネットワーク119で衝突のためにアドレスをチェックできるのであれば、構成はより信頼性がある。
【0116】
<IPアドレス構成エージェント(FWHCPエージェント)>
図9(a)ないし図9(c)、及び図10を参照すれば、前記IPアドレス構成ソフトウェアエージェント(FWHCP)406は、'固定された'IPアドレス管理を提供し、大量生産された1394装置でIPアドレスの衝突を感知して訂正するために動作する。全ての1394WEB UI装置はFWHCPエージェント406を含み、他の装置はFWHCPエージェント406を含みうる。しかし、たった一つのFWHCPエージェント406だけがネットワークで動作する。1394 DDA 404エージェントは1394リセットサイクル後に実行される最初のソフトウェアエージェントであり、前述のように、前記1394 DDAエージェント404は前記1394 DDAエージェント404が実行を完了するまでFWHCPエージェント406を遅延させるために'進行中の1394 DDA'及び'進行中のIP構成'ビットをセットする。
【0117】
一実施形態において、装置内のIPアドレス構成エージェント406は前記1394 DDA構成ソフトウェアエージェント404が実行を完了したかを判断するために前記1394 DDA構成動作制御ビット(すなわち、'進行中の1394 DDA'ビット)をポーリングすることを含む段階を行う。もしそうであれば、前記FWHCPエージェント406は前記1394 DDAエージェント404により決定された装置のカウントを使用して、全ての装置からGUID及び制御ワードを読み出して(段階504)、どんな装置がネットワーク300で選択されてそのFWHCPエージェント406を実行するかを決定する(段階506)。前記選択された装置は最高のGUIDをもったことを発見したFWHCPエージェント406をもった装置である(段階508)。他の装置内の全ての他のFWHCPエージェント406は停止状態のままでいることになる(段階510)。前記動作するFWHCPエージェント406は各ローカルノード(例えば、インタフェース上に存在するユニット、ホスト)からの'使用中の'(能動)IPアドレス(発見_制御_ビット BIT0)を読み出しリストされる(段階512)。一バージョンにおいて、前記ソフトウェアエージェントは、IPアドレスが読み出される'アレイ'にIPアドレスを貯蔵するためのリストを作る(段階514ないし段階518)。前記リストはコンパイラー及びOSの制御下でメモリ(RAM或いはDRAM)内にあることになる。使用中の状態は装置内のビットのセットにより決定されるが、前記ビットセットは前記内蔵された、或いは割り当てられたアドレスが使用中であるかどうかを示す。表7において、割当て_IP_アドレス及び内蔵_IP_アドレスは1394WEBユニットディレクトリ内にあることになる。
【0118】
前記動作するFWHCPエージェント406はリストされたIPアドレスのうひ前記衝突用リストを検査する(他の衝突感知及び解決方法がまた使用されうる)(段階520ないし522)。衝突が感知された場合、前記FWHCPエージェントは、例えば、IPアドレスの最下位の6ビットを6ビットノードアドレスに取り替えることにより、前記衝突するアドレスを変更する(段階524)。最小数の変更だけが衝突を解決するために行われる。衝突するアドレスの一つが既に割り当てられたアドレスである場合であれば、そのアドレスは、例えば前記6ビット取り替え値を増加し、衝突が解決されるまで再検査することにより、内蔵アドレスが衝突するに優先して変更される。前記FWHCPエージェント406は前記変更された値を前記装置に再記録し、前記制御ビット(発見_制御_ビット:BIT0)は前記割当てられたIPアドレスが使用中であり、前記内蔵デフォルトはそれ以上使用しないことを示すようにセットされる(段階526)。前記プロセスは各IPアドレスに対して繰り返される(段階528)。衝突解決プロセス後に、前記動作するFWHCPエージェント406は各々の装置を順序通りにアクセスし、各装置内の'進行中のIP構成’を、例えば'偽'にセットして前記現れたIPアドレスが有効であることを示す。
【0119】
<UI叙述生成エージェント>
通常のWWW動作において、ユーザは同一の最上位-レベルページをアクセスする。図4(b)、図7、及び図9ないし図11を参照すれば、本発明の一態様によれば、全てのUI装置は(例えば、ユーザインタフェースをディスプレーできる装置)ローカルネットワーク(例えば、ネットワーク100、ネットワーク300、など)上でユーザによる装置の制御のために最上位-レベルUIページを独立的に生成するためのUI叙述生成エージェント(UIDGA)408を含む。一例において、クライアント装置(例えば、PC)は前記ネットワーク100に接続された装置のユーザ制御のためにローカルで貯蔵されたデフォルトページ220を動的に生成する。これは、各UI装置(例えば、DTV 102)が例えばディスプレーされるUIの装置をのためのより大きいか、或いはより顕著なアイコンでホームネットワークの相異なるビュー220を生成するようにする。このように、ユーザはあるUI装置が'直ちにここに'(ユーザの前)にあるか、或いはホームへの外部アクセスである場合、いかなる装置も'直ちにここに'無いことを容易に認識する。UIを持たない装置は他の装置のためのUIは生成できるが、装置のタイプは知らない(例えば、ケーブルモデムはホームへのユーザ外部接続のためのホームネットワーク装置のUIを生成する)。この場合、実際的なUI装置は分からない。従って、特定の装置がGUIで顕著に現れない。さらに、ネットワーク100に接続された装置の生産者は所望のように各装置にそれ自体のGUIデザイン202、204を提供できる。加えて、後ほど、向上されたブラウザー及びウェブ技術デザインは現在の技術により妨げられる必要がない。
【0120】
非−UI装置は、特にゲートウェイ機能を行うそのような装置は、GUI 220を生成しかつディスプレーするためのGUI生成及びラン-タイムプロセス410(例えば、ウェブブラウザー200を含まず、最上位-レベルGUI叙述250を生成するためのUI叙述生成エージェント408をも含みうる。適切なアドレスの使用で(例えば、ローカルホームネットワーク上でRFC 1918プライビットアドレスを使用して)、これは1394WEBネットワーク装置への外部WWWアクセスを許容する。外部アクセスはインターネットの使用に適当な'実際'のIPアドレスが割り当てられる。一般的に、ホームを外部インターネットに表示するUIDGA 408をもつユニット(例えば、ゲートウェイタイプのユニット)がある。ゲートウェイのUIDGAはどんなホーム装置ローカルプライビットIPアドレスであるかを確認するための拡張リンクをもつホームのIPアドレスを利用して、外部の使用のための相異なるUI叙述(内部ローカル装置使用と相異なる遠隔アクセス)を生成する。
【0121】
UI装置は次のソフトウェアプロセスを実行してネットワーク100、300のディスプレービュー220を生成する:(1)前述した1394装置発見エージェント404、(2)UI叙述生成エージェント(UIDGA)408、及び(3)GUI生成及びラン-タイム(例えば、ウェブブラウザー200プロセス410)。図11を参照すれば、一実施形態において、装置内のUIDGAエージェント408は任意のこれ以上のIP情報をアクセスする前に、FWHCPエージェント406の完了を保証するために前記装置の自体1394ROM 402内のIPアドレス構成ビットをポーリングすることを含む段階を行う(段階600)。FWHCPエージェント406が完了すれば、1394 DDAエージェント404により生成された装置のカウントを使用して、'構成動作'及び'使用中の'IPアドレスビットに対するセットを決定するために、前記UIDGAエージェント408はネットワークに現在接続された各装置内の制御ワードをアクセスする(前記UIDGAエージェント408は、例えば、図5ないし図6に示される最上位-レベルHTMLページ、及びHN_ディレクトリページを作る)。その後に、前記UIDGAエージェント408は実際に使用中のIPアドレス値を読み出し、ネットワーク300に現在接続された装置のIPアドレスの完全なリストを作成する。前記IPアドレスリストは全ての装置からの情報(例えば、アイコン、ロゴ、名前、など)を含んで、各装置のIPアドレスを使用することにより、HTMLで記録される。前記アドレスを含みうる前に、前記UIDGA 408は各装置をアクセスし、表9、発見_制御_ビット、制御ビット(BIT0)を読み出すことによりどんなアドレスが使用中であるかをチェックして調べることにより各装置のアドレスを検索する。次に、UIDGA 408は内蔵或いは割当てられた表7のアドレスを読み出す。ブリッジされたネットワークと通信する装置に対しては、その装置の1394 ROM 402内の拡張IPアドレスリストエントリーの存在により決定されたように、前記UIDGAエージェント408は前記リスト(IP_アドレス_拡張_リーフ)から拡張IP-アドレスを読み出して、このような装置がGUI 220に含まれるようにする。前記エントリーBC(IP_アドレス_拡張_リーフ)は実際にデータリーフを指示する参照リンクアドレスを含む。付け加えられたブリッジネットワーク上の装置は前記装置が1394WEBタイプのサービスをまた支援する場合、すなわち、前記装置がウェブサーバ及びIcon.HTMなど及び制御ページ(index.htm)をもつ場合に、IP_アドレス_拡張_リーフリストに含まれるだけである。
【0122】
前記UIDGAエージェント408はIPアドレスリストを読み出し(段階602)、IPアドレスリストを使用して例えば、HTML(例えば、添付1)で最上位-レベルネットワークUI叙述250を生成する(UIDGAはHN_ディレクトリ、最上位-レベルネットワークUIページ、HTMLファイルを出力する)(段階604)。前記UIDGAエージェント408はicon.htm、name.htm及びlogo.htmファイルのために各装置へのハイパテキストリンクでIPアドレスを使用する。UIDGAは各発見された装置のHTMLページ、すなわち、ICON.HTM、NAME.HTM、LOGO.HTM(例えば、添付2、3、4)への参照を含むHTMLファイルを記録する。前記UIDGAエージェント408は次に加工前のicon.gif或いはlogo.gif及び最上位-レベルUI叙述250内の加工前の名前テキストを含むよりは、HTMLファイルを使用してアイコン及びロゴグラフィックファイル及び名前データを含むアイテムを参照する(段階606)。これは、前記アイテムが相応する装置により変更されて現在の状態を反映するように許容し、制御UI装置で最上位-レベルHTML UI叙述250でのいかなる変更をも招かず、生産者による注文製作あるいは前記装置でユーザによる構成を許容する。たとえ、装置当たり一つのグラフィックが例示的なGUIページ220に示されても、注文生産はICON.HTM或いはLOGO.HTMにより参照される一つ以上のグラフィックファイルの包含及びNAME.HTMでのより多くのテキストを許容する。一実施形態において、HTMLフレームは後述する例に示されるがUI叙述250を具現するために活用される。フレームの使用は'悪い市民'装置の場合にGUI 220の外観を安定にする。例えば、'name'フレーム内にあまりにも多くのワード或いはあまりにも大きいテキストを表示する装置はその装置のGUI外観にだけ影響を与え(前記ワードの一部を切断してディスプレーされないようにすることで)、UI装置で全体の最上位-レベルGUI 220の外観には不利に影響を与えない。前記UIDGAは次にクライアント装置内のGUI生成プロセス410(例えば、ブラウザー)を起動させてユーザインタフェースを生成しかつディスプレーする(段階608)。
【0123】
<GUI生成及びラン-タイムプロセス>
前記GUI生成プロセス410(例えば、ウェブブラウザー200)は例えば、HTMLでUI叙述250を活用してUI装置上にGUIページ220を生成する。一例において、消費者電子製品(例えば、DTV)のためのキーボードが必要ない作動を提供するために前記ブラウザー200は開始時にローカルで生成された'top-level-devices.html'叙述250を読み出し、ネットワーク最上位-レベル制御GUI 220を生成するようにすることをデフォルトとする。ここで使用された'ローカル'は同一の装置(ネットワーク装置の装置自体のホームネットワークディレクトリ(最上位-レベル)GUIを生成するUIDGAをもつUI装置)内であることを意味する。HNディレクトリ、最上位-レベルネットワークUI及び発見ページは同一のものである。キーボードをもった個人向けコンピュータ(PC)において、これはデフォルトである必要はない。CE装置において、ブラウザー200のラウンチはUIDGAエージェント408によるUIDGAデフォルトページ250の生成の完了後まで遅延される。UIDGAエージェント408がそのタスクを完了できない場合、前記ブラウザー200はネットワーク構成エラーが生じたことを示す代案的なUIページ220をディスプレーする(例えば、"xxxxxxのためにホームネットワークディレクトリページを生成できません。装置xxxxxxの接続を解除して下さい。ネットワーク構成エラー番号xxxxxxが生じました。電話サービスxxx-xxxx-xxxx或いはウェブサービスhttp://www.service.comにご連絡下さい。")
【0124】
GUI 220を生成するために、前記ブラウザー200はHTML UI叙述250により定義されたように、各参照された装置内の(すなわち、例えばICON.HTMがHN_ディレクトリーページHTMLファイル内にあるUI叙述内の)装置情報202、204から'icon.htm'、'name.htm'、及び'logo.htm'ファイルを検索する。これらのページ202、204の内容は(例えば、アイコングラフィック)静的である必要はなく、装置状態の変更或いは後ユーザ注文生産(AFTER USER CUSTOMIZATION)を反映するために動的に変更できる。最近の最上位-レベルページ220をディスプレーするために、ブラウザー200は'icon.htm'、'name.htm'及び'logo.htm'ファイルをキャッシュしない。他のバージョンにおいて、前記装置が所有したHTMLファイル202、204に対して任意の変更をしたかを決定するためにチェックが常に最初からなされることになる。HTTP"条件的なゲット"が制御される装置の状態をチェックするために使用される。回収される状態コードにより、前記ブラウザー200はそのキャッシュから読み出したり、或いは新しいものや前記装置から更新されたHTMLファイル202、204コピー版を検索する。HWW GUIディスプレーは制御される装置の状態になんら変化がなければ、影響を受けない。
【0125】
前記ブラウザー200は完全に生成されるまでは前記最上位-レベルHNディレクトリをディスプレーしようと試みない。前記HTML 250がある適切な時間内に生成されない場合、前記ブラウザーは代案的なページをディスプレーする。ネットワーク構成エラーが問題の原因である場合には、前記代案的なページは技術的な支援やユーザ診断に対する一助を提供できる。
【0126】
ユーザが最上位-レベルHNディレクトリにリターンしたり、或いは最上位-レベルHNディレクトリをリフレッシュする時ごとに、前記ブラウザー200は前記ページ220の全体を再ディスプレーする。これは、前記最上位-レベルHNディレクトリの基礎となるHTML 250が、装置がネットワーク100に追加或いは削除された場合、再生成できるために必要である。装置アイコンが装置の動作状態での変化を反映するために更新されることもまた可能である。このように、EIA-775.1装置により具現されたブラウザーはHTTP"条件的なゲット"の要請を使用してウェブページ或いはグラフィックの新しいコピー版がサーバから検索されるかどうかを決定する。
【0127】
このような態様において、本発明は装置のユーザ発見が完全に参照としてなされる(すなわち、抽象的に)ユーザインタフェース叙述を提供し、このとき、前記参照は各装置の発見情報(例えば、テキスト及び/或いはグラフィック)及び各装置上の常駐のための'コンテナー'である。各'コンテナー'は実際のテキスト的な情報及び/或いは各ファイルが一つ以上のイメージ及び/或いはテキストを含みうる一つ以上のグラフィックフォーマット情報ファイルに対する参照を含む。参照'コンテナー'の使用は各装置が好まれるUI内容或いはグラフィックフォーマットを選択したり、或いはUI叙述ページが任意の方法で変更されるようにする必要なしに(参照されるテキスト或いはグラフィック情報を変更することにより)ディスプレーされるUI内容を変更するように許容する。従って、発見UI叙述の生成エージェントソフトウェア及び変更の通信は必要でない。一バージョンにおいて、装置はHTMLフレームを使用したネットワーク最上位-レベル叙述を生成することにより、許容されたHTMLファイルを使用して例えば、アイコン及びロゴグラフィックファイルを間接的に参照する。同じように、アイコンの下方にディスプレーされる装置名はNAME HTMLファイルとして表示される。HHTMLファイルは未加工のicon.gif或いはlogo.gif及び未加工の名前テキストを含むよりは、例えばアイコン及びロゴグラフィックファイル及び名前データを参照するために使用される。これは、前記アイテムが現在の状態を反映するために変更され、生産者により注文生産されるか、或いは最上位-レベルHTML叙述でのいかなる変化をも招かず前記装置でユーザ構成されるように許容する。このような抽象化レベルは前記最上位-レベルUI叙述が、ディスプレーされるグラフィックアイコン及びロゴファイルの名前とタイプ及び名前テキストに関係なく、常に同一にする。また、前記装置はUIDGAと通信するのに必要な変更無しに最上位-レベルGUIにディスプレーされるグラフィックファイル及びテキストの_相異なり、多数であり、或いは動的な変更を使用できる。前記変更はGUIが再ディスプレーされる時ごとに自動的に含まれる。フレームの使用はまた、ディスプレーできないグラフィック或いはテキストを使用する悪い市民装置の場合に、エラーが特定のフレームに限定され、全体のGUIに影響を与えないので、前記GUIディスプレーを安定化させる。前記変更はGUIが再ディスプレーされる時ごとに自動的に含まれる。
【0128】
添付1ないし添付4(表11ないし表14)を参照すれば、次に説明されうる例が提供される:(1)最上位-レベルページ叙述250(添付1);(2)Background.htm(添付2);(3)Icon.htm(添付3);及び(4)Name.htm(添付4)。
【0129】
たとえ、本発明が好ましいバージョンと関連して相当詳細に説明されたにしても、他のバージョンも可能である。従って、添付された請求項は本明細書に含まれた好ましいバージョンの説明に制限されてはいけない。
【0130】
<産業上の利用可能性>
本発明による、ネットワークに接続された装置を制御するためのネットワークシステムに接続された複数の多重装置にユーザインタフェースを生成するための方法及びシステムは接続されたマルチメディア装置をもつホームネットワークに適用できる。前記マルチメディア装置はPC、VCR、カムコーダ、DVD及びHDTVなどを含みうる。
【0131】
【表11】





【表12】

【表13】

【表14】

【符号の説明】
【0132】
11…多重装置
12…クライアント装置
14…サーバ装置
16…通信リンク
18…グラフィックユーザインタフェース(GUI:Graphic User Interface)
20…サーバ或いはサービス制御プログラム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークに接続された装置を制御するためのユーザインタフェースを提供する方法において、
前記ネットワークに接続された装置は第1装置及び第2装置を含み、
前記第2装置は少なくとも一つの装置情報を有しており、
前記第1装置は、
前記第2装置のアドレスを得る段階と、
前記第2装置の装置情報を指す少なくとも一つの参照情報を含む最上位ユーザインタフェース情報を生成する段階を行い、
前記装置情報は前記第2装置を表す少なくとも一つのウェブページファイルを含み、
前記最上位ユーザインタフェース情報に基づいた最上位ユーザインタフェースが前記ウェブページファイルに基づいたウェブページを含むように、前記参照情報は前記ウェブページファイルを指す参照情報を含むことを特徴とするユーザインタフェース提供方法。
【請求項2】
前記ウェブページファイルは前記第2装置を識別するグラフィカルまたはテキスチュアル情報を含むことを特徴とする請求項1に記載のユーザインタフェース提供方法。
【請求項3】
前記ウェブページファイルは、前記第2装置の動作状態を表わすことを特徴とする請求項1に記載のユーザインタフェース提供方法。
【請求項4】
前記ウェブページファイルは、前記第2装置のユーザによって設定されることを特徴とする請求項1に記載のユーザインタフェース提供方法。
【請求項5】
前記装置情報は、前記第2装置を表す少なくとも一つのグラフィカルまたはテキスチュアル情報を含み、
前記ウェブページファイルに基づいたウェブページが前記グラフィカルまたはテキスチュアル情報を含むように、前記ウェブページファイルは前記グラフィカルまたはテキスチュアル情報に対する参照情報を含むことを特徴とする請求項1に記載のユーザインタフェース提供方法。
【請求項6】
前記装置情報は、前記第2装置の制御のための少なくとも一つの装置ユーザインタフェース情報を含むことを特徴とする請求項1に記載のユーザインタフェース提供方法。
【請求項7】
前記ウェブページファイルは、前記装置ユーザインタフェース情報を指す参照情報を含み、
前記装置ユーザインタフェース情報を指す参照情報が選択されれば、前記第2装置の制御のための装置ユーザインタフェースを生成するために前記装置ユーザインタフェース情報をアクセスすることを特徴とする請求項6に記載のユーザインタフェース提供方法。
【請求項8】
前記最上位ユーザインタフェース情報に基づいた最上位ユーザインタフェースを表示する段階をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のユーザインタフェース提供方法。
【請求項9】
前記最上位ユーザインタフェースを表示する段階は、
前記ウェブページファイルを指す参照情報を用いて前記ウェブページファイルを獲得する段階と、
前記獲得されたウェブページファイルに基づいたウェブページを含む最上位ユーザインタフェースを生成する段階とを含むことを特徴とする請求項8に記載のユーザインタフェース提供方法。
【請求項10】
前記装置情報は、前記第2装置の制御のための少なくとも一つの装置ユーザインタフェース情報を含み、
前記ウェブページファイルは前記装置ユーザインタフェース情報を指す参照情報を含み、
前記装置ユーザインタフェース情報を指す参照情報が選択されれば前記第2装置の制御のための装置ユーザインタフェースを表示する段階をさらに含み、
前記装置ユーザインタフェースを表示する段階は、
前記装置ユーザインタフェース情報を指す参照情報を用いて前記装置ユーザインタフェース情報を獲得する段階と、
前記獲得された装置ユーザインタフェース情報に基づいて前記装置ユーザインタフェースを生成する段階とを含むことを特徴とする請求項9に記載のユーザインタフェース提供方法。
【請求項11】
ネットワークに接続された装置を有するネットワークシステムであるとともに、前記ネットワークに接続された装置を制御するためのユーザインタフェースを構成するネットワークシステムにおいて、
前記ネットワークに接続された装置は、第1装置及び第2装置を有し、
前記第2装置は、少なくとも一つの装置情報を記憶しており、
前記第1装置は、
前記第2装置のアドレスを得る手段と、
前記第2装置の装置情報を指す参照情報を有する最上位ユーザインタフェース情報を生成する手段とを有し、
前記装置情報は、前記第2装置を表すウェブページファイルを有し、
前記最上位ユーザインタフェース情報に基づいた最上位ユーザインタフェースが前記ウェブページファイルに基づいたウェブページを有するように、前記参照情報は前記ウェブページファイルを指す参照情報を有することを特徴とするネットワークシステム。
【請求項12】
前記ウェブページファイルは、前記第2装置を識別するグラフィカルまたはテキスチュアル情報を有することを特徴とする請求項11に記載のネットワークシステム。
【請求項13】
前記ウェブページファイルは、前記第2装置の動作状態を表わすことを特徴とする請求項11に記載のネットワークシステム。
【請求項14】
前記ウェブページファイルは、前記第2装置のユーザによって設定されることを特徴とする請求項11に記載のネットワークシステム。
【請求項15】
前記装置情報は、前記第2装置を表すグラフィカルまたはテキスチュアル情報を有し、
前記ウェブページファイルに基づいたウェブページが前記グラフィカルまたはテキスチュアル情報を有するように、前記ウェブページファイルは前記グラフィカルまたはテキスチュアル情報に対する参照情報を有することを特徴とする請求項11に記載のネットワークシステム。
【請求項16】
前記装置情報は、前記第2装置の制御のための少なくとも一つの装置ユーザインタフェース情報を有することを特徴とする請求項11に記載のネットワークシステム。
【請求項17】
前記ウェブページファイルは、前記装置ユーザインタフェース情報を指す参照情報を有し、
前記装置ユーザインタフェース情報を指す参照情報が選択されたとき、前記第2装置の制御のための装置ユーザインタフェースを生成するために前記装置ユーザインタフェース情報をアクセスすることを特徴とする請求項16に記載のネットワークシステム。
【請求項18】
前記最上位ユーザインタフェース情報に基づいた最上位ユーザインタフェースを表示する手段をさらに有することを特徴とする請求項11に記載のネットワークシステム。
【請求項19】
前記最上位ユーザインタフェースを表示する手段は、
前記ウェブページファイルを指す参照情報を用いて前記ウェブページファイルを獲得する手段と、
前記獲得されたウェブページファイルに基づいたウェブページを有する最上位ユーザインタフェースを生成する手段とを有することを特徴とする請求項18に記載のネットワークシステム。
【請求項20】
前記装置情報は、前記第2装置の制御のための少なくとも一つの装置ユーザインタフェース情報を有し、
前記ウェブページファイルは、前記装置ユーザインタフェース情報を指す参照情報を有し、
前記装置ユーザインタフェース情報を指す参照情報が選択されたとき、前記第2装置の制御のための装置ユーザインタフェースを表示する手段をさらに有し、
前記装置ユーザインタフェースを表示する手段は、
前記装置ユーザインタフェース情報を指す参照情報を用いて前記装置ユーザインタフェース情報を獲得する手段と、
前記獲得された装置ユーザインタフェース情報に基づいて前記装置ユーザインタフェースを生成する手段とを有することを特徴とする請求項19に記載のネットワークシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4a】
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【図4b】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9a−9b】
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【図9c】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2010−57192(P2010−57192A)
【公開日】平成22年3月11日(2010.3.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−267962(P2009−267962)
【出願日】平成21年11月25日(2009.11.25)
【分割の表示】特願2001−513158(P2001−513158)の分割
【原出願日】平成12年7月27日(2000.7.27)
【出願人】(503447036)サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド (2,221)
【Fターム(参考)】