説明

地下車庫等濁流浸入防止機

【課題】大雨時に濁流が流れ込む不都合を解決する機械を提供する。
【解決手段】地下車庫入口と道路境界線との間に可動鉄板を敷き、大雨時に可動鉄板を上に起こすための回転軸のハンドルをを回しながら、可動鉄板を側壁コンクリート部分に取り付けたゴムパッキン部に密着するまで持ち上げ、濁流が地下車庫入り口に流れ込むのを防ぐ。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、地下駐車場や地下鉄等の入口に本機を取り付けて、台風などの大雨時に濁流の浸入を防止する機械に関するものである。
【背景技術】
【0002】
これまで局地的大雨で道路などが冠水してしまう場合、地下車庫や地下鉄の入口などは土袋を積み上げて濁流を防いでいた。
【発明の開示】
【0003】
局地的大雨で道路が冠水した場合、濁流が低い車庫等に流れ込む時に土袋を積み上げ防ぐのだが土袋の置き場所や作業員の確保そして、水漏れなどの問題があった。
【問題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、地下駐車場や地下鉄などの入口地面部に可動鉄板を取り付け、大雨時に回転軸を回しながら可動鉄板を側壁コンクリート部分に取り付けたゴムパッキン部に密着するまで持ち上げ濁流の浸入を防止する。
【発明の効果】
【0005】
本発明により、大雨時に濁流の浸入があった場合、一人で短時間に簡単に止水壁が作れる。又、使用しない時には地面に轢いたままの形になるので、通路の一部として使用でき新たに置き場所等を作る必要がない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
図1は、地下駐車場入口部に可動鉄板及び機械を取り付けた状態。
【0007】
図2は、ギアボックス横に取り付けた差込部にハンドルを差し込み、歯車を回転させ可動鉄板を持ち上げ止水壁とした図。
【0008】
図3は、回転軸に取り付けた可動鉄板とギアボックス横の差し込み穴にハンドルを差し込んだ図。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】地下車庫等で可動鉄板が設置されている状態。
【図2】可動鉄板を持ち上げ止水壁とした図。
【図3】ギアボックスの図でハンドルで歯車を回すことにより回転軸を回し、回転軸に取り付けられた可動鉄板をゴムパッキンまで起こすことができる。
【符号の説明】
【0010】
1、地下車庫入口
2、地下車庫入口手前のコンクリート舗装
3、回転軸を回すためのギアボックス
4、道路手前のL型ブロック
5、回転軸に固定された可動鉄板
6、可動鉄板を上に起こすための回転軸
7、地下車庫転落防止の側壁コンクリート
8、水漏れ防止のためのゴムパッキン
9、ギアボックス内の歯車を回すための差し込み式のハンドル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
地価車庫等の入口で、地面に固定された可動鉄板を起こすことにより水などの浸入を防ぐ止水壁として利用できるようにした機械。
【請求項2】
地面下に埋め込んだ鉄板を持ち上げることにより止水壁として利用できるようにした機械。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2006−188937(P2006−188937A)
【公開日】平成18年7月20日(2006.7.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−29728(P2005−29728)
【出願日】平成17年1月7日(2005.1.7)
【出願人】(598053488)
【Fターム(参考)】