説明

包装容器

【課題】 簡単な操作で開口状態を維持することができ、内容物の取出しも易しい包装容器を提供する。
【解決手段】 容器周壁に形成した開封ジッパ24、折罫25、および破断用ミシン目23によって、容器本体20bと蓋部20aとが区画されている包装容器。折罫25は天壁W近傍に配置されていて、かつ、開封ジッパ24は折罫25よりも天壁Wから離れて配置さてれている。後壁Z上に、折罫25を跨いで容器本体20bおよび蓋部20aに渡って延在する開口固定用破断線を2本設ける。開口状態において、2本の開口固定用破断線に挟まれた折罫近傍領域を摘んで当該2本の開口固定用破断線を破ることで、当該破られた部分の抵抗により開口状態を維持する。ワンタッチの簡単な動作で当該破られた部分の抵抗で開口状態を維持できる。また、蓋部20aが包装容器の一端に片寄って配置されているので、寝かせた状態でテーブル上に置くと、内容物の取出しが容易である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、菓子類を収容して販売される包装容器に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、菓子類を収容して販売される包装容器であって、開口状態を容易に維持できるものが開示されている。この包装容器を図1を参照して説明する。
【0003】
容器1は、全体的に直方体形状であって、開封用のジッパ2が前壁Xに設けられている。また、側壁Yには破断用ミシン目3が形成されていて、後壁Zには、ヒンジ回動部となる折罫4が設けられている。
ジッパ2およびミシン目3を破り、折罫4を回動中心として蓋部1aを回動させることで、図1(b)に示したように、容器を開口状態とすることができる。そして、この開口状態を維持するために、次のような機構を採用している。
【0004】
すなわち、差込みフラップ6を天壁Wに設けるとともに、後壁Zには、この差込みフラップ6を挿通するためのスリット7を設けている。なお、フラップ6は、天壁Wを破線6aにおいて破り起こして構成される。
包装容器1を開口させた後、差込みフラップ6をスリット7に挿通しておくことで、図1(b)の開口状態を維持できる。これがないと、容器1の蓋部分1aが半開きの状態になって、内容物である菓子等を取り出す際に邪魔になる。
【0005】
一方、特許文献2には、2つ折り状態を維持する係止手段を備えたカートン10が開示されている。図10(a)は当該カートン10を構成するブランク展開図を、図10(b)は組立後におけるカートン10の斜視図を、図10(c)は開封ジッパ15を破り取って2つ折り状態を維持した状態を、それぞれ示している。
このカートン10においては、2つの収容部10a、10b間の回動中心となる中央線(折罫)19と交差して連続する係止用切込線17、17が設けられていて、これが係止手段を構成する。すなわち、係止用舌片18が係止用切込線17の反対側に押し込まれることで、図10(c)の2つ折り状態が維持される。
【0006】
【特許文献1】実開平4−109022号公報
【特許文献2】特開平8−26342号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に開示された包装容器1では、開口状態を維持するために、わざわざ天壁の差込みフラップ6を破り起こして、さらにはこれを後壁に設けたスリット7に差し込む、といった煩わしい作業が必要となってしまう。
【0008】
一方、特許文献2のカートン10では、2つ折り状態を維持する作業は簡単である。しかし、2つの収容部を分割する折罫19がカートンの丁度真ん中に配置されているので、図10(c)に示したように使用時にはカートンを立てることとなり、例えば、椅子に座ってテーブル上に置いたカートンから内容物を取り出す際、椅子とカートンとの距離が遠い場合には不便である。
【0009】
かかる事情に鑑みて、本発明は、以上のような不都合のない包装容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の包装容器は、前壁、後壁、左右の側壁、天壁、および底壁を有している。「前壁に設けた開封ジッパ」と「後壁に設けた折罫」と「左右の側壁に設けられていて開封ジッパと折罫を繋ぐ開封破断線」とによって、容器本体と蓋部が区画されている。そして、開封ジッパおよび開封破断線を破断するとともに、折罫回りに蓋部を容器本体に対して回動させることで開口状態となる。
折罫は天壁近傍に配置されていて、かつ、開封ジッパは折罫よりも天壁から離れて配置さてれている。後壁上に、上記折罫を跨いで「容器本体」および「蓋部」に渡って延在する「開口固定用破断線」が2本設けられている。
開口状態において、当該2本の「開口固定用破断線」に挟まれた折罫近傍領域を摘んで、当該2本の「開口固定用破断線」を破ることで、当該破られた部分の抵抗により開口状態を維持するように構成している。
【0011】
なお、本発明において、上記「開口固定用破断線」の具体的な形状(直線、屈曲線、湾曲線、その他)は、特定のものに限定されるものではなく、破断した場合に破断面の摩擦抵抗により開口状態を維持できるものであれば、どのような形状であってもよい。
【発明の効果】
【0012】
上記構成を有する本発明の包装容器においては、開口状態において「2本の開口固定用破断線に挟まれた領域」を摘んで破るだけで(すなわち、ワンタッチの動作で)、開口状態を固定することができる。つまり、非常に簡単な動作で、開口状態を固定することができる。
【0013】
また、「折罫が天壁近傍に配置されていて、かつ、開封ジッパが折罫よりも天壁から離れて配置さてれている」ので、開口状態に固定された包装容器を、寝かした姿勢でテーブル面等に置くことができる。その場合に、内容物は、その端部を容器外に露出させた状態で傾斜した姿勢となるので、取出しが容易となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明の実施形態を添付の図面を参照して以下に詳細に説明する。図2(a)は本発明の一実施形態に係る包装容器20の前方斜視図を、図2(b)はその後方斜視図を、それぞれ示している。図3は、包装容器20を構成するブランク20’を示す展開図である。
【0015】
≪容器の全体構成(図2)≫
包装容器20は、図1に示した従来例と比較して、天壁Wに差込みフラップ6が存在しない点、および後壁Z上のスリット7に代えて2本の破断線(開口固定用破断線)26a、26bを設けている点のみが相違していて、他の実質的な構成は同じである。
また、図10に示した従来例と比較した場合の相違点は、蓋部20aが容器の一端付近に設けられていて、寝かせた姿勢で使用するのに好都合なことである。これについては、後述する。
【0016】
包装容器20は、前壁X、後壁Z、左右の側壁Y、天壁W、および底壁を有している。前壁Xには、開封用のジッパ24が設けられ、後壁Zには、後述するように回動中心となる折罫25が設けられている。左右の側壁Yには破断用ミシン目23が設けられていて、この破断用ミシン目23は、開封ジッパ24と折罫25を繋いでいる。
【0017】
このように、破断用ミシン目23、開封ジッパ24、および折罫25が包装容器20の周囲に連続して延在し、容器本体20bと蓋部20aとを区画している。開封ジッパ24および破断用ミシン目23を破断するとともに、折罫25回りに蓋部20aを容器本体20bに対して回動させると、包装容器20は開口状態となる(図5参照)。
【0018】
≪開口固定用破断線≫
本発明においては、開口固定用破断線26a、26bを設けることで、ワンタッチの簡易な動作で、包装容器20を開口状態に維持できるように構成している。
【0019】
図3に示したように、蓋部20aの回動中心となる折罫25を跨ぐようにして、2本の開口固定用破断線26a、26bが容器本体20bおよび蓋部20aに渡って延在している。2本の開口固定用破断線26aおよび26bは、左右対称の位置関係で形成している。
破断線26aは、蓋部20a上に位置する第1部分26a-1と、容器本体20b上に位置する第2部分26a-2とで構成されている。同様に、破断線26bは、蓋部20a上に位置する第1部分26b-1と、容器本体20b上に位置する第2部分26b-2とで構成されている。
なお、両破断線26a、26bは、図3中において太線で示しているが、実際にはミシン目等で構成されていて容易に破断できるようになっている。後述する図7〜9においても同様である。
【0020】
図4に示すように蓋部20aを完全に開口させた状態においては、開口固定用破断線26aおよび26bが形成された後壁は折罫25の位置で折り返されて、その結果、開口固定用破断線26aおよび26bは、それぞれ、第1部分と第2部分とがほぼ重なった状態となる。
その状態で、破断線26aと26bに挟まれた折罫近傍領域30を摘んで破断し、蓋部20a側に押し込むと、当該破断した部分において破断面同士の間に生じる摩擦抵抗により、蓋部20aの開口状態を維持できる。
【0021】
なお、図3において、2つの第1部分26a-1および26b-1の上端を結ぶようにして折罫28を設けており、2つの第2部分26a-2および26b-2の下端を結ぶようにして折罫29を設けている。これは、図4に示す破断作業を行い易くするために設けているものであるが、省略することも可能である。
なお、第1部分26a-1および26b-1の上方側には、後壁Zと天壁Wとの境界を規定する折罫25’が存在するが、第1部分26a-1および26b-1の上端をこの折罫25’の位置にまで延在させた場合には、折罫28の機能を折罫25’に兼用させることができるので有利である。すなわち、わざわざ追加的な折罫28を設けなくても、当該折罫28が存在するのと同じ効果が得られる。
図3において、W’で示したフラップ部は、ブランク組立後において、天壁W(図2参照)の一部を構成するものである。
【0022】
≪開口固定用破断線の形状(図3)≫
図3の例では、2本の開口固定用破断線26a、26bの第1部分26a-1および26b-1は、互いに平行に、かつ折罫25に対して直角に延在している。また、第2部分26a-2および26b-2は、互いに離れる方向に延在している。
このように構成すると、「2つの第1部分26a-1、26b-1間の距離L1」よりも「2つの第2部分26a-2、26b-2間の距離L2」の方が大きくなる。そうすると、図4のように破った際に、「図3中Aで示したブランク壁端縁」が「同じく図3中にBで示したブランク壁端縁」に対して、内側から外側へ向かう方向に食い込むように大きな力で圧接し、このようにして生じる大きな摩擦抵抗をもって、蓋部20aの開口状態を維持できる。
【0023】
図5は、包装容器20を開口状態としてテーブル面等に寝かせて置いた状態を示している。図6は、図5の状態を内容物を除去して示したもので、破られた領域30によって開口状態が維持されていることを示している。
≪蓋部20aが容器一端に片寄って位置していることの利点≫
【0024】
図2(a)に示されるように、折罫25は天壁W近傍に配置されていて、かつ、開封ジッパ24は折罫25よりも天壁Wから離れて配置されている。すなわち、「天壁Wと折罫25との距離H1」よりも「天壁Wと開封ジッパ24との距離H2」の方が大きい。その結果、開封ジッパ24と折罫25とを繋ぐよう側壁Yに設ける破断用ミシン目23は、天壁Wに対して傾斜することとなる。
したがって、図6に示されるように、開口面積を大きくとることが可能となる。すなわち、仮にH1=H2であれば、開口面積は天壁Wの面積と等しくなるが、開口面が傾斜する分だけ面積が広くなり、内容物の取出しが簡単となる。
【0025】
また、折罫25が天壁Wの近傍に存在するため(すなわち、図10に示した従来例では回動中心となる折罫は容器の丁度真ん中に存在するが、本発明では、それとは異なり、天壁W側に片寄って位置している)、開口状態を維持した状態で容器全体を寝かすと、図5に示したように、内容物は、その端部を容器外に露出させた状態で傾斜した姿勢となる。
このような内容物の姿勢には、次のような利点がある。すなわち、椅子に座ってテーブル上に置いたカートンから内容物を取り出す際、椅子とカートンとの距離が遠い場合や、テーブル上に置いたカートンを椅子に座った複数人が取り囲んで代わる代わる内容物を取り出す際に、カートンに対して斜め方向から伸ばした手で内容物を掴み出すのに極めて都合が良い。
【0026】
さらには、蓋部20aが容器の一端側に片寄って位置しているため、図5に示したような、内容物が容器の一端から他端まで延在する長細いものである場合に、蓋部20aを開ける際に、内容物が邪魔にならないという利点もある(仮に、図5の内容物に対して、折罫25が容器の中央に存在すると、内容物が邪魔になって蓋部を開口させることはできない)。
【0027】
なお、本発明において、開口固定用破断線26aおよび26bの具体的な形状は、特に限定されるものではなく、他の形状であってもよい。以下に幾つかを例示する。
【0028】
≪開口固定用破断線の他の形状(図7)≫
図7に示したように、直線状の開口固定用破断線36a、36bを2本平行に形成した場合であっても、(すなわち、L2=L1であっても)、図4のように破った際に、当該破った部分の端面間にはある程度の摩擦力が発生するので、開口状態を維持する抵抗力は得られる。特に、図5および図6に示したように、開口状態にある包装容器20を寝かせて置く場合には、それ程大きな開口維持力は必要とされないので、図7のような直線上の開口固定用破断線36a、36bで十分な場合も多い。
【0029】
なお、2本の開口固定用破断線36a、36bは、互いに完全な平行でなくてもよく、互いにある程度の角度を為して形成されていてもよい。また、折罫25に対しても、完全に直交する方向に延在している必要はなく、やや傾いていてもよい。
要するに、図4に示したように破った場合に、当該破った部分の端面同士の間に、開口状態を維持できる摩擦抵抗力が生じるものであれば、開口固定用破断線の具体的な形状は問わない。
【0030】
≪開口固定用破断線の他の形状(図8)≫
図8では、図3に示した2本の開口固定用破断線26a、26bに対して、屈曲部を追加的に設けている。すなわち、第2部分26a-2、26b-2の先端部47a、47bを、互いに近づく方向に屈曲させている。
このように構成すると、図4に示したように破った場合に、屈曲した先端部47a、47bが、図3中にBで示した壁部と係合して、より大きな抵抗力を与え、保形性(開口状態を維持する作用)をより一層高めることができる。
なお、屈曲する先端部47a、47bの屈曲角度は、適宜の値を選択すればよい。
【0031】
≪開口固定用破断線の他の形状(図9)≫
図9の例では、第2部分56a-2、56b-2は、全体的に湾曲している。すなわち、下方にいくにつれて、最初は互いに離れる方向に延在しているが、その後、互いに近づく方向に延在している。
このように構成すると、湾曲部によって構成されるフラップ状の部分(図9中Cで示した部分)が、図3中にBで示した壁部の裏側に入り込んで係合し、より大きな抵抗力を与え、保形性(開口状態を維持する作用)をより一層高めることができる。
なお、湾曲部における曲率等、湾曲の度合いやその形状は、特に限定されるものではなく、適宜選択することができる。
【0032】
図3、図8、および図9に示した例では、蓋部20a上に存在する第1部分が直線状であって、容器本体20b上に存在する第2部分が傾斜、屈曲、または湾曲しているが、この上下関係を逆にすることも勿論可能である。
すなわち、容器本体20b上に存在する第2部分を直線状とし、蓋部20a上に存在する第1部分を傾斜、屈曲、または湾曲させてもよい。
【0033】
以上説明したように、本発明において、上記「開口固定用破断線」の具体的な形状(直線、屈曲線、湾曲線、その他)は、特定のものに限定されるものではなく、破断した場合に摩擦抵抗により開口状態を維持できるものであれば、どのような形状であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】従来の包装容器を示す説明図。
【図2】本発明の一実施形態に係る包装容器を示す説明図。
【図3】図2の包装容器を構成するブランクを示す展開図。
【図4】図2の包装容器の使い方を説明する要部斜視図。
【図5】図2の包装容器の使い方を説明する斜視図。
【図6】図2の包装容器の使い方を説明する斜視図。
【図7】本発明における開口固定用破断線の別例を示す説明図。
【図8】本発明における開口固定用破断線の別例を示す説明図。
【図9】本発明における開口固定用破断線の別例を示す説明図。
【図10】従来の包装容器の他の例を示す説明図。
【符号の説明】
【0035】
1 包装容器
1a 蓋部
2 開封ジッパ
3 破断用ミシン目
4 折罫
6 差込みフラップ
7 スリット
10 カートン
15 開封ジッパ
17 係止用切込線
18 係止用舌片
19 中央線(折罫)
20 包装容器
20a 蓋部
20b 容器本体
23 破断用ミシン目
24 開封ジッパ
25、25’ 折罫
26a、26b 開口固定用破断線
26a-1、26b-1 第1部分
26a-2、26b-2 第2部分
36a、36b 開口固定用破断線
47a、47b 先端部(屈曲部)
56a-1、56b-1 第1部分
56a-2、56b-2 第2部分

【特許請求の範囲】
【請求項1】
前壁(X)、後壁(Z)、左右の側壁(Y)、天壁(W)、および底壁を有していて、
前壁(X)に設けた開封ジッパ(24)、後壁(Z)に設けた折罫(25)、および左右の側壁(Y)に設けられていて開封ジッパ(24)と折罫(25)を繋ぐ開封破断線(23)によって、容器本体(20b)と蓋部(20a)とが区画されていて、
開封ジッパ(24)および開封破断線(23)を破断するとともに、折罫(25)回りに蓋部(20a)を容器本体(20b)に対して回動させることで開口状態となる包装容器であって、
折罫(25)は天壁(W)近傍に配置されていて、かつ、開封ジッパ(24)は折罫(25)よりも天壁(W)から離れて配置さてれていて、
後壁(Z)上に、上記折罫(25)を跨いで容器本体(20b)および蓋部(20a)に渡って延在する開口固定用破断線が2本設けられていて、
開口状態において、当該2本の開口固定用破断線に挟まれた折罫近傍領域(30)を摘んで当該2本の開口固定用破断線を破ることで、当該破られた部分の抵抗により開口状態を維持するように構成したことを特徴とする包装容器。
【請求項2】
上記2本の開口固定用破断線は、それぞれ、蓋部(20a)上に延在する第1部分(26a-1、26b-1)と、容器本体(20b)上に延在する第2部分(26a-2、26b-2)と、で構成されており、
第1部分および第2部分のいずれか一方が互いに実質平行、かつ折罫(25)に対して実質直角に延在していて、他方が互いに離れる方向に延在していることを特徴とする、請求項1記載の包装容器。
【請求項3】
上記2本の開口固定用破断線の互いに離れる方向に延在している第1部分または第2部分(26a-2、26b-2)は、その先端部(47a、47b)が、互いに近づく方向に屈曲していることを特徴とする、請求項2記載の包装容器。
【請求項4】
上記2本の開口固定用破断線の互いに離れる方向に延在している第1部分または第2部分(56a-2、56b-2)は、互いに離れる方向に延在した後、互いに近づく方向に湾曲していることを特徴とする、請求項2記載の包装容器。
【請求項5】
上記2本の開口固定用破断線(36a、36b)は、互いに実質平行、かつ折罫(25)に対して実質直角に延在していることを特徴とする、請求項1記載の包装容器。
【請求項6】
上記2本の開口固定用破断線の各第1部分は、それぞれ、後壁(Z)と天壁(W)との境界を規定する折罫(25’)にまで延在していることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1つに記載の包装容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2006−225007(P2006−225007A)
【公開日】平成18年8月31日(2006.8.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−42679(P2005−42679)
【出願日】平成17年2月18日(2005.2.18)
【出願人】(000000228)江崎グリコ株式会社 (187)
【出願人】(000002897)大日本印刷株式会社 (14,506)
【Fターム(参考)】