説明

呼制御装置、映像・音声送信装置、映像・音声受信装置、呼制御中継装置、蓄積映像・音声送信装置、呼制御方法、及び呼制御プログラム

【課題】 呼制御を行うコンピュータのCPUやバスの性能に制限されない映像の解像度やフレームレートで、映像通話を行うことを目的とする。
【解決手段】 顧客端末100は、顧客がコールセンター101のオペレータ端末102と映像通話を行う装置であり、顧客端末100とオペレータ端末102は複数存在する。コールセンター制御サーバ107は、映像通話の呼制御を行う装置である。顧客端末100は、制御用コンピュータ200、カメラ241およびマイク242と接続された映像・音声送信装置240、モニタ231およびスピーカ232と接続された映像・音声受信装置230から構成される。同様に、オペレータ端末102は、制御用コンピュータ300、カメラ341およびマイク342と接続された映像・音声送信装置340、モニタ331およびスピーカ332と接続された映像・音声受信装置330から構成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、呼制御装置、映像・音声送信装置、映像・音声受信装置、呼制御中継装置、蓄積映像・音声送信装置、呼制御方法、及び呼制御プログラムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の、顧客とオペレータ間で映像通話を行うコールセンターでは、映像通話接続・切断の呼制御通信は顧客端末およびオペレータ端末のコンピュータが行い、コンピュータ内にある映像送受信手段の映像・音声の送受信開始・終了をコンピュータのCPU(Central Processing Unit)が制御することで、コンピュータのバスおよびネットワーク経由で、通話映像・音声の送受信を行っていた(例えば、特許文献1)。
【特許文献1】特表2001−519101号公報(第21−23頁、第3図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の、顧客とオペレータ間で映像通話を行うコールセンターでは、映像送受信手段が呼制御を行うコンピュータ内にあるため、通話映像の解像度やフレームレートが呼制御を行うコンピュータのCPUやバスの性能に制限されるという課題があった。
【0004】
この発明は、呼制御を行うコンピュータのCPUやバスの性能に制限されない映像の解像度やフレームレートで、映像通話を行うことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明の呼制御装置は、
映像・音声通信の呼制御を行う呼制御装置において、
映像・音声を送信する映像・音声送信装置と映像・音声を受信する映像・音声受信装置とのうち少なくとも一つを接続する接続部と、
呼制御の処理手順を定義する通信順序情報とを記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された通信順序情報に基づいて、前記接続部に接続された装置における映像・音声通信の呼制御を行う通信シーケンス制御部とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
この発明により、呼制御を行うコンピュータのCPUやバスの性能に制限されない映像の解像度やフレームレートで、映像通話を行うことが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。本発明に係る説明において、「映像・音声」とは、映像及び音声のことである。また、「映像通話」とは、映像及び音声通信による通話のことである。
【0008】
実施の形態1.
図1は本実施の形態における装置のネットワーク接続を示す全体システム構成図である。
【0009】
図1において、顧客端末100は、顧客がコールセンター101のオペレータ端末102と映像通話を行う装置であり、顧客端末100とオペレータ端末102は複数存在する。コールセンター制御サーバ107(呼制御中継装置の一例)は、映像通話の呼制御を行う装置である。ルータ103は顧客端末100とIP(Internet Protocol)ネットワーク104を接続する装置、ルータ105はコールセンター101のローカルエリアネットワーク106とIPネットワーク104を接続する装置である。
【0010】
顧客端末100は、制御用コンピュータ200(呼制御装置の一例)、カメラ241(映像入力装置の一例)およびマイク242(音声入力装置の一例)と接続された映像・音声送信装置240、モニタ231(映像出力装置の一例)およびスピーカ232(音声出力装置の一例)と接続された映像・音声受信装置230から構成される。制御用コンピュータ200、映像・音声送信装置240、映像・音声受信装置230は、ローカルエリアネットワーク215に接続される。
【0011】
同様に、オペレータ端末102は、制御用コンピュータ300、カメラ341およびマイク342と接続された映像・音声送信装置340、モニタ331およびスピーカ332と接続された映像・音声受信装置330から構成される。制御用コンピュータ300、映像・音声送信装置340、映像・音声受信装置330は、ローカルエリアネットワーク106に接続される。ローカルエリアネットワーク106には、コールセンター制御サーバ107も接続されている。
【0012】
ここで、オペレータ端末102やコールセンター制御サーバ107など、コールセンター101の各装置は、全てが同じ場所に設置されていてもよいし、それぞれが物理的に離れた場所に設置されていてもよい。したがって、本実施の形態ではコールセンター101の各装置を接続するネットワークとしてローカルエリアネットワーク106を用いているが、WAN(ワイドエリアネットワーク)やインターネットなど、他のネットワークや通信回線を用いることも可能である。
【0013】
本実施の形態では、顧客端末100とコールセンター101を接続するネットワークとしてIPネットワーク104を用いているが、他の種類のネットワークや通信回線、あるいはインターネットなど、複数の種類のネットワークが混在するネットワークを用いることも可能である。
【0014】
図2は顧客端末100の制御用コンピュータ200の構成と機器の接続を示す構成図である。制御用コンピュータ200は、例えばパーソナルコンピュータなどの情報処理装置であり、例えばキーボード201(入力部の一例)、マウス202(入力部の一例)、タッチパネル203(入力部及び出力部の一例)を接続する。
【0015】
ここで、キーボード201、マウス202、タッチパネル203はなくてもよいし、他の入力装置や表示装置を代用してもよい。
【0016】
キーボード201とマウス202は、例えば顧客端末100の自端末制御用コンピュータIPアドレス206、自端末映像・音声送信装置IPアドレス207、自端末映像・音声受信装置IPアドレス208を設定する際などに使用する。タッチパネル203は、例えば顧客が情報を入力したり、顧客に情報を表示したりする際に使用する。キーボード201、マウス202、タッチパネル203のデータの入出力は、データ処理部204(入出力データ処理部の一例)を介して行われる。
【0017】
記憶部205には、自端末制御用コンピュータIPアドレス206、自端末映像・音声送信装置IPアドレス207、自端末映像・音声受信装置IPアドレス208、コールセンター制御サーバIPアドレス228を記録しておく。
【0018】
呼制御データ作成部224は、呼制御用の接続要求などのコマンドや、呼制御通信データを作成する。
【0019】
呼制御処理部212は、映像通話接続および切断を制御する呼制御通信を行い、呼制御通信データを処理する。
【0020】
相手端末データ取得部225は、呼制御通信データから、相手端末(オペレータ端末102)のIPアドレス情報を取得する。取得したIPアドレス情報に含まれるオペレータ端末制御用コンピュータIPアドレス221、オペレータ端末映像・音声送信装置IPアドレス222、オペレータ端末映像・音声受信装置IPアドレス223は、記憶部205に記憶される。
【0021】
映像・音声送信制御データ作成部226は、映像・音声送信開始などのコマンドや、映像・音声送信制御通信データを作成する。
【0022】
映像・音声送信制御処理部213は、映像・音声データ送信開始および終了を制御する通信を行う。
【0023】
映像・音声受信制御データ作成部227は、映像・音声受信開始などのコマンドや、映像・音声受信制御通信データを作成する。
【0024】
映像・音声受信制御処理部214は、映像・音声データ受信開始および終了を制御する通信を行う。
【0025】
記憶部205に記憶される通信順序情報209には、呼制御処理部212の呼制御通信と、映像・音声送信制御処理部213の映像・音声送信制御通信と、映像・音声受信制御処理部214の映像・音声受信制御通信のシーケンスを設定しておく。通信シーケンス制御部210は、記憶部205から通信順序情報209を取得し、通信のシーケンスを制御する。通信は、ネットワークインターフェイス211(接続部の一例)を介して行われる。
【0026】
図3は顧客端末100の映像・音声送信装置240の構成と機器の接続を示す構成図である。映像・音声送信装置240は、カメラ241、マイク242を接続する。
【0027】
映像・音声送信制御部246は、映像・音声データ送信開始および終了を制御する通信データを受信し、映像・音声送信部245の映像・音声データ送信開始および終了を制御する。
【0028】
映像・音声送信部245は、カメラ241・マイク242からの映像・音声信号を例えばMPEG−2などのコーデックを用いて符号化するなどし、ネットワークインターフェイス247へ出力する。
【0029】
図4は顧客端末100の映像・音声受信装置230の構成と機器の接続を示す構成図である。映像・音声受信装置230は、モニタ231、スピーカ232を接続する。
【0030】
映像・音声受信制御部236は、映像・音声データ受信開始および終了を制御する通信データを受信し、映像・音声受信部235の映像・音声データ受信開始および終了を制御する。
【0031】
映像・音声受信部235は、ネットワークインターフェイス237から映像・音声データを入力し、映像・音声データを、例えば映像・音声データが符号化されたコーデックを用いて復号化するなどし、映像信号をモニタ231へ出力し、音声信号をスピーカ232へ出力する。
【0032】
図5はオペレータ端末102の制御用コンピュータ300の構成と機器の接続を示す構成図である。オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の構成は、顧客端末100の制御用コンピュータ200の構成と同様である。ただし、記憶部305がコールセンター制御サーバ107のIPアドレスを記憶する必要はない。
【0033】
図6はオペレータ端末102の映像・音声送信装置340の構成と機器の接続を示す構成図である。オペレータ端末102の映像・音声送信装置340の構成は、顧客端末100の映像・音声送信装置240の構成と同様である。
【0034】
図7はオペレータ端末102の映像・音声受信装置330の構成と機器の接続を示す構成図である。オペレータ端末102の映像・音声受信装置330の構成は、顧客端末100の映像・音声受信装置230の構成と同様である。
【0035】
図8はコールセンター制御サーバ107の内部構成を示す構成図である。
【0036】
記憶部401には、オペレータ端末制御用コンピュータIPアドレス402を記録しておく。
【0037】
呼制御データ作成部414は、呼制御用の接続要求などのコマンドや、呼制御通信データを作成する。
【0038】
呼制御処理部405は、顧客端末100の制御用コンピュータ200およびオペレータ端末102の制御用コンピュータ300と呼制御通信を行い、呼制御通信データを処理する。呼制御通信は、ネットワークインターフェイス406を介して行われる。
【0039】
オペレータ選択演算部404(選択演算部の一例)は、接続先オペレータ端末102を選択し、選択したオペレータ端末102のオペレータ端末制御用コンピュータIPアドレス402を記憶部401から取得して、呼制御処理部405に出力する。
【0040】
相手端末データ取得部415は、呼制御通信データから、顧客端末100のIPアドレス情報を取得する。取得したIPアドレス情報に含まれる顧客端末制御用コンピュータIPアドレス411、顧客端末映像・音声送信装置IPアドレス412、顧客端末映像・音声受信装置IPアドレス413は、記憶部401に記録される。
【0041】
次に本実施の形態に係るシステムの動作について説明する。
【0042】
映像通話接続および切断時、顧客端末100では、制御用コンピュータ200の通信シーケンス制御部210が、記憶部205から通信順序情報209を取得する。通信順序情報209には、呼制御処理部212の呼制御通信と、映像・音声送信制御処理部213の映像・音声送信制御通信と、映像・音声受信制御処理部214の映像・音声受信制御通信のシーケンスを設定しておく。通信シーケンス制御部210は、通信順序情報209に設定された通信のシーケンスに従い、呼制御処理部212と映像・音声送信制御処理部213と映像・音声受信制御処理部214を制御する。
【0043】
オペレータ端末102でも同様の制御を行う。
【0044】
映像通話接続時の処理について以下で説明する。
【0045】
顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用して、オペレータ端末102へ接続を要求し、映像通話を接続する場合の通信シーケンスの例を図9に示す。
【0046】
図10、図11、図12に、顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用して、オペレータ端末102へ接続を要求する場合の、顧客端末100の制御用コンピュータ200の処理手順に関するフローチャートを示す。これらの手順は、この順番でなくともよい。例えば、図11の映像・音声送信開始制御手順(ステップA105、ステップA106)と図12の映像・音声受信開始制御手順(ステップA107、ステップA108)は逆でもよい。
【0047】
このときの処理手順を以下で説明する。
【0048】
呼制御データ作成部224が記憶部205から、コールセンター制御サーバIPアドレス228、自端末制御用コンピュータIPアドレス206、自端末映像・音声送信装置IPアドレス207、自端末映像・音声受信装置IPアドレス208を取得し、それらとオペレータ接続要求コマンドを含むオペレータ接続要求データを作成する(ステップA101)。なお、オペレータ接続要求データには、顧客端末100が接続を望むオペレータグループ(複数のオペレータ端末102の組み合わせ)の情報が含まれていてもよい。
【0049】
呼制御処理部212がコールセンター制御サーバ107に、オペレータ接続要求データを送信する(ステップA102、通信S101)。
【0050】
もし、オペレータ端末102が通話に応答しない、接続を拒否した、またはコールセンター制御サーバ107が接続可能なオペレータを選択できないなど、オペレータ端末102からオペレータ接続要求に対する接続応答がない場合は、映像通話を開始する前の待機状態にもどる。
【0051】
接続応答がある場合は、呼制御処理部212がオペレータ端末102の制御用コンピュータ300から接続応答データを受信する(ステップA103)。
【0052】
相手端末データ取得部225が接続応答データから、オペレータ端末102側のIPアドレス情報である、オペレータ端末制御用コンピュータIPアドレス221、オペレータ端末映像・音声送信装置IPアドレス222、オペレータ端末映像・音声受信装置IPアドレス223を解析し、記憶部205に記録する(ステップA104)。
【0053】
映像・音声送信制御データ作成部226が記憶部205から、自端末映像・音声送信装置IPアドレス207、オペレータ端末映像・音声受信装置IPアドレス223を取得し、それらと映像・音声送信開始コマンドを含む映像・音声送信開始要求データを作成する(ステップA105)。
【0054】
映像・音声送信制御処理部213が、自端末の映像・音声送信装置240に、映像・音声送信開始要求データを送信する(ステップA106、通信S104)。
【0055】
映像・音声送信装置240から、送信開始要求に対する送信開始応答(通信S105)が、一定時間内に返ってこなければ、後述する映像通話終了時の処理を行う。
【0056】
映像・音声送信装置240から、送信開始要求に対する送信開始応答が、一定時間内に返ってくれば、映像・音声受信制御データ作成部227が記憶部205から自端末映像・音声受信装置IPアドレス208、オペレータ端末映像・音声送信装置IPアドレス222を取得し、それらと映像・音声受信開始コマンドを含む映像・音声受信開始要求データを作成する(ステップA107)。
【0057】
映像・音声受信制御処理部214が自端末の映像・音声受信装置230に、映像・音声受信開始要求データを送信する(ステップA108、通信S106)。
【0058】
映像・音声受信装置230から、受信開始要求に対する受信開始応答(通信S108)が、一定時間内に返ってこなければ、映像通話終了時の処理を行う。
【0059】
なお、ステップA103の後、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300に接続応答データを受信したことを知らせるために、呼制御データ作成部224が接続応答確認コマンドを含む接続応答確認データを作成し、呼制御処理部212が接続応答確認データを送信してもよい。
【0060】
顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用せずに、オペレータ端末102へ接続を要求する場合の、顧客端末100の制御用コンピュータ200の処理手順について以下で説明する。
【0061】
記憶部205に、オペレータ端末制御用コンピュータIPアドレス221を記録しておく。
【0062】
呼制御データ作成部224が記憶部205から、オペレータ端末制御用コンピュータIPアドレス221、自端末制御用コンピュータIPアドレス206、自端末映像・音声送信装置IPアドレス207、自端末映像・音声受信装置IPアドレス208を取得し、それらと接続要求コマンドを含む接続要求データを作成する。
【0063】
呼制御処理部212がオペレータ端末102の制御用コンピュータ300に、接続要求データを送信する。
【0064】
その後、前述した顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用してオペレータ端末102へ接続を要求する場合の、ステップA103以降の処理を行う。
【0065】
オペレータ端末102から顧客端末100へ接続を要求する場合の、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の処理は、顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用せずに、オペレータ端末102へ接続を要求する場合の、顧客端末100の制御用コンピュータ200のものと同様である。
【0066】
図13に、顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用して、オペレータ端末102へ接続を要求する場合の、コールセンター制御サーバ107の処理手順に関するフローチャートを示す。
【0067】
このときの処理手順を以下で説明する。
【0068】
呼制御処理部405が顧客端末100の制御用コンピュータ200から、オペレータ接続要求データを受信する(ステップA121)。
【0069】
相手端末データ取得部415がオペレータ接続要求データから、顧客端末制御用コンピュータIPアドレス411、顧客端末映像・音声送信装置IPアドレス412、顧客端末映像・音声受信装置IPアドレス413を解析し、記憶部401に記録する(ステップA122)。
【0070】
オペレータ選択演算部404が接続先オペレータ端末102を選択する(ステップA123)。
【0071】
オペレータ選択演算部404が接続先オペレータ端末102を選択できた場合、呼制御データ作成部414が記憶部401から、オペレータ選択演算部404に選択されたオペレータ端末制御用コンピュータIPアドレス402と、顧客端末制御用コンピュータIPアドレス411、顧客端末映像・音声送信装置IPアドレス412、顧客端末映像・音声受信装置IPアドレス413を取得し、それらとオペレータ接続要求コマンドを含むオペレータ接続要求データを作成する(ステップA124)。
【0072】
呼制御処理部405がオペレータ端末102の制御用コンピュータ300へ、オペレータ接続要求データを送信する(ステップA125、通信S102)。
【0073】
ステップA123で、コールセンター101の全てのオペレータが映像通話中などにより、オペレータ選択演算部404が接続先オペレータ端末102を選択できない場合、呼制御データ作成部414が顧客端末制御用コンピュータIPアドレス411を含む接続拒否応答データを作成する(ステップA126)。
【0074】
呼制御処理部405が顧客端末100の制御用コンピュータ200へ、接続拒否応答データを送信する(ステップA127)。
【0075】
図14、図15、図16に、顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用して、オペレータ端末102へ接続を要求する場合の、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の処理手順に関するフローチャートを示す。これらの手順は、この順番でなくともよい。例えば、図15の映像・音声送信開始制御手順(ステップA105a、ステップA106a)と図16の映像・音声受信開始制御手順(ステップA107a、ステップA108a)は逆でもよい。
【0076】
このときの処理手順を以下で説明する。
【0077】
呼制御処理部312がコールセンター制御サーバ107から、オペレータ接続要求データを受信する(ステップA131)。
【0078】
相手端末データ取得部325がオペレータ接続要求データから、顧客端末100側のIPアドレス情報である、顧客端末制御用コンピュータIPアドレス321、顧客端末映像・音声送信装置IPアドレス322、顧客端末映像・音声受信装置IPアドレス323を解析し、記憶部305に記録する(ステップA132)。
【0079】
呼制御データ作成部324が記憶部305から、顧客端末制御用コンピュータIPアドレス321、自端末制御用コンピュータIPアドレス306、自端末映像・音声送信装置IPアドレス307、自端末映像・音声受信装置IPアドレス308を取得し、それらと接続応答コマンドを含む接続応答データを作成する(ステップA133)。
【0080】
呼制御処理部312が顧客端末100の制御用コンピュータ200へ、接続応答データを送信する(ステップA134、通信S103)。
【0081】
映像・音声送信制御データ作成部326が自端末映像・音声送信装置IPアドレス307、顧客端末映像・音声受信装置IPアドレス323、映像・音声送信開始コマンドを含む映像・音声送信開始要求データを作成する(ステップA105a)。
【0082】
映像・音声送信制御処理部313が、自端末の映像・音声送信装置340に、映像・音声送信開始要求データを送信する(ステップA106a、通信S104a)。
【0083】
映像・音声送信装置340から、送信開始要求に対する送信開始応答(通信S105a)が、一定時間内に返ってこなければ、映像通話終了時の処理を行う。
【0084】
映像・音声送信装置340から、送信開始要求に対する送信開始応答が、一定時間内に返ってくれば、映像・音声受信制御データ作成部327が記憶部305から自端末映像・音声受信装置IPアドレス308、顧客端末映像・音声送信装置IPアドレス322を取得し、それらと映像・音声受信開始コマンドを含む映像・音声受信開始要求データを作成する(ステップA107a)。
【0085】
映像・音声受信制御処理部314が自端末の映像・音声受信装置330に、映像・音声受信開始要求データを送信する(ステップA108a、通信S107a)。
【0086】
映像・音声受信装置330から、受信開始要求に対する受信開始応答(通信S108a)が、一定時間内に返ってこなければ、映像通話終了時の処理を行う。
【0087】
顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用せずに、オペレータ端末102へ接続を要求する場合の、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の処理手順について以下で説明する。
【0088】
呼制御処理部312が顧客端末100から、オペレータ接続要求データを受信する。
【0089】
その後、前述した顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用してオペレータ端末102へ接続を要求する場合の、ステップA132以降の処理を行う。
【0090】
オペレータ端末102から顧客端末100へ接続を要求する場合、接続要求データを受信した顧客端末100の制御用コンピュータ200の処理は、顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用せずに、オペレータ端末102へ接続を要求する場合の、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300のものと同様である。
【0091】
映像通話終了時の処理について以下で説明する。
【0092】
顧客端末100からオペレータ端末102へ切断を要求し、映像通話を切断する場合の通信シーケンスの例を図17に示す。
【0093】
図18に、顧客端末100からオペレータ端末102へ切断を要求し、映像通話を切断する場合の、顧客端末100の制御用コンピュータ200の処理手順に関するフローチャートを示す。これらの手順は、この順番でなくともよい。例えば、映像・音声送信終了制御手順(ステップA111、ステップA112)と映像・音声受信終了制御手順(ステップA113、ステップA114)は逆でもよい。
【0094】
このときの処理手順を以下で説明する。図18中の「相手端末」は「オペレータ端末」と読み替える。
【0095】
呼制御データ作成部224が記憶部205からオペレータ端末制御用コンピュータIPアドレス221を取得し、オペレータ端末制御用コンピュータIPアドレス221と切断要求コマンドを含む切断要求データを作成する(ステップA109)。
【0096】
呼制御処理部212がオペレータ端末102の制御用コンピュータ300に、切断要求データを送信する(ステップA110、通信S121)。
【0097】
映像・音声送信制御データ作成部226が記憶部205から自端末映像・音声送信装置IPアドレス207、オペレータ端末映像・音声受信装置IPアドレス223を取得し、それらと映像・音声送信終了コマンドを含む映像・音声送信終了要求データを作成する(ステップA111)。
【0098】
映像・音声送信制御処理部213が、自端末の映像・音声送信装置240に、映像・音声送信終了要求データを送信する(ステップA112、通信S124)。
【0099】
映像・音声受信制御データ作成部227が記憶部205から自端末映像・音声受信装置IPアドレス208、オペレータ端末映像・音声送信装置IPアドレス222を取得し、それらと映像・音声受信終了コマンドを含む映像・音声受信終了要求データを作成する(ステップA113)。
【0100】
映像・音声受信制御処理部214が自端末の映像・音声受信装置230に、映像・音声受信終了要求データを送信する(ステップA114、通信S127)。
【0101】
オペレータ端末102から顧客端末100へ切断を要求し、映像通話を切断する場合の、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の処理手順は、顧客端末100からオペレータ端末102へ切断を要求し、映像通話を切断する場合の、顧客端末100の制御用コンピュータ200の処理手順と同様である。ただし、この場合、図18中の「相手端末」は「顧客端末」と読み替える。
【0102】
図19に、顧客端末100からオペレータ端末102へ切断を要求し、映像通話を切断する場合の、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の処理手順に関するフローチャートを示す。これらの手順は、この順番でなくともよい。例えば、映像・音声送信終了制御手順(ステップA111、ステップA112)と映像・音声受信終了制御手順ステップA113、ステップA114)は逆でもよい。
【0103】
このときの処理手順を以下で説明する。図19中の「相手端末」は「顧客端末」と読み替える。
【0104】
呼制御処理部312が相手端末の制御用コンピュータ200から、切断要求データを受信する(ステップA151)。
【0105】
その後、前述した顧客端末100からオペレータ端末102へ切断を要求する場合の、制御用コンピュータ200の処理手順の、ステップA111、ステップA112、ステップA113、ステップA114と同様の処理を行う。
【0106】
ステップA151の後、相手端末の制御用コンピュータ200に切断要求データを受信したことを知らせるために、呼制御データ作成部324が切断応答コマンドを含む切断応答データを作成し、呼制御処理部312が切断応答データを送信してもよい。
【0107】
オペレータ端末102から顧客端末100へ切断を要求し、映像通話を切断する場合の、顧客端末100の制御用コンピュータ200の処理手順は、顧客端末100からオペレータ端末102へ切断を要求し、映像通話を切断する場合の、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の処理手順と同様である。ただし、この場合、図19中の「相手端末」は「オペレータ端末」と読み替える。
【0108】
本実施の形態では、例えば呼制御を行うコンピュータとして、パーソナルコンピュータを使用し、ネットワーク経由で映像・音声を送受信する映像・音声送信装置および映像・音声受信装置の開始・終了を制御することにより、呼制御を行うコンピュータのCPUやバスの性能に制限されない映像の解像度やフレームレートで、コールセンターの顧客とオペレータ間で映像通話を行うことができる。
【0109】
実施の形態2.
本実施の形態の全体システム構成は、図1に示した実施の形態1のものと同様である。
【0110】
図20は本実施の形態における顧客端末100の制御用コンピュータ200の構成と機器の接続を示す構成図である。図20中の各部および機器については、図2に示した実施の形態1のものと同様である。
【0111】
本実施の形態における顧客端末100の映像・音声送信装置240の構成と機器の接続は、図3に示した実施の形態1のものと同様である。
【0112】
図21は本実施の形態における顧客端末100の映像・音声受信装置230の構成と機器の接続を示す構成図である。
【0113】
映像・音声受信制御部236は、映像・音声データ受信開始および終了を制御する通信データを受信し、映像・音声受信部235の映像・音声データ受信開始および終了を制御するとともに、映像・音声送信制御処理部238の映像・音声データ送信開始および終了を制御する通信を制御する。
【0114】
映像・音声送信制御処理部238は、映像・音声データ送信開始および終了を制御する通信を行う。
【0115】
図21中のその他の各部および機器については、図4に示した実施の形態1のものと同様である。
【0116】
図22は本実施の形態におけるオペレータ端末102の制御用コンピュータ300の構成と機器の接続を示す構成図である。図22中の各部および機器については、図5に示した実施の形態1のものと同様である。
【0117】
本実施の形態におけるオペレータ端末102の映像・音声送信装置340の構成と機器の接続は、図6に示した実施の形態1のものと同様である。
【0118】
図23は本実施の形態におけるオペレータ端末102の映像・音声受信装置330の構成と機器の接続を示す構成図である。オペレータ端末102の映像・音声受信装置330の構成は、顧客端末100の映像・音声受信装置230の構成と同様である。
【0119】
コールセンター制御サーバ107の内部構成は、図8に示した実施の形態1のものと同様である。
【0120】
次に本実施の形態に係るシステムの動作について説明する。
【0121】
映像通話接続および切断時、顧客端末100では、制御用コンピュータ200の通信シーケンス制御部210が、記憶部205から通信順序情報209を取得する。通信順序情報209には、呼制御処理部212の呼制御通信と、映像・音声受信制御処理部214の映像・音声受信制御通信のシーケンスを設定しておく。通信シーケンス制御部210は、通信順序情報209に設定された通信のシーケンスに従い、呼制御処理部212と映像・音声受信制御処理部214を制御する。
【0122】
オペレータ端末102でも同様の制御を行う。
【0123】
映像通話接続時の処理について以下で説明する。
【0124】
顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用して、オペレータ端末102へ接続を要求し、映像通話を接続する場合の通信シーケンスの例を図24に示す。
【0125】
図25、図26に、顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用して、オペレータ端末102へ接続を要求する場合の、顧客端末100の制御用コンピュータ200の処理手順に関するフローチャートを示す。
【0126】
このときの処理手順について、実施の形態1の動作と異なる部分を以下で説明する。
【0127】
実施の形態1のステップA101に代えて、以下の処理を行う。
【0128】
呼制御データ作成部224が記憶部205から、コールセンター制御サーバIPアドレス228、自端末制御用コンピュータIPアドレス206、自端末映像・音声送信装置IPアドレス207を取得し、それらとオペレータ接続要求コマンドを含むオペレータ接続要求データを作成する(ステップA101b)。
【0129】
実施の形態1のステップA104に代えて、以下の処理を行う。
【0130】
相手端末データ取得部225が接続応答データから、オペレータ端末102側のIPアドレス情報である、オペレータ端末制御用コンピュータIPアドレス221、オペレータ端末映像・音声送信装置IPアドレス222を解析し、記憶部205に記録する(ステップA104b)。
【0131】
実施の形態1のステップA105、ステップA106は行わない。
【0132】
ステップA108を行った後、顧客端末100の映像・音声受信装置230の映像・音声送信制御処理部238が、オペレータ端末102の映像・音声送信装置340の映像・音声送信制御部346に対し、映像・音声送信制御通信で、自端末映像・音声受信装置IPアドレス208を通知し、映像・音声受信装置230への映像・音声データ送信の開始を指示する。
【0133】
顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用せずに、オペレータ端末102へ接続を要求する場合の、顧客端末100の制御用コンピュータ200の処理手順について以下で説明する。
【0134】
記憶部205に、オペレータ端末制御用コンピュータIPアドレス221を記録しておく。
【0135】
呼制御データ作成部224が記憶部205から、オペレータ端末制御用コンピュータIPアドレス221、自端末制御用コンピュータIPアドレス206、自端末映像・音声送信装置IPアドレス207を取得し、それらと接続要求コマンドを含む接続要求データを作成する。
【0136】
呼制御処理部212がオペレータ端末102の制御用コンピュータ300に、接続要求データを送信する。
【0137】
その後、前述した顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用してオペレータ端末102へ接続を要求する場合の、ステップA103以降の処理を行う。
【0138】
オペレータ端末102から顧客端末100へ接続を要求する場合の、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の処理は、顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用せずに、オペレータ端末102へ接続を要求する場合の、顧客端末100の制御用コンピュータ200のものと同様である。
【0139】
図27に、顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用して、オペレータ端末102へ接続を要求する場合の、コールセンター制御サーバ107の処理手順に関するフローチャートを示す。
【0140】
このときの処理手順について、実施の形態1の動作と異なる部分を以下で説明する。
【0141】
実施の形態1のステップA122に代えて、以下の処理を行う。
【0142】
相手端末データ取得部415がオペレータ接続要求データから、顧客端末制御用コンピュータIPアドレス411、顧客端末映像・音声送信装置IPアドレス412を解析し、記憶部401に記録する(ステップA122a)。
【0143】
実施の形態1のステップA124に代えて、以下の処理を行う。
【0144】
オペレータ選択演算部404が接続先オペレータ端末102を選択できた場合、呼制御データ作成部414が記憶部401から、オペレータ選択演算部404に選択されたオペレータ端末制御用コンピュータIPアドレス402と、顧客端末制御用コンピュータIPアドレス411、顧客端末映像・音声送信装置IPアドレス412を取得し、それらとオペレータ接続要求コマンドを含むオペレータ接続要求データを作成する(ステップA124a)。
【0145】
図28、図29に、顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用して、オペレータ端末102へ接続を要求する場合の、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の処理手順に関するフローチャートを示す。
【0146】
このときの処理手順について、実施の形態1の動作と異なる部分を以下で説明する。
【0147】
実施の形態1のステップA132に代えて、以下の処理を行う。
【0148】
相手端末データ取得部325がオペレータ接続要求データから、顧客端末100側のIPアドレス情報である、顧客端末制御用コンピュータIPアドレス321、顧客端末映像・音声送信装置IPアドレス322を解析し、記憶部305に記録する(ステップA132b)。
【0149】
実施の形態1のステップA133に代えて、以下の処理を行う。
【0150】
呼制御データ作成部324が記憶部305から、顧客端末制御用コンピュータIPアドレス321、自端末制御用コンピュータIPアドレス306、自端末映像・音声送信装置IPアドレス307を取得し、それらと接続応答コマンドを含む接続応答データを作成する(ステップA133b)。
【0151】
実施の形態1のステップA105a、ステップA106aは行わない。
【0152】
顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用せずに、オペレータ端末102へ接続を要求する場合の、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の処理手順について以下で説明する。
【0153】
呼制御処理部312が顧客端末100から、オペレータ接続要求データを受信する。
【0154】
その後、前述した顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用してオペレータ端末102へ接続を要求する場合の、ステップA132以降の処理を行う。
【0155】
オペレータ端末102から顧客端末100へ接続を要求する場合、接続要求データを受信した顧客端末100の制御用コンピュータ200の処理は、顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用せずに、オペレータ端末102へ接続を要求する場合の、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300のものと同様である。
【0156】
映像通話終了時の処理について以下で説明する。
【0157】
顧客端末100からオペレータ端末102へ切断を要求し、映像通話を切断する場合の通信シーケンスの例を図30に示す。
【0158】
図31に、顧客端末100からオペレータ端末102へ切断を要求し、映像通話を切断する場合の、顧客端末100の制御用コンピュータ200の処理手順に関するフローチャートを示す。
【0159】
このときの処理手順について、実施の形態1の動作と異なる部分を以下で説明する。図31中の「相手端末」は「オペレータ端末」と読み替える。
【0160】
実施の形態1のステップA111、ステップA112は行わない。
【0161】
ステップA113を行った後、顧客端末100の映像・音声受信装置230の映像・音声送信制御処理部238が、オペレータ端末102の映像・音声送信装置340の映像・音声送信制御部346に対し、映像・音声送信制御通信で、映像・音声受信装置230への映像・音声データ送信の終了を指示する。
【0162】
オペレータ端末102から顧客端末100へ切断を要求し、映像通話を切断する場合の、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の処理手順は、顧客端末100からオペレータ端末102へ切断を要求し、映像通話を切断する場合の、顧客端末100の制御用コンピュータ200の処理手順と同様である。ただし、この場合、図31中の「相手端末」は「顧客端末」と読み替える。
【0163】
図32に、顧客端末100からオペレータ端末102へ切断を要求し、映像通話を切断する場合の、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の処理手順に関するフローチャートを示す。
【0164】
このときの処理手順について、実施の形態1の動作と異なる部分を以下で説明する。図32中の「相手端末」は「顧客端末」と読み替える。
【0165】
実施の形態1のステップA111、ステップA112は行わない。
【0166】
オペレータ端末102から顧客端末100へ切断を要求し、映像通話を切断する場合の、顧客端末100の制御用コンピュータ200の処理手順は、顧客端末100からオペレータ端末102へ切断を要求し、映像通話を切断する場合の、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の処理手順と同様である。ただし、この場合、図32中の「相手端末」は「オペレータ端末」と読み替える。
【0167】
本実施の形態では、実施の形態1と同様に、例えば呼制御を行うコンピュータとして、パーソナルコンピュータを使用し、ネットワーク経由で映像・音声を送受信する映像・音声送信装置および映像・音声受信装置の開始・終了を制御することにより、呼制御を行うコンピュータのCPUやバスの性能に制限されない映像の解像度やフレームレートで、コールセンターの顧客とオペレータ間で映像通話を行うことができる。
【0168】
実施の形態3.
本実施の形態の全体システム構成は、図1に示した実施の形態1のものと同様である。
【0169】
図33は本実施の形態における顧客端末100の制御用コンピュータ200の構成と機器の接続を示す構成図である。図33中の各部および機器については、図2に示した実施の形態1のものと同様である。
【0170】
図34は本実施の形態における顧客端末100の映像・音声送信装置240の構成と機器の接続を示す構成図である。
【0171】
映像・音声送信制御部246は、映像・音声データ送信開始および終了を制御する通信データを受信し、映像・音声送信部245の映像・音声データ送信開始および終了を制御するとともに、映像・音声受信制御処理部248の映像・音声データ受信開始および終了を制御する通信を制御する。
【0172】
映像・音声受信制御処理部248は、映像・音声データ受信開始および終了を制御する通信を行う。
【0173】
図34中のその他の各部および機器については、図3に示した実施の形態1のものと同様である。
【0174】
本実施の形態における顧客端末100の映像・音声受信装置230の構成と機器の接続は、図4に示した実施の形態1のものと同様である。
【0175】
図35は本実施の形態におけるオペレータ端末102の制御用コンピュータ300の構成と機器の接続を示す構成図である。図35中の各部および機器については、図5に示した実施の形態1のものと同様である。
【0176】
図36は本実施の形態におけるオペレータ端末102の映像・音声送信装置340の構成と機器の接続を示す構成図である。オペレータ端末102の映像・音声送信装置340の構成は、顧客端末100の映像・音声送信装置240の構成と同様である。
【0177】
本実施の形態におけるオペレータ端末102の映像・音声受信装置330の構成と機器の接続は、図7に示した実施の形態1のものと同様である。
【0178】
コールセンター制御サーバ107の内部構成は、図8に示した実施の形態1のものと同様である。
【0179】
次に本実施の形態に係るシステムの動作について説明する。
【0180】
映像通話接続および切断時、顧客端末100では、制御用コンピュータ200の通信シーケンス制御部210は、記憶部205から通信順序情報209を取得する。通信順序情報209には、呼制御処理部212の呼制御通信と、映像・音声送信制御処理部213の映像・音声送信制御通信のシーケンスを設定しておく。通信シーケンス制御部210は、通信順序情報209に設定された通信のシーケンスに従い、呼制御処理部212と映像・音声送信制御処理部213を制御する。
【0181】
オペレータ端末102でも同様の制御を行う。
【0182】
映像通話接続時の処理について以下で説明する。
【0183】
顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用して、オペレータ端末102へ接続を要求し、映像通話を接続する場合の通信シーケンスの例を図37に示す。
【0184】
図38、図39に、顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用して、オペレータ端末102へ接続を要求する場合の、顧客端末100の制御用コンピュータ200の処理手順に関するフローチャートを示す。
【0185】
このときの処理手順について、実施の形態1の動作と異なる部分を以下で説明する。
【0186】
実施の形態1のステップA101に代えて、以下の処理を行う。
【0187】
呼制御データ作成部224が記憶部205から、コールセンター制御サーバIPアドレス228、自端末制御用コンピュータIPアドレス206、自端末映像・音声受信装置IPアドレス208を取得し、それらとオペレータ接続要求コマンドを含むオペレータ接続要求データを作成する(ステップA101d)。
【0188】
実施の形態1のステップA104に代えて、以下の処理を行う。
【0189】
相手端末データ取得部225が接続応答データから、オペレータ端末102側のIPアドレス情報である、オペレータ端末制御用コンピュータIPアドレス221、オペレータ端末映像・音声受信装置IPアドレス223を解析し、記憶部205に記録する(ステップA104d)。
【0190】
実施の形態1のステップA107、ステップA108は行わない。
【0191】
ステップA106を行った後、顧客端末100の映像・音声送信装置240の映像・音声受信制御処理部248が、オペレータ端末102の映像・音声受信装置330の映像・音声受信制御部336に対し、映像・音声受信制御通信で、自端末映像・音声送信装置IPアドレス207を通知し、映像・音声送信装置240からの映像・音声データ受信の開始を指示する。
【0192】
顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用せずに、オペレータ端末102へ接続を要求する場合の、顧客端末100の制御用コンピュータ200の処理手順について以下で説明する。
【0193】
記憶部205に、オペレータ端末制御用コンピュータIPアドレス221を記録しておく。
【0194】
呼制御データ作成部224が記憶部205から、オペレータ端末制御用コンピュータIPアドレス221、自端末制御用コンピュータIPアドレス206、自端末映像・音声受信装置IPアドレス208を取得し、それらと接続要求コマンドを含む接続要求データを作成する。
【0195】
呼制御処理部212がオペレータ端末102の制御用コンピュータ300に、接続要求データを送信する。
【0196】
その後、前述した顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用してオペレータ端末102へ接続を要求する場合の、ステップA103以降の処理を行う。
【0197】
オペレータ端末102から顧客端末100へ接続を要求する場合の、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の処理は、顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用せずに、オペレータ端末102へ接続を要求する場合の、顧客端末100の制御用コンピュータ200のものと同様である。
【0198】
図40に、顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用して、オペレータ端末102へ接続を要求する場合の、コールセンター制御サーバ107の処理手順に関するフローチャートを示す。
【0199】
このときの処理手順について、実施の形態1の動作と異なる部分を以下で説明する。
【0200】
実施の形態1のステップA122に代えて、以下の処理を行う。
【0201】
相手端末データ取得部415がオペレータ接続要求データから、顧客端末制御用コンピュータIPアドレス411、顧客端末映像・音声受信装置IPアドレス413を解析し、記憶部401に記録する(ステップA122d)。
【0202】
実施の形態1のステップA124に代えて、以下の処理を行う。
【0203】
オペレータ選択演算部404が接続先オペレータ端末102を選択できた場合、呼制御データ作成部414が記憶部401から、オペレータ選択演算部404に選択されたオペレータ端末制御用コンピュータIPアドレス402と、顧客端末制御用コンピュータIPアドレス411、顧客端末映像・音声受信装置IPアドレス413を取得し、それらとオペレータ接続要求コマンドを含むオペレータ接続要求データを作成する(ステップA124d)。
【0204】
図41、図42に、顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用して、オペレータ端末102へ接続を要求する場合の、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の処理手順に関するフローチャートを示す。
【0205】
このときの処理手順について、実施の形態1の動作と異なる部分を以下で説明する。
【0206】
実施の形態1のステップA132に代えて、以下の処理を行う。
【0207】
相手端末データ取得部325がオペレータ接続要求データから、顧客端末100側のIPアドレス情報である、顧客端末制御用コンピュータIPアドレス321、顧客端末映像・音声受信装置IPアドレス323を解析し、記憶部305に記録する(ステップA132d)。
【0208】
実施の形態1のステップA133に代えて、以下の処理を行う。
【0209】
呼制御データ作成部324が記憶部305から、顧客端末制御用コンピュータIPアドレス321、自端末制御用コンピュータIPアドレス306、自端末映像・音声受信装置IPアドレス308を取得し、それらと接続応答コマンドを含む接続応答データを作成する(ステップA133d)。
【0210】
実施の形態1のステップA107a、ステップA108aは行わない。
【0211】
顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用せずに、オペレータ端末102へ接続を要求する場合の、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の処理手順について以下で説明する。
【0212】
呼制御処理部312が顧客端末100から、オペレータ接続要求データを受信する。
【0213】
その後、前述した顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用してオペレータ端末102へ接続を要求する場合の、ステップA132以降の処理を行う。
【0214】
オペレータ端末102から顧客端末100へ接続を要求する場合、接続要求データを受信した顧客端末100の制御用コンピュータ200の処理は、顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用せずに、オペレータ端末102へ接続を要求する場合の、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300のものと同様である。
【0215】
映像通話終了時の処理について以下で説明する。
【0216】
顧客端末100からオペレータ端末102へ切断を要求し、映像通話を切断する場合の通信シーケンスの例を図43に示す。
【0217】
図44に、顧客端末100からオペレータ端末102へ切断を要求し、映像通話を切断する場合の、顧客端末100の制御用コンピュータ200の処理手順に関するフローチャートを示す。
【0218】
このときの処理手順について、実施の形態1の動作と異なる部分を以下で説明する。図44中の「相手端末」は「オペレータ端末」と読み替える。
【0219】
実施の形態1のステップA113、ステップA114は行わない。
【0220】
ステップA112を行った後、顧客端末100の映像・音声送信装置240の映像・音声受信制御処理部248が、オペレータ端末102の映像・音声受信装置330の映像・音声受信制御部336に対し、映像・音声受信制御通信で、映像・音声送信装置240からの映像・音声データ受信の終了を指示する。
【0221】
オペレータ端末102から顧客端末100へ切断を要求し、映像通話を切断する場合の、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の処理手順は、顧客端末100からオペレータ端末102へ切断を要求し、映像通話を切断する場合の、顧客端末100の制御用コンピュータ200の処理手順と同様である。ただし、この場合、図44中の「相手端末」は「顧客端末」と読み替える。
【0222】
図45に、顧客端末100からオペレータ端末102へ切断を要求し、映像通話を切断する場合の、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の処理手順に関するフローチャートを示す。
【0223】
このときの処理手順について、実施の形態1の動作と異なる部分を以下で説明する。図45中の「相手端末」は「顧客端末」と読み替える。
【0224】
実施の形態1のステップA113、ステップA114は行わない。
【0225】
オペレータ端末102から顧客端末100へ切断を要求し、映像通話を切断する場合の、顧客端末100の制御用コンピュータ200の処理手順は、顧客端末100からオペレータ端末102へ切断を要求し、映像通話を切断する場合の、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の処理手順と同様である。ただし、この場合、図45中の「相手端末」は「オペレータ端末」と読み替える。
【0226】
本実施の形態では、実施の形態1と同様に、例えば呼制御を行うコンピュータとして、パーソナルコンピュータを使用し、ネットワーク経由で映像・音声を送受信する映像・音声送信装置および映像・音声受信装置の開始・終了を制御することにより、呼制御を行うコンピュータのCPUやバスの性能に制限されない映像の解像度やフレームレートで、コールセンターの顧客とオペレータ間で映像通話を行うことができる。
【0227】
実施の形態4.
本実施の形態の全体システム構成は、図1に示した実施の形態1のものと同様である。
【0228】
図46は本実施の形態における顧客端末100の制御用コンピュータ200の構成と機器の接続を示す構成図である。
【0229】
記憶部205の映像・音声開始待機時間設定251に、呼制御通信と映像・音声データ送信開始および終了を制御する通信と映像・音声データ受信開始および終了を制御する通信での、通信の待機時間を設定しておく。通信待機部252は、記憶部205から映像・音声開始待機時間設定251を取得し、通信シーケンス制御部210を制御する。
【0230】
それ以外の図46中の各部および機器については、図2に示した実施の形態1のものと同様である。
【0231】
図47は本実施の形態におけるオペレータ端末102の制御用コンピュータ300の構成と機器の接続を示す構成図である。
【0232】
映像・音声開始待機時間設定351と通信待機部352はそれぞれ、図46中の映像・音声開始待機時間設定251と通信待機部252と同様である。それ以外の図47中の各部および機器については、図5に示した実施の形態1のものと同様である。
【0233】
本実施の形態における顧客端末100の映像・音声送信装置240と映像・音声受信装置230、オペレータ端末102の映像・音声送信装置340と映像・音声受信装置330、コールセンター制御サーバ107の構成は、実施の形態1と同様である。
【0234】
図48は、顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用して、オペレータ端末102へ接続を要求する場合に、顧客端末100の映像・音声送信装置240の送信開始制御と、オペレータ端末102の映像・音声受信装置330の受信開始制御を先に行い、オペレータ端末102の映像・音声送信装置340の送信開始制御と、顧客端末100の映像・音声受信装置230の受信開始制御を遅らせる場合の通信シーケンスの一例である。
【0235】
この通信シーケンスにおいて、顧客端末100の制御用コンピュータ200では、通信待機部252が、記憶部205から映像・音声開始待機時間設定251を取得し、通信シーケンス制御部210を制御する。同様に、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300では、通信待機部352が、記憶部305から映像・音声開始待機時間設定351を取得し、通信シーケンス制御部310を制御する。その他の処理は、実施の形態1で説明したものと同様である。
【0236】
図49に、顧客端末100の制御用コンピュータ200の、映像・音声送信装置240から送信開始応答を受信した後の処理手順に関するフローチャートを示す。顧客端末100の制御用コンピュータ200の、送信開始応答を受信するまでの処理手順は、図10、図11で示した実施の形態1のものと同様である。
【0237】
このときの処理手順について、実施の形態1の動作と異なる部分を以下で説明する。
【0238】
ステップA107の前に、以下の処理を行う。
【0239】
通信待機部252が、記憶部205から映像・音声開始待機時間設定251を取得し、取得した設定時間分だけ、通信シーケンス制御部210に通信待機の制御を行う(ステップA201)。
【0240】
図50、図51に、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の、顧客端末100の制御用コンピュータ200に接続応答データを送信した後の処理手順に関するフローチャートを示す。オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の、接続応答データを送信するまでの処理手順は、図14で示した実施の形態1のものと同様である。
【0241】
このときの処理手順について、実施の形態1の動作と異なる部分を以下で説明する。
【0242】
ステップA105aの前に、以下の処理を行う。
【0243】
通信待機部252が、記憶部205から映像・音声開始待機時間設定251を取得し、取得した設定時間分だけ、通信シーケンス制御部210に通信待機の制御を行う(ステップA201)。
【0244】
本実施の形態では、顧客端末100から映像通話の開始を要求するときに、顧客端末で先にオペレータの映像が表示され、オペレータが映像通話開始に気づいていない不用意な姿を顧客に見せることがないようにするため、オペレータ端末102が顧客の映像を受信したのち、顧客端末100がオペレータの映像を受信することができる。
【0245】
実施の形態5.
本実施の形態の全体システム構成は、図1に示した実施の形態1のものと同様である。
【0246】
本実施の形態における顧客端末100の制御用コンピュータ200の構成は、図20に示した実施の形態2の構成に、図46に示した実施の形態4の映像・音声開始待機時間設定251と通信待機部252を加えたものである。
【0247】
本実施の形態における顧客端末100の映像・音声送信装置240と映像・音声受信装置230、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300と映像・音声送信装置340と映像・音声受信装置330、コールセンター制御サーバ107の構成は、実施の形態2と同様である。
【0248】
図52は、顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用して、オペレータ端末102へ接続を要求する場合に、オペレータ端末102の映像・音声受信装置330の受信開始制御を先に行い、顧客端末100の映像・音声受信装置230の受信開始制御を遅らせる場合の通信シーケンスの一例である。
【0249】
この通信シーケンスにおいて、顧客端末100の制御用コンピュータ200では、通信待機部252が、記憶部205から映像・音声開始待機時間設定251を取得し、通信シーケンス制御部210を制御する。その他の処理は、実施の形態2で説明したものと同様である。
【0250】
図53に、顧客端末100の制御用コンピュータ200の、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300から接続応答を受信した後の処理手順に関するフローチャートを示す。顧客端末100の制御用コンピュータ200の、送信開始応答を受信するまでの処理手順は、図25で示した実施の形態2のものと同様である。
【0251】
このときの処理手順について、実施の形態2の動作と異なる部分を以下で説明する。
【0252】
ステップA107の前に、以下の処理を行う。
【0253】
通信待機部252が、記憶部205から映像・音声開始待機時間設定251を取得し、取得した設定時間分だけ、通信シーケンス制御部210に通信待機の制御を行う(ステップA201)。
【0254】
本実施の形態では、実施の形態4と同様に、顧客端末100から映像通話の開始を要求するときに、顧客端末100で先にオペレータの映像が表示され、オペレータが映像通話開始に気づいていない不用意な姿を顧客に見せることがないようにするため、オペレータ端末102が顧客の映像を受信したのち、顧客端末100がオペレータの映像を受信することができる。
【0255】
実施の形態6.
本実施の形態の全体システム構成は、図1に示した実施の形態1のものと同様である。
【0256】
本実施の形態におけるオペレータ端末102の制御用コンピュータ300の構成は、図35に示した実施の形態3の構成に、図47に示した実施の形態4の映像・音声開始待機時間設定351と通信待機部352を加えたものである。
【0257】
本実施の形態における顧客端末100の制御用コンピュータ200と映像・音声送信装置240と映像・音声受信装置230、オペレータ端末102の映像・音声送信装置340と映像・音声受信装置330、コールセンター制御サーバ107の構成は、実施の形態3と同様である。
【0258】
図54は、顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用して、オペレータ端末102へ接続を要求する場合に、顧客端末100の映像・音声送信装置240の送信開始制御を先に行い、オペレータ端末102の映像・音声送信装置340の送信開始制御を遅らせる場合の通信シーケンスの一例である。
【0259】
この通信シーケンスにおいて、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300では、通信待機部352が、記憶部305から映像・音声開始待機時間設定351を取得し、通信シーケンス制御部310を制御する。その他の処理は、実施の形態3で説明したものと同様である。
【0260】
図55に、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の、顧客端末100の制御用コンピュータ200に接続応答を送信した後の処理手順に関するフローチャートを示す。オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の、接続応答を送信するまでの処理手順は、図41で示した実施の形態3のものと同様である。
【0261】
このときの処理手順について、実施の形態3の動作と異なる部分を以下で説明する。
【0262】
ステップA107aの前に、以下の処理を行う。
【0263】
通信待機部352が、記憶部305から映像・音声開始待機時間設定351を取得し、取得した設定時間分だけ、通信シーケンス制御部310に通信待機の制御を行う(ステップA201)。
【0264】
本実施の形態では、実施の形態4と同様に、顧客端末100から映像通話の開始を要求するときに、顧客端末100で先にオペレータの映像が表示され、オペレータが映像通話開始に気づいていない不用意な姿を顧客に見せることがないようにするため、オペレータ端末102が顧客の映像を受信したのち、顧客端末100がオペレータの映像を受信することができる。
【0265】
実施の形態7.
本実施の形態に係るシステムの構成は、実施の形態4と同様である。
【0266】
図56は、オペレータ端末102から顧客端末100へ接続を要求する場合に、顧客端末100の映像・音声送信装置240の送信開始制御と、オペレータ端末102の映像・音声受信装置330の受信開始制御を先に行い、オペレータ端末102の映像・音声送信装置340の送信開始制御と、顧客端末100の映像・音声受信装置230の受信開始制御を遅らせる場合の通信シーケンスの一例である。接続を要求時にコールセンター制御サーバ107を使用して映像通話を開始してもよい。
【0267】
この通信シーケンスにおいて、顧客端末100の制御用コンピュータ200がオペレータ端末102の制御用コンピュータ300に接続応答データを送信した後の処理手順は、実施の形態4で説明したものと同様である。
【0268】
本実施の形態のシステム構成を実施の形態5と同様のものに置き換え、上記の通信シーケンスにおいて、顧客端末100の制御用コンピュータ200がオペレータ端末102の制御用コンピュータ300に接続応答データを送信した後の処理手順を、実施の形態5で説明したものに置き換えることも可能である。
【0269】
また、本実施の形態のシステム構成を実施の形態6と同様のものに置き換え、上記の通信シーケンスにおいて、顧客端末100の制御用コンピュータ200がオペレータ端末102の制御用コンピュータ300に接続応答データを送信した後の処理手順を、実施の形態6で説明したものに置き換えることも可能である。
【0270】
本実施の形態では、オペレータ端末102から映像通話の開始を要求するときに、オペレータの不用意な姿を顧客に見せないようにするため、オペレータ端末102が顧客の映像を受信したのち、顧客端末100がオペレータの映像を受信することができる。
【0271】
実施の形態8.
本実施の形態の全体システム構成は、図1に示した実施の形態1のものと同様である。
【0272】
図57は本実施の形態における顧客端末100の制御用コンピュータ200の構成と機器の接続を示す構成図である。
【0273】
記憶部205の映像・音声終了待機時間設定253に、呼制御通信と映像・音声データ送信開始および終了を制御する通信と映像・音声データ受信開始および終了を制御する通信での、通信の待機時間を設定しておく。通信待機部252は、記憶部205から映像・音声終了待機時間設定253を取得し、通信シーケンス制御部210を制御する。
【0274】
それ以外の図57中の各部および機器については、図2に示した実施の形態1のものと同様である。
【0275】
図58は本実施の形態におけるオペレータ端末102の制御用コンピュータ300の構成と機器の接続を示す構成図である。
【0276】
映像・音声終了待機時間設定353と通信待機部352はそれぞれ、図57中の映像・音声終了待機時間設定253と通信待機部252と同様である。それ以外の図58中の各部および機器については、図5に示した実施の形態1のものと同様である。
【0277】
本実施の形態における顧客端末100の映像・音声送信装置240と映像・音声受信装置230、オペレータ端末102の映像・音声送信装置340と映像・音声受信装置330、コールセンター制御サーバ107の構成は、実施の形態1と同様である。
【0278】
図59は、顧客端末100から映像通話の終了を要求するとき、オペレータ端末102の映像・音声送信装置340の送信終了制御と、顧客端末100の映像・音声受信装置230の受信終了制御を先に行い、顧客端末100の映像・音声送信装置240の送信終了制御と、オペレータ端末102の映像・音声受信装置330の受信終了制御を遅らせる場合の通信シーケンスの一例である。
【0279】
この通信シーケンスにおいて、顧客端末100の制御用コンピュータ200では、通信待機部252が、記憶部205から映像・音声終了待機時間設定253を取得し、通信シーケンス制御部210を制御する。同様に、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300では、通信待機部352が、記憶部305から映像・音声終了待機時間設定353を取得し、通信シーケンス制御部310を制御する。その他の処理は、実施の形態1で説明したものと同様である。
【0280】
図60に、顧客端末100の制御用コンピュータ200の処理手順に関するフローチャートを示す。
【0281】
このときの処理手順について、実施の形態1の動作と異なる部分を以下で説明する。図60中の「相手端末」は「オペレータ端末」と読み替える。
【0282】
ステップA113、ステップA114の後に、以下の処理を行う。
【0283】
通信待機部252が、記憶部205から映像・音声終了待機時間設定253を取得し、取得した設定時間分だけ、通信シーケンス制御部210に通信待機の制御を行う(ステップA202)。その後、ステップA111、ステップA112を行う。
【0284】
図61に、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の処理手順に関するフローチャートを示す。
【0285】
このときの処理手順について、実施の形態1の動作と異なる部分を以下で説明する。図61中の「相手端末」は「顧客端末」と読み替える。
【0286】
ステップA113の前に、以下の処理を行う。
【0287】
通信待機部352が、記憶部305から映像・音声終了待機時間設定353を取得し、取得した設定時間分だけ、通信シーケンス制御部310に通信待機の制御を行う(ステップA202)。
【0288】
本実施の形態では、顧客端末100から映像通話の終了を要求するときに、オペレータ端末102で先に顧客の映像の表示が終了し、顧客端末100でオペレータの映像が表示されていることにオペレータが気づいていない不用意な姿を顧客に見せることがないようにするため、顧客端末100がオペレータの映像を受信終了したのち、オペレータ端末102が顧客の映像を受信終了することができる。
【0289】
実施の形態9.
本実施の形態の全体システム構成は、図1に示した実施の形態1のものと同様である。
【0290】
本実施の形態におけるオペレータ端末102の制御用コンピュータ300の構成は、図22に示した実施の形態2の構成に、図58に示した実施の形態8の映像・音声終了待機時間設定353と通信待機部352を加えたものである。
【0291】
本実施の形態における顧客端末100の制御用コンピュータ200と映像・音声送信装置240と映像・音声受信装置230、オペレータ端末102の映像・音声送信装置340と映像・音声受信装置330、コールセンター制御サーバ107の構成は、実施の形態2と同様である。
【0292】
図62は、顧客端末100から映像通話の終了を要求するとき、顧客端末100の映像・音声受信装置230の受信終了制御を先に行い、オペレータ端末102の映像・音声受信装置330の受信終了制御を遅らせる場合の通信シーケンスの一例である。
【0293】
この通信シーケンスにおいて、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300では、通信待機部352が、記憶部305から映像・音声終了待機時間設定353を取得し、通信シーケンス制御部310を制御する。その他の処理は、実施の形態2で説明したものと同様である。
【0294】
図63に、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の処理手順に関するフローチャートを示す。
【0295】
このときの処理手順について、実施の形態2の動作と異なる部分を以下で説明する。図63中の「相手端末」は「顧客端末」と読み替える。
【0296】
ステップA113の前に、以下の処理を行う。
【0297】
通信待機部352が、記憶部305から映像・音声終了待機時間設定353を取得し、取得した設定時間分だけ、通信シーケンス制御部310に通信待機の制御を行う(ステップA202)。
【0298】
本実施の形態では、実施の形態8と同様に、顧客端末100から映像通話の終了を要求するときに、オペレータ端末102で先に顧客の映像の表示が終了し、顧客端末100でオペレータの映像が表示されていることにオペレータが気づいていない不用意な姿を顧客に見せることがないようにするため、顧客端末100がオペレータの映像を受信終了したのち、オペレータ端末102が顧客の映像を受信終了することができる。
【0299】
実施の形態10.
本実施の形態の全体システム構成は、図1に示した実施の形態1のものと同様である。
【0300】
本実施の形態における顧客端末100の制御用コンピュータ200の構成は、図20に示した実施の形態3の構成に、図57に示した実施の形態8の映像・音声終了待機時間設定253と通信待機部252を加えたものである。
【0301】
本実施の形態における顧客端末100の映像・音声送信装置240と映像・音声受信装置230、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300と映像・音声送信装置340と映像・音声受信装置330、コールセンター制御サーバ107の構成は、実施の形態3と同様である。
【0302】
図64は、顧客端末100から映像通話の終了を要求するとき、オペレータ端末102の映像・音声送信装置340の送信終了制御を先に行い、顧客端末100の映像・音声送信装置240の送信終了制御を遅らせる場合の通信シーケンスの一例である。
【0303】
この通信シーケンスにおいて、顧客端末100の制御用コンピュータ200では、通信待機部252が、記憶部205から映像・音声終了待機時間設定253を取得し、通信シーケンス制御部210を制御する。その他の処理は、実施の形態3で説明したものと同様である。
【0304】
図65に、顧客端末100の制御用コンピュータ200の処理手順に関するフローチャートを示す。
【0305】
このときの処理手順について、実施の形態3の動作と異なる部分を以下で説明する。図65中の「相手端末」は「オペレータ端末」と読み替える。
【0306】
ステップA111の前に、以下の処理を行う。
【0307】
通信待機部252が、記憶部205から映像・音声終了待機時間設定253を取得し、取得した設定時間分だけ、通信シーケンス制御部210に通信待機の制御を行う(ステップA202)。
【0308】
本実施の形態では、実施の形態8と同様に、顧客端末100から映像通話の終了を要求するときに、オペレータ端末102で先に顧客の映像の表示が終了し、顧客端末100でオペレータの映像が表示されていることにオペレータが気づいていない不用意な姿を顧客に見せることがないようにするため、顧客端末100がオペレータの映像を受信終了したのち、オペレータ端末102が顧客の映像を受信終了することができる。
【0309】
実施の形態11.
本実施の形態に係るシステムの構成は、実施の形態8と同様である。
【0310】
図66は、オペレータ端末102から映像通話の終了を要求するとき、オペレータ端末102の映像・音声送信装置340の送信終了制御と、顧客端末100の映像・音声受信装置230の受信終了制御を先に行い、顧客端末100の映像・音声送信装置240の送信終了制御と、オペレータ端末102の映像・音声受信装置330の受信終了制御を遅らせる場合の通信シーケンスの一例である。
【0311】
この通信シーケンスにおいて、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300が顧客端末100の制御用コンピュータ200に切断要求データを送信した後の処理手順は、実施の形態8で説明したものと同様である。
【0312】
本実施の形態のシステム構成を実施の形態9と同様のものに置き換え、上記の通信シーケンスにおいて、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300が顧客端末100の制御用コンピュータ200に切断要求データを送信した後の処理手順を、実施の形態9で説明したものに置き換えることも可能である。
【0313】
また、本実施の形態のシステム構成を実施の形態10と同様のものに置き換え、上記の通信シーケンスにおいて、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300が顧客端末100の制御用コンピュータ200に切断要求データを送信した後の処理手順を、実施の形態10で説明したものに置き換えることも可能である。
【0314】
本実施の形態では、オペレータ端末102から映像通話の終了を要求するときに、オペレータ端末102で先に顧客の映像の表示が終了し、顧客端末100でオペレータの映像が表示されていることにオペレータが気づいていない不用意な姿を顧客に見せることがないようにするため、顧客端末100がオペレータの映像を受信終了したのち、オペレータ端末102が顧客の映像を受信終了することができる。
【0315】
実施の形態12.
本実施の形態に係るシステムの構成は、実施の形態1から3のいずれかと同様である。
【0316】
以下で本実施の形態に係るシステムの動作について説明する。
【0317】
図67に、顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用して、オペレータ端末102へ接続を要求する場合の、コールセンター制御サーバ107の処理手順に関するフローチャートを示す。
【0318】
このときの処理手順を以下で説明する。
【0319】
呼制御処理部405が顧客端末100の制御用コンピュータ200から、オペレータ接続要求データを受信する(ステップA121)。
【0320】
相手端末データ取得部415がオペレータ接続要求データから、顧客端末制御用コンピュータIPアドレス411を解析し、記憶部401に記録する(ステップA122a)。
【0321】
オペレータ選択演算部404が接続先オペレータを選択する(ステップA123)。
【0322】
オペレータ選択演算部404が接続先オペレータを選択できた場合、呼制御データ作成部414が記憶部401から、オペレータ選択演算部404に選択されたオペレータ端末制御用コンピュータIPアドレス402と、顧客端末制御用コンピュータIPアドレス411を取得し、それらとオペレータ接続要求回答コマンドを含むオペレータ接続要求回答データを作成する(ステップA124a)。
【0323】
呼制御処理部405が顧客端末100の制御用コンピュータ200へ、オペレータ接続要求回答データを送信する(ステップA125a)。
【0324】
ステップA123で、コールセンター101の全てのオペレータが映像通話中などにより、オペレータ選択演算部404が接続先オペレータ端末102を選択できない場合、呼制御データ作成部414が顧客端末制御用コンピュータIPアドレス411を含む接続拒否応答データを作成する(ステップA126)。
【0325】
呼制御処理部405が顧客端末100の制御用コンピュータ200へ、接続拒否応答データを送信する(ステップA127)。
【0326】
その後の顧客端末100およびオペレータ端末102の動作は、顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用せずに、オペレータ端末102へ接続を要求する場合と同様であり、顧客端末100はオペレータ端末102にオペレータ接続要求データ送信する。
【0327】
本実施の形態では、実施の形態1と同様に、例えば呼制御を行うコンピュータとして、パーソナルコンピュータを使用し、ネットワーク経由で映像・音声を送受信する映像・音声送信装置および映像・音声受信装置の開始・終了を制御することにより、呼制御を行うコンピュータのCPUやバスの性能に制限されない映像の解像度やフレームレートで、コールセンターの顧客とオペレータ間で映像通話を行うことができる。
【0328】
実施の形態13.
本実施の形態の全体システム構成は、図1に示した実施の形態1のものと同様である。
【0329】
図68は本実施の形態におけるオペレータ端末102の制御用コンピュータ300の構成と機器の接続を示す構成図である。
【0330】
記憶部305には、コールセンター制御サーバIPアドレス328を記録しておく。
【0331】
オペレータ情報データ作成部355(装置情報データ作成部の一例)は、オペレータが顧客からの通話要求に応答可能かどうかや、オペレータ端末102の構成を示すオペレータ情報データを作成する。オペレータ情報通知部354(装置情報通知部の一例)は、コールセンター制御サーバ107に対しオペレータ情報データを送信する。オペレータにオペレータ情報データを通知するため、オペレータ情報通知部354が映像・音声受信装置330にオペレータ情報データを送信し、モニタ331に表示させることも可能である。
【0332】
それ以外の図68中の各部および機器については、図5に示した実施の形態1のものと同様である。図68に示したオペレータ端末102の制御用コンピュータ300の構成を、以下では構成Aと呼ぶ。
【0333】
オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の構成は、図22に示した実施の形態2の構成、あるいは図35に示した実施の形態3の構成に、上記のオペレータ情報データ作成部355とオペレータ情報通知部354を加えたものであってもよい。以下では、実施の形態2を基にした構成を構成B、実施の形態3を基にした構成を構成Cと呼ぶ。また、複数あるオペレータ端末102の制御用コンピュータ300が、それぞれ異なる構成をとっていてもよい。
【0334】
図69は本実施の形態におけるコールセンター制御サーバ107の内部構成を示す構成図である。
【0335】
オペレータ状態通知受信部431(装置情報通知受信部の一例)は、オペレータ情報の通知を受けると、オペレータ情報432(装置情報の一例)を記憶部401に記録する。
【0336】
それ以外の図69中の各部については、図8に示した実施の形態1のものと同様である。
【0337】
本実施の形態における顧客端末100の制御用コンピュータ200と映像・音声送信装置240と映像・音声受信装置230、オペレータ端末102の映像・音声送信装置340と映像・音声受信装置330の構成は、実施の形態1から3のいずれかと同様である。ただし、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の構成による。
【0338】
以下で本実施の形態に係るシステムの動作について説明する。
【0339】
オペレータは、例えば用事があるため映像通話を受けられない場合などに、キーボード301、マウス302、タッチパネル303を用いて所定の操作を行う。
【0340】
オペレータの操作を受けて、オペレータ情報データ作成部355は、記憶部305からコールセンター制御サーバIPアドレス328を取得し、このIPアドレスと、オペレータが顧客からの通話要求に応答可能かどうかや、オペレータ端末102の構成を示す情報を含むオペレータ情報データを作成する。そして、オペレータ情報通知部354は、コールセンター制御サーバ107にオペレータ情報データを送信する。
【0341】
コールセンター制御サーバ107のオペレータ状態通知受信部431は、オペレータ情報データを受信し、オペレータ情報432を記憶部401に記録する。
【0342】
顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用して、オペレータ端末102へ接続を要求する場合、オペレータ選択演算部404が記憶部401のオペレータ情報432を参照して接続先オペレータを選択する。
【0343】
その後、実施の形態1から3いずれかと同様の方法により、顧客端末100とオペレータ端末102との間で映像通話を行う。
【0344】
本実施の形態では、オペレータ端末102が映像通話を受信可能であるかどうかや、オペレータ端末102の構成に応じて、最適なオペレータ端末102をコールセンター制御サーバ107が選択できる。
【0345】
例えば、構成A、B、Cのオペレータ端末102と、それぞれの構成に対応する顧客端末100がある場合、顧客端末100の構成に応じて、対応する構成をとるオペレータ端末102を選択する必要がある。顧客端末100がどの構成かは、オペレータ接続要求データに含まれる顧客端末100の情報により判別できる。例えば、自端末制御用コンピュータIPアドレス206、自端末映像・音声送信装置IPアドレス207、自端末映像・音声受信装置IPアドレス208の全てが含まれていれば構成Aのオペレータ端末102に対応する顧客端末100であり、自端末映像・音声受信装置IPアドレス208が含まれていなければ構成Bのオペレータ端末102に対応する顧客端末100であり、自端末映像・音声送信装置IPアドレス207が含まれていなければ構成Cのオペレータ端末102に対応する顧客端末100であることが分かる。
【0346】
実施の形態14.
本実施の形態の全体システム構成は、図1に示した実施の形態1のものと同様である。
【0347】
図70は本実施の形態におけるオペレータ端末102の制御用コンピュータ300の構成と機器の接続を示す構成図である。
【0348】
記憶部305には、コールセンター制御サーバIPアドレス328を記録しておく。
【0349】
切断通知部356は、通信シーケンス制御部310から映像通話切断の実行を通知されると、コールセンター制御サーバ107に対し、通話の切断を通知する。
【0350】
それ以外の図70中の各部および機器については、図5に示した実施の形態1のものと同様である。
【0351】
オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の構成は、図22に示した実施の形態2の構成、あるいは図35に示した実施の形態3の構成に、上記の切断通知部356を加えたものであってもよい。
【0352】
図71は本実施の形態におけるコールセンター制御サーバ107の内部構成を示す構成図である。
【0353】
通話切断通知受信部433は、通話の切断の通知を受けると、オペレータ切断情報434(切断情報の一例)を記憶部401に記録する。
【0354】
それ以外の図71中の各部については、図8に示した実施の形態1のものと同様である。
【0355】
本実施の形態における顧客端末100の制御用コンピュータ200と映像・音声送信装置240と映像・音声受信装置230、オペレータ端末102の映像・音声送信装置340と映像・音声受信装置330の構成は、実施の形態1から3のいずれかと同様である。ただし、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の構成による。
【0356】
以下で本実施の形態に係るシステムの動作について説明する。
【0357】
オペレータ端末102の制御用コンピュータ300において、映像通話切断時、通信シーケンス制御部310から通知を受けると、切断通知部356は記憶部305からコールセンター制御サーバIPアドレス328を取得し、取得したIPアドレスを用いてコールセンター制御サーバ107に対し通話の切断を通知する。
【0358】
コールセンター制御サーバ107の通話切断通知受信部433が通知を受信し、オペレータ切断情報434を記憶部401に記録する。
【0359】
顧客端末100からコールセンター制御サーバ107を使用して、オペレータ端末102へ接続を要求する場合、オペレータ選択演算部404が記憶部401のオペレータ切断情報434を参照して接続先オペレータを選択する。
【0360】
その後、実施の形態1から3いずれかと同様の方法により、顧客端末100とオペレータ端末102との間で映像通話を行う。
【0361】
本実施の形態では、コールセンター制御サーバ107が、映像通話中でないオペレータ端末102を容易に判別し、選択できる。
【0362】
実施の形態15.
図72は本実施の形態における装置のネットワーク接続を示す全体システム構成図である。
【0363】
図72において、転送元オペレータ端末102は顧客との映像通話を他のオペレータに転送し、転送先オペレータ端末102aは転送された映像通話を受ける。転送元オペレータ端末102と転送先オペレータ端末102aは複数存在する。
【0364】
図73は本実施の形態における転送元オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の構成と機器の接続を示す構成図である。
【0365】
記憶部205には、転送先オペレータ端末制御用コンピュータIPアドレス357を記録しておく。
【0366】
それ以外の図73中の各部および機器については、図5に示した実施の形態1のものと同様である。
【0367】
転送元オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の構成は、図22に示した実施の形態2の構成、あるいは図35に示した実施の形態3の構成に、上記の転送先オペレータ端末制御用コンピュータIPアドレス357を加えたものであってもよい。
【0368】
本実施の形態における顧客端末100の制御用コンピュータ200と映像・音声送信装置240と映像・音声受信装置230、転送元オペレータ端末102の映像・音声送信装置340と映像・音声受信装置330、転送先オペレータ端末102aの制御用コンピュータ300aと映像・音声送信装置340aと映像・音声受信装置330a、コールセンター制御サーバ107の構成は、実施の形態1から3のいずれかと同様である。ただし、転送元オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の構成による。
【0369】
次に本実施の形態に係るシステムの動作について説明する。
【0370】
顧客端末100と映像通話中の転送元オペレータ端末102の制御用コンピュータ300が、例えばキーボード301、マウス302、タッチパネル303のいずれかによるオペレータの転送操作を受ける。転送操作を受けた転送元オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の呼制御データ作成部324は、記憶部305から、転送元オペレータ端末102と通話中である顧客端末100の制御用コンピュータ200のIPアドレス、顧客端末制御用コンピュータIPアドレス321と、転送先オペレータ端末制御用コンピュータIPアドレス357を取得し、それらと転送要求コマンドを含む転送要求データを作成する。
【0371】
呼制御処理部312が、転送先オペレータ端末102aの制御用コンピュータ300aに、転送要求データを送信する。
【0372】
その後、実施の形態1から3いずれかと同様の方法により、転送元オペレータ端末102の映像・音声送信装置340および映像・音声受信装置330の映像・音声送信および受信を終了する。
【0373】
転送先オペレータ端末102aの制御用コンピュータ300aの呼制御処理部312が転送要求データを受信すると、相手端末データ取得部325は、顧客端末100の制御用コンピュータ200のIPアドレスを解析し、記憶部305の顧客端末制御用コンピュータIPアドレス321に記録する。
【0374】
その後、転送先オペレータ端末102aの制御用コンピュータ300aは、実施の形態1から3のいずれかと同様の方法により、顧客端末100の制御用コンピュータ200に接続要求データを送信し、映像通話の開始と終了を行う。
【0375】
本実施の形態では、オペレータが、顧客との映像通話を別のオペレータに転送することができる。
【0376】
実施の形態16.
本実施の形態に係るシステムの構成は、実施の形態15と同様である。
【0377】
以下で本実施の形態に係るシステムの動作について説明する。
【0378】
実施の形態15と同様に、顧客端末100と映像通話中の転送元オペレータ端末102の制御用コンピュータ300が、例えばキーボード301、マウス302、タッチパネル303のいずれかによるオペレータの転送操作を受ける。転送操作を受けた転送元オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の呼制御データ作成部324は、記憶部305から、オペレータ端末102と通話中である顧客端末100の制御用コンピュータ200のIPアドレス、顧客端末制御用コンピュータIPアドレス321と、転送先オペレータ端末制御用コンピュータIPアドレス357を取得し、それらと転送要求コマンドを含む転送要求データを作成する。
【0379】
呼制御処理部312が、顧客端末100の制御用コンピュータ200に、転送要求データを送信する。
【0380】
実施の形態15と同様に、その後、実施の形態1から3いずれかと同様の方法により、転送元オペレータ端末102の映像・音声送信装置340および映像・音声受信装置330の映像・音声送信および受信を終了する。
【0381】
顧客端末100の制御用コンピュータ200の呼制御処理部212が転送要求データを受信すると、相手端末データ取得部225は、転送先オペレータ端末102aの制御用コンピュータ300aのIPアドレスを解析し、記憶部205のオペレータ端末制御用コンピュータIPアドレス221に記録する。
【0382】
その後、顧客端末100の制御用コンピュータ200は、実施の形態1から3のいずれかと同様の方法により、転送先オペレータ端末102aの制御用コンピュータ300aに接続要求データを送信し、映像通話の開始と終了を行う。
【0383】
本実施の形態では、実施の形態15と同様に、オペレータが、顧客との映像通話を別のオペレータに転送することができる。
【0384】
実施の形態17.
本実施の形態の全体システム構成は、図72に示した実施の形態15のものと同様である。
【0385】
図74は本実施の形態における転送元オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の構成と機器の接続を示す構成図である。
【0386】
記憶部305には、コールセンター制御サーバIPアドレス328を記録しておく。
【0387】
それ以外の図74中の各部および機器については、図5に示した実施の形態1のものと同様である。
【0388】
転送元オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の構成は、図22に示した実施の形態2の構成、あるいは図35に示した実施の形態3の構成に、上記のコールセンター制御サーバIPアドレス328を加えたものであってもよい。
【0389】
本実施の形態における顧客端末100の制御用コンピュータ200と映像・音声送信装置240と映像・音声受信装置230、転送元オペレータ端末102の映像・音声送信装置340と映像・音声受信装置330、転送先オペレータ端末102aの制御用コンピュータ300aと映像・音声送信装置340aと映像・音声受信装置330a、コールセンター制御サーバ107の構成は、実施の形態1から3のいずれかと同様である。ただし、転送元オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の構成による。
【0390】
次に本実施の形態に係るシステムの動作について説明する。
【0391】
顧客端末100と映像通話中の転送元オペレータ端末102の制御用コンピュータ300が、例えばキーボード301、マウス302、タッチパネル303のいずれかによるオペレータの転送操作を受ける。転送操作を受けた転送元オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の呼制御データ作成部324は、記憶部305から、オペレータ端末102と通話中である顧客端末100の制御用コンピュータ200のIPアドレス、顧客端末制御用コンピュータIPアドレス321と、コールセンター制御サーバIPアドレス328を取得し、それらと転送要求コマンドを含む転送要求データを作成する。
【0392】
呼制御処理部312が、コールセンター制御サーバ107に、転送要求データを送信する。
【0393】
その後、実施の形態1から3いずれかと同様の方法により、転送元オペレータ端末102の映像・音声送信装置340および映像・音声受信装置330の映像・音声送信および受信を終了する。
【0394】
コールセンター制御サーバ107の呼制御処理部405が転送要求データを受信すると、相手端末データ取得部415は、転送要求データから、顧客端末制御用コンピュータIPアドレス411を解析し、記憶部401に記録する。
【0395】
オペレータ選択演算部404が接続先オペレータを選択する。
【0396】
オペレータ選択演算部404が接続先オペレータを選択できた場合、呼制御データ作成部414が記憶部401から、オペレータ選択演算部404に選択されたオペレータ端末制御用コンピュータIPアドレス402と、顧客端末制御用コンピュータIPアドレス411を取得し、それらと転送要求コマンドを含む転送要求データを作成する。
【0397】
呼制御処理部405が顧客端末100の制御用コンピュータ200または転送元オペレータ端末102の制御用コンピュータ300または転送先オペレータ端末102aの制御用コンピュータ300aへ、転送要求データを送信する。
【0398】
転送要求データの送信先が顧客端末100の場合、その後、顧客端末100と転送先オペレータ端末102aとの間で、実施の形態16と同様の方法によって、映像通話の開始と終了を行う。
【0399】
転送要求データの送信先が転送元オペレータ端末102の場合、その後、実施の形態15または16と同様の方法によって、映像通話の転送を行う。
【0400】
転送要求データの送信先が転送先オペレータ端末102aの場合、その後、顧客端末100と転送先オペレータ端末102aとの間で、実施の形態15と同様の方法によって、映像通話の開始と終了を行う。
【0401】
本実施の形態では、オペレータが、顧客との映像通話を、コールセンター制御サーバ107が選択した別のオペレータに転送することができる。
【0402】
実施の形態18.
本実施の形態の全体システム構成は、図72に示した実施の形態15のものと同様である。
【0403】
図75は本実施の形態における転送元オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の構成と機器の接続を示す構成図である。
【0404】
記憶部205には、転送先オペレータ端末制御用コンピュータIPアドレス357を記録しておく。
【0405】
業務データ作成部358(付加データ作成部の一例)は、顧客に関する情報などを記録した業務データを作成する。業務データ送信部359(付加データ送信部の一例)は、転送先オペレータ端末102aに業務データを送信する。
【0406】
それ以外の図75中の各部および機器については、図5に示した実施の形態1のものと同様である。
【0407】
転送元オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の構成は、図22に示した実施の形態2の構成、あるいは図35に示した実施の形態3の構成に、上記の転送先オペレータ端末制御用コンピュータIPアドレス357と業務データ作成部358と業務データ送信部359を加えたものであってもよい。
【0408】
図76は本実施の形態における転送先オペレータ端末102aの制御用コンピュータ300aの構成と機器の接続を示す構成図である。
【0409】
業務データ受信部361(付加データ受信部の一例)は、転送元オペレータ端末102から業務データを受信する。業務データ処理部362(付加データ処理部の一例)は、受信した業務データをデータ処理部304に入力する。
【0410】
それ以外の図76中の各部および機器については、図5に示した実施の形態1のものと同様である。
【0411】
転送先オペレータ端末102aの制御用コンピュータ300aの構成は、図22に示した実施の形態2の構成、あるいは図35に示した実施の形態3の構成に、上記の業務データ受信部361と業務データ処理部362を加えたものであってもよい。
【0412】
本実施の形態における顧客端末100の制御用コンピュータ200と映像・音声送信装置240と映像・音声受信装置230、転送元オペレータ端末102の映像・音声送信装置340と映像・音声受信装置330、転送先オペレータ端末102aの映像・音声送信装置340aと映像・音声受信装置330a、コールセンター制御サーバ107の構成は、実施の形態1から3のいずれかと同様である。ただし、転送元オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の構成による。
【0413】
次に本実施の形態に係るシステムの動作について説明する。
【0414】
顧客端末100と映像通話中の転送元オペレータ端末102の制御用コンピュータ300が、例えばキーボード301、マウス302、タッチパネル303のいずれかによるオペレータの業務データ作成操作を受ける。転送元オペレータ端末102の業務データ作成部358は、この操作に基づいて業務データを作成する。
【0415】
実施の形態15から17で説明した映像通話転送の際、業務データ送信部359が記憶部305から転送先オペレータ端末制御用コンピュータIPアドレス357を取得し、業務データ作成部358から入力される業務データを、転送先オペレータ端末102aの制御用コンピュータ300aへ送信する。
【0416】
転送先オペレータ端末102aの制御用コンピュータ300aの業務データ受信部361が業務データを受信すると、業務データ処理部362に業務データを出力する。この業務データは、例えばタッチパネル303などに表示される。
【0417】
本実施の形態では、オペレータが顧客との映像通話を別のオペレータに転送する時に、転送するまでの映像通話で得た顧客に関する情報を、転送先オペレータに通知することができる。
【0418】
実施の形態19.
本実施の形態に係るシステムの構成は、実施の形態15と同様である。
【0419】
次に本実施の形態に係るシステムの動作について説明する。
【0420】
実施の形態15から18で説明した映像通話転送の際、呼制御データ作成部224は、転送元オペレータ端末102と通話中である顧客端末100の制御用コンピュータ200のIPアドレス、顧客端末制御用コンピュータIPアドレス321と、保留要求コマンドを含む保留要求データを作成する。
【0421】
呼制御処理部312が、顧客端末100の制御用コンピュータ200に、保留要求データを送信する。
【0422】
その後、実施の形態1から3のいずれかと同様の方法により、転送元オペレータ端末102の映像・音声送信装置340および映像・音声受信装置330の映像・音声送信および受信を終了する。同様に、顧客端末100の映像・音声送信装置240および映像・音声受信装置230の映像・音声送信および受信を終了する。
【0423】
次に、実施の形態15から17のいずれかと同様の方法により、転送元オペレータ端末102の制御用コンピュータ300が転送先オペレータ端末102aの制御用コンピュータ300aのIPアドレスを取得する。
【0424】
実施の形態1から3のいずれかと同様の方法により(この場合、転送元オペレータ端末102、転送先オペレータ端末102aどちらかを顧客端末100と置き換えて考える)、転送元オペレータ端末102と転送先オペレータ端末102aとの間で映像通話を行う。
【0425】
転送元オペレータ端末102の映像・音声送信装置340および映像・音声受信装置330の映像・音声送信および受信を終了する。同様に、転送先オペレータ端末102aの映像・音声送信装置340aおよび映像・音声受信装置330aの映像・音声送信および受信を終了する。
【0426】
その後、実施の形態15から17のいずれかと同様の方法により、顧客端末100と転送先オペレータ端末102aとの間で、映像通話の開始と終了を行う。
【0427】
本実施の形態では、転送元オペレータが、顧客との映像通話を転送先オペレータに転送する前に、転送元オペレータと転送先オペレータが、映像通話を行うことができる。
【0428】
実施の形態20.
本実施の形態の全体システム構成は、図1に示した実施の形態1のものと同様である。
【0429】
図77は本実施の形態における顧客端末100の制御用コンピュータ200の構成と機器の接続を示す構成図である。
【0430】
蓄積映像・音声再生装置277は、例えばビデオテープレコーダやDVD(Digital Versatile Disk)レコーダなど、映像・音声を記録し、再生する装置である。制御用コンピュータ200と蓄積映像・音声再生装置277は、例えばRS−232Cなどで接続する。制御用コンピュータ200とモニタ231は、例えばRS−232Cなどで接続する。
【0431】
映像・音声再生制御部276は、蓄積映像・音声再生装置277に対し、蓄積映像・音声の再生開始・終了を指示する。
【0432】
モニタ制御部275(出力装置制御部の一例)は、モニタ231に対し、映像・音声入力の切り替えを指示する。
【0433】
選択映像・音声通知受信部274は、コールセンター制御サーバ107が選択した蓄積映像・音声の通知を受信すると、モニタ制御部275に映像・音声入力の切り替え制御を指示し、映像・音声再生制御部276に、蓄積映像・音声の再生開始・終了制御を指示する。
【0434】
それ以外の図77中の各部および機器については、図2に示した実施の形態1のものと同様である。
【0435】
顧客端末100の制御用コンピュータ200の構成は、図20に示した実施の形態2の構成、あるいは図33に示した実施の形態3の構成に、上記の蓄積映像・音声再生装置277、モニタ231、映像・音声再生制御部276、モニタ制御部275、選択映像・音声通知受信部274を加えたものであってもよい。
【0436】
図78は本実施の形態におけるコールセンター制御サーバ107の内部構成を示す構成図である。
【0437】
蓄積映像・音声選択部471は、呼制御処理部405が顧客端末100からオペレータ接続要求を受信したとき、顧客端末100が再生する蓄積映像・音声を選択し、選択した蓄積映像・音声の通知データを選択映像・音声通知部472に出力する。
【0438】
選択映像・音声通知部472は、通知データを顧客端末100の制御用コンピュータ200に送信する。
【0439】
それ以外の図78中の各部については、図8に示した実施の形態1のものと同様である。
【0440】
本実施の形態における顧客端末100の映像・音声送信装置240と映像・音声受信装置230、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300と映像・音声送信装置340と映像・音声受信装置330の構成は、実施の形態1から3のいずれかと同様である。ただし、顧客端末100の制御用コンピュータ200の構成による。
【0441】
次に本実施の形態に係るシステムの動作について説明する。
【0442】
コールセンター制御サーバ107の呼制御処理部405が顧客端末100の制御用コンピュータ200から、オペレータ接続要求データを受信すると、蓄積映像・音声選択部471は、顧客端末100が再生する蓄積映像・音声を選択し、選択映像・音声通知部472は、蓄積映像・音声選択部471が選択した蓄積映像・音声の通知データを、顧客端末100の制御用コンピュータ200に送信する。通知データは、例えばファイル名やDVDの再生位置など、選択した蓄積映像・音声を特定するための情報を含む。
【0443】
選択映像・音声通知受信部274は、コールセンター制御サーバ107が選択した蓄積映像・音声の通知データを受信すると、モニタ制御部275に映像・音声入力の切り替え制御を指示し、映像・音声再生制御部276に、蓄積映像・音声の再生開始・終了制御を指示する。
【0444】
その後、実施の形態1から3のいずれかと同様の方法により、顧客端末100とオペレータ端末102との間で映像通話を開始する。
【0445】
本実施の形態では、顧客がオペレータと映像通話を行う前に、コールセンター制御サーバ107が選択した蓄積映像・音声コンテンツを顧客に見せることができる。
【0446】
実施の形態21.
本実施の形態の全体システム構成は、図1に示した実施の形態1のものと同様である。
【0447】
図79は本実施の形態における顧客端末100の制御用コンピュータ200の構成と機器の接続を示す構成図である。
【0448】
蓄積映像・音声再生装置277は、例えばビデオテープレコーダやDVD(Digital Versatile Disk)レコーダなど、映像・音声を記録し、再生する装置である。制御用コンピュータ200と蓄積映像・音声再生装置277は、例えばRS−232Cなどで接続する。制御用コンピュータ200とモニタ231は、例えばRS−232Cなどで接続する。
【0449】
映像・音声再生制御部276は、蓄積映像・音声再生装置277に対し、蓄積映像・音声の再生開始・終了を指示する。
【0450】
モニタ制御部275は、モニタ231に対し、映像・音声入力の切り替えを指示する。
【0451】
蓄積映像・音声選択部278は、通信シーケンス制御部210から、オペレータ接続要求データの送信を通知されると、顧客端末100で再生する蓄積映像・音声を選択し、モニタ制御部275に映像・音声入力の切り替え制御を指示し、映像・音声再生制御部276に、蓄積映像・音声の再生開始・終了制御を指示する。
【0452】
それ以外の図77中の各部および機器については、図2に示した実施の形態1のものと同様である。
【0453】
顧客端末100の制御用コンピュータ200の構成は、図20に示した実施の形態2の構成、あるいは図33に示した実施の形態3の構成に、上記の蓄積映像・音声再生装置277、モニタ231、映像・音声再生制御部276、モニタ制御部275、蓄積映像・音声選択部278を加えたものであってもよい。
【0454】
本実施の形態における顧客端末100の映像・音声送信装置240と映像・音声受信装置230、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300と映像・音声送信装置340と映像・音声受信装置330、コールセンター制御サーバ107の構成は、実施の形態1から3のいずれかと同様である。ただし、顧客端末100の制御用コンピュータ200の構成による。
【0455】
次に本実施の形態に係るシステムの動作について説明する。
【0456】
通信シーケンス制御部210は、顧客端末100の制御用コンピュータ200がオペレータ接続要求データを送信するとき、蓄積映像・音声選択部278に、顧客端末100が再生する蓄積映像・音声の選択を指示する。蓄積映像・音声選択部278は、顧客端末100が再生する蓄積映像・音声を選択し、モニタ制御部275に映像・音声入力の切り替え制御を指示し、映像・音声再生制御部276に、蓄積映像・音声の再生開始・終了制御を指示する。
【0457】
その後、実施の形態1から3のいずれかと同様の方法により、顧客端末100とオペレータ端末102との間で映像通話を開始する。
【0458】
本実施の形態では、顧客がオペレータと映像通話を行う前に、顧客端末100が選択した蓄積映像・音声コンテンツを顧客に見せることができる。例えば、顧客が接続を希望するコールセンター101に応じた、企業の宣伝映像を客に見せることができる。
【0459】
実施の形態22.
本実施の形態の全体システム構成は、図1に示した実施の形態1のものと同様である。
【0460】
本実施の形態における顧客端末100の制御用コンピュータ200の構成と機器の接続は、図77に示した実施の形態20のものと同様である。
【0461】
図80は本実施の形態におけるオペレータ端末102の制御用コンピュータ300の構成と機器の接続を示す構成図である。
【0462】
蓄積映像・音声選択部371は、呼制御処理部312が顧客端末100からオペレータ接続要求を受信したとき、顧客端末100が再生する蓄積映像・音声を選択し、選択した蓄積映像・音声の通知データを選択映像・音声通知部372に出力する。
【0463】
選択映像・音声通知部372は、通知データを顧客端末100の制御用コンピュータ200に送信する。
【0464】
それ以外の図80中の各部および機器については、図5に示した実施の形態1のものと同様である。
【0465】
オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の構成は、図22に示した実施の形態2の構成、あるいは図35に示した実施の形態3の構成に、上記の蓄積映像・音声選択部371と選択映像・音声通知部372を加えたものであってもよい。
【0466】
本実施の形態における顧客端末100の制御用コンピュータ200と映像・音声送信装置240と映像・音声受信装置230、オペレータ端末102の映像・音声送信装置340と映像・音声受信装置330、コールセンター制御サーバ107の構成は、実施の形態1から3のいずれかと同様である。ただし、顧客端末100の制御用コンピュータ200の構成による。
【0467】
次に本実施の形態に係るシステムの動作について説明する。
【0468】
顧客端末100の制御用コンピュータ200がオペレータ接続要求データを送信する。オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の呼制御処理部312がそのオペレータ接続要求データを受信すると、蓄積映像・音声選択部371は、顧客端末100が再生する蓄積映像・音声を選択する。選択映像・音声通知部372は、蓄積映像・音声選択部371が選択した蓄積映像・音声の通知データを、顧客端末100の制御用コンピュータ200に送信する。通知データは、例えばファイル名やDVDの再生位置など、選択した蓄積映像・音声を特定するための情報を含む。
【0469】
選択映像・音声通知受信部274は、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300が選択した蓄積映像・音声の通知データを受信すると、モニタ制御部275に映像・音声入力の切り替え制御を指示し、映像・音声再生制御部276に、蓄積映像・音声の再生開始・終了制御を指示する。
【0470】
その後、実施の形態1から3のいずれかと同様の方法により、顧客端末100とオペレータ端末102との間で映像通話を開始する。
【0471】
本実施の形態では、顧客がオペレータと映像通話を行う前に、オペレータ端末102が選択した蓄積映像・音声コンテンツを顧客に見せることができる。
【0472】
実施の形態23.
図81は本実施の形態における装置のネットワーク接続を示す全体システム構成図である。
【0473】
図81において、コールセンター101は、オペレータ端末102の映像・音声送信装置340以外に、複数の映像・音声送信装置109(蓄積映像・音声送信装置の一例)を備える。
【0474】
図82は本実施の形態におけるコールセンター制御サーバ107の内部構成を示す構成図である。
【0475】
記憶部401に、コールセンター101の複数の映像・音声送信装置109のIPアドレス、コールセンター映像・音声送信装置IPアドレス481を記録しておく。
【0476】
接続先映像・音声送信装置選択部483は、顧客端末100からのオペレータ接続要求を呼制御処理部405が受信すると、接続する映像・音声送信装置109を選択する。
【0477】
映像・音声送信制御データ作成部482は、映像・音声送信開始などのコマンドや、映像・音声送信制御通信データを作成する。
【0478】
映像・音声送信制御処理部484は、映像・音声データ送信開始および終了を制御する通信を行う。
【0479】
それ以外の図82中の各部については、図8に示した実施の形態1のものと同様である。
【0480】
図83は本実施の形態におけるコールセンター101の映像・音声送信装置109の構成と機器の接続を示す構成図である。映像・音声送信装置109は、蓄積映像・音声再生装置577を接続する。
【0481】
映像・音声送信制御部546は、映像・音声データ送信開始および終了を制御する通信データを受信し、映像・音声送信部545の映像・音声データ送信開始および終了を制御する。
【0482】
映像・音声送信部545は、蓄積映像・音声再生装置577からの映像・音声信号を例えばMPEG−2などのコーデックを用いて符号化するなどし、ネットワークインターフェイス547へ出力する。
【0483】
本実施の形態における顧客端末100の制御用コンピュータ200と映像・音声送信装置240と映像・音声受信装置230、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300と映像・音声送信装置340と映像・音声受信装置330の構成は、実施の形態1と同様である。
【0484】
次に本実施の形態に係るシステムの動作について説明する。
【0485】
コールセンター制御サーバ107の呼制御処理部405が顧客端末100の制御用コンピュータ200から、オペレータ接続要求データを受信する。
【0486】
相手端末データ取得部415がオペレータ接続要求データから、顧客端末制御用コンピュータIPアドレス411、顧客端末映像・音声送信装置IPアドレス412、顧客端末映像・音声受信装置IPアドレス413を解析し、記憶部401に記録する。
【0487】
接続先映像・音声送信装置選択部483は、呼制御処理部405が顧客端末100からのオペレータ接続要求を受信したことを検知すると、接続する映像・音声送信装置109を選択する。
【0488】
呼制御データ作成部414が記憶部401から、接続先映像・音声送信装置選択部483に選択されたコールセンター映像・音声送信装置IPアドレス481と、顧客端末制御用コンピュータIPアドレス411を取得し、それらとオペレータ接続要求応答コマンドを含むオペレータ接続要求応答データを作成する。
【0489】
呼制御処理部405が顧客端末100の制御用コンピュータ200へ、オペレータ接続要求応答データを送信する。
【0490】
実施の形態1においてオペレータ端末102の制御用コンピュータ300が映像・音声送信装置340に対して行う処理手順と同様の方法により、コールセンター制御サーバ107がコールセンター101の映像・音声送信装置109に対して映像・音声送信開始制御を行う。また、実施の形態1と同様の方法により、顧客端末100の制御用コンピュータ200が映像・音声受信装置230に対して映像・音声受信開始制御を行う。
【0491】
その後、オペレータ端末102と顧客端末100との間で映像通話を開始する場合は、上記と同様に、コールセンター制御サーバ107がコールセンター101の映像・音声送信装置109に対して映像・音声送信終了制御を行い、顧客端末100の制御用コンピュータ200が映像・音声受信装置230に対して映像・音声受信終了制御を行う。
【0492】
本実施の形態では、各装置の構成を、一部を除き、実施の形態1と同様の構成としたが、これを実施の形態2または3と同様の構成とすることも可能である。
【0493】
本実施の形態では、実施の形態20と同様に、顧客がオペレータと映像通話を行う前に、コールセンター制御サーバ107が選択した蓄積映像・音声コンテンツを顧客に見せることができる。
【0494】
実施の形態24.
本実施の形態の全体システム構成は、図81に示した実施の形態23のものと同様である。
【0495】
図84は本実施の形態におけるオペレータ端末102の制御用コンピュータ300の構成と機器の接続を示す構成図である。
【0496】
記憶部305に、コールセンター101の複数の映像・音声送信装置109のIPアドレス、コールセンター映像・音声送信装置IPアドレス481を記録しておく。
【0497】
接続先映像・音声送信装置選択部383は、顧客端末100からのオペレータ接続要求を呼制御処理部312が受信すると、接続する映像・音声送信装置109を選択する。
【0498】
それ以外の図84中の各部および機器については、図5に示した実施の形態1のものと同様である。
【0499】
本実施の形態におけるコールセンター101の映像・音声送信装置109の構成と機器の接続は、図83に示した実施の形態23のものと同様である。
【0500】
本実施の形態における顧客端末100の制御用コンピュータ200と映像・音声送信装置240と映像・音声受信装置230、オペレータ端末102の映像・音声送信装置340と映像・音声受信装置330、コールセンター制御サーバ107の構成は、実施の形態1と同様である。
【0501】
次に本実施の形態に係るシステムの動作について説明する。
【0502】
顧客端末100の制御用コンピュータ200がオペレータ接続要求データを送信し、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300の呼制御処理部312がコールセンター制御サーバ107または顧客端末100から、オペレータ接続要求データを受信する。
【0503】
相手端末データ取得部325がオペレータ接続要求データから、顧客端末100側のIPアドレス情報である、顧客端末制御用コンピュータIPアドレス321、顧客端末映像・音声送信装置IPアドレス322、顧客端末映像・音声受信装置IPアドレス323を解析し、記憶部305に記録する。
【0504】
接続先映像・音声送信装置選択部383は、呼制御処理部312が顧客端末100からのオペレータ接続要求を受信したことを検知すると、接続する映像・音声送信装置109を選択する。
【0505】
呼制御データ作成部324が記憶部305から、接続先映像・音声送信装置選択部383に選択されたコールセンター映像・音声送信装置IPアドレス381と、顧客端末制御用コンピュータIPアドレス321を取得し、それらとオペレータ接続要求応答コマンドを含むオペレータ接続要求応答データを作成する。
【0506】
呼制御処理部312が顧客端末100の制御用コンピュータ200へ、オペレータ接続要求応答データを送信する。
【0507】
実施の形態1においてオペレータ端末102の制御用コンピュータ300が映像・音声送信装置340に対して行う処理手順と同様の方法により、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300がコールセンター101の映像・音声送信装置109に対して映像・音声送信開始制御を行う。また、実施の形態1と同様の方法により、顧客端末100の制御用コンピュータ200が映像・音声受信装置230に対して映像・音声受信開始制御を行う。
【0508】
その後、オペレータ端末102と顧客端末100との間で映像通話を開始する場合は、上記と同様に、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300がコールセンター101の映像・音声送信装置109に対して映像・音声送信終了制御を行い、顧客端末100の制御用コンピュータ200が映像・音声受信装置230に対して映像・音声受信終了制御を行う。
【0509】
本実施の形態では、各装置の構成を、一部を除き、実施の形態1と同様の構成としたが、これを実施の形態2または3と同様の構成とすることも可能である。
【0510】
また、本実施の形態では、コールセンター101の映像・音声送信装置109をオペレータ端末102とは別の装置としたが、コールセンター101の映像・音声送信装置109とオペレータ端末102の映像・音声送信装置340を同じ装置として実装することも可能である。この場合、蓄積映像・音声再生装置377はオペレータ端末102の制御用コンピュータ300にも接続し、接続先映像・音声送信装置選択部383は映像・音声の選択や再生制御を行う。
【0511】
本実施の形態では、実施の形態22と同様に、顧客がオペレータと映像通話を行う前に、オペレータ端末102が選択した蓄積映像・音声コンテンツを顧客に見せることができる。
【0512】
実施の形態25.
本実施の形態に係るシステムの構成は、実施の形態23または24と同様である。
【0513】
以下で本実施の形態に係るシステムの動作について、実施の形態23または24と異なる部分を説明する。
【0514】
本実施の形態では、コールセンター制御サーバ107またはオペレータ端末102の制御用コンピュータ300が顧客端末100の制御用コンピュータ200へ、オペレータ接続要求応答データを送信した後、コールセンター制御サーバ107やオペレータ端末102の制御用コンピュータ300ではなく、顧客端末100の制御用コンピュータ200がコールセンター101の映像・音声送信装置109に対して映像・音声送信開始制御を行う。また、実施の形態23および24と同様に、顧客端末100の制御用コンピュータ200が映像・音声受信装置230に対して映像・音声受信開始制御を行う。
【0515】
その後、オペレータ端末102と顧客端末100との間で映像通話を開始する場合は、上記と同様に、顧客端末100の制御用コンピュータ200がコールセンター101の映像・音声送信装置109に対して映像・音声送信終了制御を行い、映像・音声受信装置230に対して映像・音声受信終了制御を行う。
【0516】
本実施の形態では、実施の形態23および24と同様に、顧客がオペレータと映像通話を行う前に、コールセンター制御サーバ107が選択した蓄積映像・音声コンテンツを顧客に見せることができる。
【0517】
実施の形態26.
本実施の形態に係るシステムの構成は、実施の形態20、23、25のいずれかと同様である。
【0518】
以下で本実施の形態に係るシステムの動作について、実施の形態20、23、25と異なる部分を説明する。
【0519】
本実施の形態では、コールセンター制御サーバ107が顧客端末100の制御用コンピュータ200からオペレータ接続要求データを受信したときではなく、その後、実施の形態1から3のいずれかと同様の方法により、オペレータ選択演算部404が接続先オペレータ端末102を選択しようとして、どのオペレータ端末102も選択できなかった場合に、コールセンター101の映像・音声送信装置109に対する映像・音声送信開始制御と顧客端末100の映像・音声受信装置230に対する映像・音声受信開始制御を行う。
【0520】
本実施の形態では、コールセンター制御サーバ107が接続先オペレータ端末102を選択できなかった場合、蓄積映像・音声コンテンツを顧客に見せることができる。
【0521】
実施の形態27.
本実施の形態に係るシステムの構成は、実施の形態20から25のいずれかと同様である。
【0522】
以下で本実施の形態に係るシステムの動作について、実施の形態20から25と異なる部分を説明する。
【0523】
本実施の形態では、コールセンター制御サーバ107が顧客端末100の制御用コンピュータ200からオペレータ接続要求データを受信したとき、あるいは顧客端末100の制御用コンピュータ200がオペレータ接続要求データを送信するとき、あるいはオペレータ端末102の制御用コンピュータ300が顧客端末100の制御用コンピュータ200からオペレータ接続要求データを受信するときではなく、実施の形態1から3のいずれかの方法により、オペレータ端末102と顧客端末100との間で映像通話を開始した後、あるいはその映像通話を終了した後に、コールセンター101の映像・音声送信装置109に対する映像・音声送信開始制御と顧客端末100の映像・音声受信装置230に対する映像・音声受信開始制御を行う。
【0524】
本実施の形態では、映像通話中に蓄積映像・音声コンテンツを顧客に見せることができる。
【0525】
また、本実施の形態では、映像通話切断後に蓄積映像・音声コンテンツを顧客に見せることができる。
【0526】
実施の形態28.
本実施の形態の全体システム構成は、図1に示した実施の形態1のものと同様である。
【0527】
図85は本実施の形態における顧客端末100の制御用コンピュータ200の構成と機器の接続を示す構成図である。
【0528】
記憶部205のモニタ制御タイミング情報281(出力装置制御タイミング情報の一例)に、モニタ231の入力切換制御と蓄積映像・音声再生装置277の再生開始・終了制御とのタイミング情報を設定しておく。
【0529】
モニタ制御実行タイミング制御部282(出力装置制御実行タイミング制御部の一例)は、記憶部205に記憶されたモニタ制御タイミング情報281を参照し、モニタ231の入力切換制御と蓄積映像・音声再生装置277の再生開始・終了制御のタイミングを制御する。
【0530】
それ以外の図85中の各部および機器については、図79に示した実施の形態21のものと同様である。
【0531】
本実施の形態における顧客端末100の映像・音声送信装置240と映像・音声受信装置230、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300と映像・音声送信装置340と映像・音声受信装置330、コールセンター制御サーバ107の構成は、実施の形態21と同様である。
【0532】
以下で本実施の形態に係るシステムの動作について、実施の形態21と異なる部分を説明する。
【0533】
本実施の形態では、モニタ制御実行タイミング制御部282が、記憶部205からモニタ制御タイミング情報281を取得し、モニタ制御タイミング情報281に基づいてモニタ231の入力切換制御と映像・音声再生装置の再生開始・終了制御のタイミングを制御する。
【0534】
本実施の形態では、蓄積映像・音声コンテンツを顧客に見せるときに、蓄積映像・音声再生装置277で映像・音声の再生を開始するまでの、映像・音声の一時的な途切れを顧客に見せないようにすることができる。
【0535】
実施の形態29.
本実施の形態の全体システム構成は、図1に示した実施の形態1のものと同様である。
【0536】
図86は本実施の形態における顧客端末100の制御用コンピュータ200の構成と機器の接続を示す構成図である。
【0537】
記憶部205の受信タイミング情報283に、モニタ231の入力切換制御と映像・音声受信装置230の受信開始・終了制御とのタイミング情報を設定しておく。
【0538】
受信タイミング制御部284は、記憶部205に記憶された受信タイミング情報283を参照し、モニタ231の入力切換制御のタイミングを制御する。
【0539】
それ以外の図86中の各部および機器については、図79に示した実施の形態21のものと同様である。
【0540】
本実施の形態における顧客端末100の映像・音声送信装置240と映像・音声受信装置230、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300と映像・音声送信装置340と映像・音声受信装置330、コールセンター制御サーバ107の構成は、実施の形態21と同様である。
【0541】
以下で本実施の形態に係るシステムの動作について、実施の形態21と異なる部分を説明する。
【0542】
受信タイミング制御部284は、記憶部205から受信タイミング情報283を取得し、受信タイミング情報283に基づいて映像・音声受信装置230の再生開始・終了制御通信とモニタ231の入力切換制御タイミングを制御する。
【0543】
本実施の形態では、映像通話の開始・終了時に、蓄積映像・音声再生装置277で映像・音声の受信を開始するまでの、映像・音声の一時的な途切れを顧客に見せないようにすることができる。
【0544】
前述した各実施の形態で、顧客端末100の制御用コンピュータ200と映像・音声送信装置240と映像・音声受信装置230と蓄積映像・音声再生装置277、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300と映像・音声送信装置340と映像・音声受信装置330、コールセンター制御サーバ107、コールセンター101の映像・音声送信装置109と蓄積映像・音声再生装置577は、コンピュータで実現できるものである。
図示していないが、顧客端末100の制御用コンピュータ200と映像・音声送信装置240と映像・音声受信装置230と蓄積映像・音声再生装置277、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300と映像・音声送信装置340と映像・音声受信装置330、コールセンター制御サーバ107、コールセンター101の映像・音声送信装置109と蓄積映像・音声再生装置577は、プログラムを実行するCPUを備えている。
【0545】
例えば、CPUは、バスを介して、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、通信ボード、表示装置、K/B(キーボード)、マウス、FDD(Flexible Disk Drive)、CDD(コンパクトディスクドライブ)、磁気ディスク装置、光ディスク装置、プリンタ装置、スキャナ装置等と接続されている。
RAMは、揮発性メモリの一例である。ROM、FDD、CDD、磁気ディスク装置、光ディスク装置は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置あるいは記憶部の一例である。
前述した各実施の形態の、顧客端末100の制御用コンピュータ200と映像・音声送信装置240と映像・音声受信装置230と蓄積映像・音声再生装置277、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300と映像・音声送信装置340と映像・音声受信装置330、コールセンター制御サーバ107、コールセンター101の映像・音声送信装置109と蓄積映像・音声再生装置577が扱うデータや情報は、記憶装置あるいは記憶部に保存され、顧客端末100の制御用コンピュータ200と映像・音声送信装置240と映像・音声受信装置230と蓄積映像・音声再生装置277、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300と映像・音声送信装置340と映像・音声受信装置330、コールセンター制御サーバ107、コールセンター101の映像・音声送信装置109と蓄積映像・音声再生装置577の各部により、記録され読み出されるものである。
【0546】
また、通信ボードは、例えば、LAN、インターネット、或いはISDN等のWANに接続されている。
【0547】
磁気ディスク装置には、オペレーティングシステム(OS)、ウィンドウシステム、プログラム群、ファイル群(データベース)が記憶されている。
プログラム群は、CPU、OS、ウィンドウシステムにより実行される。
【0548】
上記顧客端末100の制御用コンピュータ200と映像・音声送信装置240と映像・音声受信装置230と蓄積映像・音声再生装置277、オペレータ端末102の制御用コンピュータ300と映像・音声送信装置340と映像・音声受信装置330、コールセンター制御サーバ107、コールセンター101の映像・音声送信装置109と蓄積映像・音声再生装置577の各部は、一部或いはすべてコンピュータで動作可能なプログラムにより構成しても構わない。或いは、ROMに記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェア或いは、ハードウェア或いは、ソフトウェアとハードウェアとファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。
【0549】
上記プログラム群には、実施の形態の説明において「〜部」として説明した処理をCPUに実行させるプログラムが記憶される。これらのプログラムは、例えば、C言語やHTMLやSGMLやXMLなどのコンピュータ言語により作成される。
【0550】
また、上記プログラムは、磁気ディスク装置、FD(Flexible Disk)、光ディスク、CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディスク)、DVD等のその他の記録媒体に記憶され、CPUにより読み出され実行される。
【0551】
以上のように、上記実施の形態で説明したコールセンター装置は、
制御用コンピュータからの送信開始・終了の制御通信を受ける映像・音声送信制御処理手段をもつ映像・音声送信装置と、制御用コンピュータからの受信開始・終了の制御通信を受ける映像・音声受信制御処理手段をもつ映像・音声受信装置と、映像・音声送信装置に対し送信開始・終了の制御通信を行う映像・音声送信制御処理手段と、映像・音声受信装置に対し受信開始・終了の制御通信を行う映像・音声受信制御処理手段と、呼制御通信を行う呼制御処理手段と、自端末の映像・音声送信装置のIPアドレスと、自端末の映像・音声受信装置のIPアドレスと、自装置のIPアドレスを記憶しておく記憶手段と、呼制御通信と映像・音声送信装置に対する制御通信の通信シーケンスの制御を行う通信シーケンス制御手段をもつ制御用コンピュータを備えた、複数の顧客端末および複数のオペレータ端末と、顧客端末からの接続先の決定を要求する呼制御通信に対し、接続先オペレータを選択するオペレータ選択演算手段と、顧客端末と選択した接続先オペレータ端末間で呼制御通信を行わせる手段を備えたコールセンター制御サーバから構成され、通話を行う端末間の呼制御通信で、自端末の映像・音声送信装置のIPアドレスと映像・音声受信装置のIPアドレスと制御用コンピュータのIPアドレスを通知しあい、制御用コンピュータが自端末の映像・音声送信装置に相手端末の映像・音声受信装置への映像・音声送信制御を行い、自端末の映像・音声受信装置に相手端末の映像・音声送信装置からの映像・音声受信制御を行うことを特徴とする。
【0552】
また、上記コールセンター装置は、
映像・音声受信装置からの送信開始・終了の制御通信を受ける映像・音声送信制御処理手段をもつ映像・音声送信装置と、制御用コンピュータからの受信開始・終了の制御通信を受ける映像・音声受信制御処理手段と、映像・音声送信装置に対し送信開始・終了の制御通信を行う映像・音声送信制御処理手段をもつ映像・音声受信装置と、映像・音声受信装置に対し受信開始・終了の制御通信を行う映像・音声受信制御処理手段と、呼制御通信を行う呼制御処理手段と、自端末の映像・音声送信装置のIPアドレスと、自端末の映像・音声受信装置のIPアドレスと、自装置のIPアドレスを記憶しておく記憶手段と、呼制御通信と映像・音声送信装置に対する制御通信の通信シーケンスの制御を行う通信シーケンス制御手段をもつ制御用コンピュータを備えた、複数の顧客端末および複数のオペレータ端末と、顧客端末からの接続先の決定を要求する呼制御通信に対し、接続先オペレータを選択するオペレータ選択演算手段と、顧客端末と選択した接続先オペレータ端末間で呼制御通信を行わせる手段を備えたコールセンター制御サーバから構成され、通話を行う端末間の呼制御通信で、自端末の映像・音声送信装置のIPアドレスと制御用コンピュータのIPアドレスを通知しあい、制御用コンピュータが自端末の映像・音声受信装置に相手端末の映像・音声送信信装置からの映像・音声受信制御を行い、自端末の映像・音声受信装置が相手端末映像・音声送信装置に自端末の映像・音声受信装置への映像・音声送信制御を行うことを特徴とする。
【0553】
また、上記コールセンター装置は、
制御用コンピュータからの送信開始・終了の制御通信を受ける映像・音声送信制御処理手段と、映像・音声受信装置に対し受信開始・終了の制御通信を行う映像・音声受信制御処理手段をもつ映像・音声送信装置と、映像・音声送信装置からの受信開始・終了の制御通信を受ける映像・音声受信制御処理手段をもつ映像・音声受信装置と、映像・音声送信装置に対し送信開始・終了の制御通信を行う映像・音声送信制御処理手段と、呼制御通信を行う呼制御処理手段と、自端末の映像・音声送信装置のIPアドレスと、自端末の映像・音声受信装置のIPアドレスと、自装置のIPアドレスを記憶しておく記憶手段と、呼制御通信と映像・音声送信装置に対する制御通信の通信シーケンスの制御を行う通信シーケンス制御手段をもつ制御用コンピュータを備えた、複数の顧客端末および複数のオペレータ端末と、顧客端末からの接続先の決定を要求する呼制御通信に対し、接続先オペレータを選択するオペレータ選択演算手段と、顧客端末と選択した接続先オペレータ端末間で呼制御通信を行わせる手段を備えたコールセンター制御サーバから構成され、通話を行う端末間の呼制御通信で、自端末の映像・音声受信装置のIPアドレスと制御用コンピュータのIPアドレスを通知しあい、制御用コンピュータが自端末の映像・音声送信装置に相手端末の映像・音声受信信装置への映像・音声送信制御を行い、自端末の映像・音声送信装置が相手端末映像・音声受信装置に自端末の映像・音声送信装置からの映像・音声受信制御を行うことを特徴とする。
【0554】
また、上記コールセンター装置は、
制御用コンピュータが、映像・音声開始待機時間設定251データを記憶しておく記憶手段と、映像・音声開始待機時間設定251データを参照し、通信シーケンス制御手段を制御することにより通信を待機させる通信待機手段をもち、顧客端末から映像通話の開始を要求する場合に、制御用コンピュータが映像・音声送信装置および映像・音声受信装置の通信を待機することにより、片方向の映像・音声の送受信開始を遅らせることを特徴とする。
【0555】
また、上記コールセンター装置は、
制御用コンピュータが映像・音声開始待機時間設定251データを記憶しておく記憶手段と、映像・音声開始待機時間設定251データを参照し、通信シーケンス制御手段を制御することにより通信を待機させる通信待機手段をもち、オペレータ端末から映像通話の開始を要求する場合に、制御用コンピュータが映像・音声送信装置および映像・音声受信装置の通信を待機することにより、片方向の映像・音声の送受信開始を遅らせることを特徴とする。
【0556】
また、上記コールセンター装置は、
制御用コンピュータが映像・音声終了待機時間設定データを記憶しておく記憶手段と、映像・音声終了待機時間設定データを参照し、通信シーケンス制御手段を制御することにより通信を待機させる通信待機手段をもち、顧客端末から映像通話の終了を要求する場合に、制御用コンピュータが映像・音声送信装置および映像・音声受信装置の通信を待機することにより、片方向の映像・音声の送受信終了を遅らせることを特徴とする。
【0557】
また、上記コールセンター装置は、
制御用コンピュータが映像・音声終了待機時間設定データを記憶しておく記憶手段と、映像・音声終了待機時間設定データを参照し、通信シーケンス制御手段を制御することにより通信を待機させる通信待機手段をもち、オペレータ端末から映像通話の終了を要求する場合に、制御用コンピュータが映像・音声送信装置および映像・音声受信装置の通信を待機することにより、片方向の映像・音声の送受信終了を遅らせることを特徴とする。
【0558】
また、上記コールセンター装置は、
コールセンター制御サーバが顧客端末の制御用コンピュータのIPアドレスと、顧客端末の映像・音声送信装置のIPアドレスと、顧客端末の映像・音声受信装置のIPアドレスを記憶する記憶手段を備え顧客端末からの接続先の決定を要求する呼制御通信に対し、選択した接続先オペレータ端末に顧客端末の制御用コンピュータのIPアドレスと、顧客端末の映像・音声送信装置のIPアドレスと、顧客端末の映像・音声受信装置のIPアドレスを通知することにより、顧客端末とオペレータ端末間で呼制御通信を行うことを特徴とする。
【0559】
また、上記コールセンター装置は、
コールセンター制御サーバが複数のオペレータ端末の制御用コンピュータのIPアドレスを記憶しておく記憶手段を備え顧客端末からの接続先の決定を要求する呼制御通信に対し、顧客端末に選択した接続先オペレータ端末の制御用コンピュータのIPアドレスを通知することにより、顧客端末とオペレータ端末間で呼制御通信を行うことを特徴とする。
【0560】
また、上記コールセンター装置は、
オペレータ端末の制御用コンピュータが、オペレータ情報データを作成するオペレータ情報データ作成手段と、コールセンター制御サーバに対しオペレータ情報データを送信するオペレータ情報通知手段をもち、コールセンター制御サーバが、オペレータ情報通知受信手段と、オペレータ情報を記憶する記憶手段をもち、顧客端末からの接続先の決定を要求する呼制御通信に対し、オペレータ情報データを参照して接続先オペレータを選択することを特徴とする。
【0561】
また、上記コールセンター装置は、
オペレータ端末の制御用コンピュータが、通話の切断を通知する切断通知手段をもち、コールセンター制御サーバが、通話の切断の通知を受ける通話切断通知受信手段をもち、顧客端末からの接続先の決定を要求する呼制御通信に対し、通話中でないオペレータの中から接続先オペレータを選択することを特徴とする。
【0562】
また、上記コールセンター装置は、
転送元オペレータ端末の制御用コンピュータが、転送先オペレータ端末の制御用コンピュータのIPアドレスを記憶しておく記憶手段をもち、転送元オペレータ端末の制御用コンピュータが転送先オペレータ端末の制御用コンピュータに、呼制御通信で、顧客端末の制御用コンピュータのIPアドレスを通知し、転送先オペレータ端末と顧客端末間で呼制御通信を行い、映像通話の転送を行うことを特徴とする。
【0563】
また、上記コールセンター装置は、
転送元オペレータ端末の制御用コンピュータが、転送先オペレータ端末の制御用コンピュータのIPアドレスを記憶しておく記憶手段をもち、転送元オペレータ端末の制御用コンピュータが顧客端末の制御用コンピュータに、呼制御通信で、転送先オペレータ端末の制御用コンピュータのIPアドレスを通知し、顧客端末と転送先オペレータ端末間で呼制御通信を行い、映像通話の転送を行うことを特徴とする。
【0564】
また、上記コールセンター装置は、
転送元オペレータ端末の制御用コンピュータが、コールセンター制御サーバのIPアドレスを記憶しておく記憶手段をもち、コールセンター制御サーバが、転送元オペレータ端末からの転送先の決定を要求する呼制御通信に対し、転送先オペレータを選択することを特徴とする。
【0565】
また、上記コールセンター装置は、
転送元オペレータ端末の制御用コンピュータが、業務データを作成する業務データ作成手段と、業務データを送信する業務データ送信手段をもち、転送先オペレータ端末の制御用コンピュータが、業務データを受信する業務データ受信手段をもち、映像通話転送時に、業務データを転送元オペレータ端末の制御用コンピュータから転送元オペレータ端末の制御用コンピュータに送信することを特徴とする。
【0566】
また、上記コールセンター装置は、
映像通話転送時に、上記の方法で転送元オペレータ端末と転送先オペレータ端末間で映像通話を行った後、転送先オペレータ端末と顧客端末で映像通話を行うことを特徴とする。
【0567】
また、上記コールセンター装置は、
顧客端末が蓄積映像・音声再生装置を備え、顧客端末の制御用コンピュータが、蓄積映像・音声装置に対し、蓄積映像・音声の再生開始・終了を指示する映像・音声再生制御手段をもち、モニタに対し、映像・音声入力の切り替えを指示するモニタ制御手段をもち、モニタ制御手段に映像・音声入力の切り替え制御を指示し、映像・音声再生制御手段に、蓄積映像・音声の再生開始・終了制御を指示する選択映像・音声通知受信手段をもち、コールセンター制御サーバが顧客端末で再生する蓄積映像・音声を選択する蓄積映像・音声選択手段と、選択した蓄積映像・音声の通知データを顧客端末の制御用コンピュータに送信する選択映像・音声通知手段をもち顧客端末からの接続先の決定を要求する呼制御通信に対し、コールセンター制御サーバが選択した蓄積映像・音声を顧客に見せることを特徴とする。
【0568】
また、上記コールセンター装置は、
顧客端末が蓄積映像・音声再生装置を備え、顧客端末の制御用コンピュータが、蓄積映像・音声装置に対し、蓄積映像・音声の再生開始・終了を指示する映像・音声再生制御手段をもち、モニタに対し、映像・音声入力の切り替えを指示するモニタ制御手段をもち、モニタ制御手段に映像・音声入力の切り替え制御を指示し、映像・音声再生制御手段に、蓄積映像・音声の再生開始・終了制御を指示する積映像・音声選択手段をもち、顧客端末が映像通話を開始するときに、蓄積映像・音声を顧客に見せることを特徴とする。
【0569】
また、上記コールセンター装置は、
顧客端末が蓄積映像・音声再生装置を備え、顧客端末の制御用コンピュータが、蓄積映像・音声装置に対し、蓄積映像・音声の再生開始・終了を指示する映像・音声再生制御手段をもち、モニタに対し、映像・音声入力の切り替えを指示するモニタ制御手段をもち、モニタ制御手段に映像・音声入力の切り替え制御を指示し、映像・音声再生制御手段に、蓄積映像・音声の再生開始・終了制御を指示する選択映像・音声通知受信手段をもち、オペレータ端末の制御用コンピュータが顧客端末が再生する蓄積映像・音声を選択する蓄積映像・音声選択手段と、選択した蓄積映像・音声の通知データを顧客端末の制御用コンピュータに送信する選択映像・音声通知手段をもち顧客端末からの接続先の決定を要求する呼制御通信に対し、オペレータ端末の制御用コンピュータが選択した蓄積映像・音声を顧客に見せることを特徴とする。
【0570】
また、上記コールセンター装置は、
コールセンターがコールセンター制御サーバからの送信開始・終了の制御通信を受ける映像・音声送信制御処理手段をもつ複数の映像・音声送信装置を備え、コールセンター制御サーバが、コールセンターの複数の映像・音声送信装置のIPアドレスを記憶しておく記憶手段と、顧客端末からの接続先の決定を要求する呼制御通信に対し、接続先映像・音声送信装置を選択する接続先映像・音声送信装置選択手段をもち、コールセンター制御サーバがコールセンターの映像・音声送信装置に顧客端末の映像・音声受信装置への映像・音声送信開始・終了制御を行い、顧客端末の映像・音声受信装置にコールセンターの映像・音声送信装置からの映像・音声受信開始・終了制御を行うことを特徴とする。
【0571】
また、上記コールセンター装置は、
コールセンターがオペレータ端末からの送信開始・終了の制御通信を受ける映像・音声送信制御処理手段をもつ複数の映像・音声送信装置を備え、オペレータ端末の制御用コンピュータが、コールセンターの複数の映像・音声送信装置のIPアドレスを記憶しておく記憶手段と、顧客端末からの接続を要求する呼制御通信に対し、接続先映像・音声送信装置を選択する手段をもち、オペレータ端末がコールセンターの映像・音声送信装置に顧客端末の映像・音声受信装置への映像・音声送信開始・終了制御を行い、顧客端末の映像・音声受信装置にコールセンターの映像・音声送信装置からの映像・音声受信開始・終了制御を行うことを特徴とする。
【0572】
また、上記コールセンター装置は、
コールセンターが顧客端末からの送信開始・終了の制御通信を受ける映像・音声送信制御処理手段をもつ複数の映像・音声送信装置を備え、コールセンター制御サーバが、コールセンターの複数の映像・音声送信装置のIPアドレスを記憶しておく記憶手段と、顧客端末からの接続先の決定を要求する呼制御通信に対し、接続先映像・音声送信装置を選択する接続先映像・音声送信装置選択手段をもち、顧客端末がコールセンターの映像・音声送信装置に顧客端末の映像・音声受信装置への映像・音声送信開始・終了制御を行い、顧客端末の映像・音声受信装置にコールセンターの映像・音声送信装置からの映像・音声受信開始・終了制御を行うことを特徴とする。
【0573】
また、上記コールセンター装置は、
コールセンターが顧客端末からの送信開始・終了の制御通信を受ける映像・音声送信制御処理手段をもつ複数の映像・音声送信装置を備え、オペレータ端末の制御用コンピュータが、コールセンターの複数の映像・音声送信装置のIPアドレスを記憶しておく記憶手段と、顧客端末からの接続を要求する呼制御通信に対し、接続先映像・音声送信装置を選択する手段をもち、顧客端末がコールセンターの映像・音声送信装置に顧客端末の映像・音声受信装置への映像・音声送信開始・終了制御を行い、顧客端末の映像・音声受信装置にコールセンターの映像・音声送信装置からの映像・音声受信開始・終了制御を行うことを特徴とする。
【0574】
また、上記コールセンター装置は、
コールセンター制御サーバが、顧客端末からの接続先の決定を要求する呼制御通信に対し、オペレータ選択演算手段が接続可能なオペレータを選択できなかった場合に、上記と同様の方法により接続先映像・音声送信装置選択手段が接続先映像・音声送信装置を選択することを特徴とする。
【0575】
また、上記コールセンター装置は、
映像通話中に、上記と同様の方法により、顧客端末で映像・音声を受信・再生することを特徴とする。
【0576】
また、上記コールセンター装置は、
映像通話切断後に、上記と同様の方法により、顧客端末で映像・音声を受信・再生することを特徴とする。
【0577】
また、上記コールセンター装置は、
顧客端末のモニタが制御用コンピュータからの映像入力の切り替え制御を受ける手段をもち、顧客端末の制御用コンピュータが、モニタに対し映像入力の切り替え制御を行うモニタ制御手段と、映像・音声再生制御と映像入力切り替え制御のシーケンスの制御を行うモニタ制御同期手段をもつことを特徴とする。
【0578】
また、上記コールセンター装置は、
顧客端末のモニタが制御用コンピュータからの映像入力の切り替え制御を受ける手段をもち、顧客端末の制御用コンピュータが、モニタに対し映像入力の切り替え制御を行う映像入力切り替え制御手段と、映像・音声受信制御と映像入力切り替え制御のシーケンスの制御を行うモニタ制御同期手段をもつことを特徴とする。
【0579】
上記実施の形態で説明した呼制御装置は、
映像・音声通信の呼制御を行う呼制御装置において、
映像・音声を送信する映像・音声送信装置と映像・音声を受信する映像・音声受信装置とのうち少なくとも一つを接続する接続部と、
呼制御の処理手順を定義する通信順序情報を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された通信順序情報に基づいて、前記接続部に接続された装置における映像・音声通信の呼制御を行う通信シーケンス制御部とを備えることを特徴とする。
【0580】
前記呼制御装置は、さらに、
蓄積された映像・音声を再生する蓄積映像・音声再生装置を制御する映像・音声再生制御部と、
前記蓄積映像・音声再生装置が再生する映像を出力する映像出力装置と前記蓄積映像・音声再生装置が再生する音声を出力する音声出力装置とのうち少なくとも一つ(以下、出力装置という)を制御する出力装置制御部とを備えることを特徴とする。
【0581】
前記呼制御装置は、さらに、
前記蓄積映像・音声再生装置が再生する映像・音声を指定する選択映像・音声情報を受信する選択映像・音声通知受信部を備え、
前記映像・音声再生制御部は、
前記選択映像・音声通知受信部が受信した選択映像・音声情報に基づいて、前記蓄積映像・音声再生装置を制御することを特徴とする。
【0582】
前記呼制御装置は、さらに、
前記蓄積映像・音声再生装置が再生する映像・音声を選択する蓄積映像・音声選択部を備え、
前記映像・音声再生制御部は、
前記蓄積映像・音声選択部が選択した映像・音声を前記蓄積映像・音声再生装置に再生させることを特徴とする。
【0583】
前記記憶部は、
前記出力装置制御部が前記出力装置に映像・音声を出力させるタイミングを指定する出力装置制御タイミング情報を記憶し、
前記呼制御装置は、さらに、
前記記憶部に記憶された出力装置制御タイミング情報に基づいて、前記出力装置制御部を制御する出力装置制御実行タイミング制御部を備えることを特徴とする。
【0584】
前記記憶部は、
前記映像・音声受信装置が映像・音声を受信するタイミングを指定する受信制御タイミング情報を記憶し、
前記呼制御装置は、さらに、
前記記憶部に記憶された受信制御タイミング情報に基づいて、前記出力装置制御部を制御する受信タイミング制御部を備えることを特徴とする。
【0585】
前記呼制御装置は、さらに、
蓄積された映像・音声を再生する蓄積映像・音声再生装置が再生する映像・音声を選択する蓄積映像・音声選択部と、
前記蓄積映像・音声選択部が選択した映像・音声を指定する選択映像・音声情報を送信する選択映像・音声通知部とを備えることを特徴とする。
【0586】
前記記憶部は、
前記接続部に接続された装置を一意的に識別する識別情報を記憶し、
前記呼制御装置は、さらに、
呼の接続、転送、保留及び切断を制御する呼制御情報と前記記憶部に記憶された識別情報とを含む呼制御データを作成する呼制御データ作成部と、
前記通信シーケンス制御部の命令により、前記呼制御データ作成部が作成した第1の呼制御データを送信し、第1の呼制御データに対応する第2の呼制御データを受信する呼制御処理部と、
前記呼制御処理部が受信した呼制御データから識別情報を取得して前記記憶部に記憶させる相手端末データ取得部とを備えることを特徴とする。
【0587】
前記接続部は、
前記呼制御装置と他の呼制御装置との間の呼制御通信を中継する呼制御中継装置を接続し、
前記呼制御処理部は、
前記呼制御中継装置から前記他の呼制御装置の識別情報を含む呼制御データを受信し、
前記相手端末データ取得部は、
前記呼制御処理部が受信した呼制御データから前記他の呼制御装置の識別情報を取得して前記記憶部に記憶させることを特徴とする。
【0588】
前記接続部は、
前記呼制御装置と他の呼制御装置との間の呼制御通信を中継する呼制御中継装置を接続し、
前記記憶部は、
前記呼制御中継装置の識別情報を記憶し、
前記呼制御装置は、さらに、
前記記憶部に記憶された前記呼制御中継装置の識別情報に基づいて、前記呼制御装置に関する装置情報と前記記憶部に記憶された識別情報とを含み、前記呼制御中継装置を宛先とする装置情報データを作成する装置情報データ作成部と、
前記装置情報データ作成部が作成した装置情報データを送信する装置情報通知部とを備えることを特徴とする。
【0589】
前記接続部は、
前記呼制御装置と他の呼制御装置との間の呼制御通信を中継する呼制御中継装置を接続し、
前記記憶部は、
前記呼制御中継装置の識別情報を記憶し、
前記呼制御装置は、さらに、
前記通信シーケンス制御部が、前記呼制御処理部に呼の切断を制御する呼制御情報を含む呼制御データを送信させる命令を発したことを示す切断情報を含む切断情報データを、前記呼制御中継装置に送信する切断通知部を備えることを特徴とする。
【0590】
前記呼制御装置は、さらに、
利用者にデータを入力させる入力部と、
利用者にデータを出力する出力部と、
前記入力部から入力データを入力し、前記出力部に出力データを出力する入出力データ処理部とを備え、
前記呼制御データ作成部は、
前記入出力データ処理部が入力した入力データに基づいて、呼制御データを作成することを特徴とする。
【0591】
前記呼制御装置は、さらに、
前記入出力データ処理部が入力した入力データと前記記憶部に記憶された識別情報とを含む付加データを作成する付加データ作成部と、
前記付加データ作成部が作成した付加データを送信する付加データ送信部とを備えることを特徴とする。
【0592】
前記呼制御装置は、さらに、
付加データを受信する付加データ受信部と、
前記付加データ受信部が受信した付加データを前記入出力データ処理部に出力させる付加データ処理部とを備えることを特徴とする。
【0593】
前記接続部は、
前記映像・音声送信装置を接続し、
前記記憶部は、
前記映像・音声送信装置の識別情報を記憶し、
前記呼制御装置は、さらに、
前記記憶部に記憶された前記映像・音声送信装置の識別情報に基づいて、前記映像・音声送信装置が行う映像・音声の送信の開始及び終了を制御する映像・音声送信制御情報と前記記憶部に記憶された識別情報とを含み、前記映像・音声送信装置を宛先とする映像・音声送信制御データを作成する映像・音声送信制御データ作成部と、
前記通信シーケンス制御部の命令により、前記映像・音声送信制御データ作成部が作成した第1の映像・音声送信制御データを送信し、第1の映像・音声送信制御データに対応する第2の映像・音声送信制御データを受信する映像・音声送信制御処理部とを備えることを特徴とする。
【0594】
前記接続部は、
蓄積された映像・音声を送信する蓄積映像・音声送信装置を接続し、
前記記憶部は、
前記蓄積映像・音声送信装置の識別情報を記憶し、
前記呼制御装置は、さらに、
前記蓄積映像・音声送信装置の中から一つを選択する接続先映像・音声送信装置選択部を備え、
前記映像・音声送信制御データ作成部は、
前記接続先映像・音声送信装置選択部が選択した前記蓄積映像・音声送信装置の、前記記憶部に記憶された識別情報に基づいて、前記蓄積映像・音声送信装置が行う映像・音声の送信の開始及び終了を制御する映像・音声送信制御情報と前記記憶部に記憶された識別情報とを含み、前記接続先映像・音声送信装置選択部が選択した前記蓄積映像・音声送信装置を宛先とする映像・音声送信制御データを作成することを特徴とする。
【0595】
前記接続部は、
前記映像・音声受信装置を接続し、
前記記憶部は、
前記映像・音声受信装置の識別情報を記憶し、
前記呼制御装置は、さらに、
前記記憶部に記憶された前記映像・音声受信装置の識別情報に基づいて、前記映像・音声受信装置が行う映像・音声の受信の開始及び終了を制御する映像・音声受信制御情報と前記記憶部に記憶された識別情報とを含み、前記映像・音声受信装置を宛先とする映像・音声受信制御データを作成する映像・音声受信制御データ作成部と、
前記通信シーケンス制御部の命令により、前記映像・音声受信制御データ作成部が作成した第1の映像・音声受信制御データを送信し、第1の映像・音声受信制御データに対応する第2の映像・音声受信制御データを受信する映像・音声受信制御処理部とを備えることを特徴とする。
【0596】
前記記憶部は、
前記通信シーケンス制御部が各部に命令を発するまでの時間を示す呼制御待機時間設定を記憶し、
前記呼制御装置は、さらに、
前記記憶部に記憶された呼制御待機時間設定に基づいて、前記通信シーケンス制御部が命令を発するタイミングを制御する通信待機部を備えることを特徴とする。
【0597】
前記記憶部は、
前記通信シーケンス制御部が各部に命令を発するまでの時間を示す呼制御待機時間設定を記憶し、
前記呼制御装置は、さらに、
前記通信シーケンス制御部が、前記映像・音声送信制御処理部に映像・音声送信制御データを送信させる命令を発するタイミングを、前記記憶部に記憶された呼制御待機時間設定が示す時間分遅らせる通信待機部を備えることを特徴とする。
【0598】
前記記憶部は、
前記通信シーケンス制御部が各部に命令を発するまでの時間を示す呼制御待機時間設定を記憶し、
前記呼制御装置は、さらに、
前記通信シーケンス制御部が、前記映像・音声受信制御処理部に映像・音声受信制御データを送信させる命令を発するタイミングを、前記記憶部に記憶された呼制御待機時間設定が示す時間分遅らせる通信待機部を備えることを特徴とする。
【0599】
前記接続部は、
IP(Internet Protocol)ネットワークを介して各装置と接続し、
前記記憶部は、
識別情報としてIPアドレスを記憶することを特徴とする。
【0600】
また、上記実施の形態で説明した映像・音声送信装置は、
映像を入力する映像入力装置と音声を入力する音声入力装置とを接続する映像・音声送信装置において、
映像・音声の送信の開始及び終了を制御する映像・音声送信制御情報と各装置を一意的に識別する識別情報とを含む映像・音声送信制御データ送信する呼制御装置と、他の呼制御装置に接続された映像・音声受信装置とを接続する接続部と、
前記映像入力装置が入力した映像と前記音声入力装置が入力した音声とを前記映像・音声受信装置に送信する映像・音声送信部と、
前記呼制御装置から第1の映像・音声送信制御データを受信し、受信した第1の映像・音声送信制御データに含まれる映像・音声送信制御情報と識別情報とに基づいて、前記映像・音声送信部が行う映像・音声の送信の開始及び終了を制御し、前記呼制御装置に第1の映像・音声送信制御データに対応する第2の映像・音声送信制御データを送信する映像・音声送信制御部とを備えることを特徴とする。
【0601】
前記映像・音声送信装置は、さらに、
前記映像・音声受信装置が行う映像・音声の受信の開始及び終了を制御する映像・音声受信制御処理部を備えることを特徴とする。
【0602】
また、上記実施の形態で説明した映像・音声受信装置は、
映像を出力する映像出力装置と音声を出力する音声出力装置とを接続する映像・音声受信装置において、
映像・音声の受信の開始及び終了を制御する映像・音声受信制御情報と各装置を一意的に識別する識別情報とを含む映像・音声受信制御データを送信する呼制御装置と、他の呼制御装置に接続された映像・音声送信装置とを接続する接続部と、
前記映像・音声送信装置から映像・音声を受信し、受信した映像を前記映像出力装置に出力させ、受信した音声を前記音声出力装置に出力させる映像・音声受信部と、
前記呼制御装置から第1の映像・音声受信制御データを受信し、受信した第1の映像・音声受信制御データに含まれる映像・音声受信制御情報と識別情報とに基づいて、前記映像・音声受信部が行う映像・音声の受信の開始及び終了を制御し、前記呼制御装置に第1の映像・音声受信制御データに対応する第2の映像・音声受信制御データを送信する映像・音声受信制御部とを備えることを特徴とする。
【0603】
前記映像・音声受信装置は、さらに、
前記映像・音声送信装置が行う映像・音声の送信の開始及び終了を制御する映像・音声送信制御処理部を備えることを特徴とする。
【0604】
また、上記実施の形態で説明した映像・音声送信装置は、
映像を入力する映像入力装置と音声を入力する音声入力装置とを接続する映像・音声送信装置において、
前記映像・音声受信装置を接続する接続部と、
前記映像入力装置が入力した映像と前記音声入力装置が入力した音声とを前記映像・音声受信装置に送信する映像・音声送信部と、
前記映像・音声受信装置の制御により、前記映像・音声送信部が行う映像・音声の送信の開始及び終了を制御する映像・音声送信制御部とを備えることを特徴とする。
【0605】
また、上記実施の形態で説明した映像・音声受信装置は、
映像を出力する映像出力装置と音声を出力する音声出力装置とを接続する映像・音声受信装置において、
前記映像・音声送信装置を接続する接続部と、
前記映像・音声送信装置から映像・音声を受信し、受信した映像を前記映像出力装置に出力させ、受信した音声を前記音声出力装置に出力させる映像・音声受信部と、
前記映像・音声受信装置の制御により、前記映像・音声受信部が行う映像・音声の受信の開始及び終了を制御する映像・音声受信制御部とを備えることを特徴とする。
【0606】
また、上記実施の形態で説明した呼制御中継装置は、
呼の接続、転送、保留及び切断を制御する呼制御情報と各装置を一意的に識別する識別情報とを含む呼制御データを送信する呼制御装置と、他の呼制御装置とを接続する接続部と、
前記他の呼制御装置の識別情報を記憶する記憶部と、
前記他の呼制御装置の中から一つを選択する選択演算部と、
前記呼制御装置から呼制御データを受信する呼制御処理部と、
前記呼制御処理部が受信した呼制御データから識別情報を取得して前記記憶部に記憶させる相手端末データ取得部と、
前記選択演算部が選択した前記他の呼制御装置の、前記記憶部に記憶された識別情報に基づいて、前記選択演算部が選択した前記他の呼制御装置を宛先とする呼制御データを作成し、前記呼制御処理部に送信させる呼制御データ作成部とを備えることを特徴とする。
【0607】
前記呼制御データ作成部は、
前記選択演算部が選択した前記他の呼制御装置の、前記記憶部に記憶された識別情報を含み、前記呼制御装置を宛先とする呼制御データを作成することを特徴とする。
【0608】
前記呼制御中継装置は、さらに、
前記呼制御装置から前記呼制御装置に関する装置情報を含む装置情報データを受信し、受信した装置情報データに含まれる装置情報を前記記憶部に記憶させる装置状態通知受信部を備え、
前記選択演算部は、
前記記憶部に記憶された装置情報に基づいて、前記他の呼制御装置の中から一つを選択することを特徴とする。
【0609】
前記呼制御中継装置は、さらに、
前記呼制御装置から前記呼制御装置において呼の切断が行われたことを示す切断情報を含む切断情報データを受信し、受信した切断情報データに含まれる切断情報を前記記憶部に記憶させる通話切断通知受信部を備え、
前記選択演算部は、
前記記憶部に記憶された切断情報に基づいて、前記他の呼制御装置の中から一つを選択することを特徴とする。
【0610】
前記呼制御中継装置は、さらに、
蓄積された映像・音声を再生する蓄積映像・音声再生装置が再生する映像・音声を選択する蓄積映像・音声選択部と、
前記蓄積映像・音声選択部が選択した映像・音声を示す選択映像・音声情報を前記呼制御装置に送信する選択映像・音声通知部とを備えることを特徴とする。
【0611】
前記接続部は、
蓄積された映像・音声を送信する蓄積映像・音声送信装置を接続し、
前記記憶部は、
前記蓄積映像・音声送信装置の識別情報を記憶し、
前記呼制御中継装置は、さらに、
前記蓄積映像・音声送信装置の中から一つを選択する接続先映像・音声送信装置選択部と、
前記接続先映像・音声送信装置選択部が選択した前記蓄積映像・音声送信装置の、前記記憶部に記憶された識別情報に基づいて、前記蓄積映像・音声送信装置が行う映像・音声の送信の開始及び終了を制御する映像・音声送信制御情報と前記記憶部に記憶された識別情報とを含み、前記接続先映像・音声送信装置選択部が選択した前記蓄積映像・音声送信装置を宛先とする映像・音声送信制御データを作成する映像・音声送信制御データ作成部と、
前記映像・音声送信制御データ作成部が作成した第1の映像・音声送信制御データを送信し、第1の映像・音声送信制御データに対応する第2の映像・音声送信制御データを受信する映像・音声送信制御処理部とを備えることを特徴とする。
【0612】
また、上記実施の形態で説明した蓄積映像・音声送信装置は、
蓄積された映像・音声を再生する蓄積映像・音声再生装置を接続する蓄積映像・音声送信装置において、
映像・音声通信の呼制御を行う呼制御装置と他の呼制御装置との間の呼制御通信を中継する呼制御中継装置と、映像・音声を受信する映像・音声受信装置とを接続する接続部と、
前記蓄積映像・音声再生装置が再生した映像・音声を前記映像・音声受信装置に送信する映像・音声送信部と、
前記呼制御中継装置から映像・音声の送信の開始及び終了を制御する映像・音声送信制御情報と各装置を一意的に識別する識別情報とを含む第1の映像・音声送信制御データを受信し、受信した第1の映像・音声送信制御データに含まれる映像・音声送信制御情報と識別情報とに基づいて、前記映像・音声送信部が行う映像・音声の送信の開始及び終了を制御し、前記呼制御装置に第1の映像・音声送信制御データに対応する第2の映像・音声送信制御データを送信する映像・音声送信制御部とを備えることを特徴とする。
【0613】
また、上記実施の形態で説明した蓄積映像・音声送信装置は、
蓄積された映像・音声を再生する蓄積映像・音声再生装置を接続する蓄積映像・音声送信装置において、
映像・音声通信の呼制御を行う呼制御装置と、映像・音声を受信する映像・音声受信装置とを接続する接続部と、
前記蓄積映像・音声再生装置が再生した映像・音声を前記映像・音声受信装置に送信する映像・音声送信部と、
前記呼制御装置から映像・音声の送信の開始及び終了を制御する映像・音声送信制御情報と各装置を一意的に識別する識別情報とを含む第1の映像・音声送信制御データを受信し、受信した第1の映像・音声送信制御データに含まれる映像・音声送信制御情報と識別情報とに基づいて、前記映像・音声送信部が行う映像・音声の送信の開始及び終了を制御し、前記呼制御装置に第1の映像・音声送信制御データに対応する第2の映像・音声送信制御データを送信する映像・音声送信制御部とを備えることを特徴とする。
【0614】
また、上記実施の形態で説明した呼制御方法は、
映像・音声通信の呼制御を行う呼制御装置を用いた呼制御方法において、
映像・音声を送信する映像・音声送信装置と映像・音声を受信する映像・音声受信装置とのうち少なくとも一つを接続する接続工程と、
呼制御の処理手順を定義する通信順序情報を記憶する記憶工程と、
前記記憶工程で記憶された通信順序情報に基づいて、前記接続工程で接続された装置における映像・音声通信の呼制御を行う通信シーケンス制御工程とを備えることを特徴とする。
【0615】
前記記憶工程は、
前記接続工程で接続された装置を一意的に識別する識別情報を記憶し、
前記呼制御方法は、さらに、
呼の接続、転送、保留及び切断を制御する呼制御情報と前記記憶工程で記憶された識別情報とを含む呼制御データを作成する呼制御データ作成工程と、
前記通信シーケンス制御工程の命令により、前記呼制御データ作成工程で作成した第1の呼制御データを送信し、第1の呼制御データに対応する第2の呼制御データを受信する呼制御処理工程と、
前記呼制御処理工程で受信した呼制御データから識別情報を取得して前記記憶工程で記憶させる相手端末データ取得工程とを備えることを特徴とする。
【0616】
前記接続工程は、
前記映像・音声送信装置を接続し、
前記記憶工程は、
前記映像・音声送信装置の識別情報を記憶し、
前記呼制御方法は、さらに、
前記記憶工程で記憶された前記映像・音声送信装置の識別情報に基づいて、前記映像・音声送信装置が行う映像・音声の送信の開始及び終了を制御する映像・音声送信制御情報と前記記憶工程で記憶された識別情報とを含み、前記映像・音声送信装置を宛先とする映像・音声送信制御データを作成する映像・音声送信制御データ作成工程と、
前記通信シーケンス制御工程の命令により、前記映像・音声送信制御データ作成工程で作成した第1の映像・音声送信制御データを送信し、第1の映像・音声送信制御データに対応する第2の映像・音声送信制御データを受信する映像・音声送信制御処理工程とを備えることを特徴とする。
【0617】
前記接続工程は、
前記映像・音声受信装置を接続し、
前記記憶工程は、
前記映像・音声受信装置の識別情報を記憶し、
前記呼制御方法は、さらに、
前記記憶工程で記憶された前記映像・音声受信装置の識別情報に基づいて、前記映像・音声受信装置が行う映像・音声の受信の開始及び終了を制御する映像・音声受信制御情報と前記記憶工程で記憶された識別情報とを含み、前記映像・音声受信装置を宛先とする映像・音声受信制御データを作成する映像・音声受信制御データ作成工程と、
前記通信シーケンス制御工程の命令により、前記映像・音声受信制御データ作成工程で作成した第1の映像・音声受信制御データを送信し、第1の映像・音声受信制御データに対応する第2の映像・音声受信制御データを受信する映像・音声受信制御処理工程とを備えることを特徴とする。
【0618】
また、上記実施の形態で説明した呼制御プログラムは、
映像・音声通信の呼制御を行う呼制御プログラムにおいて、
映像・音声を送信する映像・音声送信装置と映像・音声を受信する映像・音声受信装置とのうち少なくとも一つを接続する接続処理と、
呼制御の処理手順を定義する通信順序情報を記憶する記憶処理と、
前記記憶処理が記憶した通信順序情報に基づいて、前記接続処理が接続した装置における映像・音声通信の呼制御を行う通信シーケンス制御処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0619】
前記記憶処理は、
前記接続処理が接続した装置を一意的に識別する識別情報を記憶し、
前記呼制御プログラムは、さらに、
呼の接続、転送、保留及び切断を制御する呼制御情報と前記記憶処理が記憶した識別情報とを含む呼制御データを作成する呼制御データ作成処理と、
前記通信シーケンス制御処理の命令により、前記呼制御データ作成処理が作成した第1の呼制御データを送信し、第1の呼制御データに対応する第2の呼制御データを受信する呼制御処理と、
前記呼制御処理が受信した呼制御データから識別情報を取得して前記記憶処理に記憶させる相手端末データ取得処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0620】
前記接続処理は、
前記映像・音声送信装置を接続し、
前記記憶処理は、
前記映像・音声送信装置の識別情報を記憶し、
前記呼制御プログラムは、さらに、
前記記憶処理が記憶した前記映像・音声送信装置の識別情報に基づいて、前記映像・音声送信装置が行う映像・音声の送信の開始及び終了を制御する映像・音声送信制御情報と前記記憶処理が記憶した識別情報とを含み、前記映像・音声送信装置を宛先とする映像・音声送信制御データを作成する映像・音声送信制御データ作成処理と、
前記通信シーケンス制御処理の命令により、前記映像・音声送信制御データ作成処理が作成した第1の映像・音声送信制御データを送信し、第1の映像・音声送信制御データに対応する第2の映像・音声送信制御データを受信する映像・音声送信制御処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0621】
前記接続処理は、
前記映像・音声受信装置を接続し、
前記記憶処理は、
前記映像・音声受信装置の識別情報を記憶し、
前記呼制御プログラムは、さらに、
前記記憶処理が記憶した前記映像・音声受信装置の識別情報に基づいて、前記映像・音声受信装置が行う映像・音声の受信の開始及び終了を制御する映像・音声受信制御情報と前記記憶処理が記憶した識別情報とを含み、前記映像・音声受信装置を宛先とする映像・音声受信制御データを作成する映像・音声受信制御データ作成処理と、
前記通信シーケンス制御処理の命令により、前記映像・音声受信制御データ作成処理が作成した第1の映像・音声受信制御データを送信し、第1の映像・音声受信制御データに対応する第2の映像・音声受信制御データを受信する映像・音声受信制御処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0622】
【図1】実施の形態1に係るシステムの構成を示すブロック図。
【図2】実施の形態1に係る顧客端末の制御用コンピュータの構成を示すブロック図。
【図3】実施の形態1に係る顧客端末の映像・音声送信装置の構成を示すブロック図。
【図4】実施の形態1に係る顧客端末の映像・音声受信装置の構成を示すブロック図。
【図5】実施の形態1に係るオペレータ端末の制御用コンピュータの構成を示すブロック図。
【図6】実施の形態1に係るオペレータ端末の映像・音声送信装置の構成を示すブロック図。
【図7】実施の形態1に係るオペレータ端末の映像・音声受信装置の構成を示すブロック図。
【図8】実施の形態1に係るコールセンター制御サーバの構成を示すブロック図。
【図9】実施の形態1に係る装置間の映像通話開始時の通信を示すシーケンス図。
【図10】実施の形態1に係る顧客端末の制御用コンピュータの接続要求手順を示すフロー図。
【図11】実施の形態1に係る顧客端末の制御用コンピュータの映像・音声送信開始制御手順を示すフロー図。
【図12】実施の形態1に係る顧客端末の制御用コンピュータの映像・音声受信開始制御手順を示すフロー図。
【図13】実施の形態1に係るコールセンター制御サーバの接続制御手順を示すフロー図。
【図14】実施の形態1に係るオペレータ端末の制御用コンピュータの接続応答手順を示すフロー図。
【図15】実施の形態1に係るオペレータ端末の制御用コンピュータの映像・音声送信開始制御手順を示すフロー図。
【図16】実施の形態1に係るオペレータ端末の制御用コンピュータの映像・音声受信開始制御手順を示すフロー図。
【図17】実施の形態1に係る装置間の映像通話終了時の通信を示すシーケンス図。
【図18】実施の形態1に係る顧客端末またはオペレータ端末の制御用コンピュータにおける切断要求送信時の映像通話終了制御手順を示すフロー図。
【図19】実施の形態1に係る顧客端末またはオペレータ端末の制御用コンピュータにおける切断要求受信時の映像通話終了制御手順を示すフロー図。
【図20】実施の形態2に係る顧客端末の制御用コンピュータの構成を示すブロック図。
【図21】実施の形態2に係る顧客端末の映像・音声受信装置の構成を示すブロック図。
【図22】実施の形態2に係るオペレータ端末の制御用コンピュータの構成を示すブロック図。
【図23】実施の形態2に係るオペレータ端末の映像・音声受信装置の構成を示すブロック図。
【図24】実施の形態2に係る装置間の映像通話開始時の通信を示すシーケンス図。
【図25】実施の形態2に係る顧客端末の制御用コンピュータの接続要求手順を示すフロー図。
【図26】実施の形態2に係る顧客端末の制御用コンピュータの映像・音声受信開始制御手順を示すフロー図。
【図27】実施の形態2に係るコールセンター制御サーバの接続制御手順を示すフロー図。
【図28】実施の形態2に係るオペレータ端末の制御用コンピュータの接続応答手順を示すフロー図。
【図29】実施の形態2に係るオペレータ端末の制御用コンピュータの映像・音声受信開始制御手順を示すフロー図。
【図30】実施の形態2に係る装置間の映像通話終了時の通信を示すシーケンス図。
【図31】実施の形態2に係る顧客端末またはオペレータ端末の制御用コンピュータにおける切断要求送信時の映像通話終了制御手順を示すフロー図。
【図32】実施の形態2に係る顧客端末またはオペレータ端末の制御用コンピュータにおける切断要求受信時の映像通話終了制御手順を示すフロー図。
【図33】実施の形態3に係る顧客端末の制御用コンピュータの構成を示すブロック図。
【図34】実施の形態3に係る顧客端末の映像・音声送信装置の構成を示すブロック図。
【図35】実施の形態3に係るオペレータ端末の制御用コンピュータの構成を示すブロック図。
【図36】実施の形態3に係るオペレータ端末の映像・音声送信装置の構成を示すブロック図。
【図37】実施の形態3に係る装置間の映像通話開始時の通信を示すシーケンス図。
【図38】実施の形態3に係る顧客端末の制御用コンピュータの接続要求手順を示すフロー図。
【図39】実施の形態3に係る顧客端末の制御用コンピュータの映像・音声送信開始制御手順を示すフロー図。
【図40】実施の形態3に係るコールセンター制御サーバの接続制御手順を示すフロー図。
【図41】実施の形態3に係るオペレータ端末の制御用コンピュータの接続応答手順を示すフロー図。
【図42】実施の形態3に係るオペレータ端末の制御用コンピュータの映像・音声送信開始制御手順を示すフロー図。
【図43】実施の形態3に係る装置間の映像通話終了時の通信を示すシーケンス図。
【図44】実施の形態3に係る顧客端末またはオペレータ端末の制御用コンピュータにおける切断要求送信時の映像通話終了制御手順を示すフロー図。
【図45】実施の形態3に係る顧客端末またはオペレータ端末の制御用コンピュータにおける切断要求受信時の映像通話終了制御手順を示すフロー図。
【図46】実施の形態4に係る顧客端末の制御用コンピュータの構成を示すブロック図。
【図47】実施の形態4に係るオペレータ端末の制御用コンピュータの構成を示すブロック図。
【図48】実施の形態4に係る装置間の映像通話開始時の通信を示すシーケンス図。
【図49】実施の形態4に係る顧客端末の制御用コンピュータの映像・音声受信開始制御手順を示すフロー図。
【図50】実施の形態4に係るオペレータ端末の制御用コンピュータの映像・音声受信開始制御手順を示すフロー図。
【図51】実施の形態4に係るオペレータ端末の制御用コンピュータの映像・音声送信開始制御手順を示すフロー図。
【図52】実施の形態5に係る装置間の映像通話開始時の通信を示すシーケンス図。
【図53】実施の形態5に係る顧客端末の制御用コンピュータの映像・音声受信開始制御手順を示すフロー図。
【図54】実施の形態6に係る装置間の映像通話開始時の通信を示すシーケンス図。
【図55】実施の形態6に係る顧客端末の制御用コンピュータの映像・音声送信開始制御手順を示すフロー図。
【図56】実施の形態7に係る装置間の映像通話開始時の通信を示すシーケンス図。
【図57】実施の形態8に係る顧客端末の制御用コンピュータの構成を示すブロック図。
【図58】実施の形態8に係るオペレータ端末の制御用コンピュータの構成を示すブロック図。
【図59】実施の形態8に係る装置間の映像通話終了時の通信を示すシーケンス図。
【図60】実施の形態8に係る顧客端末またはオペレータ端末の制御用コンピュータにおける切断要求送信時の映像通話終了制御手順を示すフロー図。
【図61】実施の形態8に係る顧客端末またはオペレータ端末の制御用コンピュータにおける切断要求受信時の映像通話終了制御手順を示すフロー図。
【図62】実施の形態9に係る装置間の映像通話終了時の通信を示すシーケンス図。
【図63】実施の形態9に係る顧客端末またはオペレータ端末の制御用コンピュータにおける切断要求受信時の映像通話終了制御手順を示すフロー図。
【図64】実施の形態10に係る装置間の映像通話終了時の通信を示すシーケンス図。
【図65】実施の形態10に係る顧客端末またはオペレータ端末の制御用コンピュータにおける切断要求送信時の映像通話終了制御手順を示すフロー図。
【図66】実施の形態11に係る装置間の映像通話終了時の通信を示すシーケンス図。
【図67】実施の形態12に係るコールセンター制御サーバの接続制御手順を示すフロー図。
【図68】実施の形態13に係るオペレータ端末の制御用コンピュータの構成を示すブロック図。
【図69】実施の形態13に係るコールセンター制御サーバの構成を示すブロック図。
【図70】実施の形態14に係るオペレータ端末の制御用コンピュータの構成を示すブロック図。
【図71】実施の形態14に係るコールセンター制御サーバの構成を示すブロック図。
【図72】実施の形態15に係るシステムの構成を示すブロック図。
【図73】実施の形態15に係るオペレータ端末の制御用コンピュータの構成を示すブロック図。
【図74】実施の形態17に係るオペレータ端末の制御用コンピュータの構成を示すブロック図。
【図75】実施の形態18に係る転送元オペレータ端末の制御用コンピュータの構成を示すブロック図。
【図76】実施の形態18に係る転送先オペレータ端末の制御用コンピュータの構成を示すブロック図。
【図77】実施の形態20に係る顧客端末の制御用コンピュータの構成を示すブロック図。
【図78】実施の形態20に係るコールセンター制御サーバの構成を示すブロック図。
【図79】実施の形態21に係る顧客端末の制御用コンピュータの構成を示すブロック図。
【図80】実施の形態22に係るオペレータ端末の制御用コンピュータの構成を示すブロック図。
【図81】実施の形態23に係るシステムの構成を示すブロック図。
【図82】実施の形態23に係るコールセンター制御サーバの構成を示すブロック図。
【図83】実施の形態23に係るコールセンターの映像・音声送信装置の構成を示すブロック図。
【図84】実施の形態24に係るオペレータ端末の制御用コンピュータの構成を示すブロック図。
【図85】実施の形態28に係る顧客端末の制御用コンピュータの構成を示すブロック図。
【図86】実施の形態29に係る顧客端末の制御用コンピュータの構成を示すブロック図。
【符号の説明】
【0623】
100 顧客端末、101 コールセンター、102 オペレータ端末、103,105 ルータ、104 IPネットワーク、106,215 ローカルエリアネットワーク、107 コールセンター制御サーバ、109,240,340 映像・音声送信装置、200,300 制御用コンピュータ、201,301 キーボード、202,302 マウス、203,303 タッチパネル、204,304 データ処理部、205,305,401 記憶部、206,306 自端末制御用コンピュータIPアドレス、207,307 自端末映像・音声送信装置IPアドレス、208,308 自端末映像・音声受信装置IPアドレス、209,309 通信順序情報、210,310 通信シーケンス制御部、211,237,247,311,337,347,406,547 ネットワークインターフェイス、212,312,405 呼制御処理部、213,238,313,338,484 映像・音声送信制御処理部、214,248,314,348 映像・音声受信制御処理部、221,402 オペレータ端末制御用コンピュータIPアドレス、222 オペレータ端末映像・音声送信装置IPアドレス、223 オペレータ端末映像・音声受信装置IPアドレス、224,324,414 呼制御データ作成部、225,325,415 相手端末データ取得部、226,326,482 映像・音声送信制御データ作成部、227,327 映像・音声受信制御データ作成部、228,328 コールセンター制御サーバIPアドレス、230,330 映像・音声受信装置、231,331 モニタ、232,332 スピーカ、235,335 映像・音声受信部、236,336 映像・音声受信制御部、241,341 カメラ、242,342 マイク、245,345,545 映像・音声送信部、246,346,546 映像・音声送信制御部、251,351 映像・音声開始待機時間設定、252,352 通信待機部、253,353 映像・音声終了待機時間設定、274 選択映像・音声通知受信部、275 モニタ制御部、276 映像・音声再生制御部、277,577 蓄積映像・音声再生装置、278,371,471 蓄積映像・音声選択部、281 モニタ制御タイミング情報、282 モニタ制御実行タイミング制御部、283 受信タイミング情報、284 受信タイミング制御部、321,411 顧客端末制御用コンピュータIPアドレス、322,412 顧客端末映像・音声送信装置IPアドレス、323,413 顧客端末映像・音声受信装置IPアドレス、354 オペレータ情報通知部、355 オペレータ情報データ作成部、356 切断通知部、357 転送先オペレータ端末制御用コンピュータIPアドレス、358 業務データ作成部、359 業務データ送信部、361 業務データ受信部、362 業務データ処理部、372,472 選択映像・音声通知部、381,481 コールセンター映像・音声送信装置IPアドレス、383,483 接続先映像・音声送信装置選択部、404 オペレータ選択演算部、431 オペレータ状態通知受信部、432 オペレータ情報、433 通話切断通知受信部、434 オペレータ切断情報。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
映像・音声通信の呼制御を行う呼制御装置において、
映像・音声を送信する映像・音声送信装置と映像・音声を受信する映像・音声受信装置とのうち少なくとも一つを接続する接続部と、
呼制御の処理手順を定義する通信順序情報を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された通信順序情報に基づいて、前記接続部に接続された装置における映像・音声通信の呼制御を行う通信シーケンス制御部とを備えることを特徴とする呼制御装置。
【請求項2】
前記呼制御装置は、さらに、
蓄積された映像・音声を再生する蓄積映像・音声再生装置を制御する映像・音声再生制御部と、
前記蓄積映像・音声再生装置が再生する映像を出力する映像出力装置と前記蓄積映像・音声再生装置が再生する音声を出力する音声出力装置とのうち少なくとも一つ(以下、出力装置という)を制御する出力装置制御部とを備えることを特徴とする請求項1に記載の呼制御装置。
【請求項3】
前記呼制御装置は、さらに、
前記蓄積映像・音声再生装置が再生する映像・音声を指定する選択映像・音声情報を受信する選択映像・音声通知受信部を備え、
前記映像・音声再生制御部は、
前記選択映像・音声通知受信部が受信した選択映像・音声情報に基づいて、前記蓄積映像・音声再生装置を制御することを特徴とする請求項2に記載の呼制御装置。
【請求項4】
前記呼制御装置は、さらに、
前記蓄積映像・音声再生装置が再生する映像・音声を選択する蓄積映像・音声選択部を備え、
前記映像・音声再生制御部は、
前記蓄積映像・音声選択部が選択した映像・音声を前記蓄積映像・音声再生装置に再生させることを特徴とする請求項2又は3に記載の呼制御装置。
【請求項5】
前記記憶部は、
前記出力装置制御部が前記出力装置に映像・音声を出力させるタイミングを指定する出力装置制御タイミング情報を記憶し、
前記呼制御装置は、さらに、
前記記憶部に記憶された出力装置制御タイミング情報に基づいて、前記出力装置制御部を制御する出力装置制御実行タイミング制御部を備えることを特徴とする請求項2から4いずれかに記載の呼制御装置。
【請求項6】
前記記憶部は、
前記映像・音声受信装置が映像・音声を受信するタイミングを指定する受信制御タイミング情報を記憶し、
前記呼制御装置は、さらに、
前記記憶部に記憶された受信制御タイミング情報に基づいて、前記出力装置制御部を制御する受信タイミング制御部を備えることを特徴とする請求項2から5いずれかに記載の呼制御装置。
【請求項7】
前記呼制御装置は、さらに、
蓄積された映像・音声を再生する蓄積映像・音声再生装置が再生する映像・音声を選択する蓄積映像・音声選択部と、
前記蓄積映像・音声選択部が選択した映像・音声を指定する選択映像・音声情報を送信する選択映像・音声通知部とを備えることを特徴とする請求項1に記載の呼制御装置。
【請求項8】
前記記憶部は、
前記接続部に接続された装置を一意的に識別する識別情報を記憶し、
前記呼制御装置は、さらに、
呼の接続、転送、保留及び切断を制御する呼制御情報と前記記憶部に記憶された識別情報とを含む呼制御データを作成する呼制御データ作成部と、
前記通信シーケンス制御部の命令により、前記呼制御データ作成部が作成した第1の呼制御データを送信し、第1の呼制御データに対応する第2の呼制御データを受信する呼制御処理部と、
前記呼制御処理部が受信した呼制御データから識別情報を取得して前記記憶部に記憶させる相手端末データ取得部とを備えることを特徴とする請求項1から6いずれかに記載の呼制御装置。
【請求項9】
前記接続部は、
前記呼制御装置と他の呼制御装置との間の呼制御通信を中継する呼制御中継装置を接続し、
前記呼制御処理部は、
前記呼制御中継装置から前記他の呼制御装置の識別情報を含む呼制御データを受信し、
前記相手端末データ取得部は、
前記呼制御処理部が受信した呼制御データから前記他の呼制御装置の識別情報を取得して前記記憶部に記憶させることを特徴とする請求項8に記載の呼制御装置。
【請求項10】
前記接続部は、
前記呼制御装置と他の呼制御装置との間の呼制御通信を中継する呼制御中継装置を接続し、
前記記憶部は、
前記呼制御中継装置の識別情報を記憶し、
前記呼制御装置は、さらに、
前記記憶部に記憶された前記呼制御中継装置の識別情報に基づいて、前記呼制御装置に関する装置情報と前記記憶部に記憶された識別情報とを含み、前記呼制御中継装置を宛先とする装置情報データを作成する装置情報データ作成部と、
前記装置情報データ作成部が作成した装置情報データを送信する装置情報通知部とを備えることを特徴とする請求項8に記載の呼制御装置。
【請求項11】
前記接続部は、
前記呼制御装置と他の呼制御装置との間の呼制御通信を中継する呼制御中継装置を接続し、
前記記憶部は、
前記呼制御中継装置の識別情報を記憶し、
前記呼制御装置は、さらに、
前記通信シーケンス制御部が、前記呼制御処理部に呼の切断を制御する呼制御情報を含む呼制御データを送信させる命令を発したことを示す切断情報を含む切断情報データを、前記呼制御中継装置に送信する切断通知部を備えることを特徴とする請求項8に記載の呼制御装置。
【請求項12】
前記呼制御装置は、さらに、
利用者にデータを入力させる入力部と、
利用者にデータを出力する出力部と、
前記入力部から入力データを入力し、前記出力部に出力データを出力する入出力データ処理部と、
前記入出力データ処理部が入力した入力データと前記記憶部に記憶された識別情報とを含む付加データを作成する付加データ作成部と、
前記付加データ作成部が作成した付加データを送信する付加データ送信部とを備えることを特徴とする請求項8から11に記載の呼制御装置。
【請求項13】
前記接続部は、
蓄積された映像・音声を送信する蓄積映像・音声送信装置を接続し、
前記記憶部は、
前記蓄積映像・音声送信装置の識別情報を記憶し、
前記呼制御装置は、さらに、
前記蓄積映像・音声送信装置の中から一つを選択する接続先映像・音声送信装置選択部を備え、
前記接続先映像・音声送信装置選択部が選択した前記蓄積映像・音声送信装置の、前記記憶部に記憶された識別情報に基づいて、前記蓄積映像・音声送信装置が行う映像・音声の送信の開始及び終了を制御する映像・音声送信制御情報と前記記憶部に記憶された識別情報とを含み、前記接続先映像・音声送信装置選択部が選択した前記蓄積映像・音声送信装置を宛先とする映像・音声送信制御データを作成する映像・音声送信制御データ作成部と、
前記通信シーケンス制御部の命令により、前記映像・音声送信制御データ作成部が作成した第1の映像・音声送信制御データを送信し、第1の映像・音声送信制御データに対応する第2の映像・音声送信制御データを受信する映像・音声送信制御処理部とを備えることを特徴とする請求項8から12に記載の呼制御装置。
【請求項14】
前記記憶部は、
前記通信シーケンス制御部が各部に命令を発するまでの時間を示す呼制御待機時間設定を記憶し、
前記呼制御装置は、さらに、
前記記憶部に記憶された呼制御待機時間設定に基づいて、前記通信シーケンス制御部が命令を発するタイミングを制御する通信待機部を備えることを特徴とする請求項1から13いずれかに記載の呼制御装置。
【請求項15】
呼の接続、転送、保留及び切断を制御する呼制御情報と各装置を一意的に識別する識別情報とを含む呼制御データを送信する呼制御装置と、他の呼制御装置とを接続する接続部と、
前記他の呼制御装置の識別情報を記憶する記憶部と、
前記呼制御装置から前記呼制御装置に関する装置情報を含む装置情報データを受信し、受信した装置情報データに含まれる装置情報を前記記憶部に記憶させる装置状態通知受信部と、
前記記憶部に記憶された装置情報に基づいて、前記他の呼制御装置の中から一つを選択する選択演算部と、
前記呼制御装置から呼制御データを受信する呼制御処理部と、
前記呼制御処理部が受信した呼制御データから識別情報を取得して前記記憶部に記憶させる相手端末データ取得部と、
前記選択演算部が選択した前記他の呼制御装置の、前記記憶部に記憶された識別情報に基づいて、前記選択演算部が選択した前記他の呼制御装置を宛先とする呼制御データを作成し、前記呼制御処理部に送信させる呼制御データ作成部とを備えることを特徴とする呼制御中継装置。
【請求項16】
呼の接続、転送、保留及び切断を制御する呼制御情報と各装置を一意的に識別する識別情報とを含む呼制御データを送信する呼制御装置と、他の呼制御装置とを接続する接続部と、
前記他の呼制御装置の識別情報を記憶する記憶部と、
前記他の呼制御装置の中から一つを選択する選択演算部と、
前記呼制御装置から呼制御データを受信する呼制御処理部と、
前記呼制御処理部が受信した呼制御データから識別情報を取得して前記記憶部に記憶させる相手端末データ取得部と、
前記選択演算部が選択した前記他の呼制御装置の、前記記憶部に記憶された識別情報に基づいて、前記選択演算部が選択した前記他の呼制御装置を宛先とする呼制御データを作成し、前記呼制御処理部に送信させる呼制御データ作成部と、
蓄積された映像・音声を再生する蓄積映像・音声再生装置が再生する映像・音声を選択する蓄積映像・音声選択部と、
前記蓄積映像・音声選択部が選択した映像・音声を示す選択映像・音声情報を前記呼制御装置に送信する選択映像・音声通知部とを備えることを特徴とする呼制御中継装置。
【請求項17】
呼の接続、転送、保留及び切断を制御する呼制御情報と各装置を一意的に識別する識別情報とを含む呼制御データを送信する呼制御装置と、他の呼制御装置と、蓄積された映像・音声を送信する蓄積映像・音声送信装置とを接続する接続部と、
前記他の呼制御装置の識別情報と前記蓄積映像・音声送信装置の識別情報とを記憶する記憶部と、
前記他の呼制御装置の中から一つを選択する選択演算部と、
前記呼制御装置から呼制御データを受信する呼制御処理部と、
前記呼制御処理部が受信した呼制御データから識別情報を取得して前記記憶部に記憶させる相手端末データ取得部と、
前記選択演算部が選択した前記他の呼制御装置の、前記記憶部に記憶された識別情報に基づいて、前記選択演算部が選択した前記他の呼制御装置を宛先とする呼制御データを作成し、前記呼制御処理部に送信させる呼制御データ作成部と、
前記蓄積映像・音声送信装置の中から一つを選択する接続先映像・音声送信装置選択部と、
前記接続先映像・音声送信装置選択部が選択した前記蓄積映像・音声送信装置の、前記記憶部に記憶された識別情報に基づいて、前記蓄積映像・音声送信装置が行う映像・音声の送信の開始及び終了を制御する映像・音声送信制御情報と前記記憶部に記憶された識別情報とを含み、前記接続先映像・音声送信装置選択部が選択した前記蓄積映像・音声送信装置を宛先とする映像・音声送信制御データを作成する映像・音声送信制御データ作成部と、
前記映像・音声送信制御データ作成部が作成した第1の映像・音声送信制御データを送信し、第1の映像・音声送信制御データに対応する第2の映像・音声送信制御データを受信する映像・音声送信制御処理部とを備えることを特徴とする呼制御中継装置。
【請求項18】
映像・音声通信の呼制御を行う呼制御プログラムにおいて、
映像・音声を送信する映像・音声送信装置と映像・音声を受信する映像・音声受信装置とのうち少なくとも一つを接続する接続処理と、
呼制御の処理手順を定義する通信順序情報を記憶する記憶処理と、
前記記憶処理が記憶した通信順序情報に基づいて、前記接続処理が接続した装置における映像・音声通信の呼制御を行う通信シーケンス制御処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする呼制御プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【図53】
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【図54】
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【図55】
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【図56】
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【図57】
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【図58】
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【図59】
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【図60】
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【図61】
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【図62】
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【図63】
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【図64】
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【図65】
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【図66】
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【図67】
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【図68】
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【図69】
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【図70】
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【図71】
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【図72】
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【図73】
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【図74】
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【図75】
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【図76】
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【図77】
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【図78】
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【図79】
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【図80】
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【図81】
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【図82】
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【図83】
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【図84】
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【図85】
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【図86】
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【公開番号】特開2006−108983(P2006−108983A)
【公開日】平成18年4月20日(2006.4.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−291363(P2004−291363)
【出願日】平成16年10月4日(2004.10.4)
【出願人】(000006013)三菱電機株式会社 (33,312)
【Fターム(参考)】