二重斜面タイプの二重編丸編機
【課題】不均一な編目の長さおよび編目のトビを生じさせるという、従来の二重編丸編機の欠点を除去する二重斜面タイプの二重編丸編機を提供すること。
【解決手段】二重斜面タイプの二重編丸編機が、内側環状針シリンダ・ホルダ、および内側環状針シリンダ・ホルダの周りに延びる外側環状針シリンダ・ホルダを備えること。また、内側環状針シリンダ・ホルダおよび外側環状針シリンダ・ホルダが、二重斜面輪郭形状を示すように、同じ傾斜角、たとえば、50°〜60°で、2つの逆の方向に傾斜していること。
【解決手段】二重斜面タイプの二重編丸編機が、内側環状針シリンダ・ホルダ、および内側環状針シリンダ・ホルダの周りに延びる外側環状針シリンダ・ホルダを備えること。また、内側環状針シリンダ・ホルダおよび外側環状針シリンダ・ホルダが、二重斜面輪郭形状を示すように、同じ傾斜角、たとえば、50°〜60°で、2つの逆の方向に傾斜していること。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、丸編機、より詳細には、50°〜60°の二重斜面輪郭形状を示すように構成された内側環状針シリンダ・ホルダおよび外側環状針シリンダ・ホルダを有する、二重斜面タイプの二重編丸編機に関する。また、シンカが、二重斜面タイプの二重編丸編機が、二重編物ならびに両面のリバーシブル布地および両面の不規則形状の布地を編成することを可能にするために、編地を押さえることを補助するように、二重斜面タイプの二重編丸編機の内側針または外側針と結合されてもよい。
【背景技術】
【0002】
従来の二重編丸編機は、水平方向針シリンダ・ホルダおよび垂直方向針シリンダ・ホルダを有するディスク、水平方向針シリンダ・ホルダの表面に沿って互いに水平方向に当接されている複数の扇型の水平方向カム調節部材、扇型の水平方向カム調節部材の底部側面にそれぞれ配置された複数の水平方向カム・ブロック、編成工程を行うために、水平方向カム・ブロックのそれぞれの中の各水平方向針軌道内を往復運動可能である複数の水平方向針、垂直方向針シリンダ・ホルダの表面に沿って互いに当接されている複数の扇型の垂直方向カム調節部材、扇型の垂直方向カム調節部材の底部表面にそれぞれ配置された複数の垂直方向カム・ブロック、および編成工程を行うために、垂直方向カム・ブロックのそれぞれの中の各垂直方向針軌道内を往復運動可能である複数の垂直方向針を一般に備える。水平方向針および垂直方向針の往復運動中、ディスクの上方の糸フィーダから繰り出される糸が、布地に編成される。
【0003】
前述の従来型の二重編丸編機は、機能においてまだ満足できるものではない。水平方向針および垂直方向針が、編成動作中異なる方向に往復運動するため、力の分散の影響が、不均一な編目の長さおよび編目のトビを結果として生じさせることがある。この編地は、低い弾力性を有する。さらに、二重編丸編機のこの設計は、両面のリバーシブル布地、両面の不規則形状の布地、または微細ゲージの布地(20G/インチまたは24G/インチ)を編成するために実用的である。
【0004】
したがって、前述の欠点を除去する二重編丸編機を提供することが望ましい。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、この状況を鑑みて達成された。したがって、従来の二重編丸編機の欠点を除去する二重斜面タイプの二重編丸編機を提供することが、本発明の主な目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によると、二重斜面タイプの二重編丸編機は、内側環状針シリンダ・ホルダ、および内側環状針シリンダ・ホルダの周りに延びる外側環状針シリンダ・ホルダを備える。内側環状針シリンダ・ホルダおよび外側環状針シリンダ・ホルダは、二重斜面輪郭形状を示すように、同じ傾斜角、たとえば、50°〜60°で、2つの逆の方向に傾斜している。さらに、シンカが、編地を押さえることを補助するために、内側針または外側針と結合されてもよい。したがって、二重斜面タイプの二重編丸編機は、二重編物ならびに両面のリバーシブル布地および両面の不規則な形状の布地を編成するために実用的である。
【0007】
本発明の好ましい実施形態によると、二重斜面タイプの二重編丸編機は、ディスクであって、このディスクが、内側環状針シリンダ・ホルダおよび内側環状針シリンダ・ホルダの周りに延びる外側環状針シリンダ・ホルダを備え、内側環状針シリンダ・ホルダおよび外側環状針シリンダ・ホルダが、二重斜面輪郭形状を示すように同じ傾斜角で2つの逆向きの方向に傾斜しているディスク、内側環状針シリンダ・ホルダの内側面上に固定装着された内側ベース部材、内側ベース部材の上側面上に固定装着され、かつ内側環状針シリンダ・ホルダの内部表面に沿って互いに当接されている複数の扇型の内側カム調節部材、扇型の内側カム調節部材のそれぞれの底部側面にそれぞれ設けられた複数の内側カム・ブロックであって、内側カム・ブロックがそれぞれ、各針軌道を画定する内側カム・ブロック、内側環状針シリンダ・ホルダと内側カム・ブロックの間にそれぞれ配置され、かつ編成工程を行うために、内側カム・ブロックの針軌道内で往復運動可能である複数の内側針、外側環状針シリンダ・ホルダの外側面上に固定装着された外側ベース部材、外側ベース部材の上側面上に固定装着され、かつ外側環状針シリンダ・ホルダの外部表面に沿って互いに当接されている複数の扇型の外側カム調節部材、扇型の外側カム調節部材のそれぞれの底部側面にそれぞれ設けられた複数の外側カム・ブロックであって、外側カム・ブロックがそれぞれ各針軌道を画定している外側カム・ブロック、および、外側環状針シリンダ・ホルダと外側カム・ブロックの間にそれぞれ配置され、かつ編成工程を行うために外側カム・ブロックの針軌道内で往復運動可能である複数の外側針を備える。
また、前記扇型の外側カム調節部材が、ねじによって前記外側ベース部材の上側面に固定締結されていることが好適である。
また、前記扇型の内側カム調節部材が、ねじによって前記内側ベース部材の上側面に固定締結されていることが好適である。
また、前記内側環状針シリンダ・ホルダおよび前記外側環状針シリンダ・ホルダが、ねじによって機械ベースに固定締結されていることが好適である。
また、単一の編物の編成中に編地を押さえるために前記外側針と結合された、少なくとも1つのシンカをさらに備えることが好適である。
また、単一の編物の編成中に編地を押さえるために前記内側針と結合された、少なくとも1つのシンカをさらに備えることが好適である。
内側環状針シリンダ・ホルダおよび外側環状針シリンダ・ホルダが二重斜面輪郭形状を示すように同じ傾斜角で2つの逆の方向に傾斜しているため、本発明は、より良い弾力性、均一性、気密性、および堅さを有する布地を編成するため針のタックおよび引き出し動作を容易にする。
【0008】
さらに、内側環状針シリンダ・ホルダおよび外側環状針シリンダ・ホルダの傾斜角は、好ましくは50°〜60°、または最も好ましくは55°である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明は以下の説明および添付の図面を参照することにより、より完全に理解することができる。
図1〜3を参照すると、本発明による二重斜面タイプの二重編丸編機が、ディスク1を備えて示されている。ディスク1は、内側環状針シリンダ・ホルダ10、および内側環状針シリンダ・ホルダ10の周りの外側環状針シリンダ・ホルダ20を備える。内側環状針シリンダ・ホルダ10および外側環状針シリンダ・ホルダ20は、二重斜面輪郭形状を示すように、2つの逆向きの方向に同じ傾斜角で傾斜している。二重斜面輪郭形状の傾斜角は、好ましくは50°〜60°、最も好ましくは55°である。
【0010】
内側環状針シリンダ・ホルダ10は、その内側面上に内側ベース部材11が固定装着されている。複数の扇型の内側カム調節部材12が、内側ベース部材11の上側面上に固定装着され、かつ内側環状針シリンダ・ホルダ10の内部表面に沿って互いに当接されている。内側カム・ブロック13が、各扇型の内側カム調節部材12の底部側面にそれぞれ設けられている。複数の内側針14が、内側環状針シリンダ・ホルダ10と内側カム・ブロック13の間に配置されている。内側カム・ブロック13はそれぞれ、所定の針軌道131を有する。内側針14は、編成工程を行うために、内側カム・ブロック13の針軌道131内を往復運動している。
【0011】
外側環状針シリンダ・ホルダ20は、その外側面上に外側ベース部材21が固定装着されている。複数の扇型の外側カム調節部材22が、外側ベース部材21の上側面上に固定装着され、かつ外側環状針シリンダ・ホルダ20の外部表面に沿って互いに当接されている。外側カム・ブロック23が、各扇型の外側カム調節部材22の底部側面にそれぞれ設けられている。複数の外側針24が、外側環状針シリンダ・ホルダ20と外側カム・ブロック23の間に配置されている。外側カム・ブロック23はそれぞれ、所定の針軌道231を有する。外側針24は、編成工程を行うために、外側のカム・ブロック23の針軌道231内を往復運動している。
【0012】
内側環状針シリンダ・ホルダ10および外側環状針シリンダ・ホルダ20は、二重斜面輪郭形状を示すように配置されており、したがって、扇型の内側カム調節部材12および扇型の外側カム調節部材22は、二重斜面の方式で配置され、かつ、たとえば55°傾斜しており、内側針14および外側針24もまた、二重斜面の方式で配置され、かつ55°傾斜している。
【0013】
図1〜3を参照すると、扇型の内側カム調節部材12および扇型の外側カム調節部材22が、ねじ50によって内側ベース部材11および外側ベース部材21にそれぞれ固定されている。内側環状針シリンダ・ホルダ10および外側環状針シリンダ・ホルダ20が、ねじ50によって機械ベースに固定されている。
【0014】
図4a〜4eを参照すると、上記で述べたように、扇型の内側カム調節部材12および扇型の外側カム調節部材22が、二重斜面の方式でディスク1上に配置され、かつ55°傾斜しており、内側針14および外側針24もまた、二重斜面の方式でディスク1上に配置され、かつ55°傾斜している。上記で述べたように、内側針14および外側針24が、2つの側面に対称的に配置され、同じ傾斜角を保持されている。この二重斜面配置は、針14と24のタックおよび引き出し動作を容易にする。従来の二重編丸編機と比較したとき、本発明の二重斜面タイプの二重編丸編機は、よりコンパクトであり、かつ軽量である。さらに、内側針14および外側針24が、対称的な関係で扇型の内側および外側カム調節部材12および22内にそれぞれ配置され、かつ同じ傾斜角に保持されるため、編地のリブ状構造は、より良い弾力性、均一性、気密性、および堅さを有する。
【0015】
図4a〜4eを参照すると、編成中、内側針14および外側針24が、糸フィーダ30からの糸31を、編地32に編成するために、所定の編成パターンに従って、内側カム・ブロック13の針軌道131および外側カム・ブロック23の針軌道231内を往復運動している。編地32を編成するために、カム・ブロック13および23の針軌道131および231内で針14および24を往復運動させる手順は、公知の技術のものであるため、この点でのさらに詳細な説明は必要ではない。
【0016】
図5a〜5eを参照すると、シンカ40が、編成中、編成された単一の編物33を押さえることを補助するように、シンカ40が、所定の数の外側針24と結合してもよい。
【0017】
図6a〜6eを参照すると、シンカ40が、編成中、編成された単一の編物33を押さえることを補助するように、シンカ40が、所定の数の内側針14と結合してもよい。
【0018】
本発明の適用は、針の編成ストロークの際の力の分散の影響による、編成動作中の、直角に配置された水平方向針シリンダ・ホルダおよび垂直方向針シリンダ・ホルダを有するタイプの従来の二重編丸編機で一般的にみられる、不均等な編目の長さおよび編目のトビの欠点を除去する。本発明は、内側環状針シリンダ・ホルダおよび外側環状針シリンダ・ホルダを、50°〜60°で二重斜面の方式で配置させるため、編成中、内側針および外側針が、同じ傾斜角で2つの側面で往復運動する。このようにして、本発明は、より良い弾力性、均一性、気密性、および堅さを有する布地を編成するための、針のタックおよび引き出し動作を容易にする。
【0019】
さらに、内側環状針シリンダ・ホルダおよび外側環状針シリンダ・ホルダが、50°〜60°で二重斜面の方式で配置されているため、編地が、内側環状針シリンダ・ホルダと外側環状針シリンダ・ホルダの間の隙間を通って底部側面へ落ち、垂直方向に延びる針ホルダの傾斜面が、編地の曲線を妨害するという、従来の二重編丸編機の欠点を除去する。さらに、編地を押さえ、編地を滑らかに保持することを助けるために、シンカが使用され、内側針または外側針と結合されてもよい。さらに、二重斜面タイプの二重編丸編機は、従来の二重編丸編機によって達成することができない、両面のリバーシブル布地または両面の不規則な形の布地を編成するために実用的である。
【0020】
本発明の特定の実施形態が、例示の目的のために詳細に説明されてきたが、様々な修正および改良が、本発明の精神および範囲から逸脱することなく行われてもよい。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲以外では限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明による二重斜面タイプの二重編丸編機のディスクの立面図である。
【図2】本発明による二重斜面タイプの二重編丸編機の一部分の拡大図である。
【図3】本発明による二重斜面タイプの二重編丸編機の内側環状針ホルダおよび外側環状針ホルダの断面図である。
【図4a】編成中の2つの針の移動の流れを示す本発明の概略図である。
【図4b】編成中の2つの針の移動の流れを示す本発明の概略図である。
【図4c】編成中の2つの針の移動の流れを示す本発明の概略図である。
【図4d】編成中の2つの針の移動の流れを示す本発明の概略図である。
【図4e】編成中の2つの針の移動の流れを示す本発明の概略図である。
【図5a】編成中の1つの外側針および1つのシンカの移動の流れを示す本発明の概略図である。
【図5b】編成中の1つの外側針および1つのシンカの移動の流れを示す本発明の概略図である。
【図5c】編成中の1つの外側針および1つのシンカの移動の流れを示す本発明の概略図である。
【図5d】編成中の1つの外側針および1つのシンカの移動の流れを示す本発明の概略図である。
【図5e】編成中の1つの外側針および1つのシンカの移動の流れを示す本発明の概略図である。
【図6a】内側針編成中の1つのシンカおよび1つの内側針の移動の流れを示す本発明の概略図である。
【図6b】内側針編成中の1つのシンカおよび1つの内側針の移動の流れを示す本発明の概略図である。
【図6c】内側針編成中の1つのシンカおよび1つの内側針の移動の流れを示す本発明の概略図である。
【図6d】内側針編成中の1つのシンカおよび1つの内側針の移動の流れを示す本発明の概略図である。
【図6e】内側針編成中の1つのシンカおよび1つの内側針の移動の流れを示す本発明の概略図である。
【符号の説明】
【0022】
1 ディスク
10 内側環状針シリンダ・ホルダ
11 内側ベース部材
12 内側カム調節部材
13 内側カム・ブロック
14 内側針
20 外側環状針シリンダ・ホルダ
21 外側ベース部材
22 外側カム調節部材
23 外側カム・ブロック
24 外側針
30 糸フィーダ
31 糸
32 編地
33 編物
40 シンカ
50 ねじ
131、231 針軌道
【技術分野】
【0001】
本発明は、丸編機、より詳細には、50°〜60°の二重斜面輪郭形状を示すように構成された内側環状針シリンダ・ホルダおよび外側環状針シリンダ・ホルダを有する、二重斜面タイプの二重編丸編機に関する。また、シンカが、二重斜面タイプの二重編丸編機が、二重編物ならびに両面のリバーシブル布地および両面の不規則形状の布地を編成することを可能にするために、編地を押さえることを補助するように、二重斜面タイプの二重編丸編機の内側針または外側針と結合されてもよい。
【背景技術】
【0002】
従来の二重編丸編機は、水平方向針シリンダ・ホルダおよび垂直方向針シリンダ・ホルダを有するディスク、水平方向針シリンダ・ホルダの表面に沿って互いに水平方向に当接されている複数の扇型の水平方向カム調節部材、扇型の水平方向カム調節部材の底部側面にそれぞれ配置された複数の水平方向カム・ブロック、編成工程を行うために、水平方向カム・ブロックのそれぞれの中の各水平方向針軌道内を往復運動可能である複数の水平方向針、垂直方向針シリンダ・ホルダの表面に沿って互いに当接されている複数の扇型の垂直方向カム調節部材、扇型の垂直方向カム調節部材の底部表面にそれぞれ配置された複数の垂直方向カム・ブロック、および編成工程を行うために、垂直方向カム・ブロックのそれぞれの中の各垂直方向針軌道内を往復運動可能である複数の垂直方向針を一般に備える。水平方向針および垂直方向針の往復運動中、ディスクの上方の糸フィーダから繰り出される糸が、布地に編成される。
【0003】
前述の従来型の二重編丸編機は、機能においてまだ満足できるものではない。水平方向針および垂直方向針が、編成動作中異なる方向に往復運動するため、力の分散の影響が、不均一な編目の長さおよび編目のトビを結果として生じさせることがある。この編地は、低い弾力性を有する。さらに、二重編丸編機のこの設計は、両面のリバーシブル布地、両面の不規則形状の布地、または微細ゲージの布地(20G/インチまたは24G/インチ)を編成するために実用的である。
【0004】
したがって、前述の欠点を除去する二重編丸編機を提供することが望ましい。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、この状況を鑑みて達成された。したがって、従来の二重編丸編機の欠点を除去する二重斜面タイプの二重編丸編機を提供することが、本発明の主な目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によると、二重斜面タイプの二重編丸編機は、内側環状針シリンダ・ホルダ、および内側環状針シリンダ・ホルダの周りに延びる外側環状針シリンダ・ホルダを備える。内側環状針シリンダ・ホルダおよび外側環状針シリンダ・ホルダは、二重斜面輪郭形状を示すように、同じ傾斜角、たとえば、50°〜60°で、2つの逆の方向に傾斜している。さらに、シンカが、編地を押さえることを補助するために、内側針または外側針と結合されてもよい。したがって、二重斜面タイプの二重編丸編機は、二重編物ならびに両面のリバーシブル布地および両面の不規則な形状の布地を編成するために実用的である。
【0007】
本発明の好ましい実施形態によると、二重斜面タイプの二重編丸編機は、ディスクであって、このディスクが、内側環状針シリンダ・ホルダおよび内側環状針シリンダ・ホルダの周りに延びる外側環状針シリンダ・ホルダを備え、内側環状針シリンダ・ホルダおよび外側環状針シリンダ・ホルダが、二重斜面輪郭形状を示すように同じ傾斜角で2つの逆向きの方向に傾斜しているディスク、内側環状針シリンダ・ホルダの内側面上に固定装着された内側ベース部材、内側ベース部材の上側面上に固定装着され、かつ内側環状針シリンダ・ホルダの内部表面に沿って互いに当接されている複数の扇型の内側カム調節部材、扇型の内側カム調節部材のそれぞれの底部側面にそれぞれ設けられた複数の内側カム・ブロックであって、内側カム・ブロックがそれぞれ、各針軌道を画定する内側カム・ブロック、内側環状針シリンダ・ホルダと内側カム・ブロックの間にそれぞれ配置され、かつ編成工程を行うために、内側カム・ブロックの針軌道内で往復運動可能である複数の内側針、外側環状針シリンダ・ホルダの外側面上に固定装着された外側ベース部材、外側ベース部材の上側面上に固定装着され、かつ外側環状針シリンダ・ホルダの外部表面に沿って互いに当接されている複数の扇型の外側カム調節部材、扇型の外側カム調節部材のそれぞれの底部側面にそれぞれ設けられた複数の外側カム・ブロックであって、外側カム・ブロックがそれぞれ各針軌道を画定している外側カム・ブロック、および、外側環状針シリンダ・ホルダと外側カム・ブロックの間にそれぞれ配置され、かつ編成工程を行うために外側カム・ブロックの針軌道内で往復運動可能である複数の外側針を備える。
また、前記扇型の外側カム調節部材が、ねじによって前記外側ベース部材の上側面に固定締結されていることが好適である。
また、前記扇型の内側カム調節部材が、ねじによって前記内側ベース部材の上側面に固定締結されていることが好適である。
また、前記内側環状針シリンダ・ホルダおよび前記外側環状針シリンダ・ホルダが、ねじによって機械ベースに固定締結されていることが好適である。
また、単一の編物の編成中に編地を押さえるために前記外側針と結合された、少なくとも1つのシンカをさらに備えることが好適である。
また、単一の編物の編成中に編地を押さえるために前記内側針と結合された、少なくとも1つのシンカをさらに備えることが好適である。
内側環状針シリンダ・ホルダおよび外側環状針シリンダ・ホルダが二重斜面輪郭形状を示すように同じ傾斜角で2つの逆の方向に傾斜しているため、本発明は、より良い弾力性、均一性、気密性、および堅さを有する布地を編成するため針のタックおよび引き出し動作を容易にする。
【0008】
さらに、内側環状針シリンダ・ホルダおよび外側環状針シリンダ・ホルダの傾斜角は、好ましくは50°〜60°、または最も好ましくは55°である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明は以下の説明および添付の図面を参照することにより、より完全に理解することができる。
図1〜3を参照すると、本発明による二重斜面タイプの二重編丸編機が、ディスク1を備えて示されている。ディスク1は、内側環状針シリンダ・ホルダ10、および内側環状針シリンダ・ホルダ10の周りの外側環状針シリンダ・ホルダ20を備える。内側環状針シリンダ・ホルダ10および外側環状針シリンダ・ホルダ20は、二重斜面輪郭形状を示すように、2つの逆向きの方向に同じ傾斜角で傾斜している。二重斜面輪郭形状の傾斜角は、好ましくは50°〜60°、最も好ましくは55°である。
【0010】
内側環状針シリンダ・ホルダ10は、その内側面上に内側ベース部材11が固定装着されている。複数の扇型の内側カム調節部材12が、内側ベース部材11の上側面上に固定装着され、かつ内側環状針シリンダ・ホルダ10の内部表面に沿って互いに当接されている。内側カム・ブロック13が、各扇型の内側カム調節部材12の底部側面にそれぞれ設けられている。複数の内側針14が、内側環状針シリンダ・ホルダ10と内側カム・ブロック13の間に配置されている。内側カム・ブロック13はそれぞれ、所定の針軌道131を有する。内側針14は、編成工程を行うために、内側カム・ブロック13の針軌道131内を往復運動している。
【0011】
外側環状針シリンダ・ホルダ20は、その外側面上に外側ベース部材21が固定装着されている。複数の扇型の外側カム調節部材22が、外側ベース部材21の上側面上に固定装着され、かつ外側環状針シリンダ・ホルダ20の外部表面に沿って互いに当接されている。外側カム・ブロック23が、各扇型の外側カム調節部材22の底部側面にそれぞれ設けられている。複数の外側針24が、外側環状針シリンダ・ホルダ20と外側カム・ブロック23の間に配置されている。外側カム・ブロック23はそれぞれ、所定の針軌道231を有する。外側針24は、編成工程を行うために、外側のカム・ブロック23の針軌道231内を往復運動している。
【0012】
内側環状針シリンダ・ホルダ10および外側環状針シリンダ・ホルダ20は、二重斜面輪郭形状を示すように配置されており、したがって、扇型の内側カム調節部材12および扇型の外側カム調節部材22は、二重斜面の方式で配置され、かつ、たとえば55°傾斜しており、内側針14および外側針24もまた、二重斜面の方式で配置され、かつ55°傾斜している。
【0013】
図1〜3を参照すると、扇型の内側カム調節部材12および扇型の外側カム調節部材22が、ねじ50によって内側ベース部材11および外側ベース部材21にそれぞれ固定されている。内側環状針シリンダ・ホルダ10および外側環状針シリンダ・ホルダ20が、ねじ50によって機械ベースに固定されている。
【0014】
図4a〜4eを参照すると、上記で述べたように、扇型の内側カム調節部材12および扇型の外側カム調節部材22が、二重斜面の方式でディスク1上に配置され、かつ55°傾斜しており、内側針14および外側針24もまた、二重斜面の方式でディスク1上に配置され、かつ55°傾斜している。上記で述べたように、内側針14および外側針24が、2つの側面に対称的に配置され、同じ傾斜角を保持されている。この二重斜面配置は、針14と24のタックおよび引き出し動作を容易にする。従来の二重編丸編機と比較したとき、本発明の二重斜面タイプの二重編丸編機は、よりコンパクトであり、かつ軽量である。さらに、内側針14および外側針24が、対称的な関係で扇型の内側および外側カム調節部材12および22内にそれぞれ配置され、かつ同じ傾斜角に保持されるため、編地のリブ状構造は、より良い弾力性、均一性、気密性、および堅さを有する。
【0015】
図4a〜4eを参照すると、編成中、内側針14および外側針24が、糸フィーダ30からの糸31を、編地32に編成するために、所定の編成パターンに従って、内側カム・ブロック13の針軌道131および外側カム・ブロック23の針軌道231内を往復運動している。編地32を編成するために、カム・ブロック13および23の針軌道131および231内で針14および24を往復運動させる手順は、公知の技術のものであるため、この点でのさらに詳細な説明は必要ではない。
【0016】
図5a〜5eを参照すると、シンカ40が、編成中、編成された単一の編物33を押さえることを補助するように、シンカ40が、所定の数の外側針24と結合してもよい。
【0017】
図6a〜6eを参照すると、シンカ40が、編成中、編成された単一の編物33を押さえることを補助するように、シンカ40が、所定の数の内側針14と結合してもよい。
【0018】
本発明の適用は、針の編成ストロークの際の力の分散の影響による、編成動作中の、直角に配置された水平方向針シリンダ・ホルダおよび垂直方向針シリンダ・ホルダを有するタイプの従来の二重編丸編機で一般的にみられる、不均等な編目の長さおよび編目のトビの欠点を除去する。本発明は、内側環状針シリンダ・ホルダおよび外側環状針シリンダ・ホルダを、50°〜60°で二重斜面の方式で配置させるため、編成中、内側針および外側針が、同じ傾斜角で2つの側面で往復運動する。このようにして、本発明は、より良い弾力性、均一性、気密性、および堅さを有する布地を編成するための、針のタックおよび引き出し動作を容易にする。
【0019】
さらに、内側環状針シリンダ・ホルダおよび外側環状針シリンダ・ホルダが、50°〜60°で二重斜面の方式で配置されているため、編地が、内側環状針シリンダ・ホルダと外側環状針シリンダ・ホルダの間の隙間を通って底部側面へ落ち、垂直方向に延びる針ホルダの傾斜面が、編地の曲線を妨害するという、従来の二重編丸編機の欠点を除去する。さらに、編地を押さえ、編地を滑らかに保持することを助けるために、シンカが使用され、内側針または外側針と結合されてもよい。さらに、二重斜面タイプの二重編丸編機は、従来の二重編丸編機によって達成することができない、両面のリバーシブル布地または両面の不規則な形の布地を編成するために実用的である。
【0020】
本発明の特定の実施形態が、例示の目的のために詳細に説明されてきたが、様々な修正および改良が、本発明の精神および範囲から逸脱することなく行われてもよい。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲以外では限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明による二重斜面タイプの二重編丸編機のディスクの立面図である。
【図2】本発明による二重斜面タイプの二重編丸編機の一部分の拡大図である。
【図3】本発明による二重斜面タイプの二重編丸編機の内側環状針ホルダおよび外側環状針ホルダの断面図である。
【図4a】編成中の2つの針の移動の流れを示す本発明の概略図である。
【図4b】編成中の2つの針の移動の流れを示す本発明の概略図である。
【図4c】編成中の2つの針の移動の流れを示す本発明の概略図である。
【図4d】編成中の2つの針の移動の流れを示す本発明の概略図である。
【図4e】編成中の2つの針の移動の流れを示す本発明の概略図である。
【図5a】編成中の1つの外側針および1つのシンカの移動の流れを示す本発明の概略図である。
【図5b】編成中の1つの外側針および1つのシンカの移動の流れを示す本発明の概略図である。
【図5c】編成中の1つの外側針および1つのシンカの移動の流れを示す本発明の概略図である。
【図5d】編成中の1つの外側針および1つのシンカの移動の流れを示す本発明の概略図である。
【図5e】編成中の1つの外側針および1つのシンカの移動の流れを示す本発明の概略図である。
【図6a】内側針編成中の1つのシンカおよび1つの内側針の移動の流れを示す本発明の概略図である。
【図6b】内側針編成中の1つのシンカおよび1つの内側針の移動の流れを示す本発明の概略図である。
【図6c】内側針編成中の1つのシンカおよび1つの内側針の移動の流れを示す本発明の概略図である。
【図6d】内側針編成中の1つのシンカおよび1つの内側針の移動の流れを示す本発明の概略図である。
【図6e】内側針編成中の1つのシンカおよび1つの内側針の移動の流れを示す本発明の概略図である。
【符号の説明】
【0022】
1 ディスク
10 内側環状針シリンダ・ホルダ
11 内側ベース部材
12 内側カム調節部材
13 内側カム・ブロック
14 内側針
20 外側環状針シリンダ・ホルダ
21 外側ベース部材
22 外側カム調節部材
23 外側カム・ブロック
24 外側針
30 糸フィーダ
31 糸
32 編地
33 編物
40 シンカ
50 ねじ
131、231 針軌道
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ディスクであって、前記ディスクが、内側環状針シリンダ・ホルダおよび前記内側環状針シリンダ・ホルダの周りに延びる外側環状針シリンダ・ホルダを備え、前記内側環状針シリンダ・ホルダおよび前記外側環状針シリンダ・ホルダが、二重斜面輪郭形状を示すように同じ傾斜角で2つの逆向きの方向に傾斜しているディスク、
前記内側環状針シリンダ・ホルダの内側面上に固定装着された内側ベース部材、
前記内側ベース部材の上側面上に固定装着され、かつ前記内側環状針シリンダ・ホルダの内部表面に沿って互いに当接されている複数の扇型の内側カム調節部材、
前記扇型の内側カム調節部材のそれぞれの底部側面にそれぞれ設けられた複数の内側カム・ブロックであって、前記内側カム・ブロックがそれぞれ、各針軌道を画定する内側カム・ブロック、
前記内側環状針シリンダ・ホルダと前記内側カム・ブロックの間にそれぞれ配置され、かつ編成工程を行うために、前記内側カム・ブロックの針軌道内で往復運動可能である複数の内側針、
前記外側環状針シリンダ・ホルダの外側面上に固定装着された外側ベース部材、
前記外側ベース部材の上側面上に固定装着され、かつ前記外側環状針シリンダ・ホルダの外部表面に沿って互いに当接されている複数の扇型の外側カム調節部材、
前記扇型の外側カム調節部材のそれぞれの底部側面にそれぞれ設けられた複数の外側カム・ブロックであって、前記外側カム・ブロックがそれぞれ各針軌道を画定している外側カム・ブロック、および
前記外側環状針シリンダ・ホルダと前記外側カム・ブロックの間にそれぞれ配置され、かつ編成工程を行うために前記外側カム・ブロックの針軌道内で往復運動可能である複数の外側針、
を備えることを特徴とする二重斜面タイプの二重編丸編機。
【請求項2】
前記扇型の外側カム調節部材が、ねじによって前記外側ベース部材の上側面に固定締結されていることを特徴とする請求項1に記載の二重斜面タイプの二重編丸編機。
【請求項3】
前記扇型の内側カム調節部材が、ねじによって前記内側ベース部材の上側面に固定締結されていることを特徴とする請求項1に記載の二重斜面タイプの二重編丸編機。
【請求項4】
前記内側環状針シリンダ・ホルダおよび前記外側環状針シリンダ・ホルダが、ねじによって機械ベースに固定締結されていることを特徴とする請求項1に記載の二重斜面タイプの二重編丸編機。
【請求項5】
単一の編物の編成中に編地を押さえるために前記外側針と結合された、少なくとも1つのシンカをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の二重斜面タイプの二重編丸編機。
【請求項6】
単一の編物の編成中に編地を押さえるために前記内側針と結合された、少なくとも1つのシンカをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の二重斜面タイプの二重編丸編機。
【請求項7】
前記内側環状針シリンダ・ホルダおよび前記外側環状針シリンダ・ホルダの傾斜角が50°〜60°であることを特徴とする請求項1に記載の二重斜面タイプの二重編丸編機。
【請求項8】
前記内側環状針シリンダ・ホルダおよび前記外側環状針シリンダ・ホルダの傾斜角が55°であることを特徴とする請求項7に記載の二重斜面タイプの二重編丸編機。
【請求項1】
ディスクであって、前記ディスクが、内側環状針シリンダ・ホルダおよび前記内側環状針シリンダ・ホルダの周りに延びる外側環状針シリンダ・ホルダを備え、前記内側環状針シリンダ・ホルダおよび前記外側環状針シリンダ・ホルダが、二重斜面輪郭形状を示すように同じ傾斜角で2つの逆向きの方向に傾斜しているディスク、
前記内側環状針シリンダ・ホルダの内側面上に固定装着された内側ベース部材、
前記内側ベース部材の上側面上に固定装着され、かつ前記内側環状針シリンダ・ホルダの内部表面に沿って互いに当接されている複数の扇型の内側カム調節部材、
前記扇型の内側カム調節部材のそれぞれの底部側面にそれぞれ設けられた複数の内側カム・ブロックであって、前記内側カム・ブロックがそれぞれ、各針軌道を画定する内側カム・ブロック、
前記内側環状針シリンダ・ホルダと前記内側カム・ブロックの間にそれぞれ配置され、かつ編成工程を行うために、前記内側カム・ブロックの針軌道内で往復運動可能である複数の内側針、
前記外側環状針シリンダ・ホルダの外側面上に固定装着された外側ベース部材、
前記外側ベース部材の上側面上に固定装着され、かつ前記外側環状針シリンダ・ホルダの外部表面に沿って互いに当接されている複数の扇型の外側カム調節部材、
前記扇型の外側カム調節部材のそれぞれの底部側面にそれぞれ設けられた複数の外側カム・ブロックであって、前記外側カム・ブロックがそれぞれ各針軌道を画定している外側カム・ブロック、および
前記外側環状針シリンダ・ホルダと前記外側カム・ブロックの間にそれぞれ配置され、かつ編成工程を行うために前記外側カム・ブロックの針軌道内で往復運動可能である複数の外側針、
を備えることを特徴とする二重斜面タイプの二重編丸編機。
【請求項2】
前記扇型の外側カム調節部材が、ねじによって前記外側ベース部材の上側面に固定締結されていることを特徴とする請求項1に記載の二重斜面タイプの二重編丸編機。
【請求項3】
前記扇型の内側カム調節部材が、ねじによって前記内側ベース部材の上側面に固定締結されていることを特徴とする請求項1に記載の二重斜面タイプの二重編丸編機。
【請求項4】
前記内側環状針シリンダ・ホルダおよび前記外側環状針シリンダ・ホルダが、ねじによって機械ベースに固定締結されていることを特徴とする請求項1に記載の二重斜面タイプの二重編丸編機。
【請求項5】
単一の編物の編成中に編地を押さえるために前記外側針と結合された、少なくとも1つのシンカをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の二重斜面タイプの二重編丸編機。
【請求項6】
単一の編物の編成中に編地を押さえるために前記内側針と結合された、少なくとも1つのシンカをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の二重斜面タイプの二重編丸編機。
【請求項7】
前記内側環状針シリンダ・ホルダおよび前記外側環状針シリンダ・ホルダの傾斜角が50°〜60°であることを特徴とする請求項1に記載の二重斜面タイプの二重編丸編機。
【請求項8】
前記内側環状針シリンダ・ホルダおよび前記外側環状針シリンダ・ホルダの傾斜角が55°であることを特徴とする請求項7に記載の二重斜面タイプの二重編丸編機。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4a】
【図4b】
【図4c】
【図4d】
【図4e】
【図5a】
【図5b】
【図5c】
【図5d】
【図5e】
【図6a】
【図6b】
【図6c】
【図6d】
【図6e】
【図2】
【図3】
【図4a】
【図4b】
【図4c】
【図4d】
【図4e】
【図5a】
【図5b】
【図5c】
【図5d】
【図5e】
【図6a】
【図6b】
【図6c】
【図6d】
【図6e】
【公開番号】特開2009−52189(P2009−52189A)
【公開日】平成21年3月12日(2009.3.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−186648(P2008−186648)
【出願日】平成20年7月18日(2008.7.18)
【出願人】(508219368)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成21年3月12日(2009.3.12)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年7月18日(2008.7.18)
【出願人】(508219368)
【Fターム(参考)】
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