説明

弾性接着剤及びタイル張り壁面

【課題】汚れが付着しにくい弾性接着剤と、この弾性接着剤を用いたタイル張り壁面、及び部分タイル張り壁面を提供する。
【解決手段】硬化物の水の接触角が60°以下である弾性接着剤。この弾性接着剤を用いて、タイル同士の間の目地間隙に弾性接着剤が露見するように、壁面にタイルを張り付けてなるタイル張り壁面。この弾性接着剤により壁面の一部にタイルを張り付け、このタイル張り部分に隣接した部分をこの弾性接着剤で塗り仕上げした部分タイル張り壁面。本発明の弾性接着剤は、その硬化物の水の接触角が60°以下であり、親水性に富む。このため、この弾性接着剤を用いてタイルを壁面に張り付け施工し、且つタイル同士の間に目地間隙に弾性接着剤を露見させた場合あるいは塗り仕上げした場合、目地や塗り仕上げ部に汚れが付着しても雨水等によって流れ落ち易くなり、目地が汚れにくくなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は弾性接着剤と、この弾性接着剤を用いてタイル張りあるいはさらに塗り仕上げを行ったタイル張り壁面に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、タイルを壁面に接着するための接着剤として、下地追従性が高く、タイルにひび割れ等の欠陥を起こし難いことから、弾性接着剤が用いられている。このタイル張り用弾性接着剤としては、一般に変成シリコーン系弾性接着剤が知られている(特開平10−159304号公報、特開平11−349916号公報)。この特開平10−159304号公報には、弾性接着剤に老化防止剤及び/又は紫外線吸収剤を配合しておき、弾性接着剤をタイル間の目地間隙に露見させるようにしたタイル張り壁面が記載されている。このようなタイル張り壁面では、目地詰め作業が不要となり、工期の短縮、施工コストの低減を図ることができる。
【特許文献1】特開平10−159304号公報
【特許文献2】特開平11−349916号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
I.変成シリコーン系弾性接着剤は、親水性が低いために、汚れが付着すると取れにくい。そのため、タイル間の目地間隙にこの変成シリコーン系弾性接着剤を露見させるように施工したタイル張り壁面では、目地が早期に汚れ易い。
【0004】
II.従来より、壁の一部をタイル張り仕上げとし、他の部分をコテ等により塗り仕上げとする部分タイル張り壁面が知られている。この塗り仕上げ材料としても、下地追従性に優れることから、顔料やフィラーを添加した弾性接着剤が用いられている。
【0005】
従来の部分タイル張り壁面にあっては、タイル張り用弾性接着剤と塗り仕上げ用弾性接着剤とに別々の弾性接着剤を用いているため、異なる弾性接着剤を塗布するための作業工程が煩雑となる;異なる弾性接着剤同士の境界の継ぎ目部分に汚れが付着し易い;2種の弾性接着剤を準備するための資材管理に手間がかかる;という問題があった。
【0006】
III.本発明は、上記従来の問題点を解決し、汚れが付着しにくい弾性接着剤と、この弾性接着剤を用いたタイル張り壁面、及び部分タイル張り壁面を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1の弾性接着剤は、硬化物の水の接触角が60°以下であることを特徴とする。
【0008】
請求項2の弾性接着剤は、請求項1において、無機微粒子を含有することにより、水の接触角が60°以下となっていることを特徴とする。
【0009】
請求項3のタイル張り壁面は、タイル用接着剤によってタイルを壁面の少なくとも一部に張り付けてなるタイル張り壁面において、該タイル用接着剤が請求項1又は2に記載の弾性接着剤であり、タイル同士の間の目地間隙に該弾性接着剤が露見していることを特徴とする。
【0010】
請求項4の部分タイル張り壁面は、タイル用接着剤により、タイルが壁面の一部に張り付けられ、該壁面のうちタイル張り部分に隣接した部分は塗り仕上げ材料にて塗り仕上げされている部分タイル張り壁面において、該タイル用接着剤及び該塗り仕上げ材料は請求項1又は2に記載の同一の弾性接着剤であることを特徴とする。
【0011】
請求項5の部分タイル張り壁面は、請求項4において、タイル同士の間の目地間隙に該弾性接着剤が露見していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明の弾性接着剤は、その硬化物の水の接触角が60°以下であり、親水性に富む。このため、この弾性接着剤を用いてタイルを壁面に張り付け施工し、且つタイル同士の間に目地間隙に弾性接着剤を露見させた場合、目地に汚れが付着しても雨水等によって流れ落ち易くなり(自己浄化機能)、目地が汚れにくくなる。
【0013】
この弾性接着剤によって壁面を塗り仕上げした場合にも、塗り仕上げ面が汚れにくいものとなる。
【0014】
この弾性接着剤を用いて塗り仕上げ及びタイル張りする場合には、弾性接着剤が1種類で足りるため、連続した塗布作業で継ぎ目のない弾性接着剤塗布面を形成でき、継ぎ目部分の汚れ付着の問題は解消される。しかも、1種類の弾性接着剤のみを準備すれば良く、建築資材管理が合理化される。
【0015】
また、この場合、タイル同士の間の目地間隙に該弾性接着剤を露見させた場合には、塗り仕上げ面及び目地のいずれもが汚れのつきにくいものとなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下に本発明の弾性接着剤及びタイル張り壁面の実施の形態を詳細に説明する。
【0017】
本発明の弾性接着剤は、硬化物の水の接触角が60°以下となるものである。硬化物の水の接触角が60°を超えるような弾性接着剤では、硬化後において、良好な親水性を得ることができず、このため、十分な汚れ付着防止効果を得ることができない。硬化物の水の接触角は親水性による汚れ付着防止効果の面からは小さい程好ましく、特に40°以下、とりわけ20°以下であることが好ましい。
【0018】
本発明の弾性接着剤の配合組成は、十分な弾性及び接着性を維持した上で、硬化物の水の接触角60°以下を実現できるものであれば良く、特に制限はないが、無機微粒子を配合することにより、上記水接触角を達成するものが好ましい。即ち、親水性の無機微粒子を用いることにより、硬化物に親水性を付与し、水の接触角を低くすることができるが、その際、無機微粒子であれば、弾性接着剤の硬化物の耐候性や耐久性を損なうものではないことから、無機微粒子を弾性接着剤本来の弾性や接着性を損なうことのない少ない配合量で、弾性接着剤の親水性を高めることが好ましい。
【0019】
また、通常の弾性接着剤には、接着性及び保存安定性向上のためにシランカップリング剤が配合されているが、シランカップリング剤は撥水性が強く、弾性接着剤の撥水性を高める要因となるため、このシランカップリング剤等の撥水性成分の配合量を弾性接着剤の接着性及び保存安定性を損なわない範囲内で極力低減して親水性を高めることも好ましい。
【0020】
本発明の弾性接着剤としては、変成シリコーンポリマーを主成分とする変成シリコーン系弾性接着剤が好ましい。主成分の変成シリコーンポリマーとは、ポリオキシアルキレンエーテルを主鎖骨格とし、かつ末端もしくは又は側鎖に加水分解性基(例えば水酸基、ハロゲン基、アルコキシ基、メルカプト基など)を有するシリル基又はシラノール基を持つ液状ポリマーであり、その中でポリオキシプロピレンエーテルを主鎖とし、分子量8000〜15000のものが好ましい。市販品としては、鐘淵化学工業(株)製の「サイリルSAT200」等が挙げられる。
【0021】
また、親水性付与のために配合する無機微粒子としては、シリカ、アルミニウム−マグネシウム複合酸化物、アルミナ、マグネシア等の無機微粒子を用いることもできる。これらの無機微粒子は表面に多くの水酸基を有しており、この表面の水酸基が空気中の極性の大きな分子である水分子と水素結合し、それらの表面に水分子が吸着することにより、良好な親水性が得られる。
【0022】
なお、シリカ、アルミニウム−マグネシウム複合酸化物、アルミナ及びマグネシアは水酸物の形態をなしているものでも良い。また、アルミニウム−マグネシウム複合酸化物は(M2+1-X3+X(OH)2X+(An-X/n・mH2O)X-(M2+は2価の金属イオン、M3+は3価の金属イオン、An-はn価のアニオン、Xは0より大きく0.33以下、mは0より大きな数)で示されるハイドロタルサイト類であること優れた親水性を得ることができる点において好ましい。ハイドロタルサイト類の中でも(Mg2+1-XAl3+X(OH)2X+(CO32-X/2・mH2O)X-が特に好ましい。
【0023】
また、これらの無機微粒子の平均粒子径は5〜1000nmであることが好ましい。この無機微粒子の平均粒子径が大き過ぎると、親水性の付与効果が小さい。無機微粒子の平均粒子径は、単位重量当たりの水酸基の数を多くして親水性付与効果を高める点においても小さい方が好ましいが、過度に平均粒径の小さい無機微粒子はコスト高となることから、無機微粒子の平均粒子径は上記範囲内とすることが好ましい。
【0024】
本発明の弾性接着剤は、このような無機微粒子を弾性接着剤の主成分ポリマー100重量部に対して0.1〜5重量部含むことが好ましい。この無機微粒子の配合量が0.1重量部未満では、十分な親水性を得ることができず、5重量部を超えるとコストが高くなる。
【0025】
本発明の弾性接着剤は、このような割合で無機微粒子を配合すると共に、シランカップリング剤の配合量を低減して、例えば次のような配合とすることが好ましい。
【0026】
[弾性接着剤配合]
主成分ポリマー:100重量部
無機微粒子:0.1〜5重量部
シランカップリング剤:0〜5重量部
【0027】
シランカップリング剤の配合量が上記範囲よりも多いと硬化物の水の接触角60°以下を実現することが困難であり、少ないと接着性が不足する場合がある。
【0028】
シランカップリング剤としては、例えばアミノアルコキシシラン、具体的には、γ−アミノプロピルメチルジエトキシシラン、γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−(β−アミノエチル)−N'−(γ−トリメトキシシリルプロピル)−エチレンジアミン、N−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピルメチルジエトキシシラン、N−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、1,3−ジアミノイソプロピルトリメトキシシラン、γ−N−フェニルアミノプロピルトリメトキシシラン、γ−N−フェニルアミノプロピルトリエトキシシラン、ビス(トリメトキシシリルプロピル)アミンなど;メルカプトアルコキシシラン、具体的には、γ−メルカプトプロピルメチルジエトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルメチルジメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリエトキシシランなど;エポキシアルコキシシラン、具体的には、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシランなど;ビニルアルコキシシラン、具体的には、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシランなど;等が挙げられ、これらの群から選ばれる少なくとも1種を使用すればよい。
【0029】
本発明の弾性接着剤には、更に必要に応じて、通常の添加成分、例えば充填材(重質炭酸カルシウム、脂肪酸処理炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、珪砂、珪藻土、焼成クレー、クレー、タルク、酸化チタン、ベントナイト、有機ベントナイト、酸化第二鉄、酸化亜鉛、水添ヒマシ油、石綿、ガラス繊維など);
可塑剤(ジ−2−エチルヘキシルフタレート、ジブチルフタレート、ジヘプチルフタレート、ジイソノニルフタレート、ジイソデシルフタレート、ブチルベンジルフタレート、ブチルフタリルブチルグリコールなどのフタル酸ジエステル類;
エポキシ化ヘキサヒドロフタル酸ジエステル類; ジ−2−エチルヘキシルアジペート、ジブチルジグリコールアジペート、ジ−2−エチルヘキシルセバケートなどのアルキレンジカルボン酸ジエステル類;
その他ジエチレングリコールジベンゾエート、ジプロピレングリコールジベンゾエート、トリクレジルホスフェート、塩素化パラフィン、アルキルベンゼン類など); 硬化触媒として有機錫化合物(ジブチル錫ラウレート、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫ジオクトエート、ジブチル錫アセテート、ジオクチル錫ステアレート、ジオクチル錫ラウレート、ジオクチル錫ジバーサテート、ジブチル錫ビストリエトキシシリケート、ジブチル錫ビスイソノニル・3−メルカプトプロピオネート、ジブチル錫ビスアセチルアセトネート、ジブチル錫ビス(o−フェニルフェノキサイド)、ジブチル錫ビスイソオクチルチオグリコレート、ジブチル錫オキサイド、ジオクチル錫オキサイドなど);
溶剤(脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素、脂環族炭化水素、ハロゲン化炭化水素、アルコール、エステル、ケトン、アルコールエステル、アルコールエーテル、ケトンエーテル、ケトンエステル、エステルエーテル類など)、タレ防止剤、レベリング剤、紫外線吸収剤、老化防止剤、酸化防止剤等を適量配合してもよい。
【0030】
更に、本発明の弾性接着剤には、目地間隙にこの弾性接着剤を露見させるタイル張り壁面や、塗り仕上げ材としてこの弾性接着剤を用いた部分タイル張り壁面を施工する場合、着色顔料を配合して意匠性を高めることができる。
【0031】
この場合、着色顔料としては、耐候性に優れる無機着色顔料が好ましく、無機着色顔料としては、酸化チタン白、チタンイエロー、スピネルグリーン、亜鉛華、ベンガラ、酸化クロム、コバルトブルー、鉄黒などの金属酸化物系、アルミナホワイト、黄色酸化鉄などの金属水酸化物系、紺青などのフェロシアン化合物系、黄鉛、ジンクロメート、モリブデンレッドなどのクロム酸鉛系、硫化亜鉛、朱、カドミウムイエロー、カドミウムレッドなどの硫化物、セレン化合物系、バライト、沈降性硫酸バリウムなどの硫酸塩系、重質炭酸カルシウム、沈降性炭酸カルシウムなどの炭酸塩系、含水珪酸塩、クレー、群青などの珪酸塩系、カーボンブラックなどの炭素系、アルミニウム粉、ブロンズ粉、亜鉛粉末などの金属粉系、雲母・酸化チタン系などのパール顔料系などが挙げられる。着色顔料の配合量は、通常、主成分ポリマー100重量部に対して0.1〜3重量部程度である。
【0032】
本発明のタイル張り壁面は、このような本発明の弾性接着剤を用いて、タイル同士の間の目地間隙に該弾性接着剤が露見するように、タイルを壁面に張り付けたものであり、この目地部の耐汚染性に優れる。
【0033】
また、本発明の部分タイル張り壁面は、壁面の一部に本発明の弾性接着剤によりタイルを張り付け、このタイル張り部分に隣接した部分を本発明の弾性接着剤で塗り仕上げしたものであり、塗り仕上げ部分とタイル張り部分とを一種類の弾性接着剤により連続施工することができ、しかも塗り仕上げ部分の耐汚染性、更には目地部に弾性接着剤が露見している場合の該目地部の耐汚染性に優れる。
【0034】
このように、本発明の弾性接着剤によれば、タイル張り壁面及び部分タイル張り壁面の汚れ付着を防止して、壁面を長期に亘り美麗に維持することができる。
【0035】
尚、本発明に係る配合はウレタン系接着剤においても応用可能である。
【実施例】
【0036】
以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をより具体的に説明する。
【0037】
実施例1〜6、比較例1,2
表1に示す配合の弾性接着剤を調製した。この弾性接着剤の硬化物の水の接触角は表1に示す通りであった。
【0038】
この弾性接着剤により、それぞれ部分タイル張り壁面を施工し、施工性(タイルの接着性、塗布性)と耐汚染性を下記評価方法により調べ、結果を表1に示した。
【0039】
[接着、保存安定性]
壁面に円滑に塗布することができ、接着性又は保存性に問題がないものを「○」とし、問題があるものを「×」とした。
【0040】
[耐汚染性]
屋外環境に1ヶ月放置し(その間に10回降雨あり)、1ヶ月後の汚れの付着状況を目視により観察し、下記評価基準で評価した。
○:汚れが殆ど付着しておらず、耐汚染性良好
△:汚れが若干付着しており、耐汚染性に劣る
×:汚れが多く付着しており、耐汚染性が非常に悪い
【0041】
【表1】

【0042】
表1より、硬化物の水の接触角が60°以下の本発明の弾性接着剤は、その親水性による自己浄化機能により耐汚染性に優れ、施工面を長期に亘り美麗に維持することができることが分かる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
硬化物の水の接触角が60°以下である弾性接着剤。
【請求項2】
請求項1において、無機微粒子を含有することにより、水の接触角が60°以下となっていることを特徴とする弾性接着剤。
【請求項3】
タイル用接着剤によってタイルを壁面の少なくとも一部に張り付けてなるタイル張り壁面において、
該タイル用接着剤が請求項1又は2に記載の弾性接着剤であり、
タイル同士の間の目地間隙に該弾性接着剤が露見していることを特徴とするタイル張り壁面。
【請求項4】
タイル用接着剤により、タイルが壁面の一部に張り付けられ、該壁面のうちタイル張り部分に隣接した部分は塗り仕上げ材料にて塗り仕上げされている部分タイル張り壁面において、
該タイル用接着剤及び該塗り仕上げ材料は請求項1又は2に記載の同一の弾性接着剤であることを特徴とする部分タイル張り壁面。
【請求項5】
請求項4において、タイル同士の間の目地間隙に該弾性接着剤が露見していることを特徴とする部分タイル張り壁面。

【公開番号】特開2006−45287(P2006−45287A)
【公開日】平成18年2月16日(2006.2.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−225738(P2004−225738)
【出願日】平成16年8月2日(2004.8.2)
【出願人】(000000479)株式会社INAX (1,429)
【Fターム(参考)】