説明

下駄型ローラーペダル運動装置

【課題】 人が下肢関節固有感覚促通運動を簡便に行うために、下駄型ローラーペダルに足部を載せ鼻緒を足指で挟み込み、足指筋力強化運動を行えるのと同時に自由に床面を滑走させて股関節、膝関節、足関節の運動制御の練習となるように工夫した下駄型ローラーペダル運動装置を提供する。
【解決手段】 下駄型ペダル本体(1)に鼻緒穴(4)を設け、鼻緒穴(4)に鼻緒(2)に設け、下駄型ペダル本体(1)の底面にローラー(3)を設けたことを特徴とした下駄型ローラーペダル運動装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、下駄型ペダル本体に鼻緒穴を設け、鼻緒穴に鼻緒に設け、下駄型ペダル本体の底面の四隅にローラーを設けたことを特徴とした下駄型ローラーペダル運動装置で、人が下肢関節固有感覚促通運動を簡便に行うために、底の4隅にローラーを設置した下駄型ペダルに足部を載せて鼻緒を足指で挟み込み、足指でのペダルの固定力を強化し、床面滑走運動をしやすい様に工夫したものである。
また、鼻緒を足指で挟み続けることで足指把握力、足指内転筋力の筋力強化運動も同時に実施可能とした下駄型ローラーペダル運動装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、人の股関節、膝関節、足関節の関節固有感覚の促通練習としては、医療機器やリハビリテーション関連機器としてコンピューター内臓のものが存在した。
このような機器は、使用操作が煩雑で又高額な機器が多く、さらに機器が大きく設置には広い場所を必要とした。
特定の研究機関や大学病院などに設置されているのみで、一般病院や学校などではほとんど設置されていない。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
人の股関節、膝関節、足関節の関節固有感覚の促通練習をするには、高価な測定機器を所有しなければならず、又コンピューター内臓の運動機器が多いため操作に要する設定や方法が煩雑であった。
さらに運動機器が大きく設置や扱いに困難な場合があった。
本発明は、これらの課題を解消するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
下駄型ペダル本体(1)に鼻緒穴(4)を設ける。
鼻緒穴(4)に鼻緒(2)に設ける。
下駄型ペダル本体(1)の底面にローラー(3)を設ける。
以上のように構成された下駄型ローラーペダル運動装置。
【発明の効果】
【0006】
廉価で、また、携帯可能である上に異なる肢位や体位の場面に応じることができる。
下肢に変形性関節症等の疾患を持つ患者にも座位での運動で適応でき、さらに寝たきり状態の患者にも仰臥位のままボードをベッド上に設置することで使用可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
下駄型ペダル本体(1)に鼻緒穴(4)を設ける。
鼻緒穴(4)に鼻緒(2)に設ける。
下駄型ペダル本体(1)の底面の四隅にローラー(3)を設ける。
以上のように構成された下駄型ローラーペダル運動装置。
本発明を使用するときは、椅子座位で両足に本ペダルを履き、左右の下肢で同時に床面滑走運動を実施することで両側下肢での協調性運動にもなる。
さらに、椅子座位になり前方に同様の本ペダルを履いた相手を椅子座位させてパックを蹴り合う運動でさらに高いレベルの下肢関節固有感覚促通運動が期待できる。
特に高齢者の転倒事故防止対策として、立ち上がり時には底板の4隅に設置したローラーが板の中に沈み込む仕組みとした。
下駄型ローラーペダルに足を載せ足指で鼻緒を挟み込み、足指でのペダルの固定力を強化できる。
滑走運動をしやすくして自由に床面を滑走させて股関節、膝関節、足関節の各関節の運動制御の練習装置になる。
下駄型ローラーペダルに足部を載せて鼻緒を足指で差し込み、挟み続けることで足指把握力・足指内転筋力の筋力強化運動も同時に実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】 本発明の斜視図である。
【図2】 本発明の側面図である。
【図3】 本発明の裏面図である。
【符号の説明】
【0009】
1 下駄型ペダル本体
2 鼻緒
3 ローラー
4 鼻緒穴

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下駄型ペダル本体(1)に鼻緒穴(4)を設け、鼻緒穴(4)に鼻緒(2)に設け、下駄型ペダル本体(1)の底面にローラー(3)を設けたことを特徴とした下駄型ローラーペダル運動装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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