説明

格納式台所システム

【課題】台所空間の使用自由度を高めることができる、格納式台所システムを提供する。
【解決手段】格納式台所システムは、スケルトンタイプのシステムキッチン1と、床下に設けられ、システムキッチン1を格納する格納部7と、システムキッチン1を昇降させ、使用状態の高さと格納部7内に格納した状態とに設定する昇降機構10−1〜10−4と、システムキッチン1を格納部7に格納したときに、格納部7上を覆う蓋板11−1,11−2とを具備することを特徴とする。システムキッチン1自体を床の下に格納し、使用するときだけ引き出せるようにすることで、台所空間の使用自由度を高めることができ、キッチンを通常の居室として使用できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、システムキッチン等の台所システムに用いられ、台所を床の下に格納可能な格納式台所システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、台所空間の有効利用、或いは、使い勝手や快適性を向上させるために、様々な可動式システムキッチンが提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、手動や電動でワークトップの高さを変化させる昇降機構を備え、使用者の身長に応じた、或いは、使い勝手の良い高さでキッチンワークを行えるようにしたシステムキッチンが記載されている。また、キッチンの壁面に、排水機能を持たせたキッチン用収納パネルを収納して、台所空間を有効利用する構造も記載されている。
【0004】
更に、例えば、特許文献2には、可動支柱に取り付けたアームに可動式のテーブルを接続することで、テーブルを含めたキッチンやダイニングルームのレイアウトの変更を、容易に行うことができるようにしたキッチンユニットが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2001−120372号公報
【特許文献2】特開2007−61251号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、一般的な従来のシステムキッチンにおいては、居室空間内に設置して使用することを前提としており、可動性を持たせた場合であっても、空間の使用主体は台所であるため、キッチン設備自体は、常に台所空間である居室内に存在し続けることになる。
【0007】
このため、台所空間は使用の自由度が低くならざるを得ず、他の用途に使うことを想定していないのが実情である。
【0008】
一方、都市部等において限られた敷地内に建設される住戸においては、平屋建て構造のものは稀で、二階建てや三階建て構造の住戸が多い。また、複数階建ての住戸における各階においては、その居住空間や収納空間に余裕がない場合も少なくない。
【0009】
そして、居住者の高齢化に伴い、二階や三階への移動が容易でない事態も生じていることから、居住者は、一階での生活を基本とし、一階に居室を設けたいとの要望もある。
【0010】
しかし、様々な水回りに関連した設備を伴うキッチン設備は、基本的に複数階建ての住戸における一階部分に存在している事が多いことから、一階に居室を設けて、この一階での生活を基本とすることが、現実的に困難である場合も少なくない。
【0011】
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、一階に充分なスペースを適宜確保することにより、台所空間の使用の自由度を高めることができる格納式台所システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明に係る格納式台所システムにおいては、スケルトンタイプのシステムキッチンと、床下に設けられ、前記システムキッチンを格納する格納部と、前記システムキッチンを昇降させ、使用状態の高さと前記格納部内に格納した状態とに設定する昇降手段と、前記システムキッチンを前記格納部に格納したときに、前記格納部上を覆う蓋板と、を具備することで、上述した課題を解決した。
【0013】
また、前記昇降手段は、前記システムキッチンのワークトップと前記格納部との間に設けられ、上下方向に伸縮し、少なくとも伸状態と縮状態とで固定されるダンパーを備えることで、同じく上述した課題を解決した。
【0014】
さらに、前記昇降手段は、モータと、このモータの回転軸に取り付けられたウォームギヤと、このウォームギヤで駆動されるウォームホイールと、前記システムキッチンのワークトップと前記格納部との間に設けられたラックを有し、前記ウォームホイールがピニオンとして働き、前記システムキッチンのワークトップを昇降させるラックアンドピニオンを備えることで、同じく上述した課題を解決した。
【0015】
また、前記ワークトップに設けられたシンク槽を更に備え、前記シンク槽の給排水は、蛇腹管を介して行うことで、同じく上述した課題を解決した。
【0016】
加えて、前記ワークトップの前記シンク槽に対応する位置に設けられる可倒式の蛇口を更に備え、前記格納部への格納時に倒すことで、同じく上述した課題を解決した。
【0017】
また、前記ワークトップに設けられた調理器具を更に備え、前記調理器具は、IHクッキングヒータであることで、同じく上述した課題を解決した。
【0018】
この他、前記蓋板は、床材と実質的に等しい材料で形成されることで、同じく上述した課題を解決した。
【発明の効果】
【0019】
本発明に係る格納式台所システムによれば、システムキッチン自体を床の下に格納し、使用するときだけシステムキッチンを引き出せるようにすることで、従来の「キッチン」というあまり汎用性がない空間を、通常の居室として使用することを可能としている。
【0020】
即ち、住戸における1階部分に存在している台所空間を、通常の居室として使用することにより、台所空間における使用の自由度を高めている。
【0021】
具体的には、システムキッチン自体を床の下に格納した状態にすることにより、一階部分に充分なスペースを確保できることとなる。そのため、寝具の敷設も可能となり、1階部分を通常の居室として使用できるのである。
【0022】
その結果、二階や三階への移動に苦労することの多い高齢の居住者が、住戸における1階部分を生活の基本として、快適に過ごすことができるのである。
【0023】
また、本発明に係る格納式台所システムにおいては、昇降手段に、少なくとも伸状態と縮状態とで固定されるダンパーを用いることにより、比較的に軽い力で安全にシステムキッチンの格納と引き出しを可能としている。
【0024】
更に、昇降手段として、モータ、ウォームギヤ、ウォームホイール及びラックアンドピニオンを設け、モータを正転及び反転させることで、システムキッチンの昇降を電動化できる。
【0025】
また、シンク槽の給排水は、蛇腹管を介して行うことにより、格納時に折曲させることができ、格納部の深さを浅くできる。
【0026】
加えて、蛇口を可倒式にすることにより、格納時に蛇口を倒すことができ、格納部の深さを浅くできる。
【0027】
また、IHクッキングヒータは、火気を使用せず、余熱や蓄熱も少ないことから、床の下に安全に格納できる。
【0028】
この他、蓋板を、床材と実質的に等しい材料で形成することで、格納時に床と一体化できる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る格納式台所システムを示すもので、(a)は引き出した使用状態の概略断面図、(b)は格納途中の状態を示す概略断面図、及び(c)は格納状態の概略断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る格納式台所システムを、引き出した使用状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る格納式台所システムの、格納途中の状態を示す斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る格納式台所システムの、格納状態を示す斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る格納式台所システムを、引き出した使用状態を示す斜視図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る格納式台所システムの、格納途中の状態を示す斜視図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る格納式台所システムの、格納状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0030】
以下に、本発明を実施するための形態を、図面を参照して説明する。
【0031】
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る格納式台所システムを示すものである。
【0032】
図1(a)及び図2に示す如く、システムキッチン1のワークトップ2には、流し台3、調理器具、例えばIH(電磁誘導加熱)クッキングヒータ4、及び混合水栓5等が設けられている。
【0033】
このシステムキッチン1は、前面、側面及び背面に化粧板等がなく、骨組みのみで形成されたスケルトンタイプになっており、キッチン下の収納もなくして、実質的な厚さがシンク槽6の厚さと同程度になっている。
【0034】
また、上記混合水栓5の蛇口5aは可倒式になっており、格納時に横方向に倒すことで、高さを低くして床12の下に存在している格納部7が深くなるのを抑えている。
【0035】
尚、図1(a)〜(c)において、17−1,17−2は、一階の床12の大引(図示せず)を支える束石及び床束であり、格納部7は一階の床12と地面18との間の空間に設けられている。
【0036】
上記流し台3におけるシンク槽6の底部には、排水口8が設けられ、蛇腹管等の折曲可能な排水管9を介して、下水等の排水設備へ導くようになっている。また、図示しないが、給水設備にも蛇腹管を用いており、IHクッキングヒータ4は電源コードを介して電源に接続されている。
【0037】
上記ワークトップ2の四隅下部には、昇降機構(昇降手段)10−1〜10−4が設けられており、システムキッチン1を上下動可能に構成されている。
【0038】
昇降機構10−1〜10−4は、ワークトップ2を支える脚部として働くもので、本例では伸縮自在のダンパーを用いている。これらのダンパー(昇降機構)10−1〜10−4は、上記格納部7内に立設した状態で設置されている。
【0039】
各ダンパー10−1〜10−4には、スプリングが内蔵されると共に、オイルやガスが封入されており、例えば、2段伸縮式で上下方向に伸縮し、図示しない固定レバー等を用いて任意の位置で固定可能になっている。
【0040】
これにより、システムキッチン1を、使用者の身長に応じた高さ、或いは、好みに応じた使い勝手の良い高さと、格納部7内に格納した状態とで固定可能になっている。
【0041】
上記のような構成において、システムキッチン1を使用しないときには、図1(b)及び図3に示すように、上記ダンパー10−1〜10−4を収縮させ、システムキッチン1を格納部7内に収容する。
【0042】
そして、図1(c)及び図4に示すように、この格納部7に、床材と実質的に等しい材料で形成された蓋板11−1,11−2を嵌合させて装着し、床12と一体化させる。これによって、システムキッチン1自体を、完全に床12の下に格納することができる。
【0043】
尚、システムキッチン1を使用する際には、格納と逆の手順で、蓋板11−1,11−2に形成した指孔11−1a,11−2aに指を挿入して引き上げることにより、蓋板11−1,11−2を外し、ワークトップ2(システムキッチン1)を持ち上げる。
【0044】
この際、ダンパー10−1〜10−4により、比較的ゆっくりと軽い力でワークトップ2が上昇する。そして、蛇口5aを起こすことで、図1(a)及び図2に示した状態に復帰し、システムキッチン1としての使用が可能になる。
【0045】
上記のような構成によれば、システムキッチン1自体を完全に床12の下に格納し、使用するときだけ引き出せるようにすることで、従来の「キッチン」というあまり汎用性がない空間を、通常の居室として使用できる。
【0046】
これにより、狭い住宅で寝室等の居室を全て二階以上に配置せざるを得ないような住宅においても、一階のキッチン部分を居室や寝室等に使用できるようになり、一階のみでの生活が可能になる。よって、二階への昇降に負担がかかる高齢者等にとって、非常に有効である。
【0047】
また、昇降機構10−1〜10−4に、伸縮自在のダンパーを用いることにより、比較的軽い力で安全にシステムキッチン1の格納と引き出しができる。更に、シンク槽6の給排水に蛇腹管を用いるので、格納時に折曲させることができ、蛇口5aを可倒式にしたので格納時に倒して低くすることができ、格納部7の深さをシンク槽6の厚さと同程度に浅くできる。
【0048】
しかも、IHクッキングヒータ4は、火気を使用せず、余熱や蓄熱も少ないことから、床12の下に安全に格納できる。また、蓋板11−1,11−2を、床材と実質的に等しい材料で形成したので、格納時に床12と一体化できる。
【0049】
図5乃至図7は、本発明の第2の実施の形態に係る格納式台所システムを示すものである。
【0050】
上述した第1の実施の形態では、システムキッチン1を手動で昇降させる例を示したが、第2の実施の形態は、システムキッチン1を電動で昇降させるものである。
【0051】
尚、図5乃至図7において、図1(a)〜(c)、図2乃至図4と同一構成部分には、同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0052】
図5に示すように、第2の実施の形態のシステムキッチン1は、ワークトップ2の対角線方向に対向する下部に、ダンパー10−2,10−3に代えて、一対の昇降機構13−1,13−2を設けている。
【0053】
この昇降機構13−1,13−2は、それぞれ、モータ14−1,14−2、ウォームギヤ15−1,15−2及びラックアンドピニオン16−1,16−2を組み合わせて構成されている。
【0054】
具体的には、ウォームギヤ15−1,15−2でモータ14−1,14−2の回転を減速し、ラックアンドピニオン16−1,16−2で回転運動を直線運動に変換して、システムキッチン1を上下動させるものである。
【0055】
上記昇降機構13−1,13−2を作動させる電源スイッチや、昇降を切り換える切換スイッチは、例えば、ワークトップ2に設けられている。
【0056】
即ち、モータ14−1,14−2の回転軸に取り付けられたウォームギヤ15−1,15−2を回転させると、減速される軸に取り付けられたウォームホイール15−1a,15−2aが回転駆動される。
【0057】
このウォームホイール15−1a,15−2aは、ラックアンドピニオン16−1,16−2のピニオン(円形歯車)を兼ねており、このピニオンに加えられた回転力により、平板状の部材に歯切りをしたラック16−1a,16−2aが歯すじ設定された末端まで上下方向に移動される。これによって、システムキッチン1は、矢印で示すように格納部7に向かって降下する。
【0058】
そして、図6に示すように、システムキッチン1を格納部7内に収容した状態で、蛇口5aを倒し、格納部7上に蓋板11−1,11−2を装着して、床12と一体化させる。
【0059】
これによって、図7に示すように、システムキッチン1が完全に床12の下に格納されるので、台所空間を居室として利用可能になる。
【0060】
尚、格納したシステムキッチン1を使用する際には、格納と逆の手順で、蓋板11−1,11−2に形成した指孔11−1a,11−2aに指を挿入して引き上げることにより、蓋板11−1,11−2を外し、ワークトップ2に設けた電源スイッチと切換スイッチによりモータ14−1,14−2を逆回転させることで、昇降機構13−1,13−2によりシステムキッチン1を必要な高さまで上昇させる。
【0061】
そして、蛇口5aを起こすことで、図5に示した状態に復帰し、システムキッチン1としての使用が可能になる。
【0062】
上記のような構成によれば、システムキッチン1を電動で昇降でき、且つワークトップ2の高さを好みの高さに調整することが可能になる。また、第1の実施の形態と同様に、床下格納時は蓋板11−1,11−2を設置して床12と一体化させることで、台所空間を通常の居室として使用することが可能となり、一階の空間を有効に利用できる。従って、台所空間の使用自由度を高めることができる。
【0063】
尚、上記第1、第2の実施の形態では、昇降機構としてダンパー10−1〜10−4を用いる場合と、モータ14−1,14−2、ウォームギヤ15−1,15−2及びラックアンドピニオン16−1,16−2を組み合わせて用いる例を示したが、上下方向に伸縮し、少なくとも伸状態と縮状態とで固定して、床下格納状態と通常使用状態とに設定できれば、他の種々の構成や機構を採用することができる。
【0064】
また、第1の実施の形態では、ダンパー10−1,10−4を用いたが、伸縮可能な脚部として働くものであれば、他のものを用いることもできる。
【0065】
更に、ワークトップ2に、流し台3、IHクッキングヒータ4及び混合水栓5を設ける場合を例に取って説明したが、調理台や他の機具を設けても良いことは勿論である。
【0066】
但し、調理器具4については、格納後に上に蓋板11−1,11−2を設置するため、火気は好ましくないこと、ガス漏れが起きたときにはシステムキッチン1を引き出す操作で引火する可能性があること(電気的・機械的な火花発生の可能性)等から、ガスコンロは好ましくない。
【0067】
そのため、本発明に係る格納式台所システムは、第1、第2の実施の形態のように、IHクッキングヒータ4との親和性が非常に高いものである。
【産業上の利用可能性】
【0068】
本発明に係る格納式台所システムは、システムキッチン自体を床の下に格納し、使用するときだけ引き出せるようにすることで、キッチンを通常の居室として使用でき、台所空間を有効に利用できる。
【符号の説明】
【0069】
1…システムキッチン
2…ワークトップ
3…流し台
4…調理器具(IHクッキングヒータ)
5…混合水栓
5a…蛇口
6…シンク槽
7…格納部
8…排水口
9…排水管
10−1…昇降機構(昇降手段)
10−2…昇降機構(昇降手段)
10−3…昇降機構(昇降手段)
10−4…昇降機構(昇降手段)
11−1…蓋板
11−2…蓋板
11−1a…指孔
11−2a…指孔
12…床
13−1…昇降機構(昇降手段)
13−2…昇降機構(昇降手段)
14−1…モータ
14−2…モータ
15−1…ウォームギヤ
15−2…ウォームギヤ
15−1a…ウォームホイール
15−2a…ウォームホイール
16−1…ラックアンドピニオン
16−2…ラックアンドピニオン
16−1a…ラック
16−2a…ラック
17−1…束石及び床束
17−2…束石及び床束
18…地面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
スケルトンタイプのシステムキッチンと、
床下に設けられ、前記システムキッチンを格納する格納部と、
前記システムキッチンを昇降させ、使用状態の高さと前記格納部内に格納した状態とに設定する昇降手段と、
前記システムキッチンを前記格納部に格納したときに、前記格納部上を覆う蓋板と、
を具備することを特徴とする格納式台所システム。
【請求項2】
前記昇降手段は、前記システムキッチンのワークトップと前記格納部との間に設けられ、上下方向に伸縮し、少なくとも伸状態と縮状態とで固定されるダンパーを備えることを特徴とする請求項1に記載の格納式台所システム。
【請求項3】
前記昇降手段は、モータと、このモータの回転軸に取り付けられたウォームギヤと、このウォームギヤで駆動されるウォームホイールと、前記システムキッチンのワークトップと前記格納部との間に設けられたラックを有し、前記ウォームホイールがピニオンとして働き、前記システムキッチンのワークトップを昇降させるラックアンドピニオンを備えることを特徴とする請求項1に記載の格納式台所システム。
【請求項4】
前記ワークトップに設けられたシンク槽を更に備え、前記シンク槽の給排水は、蛇腹管を介して行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つの項に記載の格納式台所システム。
【請求項5】
前記ワークトップの前記シンク槽に対応する位置に設けられる可倒式の蛇口を更に備え、前記格納部への格納時に倒すことを特徴とする請求項4に記載の格納式台所システム。
【請求項6】
前記ワークトップに設けられた調理器具を更に備え、前記調理器具は、IHクッキングヒータであることを特徴とする請求項1乃至5いずれか1つの項に記載の格納式台所システム。
【請求項7】
前記蓋板は、床材と実質的に等しい材料で形成されることを特徴とする請求項1乃至6いずれか1つの項に記載の格納式台所システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−196356(P2012−196356A)
【公開日】平成24年10月18日(2012.10.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−63515(P2011−63515)
【出願日】平成23年3月23日(2011.3.23)
【出願人】(000003687)東京電力株式会社 (2,580)
【Fターム(参考)】