説明

メタルシリコーン溶解・水溶液の製造方法

【課題】本発明は、メタルシリコーン材料の利用について精密加工した超微粒状のメタルシリコーン利用とは別の水溶性として処理加工し、メタルシリコーンを半導体以外のものに利用可能としてこれを実用化しようとするものである。
【解決手段】本発明のメタルシリコーン溶解・水溶液の製造方法は、微細なクラスターによって構成する純水とメタルシリコーン石を、ステンレス型タンクに入れ、加熱して60℃の温水として一定時間保温維持する前処理工程と、前処理終了温水中に、苛性ソーダを投入し、加熱を併用して急激な煮沸攪拌を生じさせ、沸騰現象が急激な変化状態となって80℃〜90℃の温度条件が不安定になる恐れがある場合は、安定剤としてホウ酸塩を使用して一定時間保熱維持する本処理工程と、本処理工程終了と同時に、加熱を完全にストップし、自然の状態で60℃まで温度を加工する養生工程と、からなることを特徴する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、メタルシリコーンが保有する電気性能、耐火性能、結合性能、断熱性能等多角な性能等を溶解水溶液として工業的利用に連なるメタルシリコーン溶解・水溶液の製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
メタルシリコーンは、半導体形態として電子産業を形成し、産業の原動力的材料になっている。
【0003】
本発明に係るメタルシリコーン溶解・水溶液の製造方法は、メタルシリコーン材料の利用について精密加工した超微粒状のメタルシリコーン利用とは別の水溶性として処理加工し、メタルシリコーンを半導体製造材料以外のものに利用可能としてこれを実用化しようとするものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2005−288956号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
これまでメタルシリコーン石を溶解・水溶化処理加工するための技術は存在せず、以前に本願発明者が開発したホウ酸とホウ砂の石粉を加熱溶解し、防火、防虫、防腐剤として加工した防火木材質の加工方法の発明における技術延長の中で処理加工して得られたのがメタルシリコーン溶解・水溶液である。この水溶液処理加工には、主剤となる純水のタイプ、苛性ソーダ量、完全溶融に至る温度条件等確立すべき詳細技術が解決課題となっていた。
【0006】
また、メタルシリコーンの多角的な性能を事業的に利用するに当たって、以下のような解決しようとする課題がある。即ち、
1)パイロカーボンの場合その性質、対象材料、メタルシリコーン量、混合方法、加熱加工法等まだ多くの解決すべき問題がある。
【0007】
2)深成岩粉末との混合法、メタルシリコーン溶解・水溶液の使用量、混合攪拌法、養生法等について未だ多くの問題がある。
【0008】
3)アスベスト廃棄物と混合使用とする場合、メタルシリコーン溶解・水溶液の使用量、混合攪拌方法など、アスベストの針状結晶を円形にする攪拌温度、攪拌角度、メタルシリコーン溶解・水溶液のPH及び濃度、結合ための養生等解決しようとする若干の課題が存在する現状にある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明のメタルシリコーン溶解・水溶液の製造方法は、
微細なクラスターによって構成する純水とメタルシリコーン石をステンレス型タンクに入れ、加熱して60℃の温水として一定時間保温維持する前処理工程と、前処理終了温水中に、苛性ソーダを投入し、加熱を併用して急激な煮沸攪拌を生じさせ、沸騰現象が80℃〜90℃の温度条件を保熱維持するための安定剤としてホウ酸塩を使用して一定時間保熱維持する本処理工程と、本処理工程終了と同時に、加熱を完全にストップし、自然の状態で60℃まで温度を加工する養生行程と、からなることを特徴する。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1のメタルシリコーン溶解・水溶液の製造方法において、
メタルシリコーン石は、光を熱に変換する電気性能を有するものであることを特徴とする。
【0011】
請求項3の発明は、請求項1のメタルシリコーン溶解・水溶液の製造方法において、
メタルシリコーン原石溶解に使用する純水は、ミネラルを含有せずクラスターの形状が1μ以下であることを特徴とする。
【0012】
請求項4の発明は、請求項1のメタルシリコーン溶解・水溶液の製造方法において、
メタルシリコーン溶解・水溶液を処理加工する純水を重量比100とした場合、メタルシリコーンの重量比を31〜40、ホウ酸塩の重量比を1とするものであることを特徴とする。
【0013】
請求項5の発明は、請求項1のメタルシリコーン溶解・水溶液の製造方法において、
メタルシリコーン水溶液を、籾穀、鋸屑、木質ペレット、お茶殻、パームオイル採油かす等の有機材端材と混合攪拌し、700℃〜850℃の高温で加熱加工し、パイロカーボン材とすることを可能とすることを特徴とする。
【0014】
請求項6の発明は、請求項1のメタルシリコーン溶解・水溶液の製造方法において、
アスベスト、石膏ボード、中古タイヤ等の廃棄材を2mm〜3mmの小片に破砕加工し、メタルシリコーン水溶液を混合攪拌し、700℃〜850℃の高温で加熱加工し、パイロカーボン材とすることを特徴とする。
【0015】
請求項7の発明は、請求項1のメタルシリコーン溶解・水溶液の製造方法において、
石英斑岩、花崗斑岩、凝灰変成岩等の深成岩を、(a)30μ〜50μの粉体、(b)350μ〜1000μの粉体に加工し、前記(a)と(b)の粉体並びにセメントを必要とする10〜20%に混合し、この混合粉体に所定量のメタルシリコーン溶解・水溶液を混合・攪拌し、耐火性を有する高硬度コンクリートに加工することを特徴とする。
【0016】
請求項8の発明は、請求項1のメタルシリコーン溶解・水溶液の製造方法において、
アスベスト廃棄物を2mm〜3mmの粒度に破砕加工し、前記破砕加工したアスベスト廃棄物にメタルシリコーン溶解・水溶液を加え、30分以上混合・攪拌することで、耐火性のコンクリートに加工することを特徴とする。
【0017】
請求項9の発明は、請求項1のメタルシリコーン溶解・水溶液の製造方法において、
既存の劣化したアスベスト施工材に、メタルシリコーン溶解・水溶液を前記既存のアスベスト施工材の劣化箇所に塗布し、さらにシリコーンゴム液を重ねて塗布することにより長期にわたり劣化せずに耐久性を保持できるようにしたことを特徴とする。
【0018】
請求項10の発明は、請求項1のメタルシリコーン溶解・水溶液の製造方法において、
耐火レンガ加工材料の粘土にメタルシリコーン溶解・水溶液を混合・攪拌、焼成し、より高い耐火性能と熱の移行を少なくし断熱性能を付与することを特徴とする。
【0019】
請求項11の発明は、請求項1のメタルシリコーン溶解・水溶液の製造方法において、マイナスイオンと遠赤外線を発生する微細なトンネルによって構成されている石英斑岩微細粉末に、メタルシリコーン溶解・水溶液を混合して、断熱性塗料材として加工し、太陽光線の強力なガンマー線、X線、紫外線、遠赤外等の光線の進入を防止し、断熱性能を付与することを可能とすることを特徴とする。
【0020】
請求項12の発明は、請求項1のメタルシリコーン溶解・水溶液の製造方法において、
アスファルトやコンクリート仕上げの道路工事にあって、下地に小石や砂利を敷きつめ平滑に慣らす工程でメタルシリコーン溶解・水溶液を散布し、混合することにより、加圧ローラー加工による精度と強度を増加させ、舗装道路の耐久性を増すことを可能とすることを特徴とする。
【発明の効果】
【0021】
本発明は、微細なクラスターによって構成する純水とメタルシリコーン石を、ステンレス型タンクに入れ、加熱して60℃の温水として一定時間保温維持する前処理工程と、前処理終了温水中に、苛性ソーダを投入し、加熱を併用して急激な煮沸攪拌を生じさせ、沸騰現象が急激な変化状態となって80℃〜90℃の温度条件が不安定になる恐れがある場合は、安定剤としてホウ酸塩を使用して一定時間保熱維持する本処理工程と、本処理工程終了と同時に、加熱を完全にストップし、自然の状態で60℃まで温度を加工する養生工程によって、メタルシリコーン溶解・水溶液が得られるようにしたので、
メタルシリコーン石の使用量、加熱条件、PH、比重等を管理することができ安定した条件のメタルシリコーン溶解・水溶液が得られる。
【0022】
但し、パイロカーボン加工、高硬度耐火コンクリート加工、アスベスト材の危険物除去と環境利用加工、耐火炉レンガ加工、断熱塗料加工等メタルシリコーン水溶液の多角度利用に当たって加工対象材の商品加工目的、材質、加工技術条件等多くの解決手段が必要となるが、夫々の加工現場にあって、一つ一つ確実に問題点を整理し、商品化加工条件の必要とする細部の修正を加えながら従来の問題点を解消できる効果がある。
【0023】
また、メタルシリコーン溶解・水溶液の利用による発明効果は、幅広く夫々の摘要商品の付加価値が高く、メタルシリコーン半導体製造の利用による産業効果には及ばないものの、メタルシリコーンが所有している基本的性質の利用分野の拡大効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明に係るメタルシリコーン溶解・水溶液の製造方法に使用するステンレス型タンク設備の概略説明図である。
【図2】本発明に係るメタルシリコーン溶解・水溶液の製造方法に使用する混合攪拌の概略説明図である。
【図3】本発明に係るメタルシリコーン溶解・水溶液の製造方法に使用する加熱設備である連続炭化炉の概略平面説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
次に、本発明のメタルシリコーン溶解・水溶液の製造方法の実施例について説明する。
【実施例1】
【0026】
中国産メタルシリコーン石2を10mm〜20mmの細粒に粉砕した材料250kgを図1に示すステンレス型タンク設備1の内部に設置されたステンレス製籠3に入れ、更に該設備1上方よりクラスター形状1μの純水4を1000kg投入して、前記ステンレス製籠3の底部に配設したバーナーなどの加熱手段5により加熱を開始する。次に純水温度が60℃に達したところで加熱を小さくし、90分間温水状態で維持し、次に加熱を大きくして苛性ソーダ6を設備1の温水中に80kgに投入した。
【0027】
苛性ソーダ6投入直後から純水4が沸騰し、メタルシリコーン石2の溶解反応が烈しくなった。
【0028】
ここで液の反応を安定させるため、あらかじめ準備しておいた濃度25%のホウ酸塩溶解液7を煮沸水中へ投入し、メタルシリコーン石2の不安定な溶解反応状態を抑制しながら熱水状となったメタルシリコーン溶解温度を85℃〜90℃として加熱をストップし、90分間熱水状態を維持した後、60℃まで温度を下降させ、更に90分以上の養生処理状態とし、実用可能なメタルシリコーン溶解・水溶液8に加工した。
【0029】
次に、図2に示すような専用混合機OMミキサー9を使用し、長さ5mm〜10mmの鋸屑100kg(含水率12〜15%)に対し、図1で溶解したメタルシリコーン溶解液8を15kg混合し、均質に混合処理をした。前記専用混合機OMミキサー9は、攪拌羽根を用いず、揺動盤10上に可撓自在のゴムボール11を取り付けた装置で拡散混合するもので、混合物を加速し、その速度・方向等に変化を与えてランダム方向に飛散させながら短時間で混合が行なえる形式のものが使用される。
【0030】
次に前記混合材を、図3に示すような加熱設備を備えた連続炭化炉12を使用し、加熱温度850℃条件で炭化加工し、21kgのメタルシリコーン含侵処理炭化材を生成した。
この炭化物は、パイロカーボン(PYRO CARBON)として高級グレードのトナー用インキ材として評価された。
【0031】
なお、図3における加熱設備を備えた連続炭化炉12の加熱設備は以下の構成からなっている。図中13は上方に材料投入入口13aを設けた混合機、14はストックタンク、15は炭化装置本体である。炭化装置本体15はストックタンク14より供給される材料を定量化する定量供給機16と、排煙装置17を備えた加熱手段18からなり、制御盤19によって制御されるようになっている。20は処理材タンク21に処理材を取り出すための取り出しスクリューである。
【実施例2】
【0032】
実施例1で加工したメタルシリコーン溶解・水溶液10kgを、スギ材から加工した長さ12mm、径6mmのペレット100kg(含水率10〜12%)に、図2の混合機を使用して均質に含浸させ、更に図3の連続炭化炉12を使用して加熱温度800℃の条件で炭化加工し、18kgのメタルシリコーン含侵処理炭化材を得た。
この炭化材は、実施例1の鋸屑炭化材より1グレード上のパイロカーボンとして評価された。
【実施例3】
【0033】
実施例2と同一の条件で炭化材としてパームオイル抽出後の長さ15mm破壊皮100kg(含水率15%〜18%)に対し15kgのメタルシリコーン溶解・水溶液を、図2の混合機9を使用して均質に含浸させ、更に図3の連続炭化炉12を使用して850℃の加熱条件で炭化加工し、22kgのメタルシリコーン水溶液含浸処理炭化材を得た。この炭化材は、実施例1の鋸屑炭化材と同じグレードのパイロカーボン材として評価された。
【実施例4】
【0034】
石英斑岩粉末の大きさ350μ,35kg、44μ,35kg、セメント15kg、メタルシリコーン溶解・水溶液15kgを図2の混合機9に入れ20分間回転、混合した後サンプル用型枠に入れ固化させた。
【0035】
JIS-R5201に基づくコンクリート圧縮硬度性能を測定し140ニュートン/mm数値を得た。
【0036】
この数値は、通常のコンクリートの14倍にもなる高硬度のものであった。このような石英斑岩粉末とメタルシリコーン水溶液の混合によるコンクリートの硬度試験を10回にわたり繰り返し続けたが、120〜160kg/mmの範囲の数値となり石英斑岩の硬質粉末とメタルシリコーン水溶液の混合結合力の安定した強さが評価された。
【実施例5】
【0037】
アスベストボードの工場屋根材先端部が劣化し、危険な状態となり補修した。補修内容は、最初にメタルシリコーン溶解・水溶液を300g/mの条件でスプレー吹き付けにより塗布し、4時間後固化した塗布上へ信越化学社製シリコーンゴム液を5倍に希釈して150g/m 条件で塗布した。
【0038】
このようにして補修したアスベルト屋根材は、10円銅貨で摩擦しても傷がつかず数度の雨風にさらされた状態も硬さの状態も変らず長期にわたり劣化しないものと判断された。
【符号の説明】
【0039】
1 ステンレス型タンク設備
2 メタルシリコーン石
3 ステンレス製籠
4 クラスター形状の純粋
5 加熱手段
6 苛性ソーダ
7 ホウ酸塩溶解液
8 メタルシリコーン溶解・水溶液
9 混合機
12 連続炭化炉
14 ストックタンク
15 炭化装置本体
16 定量供給機
17 排煙装置
18 加熱手段
19 制御盤
20 取り出しスクリュー
21 処理材タンク


















【特許請求の範囲】
【請求項1】
微細なクラスターによって構成する純水とメタルシリコーン石をステンレス型タンクに入れ、加熱して60℃の温水として一定時間保温維持する前処理工程と、
前処理終了温水中に、苛性ソーダを投入し、加熱を併用して急激な煮沸攪拌を生じさせ、沸騰現象が80℃〜90℃の温度条件を保熱維持するための安定剤としてホウ酸塩を使用して一定時間保熱維持する本処理工程と、
本処理工程終了と同時に、加熱を完全にストップし、自然の状態で60℃まで温度を加工する養生行程と、
からなることを特徴としたメタルシリコーン溶解・水溶液の製造方法。
【請求項2】
メタルシリコーン石は、光を熱に変換する電気性能を有するものであることを特徴とする請求項1記載のメタルシリコーン溶解・水溶液の製造方法。
【請求項3】
メタルシリコーン石溶解に使用する純水は、ミネラルを含有せずクラスターの形状が1μ以下であることを特徴とする請求項1記載のメタルシリコーン溶解・水溶液の製造方法。
【請求項4】
メタルシリコーン溶解・水溶液を処理加工する純水を重量比100とし、メタルシリコーンの重量比31〜40、ホウ酸塩の重量比1であることを特徴とする請求項1記載のメタルシリコーン溶解・水溶液の製造方法。
【請求項5】
メタルシリコーン溶解・水溶液を、籾穀、鋸屑、木質ペレット、お茶柄、パームオイル採油かす等の有機材端材と混合・攪拌し、700℃〜850℃の高温で加熱加工し、パイロカーボン材とすることを特徴とする請求項1記載のメタルシリコーン溶解・水溶液の製造方法。
【請求項6】
アスベスト、石膏ボード、中古タイヤ等の廃棄材を2mm〜3mmの小片に細断加工し、メタルシリコーン溶解・水溶液と混合・攪拌し、700℃〜850℃の高温で加熱加工し、パイロカーボン材とすることを特徴とする請求項1記載のメタルシリコーン溶解・水溶液の製造方法。
【請求項7】
石英斑岩、花崗斑岩、凝灰変成岩等の深成岩を、(a)30μ〜50μの粉体、(b)350μ〜1000μの粉体に加工し、前記(a)と(b)の粉体並びにセメントを必要とする10〜20%に混合し、この混合粉体に所定量のメタルシリコーン溶解・水溶液を混合・攪拌し、耐火性を有する高硬度コンクリートに加工することを特徴とする請求項1記載のメタルシリコーン溶解・水溶液の製造方法。
【請求項8】
アスベスト廃棄物を2mm〜3mmの粒度に破砕加工し、メタルシリコーン溶解・水溶液を加え30分以上混合、攪拌し、耐火性のコンクリート加工することを特徴とする請求項1記載のメタルシリコーン溶解・水溶液の製造方法。
【請求項9】
メタルシリコーン溶解・水溶液を、既存のアスベスト施工材の劣化箇所に塗布し、さらにシリコーンゴム液を重ねて塗布することにより長期にわたり劣化せずに耐久性を保持できるようにしたことを特徴とする請求項1記載のメタルシリコーン溶解・水溶液の製造方法。
【請求項10】
耐火レンガ加工材料の粘土にメタルシリコーン溶解・水溶液を混合・攪拌、焼成し、より高い耐火性能と熱の移行を少なくし断熱性能を付与することを特徴とする請求項1記載のメタルシリコーン溶解・水溶液の製造方法。
【請求項11】
マイナスイオンと遠赤外線を発生する微細なトンネルによって構成されている石英斑岩微細粉末に、メタルシリコーン溶解・水溶液を混合して、断熱性塗料材として加工し、太陽光線の強力なガンマー線、X線、紫外線、遠赤外等の光線の進入を防止し、断熱性能を付与することを可能とすることを特徴とする請求項1記載のメタルシリコーン溶解・水溶液の製造方法。
【請求項12】
アスファルトやコンクリート仕上げの道路工事にあって、下地に小石や砂利を敷きつめ平滑に慣らす工程でメタルシリコーン溶解・水溶液を散布し、混合することにより、加圧ローラー加工による精度と強度を増加させ、舗装道路の耐久性を増すことを可能とすることを特徴とする請求項1記載のメタルシリコーン溶解・水溶液の製造方法。





















【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−202441(P2010−202441A)
【公開日】平成22年9月16日(2010.9.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−48813(P2009−48813)
【出願日】平成21年3月3日(2009.3.3)
【出願人】(592257538)
【出願人】(509062099)
【出願人】(597070002)
【出願人】(509062516)
【Fターム(参考)】